JPH022434B2 - - Google Patents
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- JPH022434B2 JPH022434B2 JP12973383A JP12973383A JPH022434B2 JP H022434 B2 JPH022434 B2 JP H022434B2 JP 12973383 A JP12973383 A JP 12973383A JP 12973383 A JP12973383 A JP 12973383A JP H022434 B2 JPH022434 B2 JP H022434B2
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- JP
- Japan
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- paper
- roller
- platen
- pin
- holes
- Prior art date
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/26—Pin feeds
- B41J11/28—Pin wheels
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はコンピユータの端末機やタイプライタ
等として使用される印字装置に関するものであ
る。
等として使用される印字装置に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点
近年パソコンの多機能化(ワードプロセツシン
グ機能,グラフイク機能等)に対応して高精細度
のCRTカラーデイスプレイが出現し出力機とし
て用いるプリンターにも同じく高密度印字やグラ
フイク印字及びカラー3原色重ね印字の要求が高
まつてきた。また、OA化が進む中で電子タイプ
ライターもこのような要求が高まつてきた。こう
した中で、出力機として用いるプリンタ、タイプ
ライタの紙送り装置は、送り精度及用紙の安定走
行に難点があり、高密度印字やグラフイク印字及
びカラー3原色重ね印字に充分満足できるもので
はなかつた。
グ機能,グラフイク機能等)に対応して高精細度
のCRTカラーデイスプレイが出現し出力機とし
て用いるプリンターにも同じく高密度印字やグラ
フイク印字及びカラー3原色重ね印字の要求が高
まつてきた。また、OA化が進む中で電子タイプ
ライターもこのような要求が高まつてきた。こう
した中で、出力機として用いるプリンタ、タイプ
ライタの紙送り装置は、送り精度及用紙の安定走
行に難点があり、高密度印字やグラフイク印字及
びカラー3原色重ね印字に充分満足できるもので
はなかつた。
第1図は従来のプリンタの紙送り装置の斜視図
である。同図において、印字ヘツド1はキヤリツ
ヂ2上に搭載されプラテン3に沿つて往復動し、
プラテン3と印字ヘツド1間に支承された連続孔
付用紙4に印字する。用紙4はプラテン3に巻回
されて一対の紙送りトラクタ5により案内され
る。紙送りトラクタ5は支持シヤフト6、駆動シ
ヤフト7に貫通されて保持されている。ここで一
対の紙送りトラクタ5には、用紙4の両側端部に
形成された紙孔8と同一ピツチで係合するピン9
を有する無端状ピン付ベルト10が駆動シヤフト
7からの駆動力を伝達する如く構成されている。
更に第2図はその要部分解斜視図であり、トラク
タ蓋11は用紙4の紙孔8がピン9より逃げるの
を防ぐためのものであり、用紙4を上からガイド
している。駆動シヤフト7及びプラテン3には紙
送りモータ12の回転を伝達するためプーリー1
3及び歯付ベルト14が第1図に示す如く各々構
成されている。
である。同図において、印字ヘツド1はキヤリツ
ヂ2上に搭載されプラテン3に沿つて往復動し、
プラテン3と印字ヘツド1間に支承された連続孔
