JP2550690B2 - 音声パケット転送方法 - Google Patents

音声パケット転送方法

Info

Publication number
JP2550690B2
JP2550690B2 JP702389A JP702389A JP2550690B2 JP 2550690 B2 JP2550690 B2 JP 2550690B2 JP 702389 A JP702389 A JP 702389A JP 702389 A JP702389 A JP 702389A JP 2550690 B2 JP2550690 B2 JP 2550690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
silence
data
packet
voiced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP702389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02186856A (ja
Inventor
利夫 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP702389A priority Critical patent/JP2550690B2/ja
Publication of JPH02186856A publication Critical patent/JPH02186856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550690B2 publication Critical patent/JP2550690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主としてパケット交換機における音声パケ
ット交換に関し、特にマルチパルス符号化音声データの
音声パケット転送方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の音声パケットの転送は、有音、無音を
問わず、すべての音声データを転送していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の音声パケットの転送は、有音、無音を
問わず、すべての音声データを転送するため、電話の通
話音声のうち一般的に50%から60%が無音データにある
にもかかわらず、無音を含めすべての音声データを転送
しており、データ伝送路が経済的に使用されないという
欠点があった。
また、単純に無音データの音声パケットを転送しない
ことにすると、無音状態と伝送誤りによるパケット紛失
との区別が困難であり、音声パケットの伝送誤り制御お
よび伝送遅延時間のゆらぎ制御を実行するときに、短時
間に頻発する無音状態が正確に再生されないという欠点
もあった。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明は、マルチパ
ルス符号化された音声データのパケットによる転送方法
において、送信側は、マルチパルス符号化音声データの
有音と無音を区別し、有音の場合には、パケット化され
た有音の音声データの1パケットごとに1ずつ増加し一
定値に達すると0に巡回するようなシーケンス番号を付
与して送信し、無音の場合には、有音から無音に変化し
た直後の無音を示す音声パケットのみをシーケンス番号
を付与して送信し、時系列上で有音から無音に変化した
直後の無音に連続して発生する無音の音声に対する音声
パケットは連続したシーケンス番号は付与するが送信せ
ず、無音から有音に変化した直後に転送する有音の音声
パケットを、送信しなかった無音データ数+1の値を無
音になる前の最後の有音のシーケンス番号に加えて送信
し、受信側は、受信した音声の音声パケットのシーケン
ス番号により無音データを再生するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本発明による音声パケット転送方法においては、極め
て原音に忠実に音声データが再現され、またデータ伝送
路も経済的に使用できる。
〔実施例〕
第1図は本発明による音声パケット転送方法の一実施
例が適用される音声パケット転送システムを示す系統図
であり、第1図(e)は送信側としての音声パケット変
換部10を示し、第1図(b)は受信側としての音声パケ
ット逆変換部20を示す。
まず、第1図(a)の音声パケット変換部10について
説明する。同図において、11はマルチパルス符号化音声
データ振り分けブロック(VDMX)、12は有音データ音声
パケット化ブロック(VPZ)、13は無音データ音声パケ
ット化ブロック(SPZ)、14は送信用シーケンス番号発
生ブロック(PSEQ)、15は無音データ制御部(CTL)、1
6は送信用音声パケット統合ブロック(PMUX)、17は入
力線、18は出力線である。
マルチパルス符号化音声データ振り分けブロック11
は、マルチパルス符号化音声コデック(図示せず)から
入力線17を介して入力されるマルチパルス符号化音声デ
ータについて有音か無音かを区別し、有音ならば有音デ
ータ音声パケット化ブロック12へ渡し、無音ならば無音
データ音声パケット化ブロッう13へ渡す。また、区別さ
れた有音および無音の音声データは無音データ制御部15
に入力される。無音データ制御部15は1つ前の有音また
は無音の音声データを保持する。
有音データ音声パケット化ブロック12は、マルチパル
ス符号化音声データに送信用シーケンス番号発生ブロッ
ク14から与えられたシーケンス番号を付加し、さらにパ
ケットヘッダを付加してパケットに組立て、送信用音声
パケット統合ブロック16へ渡す。無音データ音声パケッ
ト化ブロック13は、無音のマルチパルス符号化音声デー
タのパケット化を行なう。無音のマルチパルス符号化音
声データは、有音データに続く無音データかどうかを無
音データ制御部15にて判断され、有音に続く無音の場合
はマルチパスル符号化音声データは無音データ音声パケ
ット化ブロック13に渡され、無音データ音声パケット化
ブロック13は送信用シーケンス番号発生ブロック14から
与えられるシーケンス番号を付加し、さらにパケットヘ
ッダを付加してパケットに組立て、送信用音声パケット
統合ブロック16へ渡す。
無音のマルチパルス符号化音声データが、連続する無
音のデータの2番目以降であると無音データ制御部15で
判断された場合、無音データ制御部15はシーケンス番号
は連続して付与するが、その無音のデータを捨てる。そ
れにより、音声パケットは発生しない。
無音から有音に変化した直後に有音であると無音デー
タ制御部15で判断された場合、その直後の有音に音声パ
ケットのシーケンス番号を、送信しなかった無音データ
数+1の値を無音になる前の最後の有音のシーケンス番
号に加えた値となし、さらにパケットヘッダを付加して
パケットに組立て、送信用音声パケット統合ブロック16
へ渡す。
次に、第1図(b)の音声パケット逆変換部20につい
て説明する。同図において、21はマルチパルス符号化音
声データ統合ブロック(VMUX)、22は有音データ音声パ
ケット分解ブロック(VDP)、23は音声データ音声パケ
ット分解ブロック(SDP)、24は送信用シーケンス番号
発生ブロック(VSEQ)、25は無音再生制御部(VCTL)、
26は受信音声パケット振り分けブロック(PDMX)、27は
出力線、28は入力線である。
受信音声パケット振り分けブロック26は入力線28より
入力される音声パケットについて有音の音声パケットが
無音の音声パケットかを区別し、有音ならば有音データ
音声パケット分解ブロック22へ渡し、無音ならば無音デ
ータ音声パケット分解ブロック23へ渡す。
有音データ音声パケット分解ブロック22は受信パケッ
トのパケットヘッダの検査を行ない、該受信パケットの
シーケンス番号を受信用シーケンス番号発生ブロック24
から与えられるシーケンス番号と比較し、正常ならばマ
ルチパルス符号化音声データ統合ブロック21へ渡す。
無音データ音声パケット分解ブロック23は、無音の音
声パケットのパケット分解を行なう。無音音声のパケッ
トのパケットヘッダの検査を行ない、該受信パケットの
シーケンス番号を受信用シーケンス番号発生ブロック24
から与えられるシーケンス番号と比較し、正常ならば無
音のマルチパルス符号化音声データをマルチパルス符号
化音声データ統合ブロック21へ渡す。
一度無音の音声パケットを受信した後に、期待するタ
イミングで音声パケットをなんら受信しなかった場合、
無音再生制御部25は、あたかも無音パケットを受信した
ように、無音データ音声パケット分解ブロック23に対し
て無音のマルチパルス符号化音声データを再生するよう
に指示する。この無音データの再生動作は、入力線28か
ら受信される音声パケットが有音の音声パケットになる
まで続けられる。
こうして、マルチパルス符号化音声データ統合ブロッ
ク21に入力される有音のマルチパルス符号化音声データ
および無音のマルチパルス符号化音声データはマルチパ
ルス符号化音声データ統合ブロック21に統合され、出力
線27を介してマルチパルス符号化音声コデック(図示せ
ず)に入力される。
第2図は、第1図で使用される音声パケットのフォー
マットの一実施例である。SEQ100は、音声パケット毎に
0から255まで巡回的に変化するシーケンス番号であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、有音、無音のそれぞれ
にシーケンス番号を付与するが、有音はすべて送信し、
無音は有音に続く無音のみを送信し、連続する無音の2
番目以降の無音は送信せず、受信した音声の音声パケッ
トのシーケンス番号により無音データを再生することに
より、無音の音声パケットはほとんど転送しなくなるの
で、受信側では、音声パケット転送に伴うゆらぎ制御や
欠落処理に無関係に、極めて原音に忠実に音声データを
再現でき、またデータ伝送路を経済的に使用できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による音声パケット転送方法の一実施例
が適用される音声パケット転送システムを示す系統図、
第2図は第1図で用いられる音声パケットのフォーマッ
トである。 10……音声パケット変換部、11……マルチパルス符号化
音声データ振り分けブロック、12……有音データ音声パ
ケット化ブロック、13……無音データ音声パケット化ブ
ロック、14……送信用シーケンス番号発生ブロック、15
……無音データ制御部、16……送信用音声パケット統合
ブロック、17,28……入力線、18,27……出力線、20……
音声パケット逆変換部、21……マルチパルス符号化音声
データ統合ブロック、22……有音データ音声パケット分
解ブロック、23……無音データ音声パケット分解ブロッ
ク、24……受信用シーケンス番号発生ブロック、25……
無音再生制御部、26……受信音声パケット振り分けブロ
ック。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチパルス符号化された音声データのパ
    ケットによる転送方法において、 送信側は、マルチパルス符号化音声データの有音と無音
    を区別し、有音の場合には、パケット化された有音の音
    声データの1パケットごとに1ずつ増加し一定値に達す
    ると0に巡回するようなシーケンス番号を付与して送信
    し、無音の場合には、有音から無音に変化した直後に無
    音を示す音声パケットのみをシーケンス番号を付与して
    送信し、時系列上で前記有音から無音に変化した直後の
    無音に連続して発生する無音の音声に対する音声パケッ
    トは連続したシーケンス番号は付与するが送信せず、無
    音から有音に変化した直後に転送する有音の音声パケッ
    トを、送信しなかった無音データ数+1の値を無音にな
    る前の最後の有音のシーケンス番号に加えて送信し、 受信側は、受信した音声の音声パケットのシーケンス番
    号により無音データを再生することを特徴とする音声パ
    ケット転送方法。
JP702389A 1989-01-13 1989-01-13 音声パケット転送方法 Expired - Lifetime JP2550690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP702389A JP2550690B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 音声パケット転送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP702389A JP2550690B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 音声パケット転送方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02186856A JPH02186856A (ja) 1990-07-23
JP2550690B2 true JP2550690B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=11654443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP702389A Expired - Lifetime JP2550690B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 音声パケット転送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550690B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112444A (ja) * 1985-11-12 1987-05-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音声伝送方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62112444A (ja) * 1985-11-12 1987-05-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音声伝送方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02186856A (ja) 1990-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5915544B2 (ja) デイジタル信号多重伝送方式
JPS63500697A (ja) 多重ディジタル・パケット電話通信システム
JPH10500547A (ja) 音声通信装置
KR20040028581A (ko) 네트워크 전화기 및 음성 복호화 장치
EP1455343A2 (en) System and method of testing all media encoders and decoders in a digital communication system
JP2550690B2 (ja) 音声パケット転送方法
JP2004282692A (ja) ネットワーク電話機および音声復号化装置
JP2760810B2 (ja) 音声パケット処理方法
JPH03102926A (ja) 可変レートコーデックを用いたセル転送方式
JPS5821459B2 (ja) 音声パケット伝送方式
JP3604817B2 (ja) 音声伝送システム及び受信端末
JPH04357735A (ja) 音声パケット通信装置
JP3172774B2 (ja) 音声の無音抑圧可変制御装置
JPH08251313A (ja) 音声・データ伝送装置
JPS6268350A (ja) 音声パケツト通信方式
JPS63257367A (ja) 音声パケツト通信方法
JP2569493B2 (ja) パケツト通信における転送ゆらぎ吸収処理方式
JP2746061B2 (ja) 音声パケット交換装置
JP2743810B2 (ja) 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置
WO2003075150A1 (en) An arrangement and a method for handling an audio signal
JP2006319685A (ja) 音声符号化選択制御方法、音声パケット送信装置、音声パケット受信装置、プログラム、記録媒体
JP2003198723A (ja) VoIP通信装置
JPS63306740A (ja) パケット通信方式
JPH03101457A (ja) 音声パケット転送方法およびその装置
JPS63232641A (ja) ボコ−ダ方式による音声信号のデイジタル伝送方法