JP2779022B2 - 道路ごみ収集車 - Google Patents

道路ごみ収集車

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JP2779022B2 JP32676889A JP32676889A JP2779022B2 JP 2779022 B2 JP2779022 B2 JP 2779022B2 JP 32676889 A JP32676889 A JP 32676889A JP 32676889 A JP32676889 A JP 32676889A JP 2779022 B2 JP2779022 B2 JP 2779022B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駅前ロータリや繁華街等に設置した歩道部
ごみポストやその周辺歩道等の清掃に適し、特に小型車
に各種清掃機器を搭載して構成するようにした道路ごみ
収集車に関する。
〔従来の技術〕
上記吸い殻や紙屑等が詰まったごみポストやその周辺
歩道の清掃は、一般に手作業によって行われていた。
このような手作業による清掃を排除するため、従来、
例えば特開昭53−89119号として、車台上において起伏
自在に枢着された塵芥タンク(塵芥収容箱)と、この塵
芥タンク後部にヒンジにて回動可能に連結されたパッカ
ー(テールゲート)ト、塵芥タンクとバッカーとの間を
密封するシール手段と、パッカー内に収容した分離機
(サイクロン)及び塵芥タンク内に塵芥を給送する塵芥
給送機と、吸込ホース、分離機、塵芥タンク及び吸込器
を順次接続した吸込手段を備えた塵芥収集車が、また、
実施例開昭63−180606号として、塵芥収集箱または投入
部の上部に、真空ポンプと該ポンプの吸込口または吐出
口の少なくとも一方に連結した1個以上のサイクロン、
バグフィルター等の固−気分機構を有する清掃装置を設
け、この清掃装置の吐出部に可撓性パイプを連結し、こ
の可撓性パイプの解放端部を投入部の下方に垂下させた
ものが夫々提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例は、いずれもがサイクロン
方式で吸込ホース(または可撓性パイプ)を備えている
が、このサイクロンはテールゲート内または塵芥収容箱
及びテールゲート上部といった車両後方またはその上部
に設置されているため、車両転角上不利となって、小型
車には適さないばかりでなく、吸込ホースは、収納方式
の関係で長さをあまり長くとることができない。
しかも、塵芥収容箱内では、一に収集したごみと吸込
収集したごみとが混じるため、吸い殻等を吸込収集した
場合に、火災等の発生率が高くなってしまう。
また、実開昭63−180606号では、吸込装置が塵芥収容
箱またはテールゲート上に設置されているため、外観が
良くないばかりでなく、サイクロンで分離した塵芥をテ
ールゲート内から塵芥収容箱に移送するための手段が必
要となる。
更に、上記従来例は、そのいずれもが、ごみポストの
周辺道路部の清掃に対する対策は何等施されておらす、
従ってこのような場所では、依然として手作業によって
清掃を行う必要があるといった問題点があった。
本発明は上記に鑑み、都市の美観にマッチさせ、特に
小型車に各種清掃機器を搭載してごみの収集及び運搬を
能率的かつ衛生的に行うことができるようにしたものを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明に係る請求項1記載
の道路ごみ収集車は、車体前方に吸い殻等を吸引するた
めの吸引装置を収納した機械室を設置するとともに、後
方に配置した塵芥収容箱をダンプ自在に軸支し、この塵
芥収容箱の後端に上方に回動するリヤゲートを、側面に
ごみ投入用開口及び該開口を開閉する開閉扉を夫々設
け、更に上記塵芥収容箱の前方内部に上記吸引装置と連
通し上部フィルタを備えた小型収容箱を区画して設ける
とともに、この小型収容箱の後端開口部と塵芥収容箱内
部とを閉塞自在な排出用扉で区画したものであり、請求
項2記載の道路ごみ収集車は、車体前方に吸い殻等を吸
引するための吸引装置を収納した機械室を設置するとと
もに、後方に配置した塵芥収容箱をダンプ自在に軸支
し、この塵芥収容箱の後端に上方に回動するリヤゲート
を、側面にごみ投入用開口及び該開口を開閉する開閉扉
を夫々設け、更に走行車輪を備えた台車に小型掃除機を
装着して工程した路面クリナーユニットを上記機械室内
に収納するとともに、この機械室内部に路面クリーナユ
ニットを積み降ろしするロック機構付きリフタを装着し
たものである。
〔作 用〕
上記のように構成した請求項1記載の本発明によれ
ば、吸引装置を車体前方に設置した機械室内部に収納す
ることによって、吸引装置を車体の前方かつ下部に配置
することができるとともに、この吸引装置で吸引した吸
い殻等のごみを、塵芥収容箱内に収容した一般のごみと
分離した状態で小型収容箱内に収容することができる。
更に請求項2記載の本発明によれば、路面クリーナユ
ニットをごみ収集車に搭載した状態で運搬し、必要に応
じてリフタを介してこれを塵芥収容車から降ろすことに
よって、ごみポスト周辺や道路等を小型掃除機を装着し
た路面クリーナユニットで清掃することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
道路用ごみ収集車の車体1の前方には、仕切り板2で
区画された機械室3が設置され、この機械室3の両側面
には、ここを解放する観音開き扉4が備えられていると
ともに、車体1の後方には、上部において前方に突出し
て上記機械室3の上面を覆う塵芥収容箱5がその後部下
端を車体1に枢軸6を介してダンプ自在に支承されて配
置されている。
上記機械室3の内部には、小型原動機7と真空発生用
ブロア8とから主に構成された吸い殻等を吸引するため
の吸引装置9が収納され、この吸引装置9のブロア8に
は、サイレンサ10が付設されている。更にこのブロア8
は配管11を介して上記塵芥収容箱5の前方内部に区画形
成された小型収容箱12に接続されているとともに、この
小型収容箱12には、ホースリール13に巻回された吸込ホ
ース14が接続されている。
ここに、上記ブロア8と小型収容箱12との間の配管11
には、ダンプ排出時に分離できる継手部が設けられてい
る。
上記小型原動機7には、第3図に示すように、回転数
を低・高速の2速に切換える電動アクチュエータ15と、
小型原動機7の低速時にブロア8への動力の伝達を断
ち、この高速時に動力を接続伝達するクラッチ(図示せ
ず)とが備えられ、上記電動アクチュエータ15は、ブロ
ア作業スイッチ16及び上記小型収容箱12内に配置された
温度センサ17による温度センサリレー18によって切換え
られるようなされている。
即ち、エンジンキースイッチ19を入れ、小型原動機7
を駆動すると、カレントリミッタ20からの電流により電
動アキュチュエータ15が作動して、小型原動機7は低速
で回転する。この時、ブロア8はクラッチ断で停止して
いる。そして、ブロア作業スイッチ16をオンとすると、
電動アクチュエータ15の解除による切換えによって小型
電動機7は高速で回転し、クラッチが接続してブロア8
が回転し、これによって真空を発生させて吸込ホース14
でポスト内の吸い殻等のごみを吸引収容することができ
るようになる。
ここで、吸い殻入れ内の残り火を吸引し、小型収容箱
収容12内が燃え上がると、この内部の温度センサ17がこ
れを検知して電動アクチュエータ15を作動させて小型原
動機7の回転数の低速化、進行発生用ブロア8の停止を
行わせると同時に、水ポンプ(図示せず)を作動させて
消化用水タンク21内の水を噴射して消化する。そして、
消化後に温度センサ17をリセットすれば、再作業可能と
なるようなされている。
なお、輸送中で小型原動機7の停止中でも上記火災防
止機能は作動している。
このようにして、吸い殻や灰等を吸引することによ
り、吸い殻等が風で飛ばされてしまったり、作業者が臭
気に煽れれしまうことを防止して、衛生的となするとと
もに、底部に付着したものまで剥離吸引して作業性の向
上及び省力化を図ることができる。更に、作業時のみ、
ブロア作動を行うことにより、省エネ及び低騒音化を図
ることができる。
上記小型収容箱12は、上記吸引装置9によって真空吸
引印された吸い殻や灰等のごみを収容するためのもの
で、この部分には防塵フィルタ22が設けられ、このフィ
ルタ22を通過した空気をブロア8内に導くように構成さ
れているとともに、この後端には、塵芥収容箱5に連通
する後部開口部を開閉する排出用扉23が設けられてい
る。
この排出用扉23は、第4図及び第5図に示すように、
その上端を回転自在に支承されてるとともに、下方に向
かってやや後方に傾斜した位置に配置され、更に排出用
扉ロック機構24が備えられ。
この排出用扉ロック機構24は、排出用扉23が誤って開
いてしまいことを防止するとともに、これを解いた状態
で塵芥収容箱5、ひいては小型収容箱12をダンプ(傾
斜)させることにより自重により排出用扉15を開くよう
にするためのものであり、ロータリソレノイド25と、こ
のロータリソレノイド25のロッド25aと先端と回転自在
に連結した連結ロッド26と、ほぼ中央をピン27aを介し
て回転自在に支承するとともに、一端を上記連結ロッド
26に回転自在に連結した、他端をピン27b及び長穴28aを
介してロックピン28と回転及び摺動自在に連結したベル
クランク29とから主に構成されている。
これにより、ロータリソレノイド25の作動により、ロ
ッド25a、連結ロッド26、ベルクランク29を介してロッ
クピン28をガイド30に沿って上動させ、排出用扉23に取
付けたブラケット31に形成したロック孔31a内からロッ
クピン28を抜き去ることによって、このロックを解き、
上記と逆にロックピン28を下動させ、この下端をブラケ
ット31のロック孔31a内に挿通させることによりロック
するようになされている。
ここに、上記ロック孔31aは、第6図に示すように車
両方向に延びる長穴で構成され、この上に調節可能な調
整板32を位置させることにより、このロック孔31aの微
調整ができるようなされていある。
更に、排出用扉23の内周面の周端部には、シール用の
中空スポンジ状のパッキン33が固着され、これにより閉
じた時の排出用扉23の密着性を良くし真空吸引い時の空
気の漏れを防ぐようになされている。
上記ロータリソレノイド25は、第7図に示すように、
切換スイッチ34を中立位置から排出側にするとともに、
ダンプスイッチ35を中立位置から上昇或いは下降側にし
た時に作動してロックを解除し、ダンプスイッチ35を中
立位置または切換スイッチ34を積込側にした時に、ロー
タリソレノイド25への電気が遮断され、ロータリソレノ
イド25が復帰してロックされるようなされている。
そして、清掃作業地において、吸引作業時には小型収
容箱内12内は真空発生となり、排出用扉23はパッキン33
が潰れてより密着するので、ロックによって排出用扉23
を押し付け密着させる必要はない。
清掃作業完了後、小型収容箱12内のごみを排出する場
合には、運転席に設置してある操作盤の切換スイッチ34
を排出側にすることにより、ロータリソレノイド25に電
流が流れて作動し、ロックが解除される。この状態で、
塵芥収容箱5をダンプすることにより、排出用扉23は自
重によって開き、この中のごみを排出するのである。
なお、小型収容箱12の床面を若干前方上がりとするこ
とにより、この排出性を良くすることができ、更に図示
の実施例のようにロックピン28の先端を尖頭形とするこ
とにより、これがロック孔31a内に入り易くすることが
できる。
上記塵芥収容箱5の後端には、ダンプ時に塵芥収容箱
5内の塵芥を排出する排出口としての役割を果たす開口
部を閉塞するリヤゲート36が備えられている。
このリヤゲート36は、第8図に示すように、その上端
にいてヒンジ37を介して回転自在に支承されているとと
もに、基端を塵芥収容箱5の後部側面の取付けたシリン
ダカバー38の内部の取付け片38aに、ピストンロッド39a
の先端をリヤゲート36に取浸けたブラケット40に、夫々
回転自在に連結した電動シリンダ39の作動によって、上
昇及び下降してこの開口部を開閉するようなされてい
る。ここに、この電動シリンダ39は、塵芥収容箱5内に
配置されるため、蛇腹式のゴムカバー41でピストンロッ
ド39aが包囲されて保護され、防塵対策が施されてい
る。
このように、リヤゲート36は電動シリンダ39により上
昇及び下降するが、所定の個所(図示せず)に上昇完了
検知スイッチ42及び下降完了検知スイッチ43を取付けて
必要以上のシリンダ推力(電力)を発生させないように
なされている。
即ち、第9図に示すように、切換スイッチ34を排出側
にするとともに、リヤゲートスイッチ44を上昇または下
降側に入れると、電動シリンダ39によってリヤゲート36
は上昇または下降する。そして、上昇が完了した時、ま
たは下降が完了したことを上昇完了検知スイッチ42また
は下降完了検知スイッチ43で検知して、リレースイッチ
を介して電動シリンダ39への電気を遮断するようになさ
れている。
更に、リヤゲート36の内周面の周端部には、シール用
の中空スポンジ状のパッキン45が固着されている。
なお、同図に示すようにに、ダンプはホディダンプ安
全スイッチ46を入れ、かつボディダンプスイッチ47を上
昇側にした時に入うことができるよう構成されている。
このようにリヤゲート36を電動シリンダ39で開閉する
ことにより、構造的に比較的簡単で、しかも騒音の発生
を極力抑えるようにすることができる。また、電動シリ
ンダ39の構造がスクリュージャッキ式によるため、電気
をオフにした位置でリヤゲート36を支えるようになして
落下防止ステーを不要となすとともに、電動シリンダ39
そのものでリヤゲート36を固定させて、リヤゲート用の
ロック装置を不要となすことができる。更に、電動シリ
ンダ39によりリヤゲート36を塵芥収容箱5の方向に引き
寄せ、パッキン45を潰すことにより、汚水の漏れ確実に
防止することができる。
更に、上記塵芥収容箱5の一側面には、ごみ投入用開
口48が設けられているとともに、この開口48を開閉する
開閉扉49が備えられている。
この開閉扉49は、第10図及び第11図に示すように、上
端をヒンジ50を介して回転自在に支承されているととも
に、基端を塵芥収容箱5に取り付けたブラケット51の取
付け片51aに、ピストンロッド52aの先端を開閉扉49のほ
ぼ中央部に夫々回転自在に連結したガスシリンダ52によ
って跳ね上げ開閉できるようになされている。
即ち、開閉扉49のロックを外し、手で上方に持ち上げ
ることによって、ガスシリンダ52が補助力として働き、
軽く開口できるとともに、手によりごみ投入用開口48が
確保されるようなされている。
このガスシリンダ52は、ごみ投入用開口48及び屋外を
考慮して、蛇腹式のゴムカバー53にて防塵及び防水対策
が施されている。
このように、開閉扉49をガスシリンダ52の反力で支え
ることによって、落下防止ステーを不要となすことがで
きる。
なお、上記リヤゲート36と同様に、開閉扉49の内周面
の周端部には、シール用の中空スポンジ状のパッキン54
が固着され、開閉扉49を閉めた時にこのパッキン54を変
形させることにより、ここでのシールが確実に行われる
ようなされている。
上記機械室3の内部には、ごみポストの周辺や歩道の
清掃を衛生的かつ能率的に行うための路面クリーナユニ
ット55が収納されている。
この路面クリーナユニット55は、第11図及び第12図に
示すように、一対の旋回車輪56と一対の旋回ストッパ付
き車輪57とを備え、前後に逆U字状手押しバー58,59を
立設するとともに、周囲を一対の側方カバー60、前方カ
バー61及び後方カバー62で包囲し、更に上部カバー63を
取付けた台車64の内部に、小型発電機65と、掃除機モー
タ部66及び掃除機タンク部67とから主に構成された小型
掃除機68を収納して構成されている。
ここに、上記前方カバー61には、ラッチ式平面ハンド
ル69が備えられ、ヒンジ70を介して開閉自在に、更に上