付用紙4に印字する。用紙4はプラテン3に巻回
されて一対の紙送りトラクタ5により案内され
る。紙送りトラクタ5は支持シヤフト6、駆動シ
ヤフト7に貫通されて保持されている。ここで一
対の紙送りトラクタ5には、用紙4の両側端部に
形成された紙孔8と同一ピツチで係合するピン9
を有する無端状ピン付ベルト10が駆動シヤフト
7からの駆動力を伝達する如く構成されている。
更に第2図はその要部分解斜視図であり、トラク
タ蓋11は用紙4の紙孔8がピン9より逃げるの
を防ぐためのものであり、用紙4を上からガイド
している。駆動シヤフト7及びプラテン3には紙
送りモータ12の回転を伝達するためプーリー1
3及び歯付ベルト14が第1図に示す如く各々構
成されている。
更に第3図はその要部拡大斜視図、第4図は用
紙送りの状態を示した要部分解斜視図である。以
上の様に構成された従来の紙送り装置について以
下その動作について説明する。まず、第1図にお
いて紙送りモータ12が回転すると、プーリー1
3、歯付ベルト14を介して駆動シヤフト7、プ
ラテン3が回転する。駆動シヤフト7には、無端
状ピン付ベルト10が駆動を伝達する様、紙送り
トラクタ5内にギヤ(図示せず)が構成されてい
るため、駆動シヤフト7の矢印方向への回転でピ
ン9は用紙4の紙孔8に係合してプラテン3に巻
回された用紙4を送る事になる。ここで無端状ピ
ン付ベルト10上に形成されたピン9のピツチ
は、用紙4の紙孔8のピツチと同一ピツチで構成
されてはいるが、ピン9の外径は、紙孔8の孔径
の寸法許容差及び、ピツチの寸法許容差を満足す
るため、更にはミシン目18の伸縮や湿度による
用紙4の伸縮によるピツチ寸法の変化に対応する
ため、小さく設定しなくてはならない。すなわ
ち、第3図に示す如く、紙孔8のピツチ=P、紙
孔8の径=Dとすると、JISに定められた寸法許
容差(±0.1)により、ピン9の径はd<(D−
0.2)mmと設定しなくてはならない。したがつて、
第4図に示す如く、一対の無端状ピン付ベルト1
0で用紙送りを行なう場合、前述の如き内容によ
り、ピン9の径と紙孔8の径とにガタがあるた
め、微少送り(0.1mm〜0.2mm)が要求される高密
度印字やグラフイク印字には適用できないばかり
でなく、3原色カラー重ね印字の場合には色ずれ
が発生するという不都合が生じる事になる。
紙送りの状態を示した要部分解斜視図である。以
上の様に構成された従来の紙送り装置について以
下その動作について説明する。まず、第1図にお
いて紙送りモータ12が回転すると、プーリー1
3、歯付ベルト14を介して駆動シヤフト7、プ
ラテン3が回転する。駆動シヤフト7には、無端
状ピン付ベルト10が駆動を伝達する様、紙送り
トラクタ5内にギヤ(図示せず)が構成されてい
るため、駆動シヤフト7の矢印方向への回転でピ
ン9は用紙4の紙孔8に係合してプラテン3に巻
回された用紙4を送る事になる。ここで無端状ピ
ン付ベルト10上に形成されたピン9のピツチ
は、用紙4の紙孔8のピツチと同一ピツチで構成
されてはいるが、ピン9の外径は、紙孔8の孔径
の寸法許容差及び、ピツチの寸法許容差を満足す
るため、更にはミシン目18の伸縮や湿度による
用紙4の伸縮によるピツチ寸法の変化に対応する
ため、小さく設定しなくてはならない。すなわ
ち、第3図に示す如く、紙孔8のピツチ=P、紙
孔8の径=Dとすると、JISに定められた寸法許
容差(±0.1)により、ピン9の径はd<(D−
0.2)mmと設定しなくてはならない。したがつて、
第4図に示す如く、一対の無端状ピン付ベルト1
0で用紙送りを行なう場合、前述の如き内容によ
り、ピン9の径と紙孔8の径とにガタがあるた
め、微少送り(0.1mm〜0.2mm)が要求される高密
度印字やグラフイク印字には適用できないばかり
でなく、3原色カラー重ね印字の場合には色ずれ
が発生するという不都合が生じる事になる。
又ピン9の径と紙孔8の径との間のガタにより
用紙が斜めに送られたり、ひどい時にはプラテン
