JPS6021273A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンピュータの端末機やタイプライタ等として
使用される印字装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年パソコンの多機能化（ワードプロセッシ／グ機能、
グラフィク機能等）に対応して高精細度のＣＲＴカラー
ディスプレイが出現し出力機として用いるプリンターに
も同じく高密度印字やグラフィク印字及びカラー３原色
重ね印字の要求が高まってきた。また、０ム化が進む中
で電子タイプライタ−もこのような要求が高まってきた
。こうした中で、出力機として用いるプリンタ、タイプ
ライタの紙送り装置は、送り精度及用紙の安定走行に難
点があり、高密度印字やグラフィク印字及びカラー３原
色重ね印字に充分満足できるものではなかった。

第１図は従来のプリンタの紙送り装置の斜視図である。

同図において、印字ヘッド１はギヤリッヂ２上に搭載さ
れプラテン３に沿って往復動し。

プラテン３と印字へラド１間に支承された連続孔付用紙
４に印字する。用紙４はプラテン３に巻回されて一対の
紙送りトラクタ５により案内される。

紙送りトラクタ６は支持シャフト６、駆動シャフト７に
貫通されて保持されている。ここで一対の紙送りトラク
タ６には、用紙４の両側端部に形成された紙札８と同一
ピッチで係合するピン９を有する無端状ピン付ベルト１
０が駆動シャフト７からの駆動力を伝達する如く構成さ
れている。更に第２図はその要部分解斜視図であり、ト
ラクタ蓋１１は用紙４の紙札８がピン９より逃げるのを
防ぐためのものであり、用紙４を土からガイドしている
駆動シャフト７及びプラテン３には紙送りモータ１２の
回転を伝達するためブー’）−１３及Ｕ歯付ベルト１４
が第１図に示す如く各々構成されている。

更に第３図はその要部拡大斜視図、第４図は用紙送りの
状態を示した要部分解斜視図である。

以上の様に構成された従来の紙送シ装置について以下そ
の動作について説明する。まず、第１図において紙送り
モータ１２が回転すると、プーリー１３−歯付ベルト１
４を介して駆動シャフト７、プラテン３が回転する。駆
動シャフト７には、無端状ピン付ベルト１０が駆動を伝
達する様、紙送りトラクタ６内にギヤ（図示せず）が構
成されているため、駆動シャフト７の矢印方向への回転
でピン９は用紙４の紙札８に係合してプラテン３に巻回
された用紙４を送る事になる。ここで無端状ピン付ベル
ト１ｏ上に形成されたピン９のピッチは、用紙４の紙札
８のピッチと同一ピッチで構成されてはいるが、ピン９
の外径は５紙孔８の孔径の寸法許容差及び、ピッチの寸
法許容差を満足するため、更にはミシン目１８の伸縮や
湿度による用紙４の伸縮によるピッチ寸法の変化に対応
するため、小さく設定しなくてはならない。すなわち、
第３図に示す如く１紙孔８のピッチ−Ｐ１紙紙孔の径＝
Ｄとすると−ＪＩＳに定められた寸法許容差（±０．１
）により、ピン９の径ｕ　ｄ　＜　（Ｄ−０，２）ｍｍ
と設定しなくてはならない。したがって−第４図に示す
如く、一対の無端状ピン付ベル）１０で用紙送りを行な
う場合、前述の如き内容により一ビン９の径と紙札８の
径とにガタがあるため、微少送り（ｏ、１ｍｍ〜０．２
ｍｍ　）が要求される高密度印字やグラフィク印字には
適用できないばかりでなく、３原色カラー重ね印字の場
合には色ずれが発生するという不都合が生じる墨になる
。

