JPS6111478Y2 - - Google Patents

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JPS6111478Y2
JPS6111478Y2 JP7577980U JP7577980U JPS6111478Y2 JP S6111478 Y2 JPS6111478 Y2 JP S6111478Y2 JP 7577980 U JP7577980 U JP 7577980U JP 7577980 U JP7577980 U JP 7577980U JP S6111478 Y2 JPS6111478 Y2 JP S6111478Y2
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JP
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air
shutter valve
passage
cylinders
valve
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JP7577980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多気筒エンジンのシヤツタバルブ装置
に関するものである。
従来、多気筒エンジンにおいて、一部気筒のス
ロツトルバルブ下流の吸気通路にシヤツタバルブ
を設け、エンジン減速時に、一部気筒に供給され
る混合気をシヤツタバルブにて遮断するとともに
該混合気を残りの気筒に供給することにより、一
部気筒を全失火させる一方、残りの他の気筒を全
着火させるようにした、いわゆるシヤツタバルブ
システムは知られている(例えば実公昭52−
18342号公報参照)。
また、シヤツタバルブ全閉時における締切効果
を向上させるとともに排気ガスの浄化に用いる2
次空気を補給するため、前記一部気筒のシヤツタ
バルブ下流の吸気通路に空気を供給するように構
成した装置も提案されている。
しかしながら、このような装置で、減速時にシ
ヤツタバルブが締切られると、速度が低下したア
イドリング運転状態に近い低回転域(1000r.p.m.
〜2000r.p.m.)においてカーバツキングを起こす
という欠点があつた。これは、シヤツタバルブの
締切により、各気筒に分配されていた燃料が特定
の気筒に集中することになり、その結果供給され
る混合気の空燃比が要求に対してリツチとなるた
め、半失火を起こすからである。
本考案は、かかる点に鑑み、シヤツタバルブに
小孔を穿設し、減速時(シヤツタバルブ全閉
時)、シヤツタバルブ下流に供給される空気の一
部を、前記小孔に通じて、混合気に混合するよう
に構成することにより、混合気をリーン化して要
求空燃比に沿わせ、上記従来の欠点を解消した多
気筒エンジンのシヤツタバルブ装置を提供するこ
とを目的とする。
本考案は、スロツトルバルブ下流に各気筒の吸
気通路を連通する連通路を設けるとともに、一部
気筒の吸気通路の連通路の下流に、シヤツタバル
ブを設け、該シヤツタバルブ下流において空気通
路を開口し、減速時に、シヤツタバルブを閉塞し
て一部気筒への混合気供給を遮断し、残りの他の
気筒で混合気を燃焼させる一方、一部気筒の吸気
通路に上記空気通路から空気を供給するようにし
たものにおいて、前記シヤツタバルブに小孔を穿
設したことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
1は複数の気筒で構成される多気筒エンジン、
2,3は多気筒エンジン1の第1気筒4(一部気
筒)および第2気筒5(残りの気筒)にそれぞれ
混合気を供給する第1および第2吸気通路で、
各々にアクセルペダル(図示省略)に連動して開
閉される第1および第2スロツトルバルブ6,7
が設けられている。
8は第1スロツトルバルブ6下流の第1吸気通
路2に設けられたシヤツタバルブで、小孔8aが
穿設されている。10は連通路で、第1および第
2スロツトルバルブ6,7下流でかつ全閉状態の
シヤツタバルブ8の直上流において、第1および
第2吸気通路2,3を連通している。
11は空気通路で、シヤツタバルブ8下流の第
1吸気通路2と、ダイヤフラム装置12の大気室
12aとを連通している。ダイヤフラム装置12
の負圧室12bは、電磁弁13を介して、シヤツ
タバルブ8下流(空気通路11の上流端開口11
aよりさらに下流側)の第1吸気通路2に連通さ
れている。電磁弁13は、減速時に閉じられる減
速スイツチ14を介して、バツテリ15に電気的
に接続されている。16は操作ロツドで、ダイヤ
フラム装置12のダイヤフラム12cとシヤツタ
バルブ8の回動軸8bに固設された連結部材17
に連結されている。18はダイヤフラム装置12
の大気室12aを、エアクリーナ(図示せず)を
介して、大気に解放する大気通路である。
なお、12dはダイヤフラム装置12の負圧室
12bに縮装されたスプリングである。
上記のように構成すれば、減速時には、減速ス
イツチ14が閉じられ、電磁弁13がバツテリ1
5よりの給電で開作動され、ダイヤフラム装置1
2の負圧室12bに、第1スロツトルバルブ6下
流の第1吸気通路2の高い吸気負圧が導入され
る。その結果、ダイヤフラム12cがスプリング
12dの弾発力に抗して偏位し、操作ロツド16
を介してシヤツタバルブ8を全閉する。
これにより、第1吸気通路2を流下しようとす
る混合気の全量は、全閉状態のシヤツタバルブ8
の直上流に位置する連通路10を通じて第2吸気
通路3に流入する。それと同時に、シヤツタバル
ブ8下流に生じる強い吸気負圧により、エアクリ
ーナ(図示省略)からの空気が、大気通路18、
大気室12a、空気通路11を経て第1吸気通路
2に供給される。
ところが、このエアクリーナよりの空気の供給
により、第1吸気通路2のシヤツタバルブ8の上
流側よりも下流側の方が吸気負圧が小さくなり、
上記空気の一部が、シヤツタバルブ8の小孔8a
を通じて、シヤツタバルブ8の上流側へ流入し、
連通路10を通じて第2吸気通路3に供給され、
前記混合気を薄める。
この結果、第1吸気通路2および第2吸気通路
3よりの混合気に、シヤツタバルブ8の小孔8a
より空気の一部が混合され、適度な空燃比の混合
気となつて第2気筒5に供給されるので該第2気
筒5の着火性が良好なものとなり、エンジン1の
低回転域において、従来のようにカーバツキング
を起こすことがない。
また、第1気筒4に供給される空気通路11よ
りの空気の大部分は、シヤツタバルブ8の全閉時
にその下流側に発生する大きな負圧を解消するこ
とができるため、シヤツタバルブ8の締切効果を
向上させることができるとともに、第1吸気通路
2に連通する第1気筒4より排気通路(図示省
略)にそのまま排出されるため、排気ガスの浄化
に対し十分な空気量を確保できる。
なお、減速時以外の場合は、減速スイツチ14
が開き、電磁弁13が閉状態に保たれるため、ダ
イヤフラム装置12には吸気負圧が導入されず、
シヤツタバルブ8は全開状態に保持され、第1お
よび第2気筒4,5は第1および第2スロツトル
バルブ6,7の開度に応じて同一条件で運転され
る。
本考案は、上記のように、シヤツタバルブに小
孔を穿設したため、簡単な構成でもつて、シヤツ
タバルブ下流に供給する空気の一部が混合気を希
薄にするのに作用し、減速時、エンジンの低回転
域においてカーバツキングが生ぜず、円滑に減速
が行われるという実用上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様である2気筒エンジン
のシヤツタバルブ装置の全体構成図である。 1……多気筒エンジン、2……第1吸気通路、
3……第2吸気通路、4……第1気筒、5……第
2気筒、6……第1スロツトルバルブ、7……第
2スロツトルバルブ、8……シヤツタバルブ、8
a……小孔、10……連通路、11……空気通
路、12……ダイヤフラム装置、13……電磁
弁、14……減速スイツチ、18……大気通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロツトルバルブ下流に各気筒の吸気通路を連
    通する連通路を設けるとともに、一部気筒の吸気
    通路の連通路の下流にシヤツタバルブを設け、該
    シヤツタバルブ下流において空気通路を開口し、
    減速時に、シヤツタバルブを閉塞して一部気筒へ
    の混合気供給を遮断し、残りの他の気筒で混合気
    を燃焼させる一方、一部気筒の吸気通路に上記空
    気通路から空気を供給するようにしたものにおい
    て、前記シヤツタバルブに小孔を穿設したことを
    特徴とする多気筒エンジンのシヤツタバルブ装
    置。
JP7577980U 1980-05-30 1980-05-30 Expired JPS6111478Y2 (ja)

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JP7577980U JPS6111478Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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JP7577980U JPS6111478Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30

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JPS5740U JPS5740U (ja) 1982-01-05
JPS6111478Y2 true JPS6111478Y2 (ja) 1986-04-11

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ID=29438450

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4974829A (en) * 1985-06-10 1990-12-04 Portable Hyperbarics, Inc. Hyperbaric chamber
JPS6340926U (ja) * 1986-08-30 1988-03-17
JPS6340927U (ja) * 1986-08-30 1988-03-17

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Publication number Publication date
JPS5740U (ja) 1982-01-05

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