JP2005302653A - 入力表示装置 - Google Patents

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Susumu Uchida
將 内田
Tomohiro Oikawa
智啓 及川
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Abstract

【課題】 操作者が、操作部の移動操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することのできる入力表示装置を提供することにある。
入力表示装置の提供。
【解決手段】 表示面、すなわちLCD31に、各項目の周囲に操作部6(操作部)の輪郭形状と同様に輪郭形状が円形のリング型セグメント43〜45を設けた。カーエアコン100の3つの設定項目、すなわち風量、温度および吹出口のうちのいずれか1つが選択されたとき、選択された設定項目の周囲に位置するリング型セグメントを発光させる旨の指令信号をLCD駆動部66に出力するよう制御装置60を設定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動操作される操作部と、この操作部の移動操作により選択可能な項目を表示する表示手段とを備える入力表示装置に関する。
従来の入力表示装置は、手動で移動操作される操作部と、この操作部の移動方向を検出する検出手段と、操作部の移動操作により選択可能な複数の項目を表示する表示面を有する表示手段と、検出手段により検出された操作部の移動操作に応じて表示手段を制御する制御手段とを備えている。
操作部は、インストラメンタルパネルに設置される筐体の板部から突出しており、中立位置から8方向へ移動操作できるようになっている。表示手段は、カーナビゲーションシステムやテレビに使用される表示装置からなる。
表示装置の表示面には、操作部の移動操作により選択可能な複数の項目として、8種類の車載用電気機器、すなわちカーナビゲーションシステム、テレビ、カーエアコン、ラジオ、CDプレイヤ、E−mail、電話およびカメラが、文字列で表示されるようになっている。
特開2002−149324号公報
上述した従来の入力表示装置では、表示項目の選択と操作部の移動操作とを連想させるものがない。このため、操作者は操作部の移動操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することができない、という問題があった。
本発明は、前述の実状を考慮してなされたものであり、その目的は、操作者が、操作部の移動操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することのできる入力表示装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、次の〔1〕,〔2〕のように構成してある。
〔1〕 本発明は、手動で移動操作される操作部と、この操作部の移動を検出する検出手段と、前記操作部の移動操作により選択可能な複数の項目を表示するとともに、前記項目のそれぞれの周囲に選択表示枠を表示する表示面を有する表示手段と、前記検出手段からの検出信号に応じて項目選択を行うとともに、選択された項目の周囲に前記選択表示枠が表示されるよう前記表示手段を制御する制御手段とを備える入力表示装置であって、前記操作部の輪郭形状と前記選択表示枠の輪郭形状とがほぼ相似形であることを特徴とする。
このように構成した本発明では、操作部の輪郭形状と選択表示枠の輪郭形状とが略相似形であることが、表示項目の選択と操作部の移動操作とを連想させる。このため、操作者は操作部材の移動操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することができる。
〔2〕 本発明は、〔1〕記載の発明において、前記操作部の輪郭形状と前記選択表示枠の輪郭形状とがほぼ円形であることを特徴とする。
このように構成した本発明では、操作部を移動操作に加えて回転操作を行えるよう構成した場合において、操作部の輪郭形状と枠の輪郭形状との相似性が損なわれないようにすることができる。つまり、操作部の輪郭形状と枠の輪郭形状とが例えば互いに四角形状である場合、操作部が回転操作されると操作部の輪郭形状の各頂点の位置が変化するので、操作部の輪郭形状と枠の輪郭形状とがほぼ相似形であることが分かりにくくなるが、すなわち、操作部の輪郭形状と枠の輪郭形状との相似性が損なわれるが、操作部の輪郭形状と枠の輪郭形状とがほぼ円形であれば、操作部を回転操作しても相似性は損なわれない。
前述のように、本発明によれば、操作部の輪郭形状と選択表示枠の輪郭形状とが略相似形であることが、表示項目の選択と操作部の移動操作とを連想させる。このため、操作者は操作部材の移動操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することができる。
以下で、本発明の入力表示装置の一実施形態を図1〜6を用いて説明する。
