JP2000016058A - 複合スイッチ装置 - Google Patents
複合スイッチ装置Info
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- JP2000016058A JP2000016058A JP18506398A JP18506398A JP2000016058A JP 2000016058 A JP2000016058 A JP 2000016058A JP 18506398 A JP18506398 A JP 18506398A JP 18506398 A JP18506398 A JP 18506398A JP 2000016058 A JP2000016058 A JP 2000016058A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 意匠プレートの意匠マークを均一に照明でき
ると共に、インジケータを高輝度で照明することのでき
るコンパクトで視認性の高い複合スイッチ装置を提供す
る。 【解決手段】 プッシュスイッチ部１２は中空のスイッ
チノブ２２を有し、当該スイッチノブ２２が保持する意
匠プレート２４を裏面から照明するバルブ２６を中空内
部に有する。また、前記スイッチノブ２２の周囲には、
ダイヤルスイッチ部１４のダイヤルノブ３８が配置さ
れ、当該ダイヤルノブ３８と共に回転するインジケータ
４２が固定されている。
ると共に、インジケータを高輝度で照明することのでき
るコンパクトで視認性の高い複合スイッチ装置を提供す
る。 【解決手段】 プッシュスイッチ部１２は中空のスイッ
チノブ２２を有し、当該スイッチノブ２２が保持する意
匠プレート２４を裏面から照明するバルブ２６を中空内
部に有する。また、前記スイッチノブ２２の周囲には、
ダイヤルスイッチ部１４のダイヤルノブ３８が配置さ
れ、当該ダイヤルノブ３８と共に回転するインジケータ
４２が固定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合スイッチ装
置、特に、操作形態の異なるスイッチが一体化された複
合スイッチ装置の視認性を向上させるための改良に関す
る。
置、特に、操作形態の異なるスイッチが一体化された複
合スイッチ装置の視認性を向上させるための改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車の快適装備化に伴って、搭
載される電子機器の多様化、多機能化が盛んに行われて
いる。特にスペースの限られた運転席周辺では各種電子
機器の効率的なレイアウトが重要であり、様々な配置方
法が提案されている。このレイアウトを行うときに重要
視される項目の１つに、各電子機器を操作する複数のス
イッチ類の視認性、特にスイッチの有する機能表示の視
認性がある。最も一般的なスイッチの機能表示は、その
スイッチの操作ノブ表面に固定的な機能表示を行うもの
である。また、操作ノブに直接表示できない場合や操作
ノブが小さい場合等はスイッチの周辺に固定表示する場
合もある。図５は、前述したようなスイッチのレイアウ
トを示す一例であり、自動車に装備される空気調和装置
（以下、エアコンという）の制御スイッチユニット１０
０の正面図を示したものである。制御スイッチユニット
１００には、プッシュスイッチとして、エアコンの空気
吹き出し口を選択する吹出しモード選択スイッチ１０２
ａ〜１０２ｅやリアウインドウデフォッガスイッチ１０
４、内気循環スイッチ１０６ａ、内外気混合スイッチ１
０６ｂ、エアコンスイッチ１０８ａ、エコノミーエアコ
ンスイッチ１０８ｂの他、設定温度に車室内を維持する
ように空気吹き出し口の選択や風量選択を自動で行うオ
ートモードスイッチ１１０ａ及びオートモードの解除を
行うＯＦＦスイッチ１１０ｂ等が配置されている。一
方、ダイヤルスイッチとしては、温度設定を行う温度設
定スイッチ１１２、風量の選択を行う風量選択スイッチ
１１４等が配置されている。
載される電子機器の多様化、多機能化が盛んに行われて
いる。特にスペースの限られた運転席周辺では各種電子
機器の効率的なレイアウトが重要であり、様々な配置方
法が提案されている。このレイアウトを行うときに重要
視される項目の１つに、各電子機器を操作する複数のス
イッチ類の視認性、特にスイッチの有する機能表示の視
認性がある。最も一般的なスイッチの機能表示は、その
スイッチの操作ノブ表面に固定的な機能表示を行うもの
である。また、操作ノブに直接表示できない場合や操作
ノブが小さい場合等はスイッチの周辺に固定表示する場
合もある。図５は、前述したようなスイッチのレイアウ
トを示す一例であり、自動車に装備される空気調和装置
（以下、エアコンという）の制御スイッチユニット１０
０の正面図を示したものである。制御スイッチユニット
１００には、プッシュスイッチとして、エアコンの空気
吹き出し口を選択する吹出しモード選択スイッチ１０２
ａ〜１０２ｅやリアウインドウデフォッガスイッチ１０
４、内気循環スイッチ１０６ａ、内外気混合スイッチ１
０６ｂ、エアコンスイッチ１０８ａ、エコノミーエアコ
ンスイッチ１０８ｂの他、設定温度に車室内を維持する
ように空気吹き出し口の選択や風量選択を自動で行うオ
ートモードスイッチ１１０ａ及びオートモードの解除を
行うＯＦＦスイッチ１１０ｂ等が配置されている。一
方、ダイヤルスイッチとしては、温度設定を行う温度設
定スイッチ１１２、風量の選択を行う風量選択スイッチ
１１４等が配置されている。
【０００３】これらのスイッチには、夜間走行時でも良
好な視認性を提供できるように、照明装置が内蔵されて
いる。例えば、プッシュスイッチは、スイッチノブ表面
に形成された機能を示す意匠マーク１１６が車幅灯のＯ
Ｎ操作と連動して照明されると共に、各プッシュスイッ
チがＯＮされると、スイッチノブ上のインジケータ１１
８が点灯するように意匠マーク１１６の照明用とは別の
光源がプッシュスイッチに内蔵されている。また、ダイ
ヤルスイッチは、周囲に選択対象目盛り（温度や風量
等）１２０が配置され、ダイヤルノブに前記選択対象目
盛りを指し示すインジケータ（指針）１２２が配置さ
れ、車幅灯のＯＮ操作と連動して照明されるようになっ
ている。
好な視認性を提供できるように、照明装置が内蔵されて
いる。例えば、プッシュスイッチは、スイッチノブ表面
に形成された機能を示す意匠マーク１１６が車幅灯のＯ
Ｎ操作と連動して照明されると共に、各プッシュスイッ
チがＯＮされると、スイッチノブ上のインジケータ１１
８が点灯するように意匠マーク１１６の照明用とは別の
光源がプッシュスイッチに内蔵されている。また、ダイ
ヤルスイッチは、周囲に選択対象目盛り（温度や風量
等）１２０が配置され、ダイヤルノブに前記選択対象目
盛りを指し示すインジケータ（指針）１２２が配置さ
れ、車幅灯のＯＮ操作と連動して照明されるようになっ
ている。
【０００４】このように、スイッチの機能を示す意匠マ
ークとインジケータが照明されることによって、良好な
視認性を確保し、操作性の向上に寄与している。
ークとインジケータが照明されることによって、良好な
視認性を確保し、操作性の向上に寄与している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、制御スイッチ
ユニットはさらに省スペースで構成されることが要望さ
れる。この要望に対して提案されたものが、プッシュス
イッチのノブの周囲にダイヤルスイッチを配置して一体
化した複合スイッチ装置である。このような複合スイッ
チ装置によれば、スイッチの配置スペースを大幅に削減
することができる。しかし、プッシュスイッチの操作軸
とダイヤルスイッチの操作軸とが同一になるため、個々
のスイッチの機能表示や動作状態を示すための意匠マー
クやインジケータを十分かつ適切に照明することが困難
になる。すなわち、スイッチノブの中央部には、ダイヤ
ルスイッチの操作軸（回転軸）が存在するためスイッチ
ノブ上の意匠マーク全体を均一に照明することは困難で
あり、中心からずれた位置からの照明になる。そのため
必ず操作軸による影が形成されてしまい視認性が低下す
るという問題があった。また、スイッチの動作状態を明
確に示すためには、インジケータを意匠マークより高輝
度に照明する必要があり、別光源が要求されるが、前述
したように操作軸があるため良好な照明ができないとい
う問題があった。
ユニットはさらに省スペースで構成されることが要望さ
れる。この要望に対して提案されたものが、プッシュス
イッチのノブの周囲にダイヤルスイッチを配置して一体
化した複合スイッチ装置である。このような複合スイッ
チ装置によれば、スイッチの配置スペースを大幅に削減
することができる。しかし、プッシュスイッチの操作軸
とダイヤルスイッチの操作軸とが同一になるため、個々
のスイッチの機能表示や動作状態を示すための意匠マー
クやインジケータを十分かつ適切に照明することが困難
になる。すなわち、スイッチノブの中央部には、ダイヤ
