JP7261653B2 - 門柱 - Google Patents

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Description

本開示は、少なくとも1つ以上の機能部品を取り付け可能な門柱に関する。
従来から、特許文献1に記載されているように、門柱に、照明や、表札や、インターフォン等の機能部品が取り付けられた機能門柱が知られている。特許文献1に記載された機能門柱は、等間隔で並列した複数本の支柱からなる門柱本体の正面側に正面パネルが、複数本の支柱にまたがるように取り付けられる。複数本の支柱の上側部分は、各支柱に正面パネルを固定することによって接続される。正面パネルには、照明、表札、及びインターフォンが取り付けられる。複数本の支柱の地中に埋設される下端部は、固定部材によって接続される。
特開2008-303683号公報
特許文献1に記載された構成では、照明、表札、及びインターフォンの取り付け位置が正面パネルによって決まってしまうので、機能部品の取り付け位置の自由度が小さい。一方、複数本の支柱の上側部分を接続する部材がないと、全体的な形状を維持したままで機能門柱を設置場所まで搬送する作業が困難になり、さらに、機能門柱の下端部を埋設する作業も困難になる。
本開示の目的は、搬送作業及び埋設作業の容易化を図れるとともに、機能部品の取り付け位置の自由度を高くできる門柱を提供することである。
本開示の門柱は、少なくとも1つ以上の機能部品を取り付け可能な門柱であって、一列に並列された複数の支柱からなる門柱本体と、複数の支柱の下端部に連結された下部連結部材と、複数の支柱の上端部に取り外し可能に連結された上部連結部材と、を備え、複数の支柱の下部は、下部連結部材と共に、地中に埋設される、門柱である。
本開示に係る門柱によれば、搬送作業時及び埋設作業時のそれぞれで、複数の支柱の下端部に下部連結部材が接続され複数の支柱の上端部に上部連結部材が接続された状態とすることができる。これにより、門柱の搬送作業及び埋設作業の容易化を図れる。さらに、複数の支柱のそれぞれに、複数の機能部品が取り付けられた正面パネルを接続する必要がないので、機能部品の取り付け位置の自由度を高くできる。
実施形態の門柱を示す斜視図である。 図1のA部の拡大斜視図である。 図1のB部の拡大斜視図である。 門柱を構成する支柱を上から見た図である。 使用時における門柱を示す斜視図である。 図5に示す門柱を宅配ボックス側から見た斜視図である。 門柱を図6の下側から見た斜視図である。 図5の門柱を図5の右側から見た図である。 門柱の使用時に支柱の上端に取り付けられるエンドキャップの斜視図である。 一部が切断された支柱と、固定部材とを分離して示す斜視図である。 支柱と宅配ボックスとの結合部を示す断面図である。 図7から下支え部材を取り出して示す斜視図である。 図5のC部において照明ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 照明ユニットの断面図である。
以下、図面を用いて本開示の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料及び個数は、説明のための例示であって、門柱の仕様に応じて適宜変更することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、実施形態の門柱10を示す斜視図である。図2は、図1のA部の拡大斜視図である。図3は、図1のB部の拡大斜視図である。図4は、門柱10を構成する支柱12を上から見た図である。後述の図5を参照して、使用状態の門柱10aは、複数の機能部品としての正面ポスト30、背面ポスト31、表札32、インターフォン34、宅配ボックス40、及び照明ユニット50が取り付けられる。機能部品が取り付けられた門柱10a(図5)は、機能門柱と呼ばれる。また、門柱10,10aの下端部は、使用時に、ブロック状のコンクリートに埋設される。地面に形成した凹部に、門柱10,10aの下部をコンクリートと共に埋め込むことで、門柱10,10aが、住宅等の建物と、道路との間に立てられた状態で設置される。以下の説明では、門柱10,10aの道路側を「正面側」と記載し、門柱10,10aの建物側を「背面側」と記載する場合がある。