図1は、本発明の入力表示装置の一実施形態が備えられる操作装置を示す正面図、図2は、図1に示す操作装置の分解斜視図、図3は、図1のIII−III断面図、図4は、図1のIV−IV断面図、図5は、図4のV−V断面図、図6は、図1に示す操作装置のシステム構成を示すブロック図である。
本実施形態は、図1に示す操作装置1に備えられている。この操作装置1は、車載用電気機器、例えばカーエアコン100(図6参照)を操作するものである。本実施形態は、入力装置として力覚付与型入力装置2を備え、出力装置として表示装置30(表示手段)を備えている。
<1> 操作装置1の構成
操作装置1は、前記力覚付与型入力装置2と、カーエアコン100の設定項目、例えば風量、温度および吹出口のそれぞれの設定状態を表示する表示装置30と、力覚付与型入力装置5と表示装置30を制御するとともに、カーエアコン100に指令信号を出力する制御装置60とを備えている。
図1において、6は、力覚付与型入力装置5に備えられる操作部であり、31は、表示装置30に備えられ、カーエアコン100の風量、温度、吹出口の設定状態を表示するLCDである。操作装置1は、操作部3がLCD31の下方に配置されるとともに筐体2から水平方向に突出するよう自動車のインストラメンタルパネル(図示せず)に設置してある。
<1.1> 力覚付与型入力装置の構成
力覚付与型入力装置5の構成について、図2〜5を用いて説明する。
力覚付与型入力装置5は、筐体2を備えている。この筐体2は、表側ケース3と裏側ケース4とをスナップ結合してなる。表側ケース3の表側の板部には、手動で回転操作、および所定方向への移動操作、すなわち左右方向へ傾倒操作される前記操作部6を配置してある。
筐体2内には、モータ8と、このモータ8の出力軸に取付けられ、出力軸から出力される回転力を増大して出力する遊星歯車機構部9とを、カバー10で覆って一体化したエンジン7を収容してある。
遊星歯車機構部9は、モータ8の出力軸に固定されこの出力軸と一体で回転するサンギア9Aと、このサンギア9Aを中心に公転する3つのプラネットギア9Bと、カバー10の内壁面に形成されプラネットギア9Bに内周側で噛合うリングギア9Cと、各プラネットギア9Cの回転軸が設けられプラネットギア9Cの公転に伴って回転するキャリア9Dとを備えている(図5参照)。
エンジン7は、エンジン7の前側に装着され円筒部12Aを有する前側エンジンカバー12と、エンジン7の後側に装着され前側エンジンカバー12とスナップ結合する後側エンジンカバー13とによって覆ってある。
前側エンジンカバー12の円筒部12Aの内周側には、キャリア9Dの出力軸が配置され、円筒部12Aの外周側には、操作部6の回転をガイドするガイド部材14を摺動可能に嵌合してある。ガイド部材14の前端面の中央には、操作部6にスナップ結合する操作部ホルダ15を配置してある。操作部ホルダ15と、ガイド部材14と、キャリア9Dは、ねじ16により締結してある。
つまり、力覚付与型入力装置5では、操作部ホルダ15、ガイド部材14、前側エンジンカバー12、遊星歯車機構部9および後側エンジンカバー13によって結合された操作部6とモータ8の結合体16を構成してあるとともに、操作部ホルダ15、ガイド部材14および遊星歯車機構部9を介して、操作部6とモータ8との間で回転力の伝達が行われるようにしてある。
前側エンジンカバー12の前端面には、Oリング17を嵌め込んであり、前側エンジンカバー12の円筒部12Aの外周と、ガイド部材14の内周との間にはグリース(図示せず)を充填してある。
前記エンジン11には、操作部6の回転角度、すなわち、モータ8の出力軸の回転角度を検出し、検出した回転角度に相応する回転角度信号を出力するロータリエンコーダ18(図6参照)を付設してある。このロータリエンコーダ18は、図示省略してあるが、コード板およびフォトセンサを備え、フォトセンサはカバー10に形成された箱状部10Aに収容してある。
また、力覚付与型入力装置5は、結合体16を水平方向(図1における左右方向)にのみ傾倒可能に支持する支持手段を備えている。この支持手段は、例えば、前側エンジンカバー12の上部と下部から突出する一対の傾倒軸19と、裏側ケース4の内部に設けられ、傾倒軸19が回転可能に挿入される軸孔20Aを有する一対の舌片20とから構成してある。なお、支持手段は、前側エンジンカバー12に軸孔を設け裏側ケース4に傾倒軸を設けて構成したものでもよい。
また、裏側ケース4には、第1回路基板21をねじ22により固定してある。この第1回路基板21の前面の左右側部には、第1,第2検出スイッチ23A,23Bを設けてある。これら第1,第2検出スイッチ23A,23Bは、前後方向に往復動可能に設けられる駆動部材123Aと、この駆動部材123Aの往復動に伴って接触・離間する可動接点(図示せず)および固定接点(図示せず)と、駆動部材123Aを復帰させる弾性部材(図示せず)とを備えている。前側エンジンカバー12の両側部には、結合体16の傾倒に伴って第1検出スイッチ23Aの駆動部材123A、第2スイッチ23Bの駆動部材123Aを操作する第1,第2操作片24A,24Bを突出させてある。
つまり、力覚付与型入力装置5では、第1,第2検出スイッチ23A,23Bと操作片24A,24Bとによって、結合体16の傾倒方向を検出する傾倒検出手段、および、結合体16を中立位置に復帰させる復帰手段の両方を構成してある。