ルスイッチの操作軸（回転軸）が存在するためスイッチ
ノブ上の意匠マーク全体を均一に照明することは困難で
あり、中心からずれた位置からの照明になる。そのため
必ず操作軸による影が形成されてしまい視認性が低下す
るという問題があった。また、スイッチの動作状態を明
確に示すためには、インジケータを意匠マークより高輝
度に照明する必要があり、別光源が要求されるが、前述
したように操作軸があるため良好な照明ができないとい
う問題があった。
【０００６】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、意匠マークを均一に照明でき
ると共に、インジケータを高輝度で照明することのでき
る複合スイッチ装置を提供することにある。
ものであり、その目的は、意匠マークを均一に照明でき
ると共に、インジケータを高輝度で照明することのでき
る複合スイッチ装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明は、異なる操作形態を有する多種類
のスイッチを一体化した複合スイッチ装置であって、押
下可能な中空のスイッチノブの内部に当該スイッチノブ
表面に配置された意匠プレートの照明を行う光源を有す
るプッシュスイッチ部と、前記スイッチノブの周囲に回
動自在に配置されたダイヤルノブと当該ダイヤルノブと
共に回転し前記意匠プレートに対するダイヤルノブの回
転度合いを示すインジケータを照明する光源とを有する
ダイヤルスイッチ部と、を含むことを特徴とする。
するために、本発明は、異なる操作形態を有する多種類
のスイッチを一体化した複合スイッチ装置であって、押
下可能な中空のスイッチノブの内部に当該スイッチノブ
表面に配置された意匠プレートの照明を行う光源を有す
るプッシュスイッチ部と、前記スイッチノブの周囲に回
動自在に配置されたダイヤルノブと当該ダイヤルノブと
共に回転し前記意匠プレートに対するダイヤルノブの回
転度合いを示すインジケータを照明する光源とを有する
ダイヤルスイッチ部と、を含むことを特徴とする。
【０００８】この構成によれば、プッシュスイッチのノ
ブの意匠プレートは中空のスイッチノブ内部の光源によ
って、他の部材に影響されることなく全面をほぼ均一に
照明され、インジケータは前記光源とは別光源によって
照明される。また、スイッチノブの周囲の配置されたダ
イヤルノブに内蔵され、当該ダイヤルノブと共に回転す
る光源によってダイヤルノブのインジケータが照明され
る。従って、インジケータを意匠マークとは別に高輝度
に照明することができる。
ブの意匠プレートは中空のスイッチノブ内部の光源によ
って、他の部材に影響されることなく全面をほぼ均一に
照明され、インジケータは前記光源とは別光源によって
照明される。また、スイッチノブの周囲の配置されたダ
イヤルノブに内蔵され、当該ダイヤルノブと共に回転す
る光源によってダイヤルノブのインジケータが照明され
る。従って、インジケータを意匠マークとは別に高輝度
に照明することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
（以下、実施形態という）を図面に基づき説明する。
（以下、実施形態という）を図面に基づき説明する。
【００１０】図１には、本実施形態の複合スイッチ装置
１０の正面断面図が示され、図２、図３には、異なる位
置で切断した側断面図が示されている。なお、各図にお
いて、実際は各部材の強度を維持するためにリブ等が形
成されているが、図面の簡略化のために、一部省略して
いる。本実施形態の複合スイッチ装置１０は、図４に示
すようにプッシュ型のスイッチとダイヤル回転型のスイ
ッチが一体化されたもので、中央にプッシュスイッチ部
１２が配置され、当該スイッチ部１２の周囲にダイヤル
スイッチ部１４が配置されている。なお、図４は、本実
施形態の複合スイッチ装置を自動車の空気調和装置（以
下、エアコンという）の操作スイッチの一部に適用した
例を示したものである。
１０の正面断面図が示され、図２、図３には、異なる位
置で切断した側断面図が示されている。なお、各図にお
いて、実際は各部材の強度を維持するためにリブ等が形
成されているが、図面の簡略化のために、一部省略して
いる。本実施形態の複合スイッチ装置１０は、図４に示
すようにプッシュ型のスイッチとダイヤル回転型のスイ
ッチが一体化されたもので、中央にプッシュスイッチ部
１２が配置され、当該スイッチ部１２の周囲にダイヤル
スイッチ部１４が配置されている。なお、図４は、本実
