JP2903583B2 - 用紙移送機構 - Google Patents

用紙移送機構

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JP2903583B2
JP2903583B2 JP398390A JP398390A JP2903583B2 JP 2903583 B2 JP2903583 B2 JP 2903583B2 JP 398390 A JP398390 A JP 398390A JP 398390 A JP398390 A JP 398390A JP 2903583 B2 JP2903583 B2 JP 2903583B2
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JP
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sprocket
tractor
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paper transport
pin
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英治 松岡
和弘 角口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリンタで用紙の移送に使用する用紙移送機構に関
し、 用紙送りを円滑に行うことを目的とし、 用紙の両側に所定ピッチで穿孔されたスプロケット孔
に係合するスプロケットピンを備えて支持部材に移動可
能に支持され、用紙を所定方向に移送するトラクタに於
いて、支持部材に該トラクタを位置決めするロック手段
のロック力は、スプロケットピンがスプロケット孔に依
って支持部材の軸長方向に引張られた時に、その力で用
紙移送機構自体が同方向に移動し得る値に設定して構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プリンタで用紙の移送に使用する用紙移送
機構に関する。
プリンタで使用する用紙には、主にカットシートや連
続帳票が用いられている。
中でも連続帳票は、長尺である上にその送りは両側に
穿孔されたスプロケット孔に係合したスプロケットピン
に依って行われる為、相互の係合が正しく行わなければ
斜行やジャムの原因となる。
〔従来の技術〕
連続帳票1は、第3図の平面図に示す如く、その両側
に所定ピッチ(例えば用紙幅が15インチの場合12.7mm)
で連続した複数のスプロケット孔3を備えていて、第4
図の斜視図及び第5図の分解斜視図に示す如きトラク
タ、例えばピンベルトトラクタ2に依って移送される。
以下、トラクタとして最も一般的に使用されているピ
ンベルトトラクタ2の場合について説明する。
ピンベルトトラクタ2は、連続帳票1のスプロケット
孔3に係合する複数個のスプロケットピン4aを所定の間
隔で表面に植設した無端帯状のピンベルト4と、ピンベ
ルト4を回転するプーリ5と、プーリ5及びピンベルト
4を回転可能に支持する本体部8と、ピンベルト4にセ
ットされた連続帳票1の離脱を防ぐカバー6とを備えて
構成されている。
本体部8は、第5図に示す如く内側フレーム8a、中間
フレーム8b、及び外側フレーム8cの3つのフレームに依
って構成されている。
このピンベルトトラクタ2は、第4図に示す如く搬送
路の左右の対称位置に、左右のピンベルト4のピン4aと
連続帳票1のスプロケット孔3の幅方向のピッチが一致
するようにして、駆動軸17と例えば軸状の支持部材(以
下軸と称す)10にロック手段9に依ってロックされる。
ロック手段9は外側フレーム8cに設けられ、第4図の
如く本体部8を摺動自在に貫通した軸10をロックレバー
12で押圧するように構成されている。
即ち、第5図の如く外側フレーム8cに設けられた枠体
11の内部には偏心孔12aを備えたロックレバー12が嵌入
されており、偏心孔12a及び枠体11の孔部11aを貫通した
軸10を、ロックレバー12の回動で位置ずれする偏心孔12
aの作用に依り枠体11に押圧してロックする。
尚、図に於いて13はカバー6を閉状態に維持する為の
引張りばねである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如くトラクタ(ピンベルトトラクタ)は、用紙
幅に合わせて位置決めし、軸にロックレバーで固定され
ている。
この為スプロケットピンの幅方向の間隔は一定で、当
初セットした用紙が装置内部の温度上昇で乾燥し用紙の
幅方向の孔ピッチが縮まることがあると、スプロケット
ピンとスプロケット孔の位置差を生じて変形し、ジャム
等を発生すると言う問題点があった。
本発明は、用紙送りを円滑に行うことを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為に本発明に於いては、第1図の
斜視図に示す如く、軸10にトラクタを位置決めするロッ
ク手段14のロック力は、スプロケットピン4aがスプロケ
ット孔に依って軸10の軸長方向に引張られた時に、その
力でトラクタ自体が同方向に移動し得る値に設定したも
のである。
〔作用〕
連続帳票が縮んで幅方向のスプロケット孔のピッチが
小さくなると、スプロケットピンがスプロケット孔に引
