JP2548837Y2 - サイドトリマのスクラップガイド - Google Patents

サイドトリマのスクラップガイド

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JP2548837Y2
JP2548837Y2 JP1991035871U JP3587191U JP2548837Y2 JP 2548837 Y2 JP2548837 Y2 JP 2548837Y2 JP 1991035871 U JP1991035871 U JP 1991035871U JP 3587191 U JP3587191 U JP 3587191U JP 2548837 Y2 JP2548837 Y2 JP 2548837Y2
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JP
Japan
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metal strip
scrap guide
metal
trimmer
side trimmer
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Application number
JP1991035871U
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JPH04130116U (ja
Inventor
幸裕 馬場
喜昭 和田
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JFE Steel Corp
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JFE Steel Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、金属ストリップの処理
ラインにおいて該金属ストリップの両側縁部を除去する
サイドトリマのトリマ屑をライン外へ誘導するスクラッ
プガイドに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の金属ストリップ処理ラインにおけ
るサイドトリマのスクラップガイドを図２、図３に示
す。図２は金属ストリップの処理ラインの一部の側面図
で、右方向から送られた金属ストリップ１は上刃3a、下
刃3bよりなるサイドトリマ３によって両側縁部２を除去
されてトリミング済ストリップ1'となって左方向へ送ら
れる。下流には、例えばデフレクタロール５等のロール
類が配置されている。一方、前記除去された両側縁部
（トリマ屑）２は、垂直な側板4aおよびこの側板4aの上
下縁から水平にライン内側へ延びる天板4b、4cによりコ
の字状断面を有する１対のスクラップガイド４によりラ
イン外へ誘導される。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
ライン構成においては、トリミング時に発生する金属粉
が飛散し、トリミング済ストリップ1'上を搬送されて下
流にあるデフレクタロール等に付着し、これが金属スト
リップ表面の押疵発生の原因となるという問題があっ
た。この金属粉は、主として切断された両側縁部２がス
クラップガイド４に接触したりこれと擦れることにより
発生する。本考案は、このようにして発生する金属粉の
飛散を防止し、前記問題を解消することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記問題を解
決するため、金属ストリップの処理ラインにおいて該金
属ストリップの両側縁部を除去するサイドトリマの出側
に、該金属ストリップおよびトリマ屑を挟み込むように
向き合って設置されたコの字状断面を有する１対のスク
ラップガイドの側板4aの上縁から水平に少なくともトリ
ミング位置より内側まで伸びる天板4bのライン内側縁部
に、下方に向かって該金属ストリップの直上付近までを
遮蔽する金属粉飛散防止板を設けたことを特徴とする。
【０００５】
【作 用】本考案によれば、スクラップガイドの側板4a
の上縁から水平にライン内側へ伸びる天板4bのライン内
側縁部からさらに下方に向かって金属粉飛散防止板６を
設けたため、サイドトリマ部で発生する金属粉がトリミ
ング済ストリップ1'上を搬送されて下流にあるデフレク
タロール等に付着し、これが金属ストリップ表面の押疵
発生の原因となるということがなくなった。
【０００６】
【実施例】図１は、本考案のスクラップガイドのライン
方向から見た断面図である。図３と比較すると明らかな
ように、従来のスクラップガイドの天板4bのライン内側
縁部からさらに下方に向かって金属粉飛散防止板６を設
けてある。この金属粉飛散防止板６は、両側縁部２との
接触により摩耗しないよう金属製となっており、下端部
を金属ストリップに接近させ、隙間を必要最小限である
10mm程度に保つようにしてあるので、この隙間からスト
リップ表面へ金属粉が侵入することは殆どなく、これ自
身が新たなすり疵発生の原因となることもない。
【０００７】
【考案の効果】本考案によれば、サイドトリマ部で発生
する金属粉がトリミング済ストリップ1'上を搬送されて
下流にあるデフレクタロール等に付着し、これが金属ス
トリップ表面の押疵発生の原因となるということがなく
なり、金属ストリップの品質が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例の構成を示す断面図である。
【図２】本考案に係わる金属ストリップの処理ラインの
一部の側面図である。
【図３】スクラップガイドの従来例の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
１ 金属ストリップ ２ 両側縁部（トリマ屑） ３ サイドトリマ ４ スクラップガイド ５ デフレクタロール ６ 金属粉飛散防止板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 金属ストリップの処理ラインにおいて該
    金属ストリップの両側縁部を除去するサイドトリマの出
    側に、該金属ストリップおよびトリマ屑を挟み込むよう
    に向き合って設置されたコの字状断面を有する１対のス
    クラップガイドの側板4aの上縁から水平に少なくともト
    リミング位置より内側まで伸びる天板4bのライン内側縁
    部に、下方に向かって該金属ストリップの直上付近まで
    を遮蔽する金属粉飛散防止板を設けたことを特徴とする
    サイドトリマのスクラップガイド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5390286U (ja) * 1976-12-25 1978-07-24
JPS55165721U (ja) * 1979-05-16 1980-11-28

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