JP3348253B2 - 媒体ガイド機構 - Google Patents
媒体ガイド機構Info
- Publication number
- JP3348253B2 JP3348253B2 JP33401792A JP33401792A JP3348253B2 JP 3348253 B2 JP3348253 B2 JP 3348253B2 JP 33401792 A JP33401792 A JP 33401792A JP 33401792 A JP33401792 A JP 33401792A JP 3348253 B2 JP3348253 B2 JP 3348253B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medium
- separator
- guide
- cut
- sheet
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連単兼用プリンタに用
いられる媒体ガイド機構に関するものである。
いられる媒体ガイド機構に関するものである。
【０００２】近年プリンタに使用される媒体が多種多様
となるに伴って、あらゆる媒体を確実に案内する媒体ガ
イド機構が望まれている。本発明はこの要望に答えるも
のである。
となるに伴って、あらゆる媒体を確実に案内する媒体ガ
イド機構が望まれている。本発明はこの要望に答えるも
のである。
【０００３】
【従来の技術】複数枚の用紙が重ねられた連帳媒体を印
字する場合、層間ずれが問題となる。従来用いられてい
る層間ずれ対策を図４に示す。図中、１はプラテン、２
は印字ヘッド、３はセパレータである。印字ヘッド２
は、プラテン１に沿って図４の紙面と垂直方向に移動す
る図示しないキャリア上に搭載され、所定時機に作動し
て、プラテン１を巻回して供給される媒体に印字を行
う。
字する場合、層間ずれが問題となる。従来用いられてい
る層間ずれ対策を図４に示す。図中、１はプラテン、２
は印字ヘッド、３はセパレータである。印字ヘッド２
は、プラテン１に沿って図４の紙面と垂直方向に移動す
る図示しないキャリア上に搭載され、所定時機に作動し
て、プラテン１を巻回して供給される媒体に印字を行
う。
【０００４】セパレータ３はプラテン１の上方に設けら
れて印字済媒体を案内するが、その前方の斜面３ａの角
度θは、連帳媒体層間ずれ対策として大きくとられてい
る。このため、印字済連帳媒体１００Ａは、２点鎖線で
示すように、水平線に対し十分な角度を持ってプラテン
１から離れて排出されることになり、層間ずれは防止さ
れる。
れて印字済媒体を案内するが、その前方の斜面３ａの角
度θは、連帳媒体層間ずれ対策として大きくとられてい
る。このため、印字済連帳媒体１００Ａは、２点鎖線で
示すように、水平線に対し十分な角度を持ってプラテン
１から離れて排出されることになり、層間ずれは防止さ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構造
では、単票媒体使用時にセパレータの斜面３ａに葉書等
が引っ掛かって改行乱れを生じ、また薄紙の場合はジャ
ムが発生していた。このような場合はセパレータを取り
外して使用するが、セパレータの着脱は面倒であった。
では、単票媒体使用時にセパレータの斜面３ａに葉書等
が引っ掛かって改行乱れを生じ、また薄紙の場合はジャ
ムが発生していた。このような場合はセパレータを取り
外して使用するが、セパレータの着脱は面倒であった。
【０００６】本発明は、連帳媒体使用時の層間ずれをな
くすとともに、単票媒体を安定して排出することのでき
る媒体ガイド機構を提供するこを目的としている。
くすとともに、単票媒体を安定して排出することのでき
る媒体ガイド機構を提供するこを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、長穴を有しプラテンの上方に近接して
揺動自在に設けられたセパレータと、揺動自在に設けら
れて先端がピンを介し前記長穴と係合する単票ガイドと
より成り、前記セパレータと前記単票ガイドの相対位置
が、前記単票ガイドをほぼ水平な位置に位置決めしたと
きは前記セパレータが印字済連帳媒体を層間ずれを起こ
さないように案内する傾斜位置に位置決めされ、前記単
票ガイドを単票媒体を案内する傾斜位置に位置決めした
ときは前記セパレータがほぼ水平な位置に位置決めされ
るように設定されたことを特徴とする構成とする。
め、本発明では、長穴を有しプラテンの上方に近接して
揺動自在に設けられたセパレータと、揺動自在に設けら
れて先端がピンを介し前記長穴と係合する単票ガイドと
より成り、前記セパレータと前記単票ガイドの相対位置
が、前記単票ガイドをほぼ水平な位置に位置決めしたと
きは前記セパレータが印字済連帳媒体を層間ずれを起こ
さないように案内する傾斜位置に位置決めされ、前記単
票ガイドを単票媒体を案内する傾斜位置に位置決めした
ときは前記セパレータがほぼ水平な位置に位置決めされ
