JP2554689Y2 - 音響機器等における操作体の表示装置 - Google Patents

音響機器等における操作体の表示装置

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JP2554689Y2
JP2554689Y2 JP1992005955U JP595592U JP2554689Y2 JP 2554689 Y2 JP2554689 Y2 JP 2554689Y2 JP 1992005955 U JP1992005955 U JP 1992005955U JP 595592 U JP595592 U JP 595592U JP 2554689 Y2 JP2554689 Y2 JP 2554689Y2
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、音響機器等における
操作体の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、音響機器等における音量を調
整するための操作体の表示装置の従来例の正面図、図1
1は図10のV−V線の断面図である。
【0003】31は音響機器等の表パネル、32は表パ
ネル31の適宜部位に凹設された円形の凹部である。こ
の凹部32には、図11に示すように、その中心に孔3
2aが形成されている。なお、表パネル31には、その
凹部32近傍に所定の角範囲(本例では240度)に亘
り所定の角間隔(本例では40度)をもって目盛り部3
1aが突設されている。この目盛り部31aは、音量の
程度を示すものである。
【0004】3は音量調整用のモータであり、音響機器
等の内部で凹部32に近接して配されている(図11参
照)。このモータ3は、そのギヤ3aを凹部32側(前
側)に配した状態で図示しないシャーシに取り付けられ
ている。
【0005】4は音量調整用の可変抵抗器であり、凹部
32とモータ3との間に配されている。この可変抵抗器
4には、ギヤ5と回転軸6が備えられている。ギヤ5と
回転軸6とは、図11に示すように、相反する面にそれ
ぞれ設けられ、一体的に連接されている。そして、可変
抵抗器4にはそのギヤ5がモータ3のギヤ3aと噛み合
うように、また回転軸6が凹部32の孔32aに挿入し
て表パネル31より突出するように図示しないシャーシ
に取り付けられている。回転軸6の先端には、図11に
示すように、回転軸6よりも若干径大な係合部6aが形
成されている。なお、回転軸6は、目盛り部31aの角
範囲と同様の角範囲(本例では240度)に亘って回転
できるように設定されている。
【0006】38は、音量を調整するための操作体であ
り、一方が開放された略中空円柱状をなしている。この
断面略コ字状の操作体38は、表パネル31の凹部32
よりも若干径小な周壁38aと表板38bと係止部38
cとを有し、一体成形されてなる。そして、操作体38
は、図11に示すように、その一部が表パネル1の凹部
32に没入するように配されている。係止部38cは、
表板38bの裏面の中心に後方向に向かって形成されて
いる。そして、操作体38は、この係止部38cと可変
抵抗器4の係合部6aとを係合させることによって音響
機器等に取り付けられている。この係合により、操作体
38を回転させると、可変抵抗器4の回転軸6を回転さ
せることができるので、音量を変えることができる。
【0007】操作体38の表板38bには、その周壁3
8a寄りに突状のポインタ39が形成されている。この
ポインタ39を表パネル31の目盛り部31aと対応さ
せることによって、特に電源のオフ時の操作体38の操
作位置を確認することができる。
【0008】図12は、従来例の要部の回路図である。
3は音量調整用のモータ、4は音量調整用の可変抵抗
器、40はスピーカ42からの出力音声をなくするため
のミューティング回路を構成するスイッチである。41
はアンプ、42はスピーカ、43はコントローラであ
る。44はミューティング用のスイッチ、45は受信
部、46はコマンダ(遠隔操作器)である。
【0009】可変抵抗器4の前段には、スイッチ40が
接続されている。そして、音声信号SAは可変抵抗器4
の可動子よりアンプ41を経てスピーカ42に供給され
る。これによって、スピーカ42から音声が出力され
る。なお、可変抵抗器4の可動子位置は、操作体38お
よびモータ3の回転によって調整される。
【0010】スイッチ44と受信部45はコントローラ
43に接続されている。そして、コマンダ46からのリ
モートコントロール信号(リモコン信号)が受信部に供
給されると、リモコン信号がコントローラ43に供給さ
れるので、コントローラ43からの制御信号によってモ
ータ3は所定方向に所定時間回転する。これによって、
ギヤ5が駆動されるので、可変抵抗器4の可動子位置は
調整される。
【0011】スイッチ44をオンにすると、コントロー
ラ43から制御信号がミューティング回路に供給され
る。スイッチ40はコントローラ43からの指令に基づ
いて制御されるので、スイッチ40はオンになる。その
ため、図示しない音声処理部からの音声信号SAがミュ
ーティングされる。
【0012】本例の操作体38は、図10に示すポイン
タ39の位置から正逆方向にそれぞれ120度回転でき
るように設定されている。そして、操作体38を時計回
り方向に回転させることによって、可変抵抗器4の可動
子位置が調整されるので、音量を大きくすることができ
る。一方、操作体38を反時計回り方向に回転させるこ
とによって、可変抵抗器4の可動子位置が調整されるの
で、音量を小さくすることができる。
【0013】コマンダ46を使用する場合、そのリモコ
ン信号によってモータ3のギヤ3aを回転させることが
できるので音量を調整できる。なお、ギヤ5が回転する
と、回転軸6aが回転するので、操作体38も音量に対
応するように回転する。そのため、コマンダ46を使用
する場合でもポインタ39の位置によって音量位置が示
される。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ミューティ
ング時においては、図12に示すように、可変抵抗器4
の可動子位置を変えて音量を調整するものではない。そ
のため、ミューティング時においては、ポインタ39が
ミューティング前の位置に保持された状態となっている
ので、ミューティングの状態を目によって確認すること
ができなかった。
【0015】そこで、この考案は、音響機器等の操作体
の操作位置を確実に確認できる表示装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】この考案においては、音
響機器等の表パネルに配される音量を調整するための操
作体に音量位置を確認するためのポインタを設け、か
つ、操作体に関連するように発光体を回転可能に配し、
常には、ポインタに対応する位置で発光体を発光させ、
ミューティング時には発光体をポインタとは別にポイン
タの位置からミューティング時の音声信号レベルに対応
した位置に移動するものである。
【0017】
【作用】まず、操作体7を操作すると、発光している発
光体12は、ポインタ8の位置に対応するように移動す
る。その移動終了後は、発光体12がポインタ8に対応
する位置で発光するので、その発光位置によって操作体
7の操作位置を確実に確認できる。
【0018】次に、ミューティング時において、音声信
号レベルに対応して発光体12を移動させる構成にした
場合、ミューティング時には操作体7に設けたポインタ
8の位置を保持した状態で発光している発光体12をポ
インタ8に対応する位置から音声信号レベルに対応した
位置に移動させる。なお、ミューティング解除時には、
発光している発光体12は、ポインタ8に対応する位置
にまで移動する。
【0019】従って、常に音声信号レベルに対応する位
置で発光体12が発光するので、特にミューティングの
状態を目によって確実に確認することができる。
【0020】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら、この考案
の一実施例について説明する。本例の操作体の表示装置
は、音響機器等の音量を表示するための装置である。
【0021】音響機器等の表パネル1には、図2に示す
ように、その適宜部位に孔2が形成される。この孔2
は、図示しないコマンダを操作する際にユーザーの目と
対向する面側(前側)に形成される。また、表パネル1
の後側には、図2に示すように、その孔2の周方向の数
ケ所にのみ係合部1bが形成される。
【0022】音量調整用のモータ3は、音響機器等の内
部で孔2に近接して配される。このモータ3は、そのギ
ヤ3aを前側に配した状態で図示しないシャーシに取り
付けられる。音量調整用の可変抵抗器4は、孔2とモー
タ3との間に配される。この可変抵抗器4には、その後
側にギヤ5が、前側に回転軸6がそれぞれ設けられる。
ギヤ5と回転軸6とは連接されており、同一量回転する
ように設定されている。そして、可変抵抗器4は、その
ギヤ5がモータ3のギヤ3aと噛み合うように、また回
転軸6が孔2の中心に位置するように配される。
【0023】回転軸6の先端には、回転軸6よりも若干
径大な係合部6aが形成される。そして、可変抵抗器4
は、この係合部6aが表パネル1より突出した状態で図
示しないシャーシに取り付けられる。なお、回転軸6
は、所定の角範囲(本例では240度)に亘って回転で
きるように設定されている。
【0024】7は、音量を調整するための操作体であ
る。この操作体7は円状の操作面7aと、この操作面7
aの裏面中央より後方向に向かって突設される円棒状の
係止部7bとを有し、一体成形されてなる。係止部7b
には、可変抵抗器4の係合部6aよりも若干径小な孔7
cが形成される。そして、可変抵抗器4の係合部6aを
操作体7の係止部7bの孔7cに挿入、係合させて可変
抵抗器4と操作体7とを連接する。この係合により、操
作体7を回転させると、可変抵抗器4の回転軸6を回転
させることができ、音声信号レベルを変えることができ
る。
【0025】操作体7の操作面7aには、その表面の外
周寄りに突状のポインタ8と指先の形状に対応した断面
弧状の凹部9が形成される。このポインタ8と凹部9と
は、操作面7aの中心を挟んで対向した位置に形成され
る。図1に示す操作体7の状態において、ポインタ8は
上側に、凹部9は下側にそれぞれ位置している。なお、
操作面7aはその断面が若干弧状となっている。
【0026】10は枠体であり、この枠体10は透明ま
たは半透明の略筒状をになしている。枠体10は、表パ
ネル1の孔2より若干小径の周壁10aと表パネル1と
係合するストッパ部10bと表板10dとを有し、樹脂
によって一体成形される。表板10dの先端には矢じり
状の係合部10cが表パネル1の係止部1bに対応する
部位のみに形成される。係合部10cは、その他の部位
には形成されていない。そして、ストッパ部10bと係
合部10cとで表パネル1を挟むことによって枠体10
を表パネル1に取り付ける。これによって、枠体10は
表パネル1に対して前後方向においても、枠体10の回
転方向においても固定される。
【0027】16は回転体であり、円板状の基板17と
ギヤ18と柱部19とを備える。ギヤ18と柱部19
は、図2に示すように、基板17の相反する面にそれぞ
れ形成される。円柱状の柱部19は、基板17の外周縁
に立設される。柱部19の先端には、発光ダイオード
(LED)12が取り付けられる。なお、基板17に
は、LED12に発光信号を供給するための接続線(図
示せず)が導出される。
【0028】基板17とギヤ18には、その中心に可変
抵抗器4の回転軸6と略同一の孔17a,18aが形成
される。この孔17a,18aと回転軸6とを緩く係合
させることによって、回転体16を回転軸6に対して回
転可能に取り付ける。また、回転体16は、図2に示す
ように、LED12が枠体10の表板10dの裏面に近
接するように配される。なお、回転体16は、図示しな
い係止手段によって前後方向の移動が規制される。
【0029】回転体16の後側には、回転体16用のモ
ータ13が配される。このモータ13は、そのギヤ13
aが回転体16のギヤ18と噛合するように、図示しな
いシャーシに取り付けられる。回転体16は、ギヤ13
aが回転することで駆動される。一方、可変抵抗器4の
回転軸6が回転しても、ギヤ13aによって回転体16
の駆動は阻止される。
【0030】回転体16には、操作体7の回転範囲と同
一範囲回転できるように設定されている。また、回転体
16の基板17には、図示しない可変抵抗器の可動子が
取り付けられる。
【0031】図3は、実施例の要部の回路図である。図
3において、図12と対応する部分には同一符号を付し
てその詳細説明は省略する。
【0032】50は発光制御部、51は可変抵抗器、1
2はLEDである。13は回転体16用のモータ、14
は回転体16の回転位置を検出するための可変抵抗器で
ある。可変抵抗器51および14は、操作体7と回転体
16とを同一範囲で回転させた場合、同一の電圧が得ら
れるように設定される。
【0033】可変抵抗器51の可動子は、可変抵抗器4
の可動子と連動される。コントローラ43は可変抵抗器
51の可動子の位置によって音声信号レベルに対応した
ボリューム位置を検出する。
【0034】LED12は発光制御部50に接続され
る。そして、ミューティング時および後述するようにミ
ューティングの解除後に操作体7がポインタ8に対応す
る位置にまで回転するまでの間はLED12が点滅し、
それ以外は点灯するように発光制御部50で制御され
る。なお、LED12は電源をオンにすると同時に発光
する。
【0035】まず、操作体7またはコマンダ46によっ
て回転軸6またはギヤ5を回転させると、可変抵抗器4
の可動子位置に応じた電圧が可変抵抗器51を経てコン
トローラ43で検出される。一方、可変抵抗器14の可
動子位置によって、回転体16の回転位置に対応した電
圧がコントローラ43で検出される。コントローラ43
は、操作体7の回転位置に対応する電圧と回転体16の
回転位置に対応する電圧とを比較して判断する。そし
て、コントローラ43は、かかる電圧値が同一になるよ
うにモータ13を制御する。つまり、モータ13はコン
トローラ43の指令に基づいて回転体16をLED12
の位置が操作体7のポインタ8に対応する位置になるま
で回転させる。
【0036】次に、ミューティング用のスイッチ44を
オンにすると、これをコントローラ43が判断するの
で、スイッチ40をオンにする。そのため、図示しない
音声処理部からの音声信号SAがミューティングされ
る。また、コントローラ43からの制御信号が発光制御
部50にも供給されてミューティングされることを自動
的に判断する。つまり、ミューティング時には、コント
ローラ43の指令に基づいて、音声信号レベルに対応す
るようにモータ13のギヤ13aを回転させる。これに
よって、回転体16はそのLED12を点滅させながら
回転する。一方、ミューティングを解除した時には、L
ED12を点滅させながら、ミューティング前の電圧と
なる位置にまで回転体16を回転させる。これによっ
て、LED12とポインタ8との位置は対応し、その位
置でLED12は点灯し続ける。
【0037】まず、操作体7で操作する場合について説
明する。操作体7の凹部9に指先を係入して操作体7を
回転させる。この回転によって可変抵抗器4の回転軸6
も回転するので、可変抵抗器4の可動子位置が調整され
て音量を調整する。同時に回転体16は、そのLED1
2の位置がポインタ8の位置に対応するように回転す
る。この状態では、LED12は点灯し続けている。そ
して、枠体10が透明または半透明であるので、LED
12の点灯を目で確認できる。なお、この状態で電源を
オフにした場合でもポインタ8の位置によって音量位置
が確認できる。従って、従来と同様に、任意の音量に調
整した状態で再び音声信号を出力させることができる。
【0038】次に、コマンダ46によって音量操作をす
る場合は、コマンダ46の音量操作によってリモコン信
号が受信部45を経てコントローラ43に供給される。
そのため、コントローラ43の制御信号がモータ3に供
給されるので、モータ3のギヤ3aは回転する。この回
転によって、可変抵抗器4のギヤ5が回転するので、そ
の可動子位置が調整されて音量を調整する。なお、この
場合、可変抵抗器4の回転軸6が回転するので、操作体
7も回転する。そして、回転体16は、その点灯してい
るLED12がポインタ8の位置に対応するように同時
に移動するので、LED12の発光を目で確認できる。
【0039】さらに、スピーカ42からの出力音声をな
くするミューティング時には、操作体7を回転させない
で、つまり、ポインタ8の位置を保持した状態でLED
12がポインタ8に対応する位置から反時計回り方向側
に移動する。また、ミューティングを解除した場合に
は、LED12がポインタ8に対応する位置にまで時計
回り方向側に移動する。つまり、ミューティング前の電
圧が得られるまでモータ3のギヤ3aが回転するため、
LED12の位置をポインタ8の位置に対応するまで戻
す。そして、これらの場合にも、点滅しているLED1
2の移動を目で確認できる。
【0040】従って、本例によれば、ポインタ8に対応
した位置にLED12が移動するので、そのLED12
の位置によって操作体7の操作位置を確実に確認でき
る。特に、本例によれば、常に音声信号レベルに対応し
てLED12が点滅しながら移動していくので、ミュー
ティングの状態を目によって確実に確認することができ
る。なお、本例によれば、LED12の点滅によってミ
ューティング状態を容易に確認できる。
【0041】図4および図8は、この考案の他の実施例
を示すものである。図4の例では、枠体10を所定の角
範囲(本例では60度)に亘って回転できるように構成
される。この枠体10には、その係合部10cの部位に
枠体10の軸心と直交する方向に外方に向かって板状の
操作杆20が形成される。そして、枠体10は、図4の
破線に示す位置(上側の位置)から正逆方向に対してそ
れぞれの所定の角範囲(本例では30度)回転した後
に、図示しない戻り機構によって常に操作杆20が上側
の位置に復帰できるように付勢される。
【0042】表パネル1の裏側には、図4および図6に
示すように、操作杆20と対応する部位にタクトスイッ
チ21,22が取り付けられる。このタクトスイッチ2
1,22は、図4の破線に示すように、枠体10が回転
できる範囲内に配される。タクトスイッチ21,22
は、モータ3を正逆方向にそれぞれ回転させるためのス
イッチである。従って、本例の枠体10は、飾りではな
く、操作部材としての機能を有する。
【0043】なお、本例の操作体7には、その操作面7
aに指先を係合させるための凹部が形成されていない。
また、本例の操作体7は、操作杆20を除いた部位すべ
てが係合部10cとなっている。図7は、図3の回路図
の一部を示す図である。タクトスイッチ21,22がコ
ントローラ43に接続される。スイッチ21,22がオ
ンになると、コントローラ43からの制御信号がモータ
3に供給されてモータ3の回転軸6を所定方向に回転さ
せる。その他の構成は、前述の実施例と同様である。
【0044】本例において、枠体10を操作杆20がタ
クトスイッチ21,22の操作子21a,22aを押圧
する位置まで回転させると、タクトスイッチ21,22
がオンになる。そのため、タクトスイッチ21,22の
オン状態の時間分、モータ3のギヤ3aが正逆方向にそ
れぞれ回転して可変抵抗器4のギヤ5を回転させる。従
って、可変抵抗器4の可動子位置が調整されるので、音
量が調整される。この際には、前述の実施例と同様に、
LED12がポインタ8の位置に対応して移動してい
く。なお、枠体10の操作終了後は、枠体10の戻り機
構によって操作杆20を図4の破線に示す位置にまで回
転させる。その他の作用効果は、前述の実施例と同様で
ある。
【0045】図8の例は、操作体7に壁部10aを一体
的に連接した例である。この壁部10aには、図9に示
すようにその先端に係合部10cを備えたストッパ部1
0bが連接される。また、表パネル1には、図8に示す
ように、音量レベルのアップまたはダウンを示す発光部
23,24が配されている。そして、音量を大きくする
際に発光部23が点灯し、音量を小さくする際に発光部
24が点灯するように構成される。また、操作体7の操
作面7aのうち、LED12に対応する壁部10a付近
は透明または半透明の材料で構成されてなる。その他の
構成および作用効果は、図1の実施例と同様である。な
お、本例においては、壁部10aをつまんだ状態でも操
作体7を回転させることができる。
【0046】上述各実施例においては、発光体であるL
ED12を点滅させる構成を示したが、発光体を点滅さ
せなくともよい。
【0047】また、上述各実施例においては、操作体7
が音量を調整するものであるが、操作体はこれに限定さ
れず、上記実施例と同様に構成することで操作位置を確
実に確認できる。
【0048】
【考案の効果】この考案によれば、音響機器等の操作体
のポインタに対応するように発光体を移動させる構成と
したので、操作体の位置状態を目によって確実に確認で
きる。特に、ミューティング時において、音声信号レベ
ルに対応して発光体が移動していくように構成した場合
には、ミューティングの状態を目によって確実に確認で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図である。
【図2】図1のI−I線の断面図である。
【図3】実施例の要部の回路図である。
【図4】他の実施例の正面図である。
【図5】図4のII−II線の断面図である。
【図6】図4のIII−III線の拡大断面図である。
【図7】他の実施例の一部の回路図である。
【図8】他の実施例の正面図である。
【図9】図8のIV−IV線の断面図である。
【図10】従来例の正面図である。
【図11】図10のV−V線の断面図である。
【図12】従来例の要部の回路図である。
【符号の説明】
1 表パネル 3,13 モータ 4,14,51 可変抵抗器 7 操作体 8 ポインタ 12 発光ダイオード(LED) 16 回転体 40 ミューティング用のスイッチ 43 コントローラ 50 発光制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響機器等の表パネルに配される音量を
    調整するための操作体に音量位置を確認するためのポイ
    ンタを設け、かつ、上記操作体に関連するように発光体
    を回転可能に配し、 常には、上記ポインタに対応する位置で上記発光体を発
    光させ、 ミューティング時には上記発光体を上記ポインタとは別
    に上記ポインタの位置からミューティング時の上記音声
    信号レベルに対応した位置に移動させることを特徴とす
    る音響機器等における操作体の表示装置。
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