JPH0720196Y2 - 土砂の真空排出装置 - Google Patents

土砂の真空排出装置

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JPH0720196Y2
JPH0720196Y2 JP1988103102U JP10310288U JPH0720196Y2 JP H0720196 Y2 JPH0720196 Y2 JP H0720196Y2 JP 1988103102 U JP1988103102 U JP 1988103102U JP 10310288 U JP10310288 U JP 10310288U JP H0720196 Y2 JPH0720196 Y2 JP H0720196Y2
Authority
JP
Japan
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vacuum
earth
sand
hopper
hose
Prior art date
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Application number
JP1988103102U
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English (en)
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JPH0226662U (ja
Inventor
基之 古賀
徹 佐藤
Original Assignee
株式会社ハッコー
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Filing date
Publication date
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ガス管,水道管等を地下に布設する場合、あ
るいは地下に布設されているガス管,水道管の周囲を掘
削して外部から補修する場合等に用いられ、掘削された
土砂を真空圧で吸引して排出する土砂の真空排出装置に
関するものである。
【従来の技術】
従来、この種の真空排出装置として、真空ブロアと連通
するホッパーフィルターから延出されるバキュームホー
スと、このバキュームホースが連通され、土砂吸引ホー
スを延出する土砂収集ホッパーとを有するものが、実開
昭59-160662号公報により提案されている。この従来の
ものは、土砂収集ホッパー内に、土砂吸引ホースの吸入
口に対応して衝突板や衝撃緩衝体等をコイルスプリング
で吊下げ、また、底部に油圧または空気圧で作動するシ
リンダー機構で開閉する開閉戸を設けた構成であった。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成においては、土砂収集ホッパー内に収容
された土砂を排出するときは、開閉戸を油圧や空気圧を
用いて開閉操作する必要があり、その開閉操作が面倒で
あるばかりでなく、安全上、また、自動化の障害となっ
ていた。 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、真空圧を利用して底板の開閉操作を自動的に行える
ようにした真空排出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案は、真空ブロア4と
連通するホッパーフィルター5から延出されるバキュー
ムホース6と、このバキュームホース6が連通され、土
砂吸引ホース16を延出する土砂収集ホッパー10とを有す
る真空排出装置において、 上記土砂収集ホッパー10の本体11を真空タンク12内に収
容し、ホッパー本体11の底面11aを開閉可能の底板14を
設けると共に、真空タンク12と上記バキュームホース6
とを絞り18を有する通路15により連通させ、バキューム
ホース6の真空圧がほぼ所定値のときは底板14により底
面11aを閉じ、バキュームホース6の真空圧が低下する
か、あるいは遮断した場合には、これを上記通路15によ
り検出した底板14を自動的に開いてホッパー本体11内に
収容された土砂を排出するように構成したことを特徴と
する。
【作用】
上記の構成によって、土砂収集ホッパー(ホッパー本
体)内に収容された土砂の排出が、真空圧の増減を絞り
を有する通路により感知することにより自動的に行わ
れ、作業能率および安全性が向上される。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。 第2図において、符号1は真空掘削車であり、この掘削
車1の荷台部1aのほぼ中央部にはエンジン2が搭載さ
れ、その前後に設けられたコンプレッサ3および真空ブ
ロア4に動力伝達するようになっている。真空ブロア4
の後方にはホッパーフィルター5が設けられ、このホッ
パーフィルター5に真空ブロア4が連通していてホッパ
ーフィルター5内を負圧にし、土砂を吸引するようにし
ている。ホッパーフィルター5には中継用の可撓性を有
するバキュームホース6の一端が接続され、その他端は
後述する土砂収容ホッパー10に接続されている。また、
コンプレッサー3には圧縮エアーホース7の基端部が接
続され、その先端部には掘削工具8が取付けられる。こ
の掘削工具8に代えて、圧縮エアーホース7の先端に
は、例えば舗装こわし工具,転圧工具,エアーブラシ等
各種の工具が装着可能である。 符号9は残土車で、この残土車9は、その荷台部9aに掘
削された土砂を積載するようになっており、この荷台部
9a上に、土砂収容ホッパー10が宙吊り状に、かつ移動可
能に支持されている。土砂収容ホッパー10は、第1図に
示すように、ホッパー本体11の中間部から下部にかけて
の外側に真空タンク12を設けており、この真空タンク12
の底部には、ホッパー本体11の底面11aおよび真空タン
ク12自体の底面を開閉する底板14が、ヒンジ13を介して
回動可能に設けられている。真空タンク12の上部は、絞
り18を設けた通路15を介してホッパー本体11に連通され
たバキュームホース6の通路に連通されている。上記底
板14は、真空タンク12を閉じた状態では、真空タンク12
内の真空圧でホッパー本体11の底面11aを閉じた状態に
保持され、真空タンク12の真空圧が所定圧より小さくな
るとホッパー本体11内に収容された土砂の重量で開いて
これを排出させ、排出が終了すると、底面11a部の真空
吸引力およびばね力,あるいはレバー等で閉じた状態に
復帰するようになっている。 上記バキュームホース6を介して土砂収容ホッパー10に
働く真空圧Pを、P=0.3kg/cm2,ホッパー本体11内に
収容される土砂の高さをH,ホッパー本体11の底面11aの
面積A′,真空タンク12の底板14の面積をAとすると、 (A−A′)cm2×0.3kg/cm2>A′cm2×Hcm×土砂の比
重(1.6) の条件下では底板14は真空吸引力によって閉止されてお
り、また、バキュームホース6からの真空度が所定圧よ
り低下するか、または0にすると底板14は自動的に開く
ことになる。 上記ホッパー本体11には、バキュームホース6より管径
の細い土砂吸引ホース16の基端部が接続され、その先端
部には土砂吸引ノズル17が取付けられている。 このような構成の土砂の真空排出装置においては、例え
ばガス管または水道管のような管体を地下に布設すると
きは、幅150〜200m,深さ1200mm程度、既に地下に布設さ
れている管体の管継手部,あるいは管体自体を外部から
補修するときは、幅400〜450mm,深さ1500m程度の穴Bを
掘削工具8による突き崩すようにして掘削し、掘削され
た土砂は土砂吸引ノズル17によって吸引されて土砂吸引
ホース16を介して土砂収集ホッパー9のホッパー本体11
内にもたらされる。 ホッパー本体11内の土砂がほぼ所定量に達すると、バキ
ュームホース6からの吸引力を低下させる(吸引力が低
下するか)、あるいは遮断することにより、これを絞り
18を有する通路15により検出して、ホース本体11内の土
砂の重量により底板14がヒンジ13を中心に回動して開
き、土砂は残土車9の荷台9aに自動的に排出される。ホ
ッパー本体11から土砂が排出し終ったならば、バキュー
ムホース6からの真空圧を所定圧に復帰することによ
り、絞り18のために吸引空気の大半は底面11aの開口部
A′から吸上げられ、さらに、ばね,あるいはレバーに
よって底板14が閉じられ底板14は閉じた状態に保持され
て、土砂の吸引を再開する。また、吸引された土砂の一
部は、バキュームホース6を介してホッパーフィルター
5にもたらされても、ここで土砂と空気が分離されて土
砂をホッパフィルター5に収容し、所定量収容されたな
らば排出される。 このような工法による穴の掘削,吸引作業では土を突き
崩すようにして掘削するので、他の埋設物に損傷を与え
ることがなく、比較的小穴または小幅溝を高能率に、ク
リーンで安全な作業が行える。また、涌水のあるような
現場でも掘削、土砂排出作業が行え、作業能率も他の工
法に比べ高いものとなる。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の土砂の真空排出装置によ
れば、土砂収集ホッパー10の本体11を真空タンク12内に
収容し、ホッパー本体11の底面11aを開閉可能の底板14
を設けると共に、真空タンク12と上記バキュームホース
6とを絞り18を有する通路15により連通させ、バキュー
ムホース6の真空圧がほぼ所定値のときは底板14により
底面11aを閉じ、バキュームホース6の真空圧を低下す
るか、あるいは遮断した場合には、これを上記通路15に
より検出して底板14を自動的に開いてホッパー本体11内
に収容された土砂を排出するので、簡単な構成でホッパ
ー本体11内に収容された土砂を自動的に排出することが
でき、作業能率を向上することができる。また、土砂を
真空圧で吸引するので、ほこりが立つことなくクリーン
な作業が行え、作業環境が良好で安全性も確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す土砂収容ホッパーの概略
側面図、第2図は真空掘削車と残土車および作業の概要
を示す側面図である。 1……真空掘削車、2……エンジン、3……コンプレッ
サー、4……真空ブロア、5……ホッパーフィルター、
6……バキュームホース、7……圧縮エアーホース、8
……掘削工具、9……残土車、10……土砂収容ホッパ
ー、11……ホッパー本体、11a……底面、12……真空タ
ンク、13……ヒンジ、14……底板、15……通路、16……
土砂吸引ホース、17……土砂吸引ノズル、18……絞り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空ブロア(4)と連通するホッパーフィ
    ルター(5)から延出されるバキュームホース(6)
    と、このバキュームホース(6)が連通され、土砂吸引
    ホース(16)を延出する土砂収集ホッパー(10)とを有
    する真空排出装置において、 上記土砂収集ホッパー(10)の本体(11)を真空タンク
    (12)内に収容し、ホッパー本体(11)の底面(11a)
    を開閉可能の底板(14)を設けると共に、真空タンク
    (12)と上記バキュームホース(6)とを絞り(18)を
    有する通路(15)により連通させ、バキュームホース
    (6)の真空圧がほぼ所定値のときは底板(14)により
    底面(11a)を閉じ、バキュームホース(6)の真空圧
    が低下するか、あるいは遮断した場合には、これを上記
    通路(15)により検出して底板(14)を自動的に開いて
    ホッパー本体(11)内に収容された土砂を排出するよう
    に構成したことを特徴とする土砂の真空排出装置。
JP1988103102U 1988-08-02 1988-08-02 土砂の真空排出装置 Expired - Lifetime JPH0720196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988103102U JPH0720196Y2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 土砂の真空排出装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226662U JPH0226662U (ja) 1990-02-21
JPH0720196Y2 true JPH0720196Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31333621

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988103102U Expired - Lifetime JPH0720196Y2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 土砂の真空排出装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6062565U (ja) * 1983-09-30 1985-05-01 石堂 仲男 沈澱泥土浚渫用分割船

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0226662U (ja) 1990-02-21

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