門柱10は、門柱本体11と、下部連結部材20と、上部連結部材26とを含んで構成される。門柱本体11は、略等間隔で一列に並列された複数の支柱12によって構成される。図示の例では、門柱本体11は、6つの支柱12によって構成される。各支柱12は、樹脂または金属により形成される。
下部連結部材20は、複数の支柱12の下端部に横方向(図1の左右方向)に掛け渡すように連結される。上部連結部材26は、複数の支柱12の上端部に取り外し可能に横方向に連結される。図2、図3に示すように、下部連結部材20及び上部連結部材26は、それぞれ互いに直角に連結された2つの板部21,22,27,28を有する断面L字形の長尺状である。2つの板部21,22,27,28の一方の板部21,27において、複数の支柱12の端部内側部分と一致する長手方向複数位置には、ネジ貫通用の上下方向に貫通する穴(図示せず)が形成される。下部連結部材20及び上部連結部材26は、それぞれ金属または樹脂により形成される。
図4に示すように、各支柱12は、長尺状で断面矩形状の管状部13と、管状部13の機能部品取り付け側端である、背面側端(図4の上端)に形成されたガイドレール部15とを含む。ガイドレール部15は、複数の支柱12の並列方向である横方向(図4の左右方向)おける両端で、背面側(図4の上側)に突出する2つの壁部16と、2つの張り出し部17と、レール底面19とを有する。2つの張り出し部17は、2つの壁部16の背面側端である先端から、互いに向き合う側に曲がっている。2つの張り出し部17の先端部は、先端に向かって管状部13側に傾斜している。レール底面19は、管状部13における2つの壁部16の間の、機能部品側面である背面側面(図4の上側面)である。
管状部13の正面側端の内面には、支柱12の長手方向(図4の紙面の表裏方向)の全長にわたって延びる断面C字形の筒部14が形成される。筒部14の長手方向両端部には雌ネジ部が形成される。図2に示すように、下部連結部材20の板部21に形成された複数の穴には、下側からネジ23が貫通し、そのネジ23が筒部14下端の雌ネジ部に結合されることで、複数の支柱12の下端部に下部連結部材20が連結される。この状態で下部連結部材20の板部21の上面は各支柱12の下端に接触し、他の板部22の側面は支柱12における管状部13の正面側面に接触する。複数本の支柱12のうち、横方向外側2つずつの支柱12のそれぞれの横方向両端における下端縁には、U字形の切り欠き12aが形成され、後述するコンクリートの流し込みによって、支柱12の下端部をコンクリートに固定しやすくしている。
図3に示すように、上部連結部材26の板部27に形成された複数の穴には、上側からネジ29が貫通し、そのネジ29が筒部14(図4)上端の雌ネジ部に結合されることで、複数の支柱12の上端部に上部連結部材26が取り外し可能に連結される。この状態で上部連結部材26の板部27の下面は各支柱12の上端に接触し、他の板部28の側面は支柱12における管状部13の正面側面に接触する。
図4に示すガイドレール部15の内側には、後述の図10に示す固定部材60がスライドされて挿入される。固定部材60は、ネジ孔を有し、宅配ボックス40等の機能部品を貫通したネジ64がねじ込まれ、固定部材60と機能部品とでガイドレール部15の張り出し部17を挟むことにより、支柱12に機能部品が固定される。
上記の門柱10には、後述の図5~図8に示す、少なくとも1つの以上の機能部品が取り付け可能である。門柱10の使用状態で、複数の支柱12の下部は、下部連結部材20及びコンクリート70(図5)と共に地中に埋設される。図5の二点鎖線αは、地面を示している。図1は、工場や小売店からの搬送時及び地中に下端部が埋設されるまでの状態における門柱10を示している。
図5~図8は、使用時における門柱10aを示している。図5は、使用時における門柱10aを示す斜視図である。図6は、門柱10aを宅配ボックス40側である背面側から見た斜視図である。図7は、門柱10aを図6の下側から見た斜視図である。図8は、門柱10aを図5の右側から見た図である。
図5~図8に示すように、使用時における門柱10aは、門柱10aの各支柱12の上端から上部連結部材26(図3)を取り外し、その代わりに各支柱12の上端にエンドキャップ80が取り付けられている。