3と印字ヘツド1との間などで用紙をジヤミング
したりする。又、用紙4は一対の無端状ピン付ベ
ルト10で送られながら、一方では用紙4はプラ
テン3に巻回されているため、プラテン3とピン
9との送り速度は同一に設定されてはいるが、連
続送りを行なうと、誤差の集積により用紙4の紙
孔8が無端状ピン付ベルト10のピン9より離脱
したり、ひどい時には、紙孔8が破損する等の現
象が起こり、用紙の安定走行及び送り精度の点で
大きな欠点を有していた。
用紙が斜めに送られたり、ひどい時にはプラテン
3と印字ヘツド1との間などで用紙をジヤミング
したりする。又、用紙4は一対の無端状ピン付ベ
ルト10で送られながら、一方では用紙4はプラ
テン3に巻回されているため、プラテン3とピン
9との送り速度は同一に設定されてはいるが、連
続送りを行なうと、誤差の集積により用紙4の紙
孔8が無端状ピン付ベルト10のピン9より離脱
したり、ひどい時には、紙孔8が破損する等の現
象が起こり、用紙の安定走行及び送り精度の点で
大きな欠点を有していた。
発明の目的
本発明は上記欠点を解消するものであり、簡単
な構成で紙送り精度及び用紙を安定走行の向上を
図る印字装置を提供するものである。
な構成で紙送り精度及び用紙を安定走行の向上を
図る印字装置を提供するものである。
発明の構成
本発明は上記目的を達成するため、プリンタ等
に使用される連続孔付用紙をプラテンと押圧ロー
ラとで挾持巻回して用紙送りを行なう第1の手段
と、前記用紙の孔に係合する複数個のピンのうち
の幾つかが一定周期毎に上下動して、前記紙孔の
位置決めを行なう第2の手段とを備え、前記第2
の手段は、第1の手段の駆動により従動しながら
前記用紙の孔を案内、補正するため、紙送り精度
の向上及び用紙の安定走行を行なうことのできる
ものである。更に周期的に上下動するピンの上昇
時においては、用紙の紙孔を案内装着する案内ピ
ンとして用紙の装着性の向上をも達成できる。
に使用される連続孔付用紙をプラテンと押圧ロー
ラとで挾持巻回して用紙送りを行なう第1の手段
と、前記用紙の孔に係合する複数個のピンのうち
の幾つかが一定周期毎に上下動して、前記紙孔の
位置決めを行なう第2の手段とを備え、前記第2
の手段は、第1の手段の駆動により従動しながら
前記用紙の孔を案内、補正するため、紙送り精度
の向上及び用紙の安定走行を行なうことのできる
ものである。更に周期的に上下動するピンの上昇
時においては、用紙の紙孔を案内装着する案内ピ
ンとして用紙の装着性の向上をも達成できる。
実施例の説明
以下図面を参照しながら本発明の一実施例につ
いて説明する。まず、その構成について述べる。
第5図は本発明の一実施例を示す分解斜視図であ
る。同図にてフリクシヨンシヤフト15はプラテ
ン3に平行に両側シヤーシ16間に配置され、軸
受39により回転自在に軸支され、フリクシヨン
用付勢ばね17が前記プラテン3の軸方向と直角
方向に付勢されて、ビスにより固着されている。
一方フリクシヨン用付勢ばね17にはフリクシヨ
ンローラ19を回転自在に軸支する。ローラ支持
部材20が軸21を支軸として揺動自在に軸支さ
れている。したがつて、フリクシヨンローラ19
は各々独立して動き、フリクシヨン用付勢ばね1
7の変形による付勢力のちがいや、プラテン3の
周長の差異による影響は全くない。又フリクシヨ
ンシヤフト15にはフリクシヨンレバー34が形
成され、フリクシヨンプランジヤー35の動作で
フリクシヨンシヤフト15を支軸として回動し、
フリクシヨンローラ19をプラテン3に押圧する
如く構成されている。
いて説明する。まず、その構成について述べる。
第5図は本発明の一実施例を示す分解斜視図であ
る。同図にてフリクシヨンシヤフト15はプラテ
ン3に平行に両側シヤーシ16間に配置され、軸
受39により回転自在に軸支され、フリクシヨン
用付勢ばね17が前記プラテン3の軸方向と直角
方向に付勢されて、ビスにより固着されている。
一方フリクシヨン用付勢ばね17にはフリクシヨ
