JP2002199010A - 通信装置及びリアルタイム・データ処理方法 - Google Patents

通信装置及びリアルタイム・データ処理方法

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JP2002199010A
JP2002199010A JP2000396019A JP2000396019A JP2002199010A JP 2002199010 A JP2002199010 A JP 2002199010A JP 2000396019 A JP2000396019 A JP 2000396019A JP 2000396019 A JP2000396019 A JP 2000396019A JP 2002199010 A JP2002199010 A JP 2002199010A
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real
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JP2000396019A
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Yoshiyuki Tsuda
悦幸 津田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイム性の要求の高いデータの転送に
おいてオーバーヘッドの少ない転送を可能とするデータ
転送システムを提供すること。 【解決手段】 受信端末10上のカーネル内のリアルタ
イム転送ドライバ13は、マイクからの音声データを入
力しcodecドライバ14に圧縮させ、圧縮された音
声データをパケット化してネットワーク・ドライバへ渡
し、ネットワーク・インタフェースからネットワークへ
送出させる。受信端末20上のカーネル内のリアルタイ
ム転送ドライバ23は、ネットワークから受信されたパ
ケットを入力し、取り出したデータが音声データならば
これをcodecドライバ24に伸張させ、伸張された
音声データをPCM−OUTドライバへ渡し、スピーカ
から音声出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイム・デ
ータをネットワークを介して転送する通信装置及びその
リアルタイム・データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声や動画像といった実時間性の
要求されるリアルタイム・データをインターネットで転
送する場合、IETF RTP(Real−time
Transport Protocol:RFC−18
89)が使われる。
【0003】RTPは、用途の要求条件から、主として
UDPとともに用いられ、音声や動画像は、UDP上
で、別々のポートで転送することが推奨され、ポート番
号等を基に、個々のリアルタイム性に応じたスケジュー
リングが行えるような配慮がされている。従って、端末
上やネットワーク上では、ポート番号等を基に、リアル
タイム性の強く要求される音声等のデータグラムに対し
ては、優先的に、多重化したり、ルーティングしたり、
デマルチプレックスしたりすることが可能である。
【0004】しかし、送信端末や、ネットワークや、受
信端末は、必ずしも、ポート番号等を基に優先制御を行
っているわけではないので、リアルタイム性の強く要求
されるデータグラムに対しても、通常のデータグラムと
同様に、キューイングされたりするので、実際の実装で
は、効果の無い場合が多い。
【0005】また、RTPは、プロトコルの柔軟性を持
たせるため、アプリケーション・プログラム・レベルで
実装されることを目指したため、リアルタイム・データ
を、カーネル内ではなく、アプリケーション・プログラ
ムで処理する実装が多く、実装的に、リアルタイム性の
保証をするには厳しい場合も多い。すなわち、リアルタ
イムOS(オペレーティング・システム)を用いる場合
は、アプリケーション・プログラムの実行される優先度
を上げることによって、ある程度早く、リアルタイム性
の要求の厳しいプロセスを優先して実行することができ
るが、アプリケーション・プログラムで処理することに
よって、プロセス・スイッチもしくはスレッド・スイッ
チの遅延によるオーバーヘッドや、データコピーの遅延
によるオーバーヘッドが発生する。
【0006】また、RTPは、UDPの同じポート番号
を用いて、データ転送と、RTCP(RTP Cont
rol Protocol)を用いた制御データの転送
が行われるため、ポート番号だけでは、転送されている
データグラムが、データなのか、制御データなのかわか
らず、ポート番号だけを見て優先制御を行うと、リアル
タイム性のより要求されない制御データに対しても、優
先的に処理されてしまうことになる。また、データ転送
と、制御データの転送の多重化・デマルチプレックス
が、アプリケーション・レベルで行われるため、効率の
良い優先制御は難しい。
【0007】以下、図10を用いて、従来の実装におけ
る、上記プロセス・スイッチもしくはスレッド・スイッ
チによる遅延や、データコピーによる遅延のオーバーヘ
ッドに関して、音声データの転送を例にして、より詳し
く説明する。なお、図10において送信端末110と受
信端末120との間のネットワークは記述を省略してい
る。
【0008】音声データは、図10の送信端末110の
PCM−INデバイス(マイク)111で発生し、PC
M−INドライバ112を経由し、割り込みで、アプリ
ケーション・プログラム115に通知される。アプリケ
ーション・プログラム115は、通常、生の音声データ
を、codecドライバ114を経由して圧縮し、ネッ
トワーク(図示せず)に送信するため、音声圧縮データ
をペイロードとするRTPパケットを作成し、TCP/
IPドライバ(モジュール)116に転送する。TCP
/IPドライバ116は、この場合、UDPデータグラ
ムを作成し、IPヘッダを付けて、ネットワーク・ドラ
イバ117を経由して、ネットワーク・インタフェース
118から作成したパケットを送信する。
【0009】受信端末120は、ネットワーク・インタ
フェース118によりネットワーク(図示せず)からパ
ケットを受信した場合、ネットワーク・ドライバ122
とTCP/IPドライバ126を経由し、割り込みによ
って、パケットの受信が、アプリケーション・プログラ
ム125に通知される。受信パケットが、圧縮音声デー
タの場合、アプリケーション・プログラム125は、c
odecドライバ124を経由して伸張する。最後に、
アプリケーション・プログラム125は、伸張した音声
データを、PCM−OUTドライバ127を経由して、
PCM−OUTデバイス(スピーカ)128に書き込む
ことによって、スピーカから音声が再生される。
【0010】従って、図10のような、従来のシステム
の場合、プロセス・スイッチもしくはスレッド・スイッ
チに関しては、少なくとも、送信端末110側のPCM
−INドライバ112とアプリケーション・プログラム
115との間の音声発生割り込みと、受信端末120側
のTCP/IPドライバ126とアプリケーション・プ
ログラム125との間のパケット受信割り込みの、計2
回発生することになる。また、codecの実装方法に
もよるが、実装方法によっては、さらに、codecド
ライバ(114)の音声圧縮終了時と、codecドラ
イバ(124)の音声伸張終了時の、計2回さらに発生
する場合もある。
【0011】また、一般的に、カーネルとアプリケーシ
ョンとの間のデータ転送は、時間がかかり、オーバーヘ
ッドが大きいが、従来システムの場合、送信端末110
側で、(b)と(e)の2回、受信端末120側で、
(k)と(n)の2回必要である。さらに、codec
ドライバの実装によっては、送信側で、(c)と(d)
の2回、受信側で、(l)と(m)の2回さらに必要で
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のシステムにおいては、リアルタイム性の強く要求
される音声データ等に対しても、プロセス・スイッチも
しくはスレッド・スイッチのオーバーヘッドと、カーネ
ルとアプリケーションとの間のデータ転送のオーバーヘ
ッドがあった。
【0013】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、リアルタイム性の要求の高いデータの転送におい
てオーバーヘッドの少ない転送を可能とする通信装置及
びリアルタイム・データ処理方法を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、リアルタイム
・データをネットワークを介して送信する通信装置にお
いて、前記通信装置上で動作するオペレーティングシス
テムのカーネル内のリアルタイム転送ドライバは、所定
の入力デバイスで発生したリアルタイム・データを、該
入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライバから
直接または一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリ
ケーションプログラムを介して受信するための機能と、
受信された前記リアルタイム・データに、必要に応じて
所定の処理を施すための機能と、受信された前記リアル
タイム・データまたは前記所定の処理を施された前記リ
アルタイム・データを含むパケットを生成するための機
能と、生成された前記パケットを、前記ネットワークに
送信させるために、前記ネットワークに対するネットワ
ーク・デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・
ドライバへ転送する機能とを有することを特徴とする。
【0015】本発明は、ネットワークを介してリアルタ
イム・データを受信する通信装置において、前記通信装
置上で動作するオペレーティングシステムのカーネル内
のリアルタイム転送ドライバは、前記ネットワークに対
するネットワーク・デバイスにより受信されるリアルタ
イム・データを含むパケットを、該ネットワーク・デバ
イスに対応するカーネル内のネットワーク・ドライバか
ら受信するための機能と、受信された前記パケットから
リアルタイム・データを取り出すための機能と、取り出
された前記リアルタイム・データに、必要に応じて所定
の処理を施すための機能と、取り出された前記リアルタ
イム・データまたは前記所定の処理を施された前記リア
ルタイム・データを、所定の出力デバイスから出力させ
るために、該所定の出力デバイスに対応するカーネル内
の出力ドライバへ直接または一旦前記通信装置上で動作
する所定のアプリケーションプログラムを介して転送す
るための機能とを有することを特徴とする。
【0016】本発明は、リアルタイム・データをネット
ワークを介して送信する通信装置において、前記通信装
置上で動作するオペレーティングシステムのカーネル内
のリアルタイム転送ドライバは、所定の入力デバイスで
発生したリアルタイム・データを、該入力デバイスに対
応するカーネル内の入力ドライバから直接または一旦前
記通信装置上で動作する所定のアプリケーションプログ
ラムを介して受信するための機能と、受信された前記リ
アルタイム・データに、必要に応じて所定の処理を施す
ための機能と、受信された前記リアルタイム・データま
たは前記所定の処理を施された前記リアルタイム・デー
タを含むRTPパケットを生成するための機能と、生成
された前記RTPパケットを、前記ネットワークに送信
させるために、前記ネットワークに対するネットワーク
・デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・ドラ
イバの前段に接続されたTCP/IPドライバへ転送す
る機能とを有することを特徴とする。
【0017】本発明は、ネットワークを介してリアルタ
イム・データを受信する通信装置において、前記通信装
置上で動作するオペレーティングシステムのカーネル内
のリアルタイム転送ドライバは、前記ネットワークに対
するネットワーク・デバイスにより受信されるリアルタ
イム・データを含むパケットを、該ネットワーク・デバ
イスに対応するカーネル内のネットワーク・ドライバの
後段に接続されたTCP/IPドライバから受信するた
めの機能と、前記TCP/IPドライバから受信される
RTPパケットからリアルタイム・データを取り出すた
めの機能と、取り出された前記リアルタイム・データ
に、必要に応じて所定の処理を施すための機能と、取り
出された前記リアルタイム・データまたは前記所定の処
理を施された前記リアルタイム・データを、所定の出力
デバイスから出力させるために、該所定の出力デバイス
に対応するカーネル内の出力ドライバへ直接または一旦
前記通信装置上で動作する所定のアプリケーションプロ
グラムを介して転送するための機能とを有することを特
徴とする。
【0018】本発明は、リアルタイム・データをネット
ワークを介して送信する通信装置上で動作するオペレー
ティングシステムのカーネル内のリアルタイム転送ドラ
イバにおけるリアルタイム・データ処理方法であって、
所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データ
を、該入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライ
バから直接または一旦前記通信装置上で動作する所定の
アプリケーションプログラムを介して受信し、受信され
た前記リアルタイム・データに、必要に応じて所定の処
理を施し、受信された前記リアルタイム・データまたは
前記所定の処理を施された前記リアルタイム・データを
含む所定の形式のパケットを生成し、生成された前記パ
ケットを、前記ネットワークに送信させるために、前記
ネットワークに対するネットワーク・デバイスに対応す
るカーネル内のネットワーク・ドライバへ直接または一
旦カーネル内のTCP/IPドライバを介して転送する
ことを特徴とする。
【0019】本発明は、ネットワークを介してリアルタ
イム・データを受信する通信装置上で動作するオペレー
ティングシステムのカーネル内のリアルタイム転送ドラ
イバにおけるリアルタイム・データ処理方法であって、
前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
り受信されるリアルタイム・データを含むパケットを、
該ネットワーク・デバイスに対応するカーネル内のネッ
トワーク・ドライバから直接または一旦カーネル内のT
CP/IPドライバを介して受信し、受信された所定の
形式の前記パケットからリアルタイム・データを取り出
し、取り出された前記リアルタイム・データに、必要に
応じて所定の処理を施し、取り出された前記リアルタイ
ム・データまたは前記所定の処理を施された前記リアル
タイム・データを、所定の出力デバイスから出力させる
ために、該所定の出力デバイスに対応するカーネル内の
出力ドライバへ直接または一旦前記通信装置上で動作す
る所定のアプリケーションプログラムを介して転送する
ことを特徴とする。
【0020】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0021】本発明では、送信側通信装置においては、
音声データ等のリアルタイム性の高いデータについて、
入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライバから
直接または一旦アプリケーションプログラムを介して受
信し、必要に応じて所定の処理を施し、これを含む所定
の形式のパケットを生成し、ネットワーク・デバイスに
対応するカーネル内のネットワーク・ドライバへ直接ま
たは一旦カーネル内のTCP/IPドライバを介して転
送する。
【0022】また、本発明では、受信側通信装置におい
ては、音声データ等のリアルタイム性の高いデータにつ
いて、これを含む所定の形式のパケットをネットワーク
・デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・ドラ
イバから直接または一旦カーネル内のTCP/IPドラ
イバを介して受信し、該パケットからリアルタイム・デ
ータを取り出し、必要に応じて所定の処理を施し、所定
の出力デバイスに対応するカーネル内の出力ドライバへ
直接または一旦アプリケーションプログラムを介して転
送する。なお、その際、リアルタイム転送ドライバは、
例えば、予めアプリケーション・プログラムからの指示
に基づいて、受信パケットのうちリアルタイム性の高い
パケットのみを選択し、選択しなかったパケットは直接
またはTCP/IPドライバを経由してアプリケーショ
ン・プログラムへと転送するようにすることができる。
また、例えば、制御情報を受信したアプリケーション・
プログラム等の指示に従って、リアルタイム性の高いデ
ータをペイロードに持つデータグラムを、他のよりリア
ルタイム性の低いデータグラムから識別することができ
る。
【0023】本発明によれば、音声データや動画像デー
タといったリアルタイム性の要求の高いデータについて
はカーネル内のリアルタイム転送ドライバにおいて例え
ばcodec処理やパケット処理等を行うので、プロセ
ス・スイッチもしくはスレッド・スイッチのオーバーヘ
ッドや、カーネルとアプリケーションとの間のデータ転
送のオーバーヘッドを、省くことまたは従来よりも少な
くすることができる。これによって、リアルタイム性の
要求の高いデータを送信側通信装置からネットワークを
介して受信側通信装置まで転送する場合にも、リアルタ
イム性を十分満足できるデータ転送を行うことができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1に、本発明の第1
の実施形態に係る送信側となる通信装置(例えば、通信
機能を有する計算機やAV機器あるいは携帯端末等)
(以下、送信側となる通信装置を送信端末と呼ぶ)、及
び本発明の第1の実施形態に係る受信側となる通信装置
(例えば、通信機能を有する計算機やAV機器あるいは
携帯端末等)(以下、受信側となる通信装置を送信端末
と呼ぶ)の構成例を示す。なお、図1において送信端末
と受信端末との間のネットワークは記述を省略してい
る。また、図1において、アプリケーション・プログラ
ムより下位に記述したドライバは、当該送信端末や当該
受信端末で動作するOS(オペレーティング・システ
ム)のカーネル内のドライバである。
【0026】図2に、第1の実施形態の送信端末上で動
作するリアルタイム転送ドライバの処理手順の一例を示
す。図3に、第1の実施形態の受信端末上で動作するリ
アルタイム転送ドライバの処理手順の一例を示す。
【0027】図1、図2、図3は、リアルタイム性の高
いマルチメディア・データを転送する一例として、送信
端末上のマイクで生成された音声データをネットワーク
(図示せず)を経由して受信端末上のスピーカから出力
するリアルタイム・データ転送システムの場合の一例で
ある。
【0028】図1の送信端末10においては、PCM−
INデバイス(この例では、マイク装置あるいはマイク
を装備したデバイス・カード等)11から入力された音
声は、PCM−INドライバ12を経由して、生の音声
データに変換され、リアルタイム転送ドライバ13へと
入力される(ステップS1)。
【0029】リアルタイム転送ドライバ13は、予め設
定された設定情報によって、適切なcodecドライバ
14を選択し、生の音声データを圧縮するために、選択
されたcodecドライバ14へと音声データを転送す
る(ステップS2)。codecドライバ14は、この
音声データを圧縮する。
【0030】codecドライバ14による圧縮が終了
したならば、リアルタイム転送ドライバ13は、cod
ecドライバ14から圧縮された音声データを受け取
り、ネットワーク(図示せず)を使って受信端末20へ
と音声データを送るために、予め設定された設定情報を
基に、圧縮された音声データをペイロードとし、RTP
ヘッダ、UDPヘッダ、IPヘッダを、順々に付加して
いく(ステップS3)。
【0031】そして、接続されたリンク・レイヤの種類
に従って、適切なリンク・レイヤのヘッダを付加し(ス
テップS3)、出来上がったパケットを、ネットワーク
・インタフェース17を経由して、ネットワーク(図示
せず)へ出力するために、ネットワーク・ドライバ18
へと転送する(ステップS4)。このパケットは、ネッ
トワーク・ドライバ18から、ネットワーク・インタフ
ェース118を経由して、ネットワーク(図示せず)へ
送出される。
【0032】一方、受信端末20においては、ネットワ
ーク(図示せず)から受信したパケットは、ネットワー
ク・インタフェース21とネットワーク・ドライバ22
を経由して、リアルタイム転送ドライバ23が受信する
(ステップS11)。リアルタイム転送ドライバ23
は、予め、アプリケーション・プログラム25等から設
定された設定情報を基に、受信したパケットのうち、目
的とするリアルタイム・データが含まれたパケットを識
別する。
【0033】目的以外の受信パケットについては(ステ
ップS12でNoの場合)、通常のパケット受信と同様
に、TCP/IPドライバ26を経由して、アプリケー
ション・プログラム25へと渡される(ステップS1
6)。リアルタイム転送ドライバ23によって選択され
た受信パケットについては(ステップS12でYesの
場合)、該パケットから音声データを取り出し、これ
を、予め設定された設定情報を基に、適切なcodec
ドライバ24へ転送し(ステップS14)、伸張する。
codecドライバ24による伸張が終了した場合、リ
アルタイム転送ドライバ23は、codecドライバ2
4から伸張された音声データを受け取り、PCM−OU
Tデバイス(この例では、スピーカ装置あるいはスピー
カを装備したデバイス・カード等)28から音として出
力するために、PCM−OUTドライバ27へと転送す
る(ステップS15)。この音声データが、PCM−O
UTドライバ27を経由して、PCM−OUTデバイス
28に書き込まれることによって、スピーカから音声が
再生される。
【0034】図1の受信端末において、受信パケットか
ら、目的とするリアルタイム・データを運んでいる受信
パケットを識別する方法としては、例えば、次のような
方法がある。RTPは、通常、UDPを用いて転送され
るので、まず、送信元のIPアドレスと受信先のIPア
ドレスとUDPポート番号とを用いて、通信のコネクシ
ョンを識別する。RTPでは、転送データも、制御情報
も、RTCPを用いて、同じコネクション上に転送され
るので、リアルタイム・データを転送しているパケット
と制御情報を転送しているパケットとを識別するため、
例えばRTPヘッダ内のPT(Payload Typ
e)フィールドを用いて識別する(送信側で、例えばP
Tフィールド内に該パケットがデータを転送するもので
あるかあるいは制御情報を転送するものであるかを示す
情報を記述する)。受信端末は、SIPやH.323/
4等を用いた呼設定時に、送信端末との間で、これらの
識別に用いる情報について、ネゴシエーションを行うこ
とによって予め準備しておく。また、使用する転送方法
