JP2743810B2 - 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置 - Google Patents

実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置

Info

Publication number
JP2743810B2
JP2743810B2 JP6005755A JP575594A JP2743810B2 JP 2743810 B2 JP2743810 B2 JP 2743810B2 JP 6005755 A JP6005755 A JP 6005755A JP 575594 A JP575594 A JP 575594A JP 2743810 B2 JP2743810 B2 JP 2743810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
response
control unit
voice
message
subscriber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6005755A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07212474A (ja
Inventor
正章 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP6005755A priority Critical patent/JP2743810B2/ja
Publication of JPH07212474A publication Critical patent/JPH07212474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2743810B2 publication Critical patent/JP2743810B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上位装置とのデータの授
受を行なう通信制御部と、加入者端末とのデータの授受
を行なうIOと、通信制御部およびIOを制御して、通
信制御部を介して入力する上位装置からの指示電文に基
づいて、生成した音声を含む各種データをIOを介して
加入者端末に伝達させるとともに、指示電文に基づき加
入者端末から送られてくる端末データあるいは応答電文
を上位装置に返送させる主制御部とを有する音声応答装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の音声応答装置において通
信制御部の試験を行なおうとする場合には、上位装置か
ら送られてくる指示電文に対応して主制御部が、加入者
端末操作結果を疑似した応答電文を作成して、上位装置
に返送することにより、負荷試験を行なっていた。これ
らの制御例が図5および図6に示されている。
【0003】図5においては、上位装置からの指示電文
J1,J2,J3,J4に対応して応答電文R1,R
2,R3,R4がすぐに返送されているため、通信回線
の能力を上回りかねない負荷が発生して、手順上のビジ
ーが発生するため、通信制御部の安定性が試験できなく
なる例が示されている。また、図6においては、上位装
置からの指示電文J1,J2,J3,J4,J5に対応
して応答電文R1,R2,R3,R4,R5がそれぞれ
一定間隔で返送されているため、通信制御部での電文の
ランダム性が低く、安定性の試験に対する信頼性が低下
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声応
答装置において通信制御部に対する試験が行なわれる際
に、指示電文受信から応答電文送信までの時間が短い場
合には、実負荷以上の過負荷となって、通信回線のボト
ルネックにより通信手順上のビジーや主制御部と通信制
御部間のビジーが発生してしまい、実負荷に近い負荷が
かけられず、また、応答電文を一定間隔で返送する場合
には、電文のランダム性が保てないため、試験の信頼性
が低下するという問題があった。
【0005】本発明は上記問題に鑑み、実負荷に近い負
荷を通信回線にかけて試験を行なえる音声応答装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の音声応答装置
は、上位装置とのデータの授受を行なう通信制御部と、
加入者端末とのデータの授受を行なうIOと、通信制御
部およびIOを制御して、通信制御部を介して入力する
上位装置からの指示電文に基づいて、生成した音声を含
む各種データをIOを介して加入者端末に伝達させると
ともに、指示電文に基づき加入者端末から送られてくる
端末データあるいは応答電文を上位装置に返送させる主
制御部とを有する音声応答装置であって、前記主制御部
は、試験実行の指示があった後に、上位装置から前記通
信制御部に指示電文が伝達されると、指示電文を解析
し、指示電文に対応して応答電文が返送されるまでに要
するであろう加入者応答予測遅れ時間を計算し、指示電
文を受けてから、計算した加入者応答予測遅れ時間が経
過した後に、応答電文を上位装置に返送する。
【0007】
【作用】音声応答装置の主制御部は、試験実行の指示が
あった後に、上位装置から通信制御部に指示電文が伝達
されると、指示電文を解析し、指示電文に対応して応答
電文が返送されるまでに加入者端末での処理等で要する
であろう加入者応答予測遅れ時間を計算する。主制御部
は、通信制御部が上位装置より指示電文を受けてから、
計算した加入者応答予測遅れ時間が経過した後に、応答
電文を上位装置に返送する。加入者応答予測遅れ時間の
計算は、実際の遅れ時間に合致するように確証されてい
るので、計算した加入者応答予測遅れ時間が経過した後
の応答電文の返送は、実際の状態に合致したものとな
る。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の音声応答装置の一実施例を
示すブロック図である。
【0009】上位装置10は通信回線を介して音声・F
AX応答装置20と接続されている。音声・FAX応答
装置20は、通信制御部21と、主制御部22と、I/
O装置23とから構成されている。また、音声・FAX
応答装置20は、電話網30を介して加入者端末40と
接続されている。上位装置10は、音声・FAX応答装
20に対して指示電文を送信する。指示電文には、加
入者に対して送出すべき音声、FAXデータおよび加入
者から取り込むべきデータ等の指示情報を含んでいる。
音声・FAX応答装置20は、通信制御部21と、主制
御部22と、IO23とから構成されている。また、I
O23は、音声合成部23aと、網制御部23bと、F
AX応答部23cとから構成されている。
【0010】通信制御部21は、上位装置10と音声・
FAX応答装置20との間のデータ通信を、所定の通信
制御手順(例えば、X.25やHDLC)に基づいて行
なう役割を分担する。主制御部22は、音声・FAX応
答装置20の全体(通信制御部21およびIO23)を
制御する。例えば、通信制御部21を介して上位装置1
0から受け取った指示電文の内容を解析し、解析した指
示電文に従ってIO23の各部、すなわち音声合成部2
3a、網制御部23b、FAX応答部cを制御する。ま
た、IO23の各部からのデータ(例えば、加入者から
の取り込み情報や処理結果)をもとに応答電文を作成
し、通信制御部21に渡す。
【0011】IO23の各部は、主制御部22の指示に
基づき、それぞれ各機能を分担して処理する。音声合成
部23aは、音声の編集および合成を行なう。網制御部
23bは、電話網30とのインタフェースを行なう。す
なわち、着信の検出、通話路の設定設定・切り替え・開
放、PB信号の取り込み、自動呼び出し等の機能を分担
する。FAX応答部23cは、FAX画像の編集・合
成、FAX手順による加入者FAXとの通信を行なう。
【0012】本実施例は、上位装置10からの指示情報
に基づいて音声・FAX応答装置20が処理を行ない、
上位装置10に応答電文を返送するまでの動作時間は、
指示内容によってある程度決っているという動作時間の
定量性に関する知識に基づいて実現されている。例え
ば、通常の単語の場合や定型文等を1単語と看做して記
憶している場合の1単語を音声として生成出力するのに
約1秒、A4サイズの1ページのデータに相当する1キ
ロバイトのFAXデータを編集・出力するのに約1分、
加入者端末からの10桁のデータ取り込みに約5秒かか
るといった定量性がある。したがって、上位装置10か
ら指示電文を受信してから上位装置10に応答電文を返
送するまでの加入者応答予測遅れ時間を、指示電文の指
示情報の種類にしたがって、上記定量性を用いて計算
し、計算された遅れ時間に従ったタイミングで応答電文
を返送することとしている。
【0013】次に本実施例の動作について図2のシーケ
ンス図に示されるような実際の運用状態に対応する試験
を図4に示すように実行する例を説明する。図2に示さ
れるように、まず、上位装置10が指示電文J1を音声
・FAX応答装置20の通信制御部21に通信回線11
を介して伝達する。指示電文J1は、図3(a)に示さ
れるように、ヘッダ部と、音声出力指示と、音声出力指
示に基づいて出力すべきデータ長mの音声データと、P
B信号取り込み指示と、取り込み桁数nとを含んでい
る。また、1単語当たりの音声生成出力(α)には1秒
かかり、1桁当たりのPB信号取り込み(β)には0.
5秒かかることが分かっている。加入者応答予測遅れ時
間D1は、下記の式(1)で示され、具体的にmが20
でnが10の場合は式(2)のようになる。
【0014】 D1=m×α+n×β ・・・・・・・・・・・ (1) D1=20×1+10×0.5=25(秒) ・・・・ (2) 応答電文R1を受けてから上位装置10は、指示電文J
2を通信制御部21に伝達する。指示電文J2は、図3
(b)に示されるように、ヘッダ部と、FAX出力指示
と、FAX出力指示に基づいて出力すべきデータ長k
(バイト)のFAXデータとを含んでいる。また、1バ
イト当たりの伝送信号生成出力(γ)には0.06秒か
かることが分かっている。データ長kが600バイトの
場合には加入者応答予測遅れ時間D2は、下記の式
(3)のようになる。
【0015】 D2=k×γ=600×0.06=36(秒) ・・・・ (3) 応答電文R2を受けてから上位装置10は、指示電文J
3を通信制御部21に伝達する。指示電文J3は、図3
(c)に示されるように、ヘッダ部と、音声出力指示
と、音声出力指示に基づいて出力すべきデータ長hの音
声データとを含んでいる。加入者応答予測遅れ時間D3
は、データ長hが15の場合は式(4)のようになる。
【0016】 D4=h×α=15×1=15(秒) ・・・・ (4) したがって、図1の実施例の主制御部22は、試験を行
なうことを伝達された後に、図3に示すような指示電文
J1,J2,J3を順次受けると図4に示すように動作
する。すなわち、指示電文J1,J2,J3にそれぞれ
応答する加入者応答予測遅れ時間D1,D2,D3を上
述の式(1),(3),(4)に基づいて計算する。指
示電文J1,J2,J3を受け、計算した加入者応答予
測遅れ時間D1,D2,D3の経過した後に、それぞれ
応答電文R1,R2,R3を上位装置10に伝達する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、試験の際
の上位装置からの指示電文に対し、主制御部が実際の状
態に近い加入者応答予測遅れ時間を計算し、指示電文を
受信してから、計算した加入者応答予測遅れ時間が経過
した後に応答電文を上位装置に返送する。この場合、加
入者応答予測遅れ時間の計算には、実際の動作にあわせ
て予め確定された各種パラメータを用いるので、この計
算は実際の通信負荷に近い試験環境で行なわれることと
なる。このことにより、通信制御部を通過する電文の頻
度およびランダム性が通常運用時の実負荷に近くなるた
め、試験の信頼性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声応答装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の実施例の実際の運用状態における動作を
示すシーケンス図である。
【図3】(a),(b),(c)は、上位装置から音声
応答装置に伝達される各種指示電文のフレーム構造を示
す図である。
【図4】図2で示された実際の運用状態における動作を
シミュレートした試験における図1の実施例の動作を示
すシーケンス図である。
【図5】従来の音声応答装置の主制御部の試験における
動作の第1の例を示すシーケンス図である。
【図6】従来の音声応答装置の主制御部の試験における
動作の第2の例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 上位装置 11 通信回線 20 音声・FAX応答装置 21 通信制御部 22 主制御部 23 IO 23a 音声合成部 23b 網制御部 23c FAX応答部 30 電話網 40 加入者端末

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置とのデータの授受を行なう通信
    制御部と、加入者端末とのデータの授受を行なうIO
    と、通信制御部およびIOを制御して、通信制御部を介
    して入力する上位装置からの指示電文に基づいて、生成
    した音声を含む各種データをIOを介して加入者端末に
    伝達させるとともに、指示電文に基づき加入者端末から
    送られてくる端末データあるいは応答電文を上位装置に
    返送させる主制御部とを有する音声応答装置において、 前記主制御部は、試験実行の指示があった後に、上位装
    置から前記通信制御部に指示電文が伝達されると、指示
    電文を解析し、指示電文に対応して応答電文が返送され
    るまでに要するであろう加入者応答予測遅れ時間を計算
    し、指示電文を受けてから、計算した加入者応答予測遅
    れ時間が経過した後に、応答電文を上位装置に返送する
    ことを特徴とする音声応答装置。
  2. 【請求項2】 前記音声応答装置の通信制御部は前記上
    位装置と通信回線を介して接続され、前記IOは前記加
    入者端末と電話網を介して接続されている請求項1記載
    の音声応答装置。
  3. 【請求項3】 前記IOは、音声の編集および合成を行
    なう音声合成部と、前記電話網とのインタフェースを行
    ない、少なくとも着信の検出、通話路の設定・切り替え
    ・開放、PB信号の取り込み、自動呼出を行なう網制御
    部と、FAX画像の編集・合成、FAX手順による加入
    者FAXとの通信を行なうFAX応答部とから構成され
    ている請求項2記載の音声応答装置。
JP6005755A 1994-01-24 1994-01-24 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置 Expired - Fee Related JP2743810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6005755A JP2743810B2 (ja) 1994-01-24 1994-01-24 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6005755A JP2743810B2 (ja) 1994-01-24 1994-01-24 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07212474A JPH07212474A (ja) 1995-08-11
JP2743810B2 true JP2743810B2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=11619942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6005755A Expired - Fee Related JP2743810B2 (ja) 1994-01-24 1994-01-24 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2743810B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007060490A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Oki Electric Ind Co Ltd 音声ガイダンスシステム、音声ガイダンス制御装置および音声ガイダンス試験方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07212474A (ja) 1995-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7680042B2 (en) Generic on-chip homing and resident, real-time bit exact tests
US7804615B2 (en) Method for limiting bit rate in IP facsimile and method for limiting bit rate in IP facsimile in gateway
JPH08292748A (ja) オーバーレイ機能を有するデータ通信装置及びそのデータ処理方法
JPS63276967A (ja) デジタルファクシミリ装置
US20040233923A1 (en) Method and system for transmitting data from a first data network into a second data network
US20020027923A1 (en) IP gateway apparatus
JP3134808B2 (ja) フレームリレー伝送装置
JP2743810B2 (ja) 実際に近い負荷をかけた試験が可能な音声応答装置
JP2001292271A (ja) インターネットfaxゲートウェイ装置及びその制御方法
US8320366B2 (en) Delayed onset of voice activity detection for jitter adaptation
WO2000059166A1 (en) System to transmit voice data over a packet network
US6721307B1 (en) Device for processing voice and facsimile data in a remote access server
JP2007194725A (ja) 通信端末装置及び通信システム
JP2003124967A (ja) 中継装置、その制御プログラム、通信方法
JP2569493B2 (ja) パケツト通信における転送ゆらぎ吸収処理方式
JP2550690B2 (ja) 音声パケット転送方法
JPH0691533B2 (ja) 音声/デ−タ総合ロ−カルエリアネツトワ−ク
JP2002199010A (ja) 通信装置及びリアルタイム・データ処理方法
JPH09200265A (ja) 音声通信システム
JP3305242B2 (ja) 通信装置
JP2001144829A (ja) データ伝送装置、データ伝送システム及びデータ伝送方法
JP2630675B2 (ja) 電文の中継装置
JP3543738B2 (ja) ネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法及びシステム並びに記録媒体
JP4042178B2 (ja) 画像形成装置のデータ転送制御方法
JP2500613B2 (ja) ファクシミリアダプタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees