JP2552939B2 - ダンプトラックの走行安全装置 - Google Patents
ダンプトラックの走行安全装置Info
- Publication number
- JP2552939B2 JP2552939B2 JP2120063A JP12006390A JP2552939B2 JP 2552939 B2 JP2552939 B2 JP 2552939B2 JP 2120063 A JP2120063 A JP 2120063A JP 12006390 A JP12006390 A JP 12006390A JP 2552939 B2 JP2552939 B2 JP 2552939B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- valve
- vessel
- dump truck
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダンプトラックの走行安全装置に関する。
ダンプトラックは第3図に示すように、車体1にベッ
セル2を起立姿勢と倒伏姿勢とに亘って上下揺動自在に
設け、車体1とベッセル2とに亘ってホイストシリンダ
3を連結すると共に、運転室4内の操作レバー5を操作
して操作弁を切換えてホイストシリンダ3に圧油を供給
して伸縮作動するようにしてある。
セル2を起立姿勢と倒伏姿勢とに亘って上下揺動自在に
設け、車体1とベッセル2とに亘ってホイストシリンダ
3を連結すると共に、運転室4内の操作レバー5を操作
して操作弁を切換えてホイストシリンダ3に圧油を供給
して伸縮作動するようにしてある。
かかるダンプトラックにおいてはベッセル2を倒伏姿
勢として走行するが、オペレータの操作忘れなどでベッ
セル2を起立姿勢としたまま走行することがあり、この
場合にベッセル2がトンネルや障害物等に衝突すること
があって大変危険である。
勢として走行するが、オペレータの操作忘れなどでベッ
セル2を起立姿勢としたまま走行することがあり、この
場合にベッセル2がトンネルや障害物等に衝突すること
があって大変危険である。
そこで従来は第3図に示すように、ベッセル2の先端
部にマーク6を設けて運転室4内のオペレータがマーク
6を見ることで倒伏姿勢であることを感知したり、ベッ
セル2が起立姿勢の時にランプやコーションブザーを作
動してベッセル2が起立姿勢であることをオペレータが
感知できるようにしている。
部にマーク6を設けて運転室4内のオペレータがマーク
6を見ることで倒伏姿勢であることを感知したり、ベッ
セル2が起立姿勢の時にランプやコーションブザーを作
動してベッセル2が起立姿勢であることをオペレータが
感知できるようにしている。
前者の装置であるとオペレータの視覚にたよる為に気
がつかないことがあるばかりか、マーク6のために前方
視界角度αが小さくなる。
がつかないことがあるばかりか、マーク6のために前方
視界角度αが小さくなる。
後者の装置であるとベッセル2が起立姿勢の時にラン
プ、コーションブザーが作動してうるさいばかりか、オ
ペレータの聴・視覚にたよるために気がつかないことが
ある。
プ、コーションブザーが作動してうるさいばかりか、オ
ペレータの聴・視覚にたよるために気がつかないことが
ある。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした
ダンプトラックの走行安全装置を提供することを目的と
する。
ダンプトラックの走行安全装置を提供することを目的と
する。
本発明は、ベッセル2の姿勢を検出するセンサ10と、
車速を検出するセンサ11と、変速機の変速位置を検出す
るセンサ12と、前記各センサ10,11,12の検出信号に基づ
いてベッセル2が起立姿勢で所定距離走行した時に信号
を出力するコントローラ13と、切換操作されることでブ
レーキ作動用流体を出力するブレーキバルブ17と、前記
コントローラ13の信号によって切換作動してブレーキ作
動用流体を出力するオートブレーキ弁と、前記ブレーキ
バルブ17の出力側とオートブレーキ弁の出力側とに接続
してブレーキ作動用流体をブレーキに供給するシャトル
弁21より構成したことを特徴とするダンプトラックの走
行安全装置である。
車速を検出するセンサ11と、変速機の変速位置を検出す
るセンサ12と、前記各センサ10,11,12の検出信号に基づ
いてベッセル2が起立姿勢で所定距離走行した時に信号
を出力するコントローラ13と、切換操作されることでブ
レーキ作動用流体を出力するブレーキバルブ17と、前記
コントローラ13の信号によって切換作動してブレーキ作
動用流体を出力するオートブレーキ弁と、前記ブレーキ
バルブ17の出力側とオートブレーキ弁の出力側とに接続
してブレーキ作動用流体をブレーキに供給するシャトル