図9は、エンドキャップ80の斜視図である。エンドキャップ80は、内側が複数の補強板81で仕切られた断面略矩形状の筒部82と、筒部82の上端を塞ぐ天板部83とが一体形成される。エンドキャップ80は、例えば樹脂製である。天板部83は、水平方向に対し傾斜することで上面に降った雨水を流しやすくしている。エンドキャップ80は、各支柱12の管状部13の上端開口に筒部82が嵌合するように取り付けられる。
図5~図8に戻って、門柱10aの正面側の上側半部には正面ポスト30、表札32及びインターフォン34が取り付けられ、下側半部には照明ユニット50が取り付けられる。さらに、門柱10aの背面側には、背面ポスト31及び宅配ボックス40が取り付けられる。門柱10aには、正面ポスト30及び背面ポスト31の一方のみが取り付けられてもよい。
次に図10、図11を用いて、支柱12と宅配ボックス40との固定構造を説明する。図10は、一部が切断された支柱と、固定部材60とを分離して示す斜視図である。図11は、支柱12と宅配ボックス40との結合部を示す断面図である。
宅配ボックス40は、略直方体状であり、宅配荷物を無人で受け取り可能である。宅配ボックス40は、宅配業者が内部の荷物室41に荷物を入れた状態で扉42が施錠される。門柱10aを所有する等の、建物の住人である荷物の受取人は、扉42に配置された鍵穴部に鍵を入れて施錠装置を解錠することで、扉42を開放し、荷物を取り出すことが可能である。宅配ボックス40は、略直方体状の筐体43の横方向一方端の開口を開閉可能に扉42が取り付けられる。筐体43の下端面には断面矩形の凹部44が形成される。
宅配ボックス40は、図11に示す固定構造45によって複数の支柱12に固定される。固定構造45は、複数の支柱12のガイドレール部15に係合するようにそれぞれ挿入された固定部材60を備える。固定部材60は、ガイドレール部15の2つの張り出し部17とレール底面19との間に挿入され、上下方向(図11の紙面の表裏方向)に延びる2つの板部61と、2つの板部61を連結するように宅配ボックス40側に突出しならがら上下方向に延びるゲート形状の連結部62とを含む。2つの板部61の外端には、宅配ボックス40側に突出する爪部61aが形成される。図10に示すように、連結部62の先端面の長手方向に離れた2つの位置にはネジ孔63が形成される。
宅配ボックス40の内面における、支柱12側端の壁部46の横方向(図11の左右方向)に離れた複数位置で、上下方向(図11の紙面の表裏方向)に離れた2つの位置には穴(図示せず)が形成される。宅配ボックス40の外側で、各固定部材60の2つのネジ孔63のそれぞれには、壁部46の穴を貫通したネジ64がねじ込まれる。この状態で、図11に示すように、固定部材60の連結部62の先端面が、宅配ボックス40の壁部46の外側面に押し付けられると共に、固定部材60の2つの爪部61aと宅配ボックス40の壁部46とで、支柱12の2つの張り出し部17の根元側部分が挟まれる。これにより、複数の支柱12に宅配ボックス40が固定される。1つの支柱12だけに宅配ボックス40が固定されてもよい。このように、宅配ボックス40が、ネジ孔63を有する固定部材60によって支柱12に固定されるので、支柱12のガイドレール部15側端にネジ孔を形成する必要がない。さらに、支柱12のガイドレール部15に固定部材60をスライドさせて固定部材60の高さ位置を容易に変えることができるので、支柱12に対する宅配ボックス40の取り付け位置の高さを自由に設定しやすい。なお、宅配ボックス40は、1つの支柱12に係合した1つの固定部材60のみにより支柱12に固定されてもよい。
図6~図8に示すように、宅配ボックス40の下側は、2つの下支え部材65により支持される。図12は、図7から下支え部材65を取り出して示す斜視図である。図12に示すように、下支え部材65は、略五角形の基部66と、基部66に連結された上側支持部69とが、金属板により一体的に形成されている。基部66は、略五角形の板部67と、板部67において五角形の隣接する2辺から略直角に曲げられた2つの壁部68a、68bとを有する。2つの壁部68a、68bのうち、一方の壁部68aが、設置状態で上端に配置される。一方の壁部68aの他方の壁部68b側端には、他方の壁部68bの内側に重なるように略直角に曲げられた結合壁部68c(図7)が連結される。
