JP4316263B2 - 遊技機操作装置および遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバーの傾動操作により操作信号を出力する遊技機操作装置およびこの遊技機操作装置を用いた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機操作装置を用いた遊技機としては、スロットマシンがある。従来の一般的なスロットマシンでは、投入口にメダルが投入され、または貯留メダルの投入スイッチが操作された後に、遊技機操作装置を構成するスタートレバーを遊技者が傾動操作する。この操作をスタートスイッチが検出すると、各リールが一斉に回転を始めてゲームが開始される。そして、各リールに対応して配置されたストップボタンが操作されると各リールの回転が停止し、入賞内容に応じてメダルが払い出される。
【0003】
従来の遊技機操作装置は、レバーが所定箇所を支点として上下方向に傾動し得るようにスロットマシン本体に取り付けられている。レバーにはレバーを中立位置に付勢するためのスプリングが外嵌され、レバー後端部に設けられた舌片を挟んで互いに対峙するように発光部と受光部とが配設されている。
【0004】
この遊技機操作装置は、レバーが中立状態にある場合には、レバー後端部に設けられた舌片が発光部と受光部との間に位置して、発光部から出射される光が遮蔽される。一方、レバーが上または下の傾動状態にある場合には、レバー後端部に設けられた舌片が発光部と受光部との間から移動して、発光部からの出射光が受光部で受光され、受光部から操作信号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
スロットマシンにおいては、スタートレバーの操作で遊技が開始されることから、遊技者は、各遊技毎にスタートレバーを操作する必要があり、投入口へのメダルの投入や貯留メダル投入スイッチの操作,スタートレバーの操作,およびストップボタンの操作を一連の腕の動きの中で行なう。
【0006】
しかしながら、この動きの傾向は遊技者毎に異なり、従来の遊技機操作装置はレバーの操作方向が上下方向に限られているため、全ての遊技者の腕の動きの傾向に合わせることができなかった。このため、遊技者によっては、遊技時間が長くなって、レバーの操作回数が増大するに従い、レバーの操作を煩わしく感じることがあった。また、レバーの操作方向と遊技者の腕の動作方向とが一致しない場合には、レバーの傾動角度を十分に得られず、受光部から操作信号が出力されないこともあり、レバー操作に誤りが生じることもあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、揺動中心を中心にして操作端部が全周方向に傾動自在に支持されたレバーと、このレバーを中立位置に付勢する付勢手段と、レバーの操作端部と反対側の端部の側に配置されてこの端部に向けて光を出射する発光部と、端部の側に配置されてこの発光部から出射された光の端部での反射光を受光する受光部とを備え、レバーの端部には、中立位置において発光部からの出射光の光路上に位置し,発光部からの出射光を受光部に反射しない、凹部からなる非反射部と、中立位置から全周方向に所定角度以上傾動した状態において発光部からの出射光の光路上に位置し,発光部からの出射光を受光部に反射する、レバーの揺動中心を中心とする球面状を呈して非反射部の周囲を取り囲む反射部とが端部に形成されていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、何れかの方向にレバーが所定角度以上傾動操作されると、発光部から出射された光の光路上に反射部が位置し、発光部からの出射光がレバーの端部で反射して受光部で受光され、操作信号が出力される。従って、レバーを全周方向に傾動操作でき、遊技者は、各々の腕の動きに合わせた自由な方向にレバーを操作できて、良好な操作性を得られる。
【0009】