るように設定されたことを特徴とする構成とする。
【０００８】
【作用】連帳使用時には、単票ガイドをほぼ水平に位置
決めする。これにより、セパレータは、傾斜位置に位置
決めされ、印字済連帳媒体を層間ずれを起こさずに案内
する。また、単票媒体使用時には、単票ガイドを傾斜位
置に位置決めする。これにより、セパレータは、ほぼ水
平な位置に位置決めされ、単票ガイドは、プラテン上へ
供給する単票媒体を案内するとともに、印字済単票媒体
を案内する。
決めする。これにより、セパレータは、傾斜位置に位置
決めされ、印字済連帳媒体を層間ずれを起こさずに案内
する。また、単票媒体使用時には、単票ガイドを傾斜位
置に位置決めする。これにより、セパレータは、ほぼ水
平な位置に位置決めされ、単票ガイドは、プラテン上へ
供給する単票媒体を案内するとともに、印字済単票媒体
を案内する。
【０００９】
【実施例】以下、図１乃至図３に関連して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【００１０】図１は本例の媒体ガイド機構の構成，作用
説明図（図１（Ａ）は連帳媒体使用時を示し、図１
（Ｂ）は単票媒体使用時を示す）で、図中、１１はプラ
テン、１２は印字ヘッド、１３は媒体ガイド機構であ
る。印字ヘッド１２は、従来と同様に図示しないキャリ
ッジに搭載されている。
説明図（図１（Ａ）は連帳媒体使用時を示し、図１
（Ｂ）は単票媒体使用時を示す）で、図中、１１はプラ
テン、１２は印字ヘッド、１３は媒体ガイド機構であ
る。印字ヘッド１２は、従来と同様に図示しないキャリ
ッジに搭載されている。
【００１１】媒体ガイド機構１３は、セパレータ１４と
単票ガイド１５とより成る。セパレータ１４は、長穴１
６を有し、プラテン１１の上方に揺動自在に設けられ、
単票ガイド１５は、揺動自在に設けられて先端がピン１
７を介し長穴１６と係合している。セパレータ１４と単
票ガイド１５の支持構造を図２により説明すると次の通
りである。
単票ガイド１５とより成る。セパレータ１４は、長穴１
６を有し、プラテン１１の上方に揺動自在に設けられ、
単票ガイド１５は、揺動自在に設けられて先端がピン１
７を介し長穴１６と係合している。セパレータ１４と単
票ガイド１５の支持構造を図２により説明すると次の通
りである。
【００１２】セパレータ１４は支軸１８を介しプリンタ
のフレーム１９L ，１９R に揺動自在に支持され、単票
ガイド１５は支軸２０を介しフレーム１９L ，１９R に
揺動自在に支持されている。なお、図２において、２１
は印字ヘッド１２が搭載されるキャリア、２２及び２３
はキャリア２１のプラテン１１に沿った移動を案内する
ガイドシャフト及びガイドローラである。
のフレーム１９L ，１９R に揺動自在に支持され、単票
ガイド１５は支軸２０を介しフレーム１９L ，１９R に
揺動自在に支持されている。なお、図２において、２１
は印字ヘッド１２が搭載されるキャリア、２２及び２３
はキャリア２１のプラテン１１に沿った移動を案内する
ガイドシャフト及びガイドローラである。
【００１３】このような構成の媒体ガイド機構１３の作
用は次の通りである。
用は次の通りである。
【００１４】連帳媒体使用時には、図１（Ａ）に示すよ
うに、単票ガイド１５を水平位置に位置決めする。これ
により、セパレータ１４は、ピン１７と長穴１６の係合
により駆動されて傾斜位置に位置決めされ、印字済連帳
媒体１００Ａを適度な角度を保って上方まで案内する。
従って、媒体の層間ずれは問題とならず、印字品質は向
上する。セパレータ１４を越えた印字済連帳媒体１００
Ａは、水平方向に、単票ガイド１５に邪魔されずに排出
される。
うに、単票ガイド１５を水平位置に位置決めする。これ
により、セパレータ１４は、ピン１７と長穴１６の係合
により駆動されて傾斜位置に位置決めされ、印字済連帳
媒体１００Ａを適度な角度を保って上方まで案内する。
従って、媒体の層間ずれは問題とならず、印字品質は向
上する。セパレータ１４を越えた印字済連帳媒体１００
Ａは、水平方向に、単票ガイド１５に邪魔されずに排出
される。
【００１５】また、単票媒体使用時には、図１（Ｂ）に
示すように、単票ガイド１５を傾斜位置に位置決めす
る。これにより、セパレータ１４は図の時計方向に回動
して水平状態に位置決めされ、単票ガイド１５は、プラ
テン上へ供給する単票媒体１００Ｂを案内するととも
に、印字済単票媒体を案内する。この印字済単票媒体案
内時に、セパレータ１４は水平になっているため媒体案
内を邪魔することはない。
示すように、単票ガイド１５を傾斜位置に位置決めす
る。これにより、セパレータ１４は図の時計方向に回動
して水平状態に位置決めされ、単票ガイド１５は、プラ
テン上へ供給する単票媒体１００Ｂを案内するととも
に、印字済単票媒体を案内する。この印字済単票媒体案
内時に、セパレータ１４は水平になっているため媒体案
内を邪魔することはない。
【００１６】なお、図３に示すように、セパレータ１４