第1回路基板21には、ロータリエンコーダ18により検出される回転角度に応じたクリック感触等の力覚が操作部6に発生するようモータ8を制御する制御手段を設けてある。この制御手段は、ロータリエンコーダ18により検出される回転角度に応じたモータ8の回転力を算出し、この回転力に相応する指令信号を出力する制御装置60(図6参照)と、この制御装置60からの指令信号に応じてモータ8を駆動させるモータドライバ65とから構成してある。
制御装置60は、モータドライバ65に指令を出力する他に、第1,第2検出スイッチ23A,23Bにより検出される傾倒方向と、ロータリエンコーダ18により検出される回転角度とに応じてカーエアコン100に対する指令値を算出し、この指令値に相応する指令信号を通信ドライバ68を介してカーエアコン100に出力するものでもある。
なお、表側ケース3には、操作部ホルダ15とガイド部材14との結合部16Aが配置されるとともに、結合体16の傾倒に伴う結合部16Aの移動を許容する横長孔3Aを形成してある。この横長孔3Aの周囲には、操作部6が傾倒可能な方向を示す意匠部、すなわち、表側ケース3に形成される左右方向に長い凹部3Bを設けてある。
また、裏側ケース4および第1回路基板21それぞれには、傾倒軸19よりも後方に位置する結合体16部分が配置されるとともに、結合体16の傾倒を許容する収納部4Aおよび開口部21Aのそれぞれを形成してある。
<1.2> 表示装置30の構成
表示装置30について、図1,2を用いて説明する。
表示装置30は、力覚付与型入力装置5と同一の筐体2に収容されている。表側ケース3には、LCD31の表面(表示面)を露呈させる窓部3Eを形成してある。この窓部3Eは、操作部6が配置される凹部3Bの正面視形状と似せてある。つまり、窓部3Eは、凹部3Bと同様に、左右方向に長く形成するとともに両端部を半円形状に形成して、窓部3Eの端部輪郭形状と凹部3Bの端部輪郭形状を略相似形にしてある。表側ケース3の略上半分は、窓部3Eが形成された枠部3Gとなっており、枠部3Gの内周には傾斜部3Fを形成してある。窓部3Eは、枠部3Gとによって表側ケース3の内方へ凹む凹部を形成している。また、表側ケース3には、窓部3Eと凹部3Bとを連続させる溝3Hを形成してある。
筐体2内には、LCD31と、このLCD31の端子31Aが接続される第2回路基板32と、LCD31が嵌合され第2回路基板32に固定されるLCDホルダ34とを収容してある。第2回路基板32は、表側ケース3にねじ33により締結してある。第2回路基板32には、LCD31を駆動させるLCD駆動部66(図6参照)を設けてある。このLCD駆動部66は、制御装置60からの指令信号に応じてLCD31を駆動させるものである。制御装置60は、第1,第2検出スイッチ23A,23Bにより検出される傾倒方向と、ロータリエンコーダ18により検出される回転角度とに応じてLCD駆動部66に対する指令値を算出し、この指令値に相応する指令信号をLCD駆動部66に出力するようにしてある。つまり、第1検出スイッチ23Aおよび第2検出スイッチ23Bにより検出される操作部6の揺動に応じてLCD31を制御する制御手段を、制御装置60とLCD駆動部60とから構成してある。
LCDホルダ34の一方の側端部、例えば右側端部には、赤色LED35A、青色LED35Bおよび緑色LED35Cを取り付ける光源取付孔36A〜36Cを設けてある。LED35A〜35Cは、第2回路基板32にリード線を介して電気的に接続される。この第2回路基板32には、LED35A〜35Cを制御するLED駆動部67を設けてある。LED駆動部67は、前述の制御装置60からの指令信号に応じてLED35A〜35Cのそれぞれを制御するものである。
LCDホルダ34の底面全体には、光を反射する反射板37を貼り付けてある。この反射板37とLCD31の間には、LED35A〜35Cから放たれた光、および、反射板37により反射された光を、LCD31の裏面側に導く導光板38と、この導光板38により導かれた光をLCD31の裏面に対して均一に拡散する3枚の拡散シート39A〜39Cをと配置してある。
表側ケース3の窓3Eから露出するLCD31の表面部分には、風量の設定状態を示す風量表示エリア40と、温度の設定状態を示す温度表示エリア41と、および吹出口の設定状態を示す吹出口表示エリア42とを設けてある。
風量表示エリア40には、ファン型セグメント40Aと、このファン型セグメント40Aを囲む6つの円弧型セグメント40B〜40Gとを表示可能にしてある。つまり、風量0、すなわちカーエアコン100の停止状態が、ファン型セグメント40Aのみの発光により表示されるとともに、風量の大きさが、円弧型セグメント40Bのみの発光、円弧型セグメント40B,40Cの発光、円弧型セグメント40B〜40Dの発光、円弧型セグメント40B〜40Eの発光、円弧型セグメント40B〜40Fの発光、および、円弧型セグメント40B〜40Gの発光の6段階で表示されるようにしてある。
温度表示エリア41には、2桁の数字41Aを形成可能な複数のセグメントを表示可能にしてあり、温度の設定値が数字41Aによって16℃〜30℃の範囲で1℃刻みに表示されるようにしてある。
