JP2007217889A - 門柱及び門構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】設備機器付き門柱に対して門扉の取り付け位置を変更可能にする。
【解決手段】 少なくとも一方にホロー部を備えた左右の側柱20、20と、前記側柱20、20の正面を覆う正面パネル10と、背面を覆う背面パネル22とからなり、正面パネル10に設備機器用開口、背面側に設備機器用扉を設けて内部に設備機器収納部を形成した門柱1であって、前記ホロー部を構成する外側壁の任意の位置に門扉用の肘壷54を取り付けた。
【選択図】 図10

Description

本発明は門柱、とくに設備機器を備えた門柱であって、門扉用のヒンジ部材を門柱の正面側から背面側に向かう方向(門柱の前後方向という)における任意の位置に取り付け可能な門柱、及び当該門柱と門扉とからなる門構造に関する。
郵便ボックスやインターホン等の設備機器を門柱に配置した設備機器付き門柱が知られている。
この門柱に対し門扉をつり込む際、門柱に対する門扉のつり込み位置は、門を設置する敷地の関係や好みに応じて、門柱の前後方向に位置変更できることが好ましいが、従来の設備機器付き門柱では、門扉のつり込み位置を門柱の前後方向に自由に設定できるものは知られていない。
例えば特許文献1に記載された門柱は、4本の支柱を矩形の各頂点の位置に配置し、それぞれにパネルを張り付けて内部に設備機器を収納する空間を設けた構造からなるものであるが、特定の1ヵ所の支柱のサイズを他より大きく形成して補強し、一本のビスでヒンジと正面パネルとを支柱に固定している。この設備機器付き門柱では、門扉を吊着するためのヒンジは、正面パネルを介して特定の支柱に固定しているから、門柱に対する扉の位置を任意に設定できないという問題がある。
また、仮に、門扉を吊着するためのヒンジの門柱に対する取付位置を自由に設定しようとすると、ヒンジを固定するボルトが門柱内に突出するため、その取付位置に例えば郵便ボックスなどのように手を挿入する設備機器を設けと、手を傷つけるなどのトラブルが発生する。
特開平8−232567号公報
本発明は、従来の門柱の上記問題を解決すべくなされたものであって、その目的は、設備機器付き門柱に対して門扉の取り付け位置を門柱の前後方向において任意に設定できるようにすると共に、門扉のヒンジなどや配線などが門柱内で邪魔にならず手を傷つけたり或いは引っかかる等のトラブルが生じないようにすることである。
請求項1の発明は門柱であって、少なくとも一方に収納空所を備えた左右の側柱と、前記側柱の正面を覆う正面パネルと、背面を覆う背面パネルとからなり、正面パネルと背面パネルの少なくとも一方に設備機器用扉を設けて内部に設備機器収納部を形成した門柱であって、前記収納空所を構成する外側壁に位置設定自在に門扉用のヒンジ部材を取り付けたことを特徴とする。
本発明によれば、設備機器門柱と門扉を支持する門柱とを別体に設ける必要が無く、門柱に対して門扉の前後方向の取付位置を、門を設置する地形や建主の好みに応じて所定範囲内で自由に設定できる。また、ヒンジ部材が門柱内に露出することがないから、門柱内に手を入れても傷つく恐れはなく、従って、郵便ボックスなどの手を挿入する必要がある設備機器の設定位置をヒンジ部材の位置と無関係にどこにでも自由に設定できる。
図1は、本発明の実施形態に係る門柱の分解斜視図である。
門柱1は、それぞれ例えば押出成形されたアルミニウム合金でできた正面パネル10と、正面パネル10の両側に配置される左右の側柱20、20と、左右の側柱20、20に対して正面パネル10の反対側(後側又は背面側)に配置される背面パネル22(図4参照)とからなり、左右の側柱20、20の正面側に正面パネル10が、また左右の側柱20、20の背面側両端部に背面パネル22が連結される。また、これら左右の側柱20、20及び各パネルで囲まれた断面略矩形の内部空間には、敷板26(26(1)〜26(3))が間隔を隔てて複数枚(図示例では3枚)取り付けられている。
正面パネル10は平坦な正面10aと、正面10aの端部を略直角に折り曲げた折曲片10bと、この折曲片10bの自由端部を更に正面10aと平行に折り曲げた側柱20,20前面への取付片10cとからなり、正面10aには上端から順に表札用の開口12、インターホン用の開口14、郵便物等の投入口16が設けられている。
正面パネル10は、例えば塗装やメッキ、アルマイト等により正面処理された化粧板に仕上げられている。
