JP2553229Y2 - 油圧バルブ操作構造 - Google Patents

油圧バルブ操作構造

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JP2553229Y2
JP2553229Y2 JP9281391U JP9281391U JP2553229Y2 JP 2553229 Y2 JP2553229 Y2 JP 2553229Y2 JP 9281391 U JP9281391 U JP 9281391U JP 9281391 U JP9281391 U JP 9281391U JP 2553229 Y2 JP2553229 Y2 JP 2553229Y2
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JP
Japan
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control valve
operating
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operated
linkage
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忠夫 足立
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バックホー等における
油圧バルブ操作構造に関し、詳しくは、十字揺動自在な
操作レバーの所定方向の操作で第1制御バルブを操作
し、他の方向操作で第2制御バルブを操作する状態と、
前記所定方向の操作で第2制御バルブを操作し、前記他
の方向の操作で第1制御バルブを操作する状態とに切り
換え自在な連係切換機構を備えた油圧バルブ操作構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記油圧バルブ操作構造において、従来
では、本出願人が先に実願平2−127801号におい
て提案した構造のものがある。つまり、前記各制御バル
ブに対する一対の操作用中継リンクを、各制御バルブ側
の操作連係用操作揺動アームにボールジョイントを介し
て連動連結するとともに、操作レバーの所定方向の操作
に対応する揺動アーム及び他の操作方向に対応する揺動
アーム夫々に、係合ピンを並列状態で、かつ、同方向に
突設し、各中継リンクの操作レバー側端部を係合ピンに
択一的に抜き差し自在に構成し、差し込み係合した状態
で、ナットで締付け固定するよう構成するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記構造は、操作レバ
ーの操作方向に対応する油圧制御バルブを変更して、操
縦者が慣れている操作パターンを採ることができるよう
にしたものである。ところが、上記従来構造において
は、操作形態を切り換え操作する場合には、操作ボック
スの裏蓋を取り外した後、締付けナットを緩めて、中継
リンクの端部を各係合ピンに差し替え係合し、再度ナッ
トの締付け固定を行わねばならず、切り換え作業が煩わ
しい欠点があり、改善の余地があった。本考案は上記不
具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴構成は、十
字揺動自在な操作レバーの所定方向の操作で第1制御バ
ルブを操作し、他の方向操作で第2制御バルブを操作す
る状態と、前記所定方向の操作で第2制御バルブを操作
し、前記他の方向の操作で第1制御バルブを操作する状
態とに切り換え自在な連係切換機構を操作ボックス内に
設け、一対の操作連係用ロッドの夫々の一端に設けたボ
ールジョイントを、第1操作部材に形成したピンと第2
操作部材に形成したピンのいずれかに差し替えて連動連
係させるようにして前記連係切換機構を構成し、前記操
作ボックスの前記連係切換機構に臨む位置に開閉自在な
蓋体を設け、この蓋体の内方側に、連動連係状態にある
前記各ロッドを抜け止め状態に接当支持する接当部を形
成してある点にある。
【0005】
【作用】操作レバーの操作方向に対応する操作対象バル
ブを切り換える場合、前記蓋体を取り外すと、この蓋体
に形成される接当部による接当支持がなくなり、各ロッ
ドの各ピンに対する差し込み係合の抜け止め状態が解除
されるので、各ロッドの抜き差し操作だけを行うだけで
済む。そして、差し替え操作が終了し、再度、蓋体を閉
じ操作すると、接当部により自動的に、かつ、確実にロ
ッドの抜け止め支持が行われる。
【0006】
【考案の効果】従って、蓋体を開閉する操作と、各ロッ
ドの抜き差し操作だけの簡単な作業で、操作形態の切り
換えが行えるものとなり、差し込み係合部の確実な抜け
止めが行えるものでありながら、ナットの緩み作業や締
付け作業等の煩わしい作業が不要で作業性が向上するこ
ととなった。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図5
にバックホーを示している。このバックホーは、油圧モ
ータM1,M2により駆動される左右クローラ走行装置
1,1を備えた走行機台2上に、縦軸芯周りで旋回モー
タM3の駆動により全旋回自在に旋回台3を搭載し、こ
の旋回台3にバックホー装置4及びドーザシリンダC1
により昇降自在なドーザ装置5を連結して構成してあ
る。バックホー装置4は、ブーム6、アーム7及びバケ
ット8を夫々相対揺動自在に枢支連結し、夫々、ブーム
シリンダC2、アームシリンダC3、バケットシリンダ
C4の伸縮駆動により駆動揺動して掘削作業を行えるよ
う構成してある。
【0008】次に油圧操作構造について説明する。運転
座席9の前方に立設した操縦ボックス10内に、上記各
油圧モータM1〜M3、及び各油圧シリンダC1〜C4
等の夫々の油圧制御バルブを並列配備し、そのバルブ群
の上方に操作連係機構を配設してある。そして、左右の
走行操作レバー16,16により夫々左右走行用油圧モ
