JP2554334B2 - 歯の接触の縁が鋭角の稜を形成するピニョンの製造方法 - Google Patents

歯の接触の縁が鋭角の稜を形成するピニョンの製造方法

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JP2554334B2 JP62149303A JP14930387A JP2554334B2 JP 2554334 B2 JP2554334 B2 JP 2554334B2 JP 62149303 A JP62149303 A JP 62149303A JP 14930387 A JP14930387 A JP 14930387A JP 2554334 B2 JP2554334 B2 JP 2554334B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/28Making machine elements wheels; discs
    • B21K1/30Making machine elements wheels; discs with gear-teeth

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Forging (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は歯の接触の縁が鋭角の稜を形成するピニョン
の製造方法に関する。
この種のピニョンは、例えば、ギヤボックス構造の中
で使用され、その接触の縁は他のピニョンの方に向けら
れ、それと噛み合う歯の縁によって構成される。それら
の二つのピニョンは相対的に可動であり、したがって、
考えているピニョンの接触の縁に、それらの二つのピニ
ョンがそれらの相対的な移動の際に互いに近か付き、噛
み合うことができるようにする鋭角の稜を形成すること
が重要である。
現在まで、この種のピニョンは機械加工によって作ら
れ、したがって非常に高価である。
それらのピニョンをダイイングによって製造すること
もまた試みられたが、成功しなかった。現在まで、接触
の縁の面が互いに鋭角を作るピニョンを得ることは不可
能であったからである。
本発明の目的は、その問題に解決方法をもたらすこと
であり、そのため、本発明による歯の接触の縁が鋭角の
稜を形成するピニョンの製造方法はピニョンの素材を作
り、接触の縁に、得たいと思う歯の中央面の割線であ
る、歯のX−X軸に対して傾斜した第1の面を形成する
効果を持つ第1のダイイング操作をその素材の歯に施
し、接触の縁に、得たいと思う歯の中央面の割線であ
る、軸に対して傾斜し、第1の面に対して反対側の第2
の面を形成する効果を持つ第2のダイイング操作をそれ
らの歯に施し、最後に、互いに歯の中央面にある鋭角の
稜を形成する二つの平面によって限られる歯の接触の縁
を構成するために、そのようにして形成された第1およ
び第2の面に同時に作用を及ぼす第3のダイイング操作
をそれらの歯に施すことを要旨とする。
本発明の他の一つの特徴によれば、第3のダイイング
操作の後に、接触の縁の鋭角の頂点とは反対の方を向い
ている、仕上げ側の面と仕上げられる材料の面のなす、
小さい鋭角の腹を形成するために、歯間領域に限る歯の
横腹に関係する第4のダイイング操作が続く。
本発明の他の一つの特徴によれば、ピニョンが切断操
作によって作られ、鋭角の稜の接触の縁が切断操作の際
の接触面とは反対側のピニョンの面に作られている。
本発明が付図に示されるが、それらは何等限定するも
のではなく、例示に過ぎない。
図示のように、ピニョン1は歯2を持っており、その
接触の縁3はピニョンの側面に向けられ、互いに鋭角の
稜6を作る、歯の軸X−Xに対して傾斜した二つの平面
4と5によって限られている(第6図を見よ)。歯2の
頂点6を通る軸X−Xはこの例では中央面にあり、同一
傾斜の二つの面4と5は互いに対称であり、角“C"を形
成する。
このピニョンを製造するための第1の操作は、金属の
板から(図には示されていない)素材を切り出すことに
ある。このピニョンの素材は素材の周囲に平行六面体の
一般的な形をした歯を持っている。
この細かい切断操作の際、金属の板は接触の縁に切断
のポンチの丸み7を持っており、歯の接触の縁3は素材
の反対側の面に形成される。素材の細かい切断の後、研
削された素材が後のダイイング操作を有利に受けること
ができるように、完全に平らで、希望の間隔を持った面
を形成するために、それは二つの面8と9の研削操作を
受ける。
第1のダイイング操作は歯の素材に傾斜した第1の平
面10を形成することにある(第3図を見よ)。そのダイ
イングはその平面10が、その上の部分によって、中央面
を含む歯のX−Xの割線となるようなものである。
ピニョンの歯はそのとき第4図に示された第2のダイ
イング操作を受け、それによって歯のX−X軸に対して
傾斜している第2の面11を形成する。この面11はこの軸
X−Xの割線であり、二つの面10と11によって形成され
る頂点12が面10側にあるようになっている。面11のダイ
イングのこの操作の途中で面10は僅かにずらされ、変形
させられ、第4図に101で示されるように、凹形を採
る。このことは13にある金属の押返し操作の結果として
生じ、その金属は一方ではこの面に向かって、他方では
使用される型の空の部分を完全に埋めるために、歯の内
側に向かって押し返される。
ついで、そのピニョンは第5図に示された第3のダイ
イング操作を受ける。この第3の操作は、歯の接触の縁
3の二つの平面4および5を形成するため、かつ稜12を
中央に持って来て、それがX−X軸を含む歯の中央面に
ある稜6となるようにするために、同時に二つの面101
および11に関係している。この稜6は鋭角であり、それ
は第3図および第4図に示された最初の相連続する操作
の故であり、それなしにはこのような鋭角の稜は得られ
ないだろう。
希望の接触の縁を備えた、このようにして得られたピ
ニョンは、場合によっては、第6図に示された補足のダ
イイング操作を受け、それは歯の互いに向かっており、
その間に歯間領域を限る側面14および15の上に仕上げ側
の面と仕上げられる材料の面のなす小さい鋭角Dを形成
する効果を持っている。
