JP2544681B2 - 自動車用前照灯装置 - Google Patents
自動車用前照灯装置Info
- Publication number
- JP2544681B2 JP2544681B2 JP2215723A JP21572390A JP2544681B2 JP 2544681 B2 JP2544681 B2 JP 2544681B2 JP 2215723 A JP2215723 A JP 2215723A JP 21572390 A JP21572390 A JP 21572390A JP 2544681 B2 JP2544681 B2 JP 2544681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp body
- extension
- reflecting mirror
- lens
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/50—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by aesthetic components not otherwise provided for, e.g. decorative trim, partition walls or covers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/29—Attachment thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/20—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S41/29—Attachment thereof
- F21S41/295—Attachment thereof specially adapted to projection lenses
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/40—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
- F21S41/47—Attachment thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、自動車用前照灯装置に係り、特に光源の光
を楕円反射鏡と、集光レンズにより略平行光にして車体
前方を照射するようにした。通称プロジェクタータイプ
と呼ばれる前照灯装置に関するものである。
を楕円反射鏡と、集光レンズにより略平行光にして車体
前方を照射するようにした。通称プロジェクタータイプ
と呼ばれる前照灯装置に関するものである。
［従来の技術］ 自動車用前照灯装置の１タイプとして知られるプロジ
ェクタータイプの前照灯装置は、灯具ボディと、灯具ボ
ディの前面開口部を覆う前面レンズとで形成される灯室
内に楕円反射鏡を配設してその第１の焦点位置にバルブ
を設置すると共に、集光レンズをその焦点が楕円反射鏡
の第２焦点位置と略一致するように配置して構成される
もので、楕円反射鏡で反射したバルブからの光は集光レ
ンズによって集められると、光軸周りの狭い範囲に集ま
り、平行光となることから小型で所望の配光を得られる
という大きな特徴を有している。集光レンズは前面が略
放物面状の凸曲面からなる凸レンズとされ、その周囲に
エクステンションを設け、集光レンズと灯具ボディの前
記側周縁部間の空間を塞いでいる。
ェクタータイプの前照灯装置は、灯具ボディと、灯具ボ
ディの前面開口部を覆う前面レンズとで形成される灯室
内に楕円反射鏡を配設してその第１の焦点位置にバルブ
を設置すると共に、集光レンズをその焦点が楕円反射鏡
の第２焦点位置と略一致するように配置して構成される
もので、楕円反射鏡で反射したバルブからの光は集光レ
ンズによって集められると、光軸周りの狭い範囲に集ま
り、平行光となることから小型で所望の配光を得られる
という大きな特徴を有している。集光レンズは前面が略
放物面状の凸曲面からなる凸レンズとされ、その周囲に
エクステンションを設け、集光レンズと灯具ボディの前
記側周縁部間の空間を塞いでいる。
第10図はこのようなエクステンションの取付構造の従
来例（米国特許第4727458号）を示す要部の断面図で、
１は車体、２は車体１に取付けられる灯具ボディ、３は
灯具ボディ２の前面開口部４を覆う前面レンズ、５は楕
円反射鏡、６は集光レンズ、７はエクステンションであ
り、このエクステンション７は枢縁部が灯具ボディ２の
前面に接着剤等によって固着されると共に、前面レンズ
３の周壁部先端間に挟み込まれ、該レンズ３を灯具ボデ
ィ２に対して挟着することで固定されている。
来例（米国特許第4727458号）を示す要部の断面図で、
１は車体、２は車体１に取付けられる灯具ボディ、３は
灯具ボディ２の前面開口部４を覆う前面レンズ、５は楕
円反射鏡、６は集光レンズ、７はエクステンションであ
り、このエクステンション７は枢縁部が灯具ボディ２の
前面に接着剤等によって固着されると共に、前面レンズ
３の周壁部先端間に挟み込まれ、該レンズ３を灯具ボデ
ィ２に対して挟着することで固定されている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような従来の前照灯装置における
エクステンション７の取付構造にあっては灯具ボディ２
と前面レンズ３の面合わせや結合強度の確保が難しく、
また接着剤の塗布時に灯具ボディ２を汚したり、接着剤
の経年変化によりエクステンション７が剥離する等の問
題があった。
エクステンション７の取付構造にあっては灯具ボディ２
と前面レンズ３の面合わせや結合強度の確保が難しく、
また接着剤の塗布時に灯具ボディ２を汚したり、接着剤
の経年変化によりエクステンション７が剥離する等の問
題があった。
したがって、本発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、接着剤を
使用することなくエクステンションを確実にかつ強固に
固定し得るようにした自動車用前照等装置を提供するこ
とにある。
てなされたもので、その目的とするところは、接着剤を
使用することなくエクステンションを確実にかつ強固に
固定し得るようにした自動車用前照等装置を提供するこ
とにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成するために、灯具ボデイと、
灯具ボデイの前面開口部を覆う前面レンズと、前記灯具
