JP2835090B2 - プリンタの連帳用紙搬送装置 - Google Patents
プリンタの連帳用紙搬送装置Info
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- JP2835090B2 JP2835090B2 JP21913489A JP21913489A JP2835090B2 JP 2835090 B2 JP2835090 B2 JP 2835090B2 JP 21913489 A JP21913489 A JP 21913489A JP 21913489 A JP21913489 A JP 21913489A JP 2835090 B2 JP2835090 B2 JP 2835090B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 用紙搬送用の送り孔が穿設された連帳用紙を搬送する
ための、スプロケットホイールユニット又はピンベルト
トラクタユニットなどを用いた、プリンタの連帳用紙搬
送装置に関し、 用紙のしわやジャムなどが発生しないようにトラクタ
ユニットなど連帳用紙搬送ユニットを固定することがで
き、また、製造コストを低減することを目的とし、 用紙搬送ユニットと共にステーに対して摺動自在にか
つステーに対して弾力的に圧接固定自在に設けられた固
定手段を設け、固定手段をステーに対して圧接固定する
ことによって、用紙搬送ユニットに力を加えることな
く、ステーに対する用紙搬送ユニットの摺動を規制する
ように構成し、また、ステーをフレームにプラスチック
モールドの一体成形により形成して構成する。
ための、スプロケットホイールユニット又はピンベルト
トラクタユニットなどを用いた、プリンタの連帳用紙搬
送装置に関し、 用紙のしわやジャムなどが発生しないようにトラクタ
ユニットなど連帳用紙搬送ユニットを固定することがで
き、また、製造コストを低減することを目的とし、 用紙搬送ユニットと共にステーに対して摺動自在にか
つステーに対して弾力的に圧接固定自在に設けられた固
定手段を設け、固定手段をステーに対して圧接固定する
ことによって、用紙搬送ユニットに力を加えることな
く、ステーに対する用紙搬送ユニットの摺動を規制する
ように構成し、また、ステーをフレームにプラスチック
モールドの一体成形により形成して構成する。
この発明は、用紙搬送用の送り孔が穿設された連帳用
紙を搬送するための、スプロケットホイールユニット又
はピンベルトトラクタユニットなどを用いた、プリンタ
の連帳用紙搬送装置に関する。
紙を搬送するための、スプロケットホイールユニット又
はピンベルトトラクタユニットなどを用いた、プリンタ
の連帳用紙搬送装置に関する。
プリンタに使用される連帳用紙の幅は、一般に、4イ
ンチから16インチの間で種々のサイズがあり、用紙送り
装置は、その用紙幅に合わせて、任意に位置設定を行う
ことができるように構成されている。
ンチから16インチの間で種々のサイズがあり、用紙送り
装置は、その用紙幅に合わせて、任意に位置設定を行う
ことができるように構成されている。
第8図は、従来のピンベルトトラクタユニット(以
下、単に「トラクタユニット」という)を示している。
51は、ピン52が穿設されたピンベルトであり、用紙送り
方向にトラクタ本体53に沿って回動する。54は断面状四
角形の駆動シャフト、55は断面形状円形の金属ロッドか
らなるステーシャフトであり、トラクタユニットは、こ
れらシャフト54,55に沿って摺動自在である。
下、単に「トラクタユニット」という)を示している。
51は、ピン52が穿設されたピンベルトであり、用紙送り
方向にトラクタ本体53に沿って回動する。54は断面状四
角形の駆動シャフト、55は断面形状円形の金属ロッドか
らなるステーシャフトであり、トラクタユニットは、こ
れらシャフト54,55に沿って摺動自在である。
56は、トラクタ本体53に穿設されたすり割り入りの筒
状部であり、ステーシャフト55に嵌合している。57はロ
ックバレーであり、筒状部56の周囲に回転自在に設けら
れている。ただし、ロックレバー57と筒状部56との嵌合
部の断面形状は、偏心円又は非円形などに形成されてお
り、ロックレバー57を回転させると、すり割り入りの筒
状部56が締め付けられて、ステーシャフト55に押圧固定
されるようになっている。
状部であり、ステーシャフト55に嵌合している。57はロ
ックバレーであり、筒状部56の周囲に回転自在に設けら
れている。ただし、ロックレバー57と筒状部56との嵌合
部の断面形状は、偏心円又は非円形などに形成されてお
り、ロックレバー57を回転させると、すり割り入りの筒
状部56が締め付けられて、ステーシャフト55に押圧固定
