JP2550760B2 - カラー階調画像表示装置 - Google Patents

カラー階調画像表示装置

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JP2550760B2
JP2550760B2 JP2200589A JP20058990A JP2550760B2 JP 2550760 B2 JP2550760 B2 JP 2550760B2 JP 2200589 A JP2200589 A JP 2200589A JP 20058990 A JP20058990 A JP 20058990A JP 2550760 B2 JP2550760 B2 JP 2550760B2
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稜雄 高梨
英史 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱記録、電荷消去により記録消去の繰り返し
使用が可能な記録部材を用いたカラー階調画像表示装置
に関する。
(従来の技術) 加熱量を制御し階調画像を記録するのにサーマルヘッ
ドを用いた昇華型感熱プリンタがある。これは昇華型イ
ンクをフィルム上に塗布したものをサーマルヘッドで加
熱し記録紙に転写するもので加熱量により濃度を変化さ
せて階調画像を得る。
(発明が解決しようとする課題) 記録紙上にインクを記録すると消去は困難であり、記
録された記録紙を裁断してインクを除去したのち、記録
紙部分のみを取り出して再生させねばならず記録紙の再
使用が難しかった。
(課題を解決するための手段) 上記した課題を解決するために、本発明は下記の構成
になるカラー階調画像表示装置を提供する。
カラー画像に応じた色パターンを透明媒体に熱転写す
るカラー記録と高分子−液晶膜を用いた記録部材を加熱
して前記カラー画像の階調記録とを同一のサーマルヘッ
ドで行い、前記カラー画像に応じた色パターンを熱転写
した透明媒体と前記カラー画像に応じた階調が記録され
た前記記録部材とを重ねることによりカラー階調画像を
表示するカラー階調画像表示装置であって、 前記サーマルヘッドは、1ライン上に配置されかつ互
いに一定の間隔を有する各発熱抵抗体による画素単位で
前記カラー記録と前記階調記録を行うことを特徴とする
カラー階調画像表示装置。
(実施例) 以下、本発明になる階調画像表示装置を第1図〜第9
図に沿って説明する。
第1図は本発明装置の一実施例構成図、第2図はサー
マルヘッドの一実施例構成図、第3図(A),(B),
第4図はそれぞれ加熱量制御用発熱抵抗体の形状を示す
図、第5図は記録部材の構成図、第6図は記録部材の温
度に対する透過濃度を示す特性図、第7図(A),
(B),第9図(A),(B)はそれぞれ色パターン,
画像印刷を示す図、第8図は階調画像投影装置の構成図
である。
第1図〜第9図中、1,1aは記録部材、2は基材、3は
高分子−液晶複合膜、3aは液晶、3bは高分子材料、4は
耐熱コート材、5は階調画像表示装置、6は消去ロー
ラ、7はプラテンローラ、8はサーマルヘッド、9は薄
膜フィルム、10〜13は入力端子、14はシフトレジスタ
(Shift Register)、15はラッチ回路(Latch Circui
t)、16はゲート回路(Gate Circuit)、17,23は色パタ
ーン、18,24は画像印刷、19は階調画像投影装置(OH
P)、21は投影レンズ、22は反射板、Eは電源、R1,R2,R
3は発熱抵抗体、Tr1,Tr2,Tr3はトランジスタである。
本発明になるカラー階調画像表示装置5は、高分子−
液晶複合膜3を基材2に付着させて記録部材1への加熱
量を制御することにより、加熱量に応じた濃度によるカ
ラー階調画像表示を色情報別にサーマルヘッド8の主走
査方向画素単位で行う構成を有するものである。
本発明になるカラー階調画像表示装置5の作用は、高
分子材料3bに液晶3aを分散させた高分子−液晶複合膜3
を記録部材1の記録部として用い、まず、消去ローラ6
を用いて、液晶3aが一定方向となるような電界を記録部
材1にかけ、光の乱反射を防ぎ透明状態とする。次に、
サーマルヘッド8で記録部材1を加熱し加熱量を制御す
ることにより階調記録を行う。これは使用後、電界を再
びかければ透明となり再使用できる。この階調記録をサ
ーマルヘッド8の主走査方向画素単位(あるいは副走査
方向画素単位)で各色情報を記録する。各色の記録位置
に合わせた色パターン17,23をあらかじめ同一のプリン
タで他の透明媒体に昇華あるいは溶融インクで熱転写し
ておく。
この色パターンと記録された高分子−液晶複合膜3と
を重ね合わせて用いれば画像のカラー表示を行う(画像
印刷18,24を得る)ことができる。
上記した記録部材1は、第5図に示すように、高分子
−液晶複合膜3をPET等の平滑性の高い基材2上に付着
させる。更に、その上から耐熱コート材4をコートし、
加熱時に高分子−液晶複合膜3の損傷を防ぐ。
カラー階調画像表示装置5は、第1図に示すように、
まず記録部材1に消去ローラ6で電荷をかけ液晶3aの方
向を撹乱し白濁にして得た濃淡画像を記録する。記録部
材上に耐熱コート材4のない場合は点線で示した薄膜フ
ィルム9を記録部材1aに重ね合せて用いる。薄膜フィル
ム9はPETに耐熱コート材4をコートしたものが効果的
である。
記録部材1の温度に対する透明濃度を示す特性は、第
6図に示すように、高分子−液晶複合膜3への印加温度
がt0〜tmaxのとき、透明濃度はDmin〜Dmaxで連続して変
化する。この温度t0は例えば約60℃、tmaxは例えば約70
℃である。温度がtmax以上になっても、これ以上透明濃
度は変化せずこれ以上の温度では略一定の透明濃度とな
る。これによって、透明濃度の変化するt0〜tmaxの範囲
においては、高分子−液晶複合膜3へ印加する加熱量を
制御することにより、加熱量に応じた濃度によるカラー
階調画像表示を行うことに用いることができる。
サーマルヘッド8を構成する第2図に示す複数の発熱
抵抗体R1〜R3,…,に、トランジスタTr1〜Tr3,…,を介
して電流を供給してこれに応じてこれを発熱させること
により、高分子−液晶複合膜3の透明濁度を所定値に設
定して階調画像を得る。
即ち、第2図に示すシフトレジスタ14に画像に対応し
た加熱データ(Data)とこれを転送するクロック(Cloc
k)を入力端子10,11から供給し、シフトレジスタ14に各
発熱抵抗体R1〜R3,…,の位置における加熱データを記
憶する。次に、この加熱データを同時にラッチ回路15に
送り記憶させる。記憶が終了したらシフトレジスタ14に
は次の加熱データを送る。入力端子12からラッチ信号
(Latch)が供給されるラッチ回路15に記憶された加熱
データをゲート信号(Gate)が供給されるゲート回路16
のゲートをオンすることにより、この加熱データに応じ
た場所のトランジスタTr1〜Tr3,…,をオンし、発熱抵
抗体R1〜R3,…,に電流を流しこれによって記録部材1
を加熱し白濁にして画像を記録する。
上記したような加熱量を制御することにより濃度変化
による階調画像表示を行うために用いられる各発熱抵抗
体の形状は、第3図(A)にaで示す形状である。また
高解像度あるいは高濃度が必要な場合には、同図(B)
にb,cで示すような複数の発熱部を持つ形状とし、発熱
温度の均一化を更に計り各発熱抵抗体全体で均一な濃度
を得るように構成すると共に、最高温度を下げ隣接する
発熱抵抗体との熱干渉を防ぐ。
サーマルヘッド8の主走査方向画素単位でカラー表示
を行う場合は、まず昇華型あるいは溶融型インクを1ラ
イン上に順次交互にR,G,Bの3色塗布したものを薄膜フ
ィルム9として用い(すなわち第7図(A)に示す色パ
ターン17を有するPET)、前述した透明媒体として透明
記録材(OHP用)を用いて、サーマルヘッド8の発熱抵
抗体毎に色を変えた印刷を行う。
つぎに、この薄膜フィルム9の代わりに透明記録材を
用い、この透明記録材に記録された色パターンの色に合
せて各色の階調画像を記録部材1の高分子−液晶複合膜
3に一度で記録する。以下同様にして階調画像の記録を
行えば良い。
カラー再生の場合は、第7図(A)に示す色パターン
17と記録部材1とを重ね合せて、第8図に示す階調画像
投影装置19の一例であるOHPで投影すればカラー階調画
像を表示することができる。
また、サーマルヘッド8の主走査方向画素間隔と同等
かそれ以下の間隔で副走査方向単位で行うカラー表示の
場合には、まず昇華型あるいは溶融型インクを1ライン
毎にR,G,Bの3色を順次交互に塗布したものを薄膜フィ
ルム9として用い(すなわち第9図(A)に示す色パタ
ーン23を有するPET)、前述した透明媒体として透明記
録材(OHP用)を用いて、サーマルヘッド8の発熱抵抗
体毎に色を変えた印刷を行う。この場合、1色づつ計3
ライン間を往復してカラー印刷を行なうが、第4図に示
すように、サーマルヘッド8の主走査方向画素間隔Hpは
発熱抵抗体間隔と同一であり、これ以下の印字は出来な
い。従って、サーマルヘッド8副走査方向画素間隔Spを
Hp≧Spとなるようにし、色パターンが視覚的に見えない
よう記録することが求められる。また、前述した第3図
(B)に示すもののように、1つの画素に対し発熱部を
複数とし発熱部の合成形状の縦横比がHp:Spとなるよう
にすればより効果的である。
以上により得られた透明記録材に記録された第9図
(A)に示す色パターン23と、記録部材1とを重ね合せ
て、第8図に示す階調画像投影装置19の一例であるOHP
で投影すればカラー階調画像を表示することができる。
また、重ね合せ精度は非常に高いものが要求されるの
で、色パターン23と高分子−液晶複合膜3の記録は同一
の感熱型プリンタで行うことが望ましい。
(発明の効果) 上述したように、本発明になるカラー階調画像表示装
置は、カラー画像に応じた色パターンを透明媒体に熱転
写するカラー記録と高分子−液晶膜を用いた記録部材を
加熱して前記カラー画像の階調記録とを同一のサーマル
ヘッドで行い、前記カラー画像に応じた色パターンを熱
転写した透明媒体と前記カラー画像に応じた階調が記録
された前記記録部材とを重ねることによりカラー階調画
像を表示するカラー階調画像表示装置であって、前記サ
ーマルヘッドは、1ライン上に配置されかつ互いに一定
の間隔を有する各発熱抵抗体による画素単位で前記カラ
ー記録と前記階調記録を行うよう構成したものであるか
ら、カラー階調画像の繰り返し記録をインクを用いず行
うことができ、また高S/Nの品位の階調特性が良いカラ
ー画像を得ることができ、さらに同一の記録部材へカラ
ー階調画像記録消去を繰り返して行うことができ、さら
に記録部材の再使用性が高まる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例構成図、第2図はサーマ
ルヘッドの一実施例構成図、第3図(A),(B),第
4図はそれぞれ加熱制御用発熱抵抗体の形状を示す図、
第5図は記録部材の構成図、第6図は記録部材の温度に
対する透過濃度を示す特性図、第7図(A),(B),
第9図(A),(B)はそれぞれ色パターン,画像印刷
を示す図、第8図は階調画像投影装置の構成図である。 1……記録部材、2……基材、 3……高分子−液晶複合膜、4……耐熱コート材、 5……カラー階調画像表示装置、6……消去ローラ、 7……プラテンローラ、8……サーマルヘッド、 9……薄膜フィルム、10〜13は入力端子、 14……シフトレジスタ、15……ラッチ回路、 16……ゲート回路、17,23……色パターン、 18,23……画像印刷、19……階調画像投影装置、 21……投影レンズ、22……反射板、E……電源、 Hp……主走査方向画素間隔、R1〜R3……発熱抵抗体、 Sp……副走査方向画素間隔、 Tr1〜Tr3……トランジスタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー画像に応じた色パターンを透明媒体
    に熱転写するカラー記録と高分子−液晶膜を用いた記録
    部材を加熱して前記カラー画像の階調記録とを同一のサ
    ーマルヘッドで行い、前記カラー画像に応じた色パター
    ンを熱転写した透明媒体と前記カラー画像に応じた階調
    が記録された前記記録部材とを重ねることによりカラー
    階調画像を表示するカラー階調画像表示装置であって、 前記サーマルヘッドは、1ライン上に配置されかつ互い
    に一定の間隙を有する各発熱抵抗体による画素単位で前
    記カラー記録と前記階調記録を行うことを特徴とするカ
    ラー階調画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01304431A (ja) * 1988-06-02 1989-12-08 Canon Inc 表示媒体およびその表示方法
JPH02137854A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Ricoh Co Ltd 乾式電子写真用トナー及びそれを用いたカラー画像形成法

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