JP2932430B2 - 笠木連結ブラケット及び同笠木連結ブラケットを具備する手摺 - Google Patents

笠木連結ブラケット及び同笠木連結ブラケットを具備する手摺

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建住宅、マンシ
ョンのベランダ、ルーフバルコニー等に設ける手摺の笠
木連結ブラケット、及び、該笠木連結ブラケットを具備
する手摺に関する。
【0002】
【従来の技術】ベランダ等に取り付けられる手摺は、一
定間隔に立設された支柱間に縦桟を配置し、支柱の上端
部に笠木を横架する手段が採られている。このような手
摺において、支柱と笠木との間は一定幅の連結具で支持
されているが、支柱及び連結具が単純で画一形状である
ことから趣向に欠けるばかりでなく、部分的ではあるも
ののベランダ内外を遮蔽してしまうことからベランダ内
にいる人にとって閉鎖的な構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の不具合を解消するものであって、笠木の連結ブラケッ
ト形状の多様性を実現させて、視覚性及び趣向性に富ん
だ手摺を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の笠木連結ブラケットは、支
柱上部に配置して笠木を支持する笠木連結ブラケットで
あって、押出型材からなり、支柱上部に取り付けた状態
において、上方に形成した上部基板と、該上部基板に笠
木を取り付けるための室内外方向に配置して穿設した取
付孔と、下方に形成し支柱の上端開孔部を閉塞する下部
基板と、上部基板と下部基板とを連結する連結部材に形
成されて室内外方向に開口する中空部と、支柱上部に取
り付けるための連結具とから形成したことを特徴とす
る。
【0005】本発明の請求項2記載の笠木連結ブラケッ
トは、請求項1記載の手段に加えて、下部基板の下方に
支柱の上端開孔部に挿入する取付足板を設け、取付足板
を介して連結具で支柱に取り付けることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項3記載の笠木連結ブラケッ
トは、請求項1又は2記載の手段に加えて、連結部材の
一部を垂直基板として形成したことを特徴とする。本発
明の請求項4記載の手摺は、請求項1〜3記載のいずれ
か1つの笠木連結ブラケットを具備することを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明の実施例を適用する手摺1
について、図2を用いて説明する。手摺1は、ベランダ
の外縁に沿って一定間隔で支柱2・・を立設し、該支柱
2・・間で、支柱2・・に支持される桟支持上杆3と桟
支持下杆4に取り付けられる縦桟5・・を配置すると共
に、支柱2・・の上端には笠木連結ブラケット6・・を
それぞれ配置し、該笠木連結ブラケット6・・の上部に
長尺の笠木7・・を載置して形成される。本実施例の特
徴は上記笠木連結ブラケット6・・の形状にある。
【0008】笠木連結ブラケット6は、図1に示すよう
に、その上方に翼形で水平状の上部基板8が形成され、
また、下方に水平状の下部基板9が形成され、上下の基
板8、9間は上下に連結部材10で連結して一体化し、
連結部材10の上部分に垂直基板10aを形成し、下部
分に中空部11を形成する。中空部11は垂直断面半円
形に形成され、手摺1を連結した状態において、開口方
向が室内外に向くように形成されている。上部基板8に
は室内外方向の2つの取付孔12、12が二列に穿設さ
れている。下部基板9・・の下方には、下駄の歯状の二
枚の取付足板13、13が下方に向けて一体に設けられ
ている。
【0009】一方、笠木連結ブラケット6を取り付ける
支柱2は、図1に示すように、水平断面が方形状に形成
され、その両側面には後述の下ブラケット取付け用の取
付孔14・・が取り付けられている。従って、支柱2・
・に笠木連結ブラケット6を挿入した後、側面L字型の
下ブラケット15を配置し、連結具16、16により、
下ブラケット15及び取付足板13、13を支柱2に同
時に固定することになる。また、上記下ブラケット15
には、下部笠木を構成する桟支持上杆3の端部を装着し
て、別途ビス17・・により桟支持上杆3を下ブラケッ
ト15に取り付けることになる。このようにして桟支持
上杆3は支柱2に一体的に取り付ける。一方、笠木7に
は、笠木下板7aが取り付けられているが、前記笠木連
結ブラケット6の上部基板8を笠木下板7aの下面に当
接し、ビス18により固着することになる。
【0010】本実施例の笠木連結ブラケット6の製造手
段について図3を用いて説明する。図3(a)はアルミ
ニウムの押出型材19であり、その断面形状は上記笠木
連結ブラケット6の断面形状と全く同じである。従って
上記押出型材19を一定幅で細断することにより次々と
効率的に笠木連結ブラケット6・・が得られる。このよ
うにして得られた笠木連結ブラケット6を、図1及び図
4、5に示すように、各支柱2・・の上端部にその取付
足板13、13を挿入して、ブラケット15と共に連結
具(ビス)16で固定し、更に上部基板8に穿設されて
いる取付孔12・・にビス18を挿入して笠木下板7a
を装着することになる。その後笠木下板7aに笠木7の
弯曲板7bを弾性的に嵌合させれば、笠木7の取付けは
終了することになる。
【0011】上記実施例において、上部基板8と下部基
板9との間に垂直基板10aを中空部11を介して形成
したが、この中空部11の配置は種々変更を加えてもよ
い。例えば、図6(a)、(d)に示すように、一方を
半円状11aではなく三角形状11bとしてもよく、図
6(b)、(e)に示すように一方を長方形状11cに
してもよい。また、これら中空部11を上下に複数設け
てもよい。また図6(c)、(d)に示すように垂直基
板10aを中空部11の下方に配置してもよく、種々の
バリエーション及び組み合せが考えられ、この形は消費
者の注文にあわせて選択すればよい。
【0012】また、上記の種々の実施例において、中空
部11は半円形、方形状、三角形等閉じた形状とした
が、本発明とは別発明として、図7に示すように中空部
の一部を開放した開口部11dを形成してもよい。この
場合は垂直基板10aを下方に延設して延設部10bと
することが必要である。この場合にも本発明の実施例と
同様の作用効果が得られる。また、本発明は、笠木連結
ブラケットを押出型材を切断して形成させたが、その一
部又は全部を他の加工手段、例えば鋳物を用いて形成し
てもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記構成により下記の効果を
奏する。 1.請求項1記載の発明によれば、笠木連結ブラケット
の一部に室内外に連通する中空部を形成したことにより
視覚性の優れた手摺が得られるとともに中空部の形状を
選択、組み合せることにより変化に富んだ意匠性のよい
手摺が得られる。
【0014】2.請求項2記載の発明によれば、上記効
果に加えて、笠木連結ブラケット下部に取付足板を設け
たことによって笠木連結ブラケットが支柱によって確実
に支持されることより、安全性のみならず施工性のよい
笠木連結ブラケットが得られる。
【0015】 3.請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は2
記載の効果に加えて、上部基板と下部基板との間に垂直
基板を形成したことにより、笠木連結ブラケットを簡単
な構造とすると共に幅の狭い支持構造が可能となる。4.請求項4記載の発明によれば、笠木連結ブラケット
の一部に室内外に連通する中空部を形成したことにより
視覚性・意匠性がよい手摺が得られる。 また、更に請求項2記載の笠木連結ブラケットを採用す
れば、上記効果に加えて、笠木連結ブラケットが支柱に
よって確実に支持され、安全性のみならず施工性のよい
手摺が得られる。更に請求項3記載の笠木連結ブラケッ
トを採用すれば、上記効果に加えて、笠木連結ブラケッ
トを簡単な構造で幅の狭い支持構造とした手摺が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を手摺に適用した状態を示す分
解図。
【図2】同実施例を適用した手摺の斜視図。
【図3】(a)(b)とも、同実施例の製造手段を示す
斜視図。
【図4】図2IV−IV線の断面図。
【図5】図2V−V線の断面図。
【図6】(a)〜(e)はそれぞれ別の実施例を適用し
た手摺の正面図。
【図7】本発明の他の実施例の全体斜視図。
【符号の説明】
1・・・手摺 2・・・支柱 3・・・桟支持上杆 4・・・桟支持下杆 5・・・縦桟 6・・・笠木連結ブラケット 7・・・笠木 7a・・・笠木下板 7b・・・弯曲板 8・・・上部基板 9・・・下部基板 10・・連結部材 10a・・垂直基板 10b・・延設部 11・・中空部 11a・・(半円状)中空部 11b・・(三角形状)中空部 11c・・(長方形状)中空部 11d・・開口部 12・・取付孔 13・・取付足板 14・・取付孔 15・・下ブラケット 16・・連結具(ビス) 17・・(桟支持上杆3をブラケット15に取り付け
る)ビス 18・・(上部基板8を笠木下板7aの下面に固着す
る)ビス 19・・押出型材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱上部に配置して笠木を支持する笠木連
    結ブラケットであって、押出型材からなり、支柱上部に
    取り付けた状態において、上方に形成した上部基板と、
    該上部基板に笠木を取り付けるための室内外方向に配置
    して穿設した取付孔と、下方に形成し支柱の上端開孔部
    を閉塞する下部基板と、上部基板と下部基板とを連結す
    る連結部材に形成されて室内外方向に開口する中空部
    と、支柱上部に取り付けるための連結具とから形成した
    ことを特徴とする笠木連結ブラケット。
  2. 【請求項2】下部基板の下方に支柱の上端開孔部に挿入
    する取付足板を設け、取付足板を介して連結具で支柱に
    取り付けることを特徴とする請求項1記載の笠木連結ブ
    ラケット。
  3. 【請求項3】連結部材の一部を垂直基板として形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の笠木連結ブラケ
    ット。
  4. 【請求項4】請求項1〜3記載のいずれか1つの笠木連
    結ブラケットを具備する手摺。
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