吹出口表示エリア42には、人型セグメント42Aと、この人型セグメント42Aの上方へ延びる矢印型セグメント42Bと、人型セグメント42Aの中間に延びる矢印型セグメント42Cと、人型セグメント42Aの下端部へ延びる矢印型セグメント42Dとを表示可能にしてある。つまり、フロントガラスへ向かって送風を行うためのDEF吹出口に設定された状態が、矢印型セグメント42Bの発光により表示され、運転者の胴側へ向かって送風を行うためのVENT吹出口に設定された状態が、矢印型セグメント42Cの発光により表示され、足元へ向かって送風を行うためのFLOOR吹出口に設定された状態が、矢印型セグメント42Dの発光により表示されるようにしてある。
また、風量表示エリア40の周囲、温度表示エリア41の周囲および吹出口表示エリア42の周囲のそれぞれには、選択表示枠を表示する選択表示枠表示部、すなわちリング型セグメント43〜45のそれぞれを表示可能にしてある。つまり、3つの設定項目のうちの風量が選択されたことがリング型セグメント43の発光により表示され、温度が選択されたことがリング型セグメント44の発光により表示され、吹出口が選択されたことがリング型セグメント45により表示されるようにしてある。
また、リング型セグメント44の右側部には、1頂点が右方を向いた三角セグメント46を表示可能にしてある。リング型セグメント45の左側部には、1頂点が左方を向いた三角セグメント47を表示可能にしてあり、右側部には1頂点が右方を向いた三角セグメント48を表示可能にしてある。リング型セグメント45の左側部には、1頂点が左方を向いた三角セグメント49を表示可能にしてある。
<1.3> 制御装置60の構成
制御装置60の構成について、図6を用いて説明する。
制御装置60は、CPU61、ROM62およびRAM63、およびEEPROM64、および通信ドライバ68を備えている。この制御装置60は、前述したように、第1,第2検出スイッチ23A,23Bからの検出信号と、ロータリエンコーダ18からの回転角度信号に応じて、モータドライバ65に対する指令値、LCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、およびカーエアコン100に対する指令値のそれぞれに相応する指令信号を出力するものである。
CPU61は、第1,第2検出スイッチ23A,23Bからの検出信号と、ロータリエンコーダ18からの回転角度信号とに応じて、モータドライバ65、LCD駆動部66、LED駆動部67およびカーエアコン100のそれぞれに対する指令値のそれぞれを算出するための演算や、制御装置60の全体を制御するための演算を行う演算装置である。
ROM62は、自動車のエンジンの起動に連動させて操作装置1を起動する起動プログラムと、ロータリエンコーダ18により検出される回転角度信号と第1,第2検出スイッチ23A,23Bにより検出される操作部6の傾倒方向とに応じてモータドライバ65に対する指令信号、LCD駆動部66に対する指令信号、LED駆動部67に対する指令信号、およびカーエアコン100に対する指令信号のそれぞれを出力するためのプログラムのそれぞれとを記憶する読込専用の記憶装置である。なお、起動プログラムでは、温度の設定状態を変更可能な状態(温度設定モード)となるようにしてしてある。
RAM63は、CPU61による演算処理中の値を一時的に記憶する記憶装置である。
EEPROM64は、記憶内容の変更が可能な記憶装置であって、風量、温度および吹出口のそれぞれの設定状態に対応するLCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、およびカーエアコン100に対する指令値等を記憶するものである。
<2> 操作装置1の動作
操作装置1の動作について説明する。
<2.1> 操作装置1の起動時
操作装置1は、自動車のエンジンの起動に連動して起動し、温度設定モードとなる。
このとき、温度表示エリア41では、例えば数字41Aが「22」となり、温度の設定値が22℃であることが表示される。また、LCD31の風量表示エリア40には、ファン型セグメント40Aのみの発光によって風量0が表示され、吹出口表示エリア42には、矢印型セグメント42Cの発光によってVENT吹出口に設定されていることが表示される。
また、温度表示エリア41の周囲のリング型セグメント44および三角セグメント47,48が発光し、風量表示エリア40の周囲のリング型セグメント43および三角セグメント46、吹出口表示エリア42の周囲のリング型セグメント45および三角セグメント49は発光しない。つまり、温度設定モードであることがリング型セグメント44によって表示され、操作部6の左右方向への傾倒操作により風量設定モードや吹出口設定モードに切換可能であることが三角セグメント47,48によって表示される。
また、制御装置60からLED駆動部67には、温度設定モードであって温度が22℃に設定された状態に対応する指令値が与えられ、これにより、例えば赤色LED35Aと青色LED35Bとが発光して、LCD31のバックライトが紫色となる。
<2.2> 温度設定時
温度の設定操作は、前述した温度設定モードにおいて、操作部6を回転操作することにより行う。
