JP2551179Y2 - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
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- JP2551179Y2 JP2551179Y2 JP1991057730U JP5773091U JP2551179Y2 JP 2551179 Y2 JP2551179 Y2 JP 2551179Y2 JP 1991057730 U JP1991057730 U JP 1991057730U JP 5773091 U JP5773091 U JP 5773091U JP 2551179 Y2 JP2551179 Y2 JP 2551179Y2
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- Japan
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- shaft member
- socket
- rotating shaft
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/10—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
- H05K7/1015—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
- H05K7/1023—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はICの支持高さを調整可
能としたIC搭載台を備えたICソケットに関する
能としたIC搭載台を備えたICソケットに関する
【0002】
【従来の技術】出願人が所有する実公昭62−4036
6号公報においては、ICソケットの一側から他側へス
ライドバーを貫装し、該スライドバーの下面に段差を形
成し、この段差を有する面にIC搭載台の脚部を係合
し、スライドバーを横方向にスライドさせることによっ
て上記脚部を上記段差の高位又は低位に案内し上記IC
搭載台のIC支持高さを調整し、高さレベルの異るIC
リードを有する複種のICに対応できるようにした考案
が示されている。
6号公報においては、ICソケットの一側から他側へス
ライドバーを貫装し、該スライドバーの下面に段差を形
成し、この段差を有する面にIC搭載台の脚部を係合
し、スライドバーを横方向にスライドさせることによっ
て上記脚部を上記段差の高位又は低位に案内し上記IC
搭載台のIC支持高さを調整し、高さレベルの異るIC
リードを有する複種のICに対応できるようにした考案
が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】然しながら、上記先
行例においてはスライドバーが横方向にスライドした
時、端部がソケット基盤の側面から突出してデッドスペ
ースを形成する問題を有し、又スライドバーが延在する
領域にコンタクトを配置することができず、IC搭載台
の四方にコンタクトを配したソケットには実施できない
問題を有している。
行例においてはスライドバーが横方向にスライドした
時、端部がソケット基盤の側面から突出してデッドスペ
ースを形成する問題を有し、又スライドバーが延在する
領域にコンタクトを配置することができず、IC搭載台
の四方にコンタクトを配したソケットには実施できない
問題を有している。
【0004】又スライドバーの端部をICソケットの側
面から突出させ、その側面においてスライド操作する構
造であるため、配線基板にICソケットが密集して実装
されている場合には隣接するICソケット間に充分な操
作間隔を確保できずスライド操作に支障を来す問題を有
しており、ICソケットの高密度実装の妨げともなって
いる。
面から突出させ、その側面においてスライド操作する構
造であるため、配線基板にICソケットが密集して実装
されている場合には隣接するICソケット間に充分な操