上側支持部69は、一方の壁部68aの他方の壁部68bと反対側端部に、上側に突出するように連結される略L字形である。上側支持部69は、一方の壁部68aにおいて、他方の壁部68bと反対側端部に切り欠き69aを形成し、その切り欠き69aの片側を略直角に曲げ、さらにその先端部を略直角に曲げることにより形成される。
他方の壁部68bの長手方向(図12の上下方向)における複数位置にはネジ貫通用の穴68dが形成される。上端の穴68dに対向して、結合壁部68cにも穴が形成される。
図7に示すように、2つの下支え部材65は、横方向に離れて配置された2つの支柱12に固定される。このとき、下支え部材65の内側から、複数の穴68d(図12)を貫通したネジが支柱12のガイドレール部15に係合させた固定部材の複数のネジ孔にねじ込まれることで、下支え部材65が支柱12に固定される。この状態で、下支え部材65の他方の壁部68bが上下方向に沿って配置され、一方の壁部68aが支柱12の背面側端から背面側に突出するように配置される。下支え部材65の固定に用いる固定部材は、図10、図11に示した固定部材60と同様に形成される。
図7に示すように、2つの下支え部材65は、互いの2つの壁部68a、68b及び互いの上側支持部69の先端部が互いに近づくように、向き合って配置されている。この状態で、各下支え部材65における一方の壁部68aの支柱12側端部の上側面には、宅配ボックス40の凹部44より外側の下端外周部が載せられる。さらに、上側支持部69の先端部の上面には、宅配ボックス40の凹部44の底面(図7の上面)が載せられる。これによって、支柱12に宅配ボックス40を固定構造45(図11)によって固定する場合に、宅配ボックス40をより強固に支柱12に固定することができる。
宅配ボックス40は、1つまたは3つ以上の支柱12に、1つまたは3つ以上の下支え部材65を固定し、その下支え部材65により宅配ボックス40の下端部を支柱12に支持してもよい。
門柱10aの背面側には、宅配ボックス40の固定構造45(図11)と同様の構成によって、1つまたは複数の支柱12に固定部材を用いて、背面ポスト31が固定される。このとき、宅配ボックス40の場合と同様に、背面ポスト31の下端部が、1つまたは複数の支柱12に固定された下支え部材によって、支柱12に支持されてもよい。さらに、門柱10aの正面側には、支柱12に結合したドリルネジ(図示せず)により、正面ポスト30とインターフォン34と表札32とが固定される。図5では、表札32を支柱12に固定するためのネジの図示を省略している。表札32を、道路側の正面側部材と支柱側の背面側部材とを結合することにより形成してもよい。このとき、支柱12に背面側部材をネジで固定した後、名前が表示された正面側部材を、正面側部材でネジの頭部を隠すように、背面側部材に接着等により固定してもよい。
次に、図13、図14を参照して、照明ユニット50(図5、図14)の固定構造を説明する。照明ユニット50(図14)は、門柱10aの正面側の下端部に固定構造によって固定される。図13は、図5のC部において照明ユニット50を取り外した状態を示す斜視図である。図14は、照明ユニット50の断面図である。
図13に示すように、照明ユニット50の固定構造は、複数の支柱12の正面側にドリルネジ87で固定した上側係止部材85と、複数の支柱12の正面側で上側係止部材85の下側に、後述のケース51(図14)を貫通して結合した複数のドリルネジ89とを含んでいる。
図14に示すように、照明ユニット50は、ケース51と、ケース51に収容支持された発光装置55とを有する。ケース51は、略矩形筒状の下側ケース本体52と、下側ケース本体52の支柱12から離れる側(図14の右側)の上面から突出する略平行な2つの壁部53a、53bとを有する。2つの壁部53a、53bの内側には上側空間54が形成される。
