JP2545249B2 - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

自動二輪車の吸気装置

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JP2545249B2
JP2545249B2 JP62308773A JP30877387A JP2545249B2 JP 2545249 B2 JP2545249 B2 JP 2545249B2 JP 62308773 A JP62308773 A JP 62308773A JP 30877387 A JP30877387 A JP 30877387A JP 2545249 B2 JP2545249 B2 JP 2545249B2
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carburetor
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満徳 時藤
克仁 一ノ瀬
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は前後V形気筒を有するエンジンを搭載した自
動二輪車の吸気装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、前後V形気筒を有するエンジンを搭載した自
動二輪車では、気化器が前後気筒の間に配置されように
なっている。従来、このような自動二輪車のエンジンで
は、気化器を各気筒毎に個別に設けるようにしたものが
あるほか、特開昭60−13968号公報に記載されるよう
に、気化器を前後気筒に対し共通の1個だけを設けるよ
うにし、この1個の気化器から混合気をそれぞれの気筒
に分配供給するようにしたものがある。
ところが、上述のように共通の1個の気化器を前後気
筒に対して設けるようにしたエンジンでは、加速時に後
気筒側が失火ぎみになるという現象がみられる。この失
火ぎみになる原因は、吸気には慣性があるため前気筒の
吸気弁が閉じて後気筒の吸気弁が開いているにもかかわ
らず、吸気の方向が直ちには切り替わらず、そのため後
気筒に対して混合気の吸入の時期が遅れるからであると
考えられている。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前後V形気筒に共通の1個の気化器
を設けるようにしたものであっても、従来のように後側
の気筒が失火ぎみなる現象を防止するようにする自動二
輪車の吸気装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
上記目的を達成する本発明は、上述のように前後V形
に配置した気筒に対し共通の1個の気化器を設けたもの
において、前記気化器のピストン弁駆動部とフロート室
の配列方向を前後方向に配置すると共に、後下がりに傾
斜させ、内部の燃料吐出孔を吸気通路の後側内壁面に開
口させたことを特徴とするものである。
本発明において前後方向とは、車体の前後方向に平行
であることを意味するが、必ずしも完全に平行である場
合だけに限らず、やゝ斜めな状態になっている場合を含
むものとする。
以下、本発明を図に示す実施例によって説明する。
第1図〜第3図はそれぞれ本発明の実施例からなる自
動二輪車の要部を示し、第4図は全体の側面を示すもの
である。これらの図において、1は車体枠、2はエンジ
ン、3は燃料タンク、4はシートである。エンジン2は
前後に二つの気筒2a,2bをV形に配置しており、その前
後両気筒2a,2bの間に共通の1個の気化器5が配置され
ている。この気化器5の上流側は、板金製のタンクレー
ル7内に設けられた吸気通路8に接続され、さらにその
前部の左右に設けられた空気清浄器9,9に接続されてい
る。気化器5の下流側には二股に分岐された吸気通路6
a,6bが接続され、それぞれ前後の気筒2a,2bに接続され
ている。
上記気化器5の内部では、ピストン弁5vとフロート室
5fとが対向配置されているが、そのピストン弁5vの駆動
部5dとフロート室5fとは前後方向で、しかも上記ピスト
ン弁駆動部5d側を上向きの前端側に、フロート室5f側を
下向きの後端側にするようにして後下がりに傾斜するよ
うに配置されている。また、このような前後方向の配置
とすることによって、吸気通路内部の燃料吐出孔10が後
側内壁面に開口するようになっている(第3図参照)。
上述した自動二輪車によると、前後の気筒2a,2bの間
に配置した気化器5が、そのピストン弁駆動部とフロー
ト室との配列方向を前後にすると共に、後下がりに傾斜
させているので、気化器内の吸気通路は第3図に示すよ
うに下流側がやや前向きにする姿勢になっている。この
ような吸気通路の姿勢のため、エンジン2を加速したと
きに気化器5で生成した混合気は、その慣性によって吸
気通路6aの方へやゝ多く流れ、前気筒2aへの流入がやゝ
多くなる。しかし、気化器内部における燃料吐出孔10は
吸気通路の後側内壁面に開口しているので、吸気通路内
の混合気の濃度(空燃比)は燃料吐出孔10に沿う壁面側
にリッチな状態に分布する。すなわち、前気筒2a側より
も後気筒2b側に燃料濃度のリッチな混合気が多く流れや
すくなっている。
したがって、上述したエンジンでは、気化器から前後
気筒に対して分配される混合気は、燃料の量としては全
体としてバランスし、そのため従来のエンジンのように
後気筒側で失火ぎみになるということは改善される。
第5図および第6図は本発明の他の実施例を示すもの
である。この実施例では、気化器5のピストン弁駆動部
5dとフロート室5fとの配列が、上述した実施例のように
車体の前後方向と完全に平行にはなっておらず、やヽ斜
めにした前後方向の配置し、かつフロート室5fの方を後
下がりにしてある。内部の燃料吐出孔10については、図
示してないが上記実施例と同じ配置である。
この実施例の場合にも、上記実施例と同様に燃料の量
を前後気筒に対しバランスさせることができ、後気筒の
失火現象を改善することができる。さらにこの実施例の
場合には、やヽ斜めの配置してあるので、上記実施例よ
り大きめの気化器を前後気筒の間に配置可能になる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明は、前後V形に配置した気筒に
共通の1個の気化器を配置するエンジンにおいて、その
気化器のピストン弁駆動部とフロート室との配列方向を
前後方向で、かつ後下がりに傾斜させた配置にしたの
で、気化器内吸気通路の下流側を前向きの姿勢にし、混
合気を吸気慣性によっ前気筒側にやヽ多目に流すように
する。しかし、その一方で気化器内部の吸気通路におい
て燃料吐出孔を後側内壁面に開口させるようにしたの
で、後気筒側に燃料濃度のリッチな混合気が流れるよう
にしたため、前後両気筒に対する燃料の分配量としては
全体的にバランスさせるようになる。
したがって、本発明では、前後気筒に対し共通の気化
器を設けるものであるが、燃料の量が前後気筒にバラン
スして供給されるため、従来のエンジンのように後気筒
側が失火ぎみになることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例からなる吸気装置を設けた自動
二輪車の主要部だけを示す側面図、第2図は同平面図、
第3図は第2図のIII−III矢視図、第4図は上記自動二
輪車の全体を示す側面図、第5図は本発明の他の実施例
からなる吸気装置を設けた自動二輪車の主要部を示す側
面図、第6図は同平面図である。 2……エンジン、2a,2b……気筒、5……気化器、5d…
…ピストン弁駆動部、5f……フロート室、10……燃料吐
出孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後V形に配置した両気筒の間に、この両
    気筒に対し共通の1個の気化器を配置するエンジンを搭
    載した自動二輪車において、前記気化器のピストン弁駆
    動部とフロート室との配列方向を前後方向に配置すると
    共に、後下がりに傾斜させ、内部の燃料吐出孔を吸気通
    路の後側内壁面に開口させた自動二輪車の吸気装置。
JP62308773A 1987-04-10 1987-12-08 自動二輪車の吸気装置 Expired - Lifetime JP2545249B2 (ja)

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JP8711487 1987-04-10
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JPS6435062A JPS6435062A (en) 1989-02-06
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