JP2760810B2 - 音声パケット処理方法 - Google Patents
音声パケット処理方法Info
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- JP2760810B2 JP2760810B2 JP63232355A JP23235588A JP2760810B2 JP 2760810 B2 JP2760810 B2 JP 2760810B2 JP 63232355 A JP63232355 A JP 63232355A JP 23235588 A JP23235588 A JP 23235588A JP 2760810 B2 JP2760810 B2 JP 2760810B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は音声パケツト通信に係り、特に高品質な通話
音声を実現する音声パケツト処理方式に関する。
音声を実現する音声パケツト処理方式に関する。
音声パケツト通信においては、回線の利用効率を向上
させるため、送信側の音声検出器により音声信号を有音
部と無音部に判別し、無音部と判定した区間の音声情報
は転送しないようにしている。従つて、受信側には無音
部と判定された区間の音声パケツトは到着しない。ま
た、音声パケツト通信では、パケツト交換網内でパケツ
トを一時蓄積するバツフアが高トラフイツク状態でオー
バーフローする等の理由により、交換網内でパケツトが
廃棄され、送信側で有音と判定された区間の音声パケツ
トが受信側に到着しない場合がある。更に、受信側に到
着したパケツトでも、通話音声の実時間性を保証するた
めに、予め定められた許容遅延時間を超過しているパケ
ツトは受信側で廃棄するようにしている。この場合に
も、事実上音声信号が到着しない区間が発生する。以上
のような場合、例えば特開昭55−21610号公報、あるい
は特開昭59−79658号公報に記載されているように、受
信側に自ら擬似雑音を作成し、前記音声パケツト未到着
区間を補間する技術(以下、無音再生技術と称す)が採
用される。
させるため、送信側の音声検出器により音声信号を有音
部と無音部に判別し、無音部と判定した区間の音声情報
は転送しないようにしている。従つて、受信側には無音
部と判定された区間の音声パケツトは到着しない。ま
た、音声パケツト通信では、パケツト交換網内でパケツ
トを一時蓄積するバツフアが高トラフイツク状態でオー
バーフローする等の理由により、交換網内でパケツトが
廃棄され、送信側で有音と判定された区間の音声パケツ
トが受信側に到着しない場合がある。更に、受信側に到
着したパケツトでも、通話音声の実時間性を保証するた
めに、予め定められた許容遅延時間を超過しているパケ
ツトは受信側で廃棄するようにしている。この場合に
も、事実上音声信号が到着しない区間が発生する。以上
のような場合、例えば特開昭55−21610号公報、あるい
は特開昭59−79658号公報に記載されているように、受
信側に自ら擬似雑音を作成し、前記音声パケツト未到着
区間を補間する技術(以下、無音再生技術と称す)が採
用される。
然るに、上記従来の無音再生技術は、音声パワーが小
さく、音声波形が比較的単調な音声信号からなる無音部
を再生するのに適しているが、従来は、音声パケツト未
到着区間を無音圧縮によるものがパケツト廃棄によるも
のかを区別せず、音声パケツト未到着区間を自ら作成し
た擬似雑音により補間するようにしているため、以下の
点で問題があつた。
さく、音声波形が比較的単調な音声信号からなる無音部
を再生するのに適しているが、従来は、音声パケツト未
到着区間を無音圧縮によるものがパケツト廃棄によるも
のかを区別せず、音声パケツト未到着区間を自ら作成し
た擬似雑音により補間するようにしているため、以下の
点で問題があつた。
音声パケツト未到着区間がパケツト廃棄に起因する場
合、該未到着区間はトークスパートの中に存在する。こ
のトークスパートは、音声パワーが大きく、音声波形が
複雑な音声信号からなつており、例えば、第2図に示す
ように、受信側で自ら作成した擬似雑音と前記トークス
パート中の音声信号とでは、音声パワーの大きさや音声
波形の複雑さが大きく異なる。これらの音声パワーの大
きさと音声波形の複雑さの違いは、再生音声の途切れや
破裂音等の原因となり、その結果、通話音声の品質が著
しく劣化する。
合、該未到着区間はトークスパートの中に存在する。こ
のトークスパートは、音声パワーが大きく、音声波形が
複雑な音声信号からなつており、例えば、第2図に示す
ように、受信側で自ら作成した擬似雑音と前記トークス
パート中の音声信号とでは、音声パワーの大きさや音声
波形の複雑さが大きく異なる。これらの音声パワーの大
きさと音声波形の複雑さの違いは、再生音声の途切れや
破裂音等の原因となり、その結果、通話音声の品質が著
しく劣化する。
本発明の目的は、デイジタル音声をパケツト通信方式
により伝送するシステムにおいて、受信側にてパケツト
未到着の理由を特定し、これに最適の補間技術を施すこ
とにより通話音声の品質を向上させる音声パケツト処理
方式を実現することにある。
により伝送するシステムにおいて、受信側にてパケツト
未到着の理由を特定し、これに最適の補間技術を施すこ
とにより通話音声の品質を向上させる音声パケツト処理
方式を実現することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、受信側に音
声パケツトが到着しない区間が無音部を転送しない無音
圧縮によるものか、パケツト廃棄によるものかを適宜判
定し、その判定結果に基づき適切に無音再生処理あるい
は廃棄補償処理を行なうことを特徴とする。
声パケツトが到着しない区間が無音部を転送しない無音
圧縮によるものか、パケツト廃棄によるものかを適宜判
定し、その判定結果に基づき適切に無音再生処理あるい
は廃棄補償処理を行なうことを特徴とする。
上記音声パケツト未到着区間の原因を判定するため
に、本発明では、送信側で転送される音声パケツトにマ
ークビツトを付与する手段と、受信側で到着パケツトの
該マークビツトを監視し、該監視結果に基づき音声パケ
ツトが到着しない区間の判定をする手段を設ける。ま
た、上記音声パケツト未到着区間の原因を判定する別の
方法として、本発明では、送信側で転送される音声パケ
ツトにシーケンス番号を付与する手段と、受信側で到着
パケツトの該シーケンス番号を監視し、該監視結果に基
づき音声パケツトが到着しない区間の判定をする手段を
設ける。
に、本発明では、送信側で転送される音声パケツトにマ
ークビツトを付与する手段と、受信側で到着パケツトの
該マークビツトを監視し、該監視結果に基づき音声パケ
ツトが到着しない区間の判定をする手段を設ける。ま
た、上記音声パケツト未到着区間の原因を判定する別の
方法として、本発明では、送信側で転送される音声パケ
ツトにシーケンス番号を付与する手段と、受信側で到着
パケツトの該シーケンス番号を監視し、該監視結果に基
づき音声パケツトが到着しない区間の判定をする手段を
設ける。
前記音声パケツト未到着区間の原因を判定する更に他
の方法として、受信側でタイマにより音声パケツトの到
着を監視する手段と、該監視結果に基づき音声パケツト
が到着しない区間の判定をする手段を設けてもよい。
の方法として、受信側でタイマにより音声パケツトの到
着を監視する手段と、該監視結果に基づき音声パケツト
が到着しない区間の判定をする手段を設けてもよい。
本発明によれば、送信側で転送される音声パケツトに
付されたマークビツトあるいはシーケンス番号を受信側
で監視することにより、受信側に音声パケツト未到着区
間が本来音声パケツトが到着すべき区間であるか否かを