ボデイ内に配設された楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の
第１焦点位置に配設されたバルブと、前記楕円反射鏡の
第２焦点位置に焦点を略一致させて配設された集光レン
ズと、集光レンズの周縁部を覆う筒体と、前記筒体の全
周囲を囲繞し、且つ前記筒体に一体的に形成された前面
の開口形状が略矩形の枠体を有するエクステンションと
を備え、前記エクステンションに弾性係合片とねじ取付
部を設け、前記弾性体係合片を灯具ボデイ内面に設けた
係合部に圧接係合させ、前記ねじ取付部を前記灯具ボデ
イ内面に設けた固定部に締着固定するようにしたもので
ある。
灯具ボデイの前面開口部を覆う前面レンズと、前記灯具
ボデイ内に配設された楕円反射鏡と、この楕円反射鏡の
第１焦点位置に配設されたバルブと、前記楕円反射鏡の
第２焦点位置に焦点を略一致させて配設された集光レン
ズと、集光レンズの周縁部を覆う筒体と、前記筒体の全
周囲を囲繞し、且つ前記筒体に一体的に形成された前面
の開口形状が略矩形の枠体を有するエクステンションと
を備え、前記エクステンションに弾性係合片とねじ取付
部を設け、前記弾性体係合片を灯具ボデイ内面に設けた
係合部に圧接係合させ、前記ねじ取付部を前記灯具ボデ
イ内面に設けた固定部に締着固定するようにしたもので
ある。
［作用］ 本発明において、エクステンションの弾性係合片は灯
具ボディ内面に設けた係合部に圧接係合し、ねじ取付部
が灯具ボディ内面に設けた固定部にねじ止め固定される
ことで、エクステンションを灯具ボディに固定する。
具ボディ内面に設けた係合部に圧接係合し、ねじ取付部
が灯具ボディ内面に設けた固定部にねじ止め固定される
ことで、エクステンションを灯具ボディに固定する。
［実施例］ 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第１図は本発明に係る自動車用前照灯装置の一実施例
を示すエクステンションの分解斜視図、第２図（ａ）は
弾性係合片と係合部との係合を示す断面図、第３図は前
照灯装置の正面図、第４図は第３図のIV−IV線断面図、
第５図は第３図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第３図のVI
−VI線断面図、第７図は第３図のVII−VII線断面図、第
８図は第３図のVIII−VIII線断面図である。
を示すエクステンションの分解斜視図、第２図（ａ）は
弾性係合片と係合部との係合を示す断面図、第３図は前
照灯装置の正面図、第４図は第３図のIV−IV線断面図、
第５図は第３図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は第３図のVI
−VI線断面図、第７図は第３図のVII−VII線断面図、第
８図は第３図のVIII−VIII線断面図である。
本実施例において、第３図および第４図は車輌の運転
席から見て左側に取り付けられる前照灯装置を示す。こ
れらの図において、車体１は取付けられる灯具ボディ10
と、その前面開口部10Aを気密に閉鎖する前面レンズ12
とで形成される灯室13にはフォグランプ14と、ヘッドラ
ンプ15の２つが配設されている。
席から見て左側に取り付けられる前照灯装置を示す。こ
れらの図において、車体１は取付けられる灯具ボディ10
と、その前面開口部10Aを気密に閉鎖する前面レンズ12
とで形成される灯室13にはフォグランプ14と、ヘッドラ
ンプ15の２つが配設されている。
前記前面レンズ12は白色レンズからなり、車体のコー
ナー部の曲面と略一致するよう湾曲形成されることによ
り、運転席から見て左端が右端より車体後方に位置する
よう傾斜している。そして、前面レンズ12は背面周縁部
に一体に突設されたレンズ固定部16を有し、このレンズ
固定部16が前記灯具ボディ10の前面側開口部10Aに形成
された前方に開放する環状溝17に挿入され、かつ接着剤
18によって固定されると共に複数箇所がＣ字状のプレー
トスプリング（図示せず）によって灯具ボディ10に固定
されている。
ナー部の曲面と略一致するよう湾曲形成されることによ
り、運転席から見て左端が右端より車体後方に位置する
よう傾斜している。そして、前面レンズ12は背面周縁部
に一体に突設されたレンズ固定部16を有し、このレンズ
固定部16が前記灯具ボディ10の前面側開口部10Aに形成
された前方に開放する環状溝17に挿入され、かつ接着剤
18によって固定されると共に複数箇所がＣ字状のプレー
トスプリング（図示せず）によって灯具ボディ10に固定
されている。
前記フォグランプ14は、第４図および第５図に示すよ
うにフォグランプ用バルブ19と、内面がアルミニウムの
真空蒸着等により回転楕円面状の反射面を形成し灯具ボ
ディ10の内部右端に取付けられる楕円反射鏡20を備えて
いる。前記フォグランプ用バルブ19は、楕円反射鏡20の
後頂部に開設されたバルブ装着孔21より該反射鏡20内に
後方から口金23を介して挿入配置されている。前記口金
23のフランジ部は、一端を前記楕円反射鏡20の後頂部に
回動自在に取り付けられたセットスプリング24によって
前記バルブ挿着孔21の縁部に圧接固定されている。前記
フォグランプ用バルブ19は、そのフィラメントが前記楕
円反射鏡20の第１の焦点位置P1と一致するように配設さ
れている。前記楕円反射鏡20は第６図に示すエイミング
機構25によって上下方向に角度調製自在に配設されてい
る。エイミング機構25は、楕円反射鏡20の後端部下方に
設けた弾性変形可能な固定部20aを灯具ボディ10に締着
固定する左右一対の止めねじ26a、26b（第３図）と、楕
円反射鏡20の後端部上方に設けたセルフロッキングナッ
ト27と、灯具ボディ10の背面に回転のみ許容されて貫通
配置され前端部が前記セルフロッキングナット27に螺合
連結されたアジャスティングスクリュ28とで構成され、
アジャスティングスクリュ28を回転させると、セルフロ
ッキングナット27がスクリュウ28に沿って前後に移動す
るため、楕円反射鏡20が上下方向に傾き、フォグランプ
用バルブ19による照射角度が調製される。
うにフォグランプ用バルブ19と、内面がアルミニウムの
真空蒸着等により回転楕円面状の反射面を形成し灯具ボ
ディ10の内部右端に取付けられる楕円反射鏡20を備えて
いる。前記フォグランプ用バルブ19は、楕円反射鏡20の
後頂部に開設されたバルブ装着孔21より該反射鏡20内に
後方から口金23を介して挿入配置されている。前記口金
23のフランジ部は、一端を前記楕円反射鏡20の後頂部に
回動自在に取り付けられたセットスプリング24によって
前記バルブ挿着孔21の縁部に圧接固定されている。前記
