JP2568842B2 - 多気筒エンジンの吸気装置 - Google Patents
多気筒エンジンの吸気装置Info
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 13
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 12
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B31/00—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder
- F02B31/08—Modifying induction systems for imparting a rotation to the charge in the cylinder having multiple air inlets
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車用エンジンに好適なエンジンの吸気
装置に関するもので、特に、吸気弁近傍の吸気通路に燃
焼室方向を指向して開く比較的小径の副吸気通路を開設
したものに関する。
装置に関するもので、特に、吸気弁近傍の吸気通路に燃
焼室方向を指向して開く比較的小径の副吸気通路を開設
したものに関する。
発明者は既に、吸気弁近傍の吸気通路に燃焼室方向を
指向して開く比較的小径の副吸気通路を備えたエンジン
を提案し、副吸気通路から供給される細く高速の吸気流
によつて燃焼室内に高速の下流を生ぜしめ、爆発行程に
おける混合気の燃焼速度を向上させて、燃焼の改善を図
ることを提案している(例えば特開昭53−137320号公
報)が、吸気通路に副絞り弁を必要とするため、構造が
複雑となり、更に、高出力運転時に副絞り弁が吸気抵抗
を増すばかりか、その効果が比較的低負荷運転域に限ら
れる不具合があつた。
指向して開く比較的小径の副吸気通路を備えたエンジン
を提案し、副吸気通路から供給される細く高速の吸気流
によつて燃焼室内に高速の下流を生ぜしめ、爆発行程に
おける混合気の燃焼速度を向上させて、燃焼の改善を図
ることを提案している(例えば特開昭53−137320号公
報)が、吸気通路に副絞り弁を必要とするため、構造が
複雑となり、更に、高出力運転時に副絞り弁が吸気抵抗
を増すばかりか、その効果が比較的低負荷運転域に限ら
れる不具合があつた。
また、そのような不具合を排除すべく、副絞り弁を省
略したものも提案されているが(特開昭56−81221号公
報)、逆に低負荷運転域における副吸気流量が過大とな
る不具合があり、流量制御弁を設けて副吸気の流量を制
限すれば高負荷運転時の副吸気流が弱くなつて燃焼改善
が進まない。
略したものも提案されているが(特開昭56−81221号公
報)、逆に低負荷運転域における副吸気流量が過大とな
る不具合があり、流量制御弁を設けて副吸気の流量を制
限すれば高負荷運転時の副吸気流が弱くなつて燃焼改善
が進まない。
この発明は上記不具合を解消し、比較的簡単な構造に
よつて、エンジンの比較的低速域から可及的に高い速度
域まで、副吸気流による高い燃焼効率を継続させること
を目的とするもので、燃焼室に通じる複数の分枝部と、
その上流端を集合して大気に通じる集合部とで吸気通路
を構成し、前記集合部の上流側に位置して燃料供給手段
と、下流側に位置して吸気流量調節用の絞り弁とを設置
するものにおいて、前記吸気通路における燃料供給手段
と絞り弁との間から比較的小径の副吸気通路を分岐し、
その副吸気通路の下流部を気筒毎に分岐して吸気弁近傍
の分岐部内へ開口させ燃焼室内を指向させると共に、副
吸気通路の上流部に絞り弁の前後の差圧が相対的に大き
いときに開度が小さくなる制御弁を介在させた点に特徴
がある。
よつて、エンジンの比較的低速域から可及的に高い速度
域まで、副吸気流による高い燃焼効率を継続させること
を目的とするもので、燃焼室に通じる複数の分枝部と、
その上流端を集合して大気に通じる集合部とで吸気通路
を構成し、前記集合部の上流側に位置して燃料供給手段
と、下流側に位置して吸気流量調節用の絞り弁とを設置
するものにおいて、前記吸気通路における燃料供給手段
と絞り弁との間から比較的小径の副吸気通路を分岐し、
その副吸気通路の下流部を気筒毎に分岐して吸気弁近傍
の分岐部内へ開口させ燃焼室内を指向させると共に、副
吸気通路の上流部に絞り弁の前後の差圧が相対的に大き
いときに開度が小さくなる制御弁を介在させた点に特徴
がある。
エンジンの低負荷運転時には絞り弁が比較的閉じられ
た位置で運転されるときは絞り弁の上流と下流との差圧
が大きく、差圧応動弁によつて副吸気流が過大になるの
を抑える。他方、差圧応動弁の下流側では各気筒の副吸
気通路が相互に連結しているので、吸気行程にある気筒
には他の行程にある気筒から吸気弁近傍の比較的残留ガ
ス成分の多い副吸気が供給されるので、副吸気の流量を
減じることなく、比較的高負荷域に至るまで副吸気流の