判定することができる。従つて、該音声パケツト未到着
区間が、本来音声パケツトが到着すべき区間であるなら
ば前記音声パケツト未到着区間はパケツト廃棄区間と判
定され、元々音声パケツトが到着しない区間であるなら
ば前記音声パケツト未到着区間は無音圧縮区間と判定さ
れる。
付されたマークビツトあるいはシーケンス番号を受信側
で監視することにより、受信側に音声パケツト未到着区
間が本来音声パケツトが到着すべき区間であるか否かを
判定することができる。従つて、該音声パケツト未到着
区間が、本来音声パケツトが到着すべき区間であるなら
ば前記音声パケツト未到着区間はパケツト廃棄区間と判
定され、元々音声パケツトが到着しない区間であるなら
ば前記音声パケツト未到着区間は無音圧縮区間と判定さ
れる。
また、音声パケツト未到着区間発生後の最初の音声パ
ケツトの到着をタイマにより監視することにより、該区
間の継続時間を測定することができる。この場合、無音
圧縮区間とパケツト廃棄区間を時間的長さで区別するし
きい値を予め定めておき、前記継続時間と前記しきい値
とを比較する。比較の結果、前記継続時間の方が前記し
きい値より長い場合は無音圧縮区間と判定され、短い場
合はパケツト廃棄区間と判定する。
ケツトの到着をタイマにより監視することにより、該区
間の継続時間を測定することができる。この場合、無音
圧縮区間とパケツト廃棄区間を時間的長さで区別するし
きい値を予め定めておき、前記継続時間と前記しきい値
とを比較する。比較の結果、前記継続時間の方が前記し
きい値より長い場合は無音圧縮区間と判定され、短い場
合はパケツト廃棄区間と判定する。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図はマークビツトを用いて音声パケツト未到着区
間の判定を行なう場合の実施例を示したものである。第
1図において、音声端末1より入力されたアナログ音声
信号は、A/D変換器2でデイジタル信号に変換される。
該デイジタル信号は、32kbps適応差分パルス符号変調
(以下、ADPCMと略す。)符号器3でADPCM信号に符号化
された後、パケツト組立部5で音声パケツトに組立られ
る。該パケツト組立部5では、先ず、前記デイジタル信
号が信号分割部15で固定長のブロツクに分割される。該
信号分割部15は、音声検出器4の判定101が有音判定の
場合のみ、前記ブロツクに前記ブロツクの生成時刻を示
す時間情報であるタイムスタンプを付与し、マークビツ
ト付与部16に送出する。該マークビツト付与部16は、前
記音声検出器4の判定101に基づき、前記ブロツク2に
ビツトで構成されるマークビツトを付与する。
間の判定を行なう場合の実施例を示したものである。第
1図において、音声端末1より入力されたアナログ音声
信号は、A/D変換器2でデイジタル信号に変換される。
該デイジタル信号は、32kbps適応差分パルス符号変調
(以下、ADPCMと略す。)符号器3でADPCM信号に符号化
された後、パケツト組立部5で音声パケツトに組立られ
る。該パケツト組立部5では、先ず、前記デイジタル信
号が信号分割部15で固定長のブロツクに分割される。該
信号分割部15は、音声検出器4の判定101が有音判定の
場合のみ、前記ブロツクに前記ブロツクの生成時刻を示
す時間情報であるタイムスタンプを付与し、マークビツ
ト付与部16に送出する。該マークビツト付与部16は、前
記音声検出器4の判定101に基づき、前記ブロツク2に
ビツトで構成されるマークビツトを付与する。
前記タイムスタンプおよびマークビツトは、第3図に
示すように付与する。すなわち、タイムスタンプは、音
声ブロツク200に対して有音,無音の区別なく、連続的
に割り当てられる。前記信号分割部15は、音声検出器4
の判定101が有音であるブロツクに対してのみ、該ブロ
ツクに割り当てられたタイムスタンプを付与して前記マ
ークビツト付与部16に送出する。従つて、第3図の201
に示すように、前記マークビツト付与部16では、無音と
判定されたブロツクに割り当てられたタイムスタンプは
欠番となる。前記マークビツト付与部16は、音声検出器
4の判定101を監視し、無音判定から有音判定に転じた
後の第1番目の有音ブロツクのマークビツト領域の第1
ビツトに“1"を立て、パケツトヘツダ付与部17に送出す
る。更に、前記マークビツト付与部16は、前記判定101
が有音判定から無音判定に転じた時の最終の有音判定の
ブロツクのマークビツト領域の第2ビツトに“1"を立
て、パケツトヘツダ付与部17に送出する。従つて、第3
図の202に示すように、パケツトヘツダ付与部17に送ら
れてくる有音ブロツクのマークビツトは、連続する有音
ブロツクの中で、先頭のブロツクは第1ビツト,第2ビ
ツトの順に“1",“0"であり、最終のブロツクは“0",
“1"であり、その他のブロツクは“0",“0"である。
示すように付与する。すなわち、タイムスタンプは、音
声ブロツク200に対して有音,無音の区別なく、連続的
に割り当てられる。前記信号分割部15は、音声検出器4
の判定101が有音であるブロツクに対してのみ、該ブロ
ツクに割り当てられたタイムスタンプを付与して前記マ
ークビツト付与部16に送出する。従つて、第3図の201
に示すように、前記マークビツト付与部16では、無音と
判定されたブロツクに割り当てられたタイムスタンプは
欠番となる。前記マークビツト付与部16は、音声検出器
4の判定101を監視し、無音判定から有音判定に転じた
後の第1番目の有音ブロツクのマークビツト領域の第1
ビツトに“1"を立て、パケツトヘツダ付与部17に送出す
る。更に、前記マークビツト付与部16は、前記判定101
が有音判定から無音判定に転じた時の最終の有音判定の
ブロツクのマークビツト領域の第2ビツトに“1"を立
て、パケツトヘツダ付与部17に送出する。従つて、第3
図の202に示すように、パケツトヘツダ付与部17に送ら
れてくる有音ブロツクのマークビツトは、連続する有音
ブロツクの中で、先頭のブロツクは第1ビツト,第2ビ
ツトの順に“1",“0"であり、最終のブロツクは“0",
“1"であり、その他のブロツクは“0",“0"である。
前記パケツトヘツダ付与部17は、有音ブロツクに宛先
アドレス等の情報を付与して音声パケツトを作成し、こ
れをパケツト送信部6へ送出する。第4図は、本実施例
における音声パケツトのフオーマツトを示したものであ
る。第4図に示すように、音声パケツト300は、パケツ
トヘツダ301,マークビツト302,タイムスタンプ303、お
よび音声データ304から構成される。パケツトヘツダ301
は、宛先アドレス等の情報を含む4バイトの領域であ
る。マークビツト302は、第1ビツト302(a)と第2ビ
ツト302(b)の2ビツトで構成されている。タイムス
タンプ303は6ビツト構成であり、0から63までの数値
が割り当てられる。音声データ304は、有音と判定され
たブロツクのADPCM信号で構成され、データ長は31バイ
トである。
アドレス等の情報を付与して音声パケツトを作成し、こ
れをパケツト送信部6へ送出する。第4図は、本実施例
における音声パケツトのフオーマツトを示したものであ
る。第4図に示すように、音声パケツト300は、パケツ
トヘツダ301,マークビツト302,タイムスタンプ303、お
よび音声データ304から構成される。パケツトヘツダ301
は、宛先アドレス等の情報を含む4バイトの領域であ
る。マークビツト302は、第1ビツト302(a)と第2ビ
ツト302(b)の2ビツトで構成されている。タイムス
タンプ303は6ビツト構成であり、0から63までの数値
が割り当てられる。音声データ304は、有音と判定され
たブロツクのADPCM信号で構成され、データ長は31バイ
トである。
前記音声パケツトは、パケツト送信部6からパケツト
交換装置7を介してパケツト交換網へ送出される。
交換装置7を介してパケツト交換網へ送出される。
パケツト交換網からパケツト交換器7を介してパケツ
ト受信部8に到着した音声パケツトは、判定部9に送ら
れる。判定部9では、先ず、遅延ジツタ制御部18で各音
声パケツトの伝送遅延時間のばらつきが揃えられる。
ト受信部8に到着した音声パケツトは、判定部9に送ら
れる。判定部9では、先ず、遅延ジツタ制御部18で各音
声パケツトの伝送遅延時間のばらつきが揃えられる。
第5図を用いて、遅延ジツタ制御部18における処理を
説明する。遅延ジツタ制御部18では、ジツタ制御用計数
値403がカウントアツプされている。該ジツタ制御用計
数値403は、送信側タイムスタンプ401のカウントアツプ
開始から50ミリ秒遅れてカウントアツプを開始する。該
ジツタ制御用計数値403は、タイムスタンプ401と同じく
0から63の間の整数値であり、音声パケツトの発生間隔
である25ミリ秒毎に1づつカウントアツプされる。音声
パケツトは、前記遅延ジツタ制御部18に一旦格納され、
タイムスタンプの数値が読みだされる。該遅延ジツタ制
御部18は、前記ジツタ制御用計数値とタイムスタンプを
比較し、第5図のパケツト3のように、タイムスタンプ
の数値がジツタ制御用計数値よりも小さい場合に該音声
パケツトを廃棄する。従つて、遅延時間が75ミリ秒を超
過している音声パケツト3は、該ジツタ制御部18で廃棄
され、到着パケツトのタイムスタンプ404は3番が欠番
になる。上記以外の場合は音声パケツトを廃棄せず、25
ミリ秒毎にパケツト到着監視部19に送出する。
説明する。遅延ジツタ制御部18では、ジツタ制御用計数
値403がカウントアツプされている。該ジツタ制御用計
数値403は、送信側タイムスタンプ401のカウントアツプ
開始から50ミリ秒遅れてカウントアツプを開始する。該
ジツタ制御用計数値403は、タイムスタンプ401と同じく
0から63の間の整数値であり、音声パケツトの発生間隔
である25ミリ秒毎に1づつカウントアツプされる。音声
パケツトは、前記遅延ジツタ制御部18に一旦格納され、
タイムスタンプの数値が読みだされる。該遅延ジツタ制
御部18は、前記ジツタ制御用計数値とタイムスタンプを
比較し、第5図のパケツト3のように、タイムスタンプ
の数値がジツタ制御用計数値よりも小さい場合に該音声
パケツトを廃棄する。従つて、遅延時間が75ミリ秒を超
過している音声パケツト3は、該ジツタ制御部18で廃棄
され、到着パケツトのタイムスタンプ404は3番が欠番
になる。上記以外の場合は音声パケツトを廃棄せず、25
ミリ秒毎にパケツト到着監視部19に送出する。
第1図に戻つて、パケツト到着監視部19は、判定処理
制御部21に音声パケツトの到着通知106を出し、音声パ
ケツトをマークビツト監視部20に送出する。前記マーク
ビツト監視部20は、該音声パケツトのマークビツトを読
みだした後、該音声パケツトをパケツト分解部10に送出
する。前記パケツト到着監視部19において音声パケツト
の到着が確認されなかつた場合、該パケツト到着監視部
19は、判定処理制御部21に音声パケツトが到着しなかつ
た区間の直前に到着した音声パケツトのマークビツト、
および次に到着する音声パケツトのマークビツトを検索
するよう指示107を出す。判定処理制御部21は、前記マ
ークビツト監視部20で読みだされた音声パケツトのマー
クビツトの検索108を行ない、音声パケツトが到着しな
いのが送信側で無音部を削除する無音圧縮によるもの
か、音声パケツトの廃棄によるものかを判定する。
制御部21に音声パケツトの到着通知106を出し、音声パ
ケツトをマークビツト監視部20に送出する。前記マーク
ビツト監視部20は、該音声パケツトのマークビツトを読
みだした後、該音声パケツトをパケツト分解部10に送出
する。前記パケツト到着監視部19において音声パケツト
の到着が確認されなかつた場合、該パケツト到着監視部
19は、判定処理制御部21に音声パケツトが到着しなかつ
た区間の直前に到着した音声パケツトのマークビツト、
および次に到着する音声パケツトのマークビツトを検索
するよう指示107を出す。判定処理制御部21は、前記マ
ークビツト監視部20で読みだされた音声パケツトのマー
クビツトの検索108を行ない、音声パケツトが到着しな
いのが送信側で無音部を削除する無音圧縮によるもの
か、音声パケツトの廃棄によるものかを判定する。
以下、判定の手順を説明する。音声パケツトが到着し
ない区間が発生すると、判定処理制御部21は、直前に到
着した音声パケツトのマークビツトの検索108を行な
う。該音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが
“0"、第2ビツトが“1"である場合、すなわち、第3図
の202に示すように、該音声パケツトが有音部の最後の
パケツトである場合は、判定処理制御部21は前記音声パ
ケツト未到着区間を無音圧縮区間と判定する。一方、該
音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが“0"、第2
ビツトが“0"である場合、すなわち、第3図の202に示
すように、該音声パケツトが有音部の先頭と最後以外の
パケツトである場合、あるいは、該音声パケツトのマー
クビツトの第1ビツトが“1"、第2ビツトが“0"である
場合、すなわち、第3図の202に示すように、該音声パ
ケツトが有音部の先頭のパケツトである場合は、判定処
理制御部21は前記音声パケツト未到着区間をパケツト廃
棄区間と判定する。そして、タイマ22において次のパケ
ットが到着するまでの時間を計測し、音声パケットが到
着しない期間が75ミリ秒を越えるとその時点から次に音
声パケット到着するまでの区間は無音区間であると判断
する。本実施例においては、図4に示した1パケットあ
たりに格納されるデータの再生時の長さは約60ミリ秒で
ある。75ミリ秒は、その値をもとに設定したものであ
る。つまり、受信側においてはパケットが到着しない期
間のはじめの75ミリ秒は廃棄区間と見なして廃棄補償の
処理を行い、それ以降は無音区間と見なして無音再生を
行う。廃棄補償または無音再生処理を行っているところ
へ再びパケットが到着し始めると、判定処理制御部21
は、到着した音声パケットのマークビットの検索108を
行う。該音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが
“1"、第2ビツトが“0"である場合、すなわち、第3図
の202に示すように、該音声パケツトが有音、有音部の
先頭のパケツトである場合は、判定処理制御部21は、前
記無音圧縮区間に続く有音部の先頭のパケツトは廃棄さ
れていないと判断する。音声パケツトのマークビツトの
第1ビツトが“0"、第2ビツトが“0"である場合、すな
わち、第3図の202に示すように、該音声パケツトが有
音部の先頭と最後以外のパケツトである場合、あるい
は、該音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが
“0"、第2ビツトが“1"である場合、すなわち、第3図
の202に示すように、該音声パケツトが有音部の最後の
パケツトである場合は、判定処理制御部21は、前記無音
圧縮区間に続く有音部の先頭のパケットまたは先頭とそ
れに続く中間のパケットが廃棄されたと判断する。更
に、判定処理制御部21は、上記の判定結果に基づき、後
に述べるようにして無音再生および廃棄補償の制御を行
う。音声パケツト未到着区間が無音圧縮区間であると判
定された場合は、判定処理制御部21は、無音再生部12に
疑似雑音を発生するように指示102を出す。更に、判定
処理制御部21は、前記音声パケツト未到着区間の直前に
到着した音声パケツトの復号が終了したタイミングで、
前記無音再生部12の出力を選択するようセレクタ14に指
示105を出す。
ない区間が発生すると、判定処理制御部21は、直前に到
着した音声パケツトのマークビツトの検索108を行な
う。該音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが
“0"、第2ビツトが“1"である場合、すなわち、第3図
の202に示すように、該音声パケツトが有音部の最後の
パケツトである場合は、判定処理制御部21は前記音声パ
ケツト未到着区間を無音圧縮区間と判定する。一方、該
音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが“0"、第2
ビツトが“0"である場合、すなわち、第3図の202に示
すように、該音声パケツトが有音部の先頭と最後以外の
パケツトである場合、あるいは、該音声パケツトのマー
クビツトの第1ビツトが“1"、第2ビツトが“0"である
場合、すなわち、第3図の202に示すように、該音声パ
ケツトが有音部の先頭のパケツトである場合は、判定処
理制御部21は前記音声パケツト未到着区間をパケツト廃
棄区間と判定する。そして、タイマ22において次のパケ
ットが到着するまでの時間を計測し、音声パケットが到
着しない期間が75ミリ秒を越えるとその時点から次に音
声パケット到着するまでの区間は無音区間であると判断
する。本実施例においては、図4に示した1パケットあ
たりに格納されるデータの再生時の長さは約60ミリ秒で
ある。75ミリ秒は、その値をもとに設定したものであ
る。つまり、受信側においてはパケットが到着しない期
間のはじめの75ミリ秒は廃棄区間と見なして廃棄補償の
処理を行い、それ以降は無音区間と見なして無音再生を
行う。廃棄補償または無音再生処理を行っているところ
へ再びパケットが到着し始めると、判定処理制御部21
は、到着した音声パケットのマークビットの検索108を
行う。該音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが
“1"、第2ビツトが“0"である場合、すなわち、第3図
の202に示すように、該音声パケツトが有音、有音部の
先頭のパケツトである場合は、判定処理制御部21は、前
記無音圧縮区間に続く有音部の先頭のパケツトは廃棄さ
れていないと判断する。音声パケツトのマークビツトの
第1ビツトが“0"、第2ビツトが“0"である場合、すな
わち、第3図の202に示すように、該音声パケツトが有
音部の先頭と最後以外のパケツトである場合、あるい
は、該音声パケツトのマークビツトの第1ビツトが
“0"、第2ビツトが“1"である場合、すなわち、第3図
の202に示すように、該音声パケツトが有音部の最後の
パケツトである場合は、判定処理制御部21は、前記無音
圧縮区間に続く有音部の先頭のパケットまたは先頭とそ
れに続く中間のパケットが廃棄されたと判断する。更
に、判定処理制御部21は、上記の判定結果に基づき、後
に述べるようにして無音再生および廃棄補償の制御を行
う。音声パケツト未到着区間が無音圧縮区間であると判
定された場合は、判定処理制御部21は、無音再生部12に
疑似雑音を発生するように指示102を出す。更に、判定
処理制御部21は、前記音声パケツト未到着区間の直前に
到着した音声パケツトの復号が終了したタイミングで、
前記無音再生部12の出力を選択するようセレクタ14に指
示105を出す。
一方、音声パケツト未到着区間がパケツト廃棄区間で
あると判定された場合は、判定処理制御部21は、廃棄補
償部13にパケツト廃棄区間の補償を行うよう指示103を
出す。第6図を用いて前記パケツト廃棄区間の補間方法
を説明する。廃棄補償部13は、廃棄補償制御部23、音声
波形整合部24、および記憶部25より構成される。第6図
において、記憶部25にはセレクタ14の出力が記憶されて
いる。該記憶部25は、3パケツト分の音声信号を記憶す
る容量を持ち、記憶内容が逐次更新されている。廃棄補
償制御部23は、廃棄補償指示103が送られてくると、音
声波形整合部24にパケツト廃棄区間を補償するための音
声信号作成指示110を出す。音声波形整合部24は、前記
記憶部25に記憶されている音声信号111、および前記パ
ケツト廃棄区間までに前記記憶部25に入力する音声信号
を読み込み、パケツト廃棄区間の直前の音声波形と整合
のとれた音声信号を作成し、セレクタ14に出力する。
あると判定された場合は、判定処理制御部21は、廃棄補
償部13にパケツト廃棄区間の補償を行うよう指示103を
出す。第6図を用いて前記パケツト廃棄区間の補間方法
を説明する。廃棄補償部13は、廃棄補償制御部23、音声
波形整合部24、および記憶部25より構成される。第6図
において、記憶部25にはセレクタ14の出力が記憶されて
いる。該記憶部25は、3パケツト分の音声信号を記憶す
る容量を持ち、記憶内容が逐次更新されている。廃棄補
償制御部23は、廃棄補償指示103が送られてくると、音
声波形整合部24にパケツト廃棄区間を補償するための音
声信号作成指示110を出す。音声波形整合部24は、前記
記憶部25に記憶されている音声信号111、および前記パ
ケツト廃棄区間までに前記記憶部25に入力する音声信号
を読み込み、パケツト廃棄区間の直前の音声波形と整合
のとれた音声信号を作成し、セレクタ14に出力する。
判定処理制御部21は、32kbpsADPCM復号器11に該パケ
ツト廃棄区間の復号処理を停止するよう指示104を出
す。第7図を用いて該復合処理停止指示104の内容を説
明する。ADPCM復合器11は適応型逆量子化器26,量子化因
子コントローラ27,適応予測器28,加算器29から構成され
る。各ユニツトの機能に関する説明はCCITT勧告G.721に
詳細に述べられているので省略する。第7図において、
量子化因子コントローラ24は、復合処理停止指示104に
従い、量子化因子の更新を停止する。また、適応予測器
28は、該復合処理停止指示104に従い、適応予測に用い
る内部パラメータの更新を停止する。適応型逆量子化器
26は、パケツト分解部10からの入力が無いので、加算器
29へは何も出力しない。同様に、加算器29も、前記逆量
子化器26からの入力が無いので、セレクタ14へは何も出
力しない。従つて、パケツト廃棄区間では、ADPCM復合
器11における量子化因子,内部パラメータの更新とセレ
クタ14への出力は共に停止する。
ツト廃棄区間の復号処理を停止するよう指示104を出
す。第7図を用いて該復合処理停止指示104の内容を説
明する。ADPCM復合器11は適応型逆量子化器26,量子化因
子コントローラ27,適応予測器28,加算器29から構成され
る。各ユニツトの機能に関する説明はCCITT勧告G.721に
詳細に述べられているので省略する。第7図において、
量子化因子コントローラ24は、復合処理停止指示104に
従い、量子化因子の更新を停止する。また、適応予測器
28は、該復合処理停止指示104に従い、適応予測に用い
る内部パラメータの更新を停止する。適応型逆量子化器
26は、パケツト分解部10からの入力が無いので、加算器
29へは何も出力しない。同様に、加算器29も、前記逆量
子化器26からの入力が無いので、セレクタ14へは何も出
力しない。従つて、パケツト廃棄区間では、ADPCM復合
器11における量子化因子,内部パラメータの更新とセレ
クタ14への出力は共に停止する。
上記判定処理制御部21は、前記パケツト廃棄区間の直
前に到着した音声パケツトの復合が終了したタイミング
で、前記廃棄補償部13の出力を選択するようにセレクタ