側柱20、20は、例えば、後述の図6に示すように、それぞれ前側に配置される第1の側柱20(1)と後側に配置される第2の側柱20(2)の二つの側柱から成り、両者はそのいずれか(図示例では第1の側柱20(1)側)に一体に形成された細長い板状の接合部20dを介してネジで接合されている。第1の側柱20(1)は、正面側に正面パネル10の左右の取付片10cに対応するフランジ20aを、また背面側には第2の側柱20(2)と接合するための接合部を有し、かつ好ましくは内側面20(1)aと外側面20(1)b、及びこれら両側面を区画する縦仕切片20(1)cを一体に形成し、上下端の開放したホロー(中空)構造からなっている。第2の側柱20(2)は、前方には第1の側柱20(1)に係合する接合部を、また背面側には背面パネル22の取付片となる端部を有した、好ましくは内側面20(2)aと外側面20(2)b、及び両側面を仕切る仕切片20(2)cを、例えば押出成形により一体に形成したホロー構造からなっている。
正面パネル10は、背面側の取付片10cで側柱に20、20にネジ止めされるが、正面パネル10側からは取り付けネジは見えないから見た目が良く意匠性に優れている。
再び図1において、正面パネル10の表札用開口12に対応して、左右の側柱20、20間には、この表札を照らす照明機具例えば電球用ソケットを備えた敷板26(1)が取り付けられている。ここで、表札は例えばアクリル樹脂等の光透過性の合成樹脂材料で形成し、これを例えば両面テープやネジなどの適当な取付手段で、前記表札用開口12の周りに取り付ける。表札は、夜間、ライトを点灯することで文字が浮かび上がって見える。
表札用開口12の下側でかつ側柱20、20の正面側のフランジ部分20a間には、図2に拡大して示すインターホン取付金具30がネジ止めなどの適当な手段で取り付けられる。
インターホン取付金具30は、図示のように、平坦なインターホン取付面32aとその上下端部に形成された断面L字型の取付片32b、及び下端部の前記取付片32bの下端から折り返して前方にやや下降状に延在する水切り片32cとからなっており、インターホン取付面32aにはインターホンの放熱等のための開口34が形成されている。
なお、水切り片32cはインターホン取付金具30と別体に形成してもよい。
このインターホン取付金具30の前記取付片32bの前後方向の長さ又は厚さは、取り付けるインターホン35の厚さが種類によって異なるため、その厚さに応じて異なる寸法のものを用意しておくことが好ましい。
また、前記水切り片32cは、インターホンの操作用開口14から侵入する雨水などを一旦受け止めて、これを正面パネル10の背面と側柱20、20の前端部つまりフランジ部分20a間に形成される間隙S(図3A、B参照)、即ち、正面パネル10を側柱20,20前端部間に取り付けたときに、正面パネル10の折曲片10bの前後方向の長さに略等しい間隔を有し門柱の上下方向に連続して形成される間隙Sの前面側に導くためのものであって、これにより、雨水等が門柱の側柱20、20間に形成される空間に侵入することが防止される。
図3Aは、インターホン取付金具30を側柱20、20のフランジ部分20aにネジ止め等の適当な手段で取り付け、この取付金具30にインターホン35を取り付けた状態を示す縦断面図である。また、図3Bは、同横断面図である。
図示のように、インターホン35の正面はインターホン用開口14に対向配置される。また、その配線(図示せず)は側柱20,20のホロー部Hに配置したCD管25(図3B)を通して行う。
図4は、本実施形態に係る門柱1の一方の側柱20を除去して門柱1の内部をやや背面側上方から見た斜視図である。
背面パネル22は、図示のように、正面パネル10と同様に細長い板状体で構成されている。ただこの実施形態では、門柱1の上からインターホン取付領域の背面側部分までを覆うように、その縦方向の長さは正面パネル10よりも短く形成されている。
正面パネル10の前記郵便物等の投入口16の内側に設けた郵便物等の収容部(郵便ボックス)の背面側には、つまみ24a付きの受扉23aが一方の側柱20、20の後端部に開閉自在に取り付けられている。また、その下側には、門柱1内に設置するコンセントなどの電源ユニット等(図示せず)の点検等を行うため、同様に一側端を一方の側柱20、20の後端部にヒンジ止めしたつまみ24b付き扉23bが開閉自在に取り付けられている。
郵便物等の投入口16は、例えばA4の封筒が投入可能な縦寸法と、投入された郵便物等が投入口16を通して引き出されないように、人間の手が入らないような幅を持った細長い開口として形成されている。
図中、上側の敷板26(2)と下側の敷板26(3)との間の空間は、郵便物等を収納しておくいわゆる郵便ボックスを構成している。この郵便ボックスの底板となる敷板26(3)は、その投入口16側の端部が上方に折り返した起立片26a(1)に形成され、かつその起立片26a(1)の上端は前記投入口16の下端部近傍に達すると共に、その起立片26a(1)の上端から更に斜め下方に折り返した水切り板26a(2)が一体(又は別体でもよい)に形成されている。
ここで、水切り板26a(2)は、前記インターホン取付金具30の水切り片32cと同様に前記投入口16を通して侵入する雨水や、上部のインターホン用の開口14から侵入して落下してきた雨水等を受けて正面パネル10側に流下させ、正面パネル10との隙間や水切り板26a(2)の両側端と正面パネル10の側面(折曲片)10bとの間から地面に落下させるよう働く。また、後述するように、一対の断面L字状の隔壁を図5A、5Bに示すように設ける等して、投入口から郵便ボックスまでの郵便物通過空間を間隙Sから隔離することで一層水が浸入し難くすることができる。
従って、前記投入口16等から門柱1内に水が侵入しても前記郵便ボックス内には流入し難い。
なお、門柱1の前記郵便ボックスの下側には、図示しない例えば電源ユニット、電気或いはガスメータ等を収納するための空間が形成されている。
図5Aは門柱の要部の縦断面図及び図5Bは図5Aの線A−Aに沿った断面図である。これらの図から明らかなように、郵便物等の投入口16から郵便ボックスに至る郵便物通過空間は、上部に上板(ここでは水切り片32Cが上板を兼ねているが、別途設けることも可能である)、左右に一対の断面L字状の隔壁を構成する縦板36を水切り板26a(2)の両側に密着して又は密着せずに設けることで前記空隙Sから隔離されるが、他方、前記投入口16から侵入した水は、水切り板26a(2)により前記空隙Sへ排水できるようになっている。
また、本実施形態に係る設備機器付き門柱1は、その背面側に取り付けた受扉23a、23bの上端部からの雨水等の水の侵入を防止するための水密構造を備えている。
図5Cは、図5Aの領域T部分の拡大図である。図示のように受扉23aの上端部には、その幅方向にシール(エアタイト)材ATが背面パネル22の下端の幅方向に延びたチャンネル22cに取り付けられており、シール材ATの下端は受扉23aの上端部を封止して水の侵入を防止している。
次に、門柱1の組立手順について説明する。
図6は、敷板(ここでは最上部の敷板26(1))の取付を説明するための斜視図である。
まず、側柱20、20間(一方のみを示す)に敷板26(1)を取り付け、左右の側柱20、20を敷板26(1)により連結する。
このように連結した側柱20、20は、自立性があるので、これを予め基礎工事を行った地盤の上に立設し、回りから例えばコンクリートや土砂を流し込み下部を地中に埋設する。
ここで、敷板26(1)を側柱20、20に取り付けるには、図6に示すように、側柱20、20に前以ってボルトB1を仮固定しておき、そのボルトB1の軸部分を敷板の切欠部分26aに入れ込み、レンチで固定して連結する。他の敷板26(2)、26(3)についても同様に取り付ける。
続いて、最上部の敷板26(1)に設けたソケットに電球などの照明器具を取り付け、側柱20、20の前記フランジ20aにインターホンの取付金具30を介してインターホン35を取り付け、これらに必要な電気配線工事を行う。電気配線は、既に図3Bに関連して説明したように側柱20、20のホロー部H内に配置したCD管25を用いて行う。
図7は正面パネルと側柱との取り付け構造を説明する図であり、図7Aは正面パネル側の取り付け構造を、また、図7Bは側柱側の取り付け構造を示す斜視図である。
図7Aに示すように、正面パネル10の前記取付片10cには、縦長の直線溝G1の下端にこの溝G1よりも径大な円形溝G2を備えた溝Gが形成されており、他方、側柱20、20の前記フランジ部分20aには、図7Bに示すように、例えばボルトB2を浅く螺合させてある(なお、ボルトB2に代えて頭付き支持杆を植設したものでもよい)。
ここで、正面パネル10を持ち上げて、その溝Gの前記円形溝G2を側柱20、20のフランジ部20aに取り付けたボルトB2の頭に合わせて挿入する。挿入後に正面パネル10を下降させると、ボルトB2の軸部分が前記縦長の直線溝G1を摺動し、その直線溝G1の上端に当たって停止する。この状態で正面パネル10と側柱20、20が接続される。
その後、側柱20、20の前記フランジ部20a背面側から正面パネル10の取付片10cの背面に対して適宜ネジ止めすることで、正面パネル10と側柱20、20とが連結固定される。
次に、このように連結された側柱20、20の背面側端部に横材40を取り付けて側柱20、20同士の接続を補強する。即ち、図8Aは、側柱20、20の後端部への横材40の取り付けを説明する斜視図であり、図8Bは、背面パネル及び受扉の取り付けを示す斜視図である。
図8Aに示すように、横材40は、両側柱20、20の後端部から後部側に突出しないようにして前記後端部間を連結する。
続いて、図8Bに示すように、両側柱20、20の背面側端部間に背面パネル22を取り付ける。この背面パネル22は、門柱1の上端からインターホン収容部までの区域を覆うように形成されており、正面パネル10よりも縦方向の長さが短く形成されている。
この背面パネル22の下側には、前記郵便ボックスに対応して、その背面扉となる受扉23a及びその下側に電源ユニット等の下部収容部の扉(図示せず)をそれぞれ一方の側柱20の背面側端部に開閉可能に取り付け、さらにこのように組み立てた門柱上にキャップ(図示せず)を取り付けて組立を終了する。
本実施形態においては、正面パネル10は、以上のように側柱20、20のフランジ部20aに溝G及びボルトG2を係合させて取り付けられるため、例えば、門柱1に収容した設備機器の保守、補修或いは取り替えなどのために正面パネル10を外す場合は、正面パネル10と側柱20、20とのネジ係合を外したのち、正面パネル10を単に持ち上げるだけで簡単に外すことが出来る。また、正面パネル10の正面は、突出部がないため見栄えがよく、かつ正面開口から浸入した雨水等が門扉内部領域にまで浸入することがなく、内部機器や郵便ボックス内の書類等を濡らすおそれがない。
次に、以上のように組み立てられた門柱に対する門扉の取り付けについて説明する。
図9は前記門柱に門扉を取り付けた門構造の正面図であり、図10はその横断面図である。
2枚の門扉2は、それぞれ設備機器付き門柱1及び支柱3に開閉自在にヒンジ止めされている。設備機器付き門柱1に対しては、一方の門扉2が上下一対のヒンジ部材50で開閉自在に取り付けられている。このヒンジ部材50は、図10に示すように、肘金52と肘壷54から形成されている。ここで、肘壷54は、門扉側の側柱20の外側面20(2)b(外側面20(1)bであってもよい)にボルト56でネジ止めして固定される。
ここで、ボルト56は、例えば、肘壷54と第2の側柱20(2)の門扉側の外側面20(2)bの任意の位置に穿設した取り付け孔を通して挿入されたいわゆる回転ナットにより側柱20(2)のホロー部H内、即ち外側面20(2)bに固定される。
従って、ボルト56は、外側面20(2)bの孔の位置に応じて、第2の側柱20(2)の幅の範囲で前後方向において任意の位置に設置可能である。
側柱20,20のホロー部Hは、配線を収容する部分と、前記ヒンジを設ける部分とが前後に分割配置されている。即ち、図10に示すように、第1の側柱20(1)及び第2の側柱20(2)の内側面20(1)a、20(2)aと外側面20(1)b、20(2)b間に形成されたそれぞれの空間つまりホロー部Hのうち、門柱10の前側の側柱20(1)のホロー部Hには電気配線を収容した門柱の縦方向に延びるCD管25を複数本配置している。このように電気配線はCD管25中に配置されるため、破断などから保護されるだけではなく、例えばCD管を合成樹脂などの絶縁性材料で形成することで漏電する虞がない。また、CD管を通すことで新設や修理用の電気工事を行う場合にも、電線の引き込み工事がしやすく取り扱いが容易である。
また、後方の側柱20(2)のホロー部Hには門柱つり込み用の肘壷54取り付け用のボルト56が、門扉2を前記門柱1に対して、前記ホロー部の範囲内において自由に位置設定できるため、門扉を門柱の前後方向の任意の位置に設置することができる。
なお、CD管25及び前記ボルト56を収容する前方及び後方の側柱のそれぞれのホロー部Hを上述のものと逆にしてもよい。
また、CD管25と前記ボルト56を別のホロー部に配置したことにより、CD管25と前記ボルト56が干渉することがなく、CD管が傷ついたりボルト56が通し難くなることもない。
また、他方の門扉2のヒンジ部材50の肘壷54は、支柱3の溝に抜け止め規制された止め板に対してネジ止めされている。他方の門扉2の前後方向の位置設定は、支柱3の設置位置を、前記門柱側の肘壷54の位置に合わせて設定し、取り付けた肘壷54により微調整することで両門扉が閉位置で整合するようにする。
本実施形態によれば、ボルト56の一端を側柱のホロー部内に収納したことにより、門柱1の内側の設備機器収納部からはボルトなどが突出せず、従って門柱1内に手を入れても怪我をすることがなく、引っかかることもない。そのため、物置や郵便ボックスなどをヒンジ部材と同じ高さのところに設置することができる。また、門扉の取付位置の奥行き制限がなくなったことにより、門扉を第1の側柱20(1)又は第2の側柱20(2)の前後方向の任意の位置に設置することができる。
また、通常、門柱や支柱を地面に設置するときには、施工誤差が発生するが、ヒンジ部材として肘金及び肘壷を用いることで微調整可能となり、誤差を吸収して門扉を正常位置に吊り込むことができる。
なお、以上の実施形態では、側柱の中空部は左右両方の側柱に設けたものを例に挙げたが、必ずしもこれに限定されず門扉を取り付ける側のみ中空に形成してもよい。また、門扉が2つのものを例に採って説明したが、門扉の数はこれに限定されず、どちらか一方は子扉であってもよい。
また、側柱をホロー構造とする代わりに板状の側柱の内側に必要な収納空間を提供できるようアルミニウム合金や合成樹脂製のカバー体を適当な取り付け手段で側柱内側に取り付け、このカバー体と板状側柱との間に前記回転ナットを配置できる空隙を設けるようにする、つまり、側柱をホロー構造でない中実に構成し、これにカバー体を取り付けて収容空部を形成しても、ホロー構造の側柱と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の実施形態に係る門柱の分解斜視図である。 インターホン取付金具の斜視図である。 インターホンを側柱に取り付けた状態を示し、図3Aは、インターホン取付金具にインターホンを取付けた状態を示す縦断面図、また、図3Bは、同横断面図である。 門柱の一方の側柱を除去して門柱の内部をやや背面側から見た斜視図である。 5Aは、門柱の要部の縦断面図であり、5Bは、図5Aの線A−Aに沿った断面図、図5Cは受扉の防水構造を示す図5Aの一部拡大図である。 側柱と敷板との連結部分を拡大した斜視図である。 正面パネルと側柱との取り付け構造を説明する図であり、図7Aは正面パネル側の取り付け構造を、また、図7Bは側柱側の取り付け構造を示す斜視図である。 図8Aは側柱の後端部への横材の取り付けを説明する斜視図であり、図8Bは、背面パネル及び受扉の取り付けを示す斜視図である。 門構造の正面図である。 門構造の横断面図である。
符号の説明
1・・・門柱、10・・・正面パネル、12・・・表札用開口、14・・・インターホン用有開口、16・・・郵便物等の投入口、20・・・側柱、20(1)・・・第1の側柱、20(2)・・・第2の側柱、22・・・背面パネル、26・・・敷板、30・・・インターホン取付金具、35・・・インターホン、36・・・縦板、40・・・横材、50・・・ヒンジ部材、52・・・肘金、54・・・肘壷、56・・・ボルト。

Claims (5)

  1. 少なくとも一方に収納空所を備えた左右の側柱と、前記側柱の正面を覆う正面パネルと、背面を覆う背面パネルとからなり、正面パネルと背面パネルの少なくとも一方に設備機器用扉を設けて内部に設備機器収納部を形成した門柱であって、前記収納空所を構成する外側壁に位置設定自在に門扉用のヒンジ部材を取り付けたことを特徴とする門柱。
  2. 請求項1に記載された門柱において、
    前記ヒンジ部材は肘壷を有し、かつ該肘壷を門柱の前後方向において前記収納空所を構成する側柱外側壁に位置変更自在に取り付けたことを特徴とする門柱。
  3. 請求項1又は2のいずれかに記載された門柱において、
    前記収納空所は、設備機器用配線を収容する部分と、前記肘壷を設ける部分とが前後に分割配置されていることを特徴とする門柱。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された門柱において、
    前記収納空所は、側柱のホロー部により又は側柱に取付けたカバー体により形成されることを特徴とする門柱。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された門柱と、前記門柱に取り付けられた開閉自在な門扉とからなる門構造。
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