又ピン９の径と紙札８の径との間のガタにより用紙が斜
めに送られたり、ひどい時にはプラテン３と印字ヘクト
１との間などで用紙がジャミングしたりする。又、用紙
４は一対の無端状ピン付ベルト１０で送られながら、一
方では用紙４はプラテン３に巻回されているため一プラ
テン３とピン９との送り速度は同一に設定されてはいる
が、連続送りを行なうと、誤差の集積により用紙４の紙
札８が無端状ピン付ベルト１ｏのピン９よシ離脱したり
、ひどい時には、紙札８が破損する等の現象が起こり、
用紙の安定走行及び送り精度の点で大きな欠点を有して
いた。

発明の目的 本発明は上記欠点を解消するものであり、簡単な構成で
紙送り精度及び用紙の安定走行の向上を図る印字装置を
提供するものである。

発明の構成 本発明は上記目的を達成するため、プリンタ等に使用さ
れる連続孔付用紙をプラテンと押圧ローラとで挾持巻回
して用紙送りを行なう第１の手段と、前記用紙の孔に係
合する複数個のピンのうちの１個が一定周期毎に上下動
して、前記紙札の位置決めを行なう第２の手段とを備え
、前記第２の手段は、第１の手段の駆動により従動しな
がら前記用紙の孔を案内、補正するため、紙送り精度の
向上及び用紙の安定走行を行なうことのできるものであ
る。更に一定周期毎に上下動するピンの上昇時において
は、用紙の紙札を案内装着する案内ピンとして用紙の装
着性の向上をも達成できる。

実施例の説明 以下図面を参照しながら本発明の一実施例について説明
する。まず−その構成について述べる。

第５図は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。同
図にてフリクションシャフト１６はプラテン３に平行に
両側シャーシ１６間に配置され、軸受３９により回転自
在に軸支され、フリクション用付勢ばね１７が前記プラ
テン３の軸方向と直角方向に付勢されて、ビスにより固
着されている。

一方フリクション用付勢ばね１７にはフリクションロー
ラ１９を回転自在に軸支する。ローラ支持部材２ｏが軸
２１を支軸として揺動自在に軸支されている。したがっ
て、フリクションローラ１９は各々独立して動き、フリ
クション用付勢ばね１７の変形による付勢力のちがいや
、プラテン３の周長の差異による影響は全くない。又フ
リクションシャフト１６にはフリクションレバー３４が
形成され、フリクションプランジャー３５の動作でフリ
クションシャフト１５を支軸として回動し。

フリクションローラ１９をプラテン３に押圧する如く構
成されている。

２日は紙案内板であり、プラテン３に対して近接して両
側シャーシー１６間に配置され一用紙４をガイドするガ
イド板であり、フリクションローラ１９用の切欠孔３２
を有している。３８は紙押えレバーであり１紙押えプラ
ンジャー３６の動作で紙押えローラ３７をフリクション
ローラ１９と同様にプラテン３に巻回された用紙４を圧
接挾持する如く構成されている。第６図において、プラ
テン３は両側シャーシー１６より分離して図示している
が、プラテン用軸受４２を介して両側シャーシー１６の
プラテン保持用開孔４４に係止ばね４３により位置決め
される。その状態を第６図に示す。又プラテン３の他端
にはプラテンプーリ３３が固着され、紙送りモータ（図
示せず）のシャフトに固着された紙送りモータプーリー
４６により回転させられる。更に第６図及び第６図にて
１は印字ヘッドであり、ギヤ１ノツヂ２に搭載され一プ
ラテン３に沿って往復動し、プラテン３に巻回された用
紙４に印字を行なうものである。

２２はパイロットローラシャフトであり１両側シャーシ
１６間にプラテン３と平行に配置され一軸受３９により
回転自在に軸支されている。パイロットローラシャフト
２２には、用紙４の紙札８と同一ピッチで紙札８に係合
するパイロットピン４０が形成されたパイロットピンロ
ーフ２３が一パイロットローラシャフト２２の軸方向に
は摺動自在に１回転方向には回転と同期する様構成され
ている。６１は用紙４の紙札８がパイロットピン４０か
らはずれるのを防止する押えリプ５２を有した用紙押え
部材であり１両側シャーシ１６の穴にて矢印方向に回転
自在に軸支されているパイロットローラシャフト２２の
他端には外周にゴムを巻回したアイドラローラ４６が形
成されている。