14に指示105を出す。
前に到着した音声パケツトの復合が終了したタイミング
で、前記廃棄補償部13の出力を選択するようにセレクタ
14に指示105を出す。
判定処理制御部21は、新たに音声パケツトが到着した
場合、該音声パケツトの復合開始タイミングで、32kbps
ADPCM復合器11の出力を選択するようにセレクタ14に指
示105を出す。更に、判定処理制御部21は、無音再生部1
2,廃棄補償部13に各々の処理を中止するように指示102,
103を出すとともに、前記復合処理停止指示104を解除す
る。
場合、該音声パケツトの復合開始タイミングで、32kbps
ADPCM復合器11の出力を選択するようにセレクタ14に指
示105を出す。更に、判定処理制御部21は、無音再生部1
2,廃棄補償部13に各々の処理を中止するように指示102,
103を出すとともに、前記復合処理停止指示104を解除す
る。
上記廃棄補償処理によりパケツト廃棄区間を補間した
音声信号は、第8図に示すように、トークスパート中の
他の音声信号と、音声パワーおよび音声波形の整合のと
れたものとなる。
音声信号は、第8図に示すように、トークスパート中の
他の音声信号と、音声パワーおよび音声波形の整合のと
れたものとなる。
セレクタ14は、前記判定処理制御部21により指定され
た出力を選択し、D/A変換器2に出力する。セレクタ出
力は、廃棄パケツト補償のために廃棄補償部13へ帰還さ
れると共に、D/A変換器2でアナログ音声信号に変換さ
れ音声端末1より出力される。
た出力を選択し、D/A変換器2に出力する。セレクタ出
力は、廃棄パケツト補償のために廃棄補償部13へ帰還さ
れると共に、D/A変換器2でアナログ音声信号に変換さ
れ音声端末1より出力される。
以上のように、本実施例によれば、受信側でマークビ
ツトを検索することにより、音声パケツトが到着しない
区間が無音圧縮区間かパケツト廃棄区間かを判定し、そ
の上で無音再生,廃棄補償を行なうようにしているた
め、高品質の通話音声を再現できる。
ツトを検索することにより、音声パケツトが到着しない
区間が無音圧縮区間かパケツト廃棄区間かを判定し、そ
の上で無音再生,廃棄補償を行なうようにしているた
め、高品質の通話音声を再現できる。
第9図は、シーケンス番号を用いて音声パケツト未到
着区間の判定を行なうようにした本発明の他の実施例を
示す。第9図において、32kbpsのADPCM符号器3でADPCM
信号に符号化された音声信号は、信号分割部15で固定長
のブロツクに分割される。上記信号分割部15は、音声検
出器4の判定101が有音判定の場合のみ、前記ブロツク
に4ビツトで表現されるタイムスタンプを付与してシー
ケンス番号付与部30に送出する。該シーケンス番号付与
部30は、前記信号分割部15より送られてくるブロツク
に、4ビツトで構成されるシーケンス番号を付与する。
着区間の判定を行なうようにした本発明の他の実施例を
示す。第9図において、32kbpsのADPCM符号器3でADPCM
信号に符号化された音声信号は、信号分割部15で固定長
のブロツクに分割される。上記信号分割部15は、音声検
出器4の判定101が有音判定の場合のみ、前記ブロツク
に4ビツトで表現されるタイムスタンプを付与してシー
ケンス番号付与部30に送出する。該シーケンス番号付与
部30は、前記信号分割部15より送られてくるブロツク
に、4ビツトで構成されるシーケンス番号を付与する。
前記タイムスタンプおよびシーケンス番号は、第3図
で説明した形式で付与される。タイムスタンプは音声ブ
ロツク200に対して有音,無音の区別なく連続的に割り
当てられる。前記信号分割部15は、音声検出器4の判定
101が有音であるブロツクにおいてのみ、該ブロツクに
割り当てられたタイムスタンプを付与して前記シーケン
ス番号付与部30に送出する。従つて、第3図の201に示
すように、シーケンス番号付与部30で無音と判定された
ブロツクに割り当てられたタイムスタンプは欠番とな
る。該シーケンス番号付与部30は、シーケンス番号を有
音ブロツクに付与し、パケツトヘツダ付与部17に送出す
る。第3図の203に示すように、シーケンス番号は有音
ブロツクのみに割り当てられる番号であるので、パケツ
トヘツダ付与部17ではシーケンス番号に欠番は無い。
で説明した形式で付与される。タイムスタンプは音声ブ
ロツク200に対して有音,無音の区別なく連続的に割り
当てられる。前記信号分割部15は、音声検出器4の判定
101が有音であるブロツクにおいてのみ、該ブロツクに
割り当てられたタイムスタンプを付与して前記シーケン
ス番号付与部30に送出する。従つて、第3図の201に示
すように、シーケンス番号付与部30で無音と判定された
ブロツクに割り当てられたタイムスタンプは欠番とな
る。該シーケンス番号付与部30は、シーケンス番号を有
音ブロツクに付与し、パケツトヘツダ付与部17に送出す
る。第3図の203に示すように、シーケンス番号は有音
ブロツクのみに割り当てられる番号であるので、パケツ
トヘツダ付与部17ではシーケンス番号に欠番は無い。
前記パケツトヘツダ付与部17は、有音ブロツクに宛先
アドレス等の情報を付与して音声パケツトを作成し、パ
ケツト送信部6へ送出する。第11図は、本実施例におけ
る音声パケツトのフオーマツトを示したものである。第
11図において、音声パケツト305は、パケツトヘツダ30
1,シーケンス番号306,タイムスタンプ303、および音声
データ304から構成される。パケツトヘツダ301は、宛先
アドレス等の情報を含む4バイトの領域である。シーケ
ンス番号306は4ビツト構成であり、0から15までの数
値が割り当てられる。タイムスタンプ303は4ビツト構
成であり、0から15までの数値が割り当てられる。音声
データ304は、有音と判定されたブロツクのADPCM信号で
構成され、データ長は31バイトである。
アドレス等の情報を付与して音声パケツトを作成し、パ
ケツト送信部6へ送出する。第11図は、本実施例におけ
る音声パケツトのフオーマツトを示したものである。第
11図において、音声パケツト305は、パケツトヘツダ30
1,シーケンス番号306,タイムスタンプ303、および音声
データ304から構成される。パケツトヘツダ301は、宛先
アドレス等の情報を含む4バイトの領域である。シーケ
ンス番号306は4ビツト構成であり、0から15までの数
値が割り当てられる。タイムスタンプ303は4ビツト構
成であり、0から15までの数値が割り当てられる。音声
データ304は、有音と判定されたブロツクのADPCM信号で
構成され、データ長は31バイトである。
パケツト交換網からパケツト交換器7を介してパケツ
ト受信部8に到着した音声パケツトは、遅延ジツタ制御
部18に送られる。該遅延ジツタ制御部18の機能は、第1
図に示した遅延ジツタ制御部と同じであるので説明は省
略する。
ト受信部8に到着した音声パケツトは、遅延ジツタ制御
部18に送られる。該遅延ジツタ制御部18の機能は、第1
図に示した遅延ジツタ制御部と同じであるので説明は省
略する。
パケツト到着監視部19は、遅延ジツタ制御部18より送
られてくる音声パケツトの到着通知106を判定処理制御
部21に出し、音声パケツトをシーケンス番号監視部31に
送出する。シーケンス番号監視部31は、該音声パケツト
のシーケンス番号を読みだした後、該音声パケツトをパ
ケツト分解部10に送出する。前記パケツト到着監視部19
において音声パケツトの到着が確認されなかつた場合、
パケツト到着監視部19は、判定処理制御部21に音声パケ
ツトが到着しなかつた区間の直前に到着した音声パケツ
トのシーケンス番号、および次に到着する音声パケツト
のシーケンス番号を検索するよう指示107を出す。判定
処理制御部21は、前記シーケンス番号監視部24で読みだ
された音声パケツトのシーケンス番号の検索112を行な
い、音声パケツトが到着しなかつた理由が送信側で無音
部を削除する無音圧縮によるものか、音声パケツトの廃
棄によるものかを判定する。
られてくる音声パケツトの到着通知106を判定処理制御
部21に出し、音声パケツトをシーケンス番号監視部31に
送出する。シーケンス番号監視部31は、該音声パケツト
のシーケンス番号を読みだした後、該音声パケツトをパ
ケツト分解部10に送出する。前記パケツト到着監視部19
において音声パケツトの到着が確認されなかつた場合、
パケツト到着監視部19は、判定処理制御部21に音声パケ
ツトが到着しなかつた区間の直前に到着した音声パケツ
トのシーケンス番号、および次に到着する音声パケツト
のシーケンス番号を検索するよう指示107を出す。判定
処理制御部21は、前記シーケンス番号監視部24で読みだ
された音声パケツトのシーケンス番号の検索112を行な
い、音声パケツトが到着しなかつた理由が送信側で無音
部を削除する無音圧縮によるものか、音声パケツトの廃
棄によるものかを判定する。
以下、判定の手順を説明する。音声パケツトが到着し
な区間が発生すると、判定処理制御部21は、直前に到着
した音声パケツトのシーケンス番号の検索112を行な
い、該シーケンス番号を記憶する。更に、判定処理制御
部21は、タイマ22を起動するよう指示109を出す。前記
音声パケツト未到着区間が発生し時点から75ミリ秒以内
に次の音声パケツトが到着した場合、判定処理制御部21
は、該音声パケツトのシーケンス番号の検索112を行な
い、該判定処理制御部21内に記憶されているシーケンス
番号と比較する。今回新たに到着した音声パケツトのシ
ーケンス番号と記憶されていたシーケンス番号との間に
欠番が無い場合、判定処理制御部21は、前記音声パケツ
ト未到着区間を無音圧縮区間と判定する。逆に、欠番が
ある場合は、該欠番に相当する音声パケツトが廃棄され
たと判断する。一方、75ミリ秒以内にパケツト到着監視
部19からパケツトの到着通知106が無い場合、マークビ
ットを付与した実施例で説明したのと同様に、判定処理
制御部21は、75ミリ秒までの区間をパケツト廃棄区間と
判定し、75ミリ秒以降、次の音声パケツトが到着するま
での区間を無音圧縮区間と判定する。更に、判定処理制
御部21は、次に到着した音声パケツトのシーケンス番号
の検索112を行ない、該判定処理制御部21内に記憶され
ているシーケンス番号と比較する。今回新たに到着した
音声パケツトのシーケンス番号と記憶されていたシーケ
ンス番号の間に欠番が無い場合、判定処理制御部21は、
前記無音圧縮区間に続く有音部の先端のパケツトは廃棄
されていないと判断する。もし、欠番があれば、判定処
理制御部21は、前記無音圧縮区間に続く有音部の先頭の
音声パケツト、および該欠番に相当する音声パケツトが
廃棄されたと判断する。
な区間が発生すると、判定処理制御部21は、直前に到着
した音声パケツトのシーケンス番号の検索112を行な
い、該シーケンス番号を記憶する。更に、判定処理制御
部21は、タイマ22を起動するよう指示109を出す。前記
音声パケツト未到着区間が発生し時点から75ミリ秒以内
に次の音声パケツトが到着した場合、判定処理制御部21
は、該音声パケツトのシーケンス番号の検索112を行な
い、該判定処理制御部21内に記憶されているシーケンス
番号と比較する。今回新たに到着した音声パケツトのシ
ーケンス番号と記憶されていたシーケンス番号との間に
欠番が無い場合、判定処理制御部21は、前記音声パケツ
ト未到着区間を無音圧縮区間と判定する。逆に、欠番が
ある場合は、該欠番に相当する音声パケツトが廃棄され
たと判断する。一方、75ミリ秒以内にパケツト到着監視
部19からパケツトの到着通知106が無い場合、マークビ
ットを付与した実施例で説明したのと同様に、判定処理
制御部21は、75ミリ秒までの区間をパケツト廃棄区間と
判定し、75ミリ秒以降、次の音声パケツトが到着するま
での区間を無音圧縮区間と判定する。更に、判定処理制
御部21は、次に到着した音声パケツトのシーケンス番号
の検索112を行ない、該判定処理制御部21内に記憶され
ているシーケンス番号と比較する。今回新たに到着した
音声パケツトのシーケンス番号と記憶されていたシーケ
ンス番号の間に欠番が無い場合、判定処理制御部21は、
前記無音圧縮区間に続く有音部の先端のパケツトは廃棄
されていないと判断する。もし、欠番があれば、判定処
理制御部21は、前記無音圧縮区間に続く有音部の先頭の
音声パケツト、および該欠番に相当する音声パケツトが
廃棄されたと判断する。
上記判定に基づく32kbpsADPCM復号器11、無音再生部1
2,廃棄補償部13、およびセレクタ14の制御の説明は、第
1図に示した実施例と同様であるので説明は省略する。
2,廃棄補償部13、およびセレクタ14の制御の説明は、第
1図に示した実施例と同様であるので説明は省略する。
以上のように、本実施例の場合も、受信側でシーケン
ス番号を検索することにより、音声パケツトが到着しな
い区間が無音圧縮区間かパケツト廃棄区間かを判定し、
その上で無音再生,廃棄補償を行なうようにしているた
め、高品質の通話音声を実現できる。
ス番号を検索することにより、音声パケツトが到着しな
い区間が無音圧縮区間かパケツト廃棄区間かを判定し、
その上で無音再生,廃棄補償を行なうようにしているた
め、高品質の通話音声を実現できる。
第10図は、音声パケツト到着しない区間の判定をマー
クビツト,シーケンス番号等の付加情報を用いずに行な
うようにした本発明の更に他の実施例を示したものであ
る。第10図において、32kbpsのADPCM符号器3でADPCM信
号に符号化された音声信号は、信号分割部15で固定長に
ブロツクに分割される。該信号分割部15は、音声検出器
4の判定101が有音の場合のみ、前記ブロツクに8ビツ
トで表現されるタイムスタンプを付与してパケツトヘツ
ダ付与部17に送出する。タイムスタンプの付与方式は第
1図,第9図の実施例の場合と同様である。
クビツト,シーケンス番号等の付加情報を用いずに行な
うようにした本発明の更に他の実施例を示したものであ
る。第10図において、32kbpsのADPCM符号器3でADPCM信
号に符号化された音声信号は、信号分割部15で固定長に
ブロツクに分割される。該信号分割部15は、音声検出器
4の判定101が有音の場合のみ、前記ブロツクに8ビツ
トで表現されるタイムスタンプを付与してパケツトヘツ
ダ付与部17に送出する。タイムスタンプの付与方式は第
1図,第9図の実施例の場合と同様である。
前記パケツトヘツダ付与部17は、有音ブロツクに宛先
アドレス等の情報を付与して音声パケツトを作成し、パ
ケツト送信部6へ送出する。第12図は、本実施例におけ
る音声パケツトのフオーマツトを示す。第12図におい
て、音声パケツト307は、パケツトヘツダ301,タイムス
タンプ303および音声データ304から構成される。パケツ
トヘツダ301は、宛先アドレス等の情報を含む4バイト
領域である。タイムスタンプ303は1バイト構成であ
り、0から255までの数値が割り当てられる。音声デー
タ304は、有音と判定されたブロツクのADPCM信号で構成
され、データ長は31バイトである。
アドレス等の情報を付与して音声パケツトを作成し、パ
ケツト送信部6へ送出する。第12図は、本実施例におけ
る音声パケツトのフオーマツトを示す。第12図におい
て、音声パケツト307は、パケツトヘツダ301,タイムス
タンプ303および音声データ304から構成される。パケツ
トヘツダ301は、宛先アドレス等の情報を含む4バイト