ンローラ19を回転自在に軸支する。ローラ支持
部材20が軸21を支軸として揺動自在に軸支さ
れている。したがつて、フリクシヨンローラ19
は各々独立して動き、フリクシヨン用付勢ばね1
7の変形による付勢力のちがいや、プラテン3の
周長の差異による影響は全くない。又フリクシヨ
ンシヤフト15にはフリクシヨンレバー34が形
成され、フリクシヨンプランジヤー35の動作で
フリクシヨンシヤフト15を支軸として回動し、
フリクシヨンローラ19をプラテン3に押圧する
如く構成されている。
28は紙案内板であり、両側シヤーシー16間
に配置され、第8図に示されるようにプラテン3
に対して近接して用紙4をガイドするガイド板で
ある。32は紙案内板28に設けられたフリクシ
ヨンローラ19用の切欠部である。38は紙押え
レバーであり、紙押えプランジヤー36の動作で
紙押えローラ37をフリクシヨンローラ19と同
様にプラテン3に巻回された用紙4を圧接挾持す
る如く構成されている。第5図において、プラテ
ン3は両側シヤーシー16より分離して図示して
いるが、プラテン用軸受42を介して両側シヤー
シー16のプラテン保持用開孔44に係止ばね4
3により位置決めされる。その状態を第6図に示
す。又プラテン3の他端にはプラテンプーリ33
が固着され、紙送りモータ(図示せず)のシヤフ
トに固着された紙送りモータプーリー45により
回転させられる。更に第5図及び第6図にて1は
印字ヘツドであり、キヤリツヂ2に搭載され、プ
ラテン3に沿つて往復動し、プラテン3に巻回さ
れた用紙4に印字を行なうものである。
に配置され、第8図に示されるようにプラテン3
に対して近接して用紙4をガイドするガイド板で
ある。32は紙案内板28に設けられたフリクシ
ヨンローラ19用の切欠部である。38は紙押え
レバーであり、紙押えプランジヤー36の動作で
紙押えローラ37をフリクシヨンローラ19と同
様にプラテン3に巻回された用紙4を圧接挾持す
る如く構成されている。第5図において、プラテ
ン3は両側シヤーシー16より分離して図示して
いるが、プラテン用軸受42を介して両側シヤー
シー16のプラテン保持用開孔44に係止ばね4
3により位置決めされる。その状態を第6図に示
す。又プラテン3の他端にはプラテンプーリ33
が固着され、紙送りモータ(図示せず)のシヤフ
トに固着された紙送りモータプーリー45により
回転させられる。更に第5図及び第6図にて1は
印字ヘツドであり、キヤリツヂ2に搭載され、プ
ラテン3に沿つて往復動し、プラテン3に巻回さ
れた用紙4に印字を行なうものである。
22はパイロツトローラシヤフトであり、両側
シヤーシ16間にプラテン3と平行に配置され、
軸受39により回転自在に軸支されている。パイ
ロツトローラシヤフト22には、用紙4の紙孔8
と同一ピツチで紙孔8に係合するパイロツトピン
40が形成されたパイロツトローラ23が、パイ
ロツトローラシヤフト22の軸方向には摺動自在
に、回転方向には回転と同期する様構成されてい
る。51は用紙4の紙孔8がパイロツトピン40
からはずれるのを防止する押えリブ52を有した
用紙押え部材であり、両側シヤーシ16の穴にて
矢印方向に回転自在に軸支されているパイロツト
ローラシヤフト22の他端には外周にゴムを巻回
したアイドラローラ46が形成されている。
シヤーシ16間にプラテン3と平行に配置され、
軸受39により回転自在に軸支されている。パイ
ロツトローラシヤフト22には、用紙4の紙孔8
と同一ピツチで紙孔8に係合するパイロツトピン
40が形成されたパイロツトローラ23が、パイ
ロツトローラシヤフト22の軸方向には摺動自在
に、回転方向には回転と同期する様構成されてい
る。51は用紙4の紙孔8がパイロツトピン40
からはずれるのを防止する押えリブ52を有した
用紙押え部材であり、両側シヤーシ16の穴にて
矢印方向に回転自在に軸支されているパイロツト
ローラシヤフト22の他端には外周にゴムを巻回
したアイドラローラ46が形成されている。
ここで第7図は要部拡大斜視図であり、同図に
おいて、47は中間ローラであり、レバー48上
にて回転自在に軸支されている。一方レバー48
の一端は両側シヤーシー16上のレバーシヤフト
50で揺動自在に軸支され、レバー48の他端は
スプリング49によりアイドラローラ46の軸方
向に対して直角方向に付勢されている。したがつ
て、プラテンプーリー33と紙送りモータプーリ
ー45間に懸架された歯付ベルト14を、中間ロ
ーラ47とアイドラローラ46とで挾持する様構
成されている。したがつて、紙送りモータプーリ
ー45の回転により歯付ベルト14を介してプラ
テンプーリー33が回転すると、アイドラローラ
46はプラテンプーリー33の回転に同期して従
動する。すなわち、パイロツトピンローラ23は
プラテン3の回転に同期して従動することにな
る。
おいて、47は中間ローラであり、レバー48上
にて回転自在に軸支されている。一方レバー48
の一端は両側シヤーシー16上のレバーシヤフト
50で揺動自在に軸支され、レバー48の他端は
スプリング49によりアイドラローラ46の軸方
向に対して直角方向に付勢されている。したがつ
て、プラテンプーリー33と紙送りモータプーリ
ー45間に懸架された歯付ベルト14を、中間ロ
ーラ47とアイドラローラ46とで挾持する様構
成されている。したがつて、紙送りモータプーリ
ー45の回転により歯付ベルト14を介してプラ
テンプーリー33が回転すると、アイドラローラ
46はプラテンプーリー33の回転に同期して従
動する。すなわち、パイロツトピンローラ23は
プラテン3の回転に同期して従動することにな
る。
ここで第8図は本実施例の要部断面図であり、
第9図は同要部拡大斜視図、第10図は同断面図
である。更に、第9図において、パイロツトピン
ローラ23はプラテン3の軸方向と直角方向に上
下動自在の浮上ピン24が形成され、前記浮上ピ
ン24の係合部27はパイロツトローラ25のカ
ム溝26に案内されて滑動する如く構成されてい
る。ここで、パイロツトローラ25の下部に設け
られた位置決めピン30は紙案内板28の溝部2
9にはまつており、パイロツトローラ25は位置
決めピン30にて用紙4の紙幅に応じてプラテン
3の軸方向に摺動自在に規制されると共に、回転
方向に対しては、溝部29により固定されてい
る。
第9図は同要部拡大斜視図、第10図は同断面図
である。更に、第9図において、パイロツトピン
ローラ23はプラテン3の軸方向と直角方向に上
下動自在の浮上ピン24が形成され、前記浮上ピ
ン24の係合部27はパイロツトローラ25のカ
ム溝26に案内されて滑動する如く構成されてい
る。ここで、パイロツトローラ25の下部に設け
られた位置決めピン30は紙案内板28の溝部2
9にはまつており、パイロツトローラ25は位置
決めピン30にて用紙4の紙幅に応じてプラテン
3の軸方向に摺動自在に規制されると共に、回転
方向に対しては、溝部29により固定されてい
る。
又、パイロツトピンローラ23と一体に形成さ
れたガイド部41は、その外周部においてパイロ
ツトローラ25に対しては回転自在に、一方、内
周部においてはパイロツトローラシヤフト22の
外形と同一形状にて形成され、止めワツシヤー3
1によりパイロツトピンローラ23はパイロツト
ローラ25に対して回転自在に結合されている。
れたガイド部41は、その外周部においてパイロ
ツトローラ25に対しては回転自在に、一方、内
周部においてはパイロツトローラシヤフト22の
外形と同一形状にて形成され、止めワツシヤー3
1によりパイロツトピンローラ23はパイロツト
ローラ25に対して回転自在に結合されている。
したがつて、パイロツトローラシヤフト22が
回転すると、パイロツトピンローラ23上の浮上
ピン24はパイロツトローラ25のカム溝26に
沿つて滑動し、カム溝26の形状により1回転毎
に上下動する。ここで第9図の如く、パイロツト
ピン40の径=dをd<(D−0.2)とし、更に浮