されるようになっている。
第8図の例では、ロックレバー57と筒状部56との嵌合
部には平面部が形成されていて、ロックレバー57を回転
させると、第9図に示されるように、筒状部56が締め付
けられてその径が縮小され、トラクタユニットがステー
シャフト55に固定される。
部には平面部が形成されていて、ロックレバー57を回転
させると、第9図に示されるように、筒状部56が締め付
けられてその径が縮小され、トラクタユニットがステー
シャフト55に固定される。
上述のように従来のプリンタの連帳用紙搬送装置にお
いては、トラクタユニットを固定する際に、トラクタユ
ニット自体に力を加えてステーシャフトに固定していた
ので、トラクタユニットの向きも強制的に固定されてい
た。
いては、トラクタユニットを固定する際に、トラクタユ
ニット自体に力を加えてステーシャフトに固定していた
ので、トラクタユニットの向きも強制的に固定されてい
た。
しかし、そのようにして固定されるトラクタユニット
の方向は、ステーシャフトとトラクタユニットの嵌合孔
との間のガタその他の諸要因によって決まるので、固定
状態でのピンベルトの走行方向が、必ずしも連帳用紙の
走行方向と完全に一致しない場合がある。その結果、用
紙のしわやジャムなどの障害が発生する欠点があった。
の方向は、ステーシャフトとトラクタユニットの嵌合孔
との間のガタその他の諸要因によって決まるので、固定
状態でのピンベルトの走行方向が、必ずしも連帳用紙の
走行方向と完全に一致しない場合がある。その結果、用
紙のしわやジャムなどの障害が発生する欠点があった。
また従来は、トラクタユニットを支持するステーシャ
フトは金属ロッド製であり、独立した部品として設ける
必要があったので、部品コスト及び組立コストがかかる
欠点があった。
フトは金属ロッド製であり、独立した部品として設ける
必要があったので、部品コスト及び組立コストがかかる
欠点があった。
この発明は、そのような従来の欠点を解消し、用紙の
しわやジャムなどが発生しないようにトラクタユニット
など連帳用紙搬送装置を固定することができ、また、製
造コストを低減することができるプリンタの連帳用紙搬
送装置を提供することを目的とする。
しわやジャムなどが発生しないようにトラクタユニット
など連帳用紙搬送装置を固定することができ、また、製
造コストを低減することができるプリンタの連帳用紙搬
送装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のプリンタの連帳
用紙搬送装置は、実施例を説明するための第1図に示さ
れるように、側縁部に沿って所定間隔で送り孔が穿設さ
れた連帳用紙を搬送するために、上記送り孔に係合する
ピン1を上記用紙の搬送方向に駆動する用紙搬送ユニッ
ト2と、上記用紙の搬送方向と直角の向きにプリンタに
固設され、上記用紙搬送ユニット2が摺動自在に係合す
る細長いステー3と、上記用紙搬送ユニット2と共に上
記ステー3に対して摺動自在にかつ上記ステー3に対し
て弾力的に圧接固定自在に設けられた固定手段4とを有
し、上記固定手段4を上記ステー3に対して圧接固定す
ることによって、上記用紙搬送ユニット2に力を加える
ことなく、上記ステー3に対する用紙搬送ユニット2の
摺動を規制するようにしたことを特徴とする。
用紙搬送装置は、実施例を説明するための第1図に示さ
れるように、側縁部に沿って所定間隔で送り孔が穿設さ
れた連帳用紙を搬送するために、上記送り孔に係合する
ピン1を上記用紙の搬送方向に駆動する用紙搬送ユニッ
ト2と、上記用紙の搬送方向と直角の向きにプリンタに
固設され、上記用紙搬送ユニット2が摺動自在に係合す
る細長いステー3と、上記用紙搬送ユニット2と共に上
記ステー3に対して摺動自在にかつ上記ステー3に対し
て弾力的に圧接固定自在に設けられた固定手段4とを有
し、上記固定手段4を上記ステー3に対して圧接固定す
ることによって、上記用紙搬送ユニット2に力を加える
ことなく、上記ステー3に対する用紙搬送ユニット2の
摺動を規制するようにしたことを特徴とする。
また、本発明のプリンタの連帳用紙搬送装置は、第1
図に示されるように、側縁部に沿って所定間隔で送り孔
が穿設された連帳用紙を搬送するために、上記送り孔に
係合するピン1を穿設した環状のベルト5を上記用紙の
搬送方向に回動する用紙搬送ユニット2と、上記用紙の
搬送方向と直角の向きにプリンタに固設され、上記用紙
搬送ユニット2が摺動自在に係合する細長いステー3
と、上記用紙搬送ユニット2を支持するために、プリン
タの両側部に立設された一対の支持壁6aとそれら支持壁
6aを連結する床板6bとをプラスチックモールドによって
一体形成してなるフレーム6とを有するものにおいて、