施形態の複合スイッチ装置を自動車の空気調和装置（以
下、エアコンという）の操作スイッチの一部に適用した
例を示したものである。
【００１１】本実施形態の特徴的事項は、プッシュスイ
ッチ部のスイッチノブの内部が中空で、その中空部にス
イッチノブの表面に配置された意匠プレートの照明を行
う光源と当該スイッチノブの操作状態を示すインジケー
タを照明する導光部とが配置され、前記スイッチノブの
周囲に配置されたダイヤルスイッチ部のダイヤルノブの
内部に当該ダイヤルノブと共に回転し前記意匠プレート
上の意匠に対するダイヤルノブの回転度合いを示すイン
ジケータを照明する光源を配置しているところである。
ッチ部のスイッチノブの内部が中空で、その中空部にス
イッチノブの表面に配置された意匠プレートの照明を行
う光源と当該スイッチノブの操作状態を示すインジケー
タを照明する導光部とが配置され、前記スイッチノブの
周囲に配置されたダイヤルスイッチ部のダイヤルノブの
内部に当該ダイヤルノブと共に回転し前記意匠プレート
上の意匠に対するダイヤルノブの回転度合いを示すイン
ジケータを照明する光源を配置しているところである。
【００１２】図２に示すように、複合スイッチ装置１０
の基板１６には、プッシュスイッチ本体１８と、ダイヤ
ルスイッチの固定接点２０が固定されている。また、複
合スイッチ装置１０のほぼ中央部の基板１６上には、前
記プッシュスイッチ本体１８を押下操作するスイッチノ
ブ２２の表面に固定された意匠プレート２４を裏面から
照明する光源としてバルブ２６が固定されている。図２
に示すように、前記スイッチノブ２２は、内部が中空で
一端に開口部を有する略おわん形状を呈し、前記開口部
に意匠プレート２４を支持している。この意匠プレート
には、図４に示すように、プッシュスイッチ本体１８の
機能を示す意匠マーク『ＰＵＳＨ−ＡＵＴＯ』と、ダイ
ヤルスイッチ部１４で選択可能な項目、図４の場合、エ
アコンの温度設定を行う場合の選択項目（温度）等が透
明樹脂等で形成され、前記バルブ２６からの光を通過さ
せ意匠マークが光るようになっている。
の基板１６には、プッシュスイッチ本体１８と、ダイヤ
ルスイッチの固定接点２０が固定されている。また、複
合スイッチ装置１０のほぼ中央部の基板１６上には、前
記プッシュスイッチ本体１８を押下操作するスイッチノ
ブ２２の表面に固定された意匠プレート２４を裏面から
照明する光源としてバルブ２６が固定されている。図２
に示すように、前記スイッチノブ２２は、内部が中空で
一端に開口部を有する略おわん形状を呈し、前記開口部
に意匠プレート２４を支持している。この意匠プレート
には、図４に示すように、プッシュスイッチ本体１８の
機能を示す意匠マーク『ＰＵＳＨ−ＡＵＴＯ』と、ダイ
ヤルスイッチ部１４で選択可能な項目、図４の場合、エ
アコンの温度設定を行う場合の選択項目（温度）等が透
明樹脂等で形成され、前記バルブ２６からの光を通過さ
せ意匠マークが光るようになっている。
【００１３】また、前記固定接点２０は、図１及び図２
に示すように、リング状の接点部２０ａの内周部に円筒
部２０ｂを有している。そして、前記円筒部２０ｂの内
壁面には、前記スイッチノブ２２の側面に形成されたガ
イドキー２２ａと係合可能なガイド溝が形成されてい
る。前記ガイドキー２２ａとガイド溝の係合によって、
前記スイッチノブ２２は支持され、当該スイッチノブ２
２が基板１６に対して、図２中の両矢印Ａ方向にスムー
ズに摺動し、スイッチノブ２２の底面でプッシュスイッ
チ本体１８を真っ直ぐに押下することを可能にしてい
る。なお、本実施形態では、ガイドキー２２ａとガイド
溝は２対配置した例を示しているが、スイッチノブ２２
の大きさに応じて、１対や３対以上が適宜選択される。
に示すように、リング状の接点部２０ａの内周部に円筒
部２０ｂを有している。そして、前記円筒部２０ｂの内
壁面には、前記スイッチノブ２２の側面に形成されたガ
イドキー２２ａと係合可能なガイド溝が形成されてい
る。前記ガイドキー２２ａとガイド溝の係合によって、
前記スイッチノブ２２は支持され、当該スイッチノブ２
２が基板１６に対して、図２中の両矢印Ａ方向にスムー
ズに摺動し、スイッチノブ２２の底面でプッシュスイッ
チ本体１８を真っ直ぐに押下することを可能にしてい
る。なお、本実施形態では、ガイドキー２２ａとガイド
溝は２対配置した例を示しているが、スイッチノブ２２
の大きさに応じて、１対や３対以上が適宜選択される。
【００１４】また、スイッチノブ２２は、内部が中空で