部カバー63もヒンジ71を介して開閉自在になされてい
る。
上記掃除機タンク部67には、ゴムホース72が接続され
ているとともに、このホース72の先端にはブラシ73が連
結され、更にこのブラシ73の側部には一対の補助車輪74
が備えられている。更にノブナット75を介してブラシ73
の位置が調節できるようなされている。
このように、積み降ろし自在の路面クリーナユニット
55を備えることにより、広範囲に亘る路面上のごみの吸
引作業を行うことができるようなされている。
上記路面クリーンユニット55は、通常はごみ収集車の
機械室3の内部に収納した状態で搬送し、必要に応じて
ごみ収集車から降ろして使用するのであるが、機械室3
の内部には、この積み降ろしをするためのリフタ76が備
えられている。
このリフタ76には、第14図及び第15図に示すように、
電動または油圧式のリフタシリンダ77が上向きに備え
ら、このシリンダ77の上端にはシーブ78が固着されてい
る。そして、一端を固定したチェーン79がこのシーブ78
に巻き付けられているとともに、他端は継手80を介して
移動板81に連結され、これによってリフタシリンダ77の
作動に伴って移動板81が上下動するようなされている。
この移動板81は、複数のローラ82を案内として垂直方
向に上下動するようになされているとともに、この下端
には路面クリーンユニット55を載置するフォーク83が連
結され、これによって、フォーク83が移動板81と一体に
上下動するようなされている。
更に、このリフタ76には、リフタロック機構84が備え
られている。
即ち、この移動板81の所定位置には、ロック孔81aが
穿設されているとともに、このロック孔81aに対面する
位置には、下端を揺動自在に支承されたロックピン85が
配置され、これによってこのロックピン85がロック孔81
a内に挿入した時にロックされるようなされている。
更に、このロックピン85は、連結棒86を介して揺動レ
バー87に連結され、この連結レバー87を揺動させること
によって、ロックピン85が前後動するようなされてい
る。
これにより、例えば路面クリーナユニット55をごみ収
集車から降ろす時には、まず揺動アーム87を揺動させて
ロックピン85を後退させることによりロックを解き、こ
の状態でリフタシリンダ77を下動させて移動板81、ひい
てはフォーク83を路面まで下降させ、この状態でこの上
面に載置させた路面クリーナユニット55を降ろすのであ
り、これの積込み時には、上記のようにしてフォーク83
を下降させておいて状態で、路面クリーナユニット55を
フォーク83の上面に乗せ、この状態でリフタシリンダ7
を作動させてこれを上昇させることにより、移動板81、
ひいてはフォーク83を上昇させ、所定位置まで達したと
きにリフタシリンダ77の作動を停止させるとともに、揺
動レバー87を揺動させることにより、ロックピン85をロ
ック孔81a内に挿入させてこれをロックするのである。
なお、第16図に示すように、このロックを解いた時の
状態を検知するための、例えば近接スイッチ等のリフタ
ロック検知スイッチ88が設けられ、ロックが解除された
時にこのスイッチ88がオンとなって警報灯89が点灯して
リフタロック解除の確認を行うことができるとともに、
これがオンとなり、かつリフタスイッチ90を中立位置か
ら移動させた時に、リフタ、即ちリフタシリンダ77が作
動するようなされている。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成であるので、以下のような
効果がある。
請求項1及び2記載の本発明によれば、吸い殻等を吸
引する吸引装置は機械室内部に収納され、これによって
外観が損なわれてしまうことを防止するとともに、吸引
装置を下方に設置することで車両転角上有利なして、小
型車に容易に対応させることができる。
更に、請求項1記載の本発明によれば、吸引装置で吸
引された吸い殻等は、塵芥収容箱内の区画された小型収
容箱内の収容されるので、一般のごみと吸い殻等とを分
離した状態で収容することができ、これによって火災の
発生率を低下させることができる。
請求項2記載の本発明によれば、従来一般に手作業で
行われていたごみポスト周辺や歩道等の清掃を、路面ク
リーナユニットによって衛生的かつ能率的に行って、ご
み収集車の塵芥投入箱内に投入することができ、しかも
都市交通の妨げとなってしまうことを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は道路用ごみ収
集車の正面図、第2図は同じく平面図、第3図は小型原
動機制御用の電気回路図、第4図は排出用扉の連結部の
拡大断面図、第5図は同じく排出用扉用ロック機構の平
面図、第6図はロック孔を示す平面図、第7図はロータ
リソレノイド制御用の電気回路図、第8図はリヤゲート
の連結部の拡大断面図、第9図はリヤゲート開閉用の電
気回路図、第10図は開閉扉の開閉状態を示す側断面図、
第11図は第10図の要部拡大図、第12図及び第13図は路面
クリーナユニットを示し、第12図は正面図、第13図はそ
の右側面図、第14図及び第15図はリフタを示し、第14図
は平面図、第15図は縦断面図、第16図はリフタ制御用の
電気回路図である。 1……車体、3……機械室、5……塵芥収容箱、7……
小型発電機、8……真空発生用ブロア、9……吸引装
置、12……小型収容箱、14……吸込ホース、15……電動
アクチュエータ、17……温度センサ、23……排出用扉、
24……排出用扉用ロック機構、25……ロータリソレノイ
ド、28……ロックピン、31a……ロック孔、36……リヤ
ゲート、39……電動シリンダ、48……ごみ投入用開口、
49……開閉扉、52……ガスシリンダ、55……路面クリー
ナユニット、56,57……車輪、64……台車、65……小型
発電機、66……掃除機モータ部、67……掃除機タンク
部、68……小型掃除機、76……リフタ、77……リフタシ
リンダ、78……シーブ、79……チェーン、81……移動
板、81a……ロック孔、83……フォーク、84……リフタ
ロック機構、85……ロックピン、87……揺動レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−138202(JP,A) 特開 昭61−18602(JP,A) 実開 昭63−180606(JP,U) 実開 昭59−61104(JP,U) 特公 昭49−25689(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65F 3/00 - 3/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体前方に吸い殻等を吸引するための吸引
    装置を収納した機械室を設置するとともに、後方に配置
    した塵芥収容箱をダンプ自在に軸支し、この塵芥収容箱
    の後端に上方に回動するリヤゲートを、側面にごみ投入
    用開口及び該開口を開閉する開閉扉を夫々設け、更に上
    記塵芥収容箱の前方内部に上記吸引装置と連通し上部に
    フィルタを備えた小型収容箱を区画して設けるととも
    に、この小型収容箱の後端開口部と塵芥収容箱内部とを
    閉塞自在な排出用扉で区画したことを特徴とする道路ご
    み収集車。
  2. 【請求項2】車体前方に吸い殻等を吸引するための吸引
    装置を収納した機械室を設置するとともに、後方に配置
    した塵芥収容箱をダンプ自在に軸支し、この塵芥収容箱
    の後端に上方に回動するリヤゲートを、側面にごみ投入
    用開口及び該開口を開閉する開閉扉を夫々設け、更に走
    行車輪を備えた台車に小型掃除機を装着して構成した路
    面クリナーユニットを上記機械室に収納するとともに、
    この機械室内部に路面クリーナユニットを積み降ろしす
    るロック機構付きリフタを装着したことを特徴とする道
    路ごみ収集車。
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