張られてトラクラ自体が同方向に移動する。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本発明の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
本発明に於いては、第1図の斜視図に示す如く、例え
ば従来技術同様にピンベルトトラクタであるトラクタを
軸10に位置決めするロック手段14のロック力は、スプロ
ケットピン4aがスプロケット孔に依って軸10の軸長方向
に引張られた時に、その力でトラクタ自体が同方向に移
動し得る値に設定したものである。
この為にロック手段14には、例えば図示の如くロック
レバー12をロック方向に付勢する引張りばね15等の付勢
手段16を設けたものである。
斯くの如く構成することで、乾燥等で連続帳票1が縮
んで幅方向のスプロケット孔3のピッチが小さくなる
と、ピンベルト4のスプロケットピン4aがスプロケット
孔3に引張られてピンベルトトラクタ自体が軸10上を移
動する。
この為、ピンベルト4のスプロケットピン4aと連続帳
票1のスプロケット孔3のピッチが自動的に一致し、ジ
ャム等の発生が防止される。
尚、図に於いて、左方のピンベルトトラクタが用紙の
位置決めの基準となっている場合には、本発明は右方の
ピンベルトトラクタにのみ適用する。
更に又、上記説明はロック手段14に引張りばね15に依
る付勢手段16を設けることで行ったが、ロック手段自体
に軸10に対する所要の摩擦力を持たせて目的を達成する
ようにしても良い。
実測に依れば、連続帳票のスプロケット孔3が変形せ
ずにトラクタ送りが可能な張力は800グラム以下であ
り、一方、ロック手段14のロック力は約500グラムに設
定することで所期の目的が達成出来る。
尚、上記トラクタは、ピンベルトトラクタを対象にし
て説明したが、トラクタは第2図(a)の側面図及び同
図(b)に示す同図(a)のA矢視図の如きスプロケッ
トホイール18であっても良い。
この場合スプロケットホイール18は、ピンベルトトラ
クタ同様に搬送路の左右の対称位置に備えられ、図示の
如くスプロケットホイール18が駆動軸17に、スプロケッ
トホイール18を回転自在に保持するカバー19から突出し
た端部19aが例えば軸10にピンベルトトラクタ同様のロ
ック手段9に依ってロックされる。
即ちロック手段9は、カバー端部19aの枠体11を摺動
自在に貫通した軸10に対して、枠体11に嵌入されたロッ
クレバー12の回動でその偏心孔に依り押圧するように構
成されている。
このロックレバー12とカバー19の間に、ロックレバー
12を所定のロック力に設定する為の引張りばね15′等の
付勢手段16′を設けることでピンベルトトラクタ同様の
効果を奏することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明の用紙移送機構をプリンタに適用することに依
って、連続帳票の移送が円滑になり、斜行やジャムが防
止出来る等、産業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の用紙移送機構のピンベルトトラクタの
斜視図、 第2図(a)は本発明の他の実施例を示す側面図、 第2図(b)は同図(a)のA矢視図、 第3図は連続帳票の平面図、 第4図は従来の用紙移送機構のピンベルトトラクタの斜
視図、 第5図は従来のピンベルトトラクタの分解斜視図であ
る。 図に於いて、 1は連続帳票、2はピンベルトトラクタ、3はスプロケ
ット孔、4はピンベルト、4aはピン、5はプーリ、6は
カバー、8は本体部、8aは内側フレーム、8bは中間フレ
ーム、8cは外側フレーム、9、14はロック手段、10は
軸、11は枠体、11aは孔部、12はロックレバー、12aは偏
心孔、13、15、15′は引張りばね、16、16′は付勢手
段、17は駆動軸、18はスプロケットホイール、19はカバ
ー、19aは端部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 20/20 B41J 11/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続帳票用紙の両側に所定ピッチで穿孔さ
    れたスプロケット孔に係合するスプロケットピン(4a)
    を備え、該用紙の幅に応じて支持部材(10)に移動可能
    に支持され、前記用紙を所定方向に移送する用紙移送機
    構に於いて、 前記支持部材(10)に該用紙移送機構を位置決めするロ
    ック手段(14)のロック力は、前記スプロケットピン
    (4a)が前記スプロケット孔に依って前記支持部材(1
    0)の軸長方向に引張られた時に、その力で用紙移送機
    構自体が同方向に移動し得る値に設定したことを特徴と
    する用紙移送機構。
JP398390A 1990-01-11 1990-01-11 用紙移送機構 Expired - Lifetime JP2903583B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03208683A JPH03208683A (ja) 1991-09-11
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ID=11572272

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