あり、かつ固定接点２０の円筒部２０ｂで支持され、バ
ルブ２６がその内部側に配置される構造を有しているの
で、バルブ２６は、ダイヤルスイッチ部の構成部品の影
響を受けることなく、意匠プレート２４の裏面にバルブ
２６の光を均等に照射することができる。その結果、前
記意匠プレート２４上の意匠マークに影等が移り込むこ
とがなく良好な意匠マークの照明を行い意匠マークの視
認性を向上している。
あり、かつ固定接点２０の円筒部２０ｂで支持され、バ
ルブ２６がその内部側に配置される構造を有しているの
で、バルブ２６は、ダイヤルスイッチ部の構成部品の影
響を受けることなく、意匠プレート２４の裏面にバルブ
２６の光を均等に照射することができる。その結果、前
記意匠プレート２４上の意匠マークに影等が移り込むこ
とがなく良好な意匠マークの照明を行い意匠マークの視
認性を向上している。
【００１５】さらに、前記意匠プレート２４には、図３
に示すように、インジケータ２８が形成され、前記プッ
シュスイッチ本体１８がＯＮ操作されたことを表示可能
にしている。このインジケータ２８は、前記スイッチノ
ブ２２に固定され、当該スイッチノブ２２と共に移動可
能な導光レンズ３０と、前記基板１６上に固定されたＬ
ＥＤ３２とで構成されている。本実施形態では、スイッ
チ本体１８は手動操作自動復帰型のスイッチを利用した
例であり、１回の押下操作によりオートモード回路が閉
路すると同時にＬＥＤ３２が発光し、図３の位置にスイ
ッチノブ２２と共に復帰した導光レンズ３０によって導
かれた光がインジケータ２８を発光させる。その後、再
度、スイッチノブ２２を押下することによりオートモー
ド回路が開路すると共に、ＬＥＤ３２が消灯するように
なっている。なお、スイッチ本体１８に残留型スイッチ
を用いた場合、スイッチノブ２２と共に、導光レンズ３
０が押し下げられたときに導光レンズ３０が発光してい
るＬＥＤ３２に最接近して、光をインジケータ２８に導
くような構造にしてもよい。この場合、ＬＥＤ３２から
の光をより効率的にインジケータ２８の表面まで導くこ
とができる。
に示すように、インジケータ２８が形成され、前記プッ
シュスイッチ本体１８がＯＮ操作されたことを表示可能
にしている。このインジケータ２８は、前記スイッチノ
ブ２２に固定され、当該スイッチノブ２２と共に移動可
能な導光レンズ３０と、前記基板１６上に固定されたＬ
ＥＤ３２とで構成されている。本実施形態では、スイッ
チ本体１８は手動操作自動復帰型のスイッチを利用した
例であり、１回の押下操作によりオートモード回路が閉
路すると同時にＬＥＤ３２が発光し、図３の位置にスイ
ッチノブ２２と共に復帰した導光レンズ３０によって導
かれた光がインジケータ２８を発光させる。その後、再
度、スイッチノブ２２を押下することによりオートモー
ド回路が開路すると共に、ＬＥＤ３２が消灯するように
なっている。なお、スイッチ本体１８に残留型スイッチ
を用いた場合、スイッチノブ２２と共に、導光レンズ３
０が押し下げられたときに導光レンズ３０が発光してい
るＬＥＤ３２に最接近して、光をインジケータ２８に導
くような構造にしてもよい。この場合、ＬＥＤ３２から
の光をより効率的にインジケータ２８の表面まで導くこ
とができる。
【００１６】一方、前記固定接点２０の接点部２０ａに
は、断面略コの字状の押さえ板３４によって摺動回転自
在にダイヤルスイッチ部の可動接点３６の接点部３６ａ
が接続されている。この可動接点３６も前記固定接点２
０と同様に、リング状の内周部に円筒部３６ｂを有して
いる。この円筒部３６ｂには、ダイヤルスイッチ部のダ
イヤルノブ３８を支持する連結部材４０が固定されてい
る。本実施形態では、ダイヤルノブ３８の内壁面に複数
のリブ３８ａが形成され、連結部材４０に固定されてい
る。この連結部材４０も円筒部を有する略リング形状を
呈し、前記ダイヤルノブ３８の回転を可動接点３６に伝
達できるようになっている。
は、断面略コの字状の押さえ板３４によって摺動回転自
在にダイヤルスイッチ部の可動接点３６の接点部３６ａ
が接続されている。この可動接点３６も前記固定接点２
０と同様に、リング状の内周部に円筒部３６ｂを有して
いる。この円筒部３６ｂには、ダイヤルスイッチ部のダ
イヤルノブ３８を支持する連結部材４０が固定されてい
る。本実施形態では、ダイヤルノブ３８の内壁面に複数
のリブ３８ａが形成され、連結部材４０に固定されてい
る。この連結部材４０も円筒部を有する略リング形状を