ここで第７図は要部拡大斜視図であり、同図において−
４７は中間ローラであり、レバー４８上にて回転自在に
軸支されている。−万レバー４８の一端は両側シャーシ
ー１６上のレバーシャフト６０で揺動自在に軸支され、
レバー４８の他端はスプリング４９によりアイドラロー
ラ４６の軸方向に対して直角方向に付勢されている。し
たがって、プラテンプーリー３３と紙送りモータプーリ
ー４６間に懸架された歯付ベルト１４を、中間ローラ４
７とアイドラローラ４６とで挾持する様構成されている
。したがって、紙送りモータプーリー４６の回転により
歯付ベルト１４を介してプラテンプーリー３３が回転す
ると−アイドラローラ４６はプラテンプーリー３３の回
転に同期して従動する。すなわち、パイロットビンロー
ラ２３はプラテン３の回転に同期して従動することにな
る。

ここで第８図は本実施例の要部断面図であり。

第９図は同要部拡大斜視図、第１ｏ図は同断面図である
。更に、第９図において、パイロットピンローラ２３に
はプラテン３の軸方向と直角方向に上下動自在の浮上ピ
ン２４が形成され、前記浮上ピン２４の係合部２７はパ
イロットローラ２５のカム溝２６に案内されて滑動する
如く構成されている。ここで、パイロットローラ２６は
一方を紙案内板２８の溝部２９に位置決めピン３０にて
用紙４の紙幅に応じてプラテン３の軸方向に摺動自在に
規制されると共に、回転方向に対しては、溝部２９によ
り固定されている。

又、パイロットビンローラ２３と一体に形成されたガイ
ド部４１は、その外周部においてパイロットローラ２６
に対しては回転自在に一一部一内周部においてはパイロ
ット・ローラシャフト２２の外形と同一形状にて形成さ
れ、止めワッシャー３１によりパイロットピンローラ２
３はパイロットローラ２６に対して回転自在に結合され
ている。

したがって、パイロットローラシャフト２２が回転する
と−パイロットビンローラ２３上の浮上ピン２４はパイ
ロットローラ２６のカム溝２６内を滑動し、カム溝２６
の形状により１回転毎に上下動する。ごこで第９図の如
く、パイロットピン４０の径＝ｄをｄ　＜　（Ｄ　−’
０．２　）　トＬ−更に浮上ピン２４の径＝ｄ’を紙札
８の径（＝Ｄ）の寸法公差の最大径と等しくする。又浮
上ピン２４の先端部の径＝ｄ’ではｄ′＜〈ｄとしてテ
ーパニが設けられているため、用紙４０紙孔８はパイロ
ットピンローラ２３の１回転毎に浮上ピン２４が上下動
し。

浮上ピン２４のテーパー形状により第１０図に示す如く
、用紙４の紙札８の中心だしを行ない一紙札８の案内補
正を１回転毎に行なう。たとえば、紙札８の径が最小径
の時は、第１０図の人の如く。

そのテーパ形状で中心だしを行ない紙札８の径が最大径
の時はＢの如く、浮上ピン２４のｄ″の所で中心だしを
行なう。この時浮上ピン２４の径＝ｄ’と紙札８の径と
のギャップはゼロになるが、カム溝２６によシ浮上ピン
２４は強制的動作させられるため支障はない。

以上の様に構成された本実施例のプリンタについてその
動作を説明すると、プラテン３に巻回された用紙４は、
フリクションプランジャー３６及び紙押えプランジャー
３６の動作で、フリクションローラ１９及び紙押えロー
ラ３７でプラテン３に確実に圧接挾持されると共に、用
紙４の両側端に形成された紙札８は、パイロットピンロ
ーラ２３上のパイロットピン４０に係合され用紙押え部
材６２の押えリプ６１によりパイロットピン４０からの
はずれを防止されている。

