JP3543738B2 - ネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法及びシステム並びに記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークにおける遅延揺らぎの吸収制御システム及び方法に関し、特に、音声フレームが伝送されるネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファの制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、インターネットの急速な普及に伴いIP(internet protocol、レイヤ3プロトコル)を介して音声を伝送するVoIP(Voice over IP)技術に関する製品、システムが開発されている。
【0003】
音声をIPネットワーク上で伝送するVoIP技術は、音声圧縮、パケット化、パケット遅延の吸収、パケット監視等の各機能を備え、音声の電話通信への応用としては、既存電話網(交換機)と接続するゲートウェイ装置を備え、ゲートウェイ装置でパケット化し、ルータを介してインターネット/イントラネットに接続される。ゲートウェイ装置等は、IUT-T(国際電気通信連合 電気通信標準化部門)勧告H.323等に準拠している。因みに、H.323に準拠した装置では、H.323端末、電話網と接続しH.323端末とのインタフェースをとるゲートウェイ、電話番号のIPアドレスへの変換、H.323端末間の音声帯域の管理、付加サービス、課金情報収集を行うゲートキーパ、多地点通信装置(MCU)よりなる。IPネットワーク上で電話ネットワークを構築したIPテレホニー・ネットワーク・システムについて簡単に説明しておくと、例えばネットワークとして、ルータと、電話番号とIPアドレスの変換及び帯域管理等を行うゲートキーパを備えたイントラネット・バックボーンを備え、イントラネット・バックボーンのルータと音声及びデータを送受するルータと、該ルータと接続するゲートウェイ(音声圧縮、プロトコル、音質、音声遅延制御を行う)と、PBX(構内交換機)と、該PBXに収容される電話端末と、を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のシステムにおいては、音声フレームを扱うネットワークでは、該ネットワークの外に、ゲートウェイ装置を設け、音声フレームの遅延の揺らぎを吸収していた。
【0005】
しかしながら、ネットワークの伝送遅延を考慮することは、一般に、困難であり、各ネットワークノードにおいて、音声の揺らぎを吸収する為の機構を改めて具備することは、困難である。
【0006】
したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、ネットワークにおけるフレーム遅延時間を認識し、遅延時間に応じて揺らぎを吸収可能としたネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法及びシステム並びに記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する本発明は、ネットワークの端部ノードと端末に接続するネットワークエッジが、前記端末よりフレームを受信してから、後段のネットワークノードが前記フレームを受信するまでに要する時間を求める手段と、前記求められた時間に応じて、ネットワークからのフレームを受信する揺らぎバッファの深度を可変に制御する手段と、を備えている。本発明は、好ましくは、複数のネットワークノードを有し、該複数のネットワークノードよりなるネットワークの第1、第2の端部ノードにそれぞれ接続され、共通のクロック供給源からのクロックおよび基準時刻により時刻の同期をとる第1、第2のネットワークエッジを含み、前記第1、2のネットワークエッジには、それぞれ第1、第2の端末が接続され、前記第1のネットワークエッジが、前記第1の端末から送信されるフレームを受信する手段と、前記第1の端末より受信したフレームの所定の位置に該フレームを受信した実時間を設定する手段と、前記フレームを前記ネットワークを介して宛先に送信する手段と、を備え、前記第2のネットワークエッジが、前記第1のネットワークエッジより送信され前記ネットワークを介して受信したフレーム内の所定の位置に設定されている実時間情報と、前記ネットワークより受信した前記フレームの受信時刻に基づき、前記第1のネットワークエッジが、前記第1の端末からフレームを受信してから、前記第2のネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する手段と、前記揺らぎ吸収バッファで受信された前記ネットワークからのフレームを前記第2の端末に送信する手段と、を備えている。
【0008】
本発明においては、ネットワークにおけるフレーム遅延時間を認識し、遅延時間に応じてNMS(Network Magement System)に通知し、NMSから制御を行うことで、ネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファを制御するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について説明する。本発明は、その一実施の形態においては、図1を参照すると、共通のクロック供給源(50)からのクロックおよび基準時刻により時刻の同期をとったネットワークエッジ(10)と、ネットワークノード(40)群と、ネットワークエッジ(10)を制御するネットワーク管理システム(Network Managemnet System;「NMS」という)(20)と、を含む。
【0010】
ネットワークエッジ(10)は、端末(30)からのフレームを受信する手段(図2の101)と、端末(30)から受信したフレームの特定のフィールドに受信時刻(実時間)を設定する手段(図2の107、104)と、該フレームをネットワークの宛先に送信する手段(図2の104、103)と、ネットワークから受信したフレーム内の所定の位置に設定されている実時間フィールドを参照し、ネットワークエッジが端末からフレームを受信してからネットワークノードで該フレームを受信するまでに要する時間、すなわちネットワーク内の遅延時間を演算し、演算した結果、導かれた値によって、揺らぎ吸収バッファ(図2の105)の深度を調節する揺らぎ吸収バッファ制御手段(図2の106)と、揺らぎ吸収バッファ(図2の105)で受信したネットワークからのフレームを、端末(30)に送信する手段(図2の102)と、を備えている。
【0011】
【実施例】
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例のネットワークエッジを含むネットワーク構成の一例を示す図である。
【0012】
図1を参照すると、本発明の一実施例は、クロック供給源50と、ネットワークノード群40の端部ノードに接続されるとともに、端末301、302にそれぞれ接続され、共通のクロック供給源50からのクロックおよび基準時刻より時刻の同期をとる第1、第2のネットワークエッジ101、102と、第1、第2のネットワークエッジ101、102を制御するネットワーク管理システム(Network Management System;「NMS」という)20と、を備えている。第1の端末301と第2の端末302は、ネットワークの端部ノードに接続される第1のネットワークエッジ101、ネットワークノード401〜40Nのノード群からなるネットワーク、ネットワークの端部ノードに接続される第2のネットワークエッジ102を介して通信接続するものであり、電話端末、あるいは、IP電話ソフトウエアがインストールされたパーソナルコンピュータ等の情報処理端末よりなる。
【0013】
図2は、本発明の一実施例のネットワークエッジ10の構成の一例を示す図である。図2を参照すると、ネットワークエッジ10は、端末30からフレームを受信するフレーム受信部101と、フレーム受信部101で受信され、中央制御部104によって書きこまれたフレームを、ネットワーク側に送信するための送信バッファ103と、例えばFIFO(先入れ先出し)型バッファメモリよりなり、ネットワークからの受信フレームを格納する揺らぎ吸収バッファ105と、揺らぎ吸収バッファ105から出力されたフレームを端末30へ送信するフレームの制御を行なうフレーム送信部102と、ネットワークエッジ10が端末30からフレームを受信してから、ネットワークノード40(ネットワークエッジ10に隣接するネットワークノード)が該フレームを受信するまでに要した時間(遅延時間)を演算する機能を備え、演算の結果導かれた値によって、揺らぎ吸収バッファ105の深度(バッファサイズ)を調整する揺らぎ吸収バッファ制御部106と、中央制御部104と、受信クロックに同期して実時間を設定するための実時間判定部107と、を備えている。
【0014】
実時間判定部107は、共通クロック源50からのクロック及び基準時刻に基づき、実時間を設定する。中央制御部104は、図3に示すように、端末30から受信したフレームのヘッダ部201において、予め定められた位置203(実時間フィールド)に、実時間判定部107から読み出されたフレーム受信時の実時間を設定する。図3には、フレームフォーマットの一例を示す図であり、ヘッダ部201とデータ部202よりなる。
【0015】
揺らぎ吸収バッファ制御部106は、ネットワークから受信したフレームの特定の位置に設定されている実時間203(図3参照)の値より、揺らぎ吸収バッファ105の深さを可変に設定する。例えばネットワークの遅延時間が長い場合には、揺らぎ吸収バッファ105の深さ(バッファサイズ)を浅くする。すなわち、揺らぎ吸収バッファ105に、FIFO形式で、その最終段から入力された受信フレームは、揺らぎ吸収バッファ105の深さが浅い(バッファの段数が小さい)場合には、早く揺らぎ吸収バッファ105から出力され、これにより、ネットワークの遅延をキャンセルし、遅延の揺らぎを制御することができる。
【0016】
揺らぎ吸収バッファ105に一時的に蓄積されたネットワークからの受信フレームは、揺らぎ吸収バッファ105から読み出され、フレーム送信部102から、端末30に送信される。
【0017】
中央制御部104は、端末30から受信したフレームのヘッダの解析を行うほか、NMS20によってあらかじめ設定されたネットワーク遅延許容値を設定しておき、該許容値を超える時間(ネットワークで許容できない時間)を経過したフレームを、ネットワークから受信した場合に、NMS20に通知するとともに、フレームを廃棄する機能を備え、受信したフレームのヘッダを解析し、フレーム情報の制御を行なう。
【0018】
本発明の一実施例の動作について説明する。
【0019】
端末30とネットワークノード40とをインタフェースし、共通のクロック供給源50からのクロックおよび基準時刻により時刻の同期をとったネットワークエッジ10と、ネットワークノード40と、各々のネットワークエッジを制御するNMS20から構成されるネットワークにおいて、音声(音声フレーム)を転送する場合において、例えばネットワークに許容される遅延許容値を100ms(ミリ秒)とすると、NMS20から第1、第2のネットワークエッジ101、102に対して100msという値を設定する。
【0020】
例えば第1のネットワークエッジ101において、フレーム受信部101で、第1の端末301から受信したフレームに対して、必要なヘッダ情報を付加する機能を具備する中央制御部104において、実時間判定部107から読み出されたフレームの受信時刻が、実時間として、フレームのヘッダ201の所定の位置(実時間フィールド)203に設定される。
【0021】
その他のヘッダ情報についても、中央制御部104において解析され、必要に応じて、新たな情報の付加または加工が施され、該フレームは、フレーム送信バッファ103に書きこまれた後、ヘッダの宛先(アドレス)情報から判断され、後段のネットワークノード40または該ネットワークと端末302とのインタフェースをとる第2のネットワークエッジ102に送信される。
【0022】
第2のネットワークエッジ102において、ネットワークノード40または第1のネットワークエッジ101からのフレームを、揺らぎ吸収バッファ105で受信すると、ネットワークから受信したフレームの受信時間を実時間判定部107から読み出すために、揺らぎ吸収バッファ制御部106に通知する。
【0023】
揺らぎ吸収バッファ制御部106では、ネットワークから受信したフレームのヘッダの所定の位置に設定された実時間203と、実時間判定部107から読み出された、該受信フレームの受信時の時間とに基づき、ネットワーク内における遅延を計算し、計算結果を、中央制御部104に通知する。
【0024】
中央制御部104は、計算されたネットワーク内の遅延時間が、ネットワークにおいて許容される遅延時間を超えているものと判断した場合、該当フレームを廃棄するとともに、NMS20に通知する。
【0025】
揺らぎ吸収バッファ制御部106では、ネットワーク内における遅計算結果によってその深さが設定された揺らぎ吸収バッファ105で受信したフレームを、フレーム送信部102に書きこみ、書きこみ完了通知をフレーム送信部102に通知する。
【0026】
書きこみ完了通知を受信したフレーム送信部102は、揺らぎ吸収バッファ105に書き込まれたフレームを読み出して、端末302に該フレームを送信する。
【0027】
本発明の一実施例において、ネットワークエッジ10において、
(a)ネットワークエッジ10に接続される端末30から送信されるフレームを受信するフレーム受信部101の処理と、
(b)端末30より受信したフレームの所定の位置に、実時間判定部107から取得した該フレームを受信した実時間を設定する中央制御部104における処理と、
(c)前記フレームを送信バッファ103からネットワークの宛先に送信する送信処理と、
(d)前記ネットワークより受信したフレーム内の所定の位置(実時間フィールド)に設定されている実時間情報を参照し、該フレーム受信時の時刻から、一のネットワークエッジが端末からフレームを受信してから自ネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間の大小によって、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファ105の深度を調節する揺らぎ吸収バッファ制御部106の処理と、
(e)前記揺らぎ吸収バッファ105で受信したネットワークからのフレームを読み出して、前記端末に送信するフレーム送信部102の処理と、
の前記(a)乃至(e)の処理は、ネットワークエッジ10を構成するコンピュータでプログラムを実行することで実現される。この場合、該プログラムを記録媒体(磁気ディスク、磁気テープ、光ディスク、半導体メモリ等)から、該プログラムをコンピュータに読み出して実行することで本発明を実施することができる。
【0028】
本発明の実施例においては、あらかじめ既存のルータ等から構成されたネットワークにおいても、ネットワークにおけるフレーム遅延時間を認識し、遅延時間に応じて,NMS20に通知し、NMS20から制御を行なうことができる。
【0029】
なお、クロック供給源50については、その種類を問わず、GPS(Global Positioning System;全世界測位システム)、交換機に設置されるクロック供給源(DCS;Digital Clock Source)等が適用できる。
【0030】
なお、上記実施例及び図面に示した内容は、あくまで本発明を例示して説明するための図であり、本発明を限定するためのものではないことは勿論である。例えば本発明において、端末は2台に限定されるものでないことは勿論であり、また端末は、VoIPプトロコルが適用される任意の端末であってよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、例えば音声をネットワークに送信する場合において、新たにネットワークを構築する場合のみならず、あらかじめ既存のルータ等から構成されたネットワークにおいても、ネットワークにおけるフレーム遅延時間を認識し、遅延時間に応じて、ネットワーク遅延に応じて揺らぎ吸収を行うことができるという効果を奏する。
【0032】
また、本発明によれば、ネットワークエッジにおける揺らぎ吸収制御、及びフレーム廃棄制御を、NMSから制御を行うことができる、という効果がある。
【0033】
さらに、本発明によれば、ネットワークノードにおいて特別な機能を付加することは必要とされず、既存ノードをそのまま利用できることから、開発コストを低減し、システムの実現を容易化する、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のネットワークエッジの構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ネットワークエッジ
20 NMS
30 端末
40 ネットワークノード
50 クロック源
101 フレーム受信部
102 フレーム送信部
103 送信バッファ
104 中央制御部
105 揺らぎ吸収バッファ
106 揺らぎ吸収バッファ制御部
107 実時間判定部
201 ヘッダ部
202 データ部
203 実時間フィールド

Claims (7)

  1. 複数のネットワークノードを有し、該複数のネットワークノードよりなるネットワークの第1、第2の端部ノードにそれぞれ接続され、共通のクロック供給源からのクロックおよび基準時刻により時刻の同期をとる第1、第2のネットワークエッジを含み、前記第1、2のネットワークエッジには、それぞれ第1、第2の端末が接続され、
    前記第1のネットワークエッジが、
    前記第1の端末から送信されるフレームを受信する手段と、
    前記第1の端末より受信したフレームの所定の位置に該フレームを受信した実時間を設定する手段と、
    前記フレームを前記ネットワークを介して宛先に送信する手段と、
    を備え、
    前記第2のネットワークエッジが、
    前記第1のネットワークエッジより送信され前記ネットワークを介して受信したフレーム内の所定の位置に設定されている実時間情報と、前記ネットワークより受信した前記フレームの受信時刻に基づき、前記第1のネットワークエッジが、前記第1の端末からフレームを受信してから、前記第2のネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する手段と、
    前記揺らぎ吸収バッファで受信された前記ネットワークからのフレームを前記第2の端末に送信する手段と、
    を備えている、ことを特徴とする、ネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御システム。
  2. 前記第2のネットワークエッジが、
    前記第2の端末から送信されるフレームを受信する手段と、
    前記第2の端末より受信したフレームの所定の位置に該フレームを受信した実時間を設定する手段と、
    前記フレームを前記ネットワークを介して宛先に送信する手段と、
    をさらに備え、
    前記第1のネットワークエッジが、
    前記第2のネットワークエッジより送信され前記ネットワークを介して受信したフレーム内の所定の位置に設定されている実時間情報と、前記ネットワークより前記フレームを受信した時の時刻に基づき、前記第2のネットワークエッジが、前記第2の端末からフレームを受信してから、前記第1のネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する手段と
    前記揺らぎ吸収バッファで受信された前記ネットワークからのフレームを前記第1の端末に送信する手段と、
    をさらに備えている、ことを特徴とする、請求項1記載のネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御システム。
  3. 前記第1、第2のネットワークエッジを制御するネットワーク管理システム(NMS)を備え、
    前記第1、第2のネットワークエッジにおいて、前記ネットワーク管理システム(NMS)によってあらかじめ設定されたネットワーク遅延許容値を設定しておき、
    該許容値を超える時間を経過したフレームを受信した場合に、前記ネットワーク管理システム(NMS)に通知するとともに、前記フレームを廃棄する手段を備えている、ことを特徴とする、請求項2記載のネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御システム。
  4. 複数のネットワークノードを有し、該複数のネットワークノードよりなるネットワークの第1、第2の端部ノードにそれぞれ接続され、共通のクロック供給源からのクロックおよび基準時刻により時刻の同期をとる第1、第2のネットワークエッジを含むネットワークシステムでの前記各ネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファの制御方法において、
    前記第1のネットワークエッジが、前記第1のネットワークエッジに接続される端末より受信したフレームの所定の位置に該フレームを受信した実時間を設定し、前記フレームを前記ネットワークを介して宛先に送信し、
    前記第2のネットワークエッジが、前記第1のネットワークエッジより送信され前記ネットワークを介して受信したフレーム内の所定の位置に設定された実時間情報と、前記ネットワークより受信した該フレームの受信時刻に基づき、前記第1のネットワークエッジが、前記第1のネットワークエッジに接続される端末からフレームを受信してから、前記第2のネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する、ことを特徴とするネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法。
  5. 前記第2のネットワークエッジが、前記第2のネットワークエッジに接続される端末より受信したフレームの所定の位置に該フレームを受信した実時間を設定し、前記フレームを前記ネットワークを介して宛先に送信し、
    前記第1のネットワークエッジが、前記第2のネットワークエッジより送信され前記ネットワークを介して受信したフレーム内の所定の位置に設定された実時間情報と、前記ネットワークより受信した該フレームの受信時刻に基づき、前記第2のネットワークエッジが、前記第2のネットワークエッジに接続される端末からフレームを受信してから、前記第1のネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する、ことを特徴とする、請求項4記載のネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法。
  6. 前記第1、第2のネットワークエッジが接続するネットワーク管理システム(NMS)によって、あらかじめ設定されたネットワーク遅延許容値を、前記第1、第2のネットワークエッジに設定しておき、
    前記第1、第2のネットワークエッジにおいて、該許容値を超える遅延時間を経過したフレームを前記ネットワークから受信した場合に、前記ネットワーク管理システム(NMS)に通知するとともに、前記フレームを廃棄する、ことを特徴とする、請求項5記載のネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法。
  7. 複数のネットワークノードよりなるネットワークの第1、第2の端部ノードにそれぞれ接続され、共通のクロック供給源からのクロックおよび基準時刻により時刻の同期をとる第1、第2のネットワークエッジを含むネットワークシステムにおいて、前記第1、第2のネットワークエッジをそれぞれ構成するコンピュータの各々に、
    (a)前記第1、第2のネットワークエッジにそれぞれ接続される端末から送信されるフレームを受信する処理と、
    (b)前記端末より受信したフレームの所定の位置に該フレームを受信した実時間を設定する処理と、
    (c)前記フレームを、前記ネットワークを介して宛先に送信する処理と、
    (d)前記ネットワークより受信したフレーム内の所定の位置に設定されている実時間情報と、前記第2、第1のネットワークエッジよりそれぞれ送信され前記ネットワークを介して受信した該フレームの受信時刻に基づき、前記第2、第1のネットワークエッジが、前記第2、第1のネットワークエッジにそれぞれ接続された端末からフレームを受信してから、前記第1、第2のネットワークエッジで該フレームを受信するまでに要した遅延時間を求め、前記求められた遅延時間に基づき、前記ネットワークからのフレームを受信する揺らぎ吸収バッファの深度を調節する処理と、
    (e)前記揺らぎ吸収バッファで受信した、前記ネットワークからのフレームを読み出して、前記第1、第2のネットワークエッジに接続された前記端末に送信する処理と、
    の前記(a)乃至(e)の各処理を、実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
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