JP2552947Y2 - 長尺ローラたわみ防止機構 - Google Patents

長尺ローラたわみ防止機構

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JP2552947Y2
JP2552947Y2 JP12676890U JP12676890U JP2552947Y2 JP 2552947 Y2 JP2552947 Y2 JP 2552947Y2 JP 12676890 U JP12676890 U JP 12676890U JP 12676890 U JP12676890 U JP 12676890U JP 2552947 Y2 JP2552947 Y2 JP 2552947Y2
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大吉 宇城
孝次 坂野
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日本タイプライター株式会社
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、プリントシート表示装置などの長尺ロー
ラの自重のたわみを防止する長尺ローラたわみ防止機構
に関する。
従来の技術 従来は、長尺ローラの自重のたわみを防止し、真直性
の精度を得るために長尺ローラの径を大きくして剛性を
高めていた。
考案が解決しようとする課題 長尺ローラの径が大きいと、装置が大型化、重量化す
るということ、および長尺ローラの製造過程において、
材料、機械加工などに大きな費用を費やすという問題点
があった。この問題点を解決することを課題とする。
課題を解決するための手段 一対のローラ(53a、53b)と、このローラに嵌合する
一対の軸(55a、55b)と、この軸の端部を挟持するロー
ラ支持体(57)と、ローラ支持体の端部の軸(57c、57
d)を担持する弾性を有する担持体(59)とからなるた
わみ防止機構を構成し、前記一対のローラを長尺ローラ
(51)の下にまたがせて、長尺ローラの自重のたわみを
防止したものである。
作用 たわみ防止機構の一対のローラを長尺ローラの下にま
たがせ、担持体を筐体(3)に固定することにより長尺
ローラの自重のたわみを防止し、真直性を維持する。ま
た、たわみ防止機構に予期せぬ負荷がロードされると、
担持体は弾性による反りを生じ、たわみ防止機構は破損
されず、常態を維持する。
実施例 図の実施例により本考案を詳記すると、1はシート供
給手段のシート供給軸にして、このシート供給軸1は筐
体3に回動自在に支持され、プリントされていないシー
ト5が巻回されている。7はプリント用シート送りロー
ラにして、このプリント用シート送りローラ7は、その
モータ9によりギヤ群11を介して回動することができる
ようになっている。13は開閉レバーにして、この開閉レ
バー13は軸15により軸支されているほか、ローラ17が回
動自在に設けられていて、シート3を挿入するときは上
動させ、シート3を送るときは下動させて、プリント用
シート送りローラ7との間にシート5を挟むようにして
ある。
19はカッタにして、このカッタ19はシート5を必要に
応じて切断する。
21は例えばインクジェット方式のカラー用プリントヘ
ッドにして、このプリントヘッド21は軸22に摺動しなが
ら左右(第2図の紙表、紙裏)方向に移動可能になって
いて、前記シート5の上動に応じて制御回路を介し例え
ばパソコン等の外部機器から送信された画像情報をシー
ト5にプリントすることができるようになっている。
23はシート案内板にして、このシート案内板23は、第
2図において、プリントされたシート5を直ちに上動さ
せるときは時計針方向に揺動され、シートストッカ24に
ストックさせるときは反時計針方向も揺動される。
25はガラス板にして、このガラス板25はプリントされ
たシート5が表示されるように透明であって筐体3に固
定されている。
27は弾性に富むエンドレスのシート搬送ベルトにし
て、このシート搬送ベルト27は、筐体3に支持されたベ
ルト支持ローラ29とベルト搬送ローラ31とに巻回されて
いて、ベルト搬送ローラ31がそのモータ33、ギア群35、
Vベルト37を介し回動されることにより、シート搬送ベ
ルト27が第2図矢示方向に回動されるようになってい
る。
39は搬送ベルト押えローラにして、この搬送ベルト押
えローラ39は上下および左右(第2図の紙表、紙裏)方
向に各々複数個設けられていて、スプリング(不図示)
の張力によりシート搬送ベルト27をガラス板25に押圧す
ることができるようになっている。
41は一次巻取り軸にして、この一次巻取り軸41は、そ
のモータ43によりVベルト45、連杆47に保持されたギア
群49を介してプリントされたシート5を第1回目に巻取
りする。
叙上のように構成されているので、シート供給軸1に
巻回されプリントされていないシート5はプリント用シ
ート送りローラ7によりプリントヘッド21部に給送され
てプリントされ、シート案内板23を経て、ガラス板25に
搬送ベルト押えローラ39に押圧されたシート搬送ベルト
27により上動され、透明のガラス板を透して表示され
る。また、必要に応じてシート案内板23を反時計針方向
に揺動させて、シート5を一次ストッカ24にストックさ
せてから表示させてもよい。
表示されたシート5は、モータ43の回動により一次巻
取り軸41にプリントされた面を内側にして巻回される。
51は長尺ローラにして、この長尺ローラ51は前記ベル
ト搬送ローラ31下のシート搬送ベルト27との間にシート
3を挟みシート3を移動させるように筐体3に回動自在
に設けられている。しかし、この長尺ローラ51がたわむ
とシート3が斜行してしまい、プリントされたシート3
はガラス板25とシート搬送ベルト27間に正常に給送され
なくなる。
第1図示のように、53a、53bは一対のローラにして、
このローラ53a、53bは各々の軸55a、55bに回動自在に設
けられている。57は樹脂製のローラ支持体にして、この
ローラ支持体57は軸55を挟む切欠57a、57bが長尺ローラ
51の中心Oに向いて形成されている外、軸57c、57dが形
成されている。59は弾性を有する担持体にして、この担
持体57には一対の耳部59a、59bにプレス加工で絞られた
孔59c、59dが穿設されていて、耳部59a、59bを外側(第
1図(A)の左右方向)に広げることにより前記軸57
c、57dをこの孔59c、59dに挿入することができるように
なっている。この担持体59を弾性を有する資料から構成
したのは、シート3のジャム等により予期せぬ負荷がロ
ードされたときの安全性保持のためである。
これらローラ53a、53b、その軸55a、55b、ローラ支持
体57、担持体59、および弾性体61によって、たわみ防止
機構を構成している。
第3図は他の実施例のたわみ防止機構にして、このた
わみ防止機構の担持体59は断面が略⊃状に形成されてい
る。61はステンレスなどの資料からなる弾性体にして、
この弾性体61も断面が略⊃状に形成されていると共に、
担持体59の内側に設けられている外、担持体59の板厚よ
り厚く形成されていて、ローラ53a、53bに荷重がロード
されると、担持体59と共に反りを生じるようになってい
る。63はベース板にして、このベース板63は断面が略L
状に形成されていて、その一面63aに前記担持体59と弾
性体61の両方がスポット溶接63bされている外、取付け
用の孔63cが穿設されている。これらのたわみ防止機構
の一対のローラ53a、53bを長尺ローラ51の下にまたがせ
て位置させ、第1図実施例では担持体59を、第3図実施
例ではベース板63を、筐体3の適所にねじにより固定す
る。
65は二次巻取り軸にして、この二次巻取り軸65は一次
巻取り軸41に巻回されプリントされたシート5を頭だし
するため第2回目に巻取るもので、二次巻取り軸65に巻
取られプリントされたシート5は第2図示のようにベル
ト搬送ローラ31の回動により、ガラス板25とシート搬送
ベルト27間を表示しながら上動し、再び一次巻取り軸41
に巻取られる。すなわち、ガラス板25を透して表示され
るプリントされたシート5は、シート供給軸1からプリ
ントヘッド21部を経由して供給されるばかりでなく、二
次巻取り軸65からも供給されるようになっている。
考案の効果 以上説明した様に、たわみ防止機構の一対のローラ
(53a,53b)を長尺ローラ(51)の下にまたがせて、長
尺ローラの自重のたわみを防止することにより、その径
を大きくして剛性を高める必要がないので、装置を小型
化、軽量化することができたばかりでなく、長尺ローラ
の製造過程における材料費、機械加工費を大幅に削減す
ることができた。
また、たわみ防止機構に予期せぬ負荷がロードされる
と、担持体(59)が弾性を有する資料より構成されてい
るので、担持体は弾性による反りを生じ、たわみ防止機
構は破損されず、常態を維持する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例であって、第1図(A)はたわみ
防止機構の詳細な正面図、第1図(B)は同じく側面
図、第2図は装置全体の側面図、第3図は他の実施例に
して(A)は正面図、(B)は側面図である。 3…筐体、5…シート、51…長尺ローラ、53a、53b…一
対のローラ、55a、55b…一対の軸、57…ローラ支持体、
59…担持体、61…弾性体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のローラ(53a、53b)と、このローラ
    に嵌合する一対の軸(55a、55b)と、この軸の端部を挟
    持するローラ支持体(57)と、ローラ支持体の端部の軸
    (57c、57d)を担持する担持体(59)とからなるたわみ
    防止機構を構成し、前記一対のローラを長尺ローラ(5
    1)の下にまたがせて、長尺ローラの自重のたわみを防
    止することを特徴とする長尺ローラたわみ防止機構。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の担持体(59)は弾性を
    有することを特徴とする長尺ローラたわみ防止機構。
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