JPS605086Y2 - 砂杭などの造成用中空管 - Google Patents
砂杭などの造成用中空管Info
- Publication number
- JPS605086Y2 JPS605086Y2 JP12861381U JP12861381U JPS605086Y2 JP S605086 Y2 JPS605086 Y2 JP S605086Y2 JP 12861381 U JP12861381 U JP 12861381U JP 12861381 U JP12861381 U JP 12861381U JP S605086 Y2 JPS605086 Y2 JP S605086Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- pipe
- hollow
- space
- inner tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は下端に骨材排出締固め部材を有する砂杭造成
用中空間に関するものである。
用中空間に関するものである。
この種の中空管として特公昭53−19843号公報記
載のものが公知である。
載のものが公知である。
この公知の中空管は締固め部材とその駆動装置の収納部
を形成するため中空管を全長に亘り、内管と外管からな
る2重構造としてこの内管と外管の間に締固め部材とそ
の駆動装置を収納したものと、中空管の下部のみを2重
構造として内管と外管の間に締固め部材とその駆動装置
を収納したものが示されている。
を形成するため中空管を全長に亘り、内管と外管からな
る2重構造としてこの内管と外管の間に締固め部材とそ
の駆動装置を収納したものと、中空管の下部のみを2重
構造として内管と外管の間に締固め部材とその駆動装置
を収納したものが示されている。
しかし、このような公知の中空管は締固め部材とその駆
動装置を収納した内管と外管の間の空間が締固め部材の
下降時に負圧になったり、地中に含まれている水や異物
が閉じ込められて締固め部材の昇降時の抵抗が大きくな
って締固め部材の動きに支障をきたす欠点があった。
動装置を収納した内管と外管の間の空間が締固め部材の
下降時に負圧になったり、地中に含まれている水や異物
が閉じ込められて締固め部材の昇降時の抵抗が大きくな
って締固め部材の動きに支障をきたす欠点があった。
この考案の目的は上記のような従来の締固め部材を有す
る中空間の欠点を解決することにある。
る中空間の欠点を解決することにある。
すなわち、この考案は下端を2重構造として内管と外管
の間に締固め部材とその駆動装置を有する中空管におい
て、内管と外管の間の空間に流体を供給する流体供給管
を設けて空間内の負圧を解消し、あるいは空間内に異物
などが入らないようにした中空管を提供するものである
。
の間に締固め部材とその駆動装置を有する中空管におい
て、内管と外管の間の空間に流体を供給する流体供給管
を設けて空間内の負圧を解消し、あるいは空間内に異物
などが入らないようにした中空管を提供するものである
。
以下にこの考案の詳細を添付図面に示す一実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
図において、1は中空管、2はその頂部に固定した貫入
機で、一般には振動機を用いるが、その他にディーゼル
ハンマなどの衝撃式の貫入機や、回転式の駆動機を用い
ることもある。
機で、一般には振動機を用いるが、その他にディーゼル
ハンマなどの衝撃式の貫入機や、回転式の駆動機を用い
ることもある。
3は中空管1の上部−側に設けた骨材投入用ホッパであ
るが、貫入機2が中空管1を回転させる回転駆動機タイ
プの場合はホッパ3は円形状のものを用いる。
るが、貫入機2が中空管1を回転させる回転駆動機タイ
プの場合はホッパ3は円形状のものを用いる。
中空管1の下部は内管4と外管5の2重構造とする。
図示例では内管4は中空管1の他の部分と同径し、外管
5を大径とする。
5を大径とする。
6は掘削兼用の締固め部材で、図示例では第3図のよう
に環状で、その内周下部は段状となって下部に向うに従
い肉薄となっており、下端をナイフェツジとする場合も
あり、かつ内管4の下端より下方に突出している。
に環状で、その内周下部は段状となって下部に向うに従
い肉薄となっており、下端をナイフェツジとする場合も
あり、かつ内管4の下端より下方に突出している。
ただし、この部材6は複数に分割する場合もある。
また、部材6の上部の筒状部7は内管4と外管5間に入
り、その上部の複数の駆動装置8の昇降杆9に連結され
ている。
り、その上部の複数の駆動装置8の昇降杆9に連結され
ている。
この駆動装置8はエアシリンダ、油圧シリンダ、電動シ
リンダのような種々の型式のものを用いることができ、
上端はピンにより内管4の外側の取付片に取つけられる
。
リンダのような種々の型式のものを用いることができ、
上端はピンにより内管4の外側の取付片に取つけられる
。
外管5は第2図のように駆動装置8の部分が昇降杆9と
筒状部7のピン結合部の昇降範囲だけを外方へ膨らませ
て膨出部aとし、他の部分すはできるだけ小径として内
管4に近付ける。
筒状部7のピン結合部の昇降範囲だけを外方へ膨らませ
て膨出部aとし、他の部分すはできるだけ小径として内
管4に近付ける。
また、この膨出部aの上下は第1図のように傾斜させて
貫入時や引抜き時の土との抵抗をできるだけ少なくする
ように考慮する。
貫入時や引抜き時の土との抵抗をできるだけ少なくする
ように考慮する。
また、内管4と外管5の上端結合部には流体供給管10
を連結してこの管10を内管4と外管5間の空間11に
連通させる。
を連結してこの管10を内管4と外管5間の空間11に
連通させる。
この供給管10は上方に導いて大気開放または空気の供
給装置あるいは水の供給装置などに連結する。
給装置あるいは水の供給装置などに連結する。
この考案は上記の構成であり、この中空管1を公知の砂
杭造成の場合と同様に貫入機2を利用して軟弱地盤中に
貫入して所定の深さに達するとホッパ3から砂などの骨
材を中空管1内に投入し、ついで駆動装置8を起動して
昇降杆9とともに締固め部材6を昇降させ中空管1の下
端から排出される骨材を締固めつつ中空管1を引抜いて
いくことにより地中に締固め砂杭が形成される。
杭造成の場合と同様に貫入機2を利用して軟弱地盤中に
貫入して所定の深さに達するとホッパ3から砂などの骨
材を中空管1内に投入し、ついで駆動装置8を起動して
昇降杆9とともに締固め部材6を昇降させ中空管1の下
端から排出される骨材を締固めつつ中空管1を引抜いて
いくことにより地中に締固め砂杭が形成される。
また、中空管1の貫入時に部材6を作動させて地盤を掘
削する場合もある。
削する場合もある。
この考案の中空管は上記の作用を行なうが、掘削兼用の
締固め部材6と内管4および外管5間に形成される間隙
は可能な限り小さくしである。
締固め部材6と内管4および外管5間に形成される間隙
は可能な限り小さくしである。
このため、部材6が下降するとき空間11が負圧となっ
て部材6の下降に対する抵抗となる。
て部材6の下降に対する抵抗となる。
また、部材6が上昇するさいは管4,5と部材6の下端
間の間隙から水や異物を吸い込んで、部材6の昇降に支
障をきたすおそれがある。
間の間隙から水や異物を吸い込んで、部材6の昇降に支
障をきたすおそれがある。
しかし、この考案の場合は流体供給管10があるため、
その上端を大気に開放しておけば空間11への空気の供
給により空間11が負圧になることを防止する。
その上端を大気に開放しておけば空間11への空気の供
給により空間11が負圧になることを防止する。
また、供給管10を水タンクや空気圧縮機などに連結し
て切換弁を介し、空間11内に積極的に空気や水を供給
して異物の吸込みを防止することもできる。
て切換弁を介し、空間11内に積極的に空気や水を供給
して異物の吸込みを防止することもできる。
従って駆動装置8による掘削兼用の締固め部材6の昇降
が円滑に行なえる。
が円滑に行なえる。
また、この考案の流体供給管10に供給する流体は砂杭
などを造成する施工装置に用いる流体を使用できるので
新たな附加設備が不用であるなどの効果がある。
などを造成する施工装置に用いる流体を使用できるので
新たな附加設備が不用であるなどの効果がある。
第1図はこの考案の中空管の一実施例を示す縦断側面図
、第2図は第1図A−A線の拡大横断平面図、第3図は
第1図B−B線の拡大横断平面図である。 1・・・・・・中空管、2・・・・・・貫入機、3・・
・・・・ホッパ、4・・・・・・内管、5・・・・・・
外管、6・・・・・・掘削兼用の骨材排出締固め部材、
8・・・・・・駆動装置、10・・・・・・流体供給管
、11・・・・・・空間。
、第2図は第1図A−A線の拡大横断平面図、第3図は
第1図B−B線の拡大横断平面図である。 1・・・・・・中空管、2・・・・・・貫入機、3・・
・・・・ホッパ、4・・・・・・内管、5・・・・・・
外管、6・・・・・・掘削兼用の骨材排出締固め部材、
8・・・・・・駆動装置、10・・・・・・流体供給管
、11・・・・・・空間。
Claims (1)
- 頂部に貫入機を有し、上部に砂、砂利などの骨材供給用
ホッパを設け、下部を内管と外管の2重構造とし、この
内管と外管の間には適宜の駆動装置により昇降される掘
削兼用の骨材排出締固め部材を設けた中空管において、
前記の内管と外管の間の空間に流体を供給する流体供給
管を設けた砂杭なとの造成用中空管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12861381U JPS605086Y2 (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 砂杭などの造成用中空管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12861381U JPS605086Y2 (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 砂杭などの造成用中空管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5833536U JPS5833536U (ja) | 1983-03-04 |
JPS605086Y2 true JPS605086Y2 (ja) | 1985-02-15 |
Family
ID=29922304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12861381U Expired JPS605086Y2 (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 砂杭などの造成用中空管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605086Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-27 JP JP12861381U patent/JPS605086Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5833536U (ja) | 1983-03-04 |
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