呈し、前記ダイヤルノブ３８の回転を可動接点３６に伝
達できるようになっている。
【００１７】本実施形態の場合、前記ダイヤルノブ３８
は、前述したように、プッシュスイッチ部１２の周囲を
回動するが、図４に示すように、プッシュスイッチ部１
２のスイッチノブ２２に固定された意匠プレート２４に
対する回転度合いを示すインジケータ４２を有してい
る。このインジケータ４２は、図３に示すようにダイヤ
ルノブ３８の一部に内蔵された導光レンズ４４と、前記
連結部材４０の一部に固定されたＬＥＤホルダ４６のＬ
ＥＤ４８と、によって構成されている。前述したよう
に、ダイヤルノブ３８と連結部材４０と可動接点３６と
は互いに固定接続されているので、インジケータ４２は
可動接点３６の回転度合いを正確に示すことができる。
つまり、インジケータ４２は、固定接点２０にガイドキ
ー２２ａで両矢印Ａ方向のみ手動可能に接続されたスイ
ッチノブ２２に固定された意匠プレート２４に対する回
転度合いを正確に示すことができる。なお、本実施形態
では、プッシュスイッチ部１２をＯＮ／ＯＦＦすること
により、空調装置の自動制御のＯＮ／ＯＦＦを切替える
ことができる。また、ダイヤルスイッチ部１４を回動す
ることにより、空調装置の自動制御の設定温度を調整す
ることができる。従って、自動制御の際に必要な動作を
同一の操作部材で操作することができるため、操作性が
向上する。また本実施形態では、空調装置の自動制御状
態の切替えと、自動制御時の設定温度調整を複合させた
が、これに限ることではない。更に本実施形態では、プ
ッシュスイッチ部１２の意匠プレート２４にダイヤルス
イッチ部１４の選択項目である温度を表示させているの
で、図５に示すようにダイヤルノブの周囲に選択項目を
表示する場合に比べて、必要スペースを削減できるの
で、より効率的なスペース利用を行うことができる。
は、前述したように、プッシュスイッチ部１２の周囲を
回動するが、図４に示すように、プッシュスイッチ部１
２のスイッチノブ２２に固定された意匠プレート２４に
対する回転度合いを示すインジケータ４２を有してい
る。このインジケータ４２は、図３に示すようにダイヤ
ルノブ３８の一部に内蔵された導光レンズ４４と、前記
連結部材４０の一部に固定されたＬＥＤホルダ４６のＬ
ＥＤ４８と、によって構成されている。前述したよう
に、ダイヤルノブ３８と連結部材４０と可動接点３６と
は互いに固定接続されているので、インジケータ４２は
可動接点３６の回転度合いを正確に示すことができる。
つまり、インジケータ４２は、固定接点２０にガイドキ
ー２２ａで両矢印Ａ方向のみ手動可能に接続されたスイ
ッチノブ２２に固定された意匠プレート２４に対する回
転度合いを正確に示すことができる。なお、本実施形態
では、プッシュスイッチ部１２をＯＮ／ＯＦＦすること
により、空調装置の自動制御のＯＮ／ＯＦＦを切替える
ことができる。また、ダイヤルスイッチ部１４を回動す
ることにより、空調装置の自動制御の設定温度を調整す
ることができる。従って、自動制御の際に必要な動作を
同一の操作部材で操作することができるため、操作性が
向上する。また本実施形態では、空調装置の自動制御状
態の切替えと、自動制御時の設定温度調整を複合させた
が、これに限ることではない。更に本実施形態では、プ
ッシュスイッチ部１２の意匠プレート２４にダイヤルス
イッチ部１４の選択項目である温度を表示させているの
で、図５に示すようにダイヤルノブの周囲に選択項目を
表示する場合に比べて、必要スペースを削減できるの
で、より効率的なスペース利用を行うことができる。
【００１８】このように、本実施形態の複合スイッチ装
置１０によれば、複数種類のスイッチ操作を省スペース
で行うことができると共に、中央のプッシュスイッチ部
１２上の意匠プレート２４の照明を均一に行うことがで
きる。また、ダイヤルスイッチ部１４のインジケータ４
２を高輝度で発光させることが可能になり、視認性を向
上することができる。
置１０によれば、複数種類のスイッチ操作を省スペース
で行うことができると共に、中央のプッシュスイッチ部
１２上の意匠プレート２４の照明を均一に行うことがで
きる。また、ダイヤルスイッチ部１４のインジケータ４
２を高輝度で発光させることが可能になり、視認性を向
上することができる。
【００１９】なお、以上のように構成される複合スイッ
チ装置１０は、図３に示すように、ダイヤルスイッチ部
１４を化粧板５０（例えば、エアコンの化粧パネル）か
ら突出した状態で配置されることになる。
