JPH0566846U - 音響機器等における操作体の表示装置 - Google Patents

音響機器等における操作体の表示装置

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JPH0566846U JP595592U JP595592U JPH0566846U JP H0566846 U JPH0566846 U JP H0566846U JP 595592 U JP595592 U JP 595592U JP 595592 U JP595592 U JP 595592U JP H0566846 U JPH0566846 U JP H0566846U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】音響機器等の操作体の操作位置を確実に確認で
きる表示装置を提供する。 【構成】音響機器の表パネル1に配される操作体7の表
示装置である。音響機器の内部に発光体12を設けた回
転体16を配する。発光体12に対応する操作体7の部
位を透明または半透明とする。操作体7に音量位置を確
認するポインタ8を設ける。操作体7を操作すると、ポ
インタ8に対応した位置に発光体12が移動する。ミュ
ーティング時には操作体7がポインタ8の位置状態を保
持したままで発光体12が音声信号レベルに対応した位
置に移動する。電源のオフ時にはポインタ8の位置によ
り音量位置が確認できる。また、常に音声信号レベルに
対応するように発光体12が移動するので、音量位置が
確実に確認できる。特にミューティングの状態を目によ
って確実に確認できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、音響機器等における操作体の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、音響機器等における音量を調整するための操作体の表示装置の従来 例の正面図、図11は図10のV−V線の断面図である。
【0003】 31は音響機器等の表パネル、32は表パネル31の適宜部位に凹設された円 形の凹部である。この凹部32には、図11に示すように、その中心に孔32a が形成されている。なお、表パネル31には、その凹部32近傍に所定の角範囲 (本例では240度)に亘り所定の角間隔(本例では40度)をもって目盛り部 31aが突設されている。この目盛り部31aは、音量の程度を示すものである 。
【0004】 3は音量調整用のモータであり、音響機器等の内部で凹部32に近接して配さ れている(図11参照)。このモータ3は、そのギヤ3aを凹部32側(前側) に配した状態で図示しないシャーシに取り付けられている。
【0005】 4は音量調整用の可変抵抗器であり、凹部32とモータ3との間に配されてい る。この可変抵抗器4には、ギヤ5と回転軸6が備えられている。ギヤ5と回転 軸6とは、図11に示すように、相反する面にそれぞれ設けられ、一体的に連接 されている。そして、可変抵抗器4にはそのギヤ5がモータ3のギヤ3aと噛み 合うように、また回転軸6が凹部32の孔32aに挿入して表パネル31より突 出するように図示しないシャーシに取り付けられている。回転軸6の先端には、 図11に示すように、回転軸6よりも若干径大な係合部6aが形成されている。 なお、回転軸6は、目盛り部31aの角範囲と同様の角範囲(本例では240度 )に亘って回転できるように設定されている。
【0006】 38は、音量を調整するための操作体であり、一方が開放された略中空円柱状 をなしている。この断面略コ字状の操作体38は、表パネル31の凹部32より も若干径小な周壁38aと表板38bと係止部38cとを有し、一体成形されて なる。そして、操作体38は、図11に示すように、その一部が表パネル1の凹 部32に没入するように配されている。係止部38cは、表板38bの裏面の中 心に後方向に向かって形成されている。そして、操作体38は、この係止部38 cと可変抵抗器4の係合部6aとを係合させることによって音響機器等に取り付 けられている。この係合により、操作体38を回転させると、可変抵抗器4の回 転軸6を回転させることができるので、音量を変えることができる。
【0007】 操作体38の表板38bには、その周壁38a寄りに突状のポインタ39が形 成されている。このポインタ39を表パネル31の目盛り部31aと対応させる ことによって、特に電源のオフ時の操作体38の操作位置を確認することができ る。
【0008】 図12は、従来例の要部の回路図である。3は音量調整用のモータ、4は音量 調整用の可変抵抗器、40はスピーカ42からの出力音声をなくするためのミュ ーティング回路を構成するスイッチである。41はアンプ、42はスピーカ、4 3はコントローラである。44はミューティング用のスイッチ、45は受信部、 46はコマンダ(遠隔操作器)である。
【0009】 可変抵抗器4の前段には、スイッチ40が接続されている。そして、音声信号 SAは可変抵抗器4の可動子よりアンプ41を経てスピーカ42に供給される。 これによって、スピーカ42から音声が出力される。なお、可変抵抗器4の可動 子位置は、操作体38およびモータ3の回転によって調整される。
【0010】 スイッチ44と受信部45はコントローラ43に接続されている。そして、コ マンダ46からのリモートコントロール信号(リモコン信号)が受信部に供給さ れると、リモコン信号がコントローラ43に供給されるので、コントローラ43 からの制御信号によってモータ3は所定方向に所定時間回転する。これによって 、ギヤ5が駆動されるので、可変抵抗器4の可動子位置は調整される。
【0011】 スイッチ44をオンにすると、コントローラ43から制御信号がミューティン グ回路に供給される。スイッチ40はコントローラ43からの指令に基づいて制 御されるので、スイッチ40はオンになる。そのため、図示しない音声処理部か らの音声信号SAがミューティングされる。
【0012】 本例の操作体38は、図10に示すポインタ39の位置から正逆方向にそれぞ れ120度回転できるように設定されている。そして、操作体38を時計回り方 向に回転させることによって、可変抵抗器4の可動子位置が調整されるので、音 量を大きくすることができる。一方、操作体38を反時計回り方向に回転させる ことによって、可変抵抗器4の可動子位置が調整されるので、音量を小さくする ことができる。
【0013】 コマンダ46を使用する場合、そのリモコン信号によってモータ3のギヤ3a を回転させることができるので音量を調整できる。なお、ギヤ5が回転すると、 回転軸6aが回転するので、操作体38も音量に対応するように回転する。その ため、コマンダ46を使用する場合でもポインタ39の位置によって音量位置が 示される。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ミューティング時においては、図12に示すように、可変抵抗器4 の可動子位置を変えて音量を調整するものではない。そのため、ミューティング 時においては、ポインタ39がミューティング前の位置に保持された状態となっ ているので、ミューティングの状態を目によって確認することができなかった。
【0015】 そこで、この考案は、音響機器等の操作体の操作位置を確実に確認できる表示 装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この考案においては、音響機器等の表パネルに配される操作体に操作位置を確 認するためのポインタを設け、かつ、操作体に関連するように発光体を回転可能 に配し、ポインタの位置に対応するように上記発光体を移動させるものである。
【0017】
【作用】
まず、操作体7を操作すると、発光している発光体12は、ポインタ8の位置 に対応するように移動する。その移動終了後は、発光体12がポインタ8に対応 する位置で発光するので、その発光位置によって操作体7の操作位置を確実に確 認できる。
【0018】 次に、ミューティング時において、音声信号レベルに対応して発光体12を移 動させる構成にした場合、ミューティング時には操作体7に設けたポインタ8の 位置を保持した状態で発光している発光体12をポインタ8に対応する位置から 音声信号レベルに対応した位置に移動させる。なお、ミューティング解除時には 、発光している発光体12は、ポインタ8に対応する位置にまで移動する。
【0019】 従って、常に音声信号レベルに対応する位置で発光体12が発光するので、特 にミューティングの状態を目によって確実に確認することができる。
【0020】
【実施例】
以下、図1〜図3を参照しながら、この考案の一実施例について説明する。本 例の操作体の表示装置は、音響機器等の音量を表示するための装置である。
【0021】 音響機器等の表パネル1には、図2に示すように、その適宜部位に孔2が形成 される。この孔2は、図示しないコマンダを操作する際にユーザーの目と対向す る面側(前側)に形成される。また、表パネル1の後側には、図2に示すように 、その孔2の周方向の数ケ所にのみ係合部1bが形成される。
【0022】 音量調整用のモータ3は、音響機器等の内部で孔2に近接して配される。この モータ3は、そのギヤ3aを前側に配した状態で図示しないシャーシに取り付け られる。音量調整用の可変抵抗器4は、孔2とモータ3との間に配される。この 可変抵抗器4には、その後側にギヤ5が、前側に回転軸6がそれぞれ設けられる 。ギヤ5と回転軸6とは連接されており、同一量回転するように設定されている 。そして、可変抵抗器4は、そのギヤ5がモータ3のギヤ3aと噛み合うように 、また回転軸6が孔2の中心に位置するように配される。
【0023】 回転軸6の先端には、回転軸6よりも若干径大な係合部6aが形成される。そ して、可変抵抗器4は、この係合部6aが表パネル1より突出した状態で図示し ないシャーシに取り付けられる。なお、回転軸6は、所定の角範囲(本例では2 40度)に亘って回転できるように設定されている。
【0024】 7は、音量を調整するための操作体である。この操作体7は円状の操作面7a と、この操作面7aの裏面中央より後方向に向かって突設される円棒状の係止部 7bとを有し、一体成形されてなる。係止部7bには、可変抵抗器4の係合部6 aよりも若干径小な孔7cが形成される。そして、可変抵抗器4の係合部6aを 操作体7の係止部7bの孔7cに挿入、係合させて可変抵抗器4と操作体7とを 連接する。この係合により、操作体7を回転させると、可変抵抗器4の回転軸6 を回転させることができ、音声信号レベルを変えることができる。
【0025】 操作体7の操作面7aには、その表面の外周寄りに突状のポインタ8と指先の 形状に対応した断面弧状の凹部9が形成される。このポインタ8と凹部9とは、 操作面7aの中心を挟んで対向した位置に形成される。図1に示す操作体7の状 態において、ポインタ8は上側に、凹部9は下側にそれぞれ位置している。なお 、操作面7aはその断面が若干弧状となっている。
【0026】 10は枠体であり、この枠体10は透明または半透明の略筒状をになしている 。枠体10は、表パネル1の孔2より若干小径の周壁10aと表パネル1と係合 するストッパ部10bと表板10dとを有し、樹脂によって一体成形される。表 板10dの先端には矢じり状の係合部10cが表パネル1の係止部1bに対応す る部位のみに形成される。係合部10cは、その他の部位には形成されていない 。そして、ストッパ部10bと係合部10cとで表パネル1を挟むことによって 枠体10を表パネル1に取り付ける。これによって、枠体10は表パネル1に対 して前後方向においても、枠体10の回転方向においても固定される。
【0027】 16は回転体であり、円板状の基板17とギヤ18と柱部19とを備える。ギ ヤ18と柱部19は、図2に示すように、基板17の相反する面にそれぞれ形成 される。円柱状の柱部19は、基板17の外周縁に立設される。柱部19の先端 には、発光ダイオード(LED)12が取り付けられる。なお、基板17には、 LED12に発光信号を供給するための接続線(図示せず)が導出される。
【0028】 基板17とギヤ18には、その中心に可変抵抗器4の回転軸6と略同一の孔1 7a,18aが形成される。この孔17a,18aと回転軸6とを緩く係合させ ることによって、回転体16を回転軸6に対して回転可能に取り付ける。また、 回転体16は、図2に示すように、LED12が枠体10の表板10dの裏面に 近接するように配される。なお、回転体16は、図示しない係止手段によって前 後方向の移動が規制される。
【0029】 回転体16の後側には、回転体16用のモータ13が配される。このモータ1 3は、そのギヤ13aが回転体16のギヤ18と噛合するように、図示しないシ ャーシに取り付けられる。回転体16は、ギヤ13aが回転することで駆動され る。一方、可変抵抗器4の回転軸6が回転しても、ギヤ13aによって回転体1 6の駆動は阻止される。
【0030】 回転体16には、操作体7の回転範囲と同一範囲回転できるように設定されて いる。また、回転体16の基板17には、図示しない可変抵抗器の可動子が取り 付けられる。
【0031】 図3は、実施例の要部の回路図である。図3において、図12と対応する部分 には同一符号を付してその詳細説明は省略する。
【0032】 50は発光制御部、51は可変抵抗器、12はLEDである。13は回転体1 6用のモータ、14は回転体16の回転位置を検出するための可変抵抗器である 。可変抵抗器51および14は、操作体7と回転体16とを同一範囲で回転させ た場合、同一の電圧が得られるように設定される。
【0033】 可変抵抗器51の可動子は、可変抵抗器4の可動子と連動される。コントロー ラ43は可変抵抗器51の可動子の位置によって音声信号レベルに対応したボリ ューム位置を検出する。
【0034】 LED12は発光制御部50に接続される。そして、ミューティング時および 後述するようにミューティングの解除後に操作体7がポインタ8に対応する位置 にまで回転するまでの間はLED12が点滅し、それ以外は点灯するように発光 制御部50で制御される。なお、LED12は電源をオンにすると同時に発光す る。
【0035】 まず、操作体7またはコマンダ46によって回転軸6またはギヤ5を回転させ ると、可変抵抗器4の可動子位置に応じた電圧が可変抵抗器51を経てコントロ ーラ43で検出される。一方、可変抵抗器14の可動子位置によって、回転体1 6の回転位置に対応した電圧がコントローラ43で検出される。コントローラ4 3は、操作体7の回転位置に対応する電圧と回転体16の回転位置に対応する電 圧とを比較して判断する。そして、コントローラ43は、かかる電圧値が同一に なるようにモータ13を制御する。つまり、モータ13はコントローラ43の指 令に基づいて回転体16をLED12の位置が操作体7のポインタ8に対応する 位置になるまで回転させる。
【0036】 次に、ミューティング用のスイッチ44をオンにすると、これをコントローラ 43が判断するので、スイッチ40をオンにする。そのため、図示しない音声処 理部からの音声信号SAがミューティングされる。また、コントローラ43から の制御信号が発光制御部50にも供給されてミューティングされることを自動的 に判断する。つまり、ミューティング時には、コントローラ43の指令に基づい て、音声信号レベルに対応するようにモータ13のギヤ13aを回転させる。こ れによって、回転体16はそのLED12を点滅させながら回転する。一方、ミ ューティングを解除した時には、LED12を点滅させながら、ミューティング 前の電圧となる位置にまで回転体16を回転させる。これによって、LED12 とポインタ8との位置は対応し、その位置でLED12は点灯し続ける。
【0037】 まず、操作体7で操作する場合について説明する。操作体7の凹部9に指先を 係入して操作体7を回転させる。この回転によって可変抵抗器4の回転軸6も回 転するので、可変抵抗器4の可動子位置が調整されて音量を調整する。同時に回 転体16は、そのLED12の位置がポインタ8の位置に対応するように回転す る。この状態では、LED12は点灯し続けている。そして、枠体10が透明ま たは半透明であるので、LED12の点灯を目で確認できる。なお、この状態で 電源をオフにした場合でもポインタ8の位置によって音量位置が確認できる。従 って、従来と同様に、任意の音量に調整した状態で再び音声信号を出力させるこ とができる。
【0038】 次に、コマンダ46によって音量操作をする場合は、コマンダ46の音量操作 によってリモコン信号が受信部45を経てコントローラ43に供給される。その ため、コントローラ43の制御信号がモータ3に供給されるので、モータ3のギ ヤ3aは回転する。この回転によって、可変抵抗器4のギヤ5が回転するので、 その可動子位置が調整されて音量を調整する。なお、この場合、可変抵抗器4の 回転軸6が回転するので、操作体7も回転する。そして、回転体16は、その点 灯しているLED12がポインタ8の位置に対応するように同時に移動するので 、LED12の発光を目で確認できる。
【0039】 さらに、スピーカ42からの出力音声をなくするミューティング時には、操作 体7を回転させないで、つまり、ポインタ8の位置を保持した状態でLED12 がポインタ8に対応する位置から反時計回り方向側に移動する。また、ミューテ ィングを解除した場合には、LED12がポインタ8に対応する位置にまで時計 回り方向側に移動する。つまり、ミューティング前の電圧が得られるまでモータ 3のギヤ3aが回転するため、LED12の位置をポインタ8の位置に対応する まで戻す。そして、これらの場合にも、点滅しているLED12の移動を目で確 認できる。
【0040】 従って、本例によれば、ポインタ8に対応した位置にLED12が移動するの で、そのLED12の位置によって操作体7の操作位置を確実に確認できる。特 に、本例によれば、常に音声信号レベルに対応してLED12が点滅しながら移 動していくので、ミューティングの状態を目によって確実に確認することができ る。なお、本例によれば、LED12の点滅によってミューティング状態を容易 に確認できる。
【0041】 図4および図8は、この考案の他の実施例を示すものである。図4の例では、 枠体10を所定の角範囲(本例では60度)に亘って回転できるように構成され る。この枠体10には、その係合部10cの部位に枠体10の軸心と直交する方 向に外方に向かって板状の操作杆20が形成される。そして、枠体10は、図4 の破線に示す位置(上側の位置)から正逆方向に対してそれぞれの所定の角範囲 (本例では30度)回転した後に、図示しない戻り機構によって常に操作杆20 が上側の位置に復帰できるように付勢される。
【0042】 表パネル1の裏側には、図4および図6に示すように、操作杆20と対応する 部位にタクトスイッチ21,22が取り付けられる。このタクトスイッチ21, 22は、図4の破線に示すように、枠体10が回転できる範囲内に配される。タ クトスイッチ21,22は、モータ3を正逆方向にそれぞれ回転させるためのス イッチである。従って、本例の枠体10は、飾りではなく、操作部材としての機 能を有する。
【0043】 なお、本例の操作体7には、その操作面7aに指先を係合させるための凹部が 形成されていない。また、本例の操作体7は、操作杆20を除いた部位すべてが 係合部10cとなっている。図7は、図3の回路図の一部を示す図である。タク トスイッチ21,22がコントローラ43に接続される。スイッチ21,22が オンになると、コントローラ43からの制御信号がモータ3に供給されてモータ 3の回転軸6を所定方向に回転させる。その他の構成は、前述の実施例と同様で ある。
【0044】 本例において、枠体10を操作杆20がタクトスイッチ21,22の操作子2 1a,22aを押圧する位置まで回転させると、タクトスイッチ21,22がオ ンになる。そのため、タクトスイッチ21,22のオン状態の時間分、モータ3 のギヤ3aが正逆方向にそれぞれ回転して可変抵抗器4のギヤ5を回転させる。 従って、可変抵抗器4の可動子位置が調整されるので、音量が調整される。この 際には、前述の実施例と同様に、LED12がポインタ8の位置に対応して移動 していく。なお、枠体10の操作終了後は、枠体10の戻り機構によって操作杆 20を図4の破線に示す位置にまで回転させる。その他の作用効果は、前述の実 施例と同様である。
【0045】 図8の例は、操作体7に壁部10aを一体的に連接した例である。この壁部1 0aには、図9に示すようにその先端に係合部10cを備えたストッパ部10b が連接される。また、表パネル1には、図8に示すように、音量レベルのアップ またはダウンを示す発光部23,24が配されている。そして、音量を大きくす る際に発光部23が点灯し、音量を小さくする際に発光部24が点灯するように 構成される。また、操作体7の操作面7aのうち、LED12に対応する壁部1 0a付近は透明または半透明の材料で構成されてなる。その他の構成および作用 効果は、図1の実施例と同様である。なお、本例においては、壁部10aをつま んだ状態でも操作体7を回転させることができる。
【0046】 上述各実施例においては、発光体であるLED12を点滅させる構成を示した が、発光体を点滅させなくともよい。
【0047】 また、上述各実施例においては、操作体7が音量を調整するものであるが、操 作体はこれに限定されず、上記実施例と同様に構成することで操作位置を確実に 確認できる。
【0048】
【考案の効果】
この考案によれば、音響機器等の操作体のポインタに対応するように発光体を 移動させる構成としたので、操作体の位置状態を目によって確実に確認できる。 特に、ミューティング時において、音声信号レベルに対応して発光体が移動して いくように構成した場合には、ミューティングの状態を目によって確実に確認で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図である。
【図2】図1のI−I線の断面図である。
【図3】実施例の要部の回路図である。
【図4】他の実施例の正面図である。
【図5】図4のII−II線の断面図である。
【図6】図4のIII−III線の拡大断面図である。
【図7】他の実施例の一部の回路図である。
【図8】他の実施例の正面図である。
【図9】図8のIV−IV線の断面図である。
【図10】従来例の正面図である。
【図11】図10のV−V線の断面図である。
【図12】従来例の要部の回路図である。
【符号の説明】
1 表パネル 3,13 モータ 4,14,51 可変抵抗器 7 操作体 8 ポインタ 12 発光ダイオード(LED) 16 回転体 40 ミューティング用のスイッチ 43 コントローラ 50 発光制御部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音響機器等の表パネルに配される操作体
    に操作位置を確認するためのポインタを設け、かつ、上
    記操作体に関連するように発光体を回転可能に配し、 上記ポインタの位置に対応するように上記発光体を移動
    させることを特徴とする音響機器等における操作体の表
    示装置。
  2. 【請求項2】 音響機器等の表パネルに配される音量を
    調整するための操作体に音量位置を確認するためのポイ
    ンタを設け、かつ、上記操作体に関連するように発光体
    を回転可能に配し、 常には、上記ポインタに対応する位置で上記発光体を発
    光させ、 ミューティング時には上記発光体を上記ポインタとは別
    に上記ポインタの位置からミューティング時の上記音声
    信号レベルに対応した位置に移動させることを特徴とす
    る音響機器等における操作体の表示装置。
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