上ピン24の径=d″を紙孔8の径(=D)の寸法
公差の最大径と等しくする。又浮上ピン24の先
端部の径=d′ではd′<<dとしてテーパーが設け
られているため、用紙4の紙孔8はパイロツトピ
ンローラ23の1回転毎に浮上ピン24が上下動
し、浮上ピン24のテーパー形状により第10図
に示す如く、用紙4の紙孔8の中心だしを行な
い、紙孔8の案内補正を1回転毎に行なう。たと
えば、紙孔8の径が最小径の時は、第10図のA
の如く、そのテーパ形状で中心だしを行ない紙孔
8の径が最大径の時はBの如く、浮上ピン24の
d″の所で中心だしを行なう。この時浮上ピン24
の径=d″と紙孔8の径とのギヤツプはゼロになる
が、カム溝26により浮上ピン24は強制的動作
させられるため支障はない。
回転すると、パイロツトピンローラ23上の浮上
ピン24はパイロツトローラ25のカム溝26に
沿つて滑動し、カム溝26の形状により1回転毎
に上下動する。ここで第9図の如く、パイロツト
ピン40の径=dをd<(D−0.2)とし、更に浮
上ピン24の径=d″を紙孔8の径(=D)の寸法
公差の最大径と等しくする。又浮上ピン24の先
端部の径=d′ではd′<<dとしてテーパーが設け
られているため、用紙4の紙孔8はパイロツトピ
ンローラ23の1回転毎に浮上ピン24が上下動
し、浮上ピン24のテーパー形状により第10図
に示す如く、用紙4の紙孔8の中心だしを行な
い、紙孔8の案内補正を1回転毎に行なう。たと
えば、紙孔8の径が最小径の時は、第10図のA
の如く、そのテーパ形状で中心だしを行ない紙孔
8の径が最大径の時はBの如く、浮上ピン24の
d″の所で中心だしを行なう。この時浮上ピン24
の径=d″と紙孔8の径とのギヤツプはゼロになる
が、カム溝26により浮上ピン24は強制的動作
させられるため支障はない。
以上の様に構成された本実施例のプリンタにつ
いてその動作を説明すると、プラテン3に巻回さ
れた用紙4は、フリクシヨンプランジヤー35及
び紙押えプランジヤー36の動作で、フリクシヨ
ンローラ19及び紙押えローラ37でプラテン3
に確実に圧接挾持されると共に、用紙4の両側端
に形成された紙孔8は、パイロツトローラ23上
のパイロツトピン40に係合され用紙押え部材5
2の押えリブ51によりパイロツトピン40から
のはずれを防止されている。
いてその動作を説明すると、プラテン3に巻回さ
れた用紙4は、フリクシヨンプランジヤー35及
び紙押えプランジヤー36の動作で、フリクシヨ
ンローラ19及び紙押えローラ37でプラテン3
に確実に圧接挾持されると共に、用紙4の両側端
に形成された紙孔8は、パイロツトローラ23上
のパイロツトピン40に係合され用紙押え部材5
2の押えリブ51によりパイロツトピン40から
のはずれを防止されている。
ここで、紙送り用モータプーリー45が回転す
ると、プラテン3が回転すると同時に、アイドラ
ローラ46と歯付ベルト14との摩擦によつてパ
イロツトピンローラ23も同期して回転し、パイ
ロツトピンローラ23上の浮上ピン24は、1回
転毎に上昇しそのテーパー形状にて用紙4の紙孔
8のセンターをとらえて確実に用紙4の位置決め
を行なうことができる。
ると、プラテン3が回転すると同時に、アイドラ
ローラ46と歯付ベルト14との摩擦によつてパ
イロツトピンローラ23も同期して回転し、パイ
ロツトピンローラ23上の浮上ピン24は、1回
転毎に上昇しそのテーパー形状にて用紙4の紙孔
8のセンターをとらえて確実に用紙4の位置決め
を行なうことができる。
更に、用紙4を装着する際は、用紙4の両側端
に形成された紙孔8を、浮上ピン24の上昇時に
行なえばプラテン3に対して平行に左右の紙孔8
をまちがえることなく装着することができる。
又、浮上ピン24の色をパイロツトローラ23上
のパイロツトピン40に対して変えてやると更に
装着しやすくなる事になる。
に形成された紙孔8を、浮上ピン24の上昇時に
行なえばプラテン3に対して平行に左右の紙孔8
をまちがえることなく装着することができる。
又、浮上ピン24の色をパイロツトローラ23上
のパイロツトピン40に対して変えてやると更に
装着しやすくなる事になる。
発明の効果
以上の様に本発明によれば、用紙の紙孔に係合
する浮上ピンは、用紙を送るためのものではな
く、プラテン、フリクシヨンローラ及び紙押えロ
ーラのフリクシヨンフイード機構に従動して動作
し、用紙の紙孔の中心を確実にとらえ、位置決め
する事ができるため、微少送りの紙送りが可能と
なり、高密度印字グラフイク印字及び3原色カラ
ー重ねカラータイプライタの印字には極めて有効
で用紙送り精度の向上と共に、用紙の斜行が紙孔
の破損がなく、用紙の安定走行をも実現でき、極
めて効果大なるものである。
する浮上ピンは、用紙を送るためのものではな
く、プラテン、フリクシヨンローラ及び紙押えロ
ーラのフリクシヨンフイード機構に従動して動作
し、用紙の紙孔の中心を確実にとらえ、位置決め
する事ができるため、微少送りの紙送りが可能と
なり、高密度印字グラフイク印字及び3原色カラ
ー重ねカラータイプライタの印字には極めて有効
で用紙送り精度の向上と共に、用紙の斜行が紙孔
の破損がなく、用紙の安定走行をも実現でき、極
めて効果大なるものである。
更には用紙を装着する際にも、浮上ピンが周期
的に上昇するため、浮上ピンの上昇時に容易に案
内する事ができ用紙の装着性向上の効果をもうる
事ができる。
的に上昇するため、浮上ピンの上昇時に容易に案
内する事ができ用紙の装着性向上の効果をもうる
事ができる。
第1図は従来のプリンタの紙送り装置の斜視
図、第2図は同要部分解斜視図、第3図は同要部
拡大斜視図、第4図は同要部分解斜視図、第5
図、第6図は本発明の実施例における印字装置の
分解斜視図、第7図は同要部拡大斜視図、第8図
は同断面図、第9図は同要部分解斜視図、第10
図は同断面図、第11図は同要部断面図である。 15……フリクシヨンシヤフト、16……両側
シヤーシー、17……フリクシヨン用付勢ばね、
19……フリクシヨンローラ、20……ローラ支
持部材、21……軸、22……パイロツトローラ
シヤフト、23……パイロツトピンローラ、24
……浮上ピン、25……パイロツトローラ、26
……カム溝、27……係合部、28……紙案内
板、29……溝部、30……位置決めピン、31
……止めワツシヤー、32……切欠孔、33……
プラテンプーリー、34……フリクシヨンレバ
ー、35……フリクシヨンプランジヤ、36……
紙押えプランジヤ、37……紙押えローラ、38
……紙押えレバー、39……軸受、40……パイ
ロツトピン、41……ガイド部、42……プラテ
ン用軸受、43……係止ばね、44……プラテン
保持用開孔、45……紙送りモータプーリー、4
6……アイドラローラ、47……中間ローラ、4
8……レバー、49……スプリング、50……レ
バーシヤフト、51……押えリブ、52……用紙
押え部材。
図、第2図は同要部分解斜視図、第3図は同要部
拡大斜視図、第4図は同要部分解斜視図、第5
図、第6図は本発明の実施例における印字装置の
分解斜視図、第7図は同要部拡大斜視図、第8図
は同断面図、第9図は同要部分解斜視図、第10
図は同断面図、第11図は同要部断面図である。 15……フリクシヨンシヤフト、16……両側
シヤーシー、17……フリクシヨン用付勢ばね、
19……フリクシヨンローラ、20……ローラ支
持部材、21……軸、22……パイロツトローラ
シヤフト、23……パイロツトピンローラ、24
……浮上ピン、25……パイロツトローラ、26
……カム溝、27……係合部、28……紙案内
板、29……溝部、30……位置決めピン、31
……止めワツシヤー、32……切欠孔、33……
プラテンプーリー、34……フリクシヨンレバ
ー、35……フリクシヨンプランジヤ、36……
紙押えプランジヤ、37……紙押えローラ、38
……紙押えレバー、39……軸受、40……パイ
ロツトピン、41……ガイド部、42……プラテ
ン用軸受、43……係止ばね、44……プラテン
保持用開孔、45……紙送りモータプーリー、4
6……アイドラローラ、47……中間ローラ、4
8……レバー、49……スプリング、50……レ
バーシヤフト、51……押えリブ、52……用紙
押え部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続孔付用紙をプラテンと押圧ローラとで挾
持巻回して前記連続孔付用紙を送る第1の手段
と、前記連続孔付用紙の孔に係合する複数個のピ
ンのうちの幾つかのみをその他のピンのピン径よ
り大きく構成するとともに、周期的に上下動して
前記連続孔付用紙の位置決めを行なう第2の手段
とを備え、前記第2の手段は前記第1の手段の駆
動により従動させられるように構成し、ピン径を
大きく構成した前記幾つかのピンは前記連続孔付
用紙の孔と係合し始める状態及び前記孔から抜け
出す状態では突出量が小さく、上記2つの状態の
間の状態において最大突出量となるように構成し
たことを特徴とする印字装置。 2 周期的に上下動するピンの径を、連続孔付用
紙の孔径の寸法交差の最大径と一致させることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印字装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12973383A JPS6021273A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 印字装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12973383A JPS6021273A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021273A JPS6021273A (ja) | 1985-02-02 |
JPH022434B2 true JPH022434B2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=15016854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12973383A Granted JPS6021273A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 印字装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021273A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4865478A (en) * | 1987-07-23 | 1989-09-12 | Hewlett Packard Company | Retractable pin sheet feed mechanism |
US4981244A (en) * | 1988-02-08 | 1991-01-01 | International Business Machines Corp. | Pin belt for movement of perforated strip |
JP5504084B2 (ja) * | 2010-07-18 | 2014-05-28 | 株式会社沖データ | ピントラクタ及び画像形成装置 |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP12973383A patent/JPS6021273A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6021273A (ja) | 1985-02-02 |
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