によってUDPポート番号やPTが固定な場合には、固
定な情報を用いるようにしてもよい。なお、ここで述べ
たことは、他の実施形態についても同様である。
【0035】なお、図1の送信端末では、リアルタイム
転送ドライバとは独立してcodecドライバが存在す
るが、その代わりに、リアルタイム転送ドライバ内にc
odecドライバの部分を実装することも可能であり、
あるいは、リアルタイム転送ドライバ内にcodecド
ライバに相当する部分を実装するとともに独立したco
decドライバを搭載し、それらを使い分けることも可
能である。また、圧縮して転送する音声データと圧縮せ
ずに転送する音声データとを扱う場合には、後者につい
ては圧縮処理に相当する部分をスキップすればよい。ま
た、圧縮せずに転送する音声データのみを扱う場合に
は、リアルタイム転送ドライバとは独立したcodec
ドライバおよびリアルタイム転送ドライバ内のcode
cドライバに相当する部分は不要となる。以上は、図1
の受信端末についても同様である。また、送信端末にお
いては、リアルタイム転送ドライバとは独立したcod
ecドライバまたはリアルタイム転送ドライバ内のco
decドライバに相当する部分は、圧縮処理のための部
分(coderドライバ等)のみ備えてもよい。この場
合、codecデバイスは、圧縮処理のための部分(c
oderデバイス)のみ備えてもよい。同様に、受信端
末においては、リアルタイム転送ドライバとは独立した
codecドライバまたはリアルタイム転送ドライバ内
のcodecドライバに相当する部分は、伸張処理のた
めの部分(decoderドライバ等)のみ備えてもよ
い。この場合、codecデバイスは、伸張処理のため
の部分(decoderデバイス)のみ備えてもよい。
なお、ここで述べたことは、他の実施形態の送受信端末
についても同様である。
【0036】また、図1の送信端末では、通常のアプリ
ケーション・プログラム15がTCP/IPドライバ1
6を経由してネットワーク(図示せず)へ送信するパケ
ット(例えば、制御情報のパケット)を、一旦リアルタ
イム転送ドライバ13が受信するようになっている。こ
の場合、通常のアプリケーション・プログラム15が送
信するパケットも、リアルタイム転送ドライバ13を経
由することによって、すべてのパケットの送信する優先
順位をコントロールできるといったメリットもある。す
なわち、図4に例示するように、リアルタイム・データ
の転送パケットすなわちリアルタイム転送ドライバ機能
本体131が出力する転送パケットがある場合は、通常
のアプリケーション・プログラム15からの転送パケッ
ト(図1の場合にはTCP/IPドライバ16が出力す
る転送パケット)をすぐにはネットワーク・ドライバ1
7に送らずキュー(優先度別キュー)132に入力する
とともに、選択機能133がリアルタイム転送ドライバ
機能本体131を選択するによによって、リアルタイム
・データの転送パケットを優先して送信することが可能
である。なお、実装方法によっては、通常のアプリケー
ション・プログラム15が送信するパケットについて
は、リアルタイム転送ドライバ13を経由させずに、直
接、ネットワーク・ドライバ17に与えるようにしても
よい。なお、ここで述べたことは、他の実施形態につい
ても同様である。
【0037】従来のリアルタイム処理システムにおいて
は、リアルタイム・データを処理する場合、まず、リア
ルタイムOSを採用し、リアルタイム・データを処理す
るプロセスもしくはスレッドのスケジューリングの優先
度を上げておいたが、本実施形態のように、カーネル内
のドライバで処理すれば、リアルタイム性の少ないOS
であっても、リアルタイム・データについて従来よりも
良いパフォーマンスを得ることができる。
【0038】(第2の実施形態)図5に、本発明の第2
の実施形態に係る送信端末、及び本発明の第2の実施形
態に係る受信端末の構成例を示す。なお、図5において
送信端末と受信端末との間のネットワークは記述を省略
している。
【0039】図5の送信端末上および受信端末上で動作
するリアルタイム転送ドライバの処理手順の一例はそれ
ぞれ図2および図3と同様である。
【0040】以下では、第1の実施形態の送信端末およ
び第1の実施形態の受信端末と相違する点を中心に説明
する。
【0041】図1では、リアルタイム転送ドライバをT
CP/IPドライバの下位レイヤに実装したが、OSに
よっては、リアルタイム転送ドライバをTCP/IPド
ライバの下位レイヤに実装できない場合もある。この場
合には、図5のように、リアルタイム転送ドライバ1
3,23を、TCP/IPドライバ16,26の上位に
実装すればよい。
【0042】図5の場合、送信端末10上のリアルタイ
ム転送ドライバ13は、圧縮された音声データに対し、
RTPヘッダのみを付加したRTPパケットを作成し、
作成したRTPパケットを、TCP/IPドライバ16
へと送ることになる。一般的に、TCP/IPドライバ
(モジュール)の上位には、バッファリング機構があ
り、送信待ちのパケットや、受信したパケットをアプリ
ケーション・プログラムが読み込むまでの期間、キュー
イングされる。なお、リアルタイム・データは、早く送
信・受信処理しなければならないので、このバッファリ
ング機構によって、不要にキューイングされないように
制御(例えば、識別情報に基づく優先制御等)をするの
が望ましい。
【0043】なお、リアルタイム転送ドライバをTCP
/IPドライバの上位レイヤでも下位レイヤでも実装で
きる場合に、リアルタイム転送ドライバをTCP/IP
ドライバの下位に実装してもよい。
【0044】(第3の実施形態)図6に、本発明の第3
の実施形態に係る送信端末の構成例を示す。図6の送信
端末上で動作するリアルタイム転送ドライバの処理手順
の一例は図2と同様である。
【0045】以下では、第1の実施形態の送信端末と相
違する点を中心に説明する。
【0046】図1では、PCM−INドライバが作成し
た音声データをリアルタイム転送ドライバが受け取った
が、OSによっては、PCM−INドライバが作成した
音声データをカーネル内のドライバが受け取れない場合
がある。この場合には、アプリケーション・プログラム
15が、PCM−INドライバ12の作成した音声デー
タを一旦受け取り、受け取った音声データをリアルタイ
ム転送ドライバ13へと転送すればよい。この場合、ア
プリケーション・プログラム15から、リアルタイム転
送ドライバ13へのデータ転送に対しては、実際にデー
タ転送を行わず、データ・ブロックへのポインタだけを
渡したりすれば、高速化が図れる。なお、図6では、音
声データの圧縮はカーネル内のcodecドライバで行
うになっているが、その代わりにアプリケーション・プ
ログラム内で行うようにすることも可能であり、両者を
使い分けることも可能である。
【0047】なお、PCM−INドライバが作成した音
声データをリアルタイム転送ドライバが受け取れる場合
に、PCM−INドライバの作成した音声データをアプ
リケーション・プログラム経由でリアルタイム転送ドラ
イバへ転送してもよいし、アプリケーション・プログラ
ムを経由する場合と経由しない場合とを使い分けること
も可能である。
【0048】図7に、本発明の第3の実施形態に係る受
信端末の構成例を示す。図7の受信端末上で動作するリ
アルタイム転送ドライバの処理手順の一例は図3と同様
である。
【0049】以下では、第1の実施形態の送信端末と相
違する点を中心に説明する。
【0050】図1では、リアルタイム転送ドライバ23
が出力する音声データをPCM−OUTドライバ27が
受け取ったが、OSによっては、リアルタイム転送ドラ
イバ23が出力する音声データをカーネル内のドライバ
が受け取れない場合がある。この場合は、アプリケーシ
