JP2001314546A - スロットルマシン遊技機用レバー装置 - Google Patents

スロットルマシン遊技機用レバー装置

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JP2001314546A
JP2001314546A JP2000135324A JP2000135324A JP2001314546A JP 2001314546 A JP2001314546 A JP 2001314546A JP 2000135324 A JP2000135324 A JP 2000135324A JP 2000135324 A JP2000135324 A JP 2000135324A JP 2001314546 A JP2001314546 A JP 2001314546A
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lever
led
operating
lever device
throttle
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Kazushi Maeda
一志 前田
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作レバー先端の操作部を直接点灯または点滅
させることで、使い勝手性の大幅な向上を図ることがで
きるスロットルマシン遊技機用レバー装置の提供を目的
とする。 【解決手段】スロットルマシン遊技機を操作するスロッ
トルマシン遊技機用レバー装置であって、傾動操作可能
な操作レバー40を設け、上記操作レバー40先端の操
作部41の内部に表示手段44を内蔵したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットルマシ
ン遊技機を操作するスタートレバーのようなスロットル
マシン遊技機用レバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に上述例のスロットルマシン遊技機
はメタルを投入するメタル投入口と、メタルを賭ける時
に押すボタン(BETボタン)と、遊技開始用のスタート
レバーとを備え、上記BETボタンを押すか、または所
望枚数のメタル(いわゆるコイン)をメタル投入口に投入
した後に、スタートレバーを上下何れかの方向に傾動さ
せると、遊技盤面の表示窓内に配置されているリールが
回転を始め、ゲームが開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の遊技機
はBETボタンを押した後にレバーの操作が可能となっ
たことを、遊技機本体のパネル側に設けられた表示灯に
よって遊技者へ知らせており、この表示灯で次の操作部
であるスタートレバーを直接指示することはできず、次
の操作が分かり難いという問題点があった。この発明
は、次の操作部である操作レバー先端の操作部を直接点
灯または点滅させることで、使い勝手性の大幅な向上を
図ることができるスロットルマシン遊技機用レバー装置
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によるスロット
ルマシン遊技機用レバー装置は、スロットルマシン遊技
機を操作するスロットルマシン遊技機用レバー装置であ
って、傾動操作可能な操作レバーを設け、上記操作レバ
ー先端の操作部の内部に表示手段を内蔵したものであ
る。表示手段は照光手段、発光手段等の用語を用いて表
現することもできる。
【0005】上記構成により、操作部の内部に内蔵され
た表示手段で、操作レバー先端の操作部を直接点灯また
は点滅させることができ、このため使い勝手性の大幅な
向上を図ることができる。上記表示手段は操作レバーの
非操作時に点灯/点滅すべく構成してもよく、操作レバ
ーの操作時に点灯/点滅すべく構成してもよい。
【0006】この発明の一実施態様においては、上記表
示手段をLEDに設定すると共に、該LEDを上記操作
レバーのレバー軸部に配設し、LED頭部を上記操作部
の略中央部位に配置したものである。上記構成により、
LED(発光ダイオード)の発光時には操作部の全体にお
いて照度が略均一となり、良好な見栄えを確保すること
ができる。
【0007】この発明の一実施態様においては、上記表
示手段をLEDに設定すると共に、該LEDの脚部を上
記操作レバーのレバー軸部内に設けられた筒体で支持
し、LEDの頭部が接着固定されたものである。
【0008】上記構成により、LEDの脚部は操作部と
一体に傾動される操作レバーのレバー軸部内において筒
体で支持され、LED頭部は接着固定されているので、
LEDの断線を防止することができ、強い操作外力が操
作部に付加されてもLED断線の懸念がない。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記操
作品は着色成形部と透明または半透明の透光成形品とを
備えたものである。上記構成により、着色成形品を他の
色のものに変更するだけで、多種多彩な操作部を確保す
ることができる。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は、スロットルマシン遊技機用レバー装置
を示すが、まず図1を参照して、スロットルマシン遊技
機の概略構成について説明する。
【0011】このスロットルマシン遊技機11は、ボッ
クス形状の遊技機本体12の前面略中央部に遊技盤面1
3を設け、この遊技盤面13には複数の表示窓14…を
設け、これら各表示窓14…の内側には数字や図柄を可
変表示するリール15…が配設されている。
【0012】上記遊技盤面13の直下部には水平部16
と垂直部17とを有する操作台18を設け、この操作台