チ装置１０は、図３に示すように、ダイヤルスイッチ部
１４を化粧板５０（例えば、エアコンの化粧パネル）か
ら突出した状態で配置されることになる。
【００２０】本実施形態では、複合スイッチ装置１０を
自動車のエアコンの制御スイッチに適用した例を示した
が、他の電子機器、例えばオーディオやナビゲーション
装置、その他自動車搭載機器以外の電子機器に適用して
も同様の効果を得ることができる。
自動車のエアコンの制御スイッチに適用した例を示した
が、他の電子機器、例えばオーディオやナビゲーション
装置、その他自動車搭載機器以外の電子機器に適用して
も同様の効果を得ることができる。
【００２１】さらに、本実施形態で示した複合スイッチ
装置１０の構造は、一例であり、プッシュスイッチのス
イッチノブが中空で、内部に意匠プレート照明用の光源
を備え、前記スイッチノブの周囲の配置されたダイヤル
ノブと共に回転するインジケータを有する構造であれば
同様の効果を得ることができる。
装置１０の構造は、一例であり、プッシュスイッチのス
イッチノブが中空で、内部に意匠プレート照明用の光源
を備え、前記スイッチノブの周囲の配置されたダイヤル
ノブと共に回転するインジケータを有する構造であれば
同様の効果を得ることができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、複合スイッチの有する
意匠プレートの意匠マークを均一に照明できると共に、
インジケータを高輝度で照明することが可能になり、複
合スイッチ装置のコンパクト化を行いつつ、視認性を向
上することができる。
意匠プレートの意匠マークを均一に照明できると共に、
インジケータを高輝度で照明することが可能になり、複
合スイッチ装置のコンパクト化を行いつつ、視認性を向
上することができる。
【図１】 本発明の実施形態の複合スイッチ装置の正面
断面図である。
断面図である。
【図２】 本発明の実施形態の複合スイッチ装置の側断
面図である。
面図である。
【図３】 本発明の実施形態の複合スイッチ装置の他の
方向で切断した側断面図である。
方向で切断した側断面図である。
【図４】 本発明の実施形態の複合スイッチ装置の正面
図である。
図である。
【図５】 従来のスイッチ装置の正面図である。
１０ 複合スイッチ装置、１２ プッシュスイッチ部、
１４ ダイヤルスイッチ部、１６ 基板、１８ プッシ
ュスイッチ本体、２０ 固定接点、２０ａ 接点部、２
０ｂ 円筒部、２２ スイッチノブ、２４ 意匠プレー
ト、２６ バルブ、２８ インジケータ、３０ 導光レ
ンズ、３２ ＬＥＤ、３４ 押さえ板、３６ 可動接
点、３６ａ 接点部、３６ｂ 円筒部、３８ ダイヤル
ノブ、４０連結部材、４２ インジケータ、４４ 導光
レンズ、４６ ＬＥＤホルダ、４８ ＬＥＤ、５０ 化
粧板。
１４ ダイヤルスイッチ部、１６ 基板、１８ プッシ
ュスイッチ本体、２０ 固定接点、２０ａ 接点部、２
０ｂ 円筒部、２２ スイッチノブ、２４ 意匠プレー
ト、２６ バルブ、２８ インジケータ、３０ 導光レ
ンズ、３２ ＬＥＤ、３４ 押さえ板、３６ 可動接
点、３６ａ 接点部、３６ｂ 円筒部、３８ ダイヤル
ノブ、４０連結部材、４２ インジケータ、４４ 導光
レンズ、４６ ＬＥＤホルダ、４８ ＬＥＤ、５０ 化
粧板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 豊 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 村松 芳幸 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 異なる操作形態を有する多種類のスイッ
チを一体化した複合スイッチ装置であって、 押下可能な中空のスイッチノブの内部に当該スイッチノ
ブ表面に配置された意匠プレートの照明を行う光源を有
するプッシュスイッチ部と、 前記スイッチノブの周囲に回動自在に配置されたダイヤ
ルノブと当該ダイヤルノブと共に回転し前記意匠プレー
トに対するダイヤルノブの回転度合いを示すインジケー
タを照明する光源とを有するダイヤルスイッチ部と、 を含むことを特徴とする複合スイッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18506398A JP4104212B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 複合スイッチ装置 |