効果を維持できる。
た位置で運転されるときは絞り弁の上流と下流との差圧
が大きく、差圧応動弁によつて副吸気流が過大になるの
を抑える。他方、差圧応動弁の下流側では各気筒の副吸
気通路が相互に連結しているので、吸気行程にある気筒
には他の行程にある気筒から吸気弁近傍の比較的残留ガ
ス成分の多い副吸気が供給されるので、副吸気の流量を
減じることなく、比較的高負荷域に至るまで副吸気流の
効果を維持できる。
以下、図示の実施例によつてこの発明を説明すると、
図中、1は4行程4気筒エンジンであり、4個の燃焼室
2が並設されている。燃焼室2はシリンダ3、シリンダ
ヘツド4およびピストン5とによつて構成されており、
吸気弁6を介して吸気通路7と、排気弁8を介して排気
通路9とに接続されている。
図中、1は4行程4気筒エンジンであり、4個の燃焼室
2が並設されている。燃焼室2はシリンダ3、シリンダ
ヘツド4およびピストン5とによつて構成されており、
吸気弁6を介して吸気通路7と、排気弁8を介して排気
通路9とに接続されている。
吸気通路7はシリンダヘツド4内に形成される吸気ポ
ート7aと、シリンダヘツド4に連結された吸気分岐管1
0、および気化器11を介して大気へ通じている。12は気
化器11の一部として構成された絞り弁であり、公知のよ
うにアクセルペダルその他の操作子によつて開閉操作さ
れる。13は同じく気化器11の一部をなす公知の燃料噴口
である。なお、気化器11はこの発明の構成上必須ではな
く、気化器に代えて燃料噴射ノズルを設置しても動作は
変わらない。
ート7aと、シリンダヘツド4に連結された吸気分岐管1
0、および気化器11を介して大気へ通じている。12は気
化器11の一部として構成された絞り弁であり、公知のよ
うにアクセルペダルその他の操作子によつて開閉操作さ
れる。13は同じく気化器11の一部をなす公知の燃料噴口
である。なお、気化器11はこの発明の構成上必須ではな
く、気化器に代えて燃料噴射ノズルを設置しても動作は
変わらない。
ここで、吸気通路7には絞り弁12を側路する副吸気通
路15が設けられている。副吸気通路15は吸気通路7に比
し断面を円形に換算した、いわゆる等価直径において25
〜65%程度の比較的小径に作られており、その上流端は
前記絞り弁12と燃料噴口13との間の吸気通路7壁面に開
口し、途中で気筒毎に分岐して下流端は吸気弁6近傍の
吸気通路壁面に燃焼室2内のシリンダ軸芯より一側に偏
した位置を指向して開口している。よつて、副吸気通路
15には絞り弁12の前後の差圧によつて気流を生じ下流端
の噴口から、吸気弁6が開弁する吸気行程中に吸気弁6
とその弁座との間隙を通して燃焼室2内へ細く高速の気
流を流入せしめ、公知のように燃焼室2内に高速の渦流
を生ぜしめ、引き続く燃焼行程において高速な火炎伝播
が得られて燃焼効率を向上させる。
路15が設けられている。副吸気通路15は吸気通路7に比
し断面を円形に換算した、いわゆる等価直径において25
〜65%程度の比較的小径に作られており、その上流端は
前記絞り弁12と燃料噴口13との間の吸気通路7壁面に開
口し、途中で気筒毎に分岐して下流端は吸気弁6近傍の
吸気通路壁面に燃焼室2内のシリンダ軸芯より一側に偏
した位置を指向して開口している。よつて、副吸気通路
15には絞り弁12の前後の差圧によつて気流を生じ下流端
の噴口から、吸気弁6が開弁する吸気行程中に吸気弁6
とその弁座との間隙を通して燃焼室2内へ細く高速の気
流を流入せしめ、公知のように燃焼室2内に高速の渦流
を生ぜしめ、引き続く燃焼行程において高速な火炎伝播
が得られて燃焼効率を向上させる。
16は副吸気通路15に設けた差圧応動弁であり、前記絞
り弁12の上流と下流との差圧が予定以上に増大したとき
流路を絞るよう構成されている。この差圧応動弁16が本
発明に係る制御弁を構成している。
り弁12の上流と下流との差圧が予定以上に増大したとき
流路を絞るよう構成されている。この差圧応動弁16が本
発明に係る制御弁を構成している。
差圧応動弁16は第3図で示すように、合成樹脂によつ
て整形され分離可能に嵌着した2個の半部からなるケー
ス17と、内部に収容された弁座18、および着座ばね19に
よつて押圧される針弁20で構成されてくる。斯くして差
圧応動弁16は第4図で示すように、絞り弁12の両面、換
言すれば針弁20の表裏に作用する差圧が増大するに伴
い、開口面積を減じる。すなわち、絞り弁12の開度が減
じる程、また、エンジン速度が上昇する程に開度を減じ
る。
て整形され分離可能に嵌着した2個の半部からなるケー
ス17と、内部に収容された弁座18、および着座ばね19に
よつて押圧される針弁20で構成されてくる。斯くして差
圧応動弁16は第4図で示すように、絞り弁12の両面、換
言すれば針弁20の表裏に作用する差圧が増大するに伴
い、開口面積を減じる。すなわち、絞り弁12の開度が減
じる程、また、エンジン速度が上昇する程に開度を減じ
る。
この実施例の作動を説明すると、エンジンがアイドリ
ング近傍の低速低負荷で運転されるときには、絞り弁12
の両面の差圧が大きく、差圧応動弁16の開度が小さいか
ら、そこを介して燃焼室2内へ流入する副吸気流は少な
く、本来少ない吸気に対して適当な速度の渦流を生じさ
せると共に、副吸気通路15を介して供給される吸気のた
め、所望の低速運転が困難となる不具合もない。また、
エンジン出力を増すべく絞り弁12の開度を増せば、吸気
通路7を流動する吸気流量と共に、前記差圧が減じて差
圧応動弁16の開度が増し、副吸気流も増大して過不足な
く燃焼室2内に渦流を生じる。
ング近傍の低速低負荷で運転されるときには、絞り弁12
の両面の差圧が大きく、差圧応動弁16の開度が小さいか
ら、そこを介して燃焼室2内へ流入する副吸気流は少な
く、本来少ない吸気に対して適当な速度の渦流を生じさ
せると共に、副吸気通路15を介して供給される吸気のた
め、所望の低速運転が困難となる不具合もない。また、
エンジン出力を増すべく絞り弁12の開度を増せば、吸気
通路7を流動する吸気流量と共に、前記差圧が減じて差
圧応動弁16の開度が増し、副吸気流も増大して過不足な
く燃焼室2内に渦流を生じる。
次に、エンジンの低負荷運転時には絞り弁が比較的閉
じられた位置で運転されるときは絞り弁の上流と下流と
の差圧が大きく、差圧応動弁によつて副吸気流が過大に
なるのを抑える。他方、差圧応動弁の下流側では各気筒
の副吸気通路が相互に連結しているので、吸気行程にあ
る気筒には他の行程にある気筒から吸気弁近傍の比較的
残留ガス成分の多い副吸気が供給されるので、副吸気の
流量を減じることなく、比較的高負荷域に至るまで副吸
気流の効果を維持できる。また、副吸気通路15の下流部
が各気筒の吸気通路7に連通しているので、この下流部
を介して気筒毎の吸気通路7が連通するから、前記下流
部がバランス通路を構成するようになる。このため、各
気筒の吸気管負圧が平均化されるとともに、副吸気流の
流量が各気筒で略均等になって各気筒の燃焼室2内に渦
流が同様に生じるようになる。
じられた位置で運転されるときは絞り弁の上流と下流と
の差圧が大きく、差圧応動弁によつて副吸気流が過大に
なるのを抑える。他方、差圧応動弁の下流側では各気筒
の副吸気通路が相互に連結しているので、吸気行程にあ
る気筒には他の行程にある気筒から吸気弁近傍の比較的
残留ガス成分の多い副吸気が供給されるので、副吸気の
流量を減じることなく、比較的高負荷域に至るまで副吸
気流の効果を維持できる。また、副吸気通路15の下流部
が各気筒の吸気通路7に連通しているので、この下流部
を介して気筒毎の吸気通路7が連通するから、前記下流
部がバランス通路を構成するようになる。このため、各
気筒の吸気管負圧が平均化されるとともに、副吸気流の
流量が各気筒で略均等になって各気筒の燃焼室2内に渦
流が同様に生じるようになる。
この発明は以上のように、燃焼室に通じる複数の分枝
部と、その上流端を集合して大気に通じる集合部とで吸
気通路を構成し、前記集合部の上流側に位置して燃料供
給手段と、下流側に位置して吸気流量調節用の絞り弁と
を設置するものにおいて、前記吸気通路における燃料供
給手段と絞り弁との間から比較的小径の副吸気通路を分
岐し、その副吸気通路の下流部を気筒毎に分岐して吸気
弁近傍の分岐部内へ開口させ燃焼室内を指向させると共
に、副吸気通路の上流部に絞り弁の前後の差圧が相対的
に大きいときに開度が小さくなる制御弁を介在させたた
め、エンジンの低負荷運転時には絞り弁が比較的閉じら
れた位置で運転され、絞り弁の上流側と下流側との吸気
圧力の差が大きくなり、前記制御弁が副吸気通路の通路
面積を絞つて副吸気流が過大になるのを抑える。他方、
副吸気通路に介在する制御弁の下流側では各気筒の副吸
気通路が相互に連結しているので、吸気行程にある気筒
には他の行程にある気筒から吸気弁近傍の比較的残留ガ
ス成分の多い副吸気が供給され、副吸気流が高速で燃焼
室2へ高速で流入する運転域を一層拡大する。よつて、
燃焼室2内に安定した量の乱流を生じさせることが出
来、副吸気流量に過不足を生じさせない効果がある。ま
た、気筒毎の吸気通路が副吸気通路の下流部を介して互
いに連通するから、副吸気通路の下流部によってバラン
ス通路が構成される。したがって、各気筒の吸気管負圧
が平均化されるとともに、副吸気流の流量が各気筒で略
均等になって各気筒の燃焼室内に渦流が同様に生じるよ
うになるから、燃焼の安定化を図ることができる。
部と、その上流端を集合して大気に通じる集合部とで吸
気通路を構成し、前記集合部の上流側に位置して燃料供
給手段と、下流側に位置して吸気流量調節用の絞り弁と
を設置するものにおいて、前記吸気通路における燃料供
給手段と絞り弁との間から比較的小径の副吸気通路を分
岐し、その副吸気通路の下流部を気筒毎に分岐して吸気
弁近傍の分岐部内へ開口させ燃焼室内を指向させると共
に、副吸気通路の上流部に絞り弁の前後の差圧が相対的
に大きいときに開度が小さくなる制御弁を介在させたた
め、エンジンの低負荷運転時には絞り弁が比較的閉じら
