JP5139258B2 - ポーチ - Google Patents

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Description

この発明は玄関先に備えられるポーチの改良、特に、柔らかい照明によって、ポーチの意匠性を高めると共に、必要な歩行特性を高めうるようにしたポーチの提供に関する。
通例、玄関灯などによって夜間における出入りの利便性や、玄関口における意匠性を高めることが試みられている。
また、住宅の外壁から敷地外道路近傍にまで至る広い範囲を覆う玄関庇を設けて、当該広い庇であっても庇下方が暗くならないようにするために、戸建て住宅に、住宅の外壁から敷地外道路近傍までの幅、及び、玄関戸及び宅配ボックスを含めた幅を有する玄関庇を構成し、該玄関庇の庇天井であって外壁近傍に構造体内部側に凹状に複数の照明開口部を設けて、ここに照明具等を備えて照明具による人工の光を玄関ポーチの隅まで取り入れるようにして、玄関庇の下方を広く照らすことができるようにした玄関庇が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、タイル間の目地内に安定よくしかも容易に取り付けることが出来る目地用照明器具として、電源コードと、この電源コードに接続された複数個のライトと、これら各ライトを支持する複数の支持台とが備えられ、ライトを支持した支持台は、構築物間の目地内に介装可能で、且つ支持台における目地内の被設置面への設置部位が支持台におけるライトの支持部位よりも大きく円錐台状に形成した目地用照明器具が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2003−41700公報 特開2006−233426公報
通例、建物の意匠性においてポーチは重要な意味を有しており、各種の工夫が凝らされたポーチが提案されている。
しかしながら、夜間等における歩行等の利便性を備えたポーチが提案されているものの、より柔らかい雰囲気で、かつ、趣の深い照明の勘案されたポーチは存在していなかった。
かかるポーチにおける特殊な意匠性を満足させ得る照明効果を奏し、かつ、ポーチにおいて要請される各種の照明機能を備えているポーチの提案が求められていた。
かかる課題を解決するために、この発明は、
少なくとも縦材を備えてなる面状の化粧格子を備えるポーチであって、該化粧格子が、前記ポーチの床を照らす照明手段を前記縦材の下部側に備えており、
前記照明手段の光源が前記縦材の下端部内にあって、当該縦材の下方の前記ポーチの床を照らすようにしてあると共に、
前記化粧格子の下方にある該ポーチの床面に凹部が設けてあり、前記縦材に備えられている前記照明手段による照射光の主要部が当該凹部に向けられており、
前記縦材が下端の開口された中空材であり、当該縦材の下部側を貫通する中空の横材で連結してあると共に、この縦材に貫通されて当該縦材内にある該横材の下部側に前記照明手段の光源が備えられていることを特徴とするポーチとしてある。
このように構成されるポーチにあっては、ポーチに備えられている面状の化粧格子の下方に位置する当該ポーチの床が、化粧格子を構成する縦材の下部側に備えられている照明手段によって、照明されることとなり、当該ポーチにおける床の意匠に当該照明による独特な趣をもたらすことができると共に、ポーチの床における歩行等の各種の照明手段として活用することができる。
また、前記照明手段の光源30’が前記縦材の下端部内にあって、当該縦材の下方のポーチの床を照らすようにしてあることから、光源が直接的に眼に触れ無い、柔らかな趣のある間接照明効果をポーチにもたらすことができる。
また、前記化粧格子の下方にあるポーチ床面に凹部が設けてあり、前記縦材に備えられている照明手段による照射光の主要部が当該凹部に向けられていることから、ポーチ床に前記化粧格子と共に枯れ山水的な趣や、前記化粧格子から投射される照明を水面に反射させて今様の趣に富むポーチを容易に構成することができる。