発光装置55は、上側空間54に配置される。発光装置55は、光源(図示せず)と、導光棒56とを有する。光源は、例えば発光ダイオードであるが、白熱電球等としてもよい。導光棒56は、横方向(図14の紙面の表裏方向)に延びる棒状であり、アクリル樹脂等の透光性を有する樹脂材料またはガラス等から形成される。導光棒56は、上側空間54の底部に固定された導光棒支持部57を介して支持される。導光棒56の横方向一端には光源が対向する。光源の光が導光棒56に入射されると、その光が導光棒56の上面から拡散されて出射される。導光棒56から出射した光は、導光棒支持部57において導光棒56の上側に固定された内側の透光性カバー58と、2つの壁部53a、53bの上端部に取り付けられた外側の透光性カバー59とを通して上側に出射される。この光によって図5に示す門柱10aの表札32付近が照明される。
図14に示すように下側ケース本体52の内部には下側空間52aが形成される。下側空間52aには、光源に電力を供給する電源回路(図示せず)が配置される。電源回路は、電線(図示せず)を介して後述のEEスイッチ(図示せず)を介して商用交流電源に接続される。上側空間54と下側空間52aの横方向両端部は、2つの端カバー51a(図5、図8)で塞がれる。門柱10aの横方向一端部(図13の左端部)の支柱12において、横方向外側面にはEEスイッチが取り付けられる。図13に示すように、横方向一端部の支柱12の横方向外側面には、矩形皿状の取り付けブラケット88がネジにより取り付けられる。EEスイッチは、取り付けブラケット88に係止することで支柱12に取り付けられる。EEスイッチは、門柱10aの周囲が暗くなったことを照度センサ等により検知した場合にオンされ、電源回路と商用交流電源とを接続することにより、照明ユニット50を点灯させる。
下側ケース本体51において支柱12側端部(図14の左端部)の上端部外側には、断面略L字形で横方向略全長にわたって延びる係止爪51bが形成される。係止爪51bは下端が開口する。係止爪51bには、図13に示す上側係止部材85の上側に突出する板部86が入り込んで下側ケース本体51の上端部を複数の支柱12に支持する。
下側ケース本体51において支柱12側端部の下端部外側には、斜め下側に延出され横方向略全長にわたって延びる傾斜板部51cと、傾斜板部51cの下端から上下方向に延出される下端板部51dとが形成される。下端板部51dの横方向複数位置の穴を貫通したドリルネジ89(図13)が複数の支柱12に結合されることにより、下側ケース本体51の下端部が複数の支柱12に固定される。照明ユニット50を複数の支柱12に固定する場合には、照明ユニット50の係止爪51bの内側に上側係止部材85の板部86を進入させ、その後、複数のドリルネジ89で下端板部51dを複数の支柱12に結合する。
門柱10aの施工時には、地中への埋設前の門柱10(図1)を、所定の埋設位置の近傍に移動する。埋設位置では、地面に直方体状の凹部を形成する。そして、門柱10を地面に寝かした状態で、門柱10に宅配ボックス40、正面ポスト30、背面ポスト31、表札32、照明ユニット50及びEEスイッチを、固定のためのネジを途中まで締め付けるように仮固定する。
次いで、門柱10を立てて、門柱10の下端部を下部連結部材20(図1、図2)と共に地面の凹部の内側に配置する。そしてこの凹部に門柱10の下端部を埋めるように溶融状態のコンクリートを流し込み固化させる。これにより門柱10の複数の支柱12の下部が、下部連結部材20と共に地中に埋設される。そして、門柱10に宅配ボックス40、正面ポスト30、背面ポスト31、表札32、照明ユニット50及びEEスイッチを、ネジを完全に締め付けることで本固定する。その後、複数の支柱12の上端部から上部連結部材26(図1、図3)を取り外し、その代わりに、各支柱12の上端部にエンドキャップ80を取り付けることで、門柱10aを形成する。
上記の門柱10,10aによれば、搬送作業時及び埋設作業時のそれぞれで、複数の支柱12の下端部に下部連結部材20が接続され複数の支柱12の上端部に上部連結部材26が接続された状態とすることができる。これにより、門柱10,10aの搬送作業及び埋設作業の容易化を図れる。さらに、複数の支柱12のそれぞれに、複数の機能部品が取り付けられた正面パネルを接続する必要がないので、機能部品の取り付け位置の自由度を高くできる。