弁21より構成したことを特徴とするダンプトラックの走
行安全装置である。
これにより、ベッセル2を起立姿勢として所定距離走
行するとオートブレーキ弁が自動的に切換作動してシャ
トル弁21よりブレーキ作動流用流体をブレーキに供給し
て制動するから、ベッセル2を起立姿勢として走行する
ことを自動的に防止できる。
行するとオートブレーキ弁が自動的に切換作動してシャ
トル弁21よりブレーキ作動流用流体をブレーキに供給し
て制動するから、ベッセル2を起立姿勢として走行する
ことを自動的に防止できる。
また、ブレーキ弁17を操作すると前記シャトル弁21か
らブレーキ作動用流体をブレーキに供給して制動するか
ら、オペレータによって制動できるし、シャトル弁21を
設けたことによりブレーキ作動用流体をブレーキに供給
する回路を共通にできる。
らブレーキ作動用流体をブレーキに供給して制動するか
ら、オペレータによって制動できるし、シャトル弁21を
設けたことによりブレーキ作動用流体をブレーキに供給
する回路を共通にできる。
第1図に示すように、ベッセル2が倒伏姿勢であるこ
とを検出するベッセル姿勢検出センサ10、車速検出セン
サ11、変速機変速位置センサ12の検出信号はコントロー
ラ13に入力され、コントローラ13はブレーキ回路14に設
けたオートブレーキ電磁弁15に信号を出力する。
とを検出するベッセル姿勢検出センサ10、車速検出セン
サ11、変速機変速位置センサ12の検出信号はコントロー
ラ13に入力され、コントローラ13はブレーキ回路14に設
けたオートブレーキ電磁弁15に信号を出力する。
前記ブレーキ回路14はエアリザーバ16、ブレーキバル
ブ17、リレーバルブ18、ブレーキチャンバ19等より構成
され、ブレーキバルブ17の出力側とオートブレーキ電磁
弁15の出力側はシャトル弁21の入口側にそれぞれ接続
し、シャトル弁21の出口側はリレーバルブ18に接続して
いる。
ブ17、リレーバルブ18、ブレーキチャンバ19等より構成
され、ブレーキバルブ17の出力側とオートブレーキ電磁
弁15の出力側はシャトル弁21の入口側にそれぞれ接続
し、シャトル弁21の出口側はリレーバルブ18に接続して
いる。
前記車速検出センサ11は変速機22の出力回転を検出
し、変速機変速位置センサ12は変速レバー23の変速位置
によって中立位置信号、中立位置外信号を出力し、その
変速レバー23の変速位置信号は変速機コントロールバル
ブ24に入力されて所定の変速段に変速するように構成し
てあり、キースイッチ25をONとすると電源26が変速レバ
ー23に接続する。
し、変速機変速位置センサ12は変速レバー23の変速位置
によって中立位置信号、中立位置外信号を出力し、その
変速レバー23の変速位置信号は変速機コントロールバル
ブ24に入力されて所定の変速段に変速するように構成し
てあり、キースイッチ25をONとすると電源26が変速レバ
ー23に接続する。
前記コントローラ13内には変速位置判断回路(リレ
ー)27、ベッセル位置判断回路(リレー)28、車速と時
間より走行距離を検出する回路29を備え、中立位置外信
号が入力されてベッセル上げ状態(起立姿勢)のとき
に車速信号が入力されるとタイマ30がセットされ、タイ
マ30がタイムアップするとX信号を出力する。
ー)27、ベッセル位置判断回路(リレー)28、車速と時
間より走行距離を検出する回路29を備え、中立位置外信
号が入力されてベッセル上げ状態(起立姿勢)のとき
に車速信号が入力されるとタイマ30がセットされ、タイ
マ30がタイムアップするとX信号を出力する。
前記X信号はオートブレーキ作動ブザー31を作動する
と共に、オートブレーキ電磁弁15を連通位置とし、表示
モニタ32に表示する。
と共に、オートブレーキ電磁弁15を連通位置とし、表示
モニタ32に表示する。
このようであるから、ベッセル2が起立姿勢で所定距
離走行するとオートブレーキ電磁弁15が連通位置となっ
てエアリザーバ16のエアがシャトル弁21を経てリレーバ
ルブ18に供給され、左右のリヤーブレーキ20,20が制動
する。
離走行するとオートブレーキ電磁弁15が連通位置となっ
てエアリザーバ16のエアがシャトル弁21を経てリレーバ
ルブ18に供給され、左右のリヤーブレーキ20,20が制動
する。
ベッセル2を起立姿勢として所定距離走行するとオー
トブレーキ弁が自動的に切換作動してシャトル弁21より
ブレーキ作動用流体をブレーキに供給して制動するか
ら、ベッセル2を起立姿勢として走行することを自動的
に防止できる。
トブレーキ弁が自動的に切換作動してシャトル弁21より
ブレーキ作動用流体をブレーキに供給して制動するか
ら、ベッセル2を起立姿勢として走行することを自動的
に防止できる。
また、ブレーキ弁17を操作すると前記シャトル弁21か