上記ステー3を上記フレーム6にプラスチックモールド
の一体成形により形成したことを特徴とする。
図に示されるように、側縁部に沿って所定間隔で送り孔
が穿設された連帳用紙を搬送するために、上記送り孔に
係合するピン1を穿設した環状のベルト5を上記用紙の
搬送方向に回動する用紙搬送ユニット2と、上記用紙の
搬送方向と直角の向きにプリンタに固設され、上記用紙
搬送ユニット2が摺動自在に係合する細長いステー3
と、上記用紙搬送ユニット2を支持するために、プリン
タの両側部に立設された一対の支持壁6aとそれら支持壁
6aを連結する床板6bとをプラスチックモールドによって
一体形成してなるフレーム6とを有するものにおいて、
上記ステー3を上記フレーム6にプラスチックモールド
の一体成形により形成したことを特徴とする。
固定手段4をステー3に対して圧接固定すると、ステ
ー3に対する用紙搬送ユニット2の摺動が規制され、こ
れによって、用紙搬送ユニット2を用紙幅に合わせた位
置にセットすることができる。しかし、その状態で固定
手段4及びステー3から用紙搬送ユニット2に対しては
力が加わっていない。
ー3に対する用紙搬送ユニット2の摺動が規制され、こ
れによって、用紙搬送ユニット2を用紙幅に合わせた位
置にセットすることができる。しかし、その状態で固定
手段4及びステー3から用紙搬送ユニット2に対しては
力が加わっていない。
また、ステー3をフレーム6にプラスチックモールド
の一体成形により形成したことにより、従来のような金
属ロッド製の独立したステーシャフトを用いる必要がな
い。
の一体成形により形成したことにより、従来のような金
属ロッド製の独立したステーシャフトを用いる必要がな
い。
図面を参照して実施例を説明する。
第3図はプリンタの連帳用紙送り部を示し、第2図は
その用紙搬送ユニットとしてのトラクタユニット2を示
している。なお、用紙搬送ユニットとして、用紙送りピ
ンを穿設したスプロケットホイールなどを用いてもよ
い。
その用紙搬送ユニットとしてのトラクタユニット2を示
している。なお、用紙搬送ユニットとして、用紙送りピ
ンを穿設したスプロケットホイールなどを用いてもよ
い。
図示されているように、連帳用紙30の両側縁部に沿っ
て、所定間隔で送り孔31が穿設されている。そして、ト
ラクタユニット2で回転駆動されるピンベルト5に穿設
されたピン1が、送り孔31に係合して、用紙30を矢印A
方向に搬送する。
て、所定間隔で送り孔31が穿設されている。そして、ト
ラクタユニット2で回転駆動されるピンベルト5に穿設
されたピン1が、送り孔31に係合して、用紙30を矢印A
方向に搬送する。
17は、プーリー16を介してピンベルト5を回転駆動す
る駆動シャフトであり、用紙30の搬送方向Aと直角の向
きに設けられている。プーリー16は、トラクタユニット
2に対して回転方向にのみ運動自在に設けられ、駆動シ
ャフト17に対しては摺動方向にのみ運動自在に設けられ
ている。したがって、トラクタユニット2は、駆動シャ
フト17によって摺動方向にのみ運動自在に支持されてい
る。
る駆動シャフトであり、用紙30の搬送方向Aと直角の向
きに設けられている。プーリー16は、トラクタユニット
2に対して回転方向にのみ運動自在に設けられ、駆動シ
ャフト17に対しては摺動方向にのみ運動自在に設けられ
ている。したがって、トラクタユニット2は、駆動シャ
フト17によって摺動方向にのみ運動自在に支持されてい
る。
12は、トラクタユニット2の側縁部に沿って蝶着され
た用紙押え板であり、第3図の右側の用紙押え板12は閉
じられて連帳用紙30を押さえており、左側の用紙押え板
12は開かれた状態を示している。
た用紙押え板であり、第3図の右側の用紙押え板12は閉
じられて連帳用紙30を押さえており、左側の用紙押え板
12は開かれた状態を示している。
第1図は、用紙30を装着していない状態の連帳用紙送
り部の平面図、第4図はそのフレーム6の斜視図であ
り、この第1図及び第4図をも参照して、さらに説明を
する。
り部の平面図、第4図はそのフレーム6の斜視図であ
り、この第1図及び第4図をも参照して、さらに説明を
する。
連帳用紙送り部は、プラスチックモールドで一体成形
されたフレーム6によって支えられている。6aは、フレ
ーム6の両側壁を形成するように立設された支持壁であ
り、駆動軸受け6cが形成されている。そして、駆動シャ
フト17がこの駆動軸受け6cに回転自在に軸支されてお
り、これによって、トラクタユニット2の一端側がフレ
ーム6に支持されている。
されたフレーム6によって支えられている。6aは、フレ
ーム6の両側壁を形成するように立設された支持壁であ
り、駆動軸受け6cが形成されている。そして、駆動シャ