ョン・プログラム25が、リアルタイム転送ドライバ2
3が出力する音声データを一旦受け取り、受け取った音
声データをPCM−OUTドライバ27へと転送すれば
よい。この場合、アプリケーション・プログラム25か
ら、PCM−OUTドライバ27へのデータ転送に対し
ては、実際にデータ転送を行わず、データ・ブロックへ
のポインタだけを渡したりすれば、高速化が図れる。な
お、図7では、音声データの伸張はカーネル内のcod
ecドライバで行うになっているが、その代わりにアプ
リケーション・プログラム内で行うようにすることも可
能であり、両者を使い分けることも可能である。
【0051】なお、リアルタイム転送ドライバが出力す
る音声データをPCM−OUTドライバが受け取れる場
合に、リアルタイム転送ドライバが出力する音声データ
をアプリケーション・プログラム経由でPCM−OUT
ドライバへ転送してもよいし、アプリケーション・プロ
グラムを経由する場合と経由しない場合とを使い分ける
ことも可能である。
【0052】(第4の実施形態)以下では、これまでの
実施形態の送信端末と相違する点を中心に説明する。
【0053】図8に、本発明の第4の実施形態に係る送
信端末の構成例を示す。図8の送信端末上で動作するリ
アルタイム転送ドライバの処理手順の一例は図2と同様
である。
【0054】図8は、図1の送信端末に、第2の実施形
態と第3の実施形態を適用したものである。すなわち、
リアルタイム転送ドライバをTCP/IPドライバの上
位レイヤに実装し、かつ、アプリケーション・プログラ
ムが、PCM−INドライバの作成した音声データを一
旦受け取り、受け取った音声データをリアルタイム転送
ドライバへと転送するようにしたものである。
【0055】図9に、本発明の第4の実施形態に係る受
信端末の構成例を示す。図9の受信端末上で動作するリ
アルタイム転送ドライバの処理手順の一例は図3と同様
である。
【0056】図9は、図1の受信末に、第2の実施形態
と第3の実施形態を適用したものである。すなわち、リ
アルタイム転送ドライバをTCP/IPドライバの上位
レイヤに実装し、かつ、アプリケーション・プログラム
が、リアルタイム転送ドライバの出力する音声データを
一旦受け取り、受け取った音声データをPCM−OUT
ドライバへと転送するようにしたものである。
【0057】なお、これまではcodecドライバすな
わちソフトウェアで圧縮や伸張を行う場合を例にとって
説明したが、codecドライバおよびcodecデバ
イス(すなわちcodecカード等のハードウェア)を
用いて圧縮や伸張を行う場合も同様に可能である。
【0058】また、通信装置(例えば、通信機能を有す
る計算機やAV機器あるいは携帯端末等)には、これま
で説明したいずれかの送信端末の構成のみ備えてもよい
し、これまで説明したいずれかの受信端末の構成のみ備
えてもよいが、これまで説明したいずれかの送信端末の
構成とこれまで説明したいずれかの受信端末の構成とを
兼ね備えてもよい。それらを兼ね備える場合に、第1〜
第4の実施形態で示した送信端末の構成と第1〜第4の
実施形態で示した受信端末の構成とを任意に組み合わせ
た構成があり得る。また、この場合に、リアルタイム転
送ドライバは、送信側用リアルタイム転送ドライバと受
信側用リアルタイム転送ドライバとに独立していてもよ
いが、送信側用の機能と受信側用の機能とを兼ね備えた
リアルタイム転送ドライバとしてもよい。この点は、他
のドライバについても同様である。なお、制御情報の送
受信を行わない構成も可能である。
【0059】また、リアルタイム・データについては送
信側となる機能を持ち、制御情報については送受信を行
う機能を持つ構成や、リアルタイム・データについては
受信側となる機能を持ち、制御情報については送受信を
行う構成も可能である。
【0060】また、第1〜第4の実施形態で示した送信
端末と、第1〜第4の実施形態で示した受信端末とは、
いずれの組み合わせによっても、送受信可能である。ま
た、各端末は、相手端末がどのような構成を持つものか
を必ずしも知っている必要はない。
【0061】また、これまでの説明においては、音声デ
ータを例にして、リアルタイム転送ドライバの仕組みを
説明したが、音声データだけでなく、動画像データなど
その他のソフト・リアルタイム・データや、プラントの
制御情報などのようなハード・リアルタイム・データを
転送する場合についても本発明は適用可能である。例え
ば、動画像データの場合、各構成例において、入力デバ
イス/入力ドライバとしてはPCM−INデバイス/P
CM−INドライバの代わりに、キャプチャ・デバイス
/キャプチャ・ドライバを用い、出力デバイス/出力ド
ライバとしてはPCM−OUTデバイス/PCM−OU
Tドライバの代わりに、ディスプレイ・デバイス/ディ
スプレイ・ドライバを用いればよい。また、codec
ドライバの代わりに、例えば、動画像の圧縮・伸張ドラ
イバや、データの保護・秘匿のため、暗号やセキュリテ
ィの処理を施すドライバが代わりに用いられる。もちろ
ん、音声データおよび動画像データを対象とする場合に
は、それらをすべて搭載すればよい。また、音声データ
および動画像データを対象とする場合には、例えば、パ
ケットヘッダ内の情報等によって使用すべきドライバ等
を選択すればよい。
【0062】また、これまでの説明においては、優先度
を考慮しない(単一レベルの)リアルタイム・データの
転送を説明したが、例えば、音声データとともに動画像
データを転送するような場合などにおいて、優先度レベ
ルを設定したリアルタイム・データの転送における優先
制御を行うようにしてもよい。この場合、リアルタイム
転送ドライバの入力部に、複数レベルのキューを作成
し、高レベルのキューに入力されたリアルタイム・デー
タの方を優先して処理すればよい。例えば、音声データ
と動画像データとを同じレベルのリアルタイム・データ
として扱ってもよいが、音声データを動画像データより
も高レベルとして優先して処理することも可能である。
なお、優先度は、例えば、RTPヘッダ内のPTフィー
ルド、あるいはIPヘッダ内のTOSフィールド等を用
いて識別する(送信側で、例えば、PTフィールド内あ
るいはIPヘッダ内に、優先度を示す情報を記述す
る)。
【0063】なお、以上の各機能は、ソフトウェア(プ
ログラム)またはこれを記録したコンピュータ読取り可
能な記録媒体として実現することを想定しているが、そ
の機能の一部又は全部をハードウェアを用いて実現する
ことも可能である。
【0064】また、本発明を適用したソフトウェアのO
Sとの関係における実施形態についても次に例示するも
のをはじめとして種々のバリエーションがある。 (1)リアルタイム転送ドライバを含むOSを作成し、
これを計算機にインストールした状態で譲渡あるいは貸
与等する形態 (2)リアルタイム転送ドライバを含むOSを作成し、
これを譲渡等し、使用者側でOS等をインストールして
貰う形態 (3)リアルタイム転送ドライバを含まないOSがイン
ストールされた計算機とは別に、リアルタイム転送ドラ
イバを譲渡等し、使用者側でOSを操作してリアルタイ
ム転送ドライバをOSの一部として組み込んで貰う形態 (4)リアルタイム転送ドライバを含まないOSがイン
ストールされた計算機とは別に、リアルタイム転送ドラ
イバを譲渡等するとともに、リアルタイム転送ドライバ
をOSへ組み込む処理等を自動的に行うためのソフトウ
ェアを譲渡等する形態 (5)(1)〜(4)において、関連するアプリケーシ
ョンをも同時にまたは事後に譲渡等する形態 なお、この発明の実施の形態で例示した構成は一例であ
って、それ以外の構成を排除する趣旨のものではなく、
例示した構成の一部を他のもので置き換えたり、例示し
た構成の一部を省いたり、例示した構成に別の機能ある
いは要素を付加したり、それらを組み合わせたりするこ
となどによって得られる別の構成も可能である。また、
例示した構成と論理的に等価な別の構成、例示した構成
と論理的に等価な部分を含む別の構成、例示した構成の
要部と論理的に等価な別の構成なども可能である。ま
た、例示した構成と同一もしくは類似の目的を達成する
別の構成、例示した構成と同一もしくは類似の効果を奏
する別の構成なども可能である。また、各種構成部分に
ついての各種バリエーションは、適宜組み合わせて実施
することが可能である。また、この発明の実施の形態
は、個別装置としての発明、システム全体としての発
明、個別装置内部の構成部分についての発明、またはそ
れらに対応する方法の発明等、種々の観点、段階、概念
またはカテゴリに係る発明を包含・内在するものであ
る。従って、この発明の実施の形態に開示した内容から
は、例示した構成に限定されることなく発明を抽出する
ことができるものである。
【0065】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、リアルタイム性の要求
の高いデータについてはカーネル内のリアルタイム転送
ドライバにおいて例えばcodec処理やパケット処理
等を行うので、プロセス・スイッチもしくはスレッド・
スイッチのオーバーヘッドや、カーネルとアプリケーシ
ョンとの間のデータ転送のオーバーヘッドを、省くこと
または従来よりも少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る送信端末及び受
信端末の構成例を示す図
【図2】本発明の第1〜第4の実施形態に係る送信端末
上で動作するリアルタイム転送ドライバの処理手順の一
例を示すフローチャート
【図3】本発明の第1〜第4の実施形態に係る受信端末
上で動作するリアルタイム転送ドライバの処理手順の一
例を示すフローチャート
【図4】本発明の第1の実施形態に係るリアルタイム転
送ドライバの一機能例について説明するための図
【図5】本発明の第2の実施形態に係る送信端末及び受
信端末の構成例を示す図
【図6】本発明の第3の実施形態に係る送信端末の構成
例を示す図
【図7】本発明の第3の実施形態に係る受信端末の構成
例を示す図
【図8】本発明の第4の実施形態に係る送信端末の構成
例を示す図
【図9】本発明の第4の実施形態に係る受信端末の構成
例を示す図
【図10】従来の送信端末及び受信端末の構成例を示す
【符号の説明】
10…送信端末 11…PCM−INデバイス 12…PCM−INドライバ 13,23…リアルタイム転送ドライバ 14,24…codecドライバ 15,25…アプリケーション・プログラム 16,26…TCP/IPドライバ 17,22…ネットワーク・ドライバ 18,21…ネットワーク・インタフェース 20…受信端末 27…PCM−OUTドライバ 28…PCM−OUTデバイス

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リアルタイム・データをネットワークを介
    して送信する通信装置において、 前記通信装置上で動作するオペレーティングシステムの
    カーネル内のリアルタイム転送ドライバは、 所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データ
    を、該入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライ
    バから直接または一旦前記通信装置上で動作する所定の
    アプリケーションプログラムを介して受信するための機
    能と、 受信された前記リアルタイム・データに、必要に応じて
    所定の処理を施すための機能と、 受信された前記リアルタイム・データまたは前記所定の
    処理を施された前記リアルタイム・データを含むパケッ
    トを生成するための機能と、 生成された前記パケットを、前記ネットワークに送信さ
    せるために、前記ネットワークに対するネットワーク・
    デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・ドライ
    バへ転送する機能とを有することを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】ネットワークを介してリアルタイム・デー
    タを受信する通信装置において、 前記通信装置上で動作するオペレーティングシステムの
    カーネル内のリアルタイム転送ドライバは、 前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
    り受信されるリアルタイム・データを含むパケットを、
    該ネットワーク・デバイスに対応するカーネル内のネッ
    トワーク・ドライバから受信するための機能と、 受信された前記パケットからリアルタイム・データを取
    り出すための機能と、 取り出された前記リアルタイム・データに、必要に応じ
    て所定の処理を施すための機能と、 取り出された前記リアルタイム・データまたは前記所定
    の処理を施された前記リアルタイム・データを、所定の
    出力デバイスから出力させるために、該所定の出力デバ
    イスに対応するカーネル内の出力ドライバへ直接または
    一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケーション
    プログラムを介して転送するための機能とを有すること
    を特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】リアルタイム・データをネットワークを介
    して送信する通信装置において、 前記通信装置上で動作するオペレーティングシステムの
    カーネル内のリアルタイム転送ドライバは、 所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データ
    を、該入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライ
    バから直接または一旦前記通信装置上で動作する所定の
    アプリケーションプログラムを介して受信するための機
    能と、 受信された前記リアルタイム・データに、必要に応じて
    所定の処理を施すための機能と、 受信された前記リアルタイム・データまたは前記所定の
    処理を施された前記リアルタイム・データを含むRTP
    パケットを生成するための機能と、 生成された前記RTPパケットを、前記ネットワークに
    送信させるために、前記ネットワークに対するネットワ
    ーク・デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・
    ドライバの前段に接続されたTCP/IPドライバへ転
    送する機能とを有することを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】ネットワークを介してリアルタイム・デー
    タを受信する通信装置において、 前記通信装置上で動作するオペレーティングシステムの
    カーネル内のリアルタイム転送ドライバは、 前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
    り受信されるリアルタイム・データを含むパケットを、
    該ネットワーク・デバイスに対応するカーネル内のネッ
    トワーク・ドライバの後段に接続されたTCP/IPド
    ライバから受信するための機能と、 前記TCP/IPドライバから受信されるRTPパケッ