操作部6が右回転操作された場合、増加する操作部6の回転角度がロータリエンコーダ18により検出され、その回転角度に相応する回転角度信号が制御装置60に出力される。そして、制御装置60によって、回転角度の増加に応じて、LCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、モータドライバ65に対する指令値のそれぞれが算出され、それぞれの指令値に相応する指令信号のそれぞれが、LCD駆動部66、LED駆動部67およびモータドライバ65のそれぞれに出力される。
これにより、LCD31の温度表示エリア41では、操作部6の回転角度が所定角度増加するたびごとに、数字41Aの値が大きくなる。
また、紫色のバックライトは、操作部6の回転角度が前記所定角度増加するたびごとに、赤色が強まり、数字41Aの値が温度の設定値の上限(30℃)を示す「30」となったときに、赤色となる。
また、モータ8の回転力は、操作部6の回転角度が前記所定角度増加するたびごとに瞬間的に変化し、これにより、操作部6にクリック感触が発生する。つまり、操作者は、温度を示す数字41Aの値が大きくなるたびごとにクリック感触を得る。また、温度表示エリア41において数字41Aの値が「30」となったときに、モータ8から操作部6には、右回転操作に対抗する大きな回転力が与えられ、操作者は操作部6の右回転操作を阻止される。つまり、温度の設定値が最大値(30℃)になったことが操作部6の右回転操作の阻止(力覚)によって操作者に提示される。
操作部6が左回転操作された場合、減少する操作部6の回転角度がロータリエンコーダ18により検出され、その回転角度に相応する回転角度信号が制御装置60に出力される。そして、制御装置60によって、回転角度の減少に応じて、LCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、モータドライバ65に対する指令値のそれぞれが算出され、それらの指令値に相応する指令信号のそれぞれが、LCD駆動部66、LED駆動部67およびモータドライバ65のそれぞれに出力される。
これにより、LCD31の温度表示エリア41では、操作部6の回転角度が所定角度減少するたびごとに、数字41Aの値が小さくなる。
また、紫色のバックライトは、操作部6の回転角度が前記所定角度減少するたびごとに、青色が強まり、数字41Aが温度の設定値の下限(16℃)を示す「16」となっとときに、青色となる。
また、モータ8の回転力は、操作部6の回転角度が前記所定角度減少するたびごとに瞬間的に変化し、これにより、操作部6にクリック感触が発生する。つまり、操作者は、温度を示す数字41Aの値が小さくなるたびごとにクリック感触を得る。また、温度表示エリア41において数字41Aの値が「16」となったときに、モータ8から操作部6には、左回転操作に対抗する大きな回転力が与えられ、操作者は操作部6の左回転操作を阻止される。つまり、温度の設定値が最小値(16℃)になったことが、操作部6の左回転操作の阻止(力覚)によって操作者に提示される。
ロータリエンコーダ18により検出される回転角度が変化せずに2秒経過すると、制御装置60では、温度の設定操作が終了したと判定され、起動時にロータリエンコーダ18により検出された回転角度と、操作終了時にロータリエンコーダ18により検出された回転角度との差から、カーエアコン100に対する指令値が算出される。そして、算出された指令値に相応する指令信号が、通信ドライバ68によりカーエアコン100に出力される。
<2.3> 風量設定時
風量の設定操作は、温度設定モードにおいて、操作部6を左方向に傾倒操作して風量設定モードに切り換えた後、操作部6を回転操作することにより行う。
操作部6の左方向への傾倒操作に伴って結合体16が左方向に傾倒すると、第1操作片24Aにより押ボタン23Aが押圧操作されて第1検出スイッチ23AがONし、操作部6が左方向に傾倒操作されたことを示す検出信号が、第1検出スイッチ23Aから制御装置60に出力される。そして、押ボタン23Aが復帰して第1検出スイッチ23AがOFFすると、制御装置60への検出信号の出力が停止する。制御装置60では、温度設定モードにおける第1検出スイッチ23Aからの検出信号の出力と停止を、風量設定モードに移行する旨の指令として演算処理し、これにより、操作装置1が、風量設定モードに切り換わる。
すると、LCD31の風量表示エリア40には、前述した起動時のまま、ファン型セグメント40Aのみの発光によって風量0が表示され、温度表示エリア41には、前述のようにして設定された温度の設定値が数字41Aにより表示され、吹出口表示エリア42には、起動時のまま、矢印型セグメント42Aの発光によってVENT吹出口に設定されていることが表示される。
また、風量表示エリア40の周囲のリング型セグメント43と三角セグメント46が発光し、同時に、温度表示エリア41の周囲のリング型セグメント44と三角セグメント47,48の色が消える。つまり、風量設定モードであることがリング型セグメント43によって表示され、操作部6の右方向への傾倒操作により温度設定モードに切換可能であることが三角セグメント46によって表示される。
