JP2550272Y2 - 防水パンと壁パネルとの固定構造 - Google Patents

防水パンと壁パネルとの固定構造

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JP2550272Y2
JP2550272Y2 JP7495391U JP7495391U JP2550272Y2 JP 2550272 Y2 JP2550272 Y2 JP 2550272Y2 JP 7495391 U JP7495391 U JP 7495391U JP 7495391 U JP7495391 U JP 7495391U JP 2550272 Y2 JP2550272 Y2 JP 2550272Y2
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JP
Japan
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wall panel
waterproof pan
wall
piece
horizontal
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JP7495391U
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JPH0524810U (ja
Inventor
琢洋 谷川
康裕 白井
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は壁パネルを防水パンの壁
パネル載置部上に立設し、該壁パネルを防水パンに対し
て固定した構造に関する。詳しくは、壁パネルの背後側
に作業員が手を回すことなく壁パネルの立設を行なえ
る、いわゆる内組み可能な防水パンと壁パネルとの固定
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】第3図の如く、防水パン1の壁パネル載
置部4上に壁パネル2を立設する場合、壁パネル2を防
水パン1に対し適宜の金具で固定する必要がある。内組
み可能な固定構造として、実開昭62−94254号公
報には、「ユニットバス本体の側壁上縁面に挟持片を部
分的又は全長に亘って設けたチャンネル部材を固定し、
前記挟持片に壁パネルの下端フランジ部をユニットバス
本体の内側より挿着挟持させたことを特徴とするユニッ
トバスの壁パネル建込構造。」が記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】実開昭62−9425
4号の構造においては、チャンネル部材を防水パンの壁
パネル載置部にビス止めする必要があり、チャンネル部
材の正確な位置決めや、ビス孔からの漏水防止施策が必
要であり、作業性が悪い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1の防水
パンと壁パネルとの固定構造は、背面側の周縁部に枠状
にフランジ又はフレームよりなる補強片を有してなる壁
パネルが防水パンの壁パネル載置部上に立設され、固定
金具にて壁パネルが防水パンに固定された構造であっ
て、該防水パンの壁パネル載置部の外側の縁部からは上
方に水切壁が立ち上げられている防水パンと壁パネルと
の固定構造において、前記固定金具は、壁パネルの底辺
部の横補強片と側辺部の縦補強片との交叉隅部に配置さ
れており、該固定金具は、該水切壁の背面から前面に回
り込む略逆U字形状の水切壁挟持部と、該水切壁挟持部
から前方に延出し、壁パネルの底辺部分の横補強片の上
側に重なる水平片と、該水平片の側辺部分から立ち上が
り、壁パネルの側辺部の前記縦補強片に重なる鉛直片と
を備えており、該壁パネルの側辺部の縦補強片には、該
鉛直片の上端面に当接する第1のストッパが突設され、
壁パネルの底辺部の横補強片には、該水平片の側端面
に当接する第2のストッパが突設されていることを特徴
とするものである。
【0005】請求項2の防水パンと壁パネルとの固定構
造は、請求項1の防水パンと壁パネルとの固定構造にお
いて、前記固定金具の水切壁挟持部は、水切壁の外面側
の片部が可撓性を有したバネ状の自由片となっており、
且つこの自由片の下端には、防水パンの壁パネル載置部
の下縁に係止する係止部が設けられていることを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】本考案の防水パンと壁パネルとの固定構造で
は、固定金具が突起によって縦方向にも横方向にも係止
されており、ビスなどを用いることなく固定金具を壁パ
ネルきる。また、このように固定金具を取り付けた壁パ
ネルを内組みにて防水パンに立設できる。
【0007】特に、請求項2の防水パンと壁パネルとの
固定構造にあっては、係止部9bが壁パネル載置部の下
縁に係合するため、固定金具がしっかりと防水パンに取
り付けられる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本考案の実施例に係る防水パンと壁パネル
との固定構造を示す縦断面図、第2図はこの固定構造を
示す分解斜視図である。
【0009】防水パン1は、その周囲に上方に立ち上が
る周壁3を備えており、この周壁3の上端から外方に壁
パネル載置部4が延設されている。そして、この壁パネ
ル載置部4の外側の縁部からは、上方に向って水切壁5
が立ち上げられている。
【0010】この壁パネル載置部4の上に壁パネル2が
立設されている。この壁パネル2は、補強片として縦フ
ランジ6と横フランジ7を備えている。
【0011】この壁パネル2を防水パン1に固定するた
めの固定金具8は、前記水切壁5の背面から前面に回り
込むほぼ逆U字形状の水切壁挟持部9と、この水切壁挟
持部9から前方に延出し、前記横フランジ7の上に重な
る水平片10と、この水平片10の側辺部分から立ち上
がり、前記縦フランジ6の内面に重なる鉛直片11とを
備えている。この水切壁挟持部9の自由片9aの下部に
は波状の湾曲部よりなる係止部9bが設けられている。
【0012】横フランジ7及び縦フランジ6には、それ
ぞれ水平片10の側端面が当接する突起(第2のストッ
)12と、鉛直片11の上端面が当接する突起(第1
ストッパ)13とが設けられている。
【0013】壁パネル2を防水パン1に立設するには、
まず固定金具8を壁パネル2に固定する。この場合、水
平片10を横フランジ7上に重ね、鉛直片11を縦フラ
ンジ6に重ねるようにして固定金具8を壁パネル2の背
面の隅部に嵌合させる。次いで、固定金具8の水切壁挟
持部9を水切壁5に対し上方から嵌合させるようにして
壁パネル2を壁パネル載置部4上に載せる。そうする
と、水切壁挟持部9の外面側の自由片9aが水切壁5の
外面に被さり、かつ該自由片9a下端の係止部9bが壁
パネル載置部4の縁部に係合する。これにより、固定金
具8が防水パン1に固定された状態となり、壁パネル2
が防水パン1に固定される。
【0014】上記の説明においては、壁パネル2の周縁
部には、フランジ6、7が設けられているが、このフラ
ンジ6、7の代わりに補強フレーム(図示略)を設けて
も良い。
【0015】
【考案の効果】以上の通り、本考案の防水パンと壁パネ
ルとの固定構造にあっては、ビスなどを用いることなく
固定金具を壁パネルに固定でき、且つこの固定金具を水
切壁に係合させるだけで壁パネルを防水パンに係合、固
定させることができる。また、壁パネルを内組み工法に
て防水パンに立設することができる。
【0016】特に、請求項2の構造にあっては、固定金
具と防水パンとの連結がしっかりとしたものとなり、壁
パネルの立設強度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る防水パンと壁パネルとの固定構造
を示す縦断面図である。
【図2】実施例構造を示す分解斜視図である。
【図3】防水パンと壁パネルとの係合状態を示す概略的
な斜視図である。
【符号の説明】
1 防水パン 2 壁パネル 4 壁パネル載置部 5 水切壁 6 縦フランジ 7 横フランジ 8 固定金具 9 水切壁挟持部 9a 自由片 9b 係止部 10 水平片 11 鉛直片 12,13 突起

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面側の周縁部に枠状にフランジ又はフ
    レームよりなる補強片を有してなる壁パネルが防水パン
    の壁パネル載置部上に立設され、固定金具にて壁パネル
    が防水パンに固定された構造であって、 該防水パンの壁パネル載置部の外側の縁部からは上方に
    水切壁が立ち上げられている防水パンと壁パネルとの固
    定構造において、 前記固定金具は、壁パネルの底辺部の横補強片と側辺部
    の縦補強片との交叉隅部に配置されており、 該固定金具は、該水切壁の背面から前面に回り込む略逆
    U字形状の水切壁挟持部と、 該水切壁挟持部から前方に延出し、壁パネルの底辺部分
    の横補強片の上側に重なる水平片と、 該水平片の側辺部分から立ち上がり、壁パネルの側辺部
    の前記縦補強片に重なる鉛直片とを備えており、 該壁パネルの側辺部の縦補強片には、該鉛直片の上端面
    に当接する第1のストッパが突設され、 該壁パネルの底辺部の横補強片には、該水平片の側端面
    に当接する第2のストッパが突設されていることを特徴
    とする防水パンと壁パネルとの固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の防水パンと壁パネルとの固定
    構造において、前記固定金具の水切壁挟持部は、水切壁
    の外面側の片部が可撓性を有したバネ状の自由片となっ
    ており、且つこの自由片の下端には、防水パンの壁パネ
    ル載置部の下縁に係止する係止部が設けられていること
    を特徴とする防水パンと壁パネルとの固定構造。
JP7495391U 1991-09-18 1991-09-18 防水パンと壁パネルとの固定構造 Expired - Lifetime JP2550272Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0524810U JPH0524810U (ja) 1993-03-30
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JP2009035978A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット

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