JP2544668B2 - プラスチックボ―ドドレ―ンの打設工法 - Google Patents

プラスチックボ―ドドレ―ンの打設工法

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JP2544668B2
JP2544668B2 JP1289947A JP28994789A JP2544668B2 JP 2544668 B2 JP2544668 B2 JP 2544668B2 JP 1289947 A JP1289947 A JP 1289947A JP 28994789 A JP28994789 A JP 28994789A JP 2544668 B2 JP2544668 B2 JP 2544668B2
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JP
Japan
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mandrel
filter
compressed air
opening
pressure
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宣明 市川
好則 渡辺
好勇 吉川
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Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プラスチックボードドレーンの打設工法に
関し、特に、軟弱地盤の中でも、砂層との互層になって
いる地盤などのように、マンドレルを軟弱地盤の中に押
し込み、そして、所定の深さまで打設し、打設後、その
打設されたマンドレルを引き抜き、プラスチックボード
を土中に残置する際に生じる支障が多い軟弱地盤の地層
であっても、それらの支障を排除することを可能とする
プラスチックボードドレーンの打設工法に関する。
(従来の技術) 従来のプラスチックボードドレーン工法においては、
カードボードの先端にアンカープレートを取り付けた
後、マンドレルを地中に押し込み、所定の深さまで打設
後、打設された前記マンドレルを引き抜き、そこで、引
き抜き作業の完了後、カッターにより、カードボードの
適切な位置を切断する工程にて施工されてきた。このよ
うな場合、マンドレルの地中への押し込み、そして、引
き抜き作業の工程において、前記マンドレルの先端の開
口部から外部の土粒子が前記マンドレルの中に侵入する
とカードボードのフィルターが破損することもあり、時
には、さらに、破損した部分の上部に位置するフィルタ
ーが前記マンドレルの先端の開口部に詰まることがあ
る。その結果、このように開口部にフィルターが詰まる
現象は、プラスチックボードドレーン工法の性能を害す
るばかりでなく、その性能を上げ得ずして無力になるこ
とさえあり、そのような状態になることは問題であっ
た。特に、粘性土層が砂層との間で互層になっている地
盤では、上述のような現像が生じ安く、その地盤での施
工は不安があった。
(発明が解決しようとする課題) そこで、その所在位置の地下水圧より高い圧力の水を
使用する技術があったがその高い圧力の水を使用する技
術により作業すると、その作業中に打設管の底に、その
所在位置の地下水圧より高い圧力の水を充満し、軟泥の
打設管内への侵入、汚染を防除することになるが、その
高い圧力の水が必要となり、その水を使用するために、
その水の用意をしなければならないことが問題であっ
た。そこで、常時、いずこのところでも、必ず、存在す
る空気を利用することが適切である。本発明は、その点
に着眼して、それらの問題を解決することを課題とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、圧搾空気の使用で、圧力調整器或いは流量
調整器付きコンプレッサを用いて、そのコンプレッサの
吐出口と圧力ホース7を結び、その圧力ホース7をマン
ドレル1の上端部に接続し、そのマンドレル1の上端部
に排気管5の一端を取り付け、その排気管5の他端を排
気弁6に取り付け、前記マンドレル1の上端部に取り付
けた排気管5の他端に設けた排気弁6の働きによりその
排気弁6から圧搾空気が大気中に所定圧以下では放散し
ないようにするのであって、その圧搾空気は、前記マン
ドレル1の上端部から所定圧の圧搾空気を前記コンプレ
ッサで吹き込み、前記マンドレル1の上端部に取り付け
た排気弁6を用いて大気圧中への空気の放散を所定の圧
力以下に抑えて、前記マンドレル1の内部に空気を充満
させて加圧状態にすることにより、マンドレルの地中へ
の押し込み工程において、前記マンドレル1の外部の土
粒子が前記マンドレル1の下方先端部の開口部から前記
マンドレル1の内部に侵入するのを防ぐとともにそのマ
ンドレル1の引き抜き時に、カードボード体のフィルタ
ーが破損したり、カードボード体のフィルターの破損部
分の上部のフィルターが前記マンドレル1の下方先端部
の開口部に詰まることを防止するために前記マンドレル
1の内部に所定圧を越えないが加圧状態を維持し得る圧
搾空気を充満させることにより所望の加圧状態を維持し
て、前記マンドレル1の外部の土粒子による侵入土によ
るカードボード体のフィルターの破損を防止することと
カードボード体のフィルターの破損部分の上部のフィル
ターが前記マンドレル1の下方先端部の開口部に詰っ
て、その開口部を閉鎖することを防止することを特徴と
したプラスチックボードドレーンの打設工法である。
(作用) 本発明のプラスチックボードドレーンの打設工法は、
圧搾空気の使用で、圧力調整器或いは流量調整器付きコ
ンプレッサを用いて、そのコンプレッサの吐出口と圧力
ホース7を結び、その圧力ホース7をマンドレル1の上
端部に接続し、そのマンドレル1の上端部に排気管5の
一端を取り付け、その排気管5の他端を排気弁6に取り
付け、前記マンドレル1の上端部に取り付けた排気管5
の他端に設けた排気弁6の働きによりその排気弁6から
圧搾空気が大気中に所定圧以下では放散しないようにす
るのであって、その圧搾空気は、前記マンドレル1の上
端部から所定圧の圧搾空気を前記コンプレッサで吹き込
み、前記マンドレル1の上端部に取り付けた排気弁6を
用いて大気中への空気の放散を所定の圧力以下に抑え
て、前記マンドレル1の内部に空気を充満させて加圧状
態にすることにより、マンドレルの地中への押し込み工
程において、前記マンドレル1の外部の土粒子が前記マ
ンドレル1の下方先端部の開口部から前記マンドレル1
の内部に侵入することを防ぐことになる。そして、その
マンドレル1の引き抜き時に、カードボード体のフィル
ターが破損したり、カードボード体のフィルターの破損
部分の上部のフィルターが前記マンドレル1の下方先端
部の開口部に詰まることを防止するために前記マンドレ
ル1の内部に所定圧を越えないが加圧状態を維持し得る
圧搾空気を充満させることにより所望の加圧状態を維持
して、前記マンドレル1の外部の土粒子による侵入土に
よるカードボード体のフィルターの破損を防止すること
とカードボード体のフィルターの破損部分の上部のフィ
ルターが前記マンドレル1の下方先端部の開口部に詰っ
て、その開口部を閉鎖することを防止することができ
る。
(効果) 本発明は、圧搾空気の使用で、圧力調整器或いは流量
調整器付きコンプレッサを用いて、そのコンプレッサの
吐出口と圧力ホース7を結び、その圧力ホース7をマン
ドレル1の上端部に接続し、そのマンドレル1の上端部
に排気管5の一端を取り付け、その排気管5の他端を排
気弁6に取り付け、前記マンドレル1の上端部に取り付
けた排気管5の他端に設けた排気弁6の働きによりその
排気弁6から圧搾空気が大気中に所定圧以下では放散し
ないようにするのであって、その圧搾空気は、前記マン
ドレル1の上端部から所定圧の圧搾空気を前記コンプレ
ッサで吹き込み、前記マンドレル1の上端部に取り付け
た排気弁6を用いて大気圧中への空気の放散を所定の圧
力以下に抑えて、前記マンドレル1の内部に空気を充満
させて加圧状態にすることにより、マンドレルの地中へ
の押し込み工程において、前記マンドレル1の外部の土
粒子が前記マンドレル1の下方先端部の開口部から前記
マンドレル1の内部に侵入するのを防ぐとともにそのマ
ンドレル1の引き抜き時に、カードボード体のフィルタ
ーが破損したり、カードボード体のフィルターの破損部
分の上部のフィルターが前記マンドレル1の下方先端部
の開口部に詰まることを防止するために前記マンドレル
1の内部に所定圧を越えないが加圧状態を維持し得る圧
搾空気を充満させることにより所望の加圧状態を維持し
て、前記マンドレル1の外部の土粒子による侵入土によ
るカードボード体のフィルターの破損を防止することと
カードボード体のフィルターの破損部分の上部のフィル
ターが前記マンドレル1の下方先端部の開口部に詰っ
て、その開口部を閉鎖することを防止することを特徴と
したプラスチックボードドレーンの打設工法であるか
ら、マンドレル1の内部に空気を充満させて加圧状態に
することにより、前記マンドレル1の外部の土粒子がマ
ンドレルの地中への押し込み工程において、前記マンド
レル1の外部の土粒子が前記マンドレル1の下方端部の
開口部から前記マンドレル1の内部に侵入することを防
ぐとともにそのマンドレル1の引き抜き時に、カードボ
ード体のフィルターが破損したり、カードボード体のフ
ィルターの破損部分の上部のフィルターが前記マンドレ
ル1の下方先端部の開口部に詰まることを防止するため
に前記マンドレル1の内部に所定圧を越えないが加圧状