れた位置で運転され、絞り弁の上流側と下流側との吸気
圧力の差が大きくなり、前記制御弁が副吸気通路の通路
面積を絞つて副吸気流が過大になるのを抑える。他方、
副吸気通路に介在する制御弁の下流側では各気筒の副吸
気通路が相互に連結しているので、吸気行程にある気筒
には他の行程にある気筒から吸気弁近傍の比較的残留ガ
ス成分の多い副吸気が供給され、副吸気流が高速で燃焼
室2へ高速で流入する運転域を一層拡大する。よつて、
燃焼室2内に安定した量の乱流を生じさせることが出
来、副吸気流量に過不足を生じさせない効果がある。ま
た、気筒毎の吸気通路が副吸気通路の下流部を介して互
いに連通するから、副吸気通路の下流部によってバラン
ス通路が構成される。したがって、各気筒の吸気管負圧
が平均化されるとともに、副吸気流の流量が各気筒で略
均等になって各気筒の燃焼室内に渦流が同様に生じるよ
うになるから、燃焼の安定化を図ることができる。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はエン
ジンの縦断面図、第2図はそのII−II断面図、第3図は
その要部の拡大断面図、第4図は特性図である。 6……吸気弁、7……吸気通路、7a……吸気ポート、10
……吸気分岐管、11……気化器、15……副吸気通路、16
……差圧応動弁。
ジンの縦断面図、第2図はそのII−II断面図、第3図は
その要部の拡大断面図、第4図は特性図である。 6……吸気弁、7……吸気通路、7a……吸気ポート、10
……吸気分岐管、11……気化器、15……副吸気通路、16
……差圧応動弁。
Claims (3)
- 【請求項1】燃焼室に通じる複数の分枝部と、その上流
端を集合して大気に通じる集合部とで吸気通路を構成
し、前記集合部の上流側に位置して燃料供給手段と、下
流側に位置して吸気流量調節用の絞り弁とを設置するも
のにおいて、前記吸気通路における燃料供給手段と絞り
弁との間から比較的小径の副吸気通路を分岐し、その副
吸気通路の下流部を気筒毎に分岐して吸気弁近傍の分岐
部内へ開口させ燃焼室内を指向させると共に、副吸気通
路の上流部に絞り弁の前後の差圧が相対的に大きいとき
に開度が小さくなる制御弁を介在させてなる多気筒エン
ジンの吸気装置。 - 【請求項2】前記燃料供給手段は気化器である特許請求
の範囲第1項記載の多気筒エンジンの吸気装置。 - 【請求項3】前記燃料供給手段は一点噴射式電子制御燃
料噴射装置である特許請求の範囲第1項記載の多気筒エ
ンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62097589A JP2568842B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62097589A JP2568842B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63266121A JPS63266121A (ja) | 1988-11-02 |
JP2568842B2 true JP2568842B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=14196425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62097589A Expired - Fee Related JP2568842B2 (ja) | 1987-04-22 | 1987-04-22 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568842B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55160120A (en) * | 1979-05-30 | 1980-12-12 | Mitsubishi Motors Corp | Air intake system |
JPS5762919A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-16 | Suzuki Motor Co Ltd | Internal combustion engine |
JPS5987229A (ja) * | 1982-11-12 | 1984-05-19 | Suzuki Motor Co Ltd | 内燃機関の吸気装置 |
-
1987
- 1987-04-22 JP JP62097589A patent/JP2568842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63266121A (ja) | 1988-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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