JP2554107Y2 - 門柱の構造 - Google Patents

門柱の構造

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JP2554107Y2
JP2554107Y2 JP4645293U JP4645293U JP2554107Y2 JP 2554107 Y2 JP2554107 Y2 JP 2554107Y2 JP 4645293 U JP4645293 U JP 4645293U JP 4645293 U JP4645293 U JP 4645293U JP 2554107 Y2 JP2554107 Y2 JP 2554107Y2
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gate post
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gate
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督司 木村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、門柱の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から内部が空洞となった大径のパイ
プを門柱として利用することが行われている。この大径
のパイプを利用した門柱はパイプの正面にインターホン
用の開口部を打抜いたり、あるいは郵便受け用の開口部
を打ち抜き、これらの打抜き部分に打ち抜いた開口部に
対応するインターホンや郵便受けの門柱回り設備等を取
付け、インターホンや郵便受け等の背方への突出部分を
パイプの内部の空洞部分に突入させて収めるようにして
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、大径のパイプに取付けようとする門柱まわり設備の
種類に応じた開口部を打ち抜く作業が必要であって、打
抜き、加工設備が必要で、しかも、打ち抜き箇所や大き
さが種々異なるものであり、このため、多種類の打抜き
をした大径パイプが必要である。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、異なる
門柱回り設備を備えた設備パネルを複数種類用意するの
みで、門柱本体は1種類用意するだけでよく、また、従
来のように大径パイプの正面における開口部の打抜き加
工を必要としない門柱の構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本考案の目的を達成するため、本考案の門柱は、
内部が空洞となり且つ正面が上下方向にわたって開口し
た門柱本体1の正面開口部2の縁に係止部3を設け、設
備パネル4の両端部に被係止部5を設け、設備パネル4
にインターホン、郵便受け、ジョイントボックス、照明
器具等の門柱回り設備6を取付け、設備パネル4の被係
止部5を門柱本体1の係止部3に係止して設備パネル4
にて門柱本体1の正面開口部2を閉塞して成るものであ
る。
【0006】また、門柱本体1の正面に内側に向けて凹
んだ凹部7を形成すると共に該凹部7の底に上下方向に
わたって開口した正面開口部2を形成し、正面開口部2
の縁に形成した係止部3に設備パネル4の被係止部5を
係止すると共に設備パネル4を凹部7の底に位置させて
成る構成とすることも好ましい。
【0007】
【作用】上記のような構成の本考案によれば設備パネル
4の両端部に被係止部5を設け、設備パネル4にインタ
ーホン、郵便受け、ジョイントボックス、照明器具等の
門柱回り設備6を取付け、設備パネル4の被係止部5を
門柱本体1の係止部3に係止して設備パネル4にて門柱
本体1の正面開口部2を閉塞することで門柱を構成する
ものであり、このことにより、設備パネル4として門柱
回り設備6の取付け位置や種類の異なる複数種類用意す
ることで、門柱本体1は1種類用意するのみで種々の門
柱を構成できるようになったものであり、門柱本体1も
内部が空洞となり且つ正面が上下方向にわたって開口し
た正面開口部2の縁に係止部3を設けることで構成する
ので、従来のように大径パイプの正面における開口部の
打抜き作業が必要でなくなったものである。
【0008】また、門柱本体1の正面に内側に向けて凹
んだ凹部7を形成すると共に該凹部7の底に上下方向に
わたって開口した正面開口部2を形成し、正面開口部2
の縁に形成した係止部3に設備パネル4の被係止部5を
係止すると共に設備パネル4を凹部7の底に位置させた
ものにおいては、設備パネル4に取付けた門柱回り設備
6の背方への突出部を門柱本体1の内部の空洞部分に突
入させて収めることができるのみならず、設備パネル4
に取付けた門柱回り設備6の前方への突出部を凹部7内
に収めることが可能となり、納まりがよくなるものであ
る。