フォグランプ用バルブ19は、そのフィラメントが前記楕
円反射鏡20の第１の焦点位置P1と一致するように配設さ
れている。前記楕円反射鏡20は第６図に示すエイミング
機構25によって上下方向に角度調製自在に配設されてい
る。エイミング機構25は、楕円反射鏡20の後端部下方に
設けた弾性変形可能な固定部20aを灯具ボディ10に締着
固定する左右一対の止めねじ26a、26b（第３図）と、楕
円反射鏡20の後端部上方に設けたセルフロッキングナッ
ト27と、灯具ボディ10の背面に回転のみ許容されて貫通
配置され前端部が前記セルフロッキングナット27に螺合
連結されたアジャスティングスクリュ28とで構成され、
アジャスティングスクリュ28を回転させると、セルフロ
ッキングナット27がスクリュウ28に沿って前後に移動す
るため、楕円反射鏡20が上下方向に傾き、フォグランプ
用バルブ19による照射角度が調製される。
第４図および第５図において、前記楕円反射鏡20の前
面側開口部には黄色に着色された集光レンズ30がホルダ
31を介して配設されている。
面側開口部には黄色に着色された集光レンズ30がホルダ
31を介して配設されている。
前記集光レンズ30は、前面が放物面状の凸曲面で、背
面が平面に形成され、その焦点が前記楕円反射鏡20の第
２の焦点位置P2と略一致するように配設されている。し
たがって、バルブ22から出射し楕円反射鏡20で反射され
た孔は第２の焦点P2に集光された後、集光レンズ30によ
り光軸周りの狭い範囲に集まり、平行光となって車体前
方へ投射される。
面が平面に形成され、その焦点が前記楕円反射鏡20の第
２の焦点位置P2と略一致するように配設されている。し
たがって、バルブ22から出射し楕円反射鏡20で反射され
た孔は第２の焦点P2に集光された後、集光レンズ30によ
り光軸周りの狭い範囲に集まり、平行光となって車体前
方へ投射される。
前記ホルダ31は筒状体からなり、その前端部外周面に
は集光レンズ30の周縁部をホルダ31に固定する取付金具
33が止めねじ34によって取り付けられている。また、ホ
ルダ31の内部にはシェード35が設けられており、これに
よりバルブ19からの光の一部を遮光しカットラインが形
成された所定の配光を得るようにしている。そして、前
記ホルダ31の前方にはエクステンション36が配設されて
いる。
は集光レンズ30の周縁部をホルダ31に固定する取付金具
33が止めねじ34によって取り付けられている。また、ホ
ルダ31の内部にはシェード35が設けられており、これに
よりバルブ19からの光の一部を遮光しカットラインが形
成された所定の配光を得るようにしている。そして、前
記ホルダ31の前方にはエクステンション36が配設されて
いる。
前記エクステンション36は、集光レンズ30と灯具ボデ
ィ10や前面レンズ12さらには後述するヘッドランプ15の
リフレクタとの空間を覆い正面からの見映えを良くする
と共に集光レンズ30の熱から周囲を保護するためのもの
であり、アルミニウム、合成樹脂等によって２分割形成
されることにより、第１図に示すように前面の開口形状
が矩形で、背面中央部に丸孔37が開設されたエクステン
ション本体36Aと、同じくアルミニウム、合成樹脂等か
らなり前記丸孔37に後方から嵌合されてねじ38によりエ
クステンション本体36Aに固定される筒体36Bとで構成さ
れている。
ィ10や前面レンズ12さらには後述するヘッドランプ15の
リフレクタとの空間を覆い正面からの見映えを良くする
と共に集光レンズ30の熱から周囲を保護するためのもの
であり、アルミニウム、合成樹脂等によって２分割形成
されることにより、第１図に示すように前面の開口形状
が矩形で、背面中央部に丸孔37が開設されたエクステン
ション本体36Aと、同じくアルミニウム、合成樹脂等か
らなり前記丸孔37に後方から嵌合されてねじ38によりエ
クステンション本体36Aに固定される筒体36Bとで構成さ
れている。
前記エクステンション本体36Aは、上面板A1、下面板A
2、左右一対の側面板A3、A4および前面が凹曲面とされ
中央に前記丸孔37を有する背面板A5とからなり、左右の
前照灯装置において左右引対称形状とされる。前記エク
ステンション本体36Aの上面板A1の中央部には板状の弾
性係合片40が後方に向かって一体に延設され、また下面
板A2には左右一対のねじ取付部41が下方に向かって一体
に突設されている。前記弾性係合片40の先端部上面には
上方に鉤形に屈曲した係止部40aが一体に設けられてい
る。
2、左右一対の側面板A3、A4および前面が凹曲面とされ
中央に前記丸孔37を有する背面板A5とからなり、左右の
前照灯装置において左右引対称形状とされる。前記エク
ステンション本体36Aの上面板A1の中央部には板状の弾
性係合片40が後方に向かって一体に延設され、また下面
板A2には左右一対のねじ取付部41が下方に向かって一体
に突設されている。前記弾性係合片40の先端部上面には
上方に鉤形に屈曲した係止部40aが一体に設けられてい
る。
前記筒体36Bは、前記側開口部が後端側開口部より小
径とされた円錐状の本体B1と、本体B1の前面側開口部を
内側に折り返して形成され、後端開口部がレンズ挿入穴
42を形成し、レンズ30の周縁部を覆う円錐状のカバー部
B2とからなり、左右の前照灯装置において左右対称形状
とされる。前記本体B1の後端側開口部は、前記ホルダ31
（第４図、第５図）の前記部外周に嵌装されるに十分な
内径を有している。
径とされた円錐状の本体B1と、本体B1の前面側開口部を
内側に折り返して形成され、後端開口部がレンズ挿入穴
42を形成し、レンズ30の周縁部を覆う円錐状のカバー部
B2とからなり、左右の前照灯装置において左右対称形状
とされる。前記本体B1の後端側開口部は、前記ホルダ31
（第４図、第５図）の前記部外周に嵌装されるに十分な
内径を有している。
このような分割式のエクステンション36によれば、一
体型の場合左右別々に製作する必要があるのに対して、
エクステンション本体36Aのみ別々に作成し、筒体36Bを
共通部品として使用できる利点があり、また分割式は金
型製作が容易で、しかもエクステンション36の内面にア
ルミニウムの真空蒸着を行なう際全面に亙って均一に行
なうことができる。なお、分割タイプのものに限らず第
９図に示すように一体形成されるものであってもよいこ
とは勿論である。
体型の場合左右別々に製作する必要があるのに対して、
エクステンション本体36Aのみ別々に作成し、筒体36Bを
共通部品として使用できる利点があり、また分割式は金
型製作が容易で、しかもエクステンション36の内面にア
ルミニウムの真空蒸着を行なう際全面に亙って均一に行
なうことができる。なお、分割タイプのものに限らず第
９図に示すように一体形成されるものであってもよいこ
とは勿論である。
第９図において、第１図に示したエクステンション36
と同一構成部分については同一符号を以て示し、その証
明を省略する。
と同一構成部分については同一符号を以て示し、その証
明を省略する。
前記灯具ボディ10の内部には係合部43（第１図、第２
図）が前記エクステンション本体36Aの弾性係合片40に
対応して、また固定部44（第１図、第５図）が前記ねじ
取付部41に対応して、さらに係止凹部45（第２図
（ａ））が前記弾性係合片40の係止部40aに対応してそ
れぞれ設けられている。前記係合部43は灯具ボディ10の
上側内面に設けられるもので、Ｌ字状に折曲された左右
一対の折曲片43a,43bからなり、これら折曲片43a、43b
は内側面を向かい合わせて対設されている。前記固定部
44は灯具ボディ10の下端内面に車体前方に向かって突設
されており、その前端面中央にねじ孔が形成されてい
る。前記係止凹部45は灯具ボディ10の上側内面で前記係
合部43の直後に形成されている。
図）が前記エクステンション本体36Aの弾性係合片40に
対応して、また固定部44（第１図、第５図）が前記ねじ
取付部41に対応して、さらに係止凹部45（第２図
（ａ））が前記弾性係合片40の係止部40aに対応してそ
れぞれ設けられている。前記係合部43は灯具ボディ10の
上側内面に設けられるもので、Ｌ字状に折曲された左右
一対の折曲片43a,43bからなり、これら折曲片43a、43b
は内側面を向かい合わせて対設されている。前記固定部
44は灯具ボディ10の下端内面に車体前方に向かって突設
されており、その前端面中央にねじ孔が形成されてい
る。前記係止凹部45は灯具ボディ10の上側内面で前記係
合部43の直後に形成されている。
前記エクステンション36の取付けに際しては、車体前
方から弾性係合片40を一対の折曲片43a,43b間に挿入し
て係止部40aを係止凹部45に圧接係合させると共に、ね
じ取付部41を固定部44の前端面に密接してねじ47で固定
することで簡単に取り付けることができ、また取り外し
作業も容易である。
方から弾性係合片40を一対の折曲片43a,43b間に挿入し
て係止部40aを係止凹部45に圧接係合させると共に、ね
じ取付部41を固定部44の前端面に密接してねじ47で固定
することで簡単に取り付けることができ、また取り外し
作業も容易である。
前記係合部43としては、第２図（ｂ）に示すように相
対向する左右一対の板体43c、43dで構成され、これら板
体43c、43d間に弾性係合片40を挿入して係止部40aを灯
具ボディ10の上側内面に圧接させるようにしてもよい。
また、係止部40aは、鉤形に限らず、第２図（ｂ）に示
すように上方に折曲された折曲片であってもよい。
対向する左右一対の板体43c、43dで構成され、これら板
体43c、43d間に弾性係合片40を挿入して係止部40aを灯
具ボディ10の上側内面に圧接させるようにしてもよい。
また、係止部40aは、鉤形に限らず、第２図（ｂ）に示
すように上方に折曲された折曲片であってもよい。
なお、前記灯具ボディ10の背面で前記フォグランプ14
に対応する部分にはバルブ挿入孔50が開設されており、
このバルブ挿入孔50（第４図、第５図）はＯリング51を
介して嵌入されるバックカバー52によって気密に閉鎖さ
れている。
に対応する部分にはバルブ挿入孔50が開設されており、
このバルブ挿入孔50（第４図、第５図）はＯリング51を
介して嵌入されるバックカバー52によって気密に閉鎖さ
れている。
第３図、第４図、第７図および第８図において、ヘッ
ドランプ15は、ヘッドランプ用バルブ60と、後頂部に開
設されたバルブ挿着孔61を有し、この孔61よりバルブ60
が口金62を介して内部に挿入配置されるリフレクタ63
と、中央孔部が前記口金62の後端部外周面に密着嵌合さ
れ周縁部が前記灯具ボディ10の背面左端寄りに開設され
たバルブ挿入孔64の周縁部に密着嵌合されることによ
り、バルブ挿入孔64を気密に封止するゴム等の弾性材料
からなるソケットカバー65と、前記リフレクタ63のエイ
ミング機構66等で構成されている。
ドランプ15は、ヘッドランプ用バルブ60と、後頂部に開
設されたバルブ挿着孔61を有し、この孔61よりバルブ60
が口金62を介して内部に挿入配置されるリフレクタ63
と、中央孔部が前記口金62の後端部外周面に密着嵌合さ
れ周縁部が前記灯具ボディ10の背面左端寄りに開設され
たバルブ挿入孔64の周縁部に密着嵌合されることによ
り、バルブ挿入孔64を気密に封止するゴム等の弾性材料
からなるソケットカバー65と、前記リフレクタ63のエイ
ミング機構66等で構成されている。
前記ヘッドランプ用バルブ60はハロゲンバルブからな
り、内部に走行ビーム用フィラメントと、すれ違いビー
ム用フィラメント（図示せず）を有している。
り、内部に走行ビーム用フィラメントと、すれ違いビー
ム用フィラメント（図示せず）を有している。
前記口金62はリフレクタ63のバルブ挿着孔61に嵌合さ
れ、かつ一端がリフレクタ63の後頂部に回動自在に取り
付けられた板ばね68によって固定されている。
れ、かつ一端がリフレクタ63の後頂部に回動自在に取り
付けられた板ばね68によって固定されている。
前記リフレクタ63は前面の開口形状が略四角形で、背
面壁内面が回転放物面状に湾曲され、かつA1等を真空蒸
着されることにより回転放物反射面を形成しており、エ
イミング機構66によって上下、左右方向に傾動されるこ
とにより、光軸の傾き、換言すれば照射角度の調製（こ
れを通称エイミング調整と云う）を行い得るように構成
されている。
面壁内面が回転放物面状に湾曲され、かつA1等を真空蒸
着されることにより回転放物反射面を形成しており、エ
イミング機構66によって上下、左右方向に傾動されるこ
とにより、光軸の傾き、換言すれば照射角度の調製（こ
れを通称エイミング調整と云う）を行い得るように構成
されている。
前記エイミング機構66は、１つの回動支点機構66A
（第７図）と、２つのエイミング機構66B（第８図）、6
6Cとからなり、これらによってリフレクタ63を３点支持
している。
（第７図）と、２つのエイミング機構66B（第８図）、6
6Cとからなり、これらによってリフレクタ63を３点支持
している。
前記回動支点機構66Aは、第７図に示すように前記灯
具ボディ10の背面壁右端部下方に植設された回動支点軸
70と、この回動支点軸70に対応して前記リフレクタ63の
背面右端部下方位置に取り付けられた袋状ベアリング71
とで構成され、前記回動支点軸70の前端に一体に設けた
球状頭部72が前記袋状ベアリング71の球面受座73に摺動
自在に嵌め込まれ、この球状頭部72の中心Ｏがリフレク
タ63の回動中心を形成している。そして、この回動支点
軸70は前記ヘッドランプ用バルブ60の中心O1（第３図）
を通る水平軸（光軸水平線）Ｘおよび垂直軸（光軸垂直
線）Ｙから右斜め下方に所要距離はなれた位置に設けら
れている。
具ボディ10の背面壁右端部下方に植設された回動支点軸
70と、この回動支点軸70に対応して前記リフレクタ63の
背面右端部下方位置に取り付けられた袋状ベアリング71
とで構成され、前記回動支点軸70の前端に一体に設けた
球状頭部72が前記袋状ベアリング71の球面受座73に摺動
自在に嵌め込まれ、この球状頭部72の中心Ｏがリフレク
タ63の回動中心を形成している。そして、この回動支点
軸70は前記ヘッドランプ用バルブ60の中心O1（第３図）
を通る水平軸（光軸水平線）Ｘおよび垂直軸（光軸垂直
線）Ｙから右斜め下方に所要距離はなれた位置に設けら
れている。
前記２つのエイミング機構66B、66Cのうちその一方66
Bは、第３図に示すように前記ヘッドランプ用バルブ60
の中心O1を通る垂直軸Ｙに対して前記回動支点機構66A
と略対称な位置に設けられることにより、前記リフレク
タ63を左右方向に傾動させ、左右方向の照射角度を調整
する左右方向調整用エイミング機構を形成している。
Bは、第３図に示すように前記ヘッドランプ用バルブ60
の中心O1を通る垂直軸Ｙに対して前記回動支点機構66A
と略対称な位置に設けられることにより、前記リフレク
タ63を左右方向に傾動させ、左右方向の照射角度を調整
する左右方向調整用エイミング機構を形成している。
左右方向調整用エイミング機構66Bの構成を第８図に
基づいて更に詳述すると、この左右方向調整用エイミン
グ機構66Bは、前記灯具ボディ10に回転自在で軸方向の
移動を規制されて配設された前後方向に延在する略水平
なエイミングスクリュウ76を備えており、このエイミン
グスクリュウ76の前端部が前記リフレクタ63の背面下部
に取り付けられたセルフロッキングナット77のねじ孔に
ねじ込まれている。一方、エイミングスクリュウ76の後
端部は前記灯具ボディ10の背面に取り付けられたギヤボ
ックス78内に挿入されてクランクギア79を有している。
前記ギアボックス78は、エイミングスクリュウ76と略直
交するロッド80と、このロッド80の下端に設けられ前記
クランギア79に噛合するギア81とを備えている。ロッド
80の上端は灯具ボディ10の背面に沿って上方に延在し、
このロッド80の上端部を上方から適宜工具によって回転
させると、その回転がギア81を介してクラウンギア79お
よびエイミングスクリュウ76に伝達され、これを回転さ
せる。エイミングスクリュウ76は回転のみ許容されてい
るので、セルフロッキングナット77がエイミングスクリ
ュウ76に沿って前後方向に移動され、これによって前記
リフレクタ63が前記回動中心Ｏ（第７図）と、もう一方
のエイミング機構66Cとを結ぶ線L1（第３図）を中心と
して第４図に２点鎖線で示すように左右方向に傾動さ
れ、もって左右方向の照射角度が調整される。
基づいて更に詳述すると、この左右方向調整用エイミン
グ機構66Bは、前記灯具ボディ10に回転自在で軸方向の
移動を規制されて配設された前後方向に延在する略水平
なエイミングスクリュウ76を備えており、このエイミン
グスクリュウ76の前端部が前記リフレクタ63の背面下部
に取り付けられたセルフロッキングナット77のねじ孔に
ねじ込まれている。一方、エイミングスクリュウ76の後
端部は前記灯具ボディ10の背面に取り付けられたギヤボ
ックス78内に挿入されてクランクギア79を有している。
前記ギアボックス78は、エイミングスクリュウ76と略直
交するロッド80と、このロッド80の下端に設けられ前記
クランギア79に噛合するギア81とを備えている。ロッド
80の上端は灯具ボディ10の背面に沿って上方に延在し、
このロッド80の上端部を上方から適宜工具によって回転
させると、その回転がギア81を介してクラウンギア79お
よびエイミングスクリュウ76に伝達され、これを回転さ
せる。エイミングスクリュウ76は回転のみ許容されてい
るので、セルフロッキングナット77がエイミングスクリ
ュウ76に沿って前後方向に移動され、これによって前記
リフレクタ63が前記回動中心Ｏ（第７図）と、もう一方
のエイミング機構66Cとを結ぶ線L1（第３図）を中心と
して第４図に２点鎖線で示すように左右方向に傾動さ
れ、もって左右方向の照射角度が調整される。
この場合、ロッド80の回転操作を上方から行うことが
できるため、一々手を灯具ボディ10の背面側に差し込ん
でエイミングスクリュウ76を捜したり、回したりする必
要がなく、調整操作が容易である。
できるため、一々手を灯具ボディ10の背面側に差し込ん
でエイミングスクリュウ76を捜したり、回したりする必
要がなく、調整操作が容易である。
もう一方のエイミング機構66Cは、前記ヘッドランプ
用バルブ60の中心O1を通る水平軸Ｘおよび垂直軸Ｙから
右斜め上方で、かつ水平軸Ｘに対して前記回動支点機構
66Aと略対称な位置に設けられることにより、前記リフ
レクタ63を前記回動中心Ｏと前記左右方向調整用エイミ
ング機構66Bとを結ぶ線L2（第３図）を中心として上下
方向に傾動させ、上下方向の照射角度を調整する上下方
向調整用エイミング機構を形成している。したがって、
この上下方向調整用エイミング機構66Cは前記回動支点
機構66Aの直上に位置していることになる。そして、こ
の上下方向調整用エイミング機構66Cは前記左右方向調
整用エイミング機構66Bとその取付位置が異なることか
らロッドの長さが相違するだけで、その他の構成は略同
様であるため、その詳細な説明と図示を省略する。な
お、当然のことながら上下方向調整用エイミング機構66
Cによる上下方向のエイミング調整も灯具ボディ10の上
方から行われる。
用バルブ60の中心O1を通る水平軸Ｘおよび垂直軸Ｙから
右斜め上方で、かつ水平軸Ｘに対して前記回動支点機構
66Aと略対称な位置に設けられることにより、前記リフ
レクタ63を前記回動中心Ｏと前記左右方向調整用エイミ
ング機構66Bとを結ぶ線L2（第３図）を中心として上下
方向に傾動させ、上下方向の照射角度を調整する上下方
向調整用エイミング機構を形成している。したがって、
この上下方向調整用エイミング機構66Cは前記回動支点
機構66Aの直上に位置していることになる。そして、こ
の上下方向調整用エイミング機構66Cは前記左右方向調
整用エイミング機構66Bとその取付位置が異なることか
らロッドの長さが相違するだけで、その他の構成は略同
様であるため、その詳細な説明と図示を省略する。な
お、当然のことながら上下方向調整用エイミング機構66
Cによる上下方向のエイミング調整も灯具ボディ10の上
方から行われる。
かくしてこのような構成からなる前照灯装置にあって
は、エクステンション36を弾性係合片40と止めねじ47
（第１図）によって固定するように構成したので、従来
のように接着剤で灯具ボディ10に固着する必要がなく、
安定にかつ強固に固定でき、また取付、取り外し作業も
簡単かつ容易である。さらに、接着剤を使用しないた
め、長期安定性に優れ、また灯具ボディ10を接着剤で汚
したりすることもない。さらにまた、エクステンション
36は、弾性係合片40が係合部43に挿入係合されること
で、仮固定され、係止部40aが係止凹部45（第２図）に
圧接係合することで、灯具ボディ10からの脱落を防止さ
れる。
は、エクステンション36を弾性係合片40と止めねじ47
（第１図）によって固定するように構成したので、従来
のように接着剤で灯具ボディ10に固着する必要がなく、
安定にかつ強固に固定でき、また取付、取り外し作業も
簡単かつ容易である。さらに、接着剤を使用しないた
め、長期安定性に優れ、また灯具ボディ10を接着剤で汚
したりすることもない。さらにまた、エクステンション
36は、弾性係合片40が係合部43に挿入係合されること
で、仮固定され、係止部40aが係止凹部45（第２図）に
圧接係合することで、灯具ボディ10からの脱落を防止さ
れる。
なお、本実施例はフォグランプ14のエクステンション
36に適用したが、本発明はこれに特定されるものではな
く、プロジェクタータイプの前照灯装置に対しても実施
し得ることは勿論である。
36に適用したが、本発明はこれに特定されるものではな
く、プロジェクタータイプの前照灯装置に対しても実施
し得ることは勿論である。
［発明の効果］ 以上述べたように本発明に係る自動車用前照灯装置
は、灯具ボデイと、灯具ボデイの前面開口部を覆う前面
レンズと、前記灯具ボディ内に配設された楕円反射鏡
と、この楕円反射鏡の第１焦点位置に配設されたバルブ
と、前記楕円反射鏡の第２焦点位置に焦点を略一致させ
て配設された集光レンズと、集光レンズの周縁部を覆う
筒体と、前記筒体の全周囲を囲繞し、且つ前記筒体に一
体的に形成された前面の開口形状が略矩形の枠体を有す
るエクステンションとを備え、前記エクステンションに
弾性係合片とねじ取付部を設け、前記弾性係合片を灯具
ボデイ内面に設けた係合部に圧接係合させ、前記ねじ取
付部を前記灯具ボデイ内面に設けた固定部に締着固定す
るようにしたので、取付、取り外し作業が簡単で、接着
剤による固定に比べてより安定かつ強固に固定でき、ま
た接着剤の経年変化による剥離の心配もなく、長期安定
性を得ることができる。さらに、また、弾性係合片は、
ねじ数を削減し、取付、取外しの作業性を向上させる。
は、灯具ボデイと、灯具ボデイの前面開口部を覆う前面
レンズと、前記灯具ボディ内に配設された楕円反射鏡
と、この楕円反射鏡の第１焦点位置に配設されたバルブ
と、前記楕円反射鏡の第２焦点位置に焦点を略一致させ
て配設された集光レンズと、集光レンズの周縁部を覆う
筒体と、前記筒体の全周囲を囲繞し、且つ前記筒体に一
体的に形成された前面の開口形状が略矩形の枠体を有す
るエクステンションとを備え、前記エクステンションに
弾性係合片とねじ取付部を設け、前記弾性係合片を灯具
ボデイ内面に設けた係合部に圧接係合させ、前記ねじ取
付部を前記灯具ボデイ内面に設けた固定部に締着固定す
るようにしたので、取付、取り外し作業が簡単で、接着
剤による固定に比べてより安定かつ強固に固定でき、ま
た接着剤の経年変化による剥離の心配もなく、長期安定
性を得ることができる。さらに、また、弾性係合片は、
ねじ数を削減し、取付、取外しの作業性を向上させる。
第１図は本発明に係る自動車用前照灯装置の一実施例を
示すエクステンションの分解斜視図、第２図（ａ）、
（ｂ）はそれぞれ弾性係合片と係合部との係合を示す断
面図、第３図は前照灯装置の正面図、第４図は第３図の
IV−IV線断面図、第５図は第３図のＶ−Ｖ線断面図、第
６図は第３図のVI−VI線断面図、第７図は第３図のVII
−VII線断面図、第８図は第３図のVIII−VIII線断面
図、第９図はエクステンションの他の実施例を示す斜視
図、第10図は従来のエクステンションの取付構造を示す
要部断面図である。 １……車体、２……灯具ボディ、３……前面レンズ、５
……楕円反射鏡、６……集光前面レンズ、７……エクス
テンション、10……灯具ボディ、12……前面レンズ、13
……灯室、14……フォグランプ、15……ヘッドランプ、
19……フォグランプ用バルブ、20……楕円反射鏡、30…
…集光レンズ、31……ホルダ、36……エクステンショ
ン、40……弾性係合片、40a……係止部、41……ねじ取
付部、43……係合部、44……固定部、P1……第１の焦
点、P2……第２の焦点
示すエクステンションの分解斜視図、第２図（ａ）、
（ｂ）はそれぞれ弾性係合片と係合部との係合を示す断
面図、第３図は前照灯装置の正面図、第４図は第３図の
IV−IV線断面図、第５図は第３図のＶ−Ｖ線断面図、第
６図は第３図のVI−VI線断面図、第７図は第３図のVII
−VII線断面図、第８図は第３図のVIII−VIII線断面
図、第９図はエクステンションの他の実施例を示す斜視
図、第10図は従来のエクステンションの取付構造を示す
要部断面図である。 １……車体、２……灯具ボディ、３……前面レンズ、５
……楕円反射鏡、６……集光前面レンズ、７……エクス
テンション、10……灯具ボディ、12……前面レンズ、13
……灯室、14……フォグランプ、15……ヘッドランプ、
19……フォグランプ用バルブ、20……楕円反射鏡、30…
…集光レンズ、31……ホルダ、36……エクステンショ
ン、40……弾性係合片、40a……係止部、41……ねじ取
付部、43……係合部、44……固定部、P1……第１の焦
点、P2……第２の焦点
Claims (1)
- 【請求項１】灯具ボデイと、灯具ボデイの前面開口部を
覆う前面レンズと、前記灯具ボデイ内に配設された楕円
反射鏡と、この楕円反射鏡の第１焦点位置に配設された
バルブと、前記楕円反射鏡の第２焦点位置に焦点を略一
致させて配設された集光レンズと、集光レンズの周縁部
を覆う筒体と、前記筒体の全周囲を囲繞し、且つ前記筒
体に一体的に形成された前面の開口形状が略矩形の枠体
を有するエクステンションとを備え、前記エクステンシ