作間隔を確保できずスライド操作に支障を来す問題を有
しており、ICソケットの高密度実装の妨げともなって
いる。
【0005】本考案は上記問題を解決し、IC搭載台の
中央部に貫装した回動軸部材の軸頭部を回動操作するの
みで容易に上記IC搭載台の上下動、高さ調整が行なえ
るようにしたものである。
中央部に貫装した回動軸部材の軸頭部を回動操作するの
みで容易に上記IC搭載台の上下動、高さ調整が行なえ
るようにしたものである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】即ち、本考案はIC搭
載台の中央部に回動軸部材を貫装し、その軸頭部に形成
した操作部をIC搭載台の上面側に露出すると共に、同
軸端部をIC搭載台直下のソケット基盤部に回動可に支
持し、該回動軸部材とIC搭載台とを回動軸部材の回動
操作にてIC搭載台を高位と低位に案内するカム手段を
介して連繋し、よってIC搭載台のIC支持高さを調整
する構成としたものである。
載台の中央部に回動軸部材を貫装し、その軸頭部に形成
した操作部をIC搭載台の上面側に露出すると共に、同
軸端部をIC搭載台直下のソケット基盤部に回動可に支
持し、該回動軸部材とIC搭載台とを回動軸部材の回動
操作にてIC搭載台を高位と低位に案内するカム手段を
介して連繋し、よってIC搭載台のIC支持高さを調整
する構成としたものである。
【0007】又本考案は上記回動軸部材をIC搭載台の
中央部に貫装し、該回動軸部材の軸頭部に形成した回動
操作部をIC搭載台の上面側に露出させると共に、該軸
頭部とIC搭載台とをIC搭載台が回動軸部材に追随し
て上下動するよう係合し、更に同軸部材の軸端部とIC
搭載台直下のソケット基盤部とを回動軸部材の回動操作
にて該回動軸部材を軸方向に移動しIC搭載台を高位と
低位に案内するカム手段を介して連繋しIC搭載台のI
C支持高さを調整する構成としたものである。
中央部に貫装し、該回動軸部材の軸頭部に形成した回動
操作部をIC搭載台の上面側に露出させると共に、該軸
頭部とIC搭載台とをIC搭載台が回動軸部材に追随し
て上下動するよう係合し、更に同軸部材の軸端部とIC
搭載台直下のソケット基盤部とを回動軸部材の回動操作
にて該回動軸部材を軸方向に移動しIC搭載台を高位と
低位に案内するカム手段を介して連繋しIC搭載台のI
C支持高さを調整する構成としたものである。
【0008】
【作用】本考案によればIC搭載台の中央部において、
同中央部に露出する回動軸部材の回動操作部を回動操作
することによって、IC搭載台の高位又は低位への上下
動を容易に惹起させることができ、同搭載台のIC支持
高さの調整操作が頗る簡便に行なえる。
同中央部に露出する回動軸部材の回動操作部を回動操作
することによって、IC搭載台の高位又は低位への上下
動を容易に惹起させることができ、同搭載台のIC支持
高さの調整操作が頗る簡便に行なえる。
【0009】又回動軸部材はIC搭載台の中央部の定位
置に作用されるのでIC搭載台に偏在力を与えず安定に
上下させることができる。又IC搭載台周域の四辺にコ
ンタクトを配した形式のソケットにも適正に実施でき
る。又ICソケットの高密集実装にも適している。
置に作用されるのでIC搭載台に偏在力を与えず安定に
上下させることができる。又IC搭載台周域の四辺にコ
ンタクトを配した形式のソケットにも適正に実施でき
る。又ICソケットの高密集実装にも適している。
【0010】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。1はソケット基盤であり、該ソケット基盤1の略中
央部には上下動可能なIC搭載台2が設けられ、該IC
搭載台周域のソケット基盤部にはコンタクト3が並設さ
れ、該コンタクト3の接触端3aをIC搭載台2の周縁
に櫛歯状に設けた位置決片4間に差し込み、搭載台2と
接触端3aとの相対位置を確保している。
る。1はソケット基盤であり、該ソケット基盤1の略中
央部には上下動可能なIC搭載台2が設けられ、該IC