なお、門柱10の地中への埋設と宅配ボックス40等の複数の機能部品の取り付けとを行う場合の手順は上記の方法に限定しない。例えば、地面に形成した凹部に、機能部品の取り付け前の門柱10を立てて配置した後、その凹部に溶融状態のコンクリートを流し込み、門柱10の下部を地中に埋設する。その後、門柱10に宅配ボックス40等の複数の機能部品を取り付けた後、複数の支柱12の上端部から上部連結部材26を取り外し、各支柱12の上端部にエンドキャップ80を取り付けてもよい。また、門柱10,10aに取り付ける機能部品は、宅配ボックス40、正面ポスト30、背面ポスト31、表札32、照明ユニット50及びEEスイッチ以外としてもよい。
また、上記では、上部連結部材26及び下部連結部材20のそれぞれが断面L字形の長尺状である場合を説明したが、上部連結部材及び下部連結部材の一方または両方を、横方向に延びる長尺な平板状で、複数の支柱12に連結される構成としてもよい。また、門柱は、機能部品を1つのみ取り付け可能としてもよい。
10,10a 門柱、11 門柱本体、12 支柱、13 管状部、14 筒部、15 ガイドレール部、16 壁部、17 張り出し部、19 レール底面、20 下部連結部材、21、22 板部、23 ネジ、26 上部連結部材、27,28 板部、29 ネジ、30 正面ポスト、31 背面ポスト、32 表札、34 インターフォン、40 宅配ボックス、41 荷物室、42 扉、43 筐体、44 凹部、45 固定構造、46 壁部、50 照明ユニット、51 ケース、51a 端カバー、51b 係止爪、51c 傾斜板部、51d 下端板部、52 下側ケース本体、52a下側空間、53a,53b 壁部、54 上側空間、55 発光装置、56 導光棒、60 固定部材、61 板部、61a 爪部、62 連結部、63 ネジ孔、64 ネジ、65 下支え部材、66 基部、67 板部、68a,68b 壁部、68c 結合壁部、68d 穴、69 上側支持部、69a 切り欠き、70 コンクリート、80 エンドキャップ、81 補強板、82 筒部、83 天板部、85 上側係止部材、86 板部、87 ドリルネジ、88 取り付けブラケット、89 ドリルネジ。

Claims (4)

  1. 少なくとも1つ以上の機能部品を取り付け可能な門柱であって、
    一列に並列された複数の支柱からなる門柱本体と、
    前記複数の支柱の下端部に連結された下部連結部材と、
    前記複数の支柱の上端部に取り外し可能に連結された上部連結部材と、を備え、
    前記複数の支柱のそれぞれは、管状部を有し、
    前記下部連結部材は、前記複数の支柱のそれぞれにおいて、前記管状部の下端開口の一方側部分を塞ぐように前記管状部の下端に接触した第1板部と、前記管状部の第1側面に接触した第2板部とを有し、前記複数の支柱にかけ渡されるように延びた長尺状であり、
    前記複数の支柱のそれぞれにおいて、前記管状部の下端開口の他方側部分は下側に開放されており、
    前記複数の支柱の下部は、前記下部連結部材と共に、地中に埋設される、
    門柱。
  2. 請求項1に記載の門柱において、
    前記複数の支柱の一部の前記支柱には、前記管状部の第2側面に、前記管状部の下端に開口したU字形の切り欠きが形成される、
    門柱。
  3. 請求項1または請求項2に記載の門柱において、
    少なくとも1つ以上の前記機能部品が取り付けられており、
    前記複数の支柱のそれぞれは、前記管状部の機能部品取り付け側端に形成されたガイドレール部を有し
    前記ガイドレール部は、前記機能部品側に突出する2つの壁部と、前記2つの壁部から互いに向き合う側に曲がっている2つの張り出し部と、前記管状部における前記2つの壁部の間の機能部品側面とを含んでおり、
    さらに、少なくとも1つの前記支柱において、前記ガイドレール部に係合するように挿入され、ネジ孔を有する固定部材を備え、
    前記機能部品を貫通し、前記固定部材の前記ネジ孔にねじ込まれたネジにより、少なくとも1つの前記支柱に前記機能部品が固定される、
    門柱。
  4. 請求項3に記載の門柱において、
    少なくとも1つの前記支柱に固定された少なくとも1つの下支え部材を備え、
    前記下支え部材は、前記支柱に固定され上側面に前記機能部品の下端外周部が載せられる基部と、前記基部から上側に突出し、前記機能部品の凹部の底面が載せられる上側支持部とを有する、
    門柱。
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