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|---|---|---|---|
| JP18506398A JP4104212B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 複合スイッチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000016058A true JP2000016058A (ja) | 2000-01-18 |
| JP4104212B2 JP4104212B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
ID=16164165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18506398A Expired - Fee Related JP4104212B2 (ja) | 1998-06-30 | 1998-06-30 | 複合スイッチ装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP4104212B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| GB2515664A (en) * | 2012-02-17 | 2014-12-31 | Motorola Solutions Inc | Multifunction Control Indicator for a Vehicular Mobile Radio |
| KR20150105860A (ko) * | 2014-03-10 | 2015-09-18 | 한국오므론전장주식회사 | 접점 접촉이 용이한 차량용 다단 제어 스위치 |
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|---|---|---|---|---|
| JP7136677B2 (ja) * | 2018-12-12 | 2022-09-13 | 東京測定器材株式会社 | 操作装置 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP18506398A patent/JP4104212B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP4596169B2 (ja) * | 2006-04-14 | 2010-12-08 | 株式会社デンソー | ダイアル式スイッチ装置 |
| KR100782571B1 (ko) | 2007-08-20 | 2007-12-06 | 씨멘스브이디오한라 주식회사 | 차량의 히터 컨트롤 패널 |
| KR101021951B1 (ko) * | 2008-08-11 | 2011-03-16 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 차량용 스타트버튼 |
| KR101021950B1 (ko) * | 2008-08-11 | 2011-03-16 | 콘티넨탈 오토모티브 일렉트로닉스 유한회사 | 차량용 스타트버튼 |
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| GB2515664B (en) * | 2012-02-17 | 2018-12-05 | Motorola Solutions Inc | Multifunction Control Indicator for a Vehicular Mobile Radio |
| KR20150105860A (ko) * | 2014-03-10 | 2015-09-18 | 한국오므론전장주식회사 | 접점 접촉이 용이한 차량용 다단 제어 스위치 |
| KR101602037B1 (ko) | 2014-03-10 | 2016-03-09 | 한국오므론전장주식회사 | 접점 접촉이 용이한 차량용 다단 제어 스위치 |
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| JP4104212B2 (ja) | 2008-06-18 |
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