搭載台周域のソケット基盤部にはコンタクト3が並設さ
れ、該コンタクト3の接触端3aをIC搭載台2の周縁
に櫛歯状に設けた位置決片4間に差し込み、搭載台2と
接触端3aとの相対位置を確保している。
【0011】又IC搭載台2はソケット基盤1との間に
介装したバネ5にて上方へ付勢するよう弾持し、IC搭
載台2にICを支承させ、IC側面より突出せるリード
を上記コンタクト3の接触端3aに載接しつつ、搭載台
2を上記バネ5に抗し押し下げることにより、接触端3
aを押し下げその弾性復元力で接圧を得るようになって
いる。
介装したバネ5にて上方へ付勢するよう弾持し、IC搭
載台2にICを支承させ、IC側面より突出せるリード
を上記コンタクト3の接触端3aに載接しつつ、搭載台
2を上記バネ5に抗し押し下げることにより、接触端3
aを押し下げその弾性復元力で接圧を得るようになって
いる。
【0012】上記搭載台2を押し下げる手段として、例
えばソケット基盤1の一端に押えカバー6を枢着し、該
カバー6をソケット基盤1に閉合することにより該カバ
ー6にて上記ICリードをコンタクト3の接触端3aに
押し付け、上記接触を保持している。
えばソケット基盤1の一端に押えカバー6を枢着し、該
カバー6をソケット基盤1に閉合することにより該カバ
ー6にて上記ICリードをコンタクト3の接触端3aに
押し付け、上記接触を保持している。
【0013】又IC搭載台の上方への抜止めを図る手段
として該搭載台2に図4A,4Bに示す如き脚部7を設
け、図示しないがこの脚部7を既知の方法を以ってソケ
ット基盤1に設けた孔に挿入して搭載台2の上下動の案
内を行なわせると共に、脚部先端の爪が孔壁に連成した
段部に係止する位置で上昇を阻止するようにする。
として該搭載台2に図4A,4Bに示す如き脚部7を設
け、図示しないがこの脚部7を既知の方法を以ってソケ
ット基盤1に設けた孔に挿入して搭載台2の上下動の案
内を行なわせると共に、脚部先端の爪が孔壁に連成した
段部に係止する位置で上昇を阻止するようにする。
【0014】図2A及び図3Aに示すように上記IC搭
載台2の中央部に回動軸部材8を貫装し、その軸端を搭
載台2直下のソケット基盤部に回動可に軸支する。
載台2の中央部に回動軸部材8を貫装し、その軸端を搭
載台2直下のソケット基盤部に回動可に軸支する。
【0015】詳述すると図2A及び図3Aは本考案の一
実施例を示し、図示のようにIC搭載台2の中央部に軸
孔9を貫設し、該軸孔9に上記回動軸部材8を貫装し軸
頭部に工具先が係合する回動操作部10を形成して該回
動操作部10を上記IC搭載台2の上面側に露出させる
と共に、同軸部材8の軸端部を搭載台2直下のソケット
基盤部に設けた軸孔11に挿入し上下と回動の案内を行
なわせるようにし、更に軸端部に設けた係止爪12を軸
孔11に連成した段部13に係合して上方への抜止めを
図ると同時に、回動可に枢支する。
実施例を示し、図示のようにIC搭載台2の中央部に軸
孔9を貫設し、該軸孔9に上記回動軸部材8を貫装し軸
頭部に工具先が係合する回動操作部10を形成して該回
動操作部10を上記IC搭載台2の上面側に露出させる
と共に、同軸部材8の軸端部を搭載台2直下のソケット
基盤部に設けた軸孔11に挿入し上下と回動の案内を行
なわせるようにし、更に軸端部に設けた係止爪12を軸
孔11に連成した段部13に係合して上方への抜止めを
図ると同時に、回動可に枢支する。
【0016】上記IC搭載台2の中央部には収容孔22
をIC搭載台2の上面から下方へ据え込み形成し、該収
容孔22の底壁に上記軸孔9を貫設して上記回動軸部材
8を貫装すると共に、軸頭部を上記収容孔22内に収容
して回動軸部材8とICとの干渉を防止する。
をIC搭載台2の上面から下方へ据え込み形成し、該収
容孔22の底壁に上記軸孔9を貫設して上記回動軸部材
8を貫装すると共に、軸頭部を上記収容孔22内に収容
して回動軸部材8とICとの干渉を防止する。
【0017】上記回動軸部材8とIC搭載台2とを回動
軸部材8の回動操作にてIC搭載台2を高位と低位に案
内するカム手段を介して連繋しIC搭載台2のIC支持
高さを調整する構成とする。
軸部材8の回動操作にてIC搭載台2を高位と低位に案
内するカム手段を介して連繋しIC搭載台2のIC支持
高さを調整する構成とする。
【0018】一例として図2A,図3A及び図5に示す
ように上記IC搭載台2の上面側に露出する上記回動軸
部材8の軸頭部、即ち回動操作部10にフランジ14の
張り出しを設け、該フランジ14の下面より滑り子15
を突設し、他方図4Aに示すように上記IC搭載台2の
軸孔9の周域、即ち収容孔22の底壁上面に上記軸孔9
と同心円となる配置で上記滑り子15が押し下げるカム
面16と滑り子15が嵌合するカム孔17を交互に設け
る。
ように上記IC搭載台2の上面側に露出する上記回動軸
部材8の軸頭部、即ち回動操作部10にフランジ14の
張り出しを設け、該フランジ14の下面より滑り子15
を突設し、他方図4Aに示すように上記IC搭載台2の
軸孔9の周域、即ち収容孔22の底壁上面に上記軸孔9
と同心円となる配置で上記滑り子15が押し下げるカム
面16と滑り子15が嵌合するカム孔17を交互に設け
る。
【0019】而して、図2A,図2Bに示すように、操
作部10に工具先を係合し回動軸部材8を回動すると、
上記滑り子15が共に回動してカム面16に案内された
時、IC搭載台2をバネ5に抗して押し下げ低位位置に
保持する。これによってICの支持高さを低位にしIC
リードの突出レベルが高位となるICとの接触を可能に
する。
作部10に工具先を係合し回動軸部材8を回動すると、
上記滑り子15が共に回動してカム面16に案内された
時、IC搭載台2をバネ5に抗して押し下げ低位位置に
保持する。これによってICの支持高さを低位にしIC
リードの突出レベルが高位となるICとの接触を可能に
する。
【0020】又図3A,図3Bに示すように回動軸部材
8を前記と同様回動操作して滑り子15がカム孔17に
案内され嵌合された時、IC搭載台2はバネ5の弾発力
によって上昇し、フランジ14に当接係合して高位レベ
ルに保たれる。この高位位置にてIC支持高さを高位に
しICリードの突出レベルが低位となるICとの接触を
可能にする。
8を前記と同様回動操作して滑り子15がカム孔17に
案内され嵌合された時、IC搭載台2はバネ5の弾発力
によって上昇し、フランジ14に当接係合して高位レベ
ルに保たれる。この高位位置にてIC支持高さを高位に
しICリードの突出レベルが低位となるICとの接触を
可能にする。
【0021】図5に示すように、上記回動軸部材8の周
面には軸端で開放する軸方向の割溝18を等間隔で設け
複数の係合脚23を形成して弾力的に拡縮可にし、上記
軸孔11へ縮径しつつ圧挿し、挿入後拡開して段部13
に係合させるようにする。
面には軸端で開放する軸方向の割溝18を等間隔で設け
複数の係合脚23を形成して弾力的に拡縮可にし、上記
軸孔11へ縮径しつつ圧挿し、挿入後拡開して段部13
に係合させるようにする。
【0022】上記カム手段はIC搭載台2の高位案内を
カム面16にて行ない、同低位案内をカム孔17にて行
なうようにしたが、これを図6,図7の展開図に示すよ
うに低位カム面19と高位カム面20を設け、回動軸部
材8の回動に伴ない、滑り子15を各カム面19,20
に案内し上記IC搭載台2を高位と低位に案内する構成
とすることができる。勿論各カム面は二段以上の段差に
してIC搭載台2を二段以上の高さに調整することがで
きる。
カム面16にて行ない、同低位案内をカム孔17にて行
なうようにしたが、これを図6,図7の展開図に示すよ
うに低位カム面19と高位カム面20を設け、回動軸部
材8の回動に伴ない、滑り子15を各カム面19,20
に案内し上記IC搭載台2を高位と低位に案内する構成
とすることができる。勿論各カム面は二段以上の段差に
してIC搭載台2を二段以上の高さに調整することがで
きる。
【0023】図8は他例を示しており、同図に示すよう
に、回動軸部材8をIC搭載台2の中央部に貫装し、軸
頭部を軸孔9の周壁に係合させてIC搭載台2と回動軸
部材8とが追随して上下動するようにし、更に同軸部材
8の軸端部とIC搭載台直下のソケット基盤部とを回動
軸部材8の回動操作にて該回動軸部材8を軸方向に移動
しIC搭載台2を高位と低位に案内するカム手段を介し
て連繋し、IC搭載台2のIC支持高さを調整する構成
としている。
に、回動軸部材8をIC搭載台2の中央部に貫装し、軸
頭部を軸孔9の周壁に係合させてIC搭載台2と回動軸
部材8とが追随して上下動するようにし、更に同軸部材
8の軸端部とIC搭載台直下のソケット基盤部とを回動
軸部材8の回動操作にて該回動軸部材8を軸方向に移動
しIC搭載台2を高位と低位に案内するカム手段を介し
て連繋し、IC搭載台2のIC支持高さを調整する構成
としている。
【0024】上記カム手段は例えば上記軸端部周面にひ
ねり角を以って傾斜カム溝21を設け、この傾斜カム溝
21に軸孔11の内周面に設けた滑り子15を滑合する
か、又は軸端部周面に滑り子を設け、この滑り子を軸孔
11の内周面に設けた傾斜カム溝に滑合させ傾斜カム溝
の端部にてIC搭載台2の高位と低位の位置設定を行な
うことができる。この実施例においては、回動軸部材8
はIC搭載台2と一緒に上下動し、カム手段によって高
位と低位のIC支持高さが決められる。
ねり角を以って傾斜カム溝21を設け、この傾斜カム溝
21に軸孔11の内周面に設けた滑り子15を滑合する
か、又は軸端部周面に滑り子を設け、この滑り子を軸孔
11の内周面に設けた傾斜カム溝に滑合させ傾斜カム溝
の端部にてIC搭載台2の高位と低位の位置設定を行な
うことができる。この実施例においては、回動軸部材8
はIC搭載台2と一緒に上下動し、カム手段によって高
位と低位のIC支持高さが決められる。
【0025】図8に示すように、回動軸部材8の軸頭部
にフランジ14の如き張り出しを設けてIC搭載台2の
上方向への抜止めのみを図る場合にはバネ5によってI
C搭載台2を上方向に付勢するように弾持し、又図8中
に仮想線で示すように回動軸部材8とIC搭載台2とを
一体的に結合する場合には上記バネ5を省約できる。
にフランジ14の如き張り出しを設けてIC搭載台2の
上方向への抜止めのみを図る場合にはバネ5によってI
C搭載台2を上方向に付勢するように弾持し、又図8中
に仮想線で示すように回動軸部材8とIC搭載台2とを
一体的に結合する場合には上記バネ5を省約できる。
【0026】図9は更に他の実施例を示しており、この
実施例は回動軸部材8の軸端部をIC搭載台直下のソケ
ット基盤部に回動可に枢支すると共に、軸頭部とIC搭
載台2の中央部の軸孔9内周面間に前記傾斜カムの如き
カム手段を形成し、IC搭載台2の高位と低位への高さ
調整を行なうようにした場合を示している。
実施例は回動軸部材8の軸端部をIC搭載台直下のソケ
ット基盤部に回動可に枢支すると共に、軸頭部とIC搭
載台2の中央部の軸孔9内周面間に前記傾斜カムの如き
カム手段を形成し、IC搭載台2の高位と低位への高さ
調整を行なうようにした場合を示している。
【0027】この実施例においても回動軸部材8の軸端
部とソケット基盤の軸孔11とを一体的に結合した場合
には、バネ5の省約が可能であり、又同軸端部をソケッ
ト基盤の軸孔11に上方向への抜止めのみを図るように
枢支した場合には上記バネ5を設けると良い。図9の実
施例は図2A,図2Bの実施例と同様、回動軸部材8が
自からは上下動せず定位置で回動し、カム手段の案内に
よりIC搭載台2単独で上下動する。
部とソケット基盤の軸孔11とを一体的に結合した場合
には、バネ5の省約が可能であり、又同軸端部をソケッ
ト基盤の軸孔11に上方向への抜止めのみを図るように
枢支した場合には上記バネ5を設けると良い。図9の実
施例は図2A,図2Bの実施例と同様、回動軸部材8が
自からは上下動せず定位置で回動し、カム手段の案内に
よりIC搭載台2単独で上下動する。
【0028】
【考案の効果】本考案によれば、IC搭載台中央部に露
出する回動軸部材の操作部を操作することによりIC搭
載台のIC支持高さの調整を極めて容易に行なうことが