フト17がこの駆動軸受け6cに回転自在に軸支されてお
り、これによって、トラクタユニット2の一端側がフレ
ーム6に支持されている。
6bは、フレーム6の床面を形成する床板であり、両支
持壁6aを連結するようにプラスチックモールドで一体成
形されている。床板6bの前端側には、駆動シャフト17と
平行、即ち用紙の搬送方向と直角になるように、凹凸の
一様な断面形状を有する細長いステー3が、プラスチッ
クモールドでフレーム6と一体成形されている。
持壁6aを連結するようにプラスチックモールドで一体成
形されている。床板6bの前端側には、駆動シャフト17と
平行、即ち用紙の搬送方向と直角になるように、凹凸の
一様な断面形状を有する細長いステー3が、プラスチッ
クモールドでフレーム6と一体成形されている。
トラクタユニット2からはステー3の上側に載ってさ
らにステー3を囲むようにL字形に形成された支持アー
ム11が穿設されている。したがって、トラクタユニット
2は、前端側でステー3に支持されていて、全体として
駆動シャフト17及びステー3に摺動自在に支持されてい
る。
らにステー3を囲むようにL字形に形成された支持アー
ム11が穿設されている。したがって、トラクタユニット
2は、前端側でステー3に支持されていて、全体として
駆動シャフト17及びステー3に摺動自在に支持されてい
る。
上述の支持アーム11には第1図に示されるように、す
り割り15が形成されていて、そのすり割り15内に固定具
4が収められている。この固定具4はプラスチック製で
あり、トラクタユニット2と共にステー3に対して摺動
自在である。そして、固定具4は、後述するようにステ
ー3に対して弾力的に圧接固定自在であり、固定状態に
おいて、支持アーム11に対して直接には全く力を加える
ことがない。
り割り15が形成されていて、そのすり割り15内に固定具
4が収められている。この固定具4はプラスチック製で
あり、トラクタユニット2と共にステー3に対して摺動
自在である。そして、固定具4は、後述するようにステ
ー3に対して弾力的に圧接固定自在であり、固定状態に
おいて、支持アーム11に対して直接には全く力を加える
ことがない。
第5図ないし第7図は、固定具4とステー3との関係
を示したものである。ステー3の下面に形成された半円
状の凹部31内に固定具4の支点部41が係合して、固定具
4はこの支点部41を中心に回動させられる。固定具4に
は支持部41の中心から間隔Nをあけて爪42が対向して形
成されている。一方、ステー3の上面に形成された第1
の凹部32と支点中心部O間の距離MはNより小さく、第
2の凹部33と支点中心部O間の距離LはNより大きく形
成されている。即ち、M<N<Lである。
を示したものである。ステー3の下面に形成された半円
状の凹部31内に固定具4の支点部41が係合して、固定具
4はこの支点部41を中心に回動させられる。固定具4に
は支持部41の中心から間隔Nをあけて爪42が対向して形
成されている。一方、ステー3の上面に形成された第1
の凹部32と支点中心部O間の距離MはNより小さく、第
2の凹部33と支点中心部O間の距離LはNより大きく形
成されている。即ち、M<N<Lである。
したがって、第6図に示されるように、爪42を第1の
凹部32と係合させた状態では、固定具4とステー3との
間には力は加わっておらず、固定具4はステー3に対て
摺動自在である。そして、固定具4はトラクトユニット
2のすり割り15内に収まっているので、トラクタユニッ
ト2と共に摺動する。
凹部32と係合させた状態では、固定具4とステー3との
間には力は加わっておらず、固定具4はステー3に対て
摺動自在である。そして、固定具4はトラクトユニット
2のすり割り15内に収まっているので、トラクタユニッ
ト2と共に摺動する。
第7図に示されているように、固定具4を矢印B方向
に回動させると、固定具4は男性変形をしながら回転
し、爪42が第2の凹部33に係合する。すると、このとき
は固定具4は強く押し開かれて、強くクリックがきいた
状態となり、ステー3に対して圧接固定される。
に回動させると、固定具4は男性変形をしながら回転
し、爪42が第2の凹部33に係合する。すると、このとき
は固定具4は強く押し開かれて、強くクリックがきいた
状態となり、ステー3に対して圧接固定される。
なお、第7図には、固定具4は変形前の元の形状のま
ま、ステー3に対して食い込んだように図示してある
が、実際には、爪42の先が第2の凹部33によって押しあ
げられる。したがって、この状態では、固定具4はステ
ー3に固定されて摺動不能となり、トラクタユニット2
がステー3に対して摺動しないように固定される。しか
しながら、トラクタユニット2自体には、固定具4から