態を維持し得る圧搾空気を充満させることにより所望の
加圧状態を維持して、前記マンドレル1の外部の土粒子
による侵入土によるカードボード体のフィルターの破損
を防止することとカードボード体のフィルターの破損部
分の上部のフィルターが前記マンドレル1の下方先端部
の開口部に詰って、その開口部を閉鎖することを防止す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明を施したプラスチックボードドレー
ンの打設工法に係る全装置を示した概念図であり、第2
図は、第1図で示したマンドレル1の先端部の部分拡大
図であり、第3図は、第1図で示したカードボード体の
斜視図である。 1……マンドレル 2……カードボード体 3……フィルター 4……コア 5……排気管 6……排気弁 7……圧力ホース 8……ウインチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−203725(JP,A) 特開 昭54−110611(JP,A) 特開 昭64−24911(JP,A) 実開 昭64−24137(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧搾空気の使用で、圧力調整器或いは流量
    調整器付きコンプレッサを用いて、そのコンプレッサの
    吐出口と圧力ホース7を結び、その圧力ホース7をマン
    ドレル1の上端部に接続し、そのマンドレル1の上端部
    に排気管5の一端を取り付け、その排気管5の他端を排
    気弁6に取り付け、前記マンドレル1の上端部に取り付
    けた排気管5の他端に設けた排気弁6の働きによりその
    排気弁6から圧搾空気が大気中に所定圧以下では放散し
    ないようにするのであって、その圧搾空気は、前記マン
    ドレル1の上端部から所定圧の圧搾空気を前記コンプレ
    ッサで吹き込み、前記マンドレル1の上端部に取り付け
    た排気弁6を用いて大気圧中への空気の放散を所定の圧
    力以下に抑えて、前記マンドレル1の内部に空気を充満
    させて加圧状態にすることにより、マンドレルの地中へ
    の押し込み工程において、前記マンドレル1の外部の土
    粒子が前記マンドレル1の下方先端部の開口部から前記
    マンドレル1の内部に侵入するのを防ぐとともにそのマ
    ンドレル1の引き抜き時に、カードボード体のフィルタ
    ーが破損したり、カードボード体のフィルターの破損部
    分の上部のフィルターが前記マンドレル1の下方先端部
    の開口部に詰まることを防止するために前記マンドレル
    1の内部に所定圧を越えないが加圧状態を維持し得る圧
    搾空気を充満させることにより所望の加圧状態を維持し
    て、前記マンドレル1の外部の土粒子による侵入土によ
    るカードボード体のフィルターの破損を防止することと
    カードボード体のフィルターの破損部分の上部のフィル
    ターが前記マンドレル1の下方先端部の開口部に詰っ
    て、その開口部を閉鎖することを防止することを特徴と
    したプラスチックボードドレーンの打設工法。
JP1289947A 1989-11-09 1989-11-09 プラスチックボ―ドドレ―ンの打設工法 Expired - Lifetime JP2544668B2 (ja)

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JPH03151411A JPH03151411A (ja) 1991-06-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11256562A (ja) * 1998-03-16 1999-09-21 Toyoha Mining 水分を含む物質の堆積場における圧密化堆積方法
JP7343880B2 (ja) * 2020-03-30 2023-09-13 国立大学法人京都大学 軟弱地盤における圧密促進システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54110611A (en) * 1978-02-17 1979-08-30 Saeki Kensetsu Kogyo Kk Drain material installing method in soft ground improvement and installing pipe
JPS60203725A (ja) * 1984-03-28 1985-10-15 Tatsuo Morimoto 軟弱地盤改良用ドレ−ンボ−ドの打設検査装置

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