の長穴１６の部分に第１，第２の凹部２４，２５を形成
しておくと、図１（Ａ),（Ｂ）の状態のセパレータ１
４，単票ガイド１５の位置決めが容易に実現される。図
１（Ａ）の場合は、ピン１７が第１の凹部２４に係合し
て位置決めされ、図１（Ｂ）の場合は、ピン１７が第２
の凹部２５に係合して位置決めされる。
の長穴１６の部分に第１，第２の凹部２４，２５を形成
しておくと、図１（Ａ),（Ｂ）の状態のセパレータ１
４，単票ガイド１５の位置決めが容易に実現される。図
１（Ａ）の場合は、ピン１７が第１の凹部２４に係合し
て位置決めされ、図１（Ｂ）の場合は、ピン１７が第２
の凹部２５に係合して位置決めされる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、連
帳媒体使用時の層間ずれをなくすとともに、単票媒体を
安定して排出することが可能になる。
帳媒体使用時の層間ずれをなくすとともに、単票媒体を
安定して排出することが可能になる。
【図１】本発明の実施例の媒体ガイド機構の構成，作用
説明図で、図１（Ａ）は連帳媒体使用時を示し、図１
（Ｂ）は単票媒体使用時を示している。
説明図で、図１（Ａ）は連帳媒体使用時を示し、図１
（Ｂ）は単票媒体使用時を示している。
【図２】本発明の実施例の媒体ガイド機構を示す平面図
である。
である。
【図３】本発明の実施例のセパレータの形状説明図であ
る。
る。
【図４】従来の層間ずれ対策説明図である。
１１ プラテン １３ 媒体ガイド機構 １４ セパレータ １５ 単票ガイド １６ 長穴 １７ ピン １００Ａ 連帳媒体 １００Ｂ 単票媒体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−275953（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−53748（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−7547（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 11/48
Claims (1)
- 【請求項１】 長穴（１６）を有し、プラテンの上方に
近接して揺動自在に設けられたセパレータ（１４）と、 揺動自在に設けられて先端がピン（１７）を介し前記長
穴（１６）と係合する単票ガイド（１５）とより成り、 前記セパレータ（１４）と前記単票ガイド（１５）の相
対位置が、 前記単票ガイド（１５）をほぼ水平な位置に位置決めし
たときは前記セパレータ（１４）が印字済連帳媒体を層
間ずれを起こさないように案内する傾斜位置に位置決め
され、前記単票ガイド（１５）を単票媒体を案内する傾
斜位置に位置決めしたときは前記セパレータ（１４）が
ほぼ水平な位置に位置決めされるように設定されたこと
を特徴とする媒体ガイド機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33401792A JP3348253B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 媒体ガイド機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33401792A JP3348253B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 媒体ガイド機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183079A JPH06183079A (ja) | 1994-07-05 |
| JP3348253B2 true JP3348253B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=18272572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33401792A Expired - Fee Related JP3348253B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 媒体ガイド機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3348253B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP33401792A patent/JP3348253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06183079A (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020813 |
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