18における水平部16の一側には複数のBETボタン
19,19を設け、水平部16の他側にはメタル投入口
20を形成している。
【0013】また操作台18における垂直部17にはス
タートレバーとして用いられるレバー装置21と、リー
ル15の回転を個別に停止操作するリール対応数のスト
ップボタン22…とが設けられ、一方、遊技機本体12
の前面下部にはメタル受け部23が形成されている。
【0014】すなわち、このレバー装置21は図2に示
す如く操作台18の垂直部17に締付け手段としてのナ
ット24を用いて固定されており、このレバー装置21
は図3、図4に示す如く構成されている。
【0015】すなわち、このレバー装置21は上記ナッ
ト24が螺合されるネジ部25aと、鍔部25bと、後
述するレバー軸27の傾動操作を許容する縦長形状の長
孔部25cとを有する合成樹脂製のレバーケース25を
設け、このレバーケース25に水平方向に貫設固定され
た支点部としてのピン26を支点としてレバー軸27を
長孔部25cの範囲内で上下方向に傾動可能に設けてい
る。
【0016】上記レバー軸27は金属等の剛性材料にて
形成され、このレバー軸27はその枢支部(ピン26配
設部参照)から外端にかけて筒軸状の大径に形成され、
枢支部から内奥端つまり後端にかけて軸状の小径に形成
されている。
【0017】而して、このレバー軸27の筒軸状大径部
にはABS樹脂などの電気絶縁部材により形成された筒
体28を内設固定すると共に、レバー軸27の先端部外
周にはネジ部27aを形成している。一方、レバー軸2
7の軸状小径部にはクリップ部材29を介して遮光手段
としての遮光板30を一体的に取付けている。
【0018】またレバー軸27の軸状小径部の外周には
レバーケース25のリング状の壁部25dで位置規制さ
れるスライダ31とスプリングリテーナ32とを設け
て、これら両者31,32間にはリターンスプリング3
3を張架している。ここで、上述のスプリングリテーナ
32の背面部には軸状小径部に係止固定させたEリング
等の係止具34を対接している。上記各要素31,3
2,33はレバー軸27を常時、図2〜図4のノーマル
位置(中立位置)にバネ付勢するための中立復帰機構であ
る。
【0019】一方、上記レバーケース25の背面側には
該レバーケース25と略面一状になる円筒状の補助ケー
ス35を取付けている。この補助ケース35は合成樹脂
などの電気絶縁部材にて形成されている。
【0020】また、この補助ケース35の内部には該ケ
ース35段差壁35bで位置規制される配線基板36を
設け、この配線基板36の一側には検出手段としてのフ
ォトセンサ37を実装し、他側には接続手段としてのコ
ネクタ38を実装している。上記フォトセンサ37は発
光要素と、この発光要素からの光線を受光する受光要素
とを備え、レバー軸27の操作に対応して遮光板30で
光線を遮光したか否かによってON,OFF信号を出力
する。
【0021】また上記補助ケース35の後端開口部に
は、コネクタ38と対向する電気接続用(配線用)の開口
39aを有するカバー部材39が取付けられている。こ
のカバー部材39はその係止段部39bが補助ケース3
5の後端に一体形成された係止爪35cで係止固定され
ている。
【0022】ところで、上記レバー軸27とその内部の
筒体28とでピン26を支点として傾動操作可能な操作
レバー40を構成し、この操作レバー40の先端には操
作部としての把持球41(いわゆる握り玉)を取付けてい
る。
【0023】この把持球41は外部に位置する略球状の
透明または半透明の透光成形品42(第1の成形部品)
と、内部に位置してU字断面をもったキャップ形状の着
色成形品43(第2の成形部品)との2部品から構成され
ている。
【0024】この把持球41はPC(ポリカーボネート)
等の合成樹脂により数度に別けて樹脂成形されたもの
で、透光成形品42には上記ネジ部27aに螺合するネ
ジ孔42aが形成されている。なお、この実施例では透
光成形品42を乳白色の半透明と成したが、これに限定
されるものではない。
【0025】しかも、この把持球41の内部には表示手
段(照光手段)としてのLED(発光ダイオード)44を内
蔵している。このLED44はその頭部が把持球41の
略中央部位に位置するようにレバー軸部27の先端側に
配置されたものであって、詳しくは、LED44を筒体
28の先端部に内設して、このLED44の脚部として
の端子44aを筒体28で支持し、LED44の頭部は
着色成形品43内に充填した接着剤45(図示の便宜
上、多点を施して示す)で接着固定されている。
【0026】またLED44の端子44a側のベース面
は電気絶縁性の筒体28における中間部28aに固定さ
れ、2本の端子44aおよびこれに接続されたリード線
はその開口部28b内を後方に向けて延設され、開口部
28bから後方へ導出されたリード線はレバー軸27側
のリード線挿通孔27bに導入される。
【0027】このように構成したスロットルマシン遊技
機用レバー装置および遊技機の作用を、以下に説明す
る。操作レバー40およびその先端の把持球41に対し
て操作外力を付勢しないノーマル時においてはリターン
スプリング33のバネ力により該操作レバー40は図
2、図3、図4に示す中立位置に位置しており、レバー
軸27後端の遮光板30でフォトセンサ37の光線が遮
光されている。
【0028】このフォトセンサ37の光線遮断時にセン
サ37出力によってLED44を発光(点灯または点滅)
すべく回線構成すると、LED44は操作レバー40の
ノーマル状態(中立状態)下にて発光し、把持球41の全
体を略均等に照光するので、この照光により遊技者にレ
バー操作を促すことができる。
【0029】遊技者は図1のBETボタン19を押す
か、または所望枚数のメタルをメタル投入口20に投入
した後に、操作レバー40先端の把持球41を持って、
操作レバー40を図5に示す上方または図6に示す下方
の何れかの方向に操作すると、該操作レバー40はピン
26を支点として傾動し、レバー軸27後端の遮光板3
0によるフォトセンサ37の光線遮断が解除されるの
で、フォトセンサ37出力により図示しないモータ等を
介して表示窓14内のリール15が回転を始め、ゲーム
が開始される。
【0030】遊技者は複数の各リール15の数字または
図柄か例えば横一列に並ぶようにストップボタン22を
操作することで、ゲームを楽しむことができる。なお、
上記LED44は、図2、図3、図4に示す操作レバー
40のノーマル時に点灯または点滅すべく構成してもよ
く、逆に図5、図6に示す操作レバー40の傾動操作時
に点灯または点滅すべく構成してもよい。
【0031】このように上記実施例のスロットルマシン
遊技機用レバー装置は、スロットルマシン遊技機11を
操作するスロットルマシン遊技機用レバー装置であっ
て、傾動操作可能な操作レバー40を設け、この操作レ
バー40先端の操作部(把持球41参照)の内部に表示手
段(LED44参照)を内蔵したものである。
【0032】この構成により、操作部(把持球41参照)
の内部に内蔵された表示手段(LED44参照)で、操作
レバー40先端の操作部(把持球41参照)を直接点灯ま
たは点滅させることができ、このため使い勝手性の大幅
な向上を図ることができる。
【0033】また、上記表示手段をLED44に設定す
ると共に、該LED44を上記操作レバー40のレバー
軸部27に配設し、LED44の頭部を上記操作部(把
持球41参照)の略中央部位に配置したものであるか
ら、LED(発光ダイオード)44の発光時には操作部
(把持球41参照)の全体において照度が略均一となり、
良好な見栄えを確保することができる。
【0034】さらに、上記表示手段をLED44に設定
すると共に、該LED44の脚部(端子44a参照)を上
記操作レバー40のレバー軸部27内に設けられた筒体
28で支持し、LED44の頭部が接着固定されたもの
である。
【0035】この構成により、LED44の脚部(端子
44a参照)は操作部(把持球41参照)と一体に傾動さ
れる操作レバー40のレバー軸部27内において筒体2
8で支持され、LED44の頭部は接着固定されている
ので、LED44の断線を防止することができ、強い操
作外力が操作部(把持球41参照)に付加されてもLED
44の断線の懸念がない。
【0036】しかも、上記操作部(把持球41参照)は着
色成形品43と透明または半透明の透光成形品42とを
備えたものであるから、操作部(把持球41参照)の成形
時において、着色成形品43を他の色のものに変更する
だけで、多種多彩な操作部(把持球41参照)を確保する
ことができる。
【0037】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明のスロットルマシン遊技機は、実施
例の回胴式スロットルマシン遊技機11に対応し、以下
同様に、操作レバー先端の操作部は、把持球41に対応
し、表示手段は、LED(発光ダイオード)44に対応
し、LEDの脚部は、端子44aに対応するも、この発
明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0038】上記実施例においてはレバー装置21をス
タートレバーに適用すべく構成したが、このレバー装置
は他のレバースイッチに適用してもよい。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、操作部の内部に内蔵
された表示手段で、操作レバー先端の操作部を直接点灯
または点滅させることができ、このため使い勝手性の大
幅な向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のレバー装置を備えたスロットルマシ
ン遊技機の斜視図。
【図2】 本発明のスロットルマシン遊技機用レバー装
置の側面図。
【図3】 図2のA−A線矢視断面図。
【図4】 図3のB−B線矢視断面図。
【図5】 操作レバーを上方へ傾動させた時の説明図。
【図6】 操作レバーを下方へ傾動させた時の説明図。
【符号の説明】
11…スロットルマシン遊技機 21…レバー装置 27…レバー軸 28…筒体 40…操作レバー 41…把持球(操作部) 42…透光成形品 43…着色成形品 44…LED(表示手段) 44a…端子(脚部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スロットルマシン遊技機を操作するスロッ
    トルマシン遊技機用レバー装置であって、傾動操作可能
    な操作レバーを設け、上記操作レバー先端の操作部の内
    部に表示手段を内蔵したスロットルマシン遊技機用レバ
    ー装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段をLEDに設定すると共に、
    該LEDを上記操作レバーのレバー軸部に配設し、LE
    D頭部を上記操作部の略中央部位に配置した請求項1記
    載のスロットルマシン遊技機用レバー装置。
  3. 【請求項3】上記表示手段をLEDに設定すると共に、
    該LEDの脚部を上記操作レバーのレバー軸部内に設け
    られた筒体で支持し、LEDの頭部が接着固定された請
    求項1記載のスロットルマシン遊技機用レバー装置。
  4. 【請求項4】上記操作部は着色成形部と透明または半透
    明の透光成形品とを備えた請求項1,2または3記載の
    スロットルマシン遊技機用レバー装置。
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