ギヤボックスの場合には、それらの仕上げ側の面と仕
上げられる材料の面のなす小さい鋭角Dは、例えば必ず
必要な遊びを考慮にいれて、互いに噛み合うピニョンの
歯の平行性の場合によってある欠陥を補償することを目
的としている。
第3図、第4図、第5図および第6図に示されたダイ
イングの相連続する操作の際に、各操作に適合した型を
使用し、特に各型はピニョンの歯間領域を限り、相連続
するダイイング操作の際、それらの歯を構成する金属を
保持するための適合する雄部分を持っている。そのう
え、ピニョンの歯間領域を限る型の雄部分は、考えてい
る型への片の導入を可能にするために、一つの操作から
他の操作に段々小さくなる幅を持っている。
同様に、図示の例では、接触の縁3はピニョンの側面
に垂直に位置している。しかしながら、作製しなけらば
ならないギヤの種類にしたがって他のあらゆる傾斜を採
用することができるだろう。同様に、接触の縁の稜はピ
ニョンの軸に平行であることもできるだろう。
以上記載された例においては、ピニョンの中央領域に
詰っていると考えた。しかしながら、ギヤボックスの場
合においては非常に屡々それらのピニョンは歯を切られ
たクラウンの形で作製される。この場合には、本発明に
よって最初に、場合によっては細かい切断操作の途中で
素材の中央領域において孔を作ることが考えられる。そ
れらの孔は後の相連続するダイイング操作の途中で素材
の位置決めのためのセンター合わせ手段の役をする。ピ
ニョンが作製されるとき、第1図に示されているよう
に、ピニョンにそのピニョンをクラウンの形に作る効果
を持っている切断操作を受けさせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、歯の接触の縁が鋭角の稜を形成している、本
発明によるピニョンの正面図、第2図は第1図のA−A
線に沿って切った部分断面図、第3,4,5および6図は第
1図のB−B線に沿って切った、ピニョン製造途中にお
いてその歯が受ける相連続する操作を表わす断面図であ
る。 1……ピニョン、2……歯、3……接触の縁、4,5……
X−X軸に対して傾斜した二つの平面、6……鋭角の
稜。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピニョンの素材を作り、 接触の縁(3)に、得たいと思う歯の中央面の割線であ
    る、歯のX−X軸に対して傾斜した第1の面(10)を形
    成する効果を持つ第1のダイイング操作をその素材の歯
    に施し、 接触の縁に、得たいと思う歯の中央面の割線である、軸
    に対して傾斜し、第1の面(10)に対して反対側の第2
    の面(11)を形成する効果を持つ第2のダイイング操作
    をそれらの歯に施し、 最後に、互いに歯の中央面にある鋭角の稜(6)を形成
    する二つの平面(4および5)によって限られる歯の接
    触の縁(3)を構成するために、そのようにして形成さ
    れた第1および第2の面に同時に作用を及ぼす第3のダ
    イイング操作をそれらの歯に施すことを特徴とする、歯
    の接触の縁が鋭角の稜を形成するピニョンの製造方法。
  2. 【請求項2】第3のダイイング操作の後に、接触の縁
    (3)の鋭角の頂点(6)とは反対の方を向いている、
    仕上げ側の面と仕上げられる材料の面のなす小さい鋭角
    (D)の歯を形成するために、歯間領域を限る歯の横腹
    (14および15)に関係する第4のダイイング操作が続く
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】ピニョンが切断操作によって作られ、鋭角
    の稜(6)の接触の縁(3)が切断操作の際接触面とは
    反対側のピニョンの面に作られていることを特徴とす
    る、特許請求の範囲前記諸項のいずれか一つに記載の方
    法。
  4. 【請求項4】ダイイング操作の前に、そのピニョンが素
    材の中央領域に少なくとも1回の孔あけを行なう効果を
    持つ切断操作を受け、その孔は相連続するダイイング操
    作の途中でその素材の位置決めのためのセンタリング手
    段の役をし、それらのダイイング操作の後で、得られた
    ピニョンが歯を切られたクラウンの形をしたピニョンを
    実現する効果を持つ切断操作を受けることを特徴とす
    る、特許請求の範囲前記諸項のいずれか一つに記載の方
    法。
JP62149303A 1986-06-18 1987-06-17 歯の接触の縁が鋭角の稜を形成するピニョンの製造方法 Expired - Fee Related JP2554334B2 (ja)

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FR8608788A FR2600274B1 (fr) 1986-06-18 1986-06-18 Procede pour la realisation de pignons dont le bord d'attaque des dents forme un angle a arete vive
FR86-8788 1986-06-18
FR86-08788 1986-06-18

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JPS6357117A JPS6357117A (ja) 1988-03-11
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ES2031917T3 (es) 1993-01-01
FR2600274B1 (fr) 1990-03-09
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EP0250312B1 (fr) 1992-06-03
FR2600274A1 (fr) 1987-12-24
EP0250312A1 (fr) 1987-12-23
DE3779495D1 (de) 1992-07-09
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