ータM1,M2用油圧制御バルブを操作するよう構成
し、前後方向並びに左右方向夫々に十字揺動操作自在な
左右一対の操作レバー17R,17Lによりバックホー
装置4及び旋回用油圧モータM3を操作するよう構成し
てある。つまり、右側操作レバー17Rによりブーム6
及びバケット8を操作するよう構成し、左側操作レバー
17Lにより旋回モータM3及びアーム7を操作するよ
う構成してある。
【0009】そして、左側の操作レバー17Lの左右方
向の揺動操作で旋回モータ用油圧制御バルブV1〔第1
制御バルブの一例〕を操作し、前後方向の揺動操作でア
ーム用油圧制御バルブV2〔第2制御バルブの一例〕を
操作する状態と、左右方向の揺動操作でアーム用油圧制
御バルブV2を操作し、前後方向の揺動操作で旋回モー
タ用油圧制御バルブV1を操作する状態とに切り換え自
在な連係切換機構Aを設けてある。詳述すると、図1〜
図4に示すように、縦フレーム20に固定したボス部材
21に前後軸芯周りで回動自在に支軸22を内嵌し、こ
の支軸22に連設したU字型部材23〔第1操作部材の
一例〕に横軸24を架設して、この横軸24に左側操作
レバー17Lの回動ボス部25〔第2操作部材の一例〕
を相対回動自在に外嵌装着してある。又、回動ボス部2
5の後部側に後方に向けて係止ピン26を突設するとと
もに、U字型部材23の後部端に前記係止ピン26と左
右方向に並列状態で後方に向け左右一対の係止ピン2
7,27を突設してある。そして、旋回モータ用油圧制
御バルブV1のスプールに連結した連係部材28とボー
ルジョイント29を介して連動連結した中継ロッド30
と、アーム用油圧制御バルブV2のスプールに連結した
連係部材31とボールジョイント32を介して連動連結
した中継ロッド33とを、夫々の上部端をボールジョイ
ント34,35を介して前記各係止ピン26,27に差
し込み係合させて連動連係させるよう構成してある。そ
して、旋回バルブ側の中継ロッド30をU字型部材23
の左側係止ピン27に差し込み係合させ、アームバルブ
側の中継ロッド33を回動ボス部側の係止ピン26に差
し込み係合させる第1状態と、アームバルブ側の中継ロ
ッド33をU字型部材23の右側係止ピン27に差し込
み係合させ、旋回バルブ側の中継ロッド30を回動ボス
部側の係止ピン26に差し込み係合させる第2状態とに
差し替えることで、第1状態においては、操作レバー1
7Lの左右方向の操作で旋回作動を行い、前後方向の操
作でアーム作動を行うことができ、第2状態において
は、操作レバー17Lの左右方向操作でアーム作動を行
い、前後方向操作で旋回作動を行うことができるよう構
成してある。又、操縦ボックス10における前記連係切
換機構Aに臨む箇所に開閉自在な蓋体36を設け、この
蓋体36の内方側に、係止ピン26,27に差し込み連
動連係状態にある各中継ロッド30,33を抜け止め状
態に接当支持する接当アーム37〔接当部の一例〕を形
成してある。従って、蓋体36の閉じ状態においては、
差し込み係合した状態で確実に抜け止めがなされること
になる。前記蓋体36は横一側部を操縦ボックス10に
縦軸芯周りで開閉揺動自在に枢支してあり、回動操作自
在なロック具38により、閉じ姿勢に確実にロックし、
かつ、開放操作も容易に行えるよう構成してある。尚、
前記接当アーム37には、レバー操作に伴って上下移動
する中継ロッド30,33の操作を阻害しないよう自由
回動する複数の転動ローラ39を外嵌装着してある。
【0010】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を容易にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】連係切換機構の正面図
【図2】連係切換機構の正面図
【図3】連係切換機構の側面図
【図4】連係切換機構の平面図
【図5】バックホーの全体側面図
【符号の説明】
10 操縦ボックス 17L 操作レバー 23 第2操作部材 25 第1操作部材 26,27 ピン 30,33 ロッド 34,35 ボールジョイント 37 接当部 A 連係切換機構 V1 第1制御バルブ V2 第2制御バルブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 十字揺動自在な操作レバー(17L)の
    所定方向の操作で第1制御バルブ(V1)を操作し、他
    の方向操作で第2制御バルブ(V2)を操作する状態
    と、前記所定方向の操作で第2制御バルブ(V2)を操
    作し、前記他の方向の操作で第1制御バルブ(V1)を
    操作する状態とに切り換え自在な連係切換機構(A)を
    操作ボックス(10)内に設け、一対の操作連係用ロッ
    ド(30),(33)の夫々の一端に設けたボールジョ
    イント(34),(35)を、第1操作部材(23)に
    形成したピン(27)と第2操作部材(25)に形成し
    たピン(26)のいずれかに差し替えて連動連係させる
    ようにして前記連係切換機構(A)を構成し、前記操作
    ボックス(10)の前記連係切換機構(A)に臨む位置
    に開閉自在な蓋体(36)を設け、この蓋体(36)の
    内方側に、連動連係状態にある前記各ロッド(30),
    (33)を抜け止め状態に接当支持する接当部(37)
    を形成してある油圧バルブ操作構造。
JP9281391U 1991-11-13 1991-11-13 油圧バルブ操作構造 Expired - Lifetime JP2553229Y2 (ja)

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JPH0543214U JPH0543214U (ja) 1993-06-11
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