ここで、紙送り用モータプーリー４６が回転すると、プ
ラテン３が回転すると同時に、パイロットピンローラ２
３も同期して回転し、パイロットピンローラ２３上の浮
上ピン２４は、１回転毎に上昇しそのテーパー形状にて
用紙４の紙札８のセンターをとらえて確実に用紙４の位
置決めを行なうことができる。

更に、用紙４を装着する際は、用紙４の両側端に形成さ
れたが孔８を、浮上ピン２４の上昇時に行なえばプラテ
ン３に対して平行に左右の紙札８をまちがえることなく
装着することができる。

又、浮上ピン２４の色をパイロットピンローラ２３上の
パイロットピン４０に対して変えてやると更に装着しや
すくなる事になる。

発明の効果 以上の様に本発明によれば、用紙の紙札に係合する浮上
ピンは、用紙を送るためのものではなく。

プラテン、７リクシヨンローラ及び紙押えローラのフリ
クションフィード機構に従動して動作し。

用紙の紙札の中心を確実にとらえ１位置決めする墨がで
きるため、微少送りの紙送シが可能となり。

高密度印字グラフィク印字及び３原色カラー重ねカラー
タイプライタの印字には極めて有効で用紙送シ精度の向
上と共に、用紙の斜行や紙札の破損がなく、用紙の安定
走行をも実現でき、極めて効果大なるものである。

更には用紙を装着する際にも、浮上ピンが一定周期で上
昇するため、浮上ピンの上昇時に容易に案内する事がで
き用紙の装着性向上の効果をもうる事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のプリンタの紙送シ装置の斜視図、第２図
は同要部分解斜視図、第３図は同要部拡大視図、第７図
は同要部拡大斜視図、第８図は同断１６・・・・・・フ
リクションシャフト、１６・旧・・両側シャーシー、１
７・・・・・・フリクション用付勢ばね。 １９・・・・・・フリクションローラ、２０・・・・・
・ローラ支持部材、　２１・・・・・・軸、２２・川・
・パイロットＣ７−ラジヤフト、２３・川・・パイロッ
トピンローラ、２４・−・・・・浮上ピン、２６・・・
・・・パイロットローラ、２６・・・・・・カム溝、２
７・・・・・・係合部、２８・・・・・・紙案内板、２
９・・・・・・溝部、３０・・・・・・位置決めピン、
３１・旧・・止めワッシャ一一３２・・・・・・切欠孔
−３３・・・・・・プラテン７’−ＩＪ−＋３４・・・
・・・フリクションレバー−３６・・・・・・フリクシ
ョンプランジャー３６・・・・・・紙押えプランジャ、
３７・・・・・・紙押えローラ、３８・・・・・・紙押
えレバー、３９・−・・・・軸受＝４０・・・・・・パ
イロットピン、４１・・・・・・ガイド部、４２・・・
・・・プラテン用軸受、４３・・・・・・係止ばね、４
４・・・・・・プラテン保持用開孔、４６・・・・・・
紙送りモータプーリー、４６・・・・・・アイドラロー
ラ、４７・・・・・・中間ローラ、４８・・・・・・レ
バー−４９・・・・・・スプリング−５０・・・・・・
レバーシャフト、６１・・・・・・押えリブ、６２・・
・・・・用紙押え部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 第７図 第８図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）連続孔付用紙をプラテンと押圧ローラとで挾持巻
   回して前記連続孔付用紙を送る第１の手段と、前記連続
   孔付用紙の孔に係合する複数個のピンのうちの１個が一
   定周期毎に上下動して前記連続孔付用紙の位置決めを行
   なう第２の手段とを備え、前記第２の手段は前記第１の
   手段の駆動により従動させられる印字装置。
2. （２）一定周期毎に上下動するピンの径を、連続孔付用
   紙の孔径の寸法公差の最大径と一致させることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項記載の印字装置。 （３〕　第２の手段は、連続孔付用紙の孔を案内、補正
   して、第１の手段に前記連続孔付用紙を給送することを
   特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の印字装置。