【0009】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。門柱Aは門柱本体1と設備パネル4とキャ
ップ8とで構成してある。門柱本体1は例えば断面略C
字状や断面コ字状等をしており、正面に上下方向に渡っ
て正面開口部2が形成してある。この正面開口部2は門
柱本体1の正面を内側に向けて凹ませ、この凹ませた凹
部7の底に上下にわたって正面開口部2を設けてある。
したがって、正面開口部2は門柱本体1の正面から内側
に後退した位置に設けてある。正面開口部2の両側縁部
には係止部3が上下全長にわたって形成してある。ま
た、門柱本体1下端部には下プレート9が固着してあ
る。更に門柱本体1の両側面部又は背面部にはそれぞれ
内方に向けて凹んだ凹条部10が上下方向の全長にわた
って形成してある。
【0010】設備パネル4は上下方向に長尺となった板
状をしており、両側縁に係止部3に係止する被係止部5
が形成してある。設備パネル4としては、インターホン
6a、郵便受け6b、ジョイントボックス6c、照明器
具6d等の任意の門柱回り設備6を取付けてあり、これ
ら門柱回り設備6の種類の異なるものを取付けたり、あ
るいは取付け位置の異なる多種類の設備パネル4を用意
する。そして、需要者の要望に対応して上記複数種類の
設備パネル4のうちの任意の設備パネル4を選択し、こ
れを門柱本体1に取付けるものである。このため門柱本
体1は1種類用意すればよい。設備パネル4の取付けに
当たっては、被係止部5の下端を係止部3の上端に係止
した状態で設備パネル4を上方からスライド係止して取
付けるものである。図2に示すように設備パネル4の上
端部に照明器具6dを取付けるための照明器具取付け板
30が設けてあり、この照明器具取付け板30には更に
キャップ8から挿入したねじを取付けるためのキャップ
取付け板31が取付けてある。
【0011】門柱本体1の上端部にはキャップ8を被せ
て取付けるものである。施工に当たっては、まず、地面
11に穴12を形成し、この地面11に形成した穴12
に図6(a)のように栗石13を敷き、次に、図6
(b)のように栗石13の上にベース筋25を配筋し、
次に、図6(c)のように栗石13の上に捨てコンクリ
ート14を形成し、次に、図6(d)、図6(e)の順
序で複数種類の設備パネル4の中から任意の設備パネル
4を選んでこれを取付けた門柱本体1を捨てコンクリー
ト14の上に立て、捨てコンクリート14の中央部に植
設した位置決め用ボルト23に下プレート9に中央部に
穿孔した孔24を挿入して位置決めし、この状態で、門
柱本体1の下端部に設けた下プレート9に設けたレベル
調整ボルト15(図1に示す)により下プレート9の水
平を出して門柱本体1の垂直とレベルを調整し、配線が
必要な場合には配線管16を埋め、この状態で穴12に
モルタルやコンクリート17を流し込んで門柱本体1の
下端部をモルタルやコンクリート17中に埋設し、任意
の設備ユニット4を取付けた門柱本体1を立設するもの
である。
【0012】門柱本体1の一方の側面部の凹条部10に
はひじ壺受け金具18を取付け、凹条部10のひじ壺受
け金具18の取付け部分以外の他の箇所には側面キャッ
プ19をスライドによりはめ込んで取付けるものであ
る。ここで、あらかじめ図5の想像線のようにカットマ
ーク20を形成した長尺の側面キャップ19を凹条部1
0にスライドによりはめ込んでおき、ひじ壺受け金具1
8を取付ける場合には、この長尺の側面キャップ19を
上方に引き抜き、カットマーク20によりカットし、こ
れを凹条部10のひじ壺受け金具18の取付け部分以外
の他の箇所には側面キャップ19をスライドによりはめ
込んで取付けるようにするものであり、ひじ壺受け金具
18を取付けない場合には長尺の側面キャップ19を凹
条部10にはめ込んだままの状態としておく。ひじ壺受
け金具18には門扉(図示せず)が回動自在に取付けら
れる。また、上記側面や背面の凹条部10を利用してフ
ェンス(図示せず)の端部をはめ込んで納めることが可
能である。
【0013】図1、図7には門柱回り設備6としてイン
ターホン6a、郵便受け6b、ジョイントボックス6
c、照明器具6dを取付けた設備パネル4を使用した例
を示している。また、図8には門柱回り設備6としてカ
メラ付きドアホン6e、郵便受け6b、ジョイントボッ
クス6c、照明器具6dを取付けた設備パネル4を使用
した例が示してある。また、図9には門柱回り設備6と
して郵便受け6b、ジョイントボックス6c、照明器具
6dを取付けた設備パネル4を使用した例が示してあ
る。また、図10には門柱回り設備6としてインターホ
ン6a、ジョイントボックス6c、照明器具6dを取付
けた設備パネル4を使用した例を示している。図11に
は門柱回り設備6としてジョイントボックス6c、照明
器具6dを取付けた設備パネル4を使用した例を示しい
る。ここで、図12のように門柱回り設備6を設けない
場合は両端部に被係止部5を有するめくらパネル4aを
使用することもできる。なお、照明器具6dを取付ける
場合、図5のようにキャップ8に照明シェード22を設
け、この照明シェード22により照明器具6dの前方を
覆うようにする。また、郵便受け6bを設ける場合には
門柱本体1内に郵便受け用の仕切り板26を取付け、門
柱本体1の背面に取り出し用開口部27を形成してこの
取り出し用開口部27に蓋付き枠28を取付けるもので
ある。
【0014】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように内部が
空洞となり且つ正面が上下方向にわたって開口した門柱
本体の正面開口部の縁に係止部を設け、設備パネルの両
端部に被係止部を設け、設備パネルにインターホン、郵
便受け、ジョイントボックス、照明器具等の門柱回り設
備を取付け、設備パネルの被係止部を門柱本体の係止部
に係止して設備パネルにて門柱本体の正面開口部を閉塞
してあるので、設備パネルとして異なる門柱回り設備を
備えた複数種類用意するのみで、門柱本体は1種類容易
するだけでよく、従来のように門柱として多種類のもの
を形成する必要がないものである。また、門柱本体の正
面に門柱回り設備の種類の違いに応じて種類毎の異なる
打抜き加工を必要としないものである。
【0015】しかも、門柱本体の正面に内側に向けて凹
んだ凹部を形成すると共に該凹部の底に上下方向にわた
って開口した正面開口部を形成し、正面開口部の縁に形
成した係止部に設備パネルの被係止部を係止すると共に
設備パネルを凹部の底に位置させてあるので、設備パネ
ルに取付けた門柱回り設備の背方への突出部を門柱本体
の内部の空洞部分に突入させて収めることができるのみ
ならず、設備パネルに取付けた門柱回り設備の前方への
突出部を凹部内に収めることが可能となり、納まりがよ
くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】同上のキャップを省略した状態の平面図であ
る。
【図3】同上の設備パネルの一例を示し、(a)は正面
図であり、(b)は側面図である。
【図4】同上の設備プレートを上方から挿入して取付け
ている例を示す斜視図である。
【図5】同上のひじ壺受け金具の取付けを示す分解斜視
図である。
【図6】(a)(b)(c)(d)(e)は門柱の立設
順序を示す説明図である。
【図7】同上の全体図を示し、(a)は正面図であり、
(b)は背面図であり、(c)は側面図であり、(d)
は平面図である。
【図8】同上の他の実施例の全体図を示し、(a)は正
面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図で
あり、(d)は平面図である。
【図9】同上の更に、他の実施例の全体図を示し、
(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は平面図である。
【図10】同上の更に、他の実施例の全体図を示し、
(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は平面図である。
【図11】同上の更に、他の実施例の全体図を示し、
(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は平面図である。
【図12】同上の更に、他の実施例の全体図を示し、
(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)
は側面図であり、(d)は平面図である。
【符号の説明】
1 門柱本体 2 正面開口部 3 係止部 4 設備パネル 5 被係止部 6 門柱回り設備 7 凹部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が空洞となり且つ正面が上下方向に
    わたって開口した門柱本体の正面開口部の縁に係止部を
    設け、設備パネルの両端部に被係止部を設け、設備パネ
    ルにインターホン、郵便受け、ジョイントボックス、照
    明器具等の門柱回り設備を取付け、設備パネルの被係止
    部を門柱本体の係止部に係止して設備パネルにて門柱本
    体の正面開口部を閉塞して成る門柱の構造。
  2. 【請求項2】 門柱本体の正面に内側に向けて凹んだ凹
    部を形成すると共に該凹部の底に上下方向にわたって開
    口した正面開口部を形成し、正面開口部の縁に形成した
    係止部に設備パネルの被係止部を係止すると共に設備パ
    ネルを凹部の底に位置させて成る請求項1記載の門柱の
    構造。
JP4645293U 1993-08-26 1993-08-26 門柱の構造 Expired - Lifetime JP2554107Y2 (ja)

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JPH0715999U JPH0715999U (ja) 1995-03-17
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