また、本発明は、前記端部がレバーに螺着されてレバーとは別体に構成されており、非反射部を構成する凹部または端部の外形の少なくとも一方が、端部をレバーに螺着する工具の形状に対応した形状を呈していることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、レバーの端部をレバーの軸部に螺着する工具を、非反射部を構成する凹部またはレバーの端部の外形に嵌合させて、レバーの端部をレバーの軸部に螺着する作業を行うことができる。このため、端部をレバーに螺着するボルトといった部品を設ける必要がなく、その分部品点数を低減でき、また製造工数も低減される。
【0011】
また、本発明は、前記端部がレバーの軸部の外径よりも大きな外径に形成され、付勢手段がレバーの軸部に嵌められたコイルばねからなり、このコイルばねの一端は前記端部に支持されていることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、レバーの軸部の外径よりも大きな外径を有するレバーの端部により、付勢手段であるコイルばねの一端を支持することができる。このため、コイルばねの一端を支持する部材をレバーに設ける必要がなく、その分部品点数を低減でき、また製造工数も低減される。
【0013】
また、本発明は、前記凹部が底部側に比べて開口部側が拡径して形成されていることを特徴とする。
【0014】
この構成によれば、底部側に比べて開口部側が拡径された分だけ、非反射部の面積が広くなり、この面積によって非反射部が機能する範囲を調節して受光部から操作信号を出力するタイミングを調節出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による遊技機操作装置をスロットマシンの遊技を開始させるスタート装置に適用した第1の実施形態について説明する。
【0020】
図1は本実施形態によるスロットマシン1の正面斜視図である。
【0021】
スロットマシン1の前面パネル1aの背後には3個のリール11a,11b,11cが回転自在に設けられている。各リール11a〜11cの外周面には複数種類の図柄が描かれており、表示窓12a,12b,12cを通してそれぞれ3個ずつ観察される。各リール帯に描かれた図柄は各リール11a〜11cの背後に設けられたバックランプの点灯により表示窓12a〜12cに照らし出される。各リール11a〜11cは、ステッピングモータの駆動で回転し、これによりリール帯に描かれた図柄が表示窓12a〜12cに変動表示される。表示窓12a,12b,12cには複数の入賞ライン1La〜1Leが記されており、メダル投入口19にメダルが投入され、またはBETスイッチ13a〜13cが操作されると有効化される。
【0022】
表示窓12a〜12cの下方左側にはメダルのクレジット/払い出しを切り替えるクレジット/精算切換スイッチ(C/Pスイッチ)14が設けられている。C/Pスイッチ14の右方には表示窓12a〜12cでの変動表示を開始するスタートレバー4が設けられており、さらに右方には表示窓12a,12b,12cでの変動表示を停止するストップボタン15a,15b,15cが設けられている。また、スロットマシン1の正面下部にはスピーカーから発生した音を外部へ出す透音孔16、およびメダル払出口17から払い出されるメダルを貯めるメダル受皿18が設けられている。
【0023】
図2は、スタートレバー4からなるスタート装置2の構成の概略を示す断面図である。
【0024】
スタート装置2は、前面パネル1aに取り付けられるボデー3と、遊技者により操作されるスタートレバー4と、このスタートレバー4の操作を検知して操作信号を出力する発光部51および受光部52とを備える。発光部51および受光部52は、スタートスイッチ5(図5参照)を構成している。スタートレバー4が遊技者によってレバー操作されると、このレバー操作がスタートスイッチ5で検出されて操作信号が出力され、表示窓12a〜12cでの変動表示が行われる。
【0025】
ボデー3は、前端面に前側収容孔3aが開口すると共に後端面に後側収容孔3bが開口している。前端部から中央部にかけての外周面には外周雄螺子部3cが形成されており、前端面の周縁部に沿ってフランジ3dが形成されている。外周雄螺子部3cは、スロットマシン1の前面パネル1aに形成された雌螺子孔に螺合することにより、ボデー3をスロットマシン1に取り付けるためのものである。フランジ3dは、スロットマシン1の前面パネル1aに形成された雌螺子孔の周縁部に当接することにより、ボデー3の前面パネル1aに対するねじ込み量を規制し、ボデー3とスロットマシン1との位置決めを行うためのものである。
【0026】
スタートレバー4は、操作者によりレバー操作されるものである。スタートレバー4は、先端側が断面円形の太軸部4a、後端側が太軸部4aより径の小さな断面円形の細軸部4bとなっており、細軸部4bの後端面に光誘導部材43が取り付けられて構成されている。ボデー3の前側収容孔3aは、スタートレバー4の太軸部4aを収容するためのものであり、太軸部4aよりも大きな内径を有している。後側収容孔3bは、スタートレバー4の細軸部4bを収容するためのものであり、細軸部4bよりも大きな内径を有している。
【0027】
太軸部4aは、レバー操作時に遊技者に摘まれるノブ4cが先端部に取り付けられており、ゴムカバー36が外嵌されている。ゴムカバー36は、レバー操作の際に太軸部4aと前側収容孔3aの内面とが衝突することにより生じる衝撃力を緩和するためのものである。細軸部4bは、スタートレバー4を傾動自在にボデー3に支持するためのブッシング37が前端部に外嵌され、スタートレバー4を中立位置に付勢するための圧縮コイルばね38が後端側に外嵌されている。また、細軸部4bの後端面には、光誘導部材43を螺着するための螺子孔4eが形成されている。
【0028】
前側収容孔3aと後側収容孔3bとは、スタートレバー4の細軸部4bが挿通されるレバー挿通孔3e、およびブッシング37を内嵌保持するブッシング保持面3fを介して、連通している。レバー挿通孔3eは、レバー4の細軸部4bの外径よりやや大きな内径を有し、ブッシング保持面3fは、スタートレバー4の細軸部4bに外嵌されるブッシング37の外周面に擦り合う球面状を呈している。
【0029】
ブッシング37は、スタートレバー4の細軸部4bが内嵌される内嵌孔37aが一端面から他端面にかけて穿設されている。また、ブッシング37の外周面は、スタートレバー4の軸心CL上の一点Oを中心とした球面状を呈している。ブッシング37は、ブッシング保持面3fにより保持され、図3(a)に示す中立状態と図3(b)に示す傾動状態との間でのスタートレバー4の傾動動作に伴い、ブッシング保持面3f上をその外周面が摺動し、スタートレバー4の軸心CL上の一点Oを揺動中心として全周方向に回転動作する。なお、図3において図2と同一部分には同一符号を付してその説明は省略する。従って、スタートレバー4は、この中心点Oを中心にして全周方向に傾動自在になっている。
【0030】
圧縮コイルばね38は、図2に示すように、細軸部4bの中央部に外嵌された鍔付スリーブ39と、細軸部4bの後端部に外嵌された袴付スリーブ40との間に圧縮された状態で嵌装されている。鍔付スリーブ39および袴付スリーブ40は、鍔付スリーブ39のスリーブ部分と、袴付スリーブ40の袴部分とが、圧縮コイルばね38を挟んで対峙しており、スタートレバー4の傾動動作に伴う圧縮コイルばね38の伸縮動作をガイドする。図3(b)に示すようにスタートレバー4が傾動動作すると、鍔付スリーブ39が後側収容孔3bの底面から押圧されて細軸部4bを後端側に移動し、圧縮コイルばね38はこれに伴い圧縮される。圧縮コイルばね38は、この圧縮により、鍔付スリーブ39を後側収容孔3bの底面側に押圧する弾性力を発揮し、細軸部4bの傾きに抗する力を鍔付スリーブ39に作用させ、図3(a)に示すようにスタートレバー4を中立位置に保持する。
【0031】
光誘導部材43は、発光部51からの出射光をスタートレバー4の傾動状態に応じて受光部52に選択的に誘導するものであり、図4に示すように、細軸部4bの外径よりも大きな外径を有する円盤体43aと、円盤体43aの裏面に突設された雄螺子部43bとから構成されている。なお、同図において図2および図3と同一部分には、同一符号を付してその説明は省略する。光誘導部材43は、細軸部4bの後端面の雌螺子部4eに雄螺子部43bが螺着されることにより、スタートレバー4の後端面を構成する。
【0032】
円盤体43aの表面には、球面状を呈した球面部43a1と、くぼんだ凹部43a2とが設けられている。
【0033】
球面部43a1は、光誘導部材43が細軸部4bに螺着された状態において、スタートレバー4の揺動動作の中心点Oを中心とした半径Rの球面状を呈しており、軸心CLはこの球面の法線になっている。球面部43a1は、図4(b)に示すように、スタートレバー4の所定角度以上の傾動状態において、発光部51から出射された光の光路上に位置し、発光部51からの出射光を受光部52に反射する反射部を構成している。反射光は、半径Rの球面と軸心CLとの交点において、入射角と反射角とが等しい状態で反射する。
【0034】
凹部43a2は、球面部43a1に周囲を取り囲まれた平面視略6角形状を呈しており、6角レンチの先端部が嵌入し得る形状になっている。凹部43a2は、図4(a)に示すスタートレバー4の中立状態において、発光部51から出射された光の光路上に位置し、発光部51からの出射光を受光部52に反射しない反射部を構成している。
【0035】
発光部51および受光部52は、図2に示すように、ボデー3後端部に取り付けられたケース7内に設置されている。発光部51は、図4に示すように、光誘導部材43に出射光を所定角度で入射させる。受光部52は、発光部51から出射されて光誘導部材43で反射した光を受光して操作信号を出力する。
【0036】
図5は、本実施形態のスロットマシン1における遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気的に接続された周辺装置とを含む回路構成を示している。
【0037】
制御部はマイクロコンピュータを主な構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイコン70は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU(中央演算処理装置)71と、ROM(読み出し専用メモリ)72およびRAM(読み書き可能メモリ)73を含んで構成されている。
【0038】
CPU71には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路74および分周器75と、一定範囲の乱数を発生させる乱数発生器76および発生した乱数の中から任意の乱数を抽出する乱数サンプリング回路77が接続されている。ROM72にはスロットマシン1で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、各種テーブルが格納されている。RAM73は、遊技動作を実行するときに一時的な記憶手段として用いられる。
【0039】
マイコン70からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、リール11a〜11cを回転駆動するステッピングモータ81a〜81c、メダルを収納するホッパ82a、スピーカ83aおよびバックランプ84aがある。これらはそれぞれモータ駆動回路81、ホッパ駆動回路82、スピーカ駆動回路83、ランプ駆動回路84によって駆動される。これら駆動回路81〜84は、マイコンのI/Oポートを介してCPU71に接続されている。
【0040】
マイコン70が制御信号を生成するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、メダル投入口19から投入されたメダルを検出する投入メダルセンサ91、リール11a〜11cの回転を検出するホトセンサ92、前述したスタートスイッチ5、およびC/Pスイッチ14がある。
【0041】
また、上記の入力信号発生手段としては、リール位置検出回路93、リール停止信号回路94および払出完了信号発生回路95がある。リール位置検出回路93は、ホトセンサ92からの出力パルス信号を受けて各リール11a〜11cの回転位置を検出する。また、リール停止信号回路94は、ストップボタン15a〜15cが操作された時に対応するリール11a〜11cを停止させる信号を発生する。払出し完了信号回路95は、メダル検出部95aで計数されたホッパ82aでのメダルの払い出し枚数が所定の配当枚数データに達したときにメダル払い出しの完了を知らせる信号をCPU71へ出力する。
【0042】
次に、このスロットマシン1での遊技動作について説明する。
【0043】
遊技者は、まず、メダル投入口19にメダルを投入し、またはBETスイッチ14を操作する。これによりメダルセンサ91から検出信号が出力され、またはBETスイッチ13a〜13cから操作信号が出力される。
【0044】
スタート装置2は、スタートレバー4が遊技者によって傾動操作されていない場合には、図3(a)に示すように、圧縮コイルばね38の付勢力により鍔付スリーブ39が後側収容孔3bの底面側に位置し、スタートレバー4は中立位置に位置している。この状態では、図4(a)に示すように、光誘導部材43の凹部43a2が発光部51から出射された光の光路上に位置しており、発光部51からの出射光は受光部52で受光されない。このため、受光部52から操作信号は出力されない。
【0045】
この状態から、スタートレバー4が任意の一方向に遊技者によって所定角度以上傾動操作されると、スタートレバー4の細軸部4bに外嵌されたブッシング37が回転動作すると共に圧縮コイルばね38が圧縮され、図3(b)に示すようにスタートレバー4が傾動する。この状態では、図4(b)に示すように、光誘導部材43の球面部43a1が発光部51から出射された光の光路上に位置しており、発光部51からの出射光は球面部43a1で反射して受光部52で受光される。このため、受光部52から操作信号が出力される。
【0046】
その後、遊技者がスタートレバー4のノブ4cから手を離し、傾動操作が解かれると、圧縮コイルばね38の弾性力により、図3(a)に示すように、鍔付スリーブ39が後側収容孔3bの底面側に移動すると共にブッシング37が回転動作する。これに従いスタートレバー4が中立位置に戻り、図4(a)に示すように、光誘導部材43の凹部43a2が発光部51からの出射光の光路上に位置する。このため、発光部51からの出射光は受光部52で受光されず、受光部52から操作信号は出力されない。
【0047】
スタートレバー4の操作がスタートスイッチ5で検出されると、CPU71の乱数抽選により入賞態様が決定され、入賞態様に応じた変動表示が各表示窓12a〜12cでなされる。その後、ストップボタン15a〜15cが操作されると、リール停止信号回路94が信号を出力し、CPU71によってリール11a〜11cの回転が停止される。これにより表示窓12a〜12cでの変動表示が停止し、入賞内容に応じてメダルが払い出される。
【0048】
このような本実施形態によるスロットマシン1では、上述したように、スタートレバー4が、揺動中心Oを中心にして全周方向に傾動し得るようになっており、遊技者によって何れかの方向にスタートレバー4が所定角度以上傾動操作されると、発光部51からの出射光が球面部43a1で反射して受光部52で受光され、スタートレバー4のレバー操作がスタートスイッチ5で検出される。従って、スタートレバー4を全周方向に傾動操作でき、遊技者は、メダル投入口19へのメダルの投入やBETスイッチ13a〜13cの操作、スタートレバー4の操作、およびストップボタン15a〜15cの操作を各々の腕の一連の動きに合わせた自由な方向で行える。
【0049】
また、本実施形態によるスロットマシン1では、光誘導部材43における凹部43a2が、光誘導部材43をスタートレバー4の後端面に螺着する工具の形状に対応した形状を呈していることから、この凹部43a2に工具を嵌合させて、光誘導部材43をスタートレバー4の後端面に螺着する作業を行うことができる。このため、光誘導部材43をスタートレバー4に螺着するボルト等の部品を必要とせず、その分スタート装置2の部品点数を低減でき、また製造工数も低減される。
【0050】
なお、本実施形態においては、光誘導部材43を構成する円盤体43aの外径をスタートレバー4の細軸部4bの外径よりも大きくした場合について説明したが、レバー操作に伴うスタートレバー4の傾動動作の際に、球面部43a1での反射光を受光部52で検出できる程度の球面部43a1の面積をとることができるのであれば、本発明はこれに限定されない。つまり、円盤体43aの外径の大きさは適宜変更して差し支えなく、例えば、円盤体43aの外径を、スタートレバー4の細軸部4bの外径と等しくしても、またスタートレバー4の細軸部4bの外径よりも小さくしてもよい。
【0051】
また、本実施形態においては、細軸部4bより大きな外径を有する光誘導部材43の円盤体43aにより袴付スリーブ40を係止して、圧縮コイルばね38の付勢力により袴付スリーブ40が細軸部4bの後端側へ移動するのを規制する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、円盤体43aの外径をスタートレバー4の細軸部4bの外径と等しくしたり、またそれよりも小さくした場合などには、スタートレバー4の細軸部4bの後端部の外周面に形成されたリング状の溝部にEリング等の係止部材を嵌合させ、この係止部材により袴付スリーブ40を係止して、袴付スリーブ40が細軸部4bの後端側へ移動するのを規制してもよい。
【0052】
また、本実施形態においては、スタートレバー4の細軸部4bの後端面に光誘導部材43を取り付け、光誘導部材43を構成する円盤体43aの一端面に球面部43a1と凹部43a2とを設ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、レバー細軸部4bそのものの後端面に反射部を構成する球面部43a1および非反射部を構成する凹部43a2を形成してもよい。
【0053】
次に、本発明による遊技機操作装置をスロットマシンに適用した第2の実施形態について説明する。
【0054】
本実施形態によるスロットマシンの構成は、スタート装置2の構成を除いて第1実施形態によるスロットマシン1と同じである。
【0055】
本実施形態のスタート装置2aは、図6に示される。なお、同図において図2と同一または相当する部分は同一符号を付してその説明は省略する。スタートレバー4の細軸部4bには第1実施形態の袴付スリーブ40が外嵌されておらず、光誘導部材43を構成する円盤体43cと鍔付スリーブ39との間に圧縮コイルばね38が嵌装されている。円盤体43cには、第1実施形態と同様な球面部43c1と凹部43c2とが形成されているが、球面部43c1の周縁には所定高さのガイド壁43c3が円筒状に立設されている。このガイド壁43c3は、光誘導部材43がスタートレバー4の細軸部4bに螺着された状態において、鍔付スリーブ39のスリーブ部分とで、圧縮コイルばね38を挟んで対峙し、スタートレバー4の傾動動作に伴う圧縮コイルばね38の伸縮動作をガイドする。
【0056】
このような第2の実施形態によるスロットマシンによっても、遊技者は、各々の腕の一連の動きに合わせた自由な方向にスタートレバー4を操作できる。また、光誘導部材43をスタートレバー4に螺着するボルト等の部品を必要とせず、その分スタート装置2aの部品点数を低減でき、また製造工数も低減される。
【0057】
さらに、この第2の本実施形態によるスタート装置2aによれば、光誘導部材43を構成する円盤体43cと鍔付スリーブ39との間に圧縮コイルばね38を嵌装するため、第1実施形態のように袴付スリーブ40をスタートレバー4の細軸部4bに外嵌する必要がなく、その分部品点数を低減でき、また組立工数も低減されるため、スタート装置2aの製造コストをさらに削減できる。
【0058】
なお、上記各実施形態においては、スタートレバー4の細軸部4bに鍔付スリーブ39を外嵌した場合について説明したが、圧縮コイルばね38により傾動状態のスタートレバー4を中立位置に付勢できるのであれば、本発明はこれに限定されない。例えば、鍔付スリーブ39をスタートレバー4の細軸部4bに外嵌せず、後側収容孔3bの底面で圧縮コイルばね38の一端を直接受けるようにしてもよい。また、光誘導部材43を構成する円盤体43a,43cの凹部43a2,43c2は、必ずしも平面視略6角形状を呈する必要はなく、光誘導部材43をスタートレバー4の細軸部4bに螺着する工具の形状に対応させて適宜変更して差し支えない。また、円盤体43a,43cの外形を、光誘導部材43をスタートレバー4の細軸部4bに螺着する工具の形状に対応した形状、例えば、平面視略6角形状としてもよい。この場合、凹部43a2,43c2の形状を平面視円形状とすることもできる。
【0059】
また、非反射部を構成する凹部の形状は、単に工具の形状に対応したものに限らず、例えば図7(a)に断面図,図7(b)に正面図を示す光誘導部材43のような構成としてもよい。光誘導部材43は、球面部43d1に凹部43d2が形成されており、凹部43d2の形状を除いて上記第1実施形態の光誘導部材43とほぼ同様の構成である。なお、同図において図4と同一または相当する部分は同一符号を付してその説明は省略する。円盤体43dが備える凹部43d2は、くぼみの底部側が6角レンチの形状に対応した6角穴43d3の形状を呈しており、開口部側に開口端にかけて徐々に拡径するテーパー面43d4が形成されている。この構成によれば、底部側に比べて開口部側が拡径された分だけ、非反射部の面積が広くなり、この面積によって非反射部が機能する範囲を調節してスタートスイッチ5の作動タイミングを調節することが出来る。
【0060】
また、非反射部は、発光部51からの出射光を受光部52に反射しないのであれば、必ずしも円盤体43aの表面に凹部43a2,43c2を設けて構成する必要はない。例えば、円盤体43a,43cの表面の一部分に発光部51からの出射光を反射しにくい物質を塗布して構成してもよく、また、円盤体43a,43cの表面の一部分に微細な凹凸を複数設けて乱反射させることにより、非反射部を構成してもよい。
【0061】
また、図8に示すように、スタートレバー4を構成する細軸部4bの後端面4bを無反射塗装して、非反射部を構成してもよい。細軸部4bの後端面4bは、スタートレバー4の中立状態において、図9(a)に示すように発光部51から出射された光の光路上に位置し、発光部51からの出射光を受光部52に反射しない非反射部を構成している。
【0062】
細軸部4bの後端部には光反射キャップ43eが取り付けられている。光反射キャップ43eは、外周面43e1の中央部に挿通孔43e2を備える。細軸部4bの後端面4bはこの挿通孔43e2に挿通され、後端面4bは外周面43e1に周囲を取り囲まれ、図8に示すように光反射キャップ43eの外部に露出する。外周面43e1は、光反射キャップ43eが細軸部4bに取り付けられた状態において、スタートレバー4の揺動動作の中心点を中心とした所定半径の球面状を呈しており、軸心CLはこの球面の法線になっている。外周面43e1は、図9(b)に示すように、スタートレバー4の所定角度以上の傾動状態において、発光部51から出射された光の光路上に位置し、発光部51からの出射光を受光部52に反射する反射部を構成している。
【0063】
この構成によれば、何れかの方向にスタートレバー4が所定角度以上傾動操作されると、発光部51から出射された光の光路上に光反射キャップ43eの外周面43e1が位置し、発光部51からの出射光が外周面43e1で反射して受光部52で受光される。従って、このような構成によっても、スタートレバー4を全周方向に傾動操作でき、上記各実施形態の場合と同様に、遊技者は各々の腕の一連の動きに合わせた自由な方向にスタートレバー4を操作できる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、何れかの方向にレバーが所定角度以上傾動操作されると、発光部から出射された光の光路上に反射部が位置し、発光部からの出射光がレバーの端部で反射して受光部で受光され、操作信号が出力される。従って、レバーを全周方向に傾動操作でき、遊技者は、各々の腕の動きに合わせた自由な方向にレバーを操作できて、良好な操作性を得られる。この結果、長時間遊技をした場合に遊技者がレバーの操作を煩わしく感じることや、レバーの操作方向と腕の動作方向とが一致しないでレバー操作に誤りが生じることを防ぐことができる。
【0065】
また、レバーの端部をレバーの軸部に螺着する工具を、非反射部を構成する凹部またはレバーの端部の外形に嵌合させて、レバーの端部をレバーの軸部に螺着する作業を行うことができる構成の場合、端部をレバーに螺着するボルトといった部品を設ける必要がない。この結果、その分部品点数を低減でき、また製造工数も低減されるため、遊技機操作装置の製造コストを削減できる。
【0066】
また、レバーの軸部の外径よりも大きな外径を有するレバーの端部により、付勢手段であるコイルばねの一端を支持することができる構成の場合、コイルばねの一端を支持する部材をレバーに設ける必要がない。この結果、その分部品点数を低減でき、また製造工数も低減されるため、遊技機操作装置の製造コストを削減できる。
【0067】
さらに、上記各遊技機操作装置を用いた遊技機では、レバーの操作性を向上させられ、遊技者がレバー操作を自己の腕の動きに合わせた自由な方向に行うことができる。この結果、レバーの操作を煩わしく感じることやレバー操作に誤りが生じない遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるスロットマシンの外観構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態によるスロットマシンを構成するスタート装置の構成の概略を示す断面図である。
【図3】図2に示すスタート装置2を構成するレバーの動作を示す図であり、(a)はレバーの中立状態、(b)はレバーの傾動状態を示す図である。
【図4】図2に示すスタート装置を構成する光誘導部材の構成を概略的に示す図であり、(a)はレバーの中立状態、(b)はスタートレバー4の傾動状態を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態によるスロットマシンの主要な制御回路構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施形態によるスロットマシンを構成するスタート装置の構成の概略を示す断面図である。
【図7】本発明によるスタート装置を構成する光誘導部材の構成の他の例を示す図である。
【図8】本発明によるスタート装置を構成する反射部および非反射部の構成の他の例を示す斜視図である。
【図9】図8に示す反射部および非反射部の構成の概略を示す断面図であり、(a)はレバーの中立状態、(b)はレバーの傾動状態を示す図である。
【符号の説明】
1…スロットマシン
1a…前面パネル
11a〜11c…リール
12a〜12c…表示窓
13a〜13c…BETスイッチ
15a〜15c…ストップボタン
19…メダル投入口
2…スタート装置
3…ボデー
3e…レバー挿通孔
3f…ブッシング保持面
4…スタートレバー
4a…太軸部
4b…細軸部
37…ブッシング
38…圧縮コイルばね
43…光誘導部材
43a,43c,43d…円盤体
43a1,43c1…球面部(反射部)
43a2,43c2,43d2…凹部(非反射部)
43b…雄螺子部
5…スタートスイッチ
51…発光部
52…受光部
70…マイコン
71…CPU
72…ROM
73…RAM

Claims (4)

  1. 揺動中心を中心にして操作端部が全周方向に傾動自在に支持されたレバーと、このレバーを中立位置に付勢する付勢手段と、前記レバーの操作端部と反対側の端部の側に配置されてこの端部に向けて光を出射する発光部と、前記端部の側に配置されてこの発光部から出射された光の前記端部での反射光を受光する受光部とを備え、
    前記レバーの端部には、中立位置において前記発光部からの出射光の光路上に位置し,前記発光部からの出射光を前記受光部に反射しない非反射部と、中立位置から全周方向に所定角度以上傾動した状態において前記発光部からの出射光の光路上に位置し,前記発光部からの出射光を前記受光部に反射する反射部とが形成され、前記反射部は、前記レバーの揺動中心を中心とする球面状を呈しており、前記非反射部は、前記反射部に周囲を取り囲まれて設けられた凹部からなることを特徴とする遊技機操作装置。
  2. 前記端部は、前記レバーに螺着されて前記レバーとは別体に構成されており、前記非反射部を構成する凹部または前記端部の外形の少なくとも一方が、前記端部を前記レバーに螺着する工具の形状に対応した形状を呈していることを特徴とする請求項に記載の遊技機操作装置。
  3. 前記端部は、前記レバーの軸部の外径よりも大きな外径に形成され、前記付勢手段は、前記レバーの軸部に嵌められたコイルばねからなり、このコイルばねの一端は前記端部に支持されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の遊技機操作装置。
  4. 前記凹部は、底部側に比べて開口部側が拡径して形成されていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の遊技機操作装置。
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