また、制御装置60からLED駆動部67には、風量設定モードであって風量の設置値が0に設定された状態に対応する指令値が与えられ、これにより、例えば、緑色LED35Cのみが発光して、LCD31のバックライトが緑色となる。
操作部6が右回転操作された場合、増加する操作部6の回転角度がロータリエンコーダ18により検出され、その回転角度に相応する回転角度信号が制御装置60に出力される。そして、制御装置60によって、回転角度の増加に応じて、LCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、モータドライバ65に対する指令値のそれぞれが算出され、それらの指令値に相応する指令信号のそれぞれが、LCD駆動部66、LED駆動部67およびモータドライバ65のそれぞれに出力される。
これにより、LCD31の風量表示エリア40では、操作部6の回転角度が風量の設定操作時とも後述する吹出口の設定操作時とも異なる所定角度増加するたびごとに、円弧型バー40B〜40Gが、40B,40C,40D,40E,40F,40Gの順に発光する。
また、緑色のバックライトは、操作部6の回転角度が前記異なる所定角度増加するたびごとに、緑色のまま明るくなり、風量表示エリア40において円弧型セグメント40Gが発光したときに、最も明るくなる。
また、モータ8の回転力は、操作部6の回転角度が前記異なる所定角度増加するたびごとに瞬間的に変化し、これにより操作部6にクリック感触が発生する。つまり操作者は、円弧型セグメント40B,40C,40D,40E,40F,40Gのそれぞれが発光するたびごとにクリック感触を得る。また、風量表示エリア40において円弧型セグメント40B〜40Gのすべてが発光して風量の上限が表示されたときに、モータ8から操作部6には、右回転操作に対抗する大きな回転力が与えられ、操作者は操作部6の右回転操作を阻止される。つまり、風量の設定値が最大値になったことが、操作部6の右回転操作の阻止(力覚)によって操作者に提示される。
操作部6が左回転操作された場合、減少する操作部6の回転角度がロータリエンコーダ18により検出され、その回転角度に相応する回転角度信号が制御装置60に出力される。そして、制御装置60によって、回転角度の減少に応じて、LCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、モータドライバ65に対する指令値のそれぞれが算出され、それらの指令値のそれぞれに相応する指令信号のそれぞれが、LCD駆動部66、LED駆動部67およびモータドライバ65のそれぞれに出力される。
これにより、操作部6の左回転操作を開始した当初、例えば円弧型セグメント40D〜40Gがすべて発光していた場合、操作部6の回転角度が前記異なる所定角度減少するたびごとに、円弧型バー40B〜40Gの色が40G,40F,40E,40D,40C,40Bの順に消える。
また、緑色のバックライトは、操作部6の回転角度が前記異なる所定角度減少するたびごとに、緑色のまま暗くなり、ファン型セグメント40Aのみの発光により風量0が表示されたときに、最も暗くなる。
また、モータ8の回転力は、操作部6の回転角度が前記異なる所定角度減少するたびごとに瞬間的に変化し、これにより操作部6にクリック感触が発生する。つまり、操作者は、円弧型セグメント40B〜40Gの色が40G,40F,40E,40D,40C,40Bの順に消えるたびごとにクリック感触を得る。また、風量表示エリア40において風量0が表示されたときに、モータ8から操作部6には、左回転操作に対抗する大きな回転力が与えられ、操作者は操作部6の右回転操作を阻止される。つまり、風量の設定値が0になったことが、操作部6の左回転操作の阻止によって操作者に提示される。
ロータリエンコーダ18により検出される回転角度が変化せずに2秒経過すると、制御装置60では、風量の設定操作が終了したと判定され、風量の設定操作開始時にロータリエンコーダ18により検出された回転角度と、風量の設定操作終了時にロータリエンコーダ18により検出された回転角度との差から、カーエアコン100に対する指令値が算出される。そして、算出された指令値に相応する指令信号が、通信ドライバ68によりカーエアコン100に出力される。
通信ドライバ68による指令信号の出力が終了すると、制御装置60では、温度設定モードに移行するための演算が行われ、これにより、操作装置1は温度設定モードに戻る。
<2.4> 吹出口設定時
吹出口の設定操作は、温度設定モードにおいて、操作部6を右方向に傾倒操作して吹出口設定モードに切り換えた後、操作部6を回転操作することにより行う。
操作部6の右方向への傾倒操作に伴って結合体16が右方向に傾倒すると、第2検出スイッチ23Bが第2操作片24Bにより押ボタン23Aを押圧操作されてONし、操作部6が右方向に傾倒操作されたことを示す検出信号が、第2検出スイッチ23Bから制御装置60に出力される。そして、押ボタン23Aが復帰して第2検出スイッチ23BのOFFすると、制御装置60への検出信号の出力が停止する。制御装置60では、温度設定モードにおける第2検出スイッチ23Bからの検出信号の出力と停止を、吹出口設定モードに移行する旨の指令として演算処理し、これにより、操作装置1が、吹出口設定モードに切り換わる。