また、前記縦材が下端の開口された中空材であり、当該縦材の下部側を貫通する中空の横材で連結してあると共に、この縦材に貫通されて当該縦材内にある横材の下部側に前記照明手段の光源30’が備えられていることから、趣のあるポーチを容易、かつ、確実に構成するができる。
また、前記化粧格子が壁面に沿って備えられていることを特徴とするポーチにあっては、前記特長に併せて、ポーチを構成する玄関ドアに連続した躯体壁面等を化粧格子面として、玄関口における意匠性を高めることができ、この壁面におけるポーチとの見切りを柔らかな照明手段とすることで、暗かったり、薄暗かったりする場合におけるポーチにおける照明機能を改善することができる。
また、前記化粧格子がポーチ柱と壁との間に備えられていることを特徴とするポーチにあっては、前記特長に併せて、ポーチに備えられる化粧格子が玄関口において必要な遮蔽効果を備える化粧手段とされ、かつ、歩行通路面の特定と、必要な歩行通路面に対する照明効果を容易にもたらしうる特長を有している。
この発明に係るポーチは、ポーチに備えられる化粧格子を活用して、当該化粧格子における縦材の下部側に備えられている照明手段で該玄関ポーチの床を照らし、ポーチの意匠性を高めると共に、ポーチにおける歩行性等の作業性を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態に係る典型的なポーチPについて説明する。
図1〜図9は、この発明を実施するための最良の形態に係るポーチPであって、図1〜図5は、壁に沿うように化粧格子Kを備えた状態を、図6〜図9は、ポーチ柱80と壁との間に化粧格子Kを備えた状態を示している。
図1〜図5に示されるポーチPにあって、図1では、これらの要部を斜め上方から見て、図2は、これを正面側から見て、図3は、水平向きに断面して下方を見て、図4は、当該ポーチPの要部を縦向きに断面した要部を、図5は、当該ポーチPの要部を横向きに断面して、その要部を示している。
図6〜図9に示されるポーチPにあって、図6では、これらの要部を斜め上方から見て、図7は、水平向きに断面して下方を見て、図8は、当該ポーチPの要部を縦向きに断面した要部を、図9は、当該ポーチPの要部を横向きに断面して、その要部を示している。
この発明を実施するための最良の形態に係るポーチPは、少なくとも縦材10を備えてなる面状の化粧格子Kを備えるポーチPであって、該化粧格子Kが、前記ポーチPの床Paを照らす照明手段30を前記縦材10の下部側に備えている構成としてある。
このように構成されるポーチPにあっては、ポーチPに備えられている面状の化粧格子Kの下方に位置する当該ポーチPの床Paが、化粧格子Kを構成する縦材10の下部側に備えられている照明手段30によって、照明されることとなり、当該ポーチPにおける床の意匠に当該照明による独特な趣をもたらすことができると共に、ポーチPの床Paにおける歩行等の各種の照明手段30として活用することが可能とされる。
また、前記照明手段30の光源30’が前記縦材10の下端部内にあって、当該縦材10の下方のポーチPの床Paを照らすようにしてあるポーチPでは、前記特長に併せて光源が直接的に眼に触れることのない、柔らかな趣のある間接照明効果を当該ポーチPにもたらすように機能する。
また、前記化粧格子Kの下方にあるポーチ床Pa面に凹部40が設けてあり、前記縦材10に備えられている照明手段30による照射光の主要部が当該凹部に向けられているポーチPにあっては、前記特長に併せて、ポーチP面に前記化粧格子Kと共に枯れ山水的な趣や、前記化粧格子Kから投射される照明を水面で反射させて、独特の趣に富むポーチPを容易に構成できるように機能する。
また、前記縦材10を下端の開口された中空材で構成し、しかも、この縦材10の下部側に貫通させた中空の横材20で連結してあると共に、この縦材10に貫通されて当該縦材10内にある横材20の下部側に前記照明手段30の光源30’を備えたポーチPにあっては、前記特長に併せて、光源30’が縦材10の中空内に位置づけられるように横材20の下部側に都合よくセットすることが可能とされ、趣のあるポーチPを容易、かつ、確実に構成することができる。
また、前記化粧格子Kを建物躯体の壁面、特に、玄関ドアDに連続する壁面に沿って備えるようにしたポーチPにあっては、前記特長に併せて、ポーチPを構成する玄関ドアDに連続した躯体壁面等を化粧格子K面として、玄関口における意匠性を高めることができ、この壁面におけるポーチPとの見切りを柔らかな照明手段30とすることで、暗かったり、薄暗かったりする場合におけるポーチPにおける照明機能を改善することができる。
また、前記化粧格子Kをポーチ柱80と壁Mとの間に備えるようにしたポーチPにあっては、前記特長に併せて、ポーチPに備えられる化粧格子Kが玄関口において必要な遮蔽効果を備える化粧手段とされると共に、ポーチPにおける歩行面の確保と、必要な歩行通路面に対する照明効果を容易かつ確実にもたらすように機能する。
ついで、図1〜図5に示される典型的な図示例に係るポーチPについて具体的に説明する。
この図示例に係るポーチPは、少なくとも縦材10を備えてなる面状の化粧格子Kを備えるポーチPであって、該化粧格子Kが、前記ポーチPの床Paを照らす照明手段30を前記縦材10の下部側に備えている構成としてある。
この図示例に係るポーチPは、玄関ドアDを備える玄関口に屋外側に出っ張る態様に建物Aの躯体と一体をなすように設けてあり、玄関ドアDを備える壁で建物Aの本体側と区分して構成されている。
より具体的には、玄関ドアDを備える外壁Mの屋外側に、玄関土間に対して適宜の水勾配のもとに一連に連続するように、施工地盤よりも一段高めに打設された床面を備えるポーチ床Paと、このポーチ床Paの上方を覆う庇等によって構成されているポーチPに対して、少なくとも縦材10を備えてなる面状の化粧格子Kを備え付けて当該ポーチPを構成してある。
この図示例にあっては、玄関ドアDの締め込み側、すなわち、玄関ドアDをヒンジで支えていない側の外壁の当該壁部分Maから出隅の壁部分M’までの間に当該面状をなす化粧格子Kを配置するように構成してあり、より具体的には、玄関ドアDの備えられる外壁を部分的に屋外側にふかした壁ふかし部とし、このふかし壁部分Maと出隅の壁部分M’との間に、この、ふかし壁部分Maと面一の状態になるように面状をなす化粧格子Kを備え付けることによって、玄関ドアDを備える壁面と面一の外観を呈するように構成してある。
すなわち、玄関口において、通常の外壁Mよりも屋外側に壁をふかすことで、玄関の開口の意匠性を高めると共に、玄関口において通常の壁部分から当該屋外側にふかされた壁部分Maによって構成される通常の外壁Mの屋外側に生ずる壁面の凹所Hに対して、当該面状をなす化粧格子Kを備え付け、この備え付け化粧格子Kにおける屋外側の面を、屋外側にふかされた壁部分Maと面一に揃えることで、玄関口に独特の趣と重厚さとをもたらすことができる。
この図示例に係るポーチPでは、ふかされた壁部分Maから、これに連続される外壁Mの出隅部分M’までの凹所Hに当該面状をなす化粧格子Kを趣をもたせて備え付ける関係から、当該凹所Hよりポーチ床Pa面の前方側と、躯体出隅部分M’の側方に、ややはみ出すように、前記凹所Hを構成する壁部Mから、当該凹所Hよりも大きめの凹部40をポーチ床Pa面に凹設してある。
かかる玄関口の壁部における壁ふかしのされている壁部分Maに連続して備えられる面状の化粧格子Kは、複数本の縦材10を横材20によって連結、一体に構成してあり、具体的には、複数本の筒材10’よりなる縦材10〜10を横材20によって連結して構成してある。より具体的には、複数本の角筒材10”よりなる縦材10を横材20で連結して構成してある。さらに、具体的には、30mm×60mmのアルマイト加工したアルミニューム角筒材10”における60mm幅面を向き合わせるように並べて縦材10〜10とし、この60mm幅面を向き合わせて縦向きに並列された各縦材10における当該60mm幅面を貫通して当該各縦材10を組み付けるように、当該縦材10の上部側と、下部側とに、筒材20’、より具体的には、奥行き幅が18mmの縦向きに長い矩形断面をなすアルマイト加工したアルミニューム角筒材20”からなる横材20を貫通して、これらの縦材10〜10を連結してある。
ある。
このように横材20で連結されてなる面状をなす化粧格子Kにおける縦材10は、当該化粧格子Kにおける横材20をコ字状をなす金具50で壁Mに組み付けた際に、壁Mの前面側を構成する化粧格子Kを構成する各縦材10の30mm幅の面が、前記の壁ふかしのされている壁部分Maの面に面一の状態で連続されるように構成される。また、この化粧格子Kを構成する縦材10は、当該縦材10に備えられる照明手段30における照明がポーチPの必要箇所を照明するに適した高さに設置されていることが好ましく、この図示例では、光源30’からの光線が角筒材10”の内面で反射しながらポーチ床Paを都合よく照射し得る高さ位置に、当該縦材10における角材10’の下端開口が位置づけられるようにしてある。
また、この図示例にあっては、当該面状をなす化粧格子Kの縦材10を、ほぼポーチPの天井Pbに近い位置から、土台の水切りプレート70の下端に当該縦材10の下端をあわせるように構成してあり、前記凹部40の上方に当該縦材10が並び位置づけられるようにしてある。
なお、前記縦材10の上部側と下部側とにあって、当該縦材10〜10を連結している横材20は、建物Aの出隅側に位置づけられている縦材10に対して当該横材20の先端部を差し入れ状態で組み付けてあると共に、前記のふかされた壁部分Ma側では、当該壁部分Maのふかされている面に当該横材20の筒面を開口状態に接するように設けてあり、この開口部分から当該横材20内に電源コード31に接続される照明手段30の照明回路用のテープ32が導き入れうるようにしてある。
なお、この面状をなす化粧格子Kは、適宜の手法で壁Mに組み付けてあればよく、この図示例では、複数箇所において、壁Mに事前に孔を穿設し、当該孔に対して打ち込みによって当該孔の内奥側で膨らみだすアンカーボルト51を固定し、これにコ字状をなす金具50の一片側をナット52締めすると共に、当該金具50の他方の片を雌ねじを備える横材20にビス53で止着することによって、面状をなす化粧格子Kを壁Mに平行な状態に装着する。
このように構成された縦材10の下部側に、前記ポーチPの床Paを照らす照明手段30を設けてある。
かかる照明手段30は、いかなる照明手段30であってもよく、また、いかなる態様に設けてあってもよい。
この図示例では、その典型的な事例として、前記照明手段30の光源30’が前記縦材10の下端部内にあって、当該縦材10の下方のポーチPの床Paを照らすように構成してある。
より具体的には、各照明手段30を、前記縦材10を構成する筒材10’、さらに具体的には縦材10を構成する角筒材10”の下部側の内部に当該照明手段30を設け、当該筒材10’の下端開口から、ポーチ床Paを照射させるように構成する。
かかる照明手段30は、たとえば、LEDと通称されている発光ダイオード30”などによって構成することができる。この図示例にあっては、軟質PVCのテープ電線を用いて回路構成をしたLEDを照明手段30として組み付けてあり、壁Mから引き出された電源コード31にトランス等必要な構成部品を備えるLED照明回線を当該テープ電線32を用いて構成してあり、下部側にある横材20の前記ふかし側の壁部分Maに接している当該横材20の開口から当該横材20内に導きいれるようにしてある。
この図示例に係るポーチPにあっては、筒材10’、より具体的には角筒材10”をなす前記縦材10〜10に刺し通されている横材20としての筒材20’、より具体的には当該化粧格子Kの下部側に横向きに配されている角筒材20”からなる横材20の下面側に、該縦材10の筒孔に連通する孔が設けてあり、当該横材20に案内された前記テープ電線32に備えられているLEDを、当該開設孔から下方に向けて差し入れ、各LEDのソケット部を当該差し入れ孔に固定することで、LEDの光線を縦材10の角筒材10”の下方の開口から、ポーチ床Paに照射させるようにしてある。なお、図中33は、当該照明手段30のスイッチを示している。
このように構成されるポーチPにあっては、照明手段30であるLEDからの光線が、特に、凹部40部分を印象づけるように照射され、ポーチ床Paに限らずポーチP全体の意匠性を高めるように機能する。
また、かかる構成からなるポーチPの照明にあっては、光源30’が直接的に眼に入る不具合がなく、格別に、趣の深いポーチPの雰囲気を醸し出すことができる。
また、かかる構成からなるポーチPでは、凹部40に充填する充填素材41によって、当該ポーチPの雰囲気を自在に変更することが可能であり、たとえば、玉砂利の敷き詰め、ガラスビーズの敷き詰め、砕石の敷き詰めや、水張り等、各種の工夫を凝らすことができる。
また、同時に、化粧格子Kを構成する全ての縦材10に照明手段30を設けて、より明るい雰囲気のポーチPとし、逆に、縦材10の一部にのみ照明手段30を設けて、閑静な雰囲気のポーチPとし、あるいは、用いるLEDの色調の選択によって、明るい雰囲気のポーチP、閑静な佇まいのポーチP等を、自在に演出することができ、必要に応じて四季おりおりの雰囲気を当該該ポーチPにもたらすように工夫することもできる。
また、前記凹部40を設けることなく、ポーチ床Paの素材やLEDの選択によって、各種雰囲気を醸し出すポーチPを構成することも可能であり、当該ポーチPの床Pa上に被照射対象物を設けるように構成してあってもよい。
なお、前記化粧格子Kは、たとえば、アルマイト加工したアルミニューム角材に木目様の塩ビの化粧シートを張り込んだ化粧角材で構成することができるが、むくの木材等、適宜の素材によって構成してあってもよい。
また、縦材10の下端には、角筒材10”の下端部の化粧を兼ねて、当該下端を周回するように当該下端縁部を覆うようにプラスチック製のキャップ11を被嵌してある。このキャップ11は、上側に開口する環状溝11aを備えるやや弾性を備えた環状体としてあり、縦材10の筒材10’の下端部を該溝11aに受け入れるように嵌めつけるようにしてあってもよい。
また、前記化粧格子Kの下方にあるポーチ床Paに備えられる凹部40を活用することによって、前記特長に併せて、ポーチ床Paに前記化粧格子Kと共に枯れ山水的な趣や、前記化粧格子Kから投射される照明を水面で反射させて、独特の趣に富むポーチPを容易に構成することができる。
また、前記化粧格子Kの下方にあるポーチ床Paに備えられる凹部40部分に、前記縦材10に備えられている照明手段30による照射光の主要部を集めるようにして、ポーチ床Paに各種の色調からなる化粧照射部分を醸し出すことができる。
次いで、図6〜図9に示されるポーチPについて、具体的に説明する。
この図6〜図9に示されるポーチPは、前記図1〜図5に示されるポーチPに示されると同一又は実質的に同一の化粧格子Kを、玄関ドアDを備える外壁Mとポーチ柱80との間に備えた以外の構成を、前記図1〜図5に記載のポーチPと同一又は実質的に同一の構成としてあり、また、同様に用いることができるとと共に、同様の効果を奏しうるものであって、同一又は実質的に同一の構成部分には同一の番号を付して、その説明を省略する。
この図示例にあっては、玄関ドアDを備える外壁Mの前方のポーチ部分に、ポーチ床Paと天井Pbとの間にわたるようにポーチ柱80が設けてあり、このポーチ柱80と外壁Mとの間に、当該外壁Mに直交する向きに面状をなす化粧格子Kを備えている。
かかるポーチPに備えられるポーチ柱80は、筒材80’、より具体的には角筒材80”によって構成してあり、例えば、角鋼管材等によって構成される。
このポーチ柱80と、玄関ドアDを備える外壁Mとの間に備えられる化粧格子Kは、必ずしも、前記化粧格子Kと同一である必要はないが、同種形態の化粧格子Kを用いて構成することもできる。
当該ポーチPに備えられる化粧格子Kは、ポーチPの効果的な活用、特に、遮蔽機能を当該ポーチPにもたらすと同時に、ポーチ床Paの照明にも寄与するものであって、ポーチPの重厚さと共に、使用上の利便性を期したものである。
この図示例では、筒材20’、より具体的には、角筒材20”をなす横材に密に嵌りあう上部取付保持具60、60と、下部取付保持具60、60とを用意し、この対をなす取付保持具60、60をポーチ柱80と、これに対応する外壁Mの同一水平線とに位置づけるように取り付け、この取付保持具60を角筒材20”よりなる横材20に嵌めいれて、当該横材20をポーチ柱80と外壁Mとの間に横架状態に組み付けることで、化粧格子Kを、ポーチ柱80と外壁Mとの間に設置することができる。
かかる化粧格子Kは、必ずしも前記図1〜図5に示される化粧格子Kと同一の構成である必要は無いが、この図示例にあっては、筒材10’からなる縦材10、より具体的には、角筒材10”からなる一連の縦材10〜10に対して、当該並列状態にある縦材10の上部側と下部側とを上部側筒材20’と下部側筒材20’からなる横材20、20で貫通させて当該縦材10〜10を連結して前記図1〜図5と同様の一連に連結された面状をなす化粧格子Kを構成してある。より具体的には、複数本の30mm×60mmのアルマイト加工したアルミニューム角筒材10”における60mm幅面を向き合わせるように並べた縦材10〜10を、この60mm幅面を向き合わせて縦向きに並列させると共に、この60mm幅面の上部側と、下部側とに、筒材20’、より具体的には、奥行き幅が18mmの縦向きに長い矩形断面をなすアルマイト加工したアルミニューム角筒材20”からなる横材20を貫通させて、これらの各縦材10〜10を一連に連結して面状をなす化粧格子Kを構成する。
また、前記化粧格子Kの組みつけられるポーチ柱80と、これに向き合っている外壁Mとに、取付保持具60を止着する。この取付保持具60は、化粧格子Kの上部側と下部側とに備えられる横材20の筒材20’に密に嵌りあう隆起部60bを備えた構成としてあり、当該横材20をなす筒材20’の組み付けられるポーチ柱80に対して当該取付各位置に周縁鍔部60aをビス61で止着して備えてある。また、このポーチ柱80の各取付保持具60に向き合う玄関ドアD側にある壁Mに、同様に横材20をなす筒材20’の密に嵌り合う隆起部60bと、該隆起部60bを取り巻くように備えられている周縁鍔部60aとを備えた取付保持具60を、前記横材20の取り付け位置に対応するように金具50で当該周縁鍔状部60aを壁Mに止着する。なお、この金具50は、壁Mに穿設された孔に埋設したアンカーボルト51を該周縁鍔状部60aに設けた孔に挿通してナット52で締め付けてある。
このように、ポーチ柱80と、当該ポーチ柱80に対応した玄関ドアDを備える壁Mに備え付けられた同一水平線位置にある上側取付保持具60の隆起部60bを上側横材20の両側開口に押し入れ、また、下側取付保持具60の隆起部60bを下側横材20の両側開口に押し入れ、これを止着して、化粧格子Kをポーチ柱80と玄関ドアD側の壁との間に設置する。
なお、ここで、ポーチ柱80と壁Mとの間に備えられる化粧格子Kは、その縦材10の下端が、ポーチ床Paから所定高さ位置となるようにしてあり、ポーチ床Paに対する照明等が効果的になしうるようにしてある。
かかる化粧格子Kの設置に対応して施される照明手段30、凹部40、ポーチ床Pa等の構成は、前記図1〜図5において説明されたと同様に施されるものであって、ポーチPを風情に富んだ趣のある環境とすることができる。
典型的なポーチの要部斜視図 同要部正面図 同要部平断面図 同要部縦断面図 同要部平断面図 他の典型的なポーチの要部斜視図 同要部平断面図 同要部縦断面図 同要部平断面図
符号の説明
P ポーチ
K 化粧格子
Pa 床
10 縦材
30 照明手段

Claims (3)

  1. 少なくとも縦材を備えてなる面状の化粧格子を備えるポーチであって、該化粧格子が、前記ポーチの床を照らす照明手段を前記縦材の下部側に備えており、
    前記照明手段の光源が前記縦材の下端部内にあって、当該縦材の下方の前記ポーチの床を照らすようにしてあると共に、
    前記化粧格子の下方にある該ポーチの床面に凹部が設けてあり、前記縦材に備えられている前記照明手段による照射光の主要部が当該凹部に向けられており、
    前記縦材が下端の開口された中空材であり、当該縦材の下部側を貫通する中空の横材で連結してあると共に、この縦材に貫通されて当該縦材内にある該横材の下部側に前記照明手段の光源が備えられていることを特徴とするポーチ。
  2. 前記化粧格子が壁面に沿って備えられていることを特徴とする請求項に記載のポーチ。
  3. 前記化粧格子がポーチ柱と壁との間に備えられていることを特徴とする請求項に記載のポーチ。
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