JP2554838Y2 - 歯ブラシ - Google Patents

歯ブラシ

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JP2554838Y2 JP1992018367U JP1836792U JP2554838Y2 JP 2554838 Y2 JP2554838 Y2 JP 2554838Y2 JP 1992018367 U JP1992018367 U JP 1992018367U JP 1836792 U JP1836792 U JP 1836792U JP 2554838 Y2 JP2554838 Y2 JP 2554838Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、使用過程における毛抜
けが少ない歯ブラシであって、毛束先端の膨らみを防止
して毛束を直立させることができ、且つ歯ブラシの頭部
に植毛する際に台割れや白化が発生することもない歯ブ
ラシに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯ブラシの本体頭部の植毛孔に関
する技術として、特に毛抜けを防止する目的から、植毛
孔形状を変化させたり、あるいは毛束を融着植毛する技
術が知られている。例えば前者は、実開平2−1451
23号の公報であらわされる歯ブラシによって代表され
る。これは植毛孔形状図12、図13で示されるように
植毛保持部aと植毛孔底部bとよりなる植毛孔におい
て、歯ブラシの毛束を2つ折りにして植毛したときに、
外側の毛の抜けに対して抵抗となる凹部または凸部を植
毛孔底部に形成したものであった。また後者の技術で
は、例えば実公平3−49561号で示されるように、
歯ブラシを2つ折りにする植毛止着用の止材を低温溶融
性樹脂から作製し、植毛後止材を加熱溶融するもの、ま
た実開昭53−120465号で示されるように、基端
部を一体に融着した毛束を刷子台成型用の金型に貫設さ
れた小孔を貫通して挿入した後、該金型内に溶融樹脂を
注入して刷子基体と一体に成型するもの、更に特開昭5
6−40107号で示されるように刷子台の植毛孔に誘
導加熱部材となる金属材料を介在させて毛束を植立した
上、上記金属材料を利用して誘導加熱により、少なくと
も植毛孔周面を溶融するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の歯ブラシにあっては、例えば実開平2−14512
3号記載の技術では植毛孔底部凹凸部は非常に狭い部分
であるため溶融樹脂が流れず、また毛束が植毛孔に対し
浅く植毛された場合は植毛孔底部凹凸部が毛抜けに対し
効果を示さない等の問題があった。また、実公平3−4
9561号記載の技術では植毛工程が2工程となり機械
的量産が困難であるうえに、止材溶融中あるいは硬化中
に毛束が脱落したり、止材加熱溶融中の熱の影響で刷予
台が変形する恐れがある等の問題があった。また、実開
昭53−120465号記載の技術は刷子台の成型時に
植毛を同時に行おうとするものであるから、機械的量産
が困難であり、また金型内部に露出する毛束基端部が注
入される溶融樹脂圧を受けて押上げられるため、毛束が
傾倒状に植設されるおそれがあったり、溶融樹脂が金型
の小孔から露出するなどの問題があった。また、特開昭
56−40107号記載の技術では誘導加熱時の温度が
かなり高温であるため、その熱の影響で植毛台が変形し
たり、誘導加熱溶融硬化が完了するまでの間に毛束が傾
倒するなどの問題があった。
【0004】一方、通常の本数以上の毛を植毛すること
で図12に示される植毛保持部bに毛を厚密状に保持さ
せることによっても毛抜けを防止することができる。し
かし、図12に示される従来の植毛孔の様に、毛束の植
毛孔内に収容された毛茎部のほとんどを保持する植毛保
持部bが植毛孔深さ方向にわたって同径である植毛孔に
おいては、毛を厚密状に保持させた場合、植毛した毛束
の先端が膨らんで毛先がバラついた状態となり、更には
毛束が膨らむことから必要な毛腰が得られない問題もあ
った。また植毛孔にやや無理をして毛束を圧入すること
から、植毛孔は径外方向へ押圧されて歯ブラシ本体の植
毛台に台割れや白化させる問題もあった。
【0005】本考案は、従来のこのような問題点に鑑み
なされたものであって、毛抜けを防止した歯ブラシにお
いて、毛束の先端の広がりを防止して毛束を直立させる
ことができるとともに必要な毛腰を得ることができ、且
つ植毛孔周囲の台割れや白化も防止でき、また毛束の脱
落、植毛台の変形も起こらない歯ブラシを提供せんとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記本考案の目的を達成
した請求項1記載の歯ブラシは、U字状に折り曲げた毛
束を、前記U字状毛束の間に介在させた止着用平線を用
いて歯ブラシ本体の頭部植毛孔に植毛してなる歯ブラシ
であって、植毛孔内方へ張出すことによってそれより下
方の孔径が上方の孔径よりも小さくなる縮径段部を周方
向において部分的に形成し、平線をその長手方向両端が
前記張出した部分にかからないように打ち込んで植毛孔
内の縮径した部分で毛茎部を厚密状に保持したことを特
徴としている。また請求項2記載の歯ブラシは請求項1
記載の歯ブラシの構成を前提として縮径段部の具体的位
置を、植毛孔の底面から0.5〜2.5mmの範囲内と
したことを特徴としている。更に、前記本考案の目的を
達成できる歯ブラシとしては、請求項3記載のように、
張出す部分を周方向の一部となさず全体にわたるように
する場合もある。即ち請求項3記載の歯ブラシは、請求
項2記載の構成において縮径段部を植毛孔内の周方向に
おいて部分的に設けるのに代えて縮径段部を全周にわた
って設け、且つ植毛孔の深さ方向に沿った平線の線幅内
に前記縮径段部が位置するように止着用平線を打ち込む
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の歯ブラシは、U字状に折り曲げ
た毛束長さの中間以下つまり毛茎部が保持される部分で
ある植毛孔内の植毛保持部の周方向において部分的に張
出して縮径部としているので、止着用平線を間に挟んで
植毛用毛束を植毛孔に押し込めば、毛束の折曲部が植毛
孔の底部に位置づけられることとなり、それに続く毛茎
部の下側部分が縮径部で厚密状に保持されるとともに、
且つこの毛茎部下側部分に続く中間部分が比較的長い距
離にわたって植毛孔の縮径していない部分(非縮径部)
に位置づけられ、植毛孔口端から露出した毛束は直立状
態となる。本歯ブラシは、毛茎部の下側部分が縮径部に
位置づけられ、高充填密度で縮径部内に位置づけられる
ため、毛束の抜け強度は極めて強固である。また縮径部
は周方向において部分的にしか存在せず、平線はその両
端が張出部にかからないようにして打ち込む構成である
から、平線の打ち込み負荷は小さく、植毛台の台割れが
ないとともに、打ち込み自体も容易である。また縮径段
部の形成位置が毛束長さの比較的下方位置であり、毛茎
部下側部分に続く中間部分が縮径段部から植毛孔口端ま
での比較的長い距離にわたって形成された非縮径部に位
置づけられるため、高充填されているが故に縮径段部上
下の径差に起因して発生する縮径段部付近での毛束の広
がりはこの長距離部分によって矯正され、植毛孔口端か
ら露出した毛束を直立させることができる。また請求項
2記載の歯ブラシは縮径段部の形成位置を、植毛孔の底
面から0.5〜2.5mmの範囲内としているため、縮
径段部の上方に十分な長さの非縮径部分を確保できるの
で、縮径段部上下の径差に起因して発生する縮径段部付
近での毛束の広がりの矯正はより確実化でき、植毛孔口
端から露出する毛束の直立度を一層高めることができ
る。また請求項3記載の歯ブラシは、張出部は全周に及
んでいるものの、植毛孔の深さ方向に沿った平線の線幅
内に前記縮径段部が位置するように止着用平線を打ち込
むこととし、縮径部に打ち込まない部分を平線部分を残
したので、請求項1及び請求項2記載の歯ブラシと同
様、平線の打ち込み負荷は小さく、植毛台の台割れがな
いとともに、打ち込み自体も容易である。
【0008】
【実施例】次に本考案の詳細を更に図示した実施例によ
り説明する。図1は本考案を適用した歯ブラシの斜視図
であり、1が歯ブラシ本体、2が把手、3が歯ブラシ頭
部である。該頭部3には従来と同様に植毛孔4が多数設
けられ、この植毛孔4には図2に示す如く植毛用毛束5
が折り返して挿入されるとともに折り返し部に止着用平
線6を介在させることによって毛束5を固定している。
植毛孔4内は毛束5の毛茎部5aを保持する植毛保持部
4aと毛根部5bを保持する植毛孔底部4bとに機能上
区分されている。本考案は、この植毛孔4内における植
毛保持部4aの深さ方向適所に縮径部7を設け、該縮径
部7で毛茎部5aを厚密状に保持したことを特徴として
いる。
【0009】縮径部の態様は種々考慮されるが図2で示
すものは、植毛保持部4aの中間から下側部分の内周面
全体を内方へ張出して階段状の縮径段部7aを作り、そ
の内径を維持して深さ方向へ延長し、下端を植毛孔底部
4bとしたものである。この場合、縮径段部7aは図示
したように、止着用平線6の上端よりも下方に位置する
ことが望ましい。このように縮径段部7aが止着用平線
6よりも下方に位置すること、即ち止着用平線6の全て
が縮径部7に埋没状態となっていないことにより、縮径
部7を打ち込むときの打ち込み負荷は小さく、植毛台の
台割れがないとともに、止着用平線6の打ち込み自体も
容易である。しかしながらその長さが小さければ縮径部
7上端が止着用平線6上端よりやや上方へ位置づけるこ
とも許容される。
【0010】植毛保持部4aは他の態様を採用すること
も可能で、例えば、その内径を漸減状にした縮径部7
(図3)を有するもの等が採用可能である。以上述べた
ものは図4に示すように縮径部7を植毛保持部4a内面
全周に設けた場合であるが、縮径部は内周の一部とする
ことがより好ましく、例えば図5〜図7で示されるもの
も採用可能である。図5は平線6と平行な張出し部分8
を作り、該張出し部分8を底部4bまで延長して縮径部
7としたものである。図6は、平線6を挟んだ対向する
弧の内面の一部に張出部8を設け、これを縮径部7とし
たものである。図7は内面に複数の凸条9を設け、これ
を縮径部7としたものである。このような周方向におい
て部分的に縮径部7を設けたものでは、平線6はその長
手方向両端が張出した部分にかからないようにして打ち
込む。このようにすることで平線6打ち込み時の抵抗は
軽減し、植毛台の台割れを防ぐことができ、また止着用
平線6の打ち込み自体も容易となる。
【0011】また植毛孔4内深さ方向における縮径部7
の形成位置は植毛保持部4aの略中間部より下方位置に
設けることが好ましい。一般的に植毛孔深さは3mm〜
4mmであり、また平線としてはその幅が1.6mm〜
1.9mmのものが用いられることを勘案すれば、縮径
部7の形成位置は植毛孔4の底面から0.5〜2.5m
mの範囲内とすることが好ましい。縮径部7の形成位置
をこのような位置とすることにより、毛束5を平線6で
植毛孔4に打ち込んだときに、縮径部7に食い込んだ平
線6によって毛束5を有効に保持できる。縮径部7の形
成位置は植毛孔4の底面から0.5〜2.5mmの範囲
内とすることによって縮径段部の上方に十分な長さの非
縮径部分を確保できるので、縮径段部上下の径差に起因
して発生する縮径段部付近での毛束の広がりを確実に矯
正することができ、植毛孔口端から露出する毛束の直立
度を一層高めることができる。
【0012】また縮径の程度について考察すると、縮径
部7上端の内面積は植毛孔4口端の平面積を100とし
たときに、80%〜95%の範囲内に設定する。80%
以下であると毛束の圧入が困難であり、また仮に圧入で
きたとしても台割れの可能性が残る。また95%以上で
あると毛束の保持効果並びに毛先の拡がり防止効果があ
まり期待できない。本考案の効果を期待する上で特に好
ましいのは85〜92%である。この範囲であれば毛束
5の保持効果は高く、且つ毛先の拡がりも抑制でき、し
かも歯ブラシ頭部3が台割れや白化を起こすこともな
い。
【0013】本考案者は、本考案の効果を確かめるため
に毛1本の引抜強度、即ち抜毛強度を測定した。試験は
図10(実施例A)、図8(比較例A)、図9(比較例
B)で示した3種類の植毛孔についてそれぞれ行った。
植毛孔各部の寸法を表1に示し、測定結果を図11のグ
ラフで示す。尚、図中▲黒四角▼は最大値、□は平均
値、◆は最小値を示している。
【0014】
【表1】
【0015】図11のグラフより本考案の歯ブラシであ
る実施例Aの歯ブラシは、比較例A,Bの歯ブラシに比
べて抜毛強度に優れていることがわかる。また、実施例
Aの歯ブラシは毛束が直立する傾向にあることから毛先
がばらけることもなく、ブラッシング時に必要となる毛
腰も得ることができる。
【0016】
【考案の効果】請求項1記載の歯ブラシは、U字状に折
り曲げた毛束長さの中間以下つまり毛茎部が保持される
部分である植毛孔内の周方向において部分的に張出して
縮径部としているので、毛茎部下側部分を高充填密度で
縮径部内に位置づけることができ、毛束を強固に保持し
て使用過程における毛抜けを少なくできる。また縮径部
は周方向において部分的にのみ存在し、且つ平線はその
両端が張出部にかからないようにして打ち込まれるた
め、平線の打ち込み時の負荷は小さく、植毛台の台割れ
や白化を発生させることもなく、止着用平線の打ち込み
自体も容易となる。また縮径段部の形成位置が毛束長さ
の比較的下方位置であり、毛茎部下側部分に続く中間部
分が縮径段部から植毛孔口端までの間の比較的長い距離
にわたって形成された非縮径部に位置づけられているた
め、高充填されているが故に縮径段部上下の径差に起因
して発生する縮径段部付近での毛束の広がりをこの長距
離部分によって矯正することができ、植毛孔口端から露
出した毛束を直立させることができる。また請求項2記
載の歯ブラシは縮径段部の形成位置を、植毛孔の底面か
ら0.5〜2.5mmの範囲内としているため、縮径段
部から植毛孔口端までの間に十分な長さの非縮径部分を
確保できるので、高充填されているが故に縮径段部上下
の径差に起因して縮径段部付近で発生する毛束の広がり
をより確実に矯正でき、植毛孔口端から露出する毛束の
直立度を一層高めることができ、毛束先端の膨らみやバ
ラケを防止して強い毛腰と優れたブラッシング圧を有す
る歯ブラシが得られる。更に請求項3記載の歯ブラシ
は、植毛孔内面において全周にわたって張出部を設ける
とともに、植毛孔の深さ方向に沿った平線の線幅内に前
記縮径段部が位置するように止着用平線を打ち込み、縮
径部に打ち込まない平線部分を残したので、請求項1及
び請求項2記載の歯ブラシと同様、平線の打ち込み負荷
は小さく、植毛台の台割れがないとともに、打ち込み自
体も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる歯ブラシの全体外観を示す説明
用斜視図。
【図2】本考案の代表的実施例の植毛孔の形状を示し、
(イ)は縦断面図、(ロ)は横断面図、(ハ)は毛束を
除いた状態の平面図。
【図3】植毛孔の他の態様を示す断面説明図
【図4】植毛孔内に形成した縮径部の態様を示す平面説
明図
【図5】植毛孔内に形成した縮径部の態様を示す平面説
明図
【図6】植毛孔内に形成した縮径部の態様を示す平面説
明図
【図7】植毛孔内に形成した縮径部の態様を示す平面説
明図
【図8】抜毛強度試験に使用した比較例Aの植毛孔の形
状を示し、(イ)は断面図、(ロ)は平面図。
【図9】抜毛強度試験に使用した比較例Bの植毛孔の形
状を示し、(イ)は断面図、(ロ)は平面図。
【図10】抜毛強度試験に使用した実施例Aの植毛孔の
形状を示し、(イ)は断面図、(ロ)は平面図。
【図11】抜毛強度試験の結果を示すグラフである。
【図12】従来の植毛孔の態様を示す断面説明図
【図13】従来の植毛孔の態様を示す断面説明図
【符号の説明】 1 本体 2 把手 3 頭部 4 植毛孔 4a 植毛保持部 4b 植毛孔底部 5 毛束 5a 毛茎部 5b 毛根部 6 平線 7 縮径部 7a 縮径段部 8 張出部 9 凸条

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字状に折り曲げた毛束を、前記U字状
    毛束の間に介在させた止着用平線を用いて歯ブラシ本体
    の頭部植毛孔に植毛してなる歯ブラシであって、植毛孔
    内方へ張り出すことによってそれより下方の孔径が上方
    の孔径よりも小さくなる縮径段部を周方向において部分
    的に形成し、平線をその長手方向両端が前記張出した部
    分にかからないように打ち込んで植毛孔内の縮径した部
    分で毛茎部を厚密状に保持した歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 U字状に折り曲げた毛束を、前記U字状
    毛束の間に介在させた止着用平線を用いて歯ブラシ本体
    の頭部植毛孔に植毛してなる歯ブラシであって、植毛孔
    内方へ張出すことによってそれより下方の孔径が上方の
    孔径よりも小さくなる縮径段部を前記植毛孔の底面から
    0.5〜2.5mmの範囲内に、周方向において部分的
    に形成し、平線をその長手方向両端が前記張出した部分
    にかからないように打ち込んで植毛孔内の縮径した部分
    で毛茎部を厚密状に保持した歯ブラシ。
  3. 【請求項3】 U字状に折り曲げた毛束を、前記U字状
    毛束の間に介在させた止着用平線を用いて歯ブラシ本体
    の頭部植毛孔に植毛してなる歯ブラシであって、植毛孔
    内方へ張出すことによってそれより下方の孔径が上方の
    孔径よりも小さくなる縮径段部を前記植毛孔の底面から
    0.5〜2.5mmの範囲内に形成するとともに、植毛
    孔の深さ方向に沿った平線の線幅内に前記縮径段部が位
    置するように止着用平線を打ち込んで植毛孔内の縮径し
    た部分で毛茎部を厚密状に保持した歯ブラシ。
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