すると、吹出口表示エリア42には、前述した起動時のまま、矢印型セグメント42Cの発光によってVENT吹出口が表示され、温度表示エリア41には、前述のようにして設定された温度が表示され、LCD31の風量表示エリア40には、前述ようにして設定された風量が表示されている。
また、吹出口表示エリア42の周囲のリング型セグメント45と三角セグメント49が発光し、同時に、温度表示エリア41の周囲のリング型セグメント44の色と三角セグメント47,48の色、風量表示エリア40の周囲のリング型セグメント43の色と三角セグメント46の色が消える。つまり、吹出口設定モードであることがリング型セグメント45によって表示され、操作部6の左方向への傾倒操作により温度設定モードに切換可能であることが三角セグメント49によって表示される。
また、制御装置60からLED駆動部67には、吹出口設定モードに対応する指令値が出力され、これにより、例えば吹出口の赤色LED35A、青色LED35Bおよび緑色LEDのすべてが予め設定した輝度で発光して、LCD31のバックライトが白色となる。
操作部6が回転操作されると、変化する操作部6の回転角度がロータリエンコーダ18により検出され、その回転角度に相応する回転角度信号が制御装置60に出力される。そして、制御装置60によって、回転角度の変化に応じて、LCD駆動部66に対する指令値、LED駆動部67に対する指令値、モータドライバ65に対する指令値のそれぞれが算出され、それらの指令値のそれぞれに相応する指令信号のそれぞれが、LCD駆動部66、LED駆動部67およびモータドライバ65のそれぞれに出力される。
これにより、LCD31の吹出口表示エリア42では、操作部6の回転角度が増加した場合、温度の設定操作時とも風量の設定操作時とも異なる所定角度増加するたびごとに、発光する矢印型セグメントが42C(VENTのみ)から、42D(FLOORのみ)、42B(DEFのみ)、42Bと42Dの組合せ(DEFとFLOOR)、42Cと42D組合せ(VENTとFLOOR)の順に切り換わる。逆に、操作部6の回転角度が減少した場合、前記異なる所定角度減少するたびごとに、発光する矢印型セグメントが42C(VENTのみ)から、42Cと42D組合せ(VENTとFLOOR)、42Bと42Dの組合せ(DEFとFLOOR)、42B(DEFのみ)、42D(FLOORのみ)の順に切り換わる。
また、モータ8の回転力は、操作部6の回転角度が前記異なる所定角度変化するたびごとに瞬間的に変化し、これにより操作部6がクリック感触を発生する。つまり操作者は、発光する矢印型セグメントが、42C(VENTのみ)、42D(FLOORのみ)、42B(DEFのみ)、42Bと42Dの組合せ(DEFとFLOOR)、42Cと42D(VENTとFLOOR)の組合せのそれぞれに切り換わるときに、クリック感触を得る。
ロータリエンコーダ18により検出される回転角度が変化せずに2秒経過すると、制御装置60では、吹出口の設定操作が終了したと判定され、吹出口の設定操作開始時にロータリエンコーダ18により検出された回転角度と、吹出口の設定操作終了時にロータリエンコーダ18により検出された回転角度との差から、カーエアコン100に対する指令値が算出される。そして、算出された指令値に相応する指令信号が、通信ドライバ68によりカーエアコン100に出力される。
通信ドライバ68による指令信号の出力が終了すると、制御装置60では、温度設定モードに移行する演算が行われ、これにより、操作装置1は温度設定モードに戻る。
なお、吹出口設定モードにおいて、バックライトの色と明るさは変化しない。また、モータ8はクリック感触の発生のみに使用され操作部6の回転操作は阻止されない。
<3> 本実施形態の効果
本実施形態によれば次の効果を得られる。
本実施形態では、操作部6が傾倒可能な方向を示す意匠部として、表側ケース3に形成される左右方向に長い凹部3Bを形成してある。これにより、操作部6の傾倒可能な方向が水平方向(図1における左右方向)のみであることを示すことができる。この結果、操作者が操作部6を上下方向に傾倒操作しようとすることを抑止できる。
また、本実施形態では、表側ケース3に形成した窓部3Eと凹部3Bとの正面視形状の端部輪郭形状が略相似形であることが、表示項目の選択と操作部6の傾倒操作とを連想させる。このため、操作者は、操作部6の傾倒操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することができる。
また、本実施形態では、LCD31の表面(表示面)と枠部3Gとにより凹部が形成され、操作部6が表側ケース3に形成された凹部3Bであることが、つまり、LCD31の表面(表示面)が配置された部分と操作部6が配置された部分とがともに凹部であることが、表示項目の選択と操作部6の移動操作とをより強く連想させる。このため、操作者は、操作部6の移動操作で表示項目の選択を行うことを、より強く直感的に理解することができる。
また、本実施形態では、表側ケース3に窓3Eと凹部3Bとを連続させる溝3Fを形成してある。これにより、操作部6によりLCD31が操作できることを暗示できる。
また、本実施形態では、3つの設定項目、風量、温度、吹出口のいずれが選択されたかを表示するリング型セグメント43〜45の発光により形成される選択表示枠の輪郭形状と操作部6の輪郭形状とが略相似形であることが、表示項目の選択と操作部6の移動操作を連想させる。このため、操作者は操作部6の移動操作で表示項目の選択を行うことを直感的に理解することができる。
また、本実施形態では、リング型セグメント43〜45の発光により形成される枠の形状と操作部6の正面視形状とを互いにほぼ円形にしてある。これにより、操作部6を回転操作しても操作部6の輪郭形状と枠の輪郭形状との相似性が損なわれないようにすることができる。
また、本実施形態では、リング型セグメント43の右側部の三角セグメント46、リング型セグメント44の左右側部の三角セグメント47,48、リング型セグメント45の左側部の三角セグメント49により、他の設定項目を選択する際の操作部6の傾倒方向を表示するようにした。これにより、操作部6の傾倒方向と操作部6の傾倒操作により選択される複数の設定項目との関係を、操作者に理解させることに貢献できる。
また、本実施形態では、リング型セグメント43の左側部を分断して形成したスペースに三角セグメント46を設け、リング型セグメント44の左右側部のそれぞれを分断して形成した各スペースに三角セグメント47,48のそれぞれを設け、リング型セグメント45の右側部を分断して形成したスペースに三角セグメント49を設けた。これにより、リング型セグメント43,44,45の外周側に三角セグメント46,47,48,49を設ける場合よりも各三角セグメント46,47,48,49を大型化できるとともにLCD31の左右方向の寸法を短縮できる。
また、本実施形態では、前側エンジンカバー12の円筒部12Aと、ガイド部材14の間に充填してあるグリース(図示せず)と、Oリング17とにより、回転操作される操作部6に粘性感を発生させることができる。
また、本実施形態では、温度設定モードにおいて、赤色LED35Aと青色LED35Cのそれぞれの輝度を制御することによって、温度の設定値が大きくなるのに連動してバックライトは赤色が強まり、温度の設定値を小さくなるのに連動してバックライトは青色が強まるようにした。これにより、温度の設定値の変化をバックライトの色の変化によって示すことができる。
また、本実施形態では、風量設定モードにおいて、風量の設定値が大きくなるのに連動して緑色のバックライトが明るくなり、風量の設定値を小さくなるのに連動して緑色のバックライトが暗くなるようにした。これにより、風量の設定値の変化をバックライトの明るさによって示すことができる。
また、本実施形態は、カーエアコン100の操作に使用される操作装置1に設けられるものの例であったが、本実施形態はこれに限るものではなく、表示装置30による表示内容を変えて、CDプレイヤ、ラジオ、MDプレイヤ等を含むオーディオ装置を操作する操作装置に適用してもよい。
本発明の入力表示装置の一実施形態が備えられる操作装置の正面図である。 図1に示す操作装置の分解斜視図である。 図1のIII−III断面図である。 図1のIV−IV断面図である。 図4のV−V断面図である。 図1に示す操作装置のシステム構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 操作装置
2 筐体
3 表側ケース
3B 凹部
3E 窓
3G 枠部
4 裏側ケース
5 力覚付与型入力装置
6 操作部
7 エンジン
8 モータ
9 遊星歯車機構部
10 カバー
12 前側エンジンカバー
13 後側エンジンカバー
14 ガイド部材
15 操作部ホルダ
16 結合体
18 ロータリエンコーダ
19 傾倒軸
20 舌片
20A 軸孔
21 第1回路基板
23A 第1検出スイッチ(検出手段)
23B 第2検出スイッチ(検出手段)
24A 操作片
24B 操作片
30 表示装置(表示手段)
31 LCD
32 第2回路基板
35A 赤色LED
35B 青色LED
35C 緑色LED
40 風量表示エリア
41 温度表示エリア
42 吹出口表示エリア
43〜45 リング型セグメント(枠表示部)
46〜49 三角セグメント
60 制御装置(制御手段)
65 モータドライバ
66 LCD駆動部(制御手段)
67 LED駆動部
68 通信ドライバ
100 カーエアコン

Claims (2)

  1. 手動で移動操作される操作部と、この操作部の移動を検出する検出手段と、前記操作部の移動操作により選択可能な複数の項目を表示するとともに、前記項目のそれぞれの周囲に選択表示枠を表示する表示面を有する表示手段と、前記検出手段からの検出信号に応じて項目選択を行うとともに、選択された項目の周囲に前記選択表示枠が表示されるよう前記表示手段を制御する制御手段とを備える入力表示装置であって、
    前記操作部の輪郭形状と前記選択表示枠の輪郭形状とがほぼ相似形であることを特徴とする入力表示装置。
  2. 請求項1記載の発明において、
    前記操作部の輪郭形状と前記選択表示枠の輪郭形状とがほぼ円形であることを特徴とする入力表示装置。
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