    トからリアルタイム・データを取り出すための機能と、 取り出された前記リアルタイム・データに、必要に応じ
    て所定の処理を施すための機能と、 取り出された前記リアルタイム・データまたは前記所定
    の処理を施された前記リアルタイム・データを、所定の
    出力デバイスから出力させるために、該所定の出力デバ
    イスに対応するカーネル内の出力ドライバへ直接または
    一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケーション
    プログラムを介して転送するための機能とを有すること
    を特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】前記リアルタイム転送ドライバは、前記所
    定の処理を、カーネル内の他の処理ドライバに行わせる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載の通信装置。
  6. 【請求項6】前記リアルタイム転送ドライバは、前記所
    定の処理を、自ドライバ内で行うことを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 【請求項7】前記リアルタイム転送ドライバは、前記リ
    アルタイム・データを他の情報よりも優先的に転送する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載の通信装置。
  8. 【請求項8】前記リアルタイム・データには、優先度の
    高さを示す複数のレベルのうちから選択されたレベルが
    付与され、 前記リアルタイム転送ドライバは、より高い優先度のレ
    ベルを付与されたリアルタイム・データを優先的に転送
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載の通信装置。
  9. 【請求項9】前記リアルタイム転送ドライバとカーネル
    内の他のドライバとの間でデータの転送を行う際に、前
    記アプリケーションプログラムを介して転送を行う場合
    には、該アプリケーション・プログラムから該リアルタ
    イム転送ドライバまたは該他のドライバへのデータ転送
    に対しては実際にデータの転送を行う代わりにデータ・
    ブロックへのポインタを転送することを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 【請求項10】前記所定の処理は、前記リアルタイム・
    データの圧縮処理であることを特徴とする請求項1また
    は3に記載の通信装置。
  11. 【請求項11】前記所定の処理は、前記リアルタイム・
    データの伸張処理であることを特徴とする請求項2また
    は4に記載の通信装置。
  12. 【請求項12】前記リアルタイム・データは音声データ
    または動画像データであることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 【請求項13】リアルタイム・データをネットワークを
    介して送信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システムのカーネル内のリアルタイム転送ドライバにお
    けるリアルタイム・データ処理方法であって、 所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データ
    を、該入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライ
    バから直接または一旦前記通信装置上で動作する所定の
    アプリケーションプログラムを介して受信し、 受信された前記リアルタイム・データに、必要に応じて
    所定の処理を施し、 受信された前記リアルタイム・データまたは前記所定の
    処理を施された前記リアルタイム・データを含む所定の
    形式のパケットを生成し、 生成された前記パケットを、前記ネットワークに送信さ
    せるために、前記ネットワークに対するネットワーク・
    デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・ドライ
    バへ直接または一旦カーネル内のTCP/IPドライバ
    を介して転送することを特徴とするリアルタイム・デー
    タ処理方法。
  14. 【請求項14】ネットワークを介してリアルタイム・デ
    ータを受信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システムのカーネル内のリアルタイム転送ドライバにお
    けるリアルタイム・データ処理方法であって、 前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
    り受信されるリアルタイム・データを含むパケットを、
    該ネットワーク・デバイスに対応するカーネル内のネッ
    トワーク・ドライバから直接または一旦カーネル内のT
    CP/IPドライバを介して受信し、 受信された所定の形式の前記パケットからリアルタイム
    ・データを取り出し、 取り出された前記リアルタイム・データに、必要に応じ
    て所定の処理を施し、 取り出された前記リアルタイム・データまたは前記所定
    の処理を施された前記リアルタイム・データを、所定の
    出力デバイスから出力させるために、該所定の出力デバ
    イスに対応するカーネル内の出力ドライバへ直接または
    一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケーション
    プログラムを介して転送することを特徴とするリアルタ
    イム・データ処理方法。
  15. 【請求項15】リアルタイム・データをネットワークを
    介して送信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システム・プログラムであって、 所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データを
    入力するための入力ドライバと、 前記リアルタイム・データを前記入力ドライバから直接
    または一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケー
    ションプログラムを介して受信し、受信された該リアル
    タイム・データに必要に応じて所定の処理を施し、受信
    された該リアルタイム・データまたは該所定の処理を施
    された該リアルタイム・データを含むパケットを生成
    し、生成された前記パケットをネットワーク・ドライバ
    へ転送するリアルタイム転送ドライバと、 前記パケットを前記リアルタイム転送ドライバから受信
    し、該パケットを、前記ネットワークから送出させるた
    めに、前記ネットワークに対するネットワーク・デバイ
    スへ転送するネットワーク・ドライバとをカーネル内に
    有することを特徴とするオペレーティングシステム・プ
    ログラム。
  16. 【請求項16】ネットワークを介してリアルタイム・デ
    ータを受信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システム・プログラムであって、 前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
    り受信されるリアルタイム・データを含むパケットを受
    信するためのネットワーク・ドライバと、 前記パケットを前記ネットワーク・ドライバから受信
    し、該パケットからリアルタイム・データを取り出し、
    取り出された該リアルタイム・データに必要に応じて所
    定の処理を施し、取り出された該リアルタイム・データ
    または該所定の処理を施された該リアルタイム・データ
    を、所定の出力デバイスに対応する出力ドライバへ直接
    または一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケー
    ションプログラムを介して転送するリアルタイム転送ド
    ライバと、 前記リアルタイム・データを前記リアルタイム転送ドラ
    イバから受信し、該リアルタイム・データを、所定の形
    態で出力させるために、所定の出力デバイスへ転送する
    出力ドライバとをカーネル内に有することを特徴とする
    オペレーティングシステム・プログラム。
  17. 【請求項17】リアルタイム・データをネットワークを
    介して送信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システム・プログラムであって、 所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データを
    入力するための入力ドライバと、 前記リアルタイム・データを前記入力ドライバから直接
    または一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケー
    ションプログラムを介して受信し、受信された該リアル
    タイム・データに必要に応じて所定の処理を施し、受信
    された該リアルタイム・データまたは該所定の処理を施
    された該リアルタイム・データを含むRTPパケットを
    生成し、生成された前記RTPパケットをTCP/IP
    ドライバへ転送するリアルタイム転送ドライバと、 前記RTPパケットを前記リアルタイム転送ドライバか
    ら受信し、該RTPパケットをもとに所定のリンクレイ
    ヤ・パケットを生成し、生成された該リンクレイヤ・パ
    ケットをネットワーク・ドライバへ転送するTCP/I
    Pドライバと、 前記パケットを前記リアルタイム転送ドライバから受信
    し、該パケットを、前記ネットワークから送出させるた
    めに、前記ネットワークに対するネットワーク・デバイ
    スへ転送するネットワーク・ドライバとをカーネル内に
    有することを特徴とするオペレーティングシステム・プ
    ログラム。
  18. 【請求項18】ネットワークを介してリアルタイム・デ
    ータを受信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システム・プログラムであって、 前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
    り受信されるリアルタイム・データを含むリンクレイヤ
    ・パケットを受信するためのネットワーク・ドライバ
    と、 前記リンクレイヤ・パケットを前記ネットワーク・ドラ
    イバから受信し、該リンクレイヤ・パケットからRTP
    パケットを取り出し、RTPパケットをリアルタイム転
    送ドライバへ転送するTCP/IPドライバと、 前記RTPパケットを前記TCP/IPドライバから受
    信し、該パケットからリアルタイム・データを取り出
    し、取り出された該リアルタイム・データに必要に応じ
    て所定の処理を施し、取り出された該アルタイム・デー
    タまたは該所定の処理を施された該リアルタイム・デー
    タを、所定の出力デバイスに対応する出力ドライバへ直
    接または一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケ
    ーションプログラムを介して転送するリアルタイム転送
    ドライバと、 前記リアルタイム・データを前記リアルタイム転送ドラ
    イバから受信し、該リアルタイム・データを、所定の形
    態で出力させるために、所定の出力デバイスへ転送する
    出力ドライバとをカーネル内に有することを特徴とする
    オペレーティングシステム・プログラム。
  19. 【請求項19】請求項15ないし18のいずれか1項に
    記載のオペレーティングシステム・プログラムを記録し
    たコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】リアルタイム・データをネットワークを
    介して送信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システムのカーネル内に組み込み可能なリアルタイム転
    送ドライバ・プログラムであって、 所定の入力デバイスで発生したリアルタイム・データ
    を、該入力デバイスに対応するカーネル内の入力ドライ
    バから直接または一旦前記通信装置上で動作する所定の
    アプリケーションプログラムを介して受信するための機
    能と、 受信された前記リアルタイム・データに、必要に応じて
    所定の処理を施すための機能と、 受信された前記リアルタイム・データまたは前記所定の
    処理を施された前記リアルタイム・データを含む所定の
    形式のパケットを生成するための機能と、 生成された前記パケットを、前記ネットワークに送信さ
    せるために、前記ネットワークに対するネットワーク・
    デバイスに対応するカーネル内のネットワーク・ドライ
    バへ直接または一旦カーネル内のTCP/IPドライバ
    を介して転送する機能とを有することを特徴とするリア
    ルタイム転送ドライバ・プログラム。
  21. 【請求項21】ネットワークを介してリアルタイム・デ
    ータを受信する通信装置上で動作するオペレーティング
    システムのカーネル内に組み込み可能なリアルタイム転
    送ドライバ・プログラムであって、 前記ネットワークに対するネットワーク・デバイスによ
    り受信されるリアルタイム・データを含むパケットを、
    該ネットワーク・デバイスに対応するカーネル内のネッ
    トワーク・ドライバから直接または一旦カーネル内のT
    CP/IPドライバを介して受信するための機能と、 受信された所定の形式の前記パケットからリアルタイム
    ・データを取り出すための機能と、 取り出された前記リアルタイム・データに、必要に応じ
    て所定の処理を施すための機能と、 取り出された前記リアルタイム・データまたは前記所定
    の処理を施された前記リアルタイム・データを、所定の
    出力デバイスから出力させるために、該所定の出力デバ
    イスに対応するカーネル内の出力ドライバへ直接または
    一旦前記通信装置上で動作する所定のアプリケーション
    プログラムを介して転送するための機能とを有すること
    を特徴とするリアルタイム転送ドライバ・プログラム。
  22. 【請求項22】請求項20または21に記載のリアルタ
    イム転送ドライバ・プログラムを記録したコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
JP2000396019A 2000-12-26 2000-12-26 通信装置及びリアルタイム・データ処理方法 Pending JP2002199010A (ja)

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