領域である。タイムスタンプ303は1バイト構成であ
り、0から255までの数値が割り当てられる。音声デー
タ304は、有音と判定されたブロツクのADPCM信号で構成
され、データ長は31バイトである。
パケツト交換網からパケツト交換器7を介してパケツ
ト受信部8に到着した音声パケツトは、遅延ジツタ制御
部18に送られる。該遅延ジツタ制御部18は、第1図に示
した実施例における遅延ジツタ制御部と同じであるので
説明は省略する。
ト受信部8に到着した音声パケツトは、遅延ジツタ制御
部18に送られる。該遅延ジツタ制御部18は、第1図に示
した実施例における遅延ジツタ制御部と同じであるので
説明は省略する。
パケツト到着監視部19は、該遅延ジツタ制御部18より
送られてくる音声パケツトの到着通知106を判定処理制
御部21に出し、音声パケツトをパケツト分割部10に送出
する。前記パケツト到着監視部19において音声パケツト
の到着が確認されなかつた場合、判定処理制御部21は、
タイマ22を起動するよう指示109を出す。前記音声パケ
ツトの到着が確認されなかつた時点から75ミリ秒以内に
次の音声パケツトが到着した場合、判定処理制御部21
は、該音声パケツトが到着するまでの区間をパケツト廃
棄区間と判定する。一方、75ミリ秒以内にパケツト到着
監視部19よりパケツトの到着通知106が無い場合、判定
処理制御部21は、75ミリ秒までの区間をパケツト廃棄区
間と判定し、75ミリ秒以降、次の音声パケツトが到着す
るまでの区間を無音圧縮区間と判定する。本実施例にお
いては、判定処理制御部21は、該無音圧縮区間に続く有
音部の音声パケツトのうち少なくとも先頭のパケツトは
廃棄されていないと判定する。
送られてくる音声パケツトの到着通知106を判定処理制
御部21に出し、音声パケツトをパケツト分割部10に送出
する。前記パケツト到着監視部19において音声パケツト
の到着が確認されなかつた場合、判定処理制御部21は、
タイマ22を起動するよう指示109を出す。前記音声パケ
ツトの到着が確認されなかつた時点から75ミリ秒以内に
次の音声パケツトが到着した場合、判定処理制御部21
は、該音声パケツトが到着するまでの区間をパケツト廃
棄区間と判定する。一方、75ミリ秒以内にパケツト到着
監視部19よりパケツトの到着通知106が無い場合、判定
処理制御部21は、75ミリ秒までの区間をパケツト廃棄区
間と判定し、75ミリ秒以降、次の音声パケツトが到着す
るまでの区間を無音圧縮区間と判定する。本実施例にお
いては、判定処理制御部21は、該無音圧縮区間に続く有
音部の音声パケツトのうち少なくとも先頭のパケツトは
廃棄されていないと判定する。
上記判定に基づく32kbpsADPCM復号器11、無音再生部1
2,廃棄補償部13、およびセレクタ14の制御の説明は第1
図に示す実施例での説明と重複するので省略する。
2,廃棄補償部13、およびセレクタ14の制御の説明は第1
図に示す実施例での説明と重複するので省略する。
本実施例によれば、音声パケツトが到着しない区間が
発生した後の最初の音声パケツトの到着をタイマにより
監視することで、前記音声パケツト未到着区間が無音圧
縮区間かパケツト廃棄区間かを判定することができるの
で、付加情報を付与するオーバヘツドも無く、かつ前記
判定に基づき無音再生,廃棄補償を行なうことができる
ので高品質の通話音声を実現できる。
発生した後の最初の音声パケツトの到着をタイマにより
監視することで、前記音声パケツト未到着区間が無音圧
縮区間かパケツト廃棄区間かを判定することができるの
で、付加情報を付与するオーバヘツドも無く、かつ前記
判定に基づき無音再生,廃棄補償を行なうことができる
ので高品質の通話音声を実現できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明における
音声パケツトフオーマツトの順序は実施例に示したもの
に限定されるものではなく、また、各フイールドの長さ
もシステムまたは業界標準により決定されるものであつ
て本発明を限定するものではない。また、実施例の動作
で説明した音声パケツトの遅延ジツタ制御のための時
間、および廃棄補償のための記憶部容量等は、音声品質
を確保するための一例であり、これに限定されるもので
はない。
音声パケツトフオーマツトの順序は実施例に示したもの
に限定されるものではなく、また、各フイールドの長さ
もシステムまたは業界標準により決定されるものであつ
て本発明を限定するものではない。また、実施例の動作
で説明した音声パケツトの遅延ジツタ制御のための時
間、および廃棄補償のための記憶部容量等は、音声品質
を確保するための一例であり、これに限定されるもので
はない。
尚、本実施例では符号,復号器に32kbpsのADPCMを用
いたが、64kbpsのPCM、16kbpsのAPC−AB等の他の符号,
復号方式を用いる音声パケツト処理方式においても本方
式は有効である。
いたが、64kbpsのPCM、16kbpsのAPC−AB等の他の符号,
復号方式を用いる音声パケツト処理方式においても本方
式は有効である。
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、受信
側に音声パケツトが到着しない区間が無音圧縮によるも
のか、パケツト廃棄によるものかを判定することによ
り、適切に無音再生あるいはパケツト補償を行うことが
でき、高品質の通話音声を実現できる。
側に音声パケツトが到着しない区間が無音圧縮によるも
のか、パケツト廃棄によるものかを判定することによ
り、適切に無音再生あるいはパケツト補償を行うことが
でき、高品質の通話音声を実現できる。
第1図,第9図,第10図はそれぞれ本発明の実施例を示
すシステム構成図、第2図は従来例によりパケツト廃棄
区間を補間した場合の音声信号波形を示す図、第3図は
タイムスタンプ,マークビツトおよびシーケンス番号の
付与方式の一例を説明するための図、第4図,第11図,
第12図はそれぞれ本発明の実施例におけるパケツトフオ
ーマツトの説明図、第5図は本発明の一実施例における
遅延ジツタ制御方式の説明図、第6図は廃棄補償部の一
実施例の説明図、第7図は本発明の一実施例におけるパ
ケツト廃棄区間でのADPCM復号器の制御方式の説明図、
第8図は本発明の一実施例によりパケツト廃棄区間を補
間した場合の音声信号波形である。 4……音声検出器、5……パケツト組立部、9……パケ
ツト判定部、12……無音再生部、13……廃棄補償部、14
……セレクタ、15……信号分割部、16……マークビツト
付与部、17……パケツトヘツダ付与部、18……遅延ジツ
タ制御部、19……パケツト到着監視部、20……マークビ
ツト監視部、21……判定処理制御部、22……タイマ、23
……廃棄補償制御部、24……音声波形整合部、25……記
憶部、26……適応型逆量子化器、27……量子化因子コン
トローラ、28……適応予測器、29……加算器、30……シ
ーケンス番号付与部、31……シーケンス番号監視部。
すシステム構成図、第2図は従来例によりパケツト廃棄
区間を補間した場合の音声信号波形を示す図、第3図は
タイムスタンプ,マークビツトおよびシーケンス番号の
付与方式の一例を説明するための図、第4図,第11図,
第12図はそれぞれ本発明の実施例におけるパケツトフオ
ーマツトの説明図、第5図は本発明の一実施例における
遅延ジツタ制御方式の説明図、第6図は廃棄補償部の一
実施例の説明図、第7図は本発明の一実施例におけるパ
ケツト廃棄区間でのADPCM復号器の制御方式の説明図、
第8図は本発明の一実施例によりパケツト廃棄区間を補
間した場合の音声信号波形である。 4……音声検出器、5……パケツト組立部、9……パケ
ツト判定部、12……無音再生部、13……廃棄補償部、14
……セレクタ、15……信号分割部、16……マークビツト
付与部、17……パケツトヘツダ付与部、18……遅延ジツ
タ制御部、19……パケツト到着監視部、20……マークビ
ツト監視部、21……判定処理制御部、22……タイマ、23
……廃棄補償制御部、24……音声波形整合部、25……記
憶部、26……適応型逆量子化器、27……量子化因子コン
トローラ、28……適応予測器、29……加算器、30……シ
ーケンス番号付与部、31……シーケンス番号監視部。
フロントページの続き (72)発明者 浅野 道雄 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−112444(JP,A) 特開 昭61−43853(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (4)
- 【請求項1】音声信号を一定長のブロックに分割して有
音、無音判定を行い、有音と判定されたブロックにヘッ
ダを付与してパケットを作成し、伝送路を介して送受信
するシステムにおける音声パケット処理方法であって、 前記音声パケットのヘッダ部に格納された情報に基づい
てパケット廃棄および無音区間の検出を行い、パケット
が廃棄されたと判定した場合にはあ廃棄補償処理を行
い、無音区間であると判別した場合には無音再生処理を
行い、 さらに、パケットが廃棄されたと判定した後、予め定め
た時間が経過しても次のパケットが到着しない場合は、
前記経過時点から次のパケットが到着するまでの区間は
無音区間であると判定して無音再生処理を行うことを特
徴とする音声パケット処理方法。 - 【請求項2】前記ヘッダ部に格納された情報は、連続す
る音声信号を格納した複数の連続するパケットの中で先
頭の音声パケットを示す情報と、最後の音声パケットを
示す情報であることを特徴とする前記特許請求の範囲第
1項記載の音声パケット処理方法。 - 【請求項3】前記ヘッダ部に格納された情報は、連続す
る音声信号を格納した複数の連続するパケットの連続番
号を示す情報であることを特徴とする前記特許請求の範
囲第1項記載の音声パケット処理方法。 - 【請求項4】音声信号を一定長のブロックに分割して有
音、無音判定を行い、有音と判定されたブロックにヘッ
ダを付与してパケットを作成し、伝送路を介して送受信
するシステムにおける音声パケット処理方法であって、 音声パケットが到着しない場合に時間の計測を開始し、
前記計測開始時点から予め定めた時間以内に次のパケッ
トが到着した場合には、前記パケット到着時点までの区
間はパケットが廃棄されたと判定してパケット廃棄補償
処理を行い、前記予め定めた時間が経過しても次のパケ
ットが到着しない場合には、前記経過時点までの区間は
パケットが廃棄されたと判断してパケット廃棄補償処理
を行い、前記経過時点以降次のパケットが到着するまで
の区間は無音区間であると判定して無音再生処理を行う
ことを特徴とする音声パケット処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232355A JP2760810B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 音声パケット処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63232355A JP2760810B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 音声パケット処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281538A JPH0281538A (ja) | 1990-03-22 |
JP2760810B2 true JP2760810B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=16937910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63232355A Expired - Fee Related JP2760810B2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 | 音声パケット処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760810B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5997597A (en) * | 1998-02-24 | 1999-12-07 | Norton Company | Abrasive tool with knurled surface |
ATE488838T1 (de) * | 2004-08-30 | 2010-12-15 | Qualcomm Inc | Verfahren und vorrichtung für einen adaptiven de- jitter-puffer |
US8085678B2 (en) | 2004-10-13 | 2011-12-27 | Qualcomm Incorporated | Media (voice) playback (de-jitter) buffer adjustments based on air interface |
US8355907B2 (en) | 2005-03-11 | 2013-01-15 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for phase matching frames in vocoders |
US8155965B2 (en) | 2005-03-11 | 2012-04-10 | Qualcomm Incorporated | Time warping frames inside the vocoder by modifying the residual |
KR102450496B1 (ko) * | 2018-06-05 | 2022-10-05 | 라인플러스 주식회사 | 음성 스트림 수신 처리 시 네트워크 스파이크와 묵음 구간을 구별하는 방법과 시스템 및 비-일시적인 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
CN113178202A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-07-27 | 海能达通信股份有限公司 | 音频数据的处理方法、装置、设备及可读存储介质 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3479468D1 (en) * | 1984-05-23 | 1989-09-21 | Ibm | Digital transmission system for a packetized voice |
JPH0624392B2 (ja) * | 1985-11-12 | 1994-03-30 | 日本電信電話株式会社 | 音声伝送方式 |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP63232355A patent/JP2760810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281538A (ja) | 1990-03-22 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |