JP2541795Y2 - 門扉等のポール構造 - Google Patents

門扉等のポール構造

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JP2541795Y2
JP2541795Y2 JP383192U JP383192U JP2541795Y2 JP 2541795 Y2 JP2541795 Y2 JP 2541795Y2 JP 383192 U JP383192 U JP 383192U JP 383192 U JP383192 U JP 383192U JP 2541795 Y2 JP2541795 Y2 JP 2541795Y2
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JP
Japan
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lid
pole
gate
opening groove
pole body
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JP383192U
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JPH0557298U (ja
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幸博 宮下
孝 長沢
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Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、門扉やフェンスやオー
ナメント、或は門灯等の照明器具等の各種エクステリア
製品を支持する門扉等のポール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものは、例えば門柱の場
合は中空構造のポールを用いて、門柱等を支持している
のが通常であり、この中空部分を用いて各種機器の配線
材を通すことにより配線材等の保護を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように従来では、
中空状のポール内に配線材を通す作業は非常に手間が掛
るものであり、また、一度通した配線材は後日にメンテ
ナンスを行うことが煩わしいという課題を有していた。
【0004】本考案はこのような状況に鑑みて開発され
たものであり、その目的とするところは、各種機器の配
線作業やメンテナンスを容易に行うことができ、しかも
堅牢性に富むばかりでなく優れた外観を呈する高い商品
価値を有するエクステリア製品のポールを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、門扉、フェンス、オーナメント、照明
器具等の各種エクステリア製品を支持するポールにおい
て、長尺状のポール本体の裏面側長手方向に亘って開口
溝を形成してポール本体を薄肉形状に形成し、この開口
溝を長尺状の蓋体で着脱自在に被覆し、この蓋体の適宜
位置に任意個数の破断可能部を設けると共に、ポール本
体の開口溝に蓋体を取付けた際に、この開口溝を蓋体で
適宜の収納空間を形成したことを特徴とする構成とし
た。この場合、上記において、ポール本体はアルミニウ
ム合金鋳物による鋳造で一体に成形し、更に、蓋体の破
断可能部は押出し成形の際に任意形状の半パンチ部を形
成することが好ましい。
【0006】
【作用】このように構成された本考案は次のような作用
を有する。開口溝と蓋体により十分なスペースを有する
収納空間を形成したから、門灯やインターフォン等の配
線材を確実に収納して敷設することができる。そして、
開口溝を蓋体で被蓋することによりポール本体内には長
手方向に亘って収納空間が形成されるので、これら配線
材はもとより、上記した門扉等の取付手段もポールの収
納空間内に収納することが可能となる。このとき、この
蓋体の破断可能部を工具等を用いて適宜破断除去するこ
とにより、切欠き部が形成され、これによってポール内
に収納されたエクステリアの取付手段の必要部分(連結
部分等)のみを外部に露呈することができると共に、配
線材の引き出しにも利用できる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案における門扉等のポール構造
の一実施例について図面を用いて説明する。本実施例で
は図1に示すように、エクステリア製品のポール1は門
灯10を備えた門柱の例を示し、この門柱は、長尺状の
ポール本体2とこれを被蓋する蓋体3により構成されて
いる。ポール本体2の裏面側には、その長手方向に亘っ
て開口溝14を形成してポール本体2を薄肉形状に形成
する。このポール本体2の開口溝14と蓋体3により十
分なスペースの収納空間13が形成され、この収納空間
13内に、門灯やインターホン等の配線材9a、9bを
収納するようにしている。また、この開口溝14には、
門扉16の取付け手段として取付け具4を固着するため
のタップ5aを備えた取付け具マウント5を適宜数、例
えば3箇所(本例では上下2箇所を用いている)に設け
ると共に、蓋体3を取付ける手段としてタッピングを施
したスペーサ6を適宜数、例えば4個程一体に鋳造によ
り立設形成している。また、蓋体3は、上記した開口溝
14の略全域を被蓋可能な長さであり、これをポール本
体2に被蓋した際に、上記スペーサ6と対応する位置
に、被取付け手段としてねじ8とそのねじ孔7を穿孔し
ている。さらに、この蓋体3の取付け具4に対応する位
置には、破断可能部として半パンチ部11を適宜数、例
えば本実施例では左右に合計6箇所形成している。上記
したポール本体2は、アルミニウム合金鋳物による鋳造
手段によって成形する。この手段によると、エクステリ
ア製品に重量感と外観におけるデザインが良好となり、
従来にはない製品を得ることができる。
【0008】次に本実施例の作用について説明する。図
1乃至図3に示されるように、ポール本体2の開口溝1
4に設けられた取付け具マウント5のタップ5aに取付
け具4がボルトで固着されると共に、収納空間13の内
部に門灯10やインターフォン17の配線材9a、9b
が収納され敷設される。本実施例では図1で示すよう
に、門柱1には2個の取付け具4を設けている。そし
て、この門柱は図2に示されるように、開口溝14を蓋
体3で被蓋することによって、その長手方向に亘って収
納空間13が形成されるので、この部分に門扉16の取
付け具の固定部分や門灯10やインターフォン17の配
線材9a、9b等を収納できる。
【0009】このとき、蓋体3に設けた半パンチ部11
を適宜工具を用いて破断除去することで、切欠き部11
aが形成されるので、ポール(門柱)1内に収納された
取付け具4の持送り部分のみを外部に露呈させつつ、こ
の持送り部分の前後方向のクリアランスを得ている。ま
た、背面である蓋体3には2本の溝部12を形成して、
デザインの向上と補強機能を発揮させている。
【0010】このようなアルミニウム合金鋳物の鋳造に
よる部材等は、前述したような門柱に限ることなく、フ
ェンス取付け用のポールであったり、或は街灯のポール
等も同様の構成で、しかも様々な構造で実施することが
でき、その実施に応じて任意である。
【0011】
【考案の効果】以上の説明で明らかなように、本考案は
次に挙げるような優れた効果を有する。即ち、門灯やイ
ンターフォン等、各種機器の配線材はポールの十分なス
ペースの収納空間内に収納されるので、雨や日照(紫外
線)による配線材の劣化を防止することができ、蓋体は
適宜着脱可能であるから、これらの配線材のメンテナン
スは容易に行うことができる。また、門扉やフェンス
等、各種エクステリアの取付け具もポール内に収納され
ることによってポールの裏面(家屋側)の向上が図ら
れ、これにより、非常に高い商品価値を生み出すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】上記においてポール本体と蓋体により形成され
る収納空間を示す断面図である。
【図3】上記実施例の使用状態を示す正面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ポール 2 ポール本体 3 蓋体 4 取付け具 6 スペーサ 7 ねじ孔 8 ねじ 9a、b 配線材 10 門灯 11 半パンチ部 11a 切欠き部 14 開口溝

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 門扉、フェンス、オーナメント、照明器
    具等の各種エクステリア製品を支持するポールにおい
    て、長尺状のポール本体の裏面側長手方向に亘って開口
    溝を形成してポール本体を薄肉形状に形成し、この開口
    溝を長尺状の蓋体で着脱自在に被蓋し、この蓋体の適宜
    位置に任意個数の破断可能部を設けると共に、ポール本
    体の開口溝に蓋体を取付けた際に、この開口溝を蓋体で
    適宜の収納空間を形成したことを特徴とする門扉等のポ
    ール構造。
  2. 【請求項2】 上記において、ポール本体はアルミニウ
    ム合金鋳物による鋳造で一体に成形したことを特徴とす
    る請求項1に記載の門扉等のポール構造。
  3. 【請求項3】 蓋体の破断可能部は押出し成形の際に任
    意形状の半パンチ部を形成することを特徴とする請求項
    1または2に記載の門扉等のポール構造。
JP383192U 1992-01-09 1992-01-09 門扉等のポール構造 Expired - Lifetime JP2541795Y2 (ja)

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JPH0557298U JPH0557298U (ja) 1993-07-30
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JP2002242463A (ja) * 2001-02-14 2002-08-28 Shibutani:Kk 集合住宅
JP5564694B2 (ja) * 2011-10-19 2014-07-30 株式会社エム・システム技研 表示装置
WO2023152833A1 (ja) * 2022-02-09 2023-08-17 日本電気株式会社 ポール及びポールユニット

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