でき、又IC搭載台の中央部に貫装されている回動軸部
材により、同搭載台を安定に上下動させることができ
る。
出する回動軸部材の操作部を操作することによりIC搭
載台のIC支持高さの調整を極めて容易に行なうことが
でき、又IC搭載台の中央部に貫装されている回動軸部
材により、同搭載台を安定に上下動させることができ
る。
【0029】又IC搭載台の中央部において操作される
ので、IC搭載台周域の四辺にコンタクトを配した形式
のソケットにも適正に実施でき、又ICソケットを配線
基板に近接して実装してもIC搭載台の上面側から支障
なく操作でき、ICソケットの高密度実装にも有効に対
処できる。
ので、IC搭載台周域の四辺にコンタクトを配した形式
のソケットにも適正に実施でき、又ICソケットを配線
基板に近接して実装してもIC搭載台の上面側から支障
なく操作でき、ICソケットの高密度実装にも有効に対
処できる。
【図1】本考案の一実施例を示すICソケットの平面図
である。
である。
【図2A】同ソケットにおいて、IC搭載台を低位に調
整した状態を示す要部断面図である。
整した状態を示す要部断面図である。
【図2B】同状態を形成するカム手段の展開断面図であ
る。
る。
【図3A】同ソケットにおいてIC搭載台を高位に調整
した状態を示す要部断面図である。
した状態を示す要部断面図である。
【図3B】同状態を形成するカム手段の展開断面図であ
る。
る。
【図4A】上記ソケットにおけるIC搭載台の平面図で
ある。
ある。
【図4B】同一部切欠せる側面図である。
【図5A】上記ソケットにおける回動軸部材の側面図で
ある。
ある。
【図5B】同平面図である。
【図5C】同底面図である。
【図5D】図5BにおけるA−A線断面図である。
【図6】カム手段の他例を示す展開断面図である。
【図7】カム手段の更に他例を示す展開断面図である。
【図8】ICソケットの他例を示す要部断面図である。
【図9】ICソケットの更に他例を示す要部断面図であ
る。
る。
1 ソケット基盤 2 IC搭載台 3 コンタクト 8 回動軸部材 10 回動操作部 15 滑り子 16 カム面 17 カム孔 19,20 カム面 21 カム溝
Claims (3)
- 【請求項1】ソケット基盤にICを支承するIC搭載台
を上下動可に設け、該IC搭載台周域のソケット基盤部
に多数のコンタクトを並設し、上記IC搭載台に支承さ
れたICのリードを上記コンタクトに載接するようにし
たICソケットにおいて、上記IC搭載台の中央部に回
動軸部材を貫装し、該回動軸部材の軸頭部に工具先が係
合する回動操作部を形成して該回動操作部をIC搭載台
の上面側に露出させると共に、該回動軸部材の軸端部を
IC搭載台直下のソケット基盤部に回動可に支持し、該
回動軸部材とIC搭載台とを回動軸部材の回動操作にて
IC搭載台を高位と低位に案内するカム手段を介して連
繋しIC搭載台のIC支持高さを調整する構成としたこ
とを特徴とするICソケット。 - 【請求項2】ソケット基盤にICを支承するIC搭載台
を上下動可に設け、該IC搭載台周域のソケット基盤部
に多数のコンタクトを並設し、上記IC搭載台に支承さ
れたICのリードを上記コンタクトに載接するようにし
たICソケットにおいて、上記IC搭載台の中央部に回
動軸部材を貫装し、該回動軸部材の軸頭部に工具先が係
合する回動操作部を形成して該回動操作部をIC搭載台
の上面側に露出させると共に、該回動軸部材の軸頭部と
IC搭載台とを回動軸部材がIC搭載台に追随して上下
動するよう係合し、更に該回動軸部材の軸端部とIC搭
載台直下のソケット基盤部とを該回動軸部材の回動操作
にて該回動軸部材を軸方向に移動しIC搭載台を高位と
低位に案内するカム手段を介して連繋しIC搭載台のI
C支持高さを調整する構成としたことを特徴とするIC
ソケット。 - 【請求項3】上記回動軸部材の軸頭部をIC搭載台の中
央部に形成した収容孔に収容したことを特徴とする請求
項1又は2記載のICソケット。
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