らブレーキ作動用流体をブレーキに供給して制動するか
ら、オペレータによって制動できるし、シャトル弁21を
設けたことによりブレーキ作動用流体をブレーキに供給
する回路を共通にできる。
らブレーキ作動用流体をブレーキに供給して制動するか
ら、オペレータによって制動できるし、シャトル弁21を
設けたことによりブレーキ作動用流体をブレーキに供給
する回路を共通にできる。
第1図は本発明の実施例を示す全体説明図、第2図はコ
ントローラの説明図、第3図はダンプトラックの正面図
である。 2はベッセル、10,11,12はセンサ、13はコントローラ、
15はオートブレーキ電磁弁、20はリヤーブレーキ。
ントローラの説明図、第3図はダンプトラックの正面図
である。 2はベッセル、10,11,12はセンサ、13はコントローラ、
15はオートブレーキ電磁弁、20はリヤーブレーキ。
Claims (1)
- 【請求項1】ベッセル2の姿勢を検出するセンサ10と、
車速を検出するセンサ11と、変速機の変速位置を検出す
るセンサ12と、前記各センサ10,11,12の検出信号に基づ
いてベッセル2が起立姿勢で所定距離走行した時に信号
を出力するコントローラ13と、切換操作されることでブ
レーキ作動用流体を出力するブレーキバルブ17と、前記
コントローラ13の信号によって切換作動してブレーキ作
動用流体を出力するオートブレーキ弁と、前記ブレーキ
バルブ17の出力側とオートブレーキ弁の出力側とに接続
してブレーキ作動用流体をブレーキに供給するシャトル
弁21より構成したことを特徴とするダンプトラックの走
行安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2120063A JP2552939B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ダンプトラックの走行安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2120063A JP2552939B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ダンプトラックの走行安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419241A JPH0419241A (ja) | 1992-01-23 |
JP2552939B2 true JP2552939B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=14776970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2120063A Expired - Lifetime JP2552939B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ダンプトラックの走行安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552939B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5452942A (en) * | 1993-08-02 | 1995-09-26 | Brooks; Louis J. | Device for lowering a dump truck bed |
US6336784B1 (en) * | 1998-09-03 | 2002-01-08 | Gehl Company | Frame leveling speed control system for an extendible boom vehicle |
JP5588846B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2014-09-10 | 岡上運輸株式会社 | ダンプ車のベッセル上昇走行防止装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522972U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-14 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2120063A patent/JP2552939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419241A (ja) | 1992-01-23 |
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