JP2554258B2 - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JP2554258B2 JP62128408A JP12840887A JP2554258B2 JP 2554258 B2 JP2554258 B2 JP 2554258B2 JP 62128408 A JP62128408 A JP 62128408A JP 12840887 A JP12840887 A JP 12840887A JP 2554258 B2 JP2554258 B2 JP 2554258B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ファクシミリ等における原稿の自動給紙
装置の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来の自動給紙装置を示す概略図であり、図
において、1は矢印a方向に回転駆動される給紙ロー
ラ、2は支点2aを中心にコイルバネ5によって矢印b方
向に回動されて給紙ローラ1に押圧される分離片であ
る。この分離片2は弾性体で形成される分離部21と、剛
体で形成される支持部22を一体化したものであり、支点
2aは支持部22に設けられている。20は原稿台、11は原稿
台20に積層された原稿である。
次に動作について説明する。この種の自動給紙装置で
は、給紙ローラ1と原稿11との摩擦係数μ1よりも、分
離片2と原稿11との摩擦係数μ2の方が小さく、かつμ
2よりも原稿11同志の間の摩擦係数μ3のほうが小さく
設定されている。これにより、原稿台20に積層された原
稿11は、給紙ローラ1の矢印a方向の回転に伴って、最
上位の一枚のみが給紙され、二枚目以降は、分離片2に
よって給送を阻止される。そして、最上位の原稿11から
順番に一枚づつ給送することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の自動給紙装置は以上のように構成されているの
で、分離片2全体が剛体となって支点2aを中心として回
動する構造であったため、第6図に示す様に、多数枚の
原稿11が強く挿入された場合は、原稿11の挿入力による
くさび効果を受けやすく分離部21の給紙ローラ1に対す
る接触部21aが矢印c方向に開いてしまい、原稿11の分
離機能が低下しやすい問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、原稿が強く挿入された時でも、原稿の分離
機能が低下せず、しかも、より多くの原稿を同時に積層
可能な自動給紙装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る自動給紙装置は、分離片の一部を構成
し、弾性体で形成された分離部が、給紙ローラに対する
接触部と支点側との間で折曲状に屈曲できるように支持
部で支持させ、その分離部の接触部を押圧手段で給紙ロ
ーラに押圧させたものである。
〔作用〕
この発明における自動給紙装置は、原稿が強く挿入さ
れた場合に、分離部の接触部が給紙ローラとの接触を保
ったままで、その分離部の接触部と支点側との間が折曲
状に屈曲するので、原稿挿入力によるくさび効果を軽減
し、給紙ローラに対して接触部が開くことを防止する。
〔実施例〕
以下、この発明による自動給紙装置の一実施例を図に
ついて説明する。第1図において、1は矢印a方向に回
転駆動される給紙ローラ、2は支点2a中心にコイルバネ
5によって矢印b方向に回動されて給紙ローラ1に押圧
される分離片である。分離片2は、弾性体で形成された
分離部21と、2分割された剛体で形成された支持部22と
を一体化したものである。なお20は原稿台、11は原稿台
20上に積層された原稿である。
そして、給紙ローラ1は原稿11との摩擦係数を大きく
得る為、スポンジゴム等の弾性体で形成されている。分
離片2は、分離部21をソリッドゴム等の弾性体で形成
し、さらにその分離部2の裏面を、金属板等の剛体で形
成された支持部22a,22bで補強している。支持部22a,22b
は給紙ローラ1に対する分離片2の接触部側22aと、分
離片2の支点2a側22bとの中間部分で2つに分割されて
いる。これにより、分離部21が給紙ローラ1に対する接
触部21aと支点側21bとの間で折曲状、例えばほぼくの字
状に屈曲できるように支持されている。そして、分離部
21の接触部21aが支持体22aを介して押圧手段であるコイ
ルバネ5によって給紙ローラ1に矢印b方向から押圧さ
れている。
次に動作について説明する。原稿11が強く挿入され、
或は、より多数枚の原稿11が同時に挿入された場合は、
第2図に示すように、分離部21の接触部21aが給紙ロー
ラ1との接触を保ったままで、支点側21bがほぼくの字
状に屈曲する。この結果、原稿11と分離部21との開口角
θは原稿11の挿入力に応じて大きくなり、原稿挿入力に
よるくさび効果を軽減し、給紙ローラ1と分離部21の接
触部21aが開くことを防ぐことが出来る。
以上により、この発明の自動給紙装置によれば、原稿
11が強く挿入され、或は、より多数の原稿11が同時に挿
入された場合でも、原稿11の分離機能が低下せず、最上
位の原稿11から順番に一枚づつ確実に給送することがで
きる。
なお上記実施例では分離片2の支持部22として金属板
等の剛体を2分割し、屈曲可能な形に形成したが、第3
図,第4図に示すように、支持部22′を一枚の薄い板バ
ネで形成し、さらに、長手方向の途中に巾方向に伸びる
等の穴221を設け、この穴221の部分で集中的に屈曲でき
るようにすることによって、同等の効果を得ることがで
きる。又板バネの他端に穴222を設け、ネジ26にて本体2
5に固定し、支点構造を簡略化することができる。
以上、この発明の実施例に付き述べたが、この発明の
技術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、支持部は、接触部
と給紙ローラとの接触を保ったままで、原稿挿入力が大
きい場合でも、その原稿挿入力の増大に応じて原稿と分
離部の接触部との開口角が大きくなるように分離部を接
触部と支点側との間で屈曲可能にする屈曲可能部を備え
ているので、原稿によるくさび効果が軽減され、常に十
分な原稿分離機能を発揮し、常に最上位の原稿から順番
に1枚ずつ分離されて確実に給送することができるとい
う効果を奏する。また、分離部の背面に互いに離間した
2つの剛体で支持部を構成することにより、2つの剛体
の間の部分で分離部が屈曲可能になり、原稿によるくさ
び効果の軽減が、簡単な構成で確実に達成できるという
効果を奏する。さらに、上記2つの剛体に代えて、支持
部を1枚の板バネで形成し、その板バネに穴を設けるこ
とにより、その穴の部分で分離部が屈曲可能になり、原
稿によるくさび効果の軽減が、簡単な構成で確実に達成
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの発明による一実施例による自動給
紙装置を示す概略図、第3図,第4図はこの発明の他の
実施例を示す概略図、第5図,第6図は従来の自動給紙
装置を示す概略図である。 1は給紙ローラ、2は分離片、5はコイルバネ(押圧手
段)、11は原稿、21は分離部、21aは分離部の接触部、2
1bは分離部の支点側、22a,22b,22′は支持部、221は穴
である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支点を中心に回動される分離片を押圧手段
    によって給紙ローラに押圧させた自動給紙装置におい
    て、前記分離片は、前記給紙ローラに接触する接触部を
    有し弾性体で形成された分離部と、該分離部の該接触部
    の属する面の背面を支持する支持部とを備え、該支持部
    は、該接触部と前記給紙ローラとの接触を保ったまま
    で、原稿挿入力の増大に応じて原稿と該分離部の接触部
    との開口角が大きくなるように前記分離部を前記接触部
    と前記支点側との間で屈曲可能にする屈曲可能部を備え
    ていることを特徴とする自動給紙装置。
  2. 【請求項2】前記支持部は、前記分離部の前記接触部側
    の背面を支持する第1の剛体と前記分離部の前記支点側
    の背面を支持する第2の剛体で形成され、前記屈曲可能
    部は該第1の剛体と該第2の剛体との間の空間により形
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の自動給紙装置。
  3. 【請求項3】前記支持部を一枚の板バネで形成し、前記
    屈曲可能部は該板バネをその長手方向の途中に設けた穴
    の部分で集中的に屈曲できるように構成することによ
    り、前記分離部を前記接触部と前記支点側との間で折曲
    状に屈曲可能にしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の自動給紙装置。
JP62128408A 1987-05-27 1987-05-27 自動給紙装置 Expired - Lifetime JP2554258B2 (ja)

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JP62128408A JP2554258B2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27 自動給紙装置

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JPS63295342A JPS63295342A (ja) 1988-12-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859135A (ja) * 1981-09-30 1983-04-08 Ricoh Co Ltd 給紙装置
JPS6097139A (ja) * 1983-10-31 1985-05-30 Ricoh Co Ltd シ−ト自動給送装置
JPS6085544U (ja) * 1983-11-15 1985-06-12 沖電気工業株式会社 自動原稿送り機構

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JPS63295342A (ja) 1988-12-01

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