JPH0739596Y2 - シートカッターのガイドプレート - Google Patents
シートカッターのガイドプレートInfo
- Publication number
- JPH0739596Y2 JPH0739596Y2 JP1113190U JP1113190U JPH0739596Y2 JP H0739596 Y2 JPH0739596 Y2 JP H0739596Y2 JP 1113190 U JP1113190 U JP 1113190U JP 1113190 U JP1113190 U JP 1113190U JP H0739596 Y2 JPH0739596 Y2 JP H0739596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- guide plate
- sheet cutter
- lower blade
- cutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシートカッターのガイドプレートであって、シ
ートカッターでシートを切断する際、シートに層間割れ
を生ぜず連続的にシートを切断できるガイドプレートに
関するものである。
ートカッターでシートを切断する際、シートに層間割れ
を生ぜず連続的にシートを切断できるガイドプレートに
関するものである。
[従来の技術] 従来、第2図に示すように、紙等のシートカッター21
は、複数のスリッター22で所望の巾に分割切断され、フ
ィードロール24を介して送り込まれたシート23を下刃25
上に送り、該下刃25と噛み合う上刃26(第2図中二点鎖
線で示すように矢印方向に回転している)とでシート23
を切断するものである。
は、複数のスリッター22で所望の巾に分割切断され、フ
ィードロール24を介して送り込まれたシート23を下刃25
上に送り、該下刃25と噛み合う上刃26(第2図中二点鎖
線で示すように矢印方向に回転している)とでシート23
を切断するものである。
また、従来シートカッター21に送り込まれるシート23は
第2図に示されているようにフィードロール24から引出
された後、フィードロール24とシートカッター21の下刃
25の刃先とを結ぶ線上に直線状に配列されているスライ
ダー27、短冊型ガイドプレート28及びガイドプレート29
上を走行してシートカッター21に送り込まれている。
第2図に示されているようにフィードロール24から引出
された後、フィードロール24とシートカッター21の下刃
25の刃先とを結ぶ線上に直線状に配列されているスライ
ダー27、短冊型ガイドプレート28及びガイドプレート29
上を走行してシートカッター21に送り込まれている。
[本考案が解決しようとする課題] 従来のシートカッターはシートが厚い場合、例えば0.25
mm以上の板紙のようなものを切断すると、下刃にシート
が衝突して層間割れ(つっかかりと俗称されている)が
発生するという欠点がある。
mm以上の板紙のようなものを切断すると、下刃にシート
が衝突して層間割れ(つっかかりと俗称されている)が
発生するという欠点がある。
このつっかかりは、下刃の刃先がシートに食込むために
生ずるものと考えられ、前記のようにシートが厚くなる
ほど、さらに断裁寸法が長い程、また運転速度の早い程
起こりやすい傾向がある。
生ずるものと考えられ、前記のようにシートが厚くなる
ほど、さらに断裁寸法が長い程、また運転速度の早い程
起こりやすい傾向がある。
従来かかるつっかかりを防止するため、下刃の刃先をシ
ート進入角度と平行方向に近付け、カッティング時の下
刃によるつっかかりを防止する方法或はつっかかりを生
じないように、下刃の刃先を砥石で潰す等の対策が講じ
られている。
ート進入角度と平行方向に近付け、カッティング時の下
刃によるつっかかりを防止する方法或はつっかかりを生
じないように、下刃の刃先を砥石で潰す等の対策が講じ
られている。
しかし、前述の如き方法では何れもつっかかりを完全に
押えることができず、しかも切口状態が劣化するためシ
ートカッターの調整時間が増加し、またシートカッター
の刃の交換周期が短くなるため対策上不十分である。ま
た、シートカッターの運転速度を下げて処理すればカッ
ティング作業の非能力は避けられない。
押えることができず、しかも切口状態が劣化するためシ
ートカッターの調整時間が増加し、またシートカッター
の刃の交換周期が短くなるため対策上不十分である。ま
た、シートカッターの運転速度を下げて処理すればカッ
ティング作業の非能力は避けられない。
さらに、シートカッターの刃先とガイドプレートとの間
隔を調整してつっかかりを減少せしめれば切口不良を生
じ、反対に切口を良好にすればつっかかりが発生すると
いう問題がある。
隔を調整してつっかかりを減少せしめれば切口不良を生
じ、反対に切口を良好にすればつっかかりが発生すると
いう問題がある。
本考案者は前述の如きつっかかりの原因につき研究の結
果、つっかかりの主要因はシートカッターに送り込まれ
るシートの進入角度にあることを突き止めた。
果、つっかかりの主要因はシートカッターに送り込まれ
るシートの進入角度にあることを突き止めた。
即ち、従来シートカッターへシートを送り込む際のガイ
ドプレートは、第4図に示すようにシートカッターの下
刃25上面となす角度が一般的に35〜40度であって、この
状態でシート23を送り込むとシート23が下刃に接触して
つっかかりを生ずる。
ドプレートは、第4図に示すようにシートカッターの下
刃25上面となす角度が一般的に35〜40度であって、この
状態でシート23を送り込むとシート23が下刃に接触して
つっかかりを生ずる。
本考案はシートカッターへシートを送り込むガイドプレ
ートを改良し、切口良好で、しかもつっかかりのないカ
ッティングを可能ならしめることができるシートカッタ
ーのガイドプレートを提供することにある。
ートを改良し、切口良好で、しかもつっかかりのないカ
ッティングを可能ならしめることができるシートカッタ
ーのガイドプレートを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、シートカッターのガイドプレートが山型に形
成されており、該山型に形成されているガイドプレート
の少なくともシートカッター側の面と、シートカッター
の下刃上面とのなす角度が48〜55度であるという構成の
ものであって、シートは該面にそってシートカッターへ
送り込まれるものである。
成されており、該山型に形成されているガイドプレート
の少なくともシートカッター側の面と、シートカッター
の下刃上面とのなす角度が48〜55度であるという構成の
ものであって、シートは該面にそってシートカッターへ
送り込まれるものである。
[作用] 本考案は、以上の如き構成のものであってシートカッタ
ーへ送り込まれるシートを下刃上面に対し、48〜55度の
角度で送り込むことができる。
ーへ送り込まれるシートを下刃上面に対し、48〜55度の
角度で送り込むことができる。
茲に、ガイドプレートのシートカッター側の面の角度は
カッティングされるシートの種類、厚さ等を考慮し、前
記角度の範囲内で適宜選択することができる。
カッティングされるシートの種類、厚さ等を考慮し、前
記角度の範囲内で適宜選択することができる。
即ち、本考案はシートカッターへ送り込むシートを下刃
上面に対し、従来より角度を持たせて送り込むもので下
刃に対するシートのつっかかりがなく、しかも切口も良
好ならしめることができる。
上面に対し、従来より角度を持たせて送り込むもので下
刃に対するシートのつっかかりがなく、しかも切口も良
好ならしめることができる。
[実施例] 第1図は、本考案のガイドプレートを取付けた状態を示
したものであるが(第1図中、第2図と同一符号は同一
部材を示す)、シートカッター21の直前にガイドプレー
ト1が取付けられている。該ガイドプレート1は第3図
に示すように山型に形成されており、該山型のシートカ
ッター21側の面2先端は、下刃25の刃先上面に接触して
いると共に、該面2は下刃25上面と48〜55度の角度を有
して下刃取付け台3に螺着されている。
したものであるが(第1図中、第2図と同一符号は同一
部材を示す)、シートカッター21の直前にガイドプレー
ト1が取付けられている。該ガイドプレート1は第3図
に示すように山型に形成されており、該山型のシートカ
ッター21側の面2先端は、下刃25の刃先上面に接触して
いると共に、該面2は下刃25上面と48〜55度の角度を有
して下刃取付け台3に螺着されている。
スライダー27及び短冊型ガイドプレート28上を走行する
シート4はガイドプレート1、即ちシートカッター21の
直前でガイドプレート1に沿い角度を代えてシートカッ
ター21へ送り込まれる。
シート4はガイドプレート1、即ちシートカッター21の
直前でガイドプレート1に沿い角度を代えてシートカッ
ター21へ送り込まれる。
前記のようにシート4に角度を持たせてシートカッター
21に送り込むときにはシート4は下刃25に接触せずスム
ースに送り込まれるため、従来の如きつっかかりを生ぜ
ず、しかも下刃25に何等処理を施すものでないからその
切口も良好である。
21に送り込むときにはシート4は下刃25に接触せずスム
ースに送り込まれるため、従来の如きつっかかりを生ぜ
ず、しかも下刃25に何等処理を施すものでないからその
切口も良好である。
そればかりでなく、本考案を使用することによって何等
運転速度を落すことなくカッティングすることができる
ため、カッティングの処理能率を向上することができる
利点もある。
運転速度を落すことなくカッティングすることができる
ため、カッティングの処理能率を向上することができる
利点もある。
[効果] 以上の如く本考案は簡単な手段でシートのカッティング
に当たり、シートにつっかかりを生ずることなくシート
を切断することができ、しかもその切口も良好ならしめ
ることができる。
に当たり、シートにつっかかりを生ずることなくシート
を切断することができ、しかもその切口も良好ならしめ
ることができる。
さらに、本考案はカッティングの運転速度を何等落すこ
となく操業することができるため、カッティングの処理
能率を向上することができる。
となく操業することができるため、カッティングの処理
能率を向上することができる。
第1図は本考案を取付けた状態の説明図、第2図は従来
の装置の説明図、第3図は本考案のガイドプレートを取
付けた状態の拡大略示図、第4図は従来のガイドプレー
トの拡大略示図である。 1:ガイドプレート、2:シートカッター側面、3:下刃取付
け台、4:シート。
の装置の説明図、第3図は本考案のガイドプレートを取
付けた状態の拡大略示図、第4図は従来のガイドプレー
トの拡大略示図である。 1:ガイドプレート、2:シートカッター側面、3:下刃取付
け台、4:シート。
Claims (1)
- 【請求項1】シートカッターのドラムナイフの入口部分
にガイドプレートが山型に形成されており、該山型のガ
イドプレートのシートカッター側の面と、シートカッタ
ーの下刃上面とのなす角度が、48〜55度であることを特
徴とするシートカッターのガイドプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113190U JPH0739596Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | シートカッターのガイドプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113190U JPH0739596Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | シートカッターのガイドプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103200U JPH03103200U (ja) | 1991-10-25 |
JPH0739596Y2 true JPH0739596Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31514667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1113190U Expired - Lifetime JPH0739596Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | シートカッターのガイドプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739596Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4301819B2 (ja) * | 2003-01-15 | 2009-07-22 | 株式会社東京自働機械製作所 | フィルム切断装置 |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP1113190U patent/JPH0739596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03103200U (ja) | 1991-10-25 |
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