ョンに弾性係合片とねじ取付部を設け、前記弾性係合片
を灯具ボデイ内面に設けた係合部に圧接係合させ、前記
ねじ取付部を前記灯具ボデイ内面に設けた固定部に締着
固定するようにしたことを特徴とする自動車用前照灯装
置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2215723A JP2544681B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 自動車用前照灯装置 |
| US07/745,307 US5126924A (en) | 1990-08-17 | 1991-08-15 | Motor vehicle headlamp |
| GB9117632A GB2247311B (en) | 1990-08-17 | 1991-08-15 | Motor vehicle headlamp |
| CA002047846A CA2047846C (en) | 1990-08-17 | 1991-08-16 | Motor vehicle headlamp |
| DE4127403A DE4127403C2 (de) | 1990-08-17 | 1991-08-19 | Kraftfahrzeugscheinwerfer mit einer Sichtblendenanordnung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2215723A JP2544681B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 自動車用前照灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101301A JPH04101301A (ja) | 1992-04-02 |
| JP2544681B2 true JP2544681B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=16677117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2215723A Expired - Lifetime JP2544681B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | 自動車用前照灯装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5126924A (ja) |
| JP (1) | JP2544681B2 (ja) |
| CA (1) | CA2047846C (ja) |
| DE (1) | DE4127403C2 (ja) |
| GB (1) | GB2247311B (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2675093B1 (fr) * | 1991-04-12 | 1995-09-29 | Valeo Vision | Bloc optique a enjoliveur perfectionne, notamment pour vehicule automobile. |
| US5205914A (en) * | 1992-08-14 | 1993-04-27 | Anaquest, Inc. | Synthesis of desflurane |
| DE19921511A1 (de) * | 1999-05-10 | 2000-11-16 | Hella Kg Hueck & Co | Scheinwerfer für Fahrzeuge |
| US6698912B2 (en) * | 2002-03-04 | 2004-03-02 | Chiu-Ling Yang | Haloed vehicle light |
| DE10234225A1 (de) * | 2002-07-27 | 2004-02-05 | Hella Kg Hueck & Co. | Befestigungssystem für Scheinwerfer an einem Trägerteil eines Fahrzeugs |
| DE10258293A1 (de) * | 2002-12-13 | 2004-06-24 | Hella Kg Hueck & Co. | Beleuchtungseinrichtung für Fahrzeuge |
| DE10354991B3 (de) * | 2003-11-25 | 2005-06-30 | Opel Eisenach Gmbh | Leuchtenanordnung mit Zierblendeinrichtung |
| DE102005021704A1 (de) * | 2005-05-11 | 2006-11-16 | Hella Kgaa Hueck & Co. | Fahrzeugscheinwerfer |
| US7806572B2 (en) * | 2007-03-29 | 2010-10-05 | Magna International Inc. | Headlamp assembly with isolated optics chamber |
| JP2008251351A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用灯具 |
| FR2918956B1 (fr) * | 2007-07-20 | 2009-10-09 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme d'assemblage d'un masque sur un boitier de projecteur pour vehicule automobile. |
| DE102008011718B4 (de) * | 2008-02-28 | 2021-01-28 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Scheinwerfer für ein Kraftfahrzeug mit einer Einstelleinrichtung |
| FR2946609B1 (fr) * | 2009-06-11 | 2014-08-15 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Systeme de fixation d'un element d'habillage a un boitier de dispositif de signalisation et/ou d'eclairage de vehicule et procede d'assemblage d'un tel element a un tel dispositif. |
| IT1403789B1 (it) * | 2010-12-29 | 2013-10-31 | Automotive Lighting Italia Spa | Dispositivo modulare di illuminazione per veicoli |
| FR3088596B1 (fr) * | 2018-11-16 | 2021-04-23 | Psa Automobiles Sa | Bloc optique pour vehicule automobile pourvu d’un masque fixe sur une armature |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5887202U (ja) * | 1981-12-08 | 1983-06-13 | スタンレー電気株式会社 | 自動車用ヘツドランプ |
| DE3519271C1 (de) * | 1985-05-30 | 1986-08-28 | Westfälische Metall Industrie KG Hueck & Co, 4780 Lippstadt | Abgeblendeter Fahrzeugscheinwerfer nach dem Projektionsprinzip |
| JPS6418739A (en) * | 1987-07-13 | 1989-01-23 | Koito Mfg Co Ltd | Headlamp mounting device |
| FR2621100A1 (fr) * | 1987-09-30 | 1989-03-31 | Koito Mfg Co Ltd | Feu avant de type a double faisceau pour vehicule automobile |
| JPH07118205B2 (ja) * | 1988-05-13 | 1995-12-18 | 日産自動車株式会社 | 車両用前照灯 |
-
1990
- 1990-08-17 JP JP2215723A patent/JP2544681B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-08-15 GB GB9117632A patent/GB2247311B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-15 US US07/745,307 patent/US5126924A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-16 CA CA002047846A patent/CA2047846C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-08-19 DE DE4127403A patent/DE4127403C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2047846A1 (en) | 1992-02-18 |
| DE4127403C2 (de) | 1994-02-24 |
| CA2047846C (en) | 1995-01-10 |
| US5126924A (en) | 1992-06-30 |
| GB2247311B (en) | 1993-10-20 |
| JPH04101301A (ja) | 1992-04-02 |
| GB9117632D0 (en) | 1991-10-02 |
| GB2247311A (en) | 1992-02-26 |
| DE4127403A1 (de) | 1992-02-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0740441B2 (ja) | 自動車用前照灯装置 | |
| JP2544681B2 (ja) | 自動車用前照灯装置 | |
| US5117335A (en) | Headlight for vehicle | |
| JP2663310B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
| JPH07109721B2 (ja) | 車輌用前照灯 | |
| US6086231A (en) | Vehicle lamp | |
| GB2239511A (en) | Automotive headlamp having reduced chromatic aberration | |
| JPH0795401B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
| GB2337321A (en) | Automobile headlamp comprising a floodlight lamp disposed above a reflector lamp | |
| JPH097404A (ja) | 車両用灯具 | |
| JP3020135B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
| US5091830A (en) | Projection type vehicular headlamp | |
| JPH10255509A (ja) | 車両用灯具 | |
| JP3973825B2 (ja) | 車両用灯具 | |
| JP2694575B2 (ja) | 車輌用灯具 | |
| JPH05205502A (ja) | 車両用前照灯 | |
| US5775793A (en) | Headlight for vehicles | |
| JPH0268801A (ja) | 自動車用前照灯 | |
| JPH0411283Y2 (ja) | ||
| KR930005815Y1 (ko) | 자동차용 전조등 | |
| JP2579620Y2 (ja) | 車輌用灯具 | |
| JPH0834065B2 (ja) | 自動車用前照灯 | |
| JPH062162Y2 (ja) | 車輌用前照灯 | |
| JP2000285722A (ja) | 車両用ランプ構造 | |
| JPH09115303A (ja) | 車両用の前照灯 |