もステー3からも何らの力は加わっていない。
ま、ステー3に対して食い込んだように図示してある
が、実際には、爪42の先が第2の凹部33によって押しあ
げられる。したがって、この状態では、固定具4はステ
ー3に固定されて摺動不能となり、トラクタユニット2
がステー3に対して摺動しないように固定される。しか
しながら、トラクタユニット2自体には、固定具4から
もステー3からも何らの力は加わっていない。
本発明のプリンタの連帳用紙搬送装置によれば、用紙
搬送ユニットを、それ自体に直接力を加えることなくス
テーに固定することができるので、固定時の搬送ユニッ
トの向きが強制的な力によって用紙の搬送方向に対して
ずれてしまうようなことがなく、用紙のしわやジャム等
が発生しない。
搬送ユニットを、それ自体に直接力を加えることなくス
テーに固定することができるので、固定時の搬送ユニッ
トの向きが強制的な力によって用紙の搬送方向に対して
ずれてしまうようなことがなく、用紙のしわやジャム等
が発生しない。
また、ステーをフレームにプラスチックモールドで一
体成形したので、従来必要とされていた金属製のステー
シャフトが部品として全く不要となり、製造コストを削
減することができる。
体成形したので、従来必要とされていた金属製のステー
シャフトが部品として全く不要となり、製造コストを削
減することができる。
第1図は実施例の平面図、 第2図は実施例の側面図、 第3図は実施例の斜視図、 第4図はフレームの斜視図、 第5図ないし第7図は固定部の側面図、 第8図及び第9図は従来例の構成図である。 図中、1……ピン、 2……用紙搬送ユニット、 3……ステー、 4……固定手段、 5……ベルト、 6……フレーム。
Claims (2)
- 【請求項1】用紙の搬送方向に対して直角の向きにプリ
ンタに固設された細長いステーと、 上記ステーに対して長手方向に摺動自在に係合して配置
され、側縁部に沿って所定間隔で送り孔が穿設された連
帳用紙を搬送するために上記送り孔に係合するピンが上
記用紙の搬送方向に駆動される用紙搬送ユニットと、 上記ステーに対して、上記用紙搬送ユニットと共に長手
方向に摺動自在に、かつ弾力的に圧接固定自在に設けら
れた固定手段とを有し、 上記固定手段を上記ステーに対して圧接固定することに
よって、上記用紙搬送ユニットに力が加わることなく、
上記ステーに対する上記用紙搬送ユニットの摺動が規制
されて、上記用紙の幅方向における上記用紙搬送ユニッ
トの位置決めが行われるようにしたことを 特徴とするプリンタの連帳用紙搬送装置。 - 【請求項2】上記ステーが、上記プリンタのフレームと
一体にプラスチックモールド成形されている請求項1記
載のプリンタの連帳用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21913489A JP2835090B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | プリンタの連帳用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21913489A JP2835090B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | プリンタの連帳用紙搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0382573A JPH0382573A (ja) | 1991-04-08 |
JP2835090B2 true JP2835090B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=16730765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21913489A Expired - Fee Related JP2835090B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | プリンタの連帳用紙搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835090B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-25 JP JP21913489A patent/JP2835090B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0382573A (ja) | 1991-04-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |