JP2544336B2 - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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JP2544336B2 JP60209942A JP20994285A JP2544336B2 JP 2544336 B2 JP2544336 B2 JP 2544336B2 JP 60209942 A JP60209942 A JP 60209942A JP 20994285 A JP20994285 A JP 20994285A JP 2544336 B2 JP2544336 B2 JP 2544336B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はテレビジヨン受像機に係り、特に、現行テレ
ビジヨン方式ならびに、両立性のある高精細テレビジヨ
ン方式の信号の受信に好適なテレビジヨン受像機に関す
る。
〔発明の背景〕
現行テレビジヨン方式と信号帯域幅、色信号の重畳な
どは全く同じ形態で、かつ、現行テレビジヨン方式に比
べ、より高解像度な画像を送受信する新らしいテレビジ
ヨン方式として、現行テレビジヨン規格と完全に両立性
を有する高精細テレビジヨン方式に関連するもの、例え
ば、特願昭58−044238、(特許公開公報昭57−142051
号)がある。
この方式は、第1図に示すように例えば輝度信号高域
成分YH(4.2MHz以上の成分)を周波数シフトにより低周
波成分YH′(4.2MHz以下)に変換し、現行テレビジヨン
信号のスペクトルの隙間に多重する。なお、輝度信号低
域成分YL(0〜4.2MHz)、および色信号Cに関しては、
現行テレビジヨン信号と同一である。
この両立性のある高精細テレビジヨン方式によれば、
かつて、白黒テレビからカラーテレビに移行したよう
に、高精細テレビへの移行が可能になる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、この両立性のあるテレビジヨン方式
の信号が受信でき、かつ、現行テレビジヨン方式の信号
も高品質な画像で受信できるテレビジヨン受像機を提供
することにある。
〔発明の概要〕
本発明によるテレビジヨン受像機においては、現行テ
レビジヨン方式の画質劣化を低減し、高画質化を図るた
め、60フレーム、順次走査の形態で受像の表示を行な
う。
また、高精細テレビジヨン方式、現行テレビジヨン方
式のいずれの信号も受信可能ならしめるため、輝度信号
YL,色信号C,周波数シフトされた高精細信号YH′の分離
再生において、受信信号より被写体の動き情報を検出
し、この情報に基づいた動き適応の3次元信号処理、す
なわち、フレーム間,フイールド間,ライン間の演算処
理により、高精度の分離特性を実現する。さらに、現行
テレビジヨン方式、両立性のある高精細テレビジヨン方
式の区別を識別する機能を付加し、現行テレビジヨン方
式によるテレビジヨン信号を受信している場合には高精
細信号YH′の再生を停止する機能を実現する。
また、60フレーム、順次走査の形態で表示するために
走査線の補間においては、輝度信号Yおよび前述の動き
情報をもとに、3次元の適応処理を実現する。
以上、述べた機能により、本発明では現行テレビジヨ
ン方式、両立性ある高精細テレビジヨン方式のいずれも
高品質な画像の再生を可能にするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図により説明する。第
2図は、本発明によるテレビジヨン受像機の一実施例の
ブロツク構成である。図中、点線で囲んだ領域は、高周
波回路(チユーナー)、映像中間周波数増幅回路、映像
検波回路など、放送波をベースバンドの映像信号へ変換
する信号処理部で、従来一般的に実施されている(以
下、現行と略称する)テレビジヨン受像機と同様の構成
で実現できるため説明は省略する。
一方、実線で囲んだ領域は、本発明の主要な信号処理
部の構成である。映像検波回路から得られたベースバン
ドの映像信号あるいは既にベースバンドになつている一
点破線で示す映像信号は、A/D変換器、および同期信号
分離回路に入る。同期信号分離回路では、映像信号にロ
ツクした色副搬送波SC、水平同期信号HD、垂直同期信
号VD、ならびに4SC,8SCの周波数成分を抽出する。
制御信号生成回路では、同期信号分離回路から得られた
信号をもとに、各ブロツクで必要な信号を生成する。
A/D変換器では、4SCの標本化周波数で標本化し、
デイジタル信号に変換する。そして、YL,C,YH′分離回
路で、輝度信号低域成分YL,色信号C,および高精細信号
YH′に分離する。この場合、動き検出回路において動き
の有無を検出し、後述するように動き適応の分離処理を
行なう。分離した高精細信号YH′は復調回路により元の
輝度信号高域成分YHに復調する。そして、遅延回路で復
調回路分だけ遅延させたYL信号に加算して広帯域の輝度
信号Yをつくる。一方、色信号Cは、復調回路により、
色差信号I,Qに復調する。
さらに、補間回路では、現行テレビジヨン方式におけ
るインタレース走査によつてフイールドで抜けている走
査線を補間信号YIP,IIP,QIPにより補間する。そし
て、Y,I,Q信号ならびに補間信号YIP,IIP,QIPに対し、
マトリクス演算によりR,G,B,およびRIP,GIP,BIP信号
に変換する。そして、時間軸変換回路において、走査周
波数が現行テレビジヨンの2倍の走査線数525本,60フレ
ーム、順次走査の信号に変換する。これらの信号はD/A
変換器でアナログのR′,G′,B′信号に変換し、60フレ
ーム、順次走査で表示する。一方、偏向回路では、525
本,60フレーム、順次走査の表示に必要な制御信号を発
生させる。
以下、上記各ブロツクの構成を実施例を用いて詳細に
説明する。
第3図はA/D変換部の構成を示す。アンプ回路1で
は、A/Dコンバータ6の入力信号が正規のレベルとなる
ように利得調整を行なう。そして、アナログクランプ回
路2において、水平同期信号HDより基準パルス発生回路
4でつくられたクランプパルスにより、映像信号の例え
ばバツクポーチのレベルを基準電位に設定する。そし
て、LPF3により2SC(7.2MHz)以下に帯域制限を行な
う。一方、4SCの標本化クロツクは、位相回路5にお
いて、A/D変換の標本点がI,Q軸となるように遅延回路を
用いた位相調整を行ない、A/Dコンバータ6の標本化ク
ロツクに使用する。
A/Dコンバータ6で8ビツトのPCM信号である量子化デ
イジタル信号に変換され、さらにデイジタルクランプ回
路7により、映像信号のバツクポーチ部のデイジタル信
号が一定値例えば01000000(64レベル)になるように設
定する。
第4図は、このデイジタルクランプ回路7の一実施例
である。A/Dコンバータ6の出力信号はDフリツプフロ
ツプ8(TTL74273相当)で一方は4SCのクロツク、他
方は基準パルス発生回路4で発生した映像信号のバツク
ポーチ部のデータをクロツク1でラツチする。ノイズ
等の影響をさけるため、クロツク1でラツチされた複
数走査線分、例えば同図に示すように2走査線分のバツ
クポーチ部のデータをそれぞれDB1,DB2とすると、この
データは4ビツトアダー9(TTL74283相当)で構成され
た加算回路により、DB1+DB2の演算を行なう。ROM10に
おいては、演算結果DB1+DB2の入力に対して、64−(D
B1+DB2)/2を出力とする。以上の操作でノイズ等の影
響を除去する。そして、4ビツトアダー9で構成する加
算回路において加算を行ない、その結果をデイジタルク
ランプ回路の出力信号とする。したがつて、デイジタル
クランプ回路7の出力信号は、A/Dコンバータの出力信
号をDVとすればDV+64−(DB1+DB2)/2となる。ここ
で、バツクポーチ部のDVをDB1,またDB1=DB2である
と、バツクポーチ部のデイジタルクランプ回路の出力信
号は64と常に一定値に設定することができる。
つぎに、YL,C,YH′分離回路、動き検出回路の実施例
を説明するが、理解を容易にするために、まず、第5図
において、現行テレビジヨン方式と両立性のある高精細
テレビジヨン方式の時間、垂直領域における搬送色信号
C、高精細信号YH′の位相関係を述べる。第5図におい
て○印は走査線に対応する。現行テレビジヨン、両立性
のある高精細テレビジヨンのいずれの方式も伝送にはイ
ンタレース走査を行なつているため、フイールド毎に交
互に走査線が間挿配置されている。さて、現行テレビジ
ヨン方式においては、搬送色信号Cの位相は走査線毎、
フレーム毎に位相反転し、かつ、同一位相の点はフイー
ルド毎に図示の如く上昇する関係(○をつなぐ実線)を
有する。
一方、両立性のある高精細テレビジヨン方式において
も、搬送色信号Cの関係は現行テレビジヨンと全く同じ
形態である。そして、さらに、高精細信号YH′の位相
が、走査線毎、フレーム毎に位相反転し、かつ、同一位
相の点がフイールド毎に下降する関係で多重されてい
る。したがつて、図中のX0の走査線の信号をYL+C+
YH′とすると、1走査線前のX-1、1走査線後のX1、お
よび1フレーム前のX-525、1フレーム後のX525の点で
はYL−C−YH′となる。また、262走査線前、後の
X-262,X262ではYL+C−YH′、263走査線前、後のX
-263,X263ではYL−C+YH′となる。したがつて、X0
走査線の信号と、この走査線の前、あるいは後の走査線
の信号との演算によりYL,C,YH′の分離が可能になる。
本発明においては、以下に述べる動き適応処理により
これらの分離を行なう。まず、静止画像(以下MOモード
と呼ぶ)では、X0,X525,X-525の信号を用いて分離を
行なう。すなわち、 の演算によりCおよびYH′信号を分離し、X0からCおよ
びYH′信号を減算してYL信号を抽出する。さらに、Cお
よびYH′信号からC信号とYH′信号を分離するため、26
2走査線(以下262Hで表示)遅延させたCおよびYH′信
号(CおよびYH-262)の間で1/2 Cおよび およびYH-262の演算を行ない、C信号成分CFMを得
る。そして、CおよびYH′−CFMよりYH′信号を分離す
る。
次に、準静止画像(以下M1モードと呼ぶ)では、X0
X263,X-263の信号を用いて分離を行なう。すなわち、1
/2X0−1/4(X263+X-263)の演算によりC′信号成分を
抽出する。なお、このモードでは送信側ではYH′信号の
多重は行なわないので、X0から抽出したC′信号成分を
減算することでYL信号を分離できる。そして、C′信号
成分と、262H遅延させたC′-262信号とで1/2C′+1/2
C′-262の演算を行ない、CFD信号を得る。
さらに、動画像(以下M2モードと呼ぶ)では、YH′信
号は多重されていないので、X0,X1,X-1の信号を用い
て、1/2X0−1/4(X1+X-1)の演算よりCLN信号を分離す
る。そして、X0からCLN信号を減算することで、YL信号
の分離を実現する。
YL,C,YH′分離回路の構成を第6図に示す。262H遅延
回路11,1H遅延回路12,261H遅延回路13を組み合せ、分離
に必要なX0,X1,X263,X525,X-1,X-263,X-525の信
号を生成する。
また、加算器14,−1/4係数乗算器15,1/2係数乗算器1
6、の構成要素で各モードの演算を行ない、前述したC
およびYH′,CFM,CFD,CLN信号を生成する。そして、
減算器18でCおよびYH′信号からCFM信号を減算して
YH′信号を分離する。
最後に、選択回路17で動き検出情報M0,M1,M2に従い、
対応するモードのCFM,CFD,CLN信号を選択してC信号
として分離する。また、CおよびYH′,CFD,CLN信号の
うち、対応するモードの信号をX0から減算することでYL
信号を分離する。
一方、X525,X263,X262,X-262,X-263,X-525の信
号は後述する動き検出回路において動き検出情報の生成
に利用する。
なお、この構成は、現行テレビジヨン方式、両立性を
有する高精細テレビジヨン方式のいずれにも共通したも
のであるが、現行テレビジヨン方式の場合には、CFM
号のかわりにCおよびYH′信号を、CFD信号のかわりに
C′信号を使用する構成も可能である。この場合、動き
検出回路で述べるような、現行/高精細識別情報を利用
することで信号を切り換えることによつて実現できる。
第7図は動き検出回路の構成を示す。2フレーム離れ
たX525,X-525の信号に対し、減算器18で両者の差を取
る。第5図に示したように、X525,X-525ではC,YH′信
号はいずれも同相であるため、静止画時にはこの出力は
零となる。したがつて、この出力信号Δxに対し、レベ
ル判定回路19では、|Δx|と閾値Δth1の大小比較を行
なう。そして、|Δx|Δth1の場合には0,|Δx|>Δ
th1の場合には1の信号を発生する。この信号は積分回
路20において、例えば複数画素にわたつて0が連続した
場合には出力信号MS1は0、それ以外は1を出力とする
信号を発生する。
一方、デイジタルハイパスフイルタ21では、伝達関数
の特性で、Δxの高域成分を抽出し、レベル判定回路19
で閾値Δth2との大小比較を行ない、絶対値がΔth2
下の場合には出力信号MS2は0,Δth2を越える場合にはM
S2は1を出力とする信号をつくる。このMS2は動画時の
一種のエツジ情報に対応する。
しかしながら、2フレーム間差の信号で動きを検出す
る場合には、例えば画面上で細線が移動するような動き
は検出もれのおそれがある。このため、さらに1フレー
ム離れているX263,X-262,およびX262,X-263に対して
それぞれ差をとる。なお、静止画時においてもこの差信
号Δx1はC,Δx2は−Cといつた色信号が含まれているた
め、両者を加算し、デイジタルローパスフイルタ(LP
F)22でこの低域成分を抽出する。なお、このフイルタ
の伝達関数は である。したがつて、デイジタルローパスフイルタ(LP
F)22の出力信号は、YL信号の動き情報を与える。レベ
ル判定回路では閾値Δth3との大小比較を行ない、絶対
値がΔth3以下の場合にはMS3は0,Δth3を越える場合
には1を出力とする信号をつくる。
識別回路23では、3種類の情報MS1、MS2、MS3の信号
の状態に応じて、下表に示すような動き検出情報の各モ
ードM0,M1,M2を識別する。
なお、X0のレベルに対応して、各レベル判定回路の閾
値も変化させることにより、検出精度の向上を図ること
も可能である。
さて、両立性のある高精細テレビジヨン方式では、動
き情報も併せて送信側から伝送するようにしても良い。
この場合には、伝送された動き情報も併用することで、
動き検出の精度向上が達成できることは言うまでもな
い。
さらに、高精細テレビジヨン方式では、受像側におけ
るYH′再生のための位相情報を特別に伝送するようにし
ても良い。したがつて、前述した動き情報、あるいは位
相情報の有無に従つて、現行テレビジヨン方式との区別
が可能になる。すなわち、判別回路24において、上記情
報の有無により、両方式の識別情報をつくることができ
る。この識別情報は、前述したYL,C,YH′分離、あるい
は、次に述べるYH′信号の再生制御に利用する。
第8図は高精細信号YH′復調回路の構成を示す。この
図はYH′の多重に使用するための搬送波の周波数が0.5
SCの場合である。同図の上部は同期検波、下部は同期
検波に必要な搬送波再生部である。はじめに、搬送波再
生部について説明する。
搬送波の位相情報として伝送されてきた0.5SCクロ
ツクはDフリツプフロツプ8でSCクロツクで整形した
信号αをつくる。そしてSCを1/2周分した信号βとを
排他的論理(EXOR)回路25で位相比較する。この結果
を、伝送された位相情報の期間だけクロツクCK2(例え
ば位相情報の期間だけSC成分のあるクロツク)でラツ
チする。そして、この出力信号とβ信号とをEXOR回路25
に入れる。したがつて、EXOR回路25の出力信号aは伝送
された0.5SCと完全に位相が一致する。この信号aに
対し、インバータ回路26で反転した信号b、および信号
aをインバータ回路26で位相反転したSCでラツチした
信号c、極性反転したdの信号をつくる。一方、ライン
番号識別回路27では、水平同期信号HD、垂直同期信号VD
から、走査線番号を識別し、搬送波再生回路28にライン
シーケンス情報として入力する。
搬送波再生回路28では、この情報をもとに、同期検波
に必要な再生搬送波をa,b,c,dの4種類から選択する。
この模様を第9図に示す。再生搬送波は同図に示すよう
に各走査線毎に位相反転しているので、例えば走査線番
号Nではa,N+1ではd,N+2ではb,N+3ではcという
ように4ライン周期で選択する。なお、送信側において
は、N番目の走査線ではaの位相と設定した搬送波で変
調を行つているので、受像側においては走査線番号を知
ることによりa,b,c,dのいずれの位相を選択すればよい
かが判るのである。選択された再生搬送波はシフトレジ
スタ29(TTL74164相当)に加えられ、各シフトレジスタ
の出力がROM10で構成されるROM−1のアドレスに加えら
れる。また、前述した動き検出情報、現行/高精細識別
情報もROM−1のアドレスに加えられる。ROM−1は第10
図に示すような位相信号をつくる。すなわち、0.5SC
の再生搬送波の位相が0,π/4,π/2,3π/4,π,5π/4,3π
/2,7π/4,のいずれかを示すコードを発生する。
但し、動き検出情報がM1,M2,あるいは現行テレビジヨ
ン方式の信号の場合には同期検波出力信号が0となるコ
ードを発生し、YH′信号の再生を中止する制御もあわせ
て行なう。
同期検波部においては、YH′信号、および再生搬送波
の位相コードをROM10で構成されたROM−2のアドレスに
加える。そして、テーブルルツクアツプにより、第10図
に示すように同期検波された出力信号を発生させる。こ
の信号はフリツプフロツプ8でラツチした後、デイジタ
ルハイパスフイルタ(HPF)21により、この上側帯波成
分を抽出し、元の輝度信号YH成分に復調する。
なお、この構成図では、再生搬送波の抽出にa,b,c,d
の4種類の搬送波から1つを選択する構成を示したが、
シフトレジスタ29には常にaの信号を供給し、ROM−1
の回路にさらにライン番号識別回路27の出力信号も情報
として供給し、第10図に示すようなシーケンスで再生搬
送波の位相コードを発生させることも可能である。
次に、第11図により、色信号の復調回路の構成を説明
する。復調時の同期検波には、ROMを用いたテーブルル
ツクアツプで行なう。A/D変換器では、I,Q軸で標本化を
行なうため、入力信号Cでは、同図下部の波形図に示す
ように、I,Q,−I,−Q,I,Q,……の時系列の信号になつて
いる。同期信号分離回路から得られたSCのクロツク
は、シフトレジスタ回路29で位相調整され、ROM10のア
ドレスA8に入力される。このROM−3では、例えば、A8
が0の場合には出力信号CoutはCinと同じもの、A8が1
の場合には−CinをCoutにするように出力信号を発生さ
せ、同期検波を実現する。この出力信号は、ストレージ
付マルチプレクサ回路30(TTL74399相当)の一方の入力
に供給され、他方の入力は全て0の信号が入れられる。
一方、インバータ回路26、およびナンド(NAND)回路31
によつてつくられた制御信号によつて、ストレージ付マ
ルチプレクサ回路30の出力信号は、Coutと0とが4SC
のクロツク周期毎に交互に発生し、AではI,0,I,0,Bで
はQ,0,Q,0の時系列の信号が得られる。つぎに、Aの信
号は伝達関数が の伝達関数のデイジタルローパスフイルタ(LPF)22
で、低減成分を抽出し、I信号を再生する。
一方、Bの信号は、伝達関数が の伝達関数のデイジタルローパスフイルタ(LPF)22で
低域成分を抽出し、Q信号を再生する。
第12図は、デイジタルハイパイフイルタ(HPF)、あ
るいはデイジタルローパスフイルタ(LPF)を実現する
トランスバーサルフイルタの構成図である。同図はタツ
プ数13の構成を示す。係数乗算はROM回路によるテーブ
ルルツクアツプで実現する。そして、タツプ係数乗算の
ROMを変更することでLPF,HPFなど任意の特性を実現す
る。なお、フイルタの位相特性を平坦にするため、タツ
プ係数a-n,anが同じ対称型の構成をとる。ラツチ回路3
2で各タツプ間の遅延を与える。また、アダー回路33
は、4ビツトアダー回路9で構成され、入力信号が0〜
255の正入力時にはC4が、入力信号が0(00000000)〜1
27(01111111)および−1(11111111)〜−128(10000
000)の正負入力時には2つの入力のMSBの信号とC4との
EXORの信号がアダー回路のMSBとなる。また、フイルタ
出力信号のROM回路では、四捨五入、およびオーバーフ
ロー,アンダフローの制御を行なう。
また、この構成では、入力信号をフイルタ出力信号と
同じ量だけ遅延した信号も出力信号としてとりだせる構
成をとつている。
つぎに、第13図は、順次走査の形態で表示するため、
インタレース走査でぬけた走査線を前後の走査線の信号
から補間する補間回路のブロツク構成を示す。
輝度信号補間回路34では輝度信号の補間信号YIP,色
差信号補間回路35ではI,Q信号の補間信号IIP,QIPを生
成する。なお、この補間信号は、動き検出情報、ならび
に輝度信号Yから補間モード判定回路36で最適な補間モ
ードを選択する適応処理でつくられる。また、輝度信号
に対しては、高域強調回路37により輪郭補正を行なう。
第14図に、補間の手法を示す。動きに応じて、補間モ
ードIP1(静止画像時)では補間フイルタの特性が (但しm=30Hz)の特性で補間する。従つて、例えば
補間する0の走査線は、X0に対し262H前のX-262,263H
後のX263の走査線の信号より の演算でつくられる。
一方、補間モードIP3(動画時)では、補間フイルタ
の特性が (但しν1=525/2本,ν:垂直周波数)の特性で補間す
る。従つてこのモードでは補間する0の走査線は の演算で生成する。
また、補間モードIP2(ゆつくりした動画)では、補
間フイルタの特性が で補間する。
なお、輝度信号Yに対しては、補間モードの種類はIP
1,IP2,IP3の3種類、色差信号I,Qに対してはIP1,IP3の
2種類に設定し、回路規模の減少を図る。
第15図は、輝度信号補間回路の構成を示す。262H遅延
回路11、1H遅延回路12、263H遅延回路38の組み合せによ
り、第14図に示したX0,X1,X263,X525,X-262,X-525
の走査線に対応する信号を発生させる。これらの信号
は、加算器14、ならびに、1/2乗算器16により、補間モ
ードIP1,IP3に対応する あるいは の補間信号をつくる。なお、この場合には、Y1およびY3
はX0の信号をそのまま使用する。
一方、補間モードIP2に対応するY2、および補間信号Y
IP2は、加算器14、−1/4乗算器15、3/2乗算器39、−1/8
乗算器40、1/4乗算器41、3/4乗算器42、の構成要素で生
成する。そして、選択回路17で補間モード情報IPYがIP1
の場合には、Y1,YIP1,IP2の場合にはY2,YIP2,IP3の場
合にはY3,YIP3を選択して、出力信号Y,YIPとする。
つぎに、第16図は色差信号補間回路の構成を示す。I,
Q信号は周波数帯域もそれぞれ1.5MHz,0.5MHzと低いた
め、マルチプレクサ回路43において、動作図に示すよう
に4SCの1タイムスロツト毎にI信号,Q信号を交互に
ぬきだしたI/Q信号の時系列のデータで処理を行ない、
回路規模の簡略化を図つている。
I/Q信号に対し、263H遅延回路38、262H遅延回路11、1
H遅延回路12の組み合せにより補間に必要なX0,X1,X
263,X-262の信号をつくる。
色差信号補間モード情報IPCに対応した補間信号とし
て、 および を加算器14、1/2乗算器16の構成要素で生成する。そし
て、選択回路17では補間モード情報IPCに対応した信号
をI/QIPとして出力する。さらに、輝度信号の高域強調
回路で発生する遅延量を遅延回路44において補償し、デ
マルチプレクス回路45で、同図動作図に示すようなもと
の時系列のI,Q信号、およびIIP,QIP信号に変換する。
なお、この時系列変換においては、例えば斜線の部分の
信号は前後の画素Ii,Ii+1の平均、あるいはIiで補間す
る。
つぎに、補間モード判定回路の構成を第17図に示す。
輝度信号Yinと1H遅延回路12で1走査線分遅延させた信
号を減算器18で減算し、この結果をレベル判定回路19で
閾値ΔthIPとの大小比較を行なう。そして、±ΔthIP
以内の場合には出力信号S2は0,±ΔthIPを越える場合
には1の信号をつくる。YL,C,YH′分離で説明した動き
検出情報、ならびにS2は遅延回路44で、補間回路の遅延
量だけ補償し、補間モード判定回路46に入る。この回路
では、同図の表に示すように、動き検出情報がM0の静止
モードの場合には、補間モード情報IPY,IPCをIP1のモー
ドに設定する。一方、動き検出情報がM1,M2の場合に
は、IPCはIP3のモード、IPYはS2の信号に対応してIP2,I
P3のいずれかに設定する。IPYにおいては、S2が0の場
合には、垂直周波数成分が低く、垂直方向に相関の強い
画像と判断し、補間モードをIP3に設定する。
第18図は、高域強調回路の構成を示す。この回路では
水平方向に 、垂直方向に の特性で高域強調を実現する。Y1およびYIPに対し、ま
ずラツチ回路32、加算器14、−k1乗算器47、2k1乗算器
48の構成要素で水平方向の高域強調を行なう。次に、1H
遅延回路12、−k2乗算器49、2k2乗算器50、加算器14の
構成要素により、垂直方向の高域強調を実現する。
以上で、補間回路の構成の説明を終り、つぎにRGB変
換回路の構成を第19図で説明する。この回路において
は、輝度信号Y,色差信号I,Qに対し、次式に従つて3原
色信号R,G,Bに変換する。
R=Y+0.96I+0.62Q G=Y−0.27I−0.65Q B=Y−1.1I+1.7Q 色差信号I,Qに対し、0.96I,−0.27I,−1.1I,0.62Q,−
0.65Q,1.7Qの係数乗算演算はROM10においてテーブルル
ツクアツプで実現する。そして、ラツチ回路32で出力信
号をラツチし、加算器14で、例えばY信号に0.96I,0.62
Qに対応する信号を加算してR信号を生成する。
なお、RGB変換回路は、Y,I,Q信号、および、対応する
YIP,IIP,QIPにそれぞれ1式ずつが必要である。
つぎに、時間軸変換回路について、まず第20図で動作
原理を説明する。この回路の機能は、1走査線期間(6
3.5μsec)にわたる時系列の3原色信号、例えばR,RIP
に対し、時間軸の1/2圧縮を図り、同図に示すように1
走査期間にR,RIPの時系列信号を得ることである。この
時間軸変換を実現するため、まず、R,RIP信号を同図に
示すR′,RIP′の時系列の信号に変換する。そして、
1ラインメモリへA1,A2,A3,……A909,A910の時系列
のアドレスによつて書き込み動作を行なう。一方、1ラ
インメモリからの読み出し動作時においては、アドレス
の時系列をA1,A3,A5,……A909,A2,A4,A6,……A
910のように変更し、同図に示すようなRout′,
RIPout′の時系列信号をつくる。この信号をマルチプレ
クスして、時間軸変換された所望の時系列信号を生成す
る。
第21図は、時間軸変換回路の構成、第22図は、メモリ
部のアドレス制御回路の構成を示す。
第21図において、Dタイプフリツプフロツプ回路51
(74374相当)、およびバイナリーカウンタ回路53でつ
くられる2SC信号を使用し、第20図に示した時系列の
信号R′およびRIP′信号をつくる。なお、バイナリー
カウンタ回路53は、パルス幅が4SC1クロツク相当の
HCLRパルスで各走査期間毎にリセツトすることにより2
SC信号の位相確定を行なう。
時系列変換されたR′,RIP′信号は1ラインメモリ5
4に書き込み動作が行なわれる。なお、1ラインメモリ
においては、走査線毎に書き込み、読み出しの動作が交
互に行なわれ、1ラインメモリAが書き込み動作の時に
は、1ラインメモリBは読み出し動作が行なわれてい
る。1ラインメモリから読み出された信号Rout′,R
IPout′はバツフア回路52(74244相当)により8SC
周期でRout′とRIPout′との信号がマルチプレクスさ
れ、この信号をDタイプフリツプフロツプ回路51で8
SCのクロツクでラツチすることにより、所望の時間軸変
換された525本,60フレーム、順次走査の形態のR信号を
得る。
G信号,B信号も同じ回路構成で時間軸変換を実現す
る。
一方、第22図は、1ラインメモリを制御するアドレス
信号、WE信号などを発生する回路の構成を示す。バイナ
リーカウンタ回路53は1走査線毎にHCLRでリセツトさ
れ、4SCのクロツクでカウントアツプする。この出力
信号はメモリ書き込み動作時のアドレスとして使用す
る。一方、ROM10では、読み出し動作時のアドレスを発
生させ、ストレージ付マルチプレクス回路30で書き込み
動作時、読み出し動作時のアドレスを選択する。また、
マルチプレクサ55(74157相当)では▲▼パルス、
入出力のI/O制御信号を発生する。
最後に、261H,262H,263H遅延回路などの構成を第23図
〜第25図で説明する。第23図はメモリ部の構成、第24図
はメモリ部の動作制御を行なうアドレス信号などの発生
回路、第25図は制御信号のタイムチヤートである。
はじめに、第23図のメモリ部の構成について説明す
る。入力信号はクロツク周波数が4SCの時系列データ
である。この入力信号は、MSBからLSBまで各ビツト毎に
シフト/ストレージレジスタ56(74299相当)に入る。
この出力信号は、Dタイプフリツプフロツプ51におい
て、IP信号が0となる時にラツチされる。IP信号は第25
図に示すように4SCの8クロツク周期毎に0となつて
いるので、これにより4SC時系列の各ビツト信号は8
相のパラレル信号に変換されることになる。この8相の
パラレル信号は、例えば64K×1ビツトのDRAM8個で構成
されるメモリ部57の入力データとなる。一方、メモリ部
57の出力データ、すなわち、8相のパラレル信号は、シ
フト/ストレージレジスタ56でOP信号が第25図に示すよ
うに1の時に各レジスタにストレージされ、OP信号が0
の時にはシフトレジスタの動作により、4SCのシリア
ルな時系列信号に変換される。
各ビツト毎に4SCの時系列信号に変換された信号は
遅延回路44により、4SCで数クロツク分の遅延を補正
し、頂度261H,262H,あるいは263Hだけ遅延した4SC
時系列信号をつくる。
つぎに、メモリ部の動作制御信号の構成を第24図を用
いて説明する。この図は262H遅延回路の場合を示す。
バイナリーカウンタ53を組み合せ、水平同期信号HDの
クロツクで動作させて262Hカウンタを構成する。そし
て、262H周期で発生するcarryから、Dフリツプフロツ
プ8、およびNAND回路31により、パルス幅が4SC1ク
ロツク相当の262HCLR信号を発生させる。この262HCLR信
号は、バイナリーカウンタ53のクリア端子に入る。4
SCクロツクで動作する周期が256ビツトカウンタの出力
信号はROM10のアドレス信号に使用し、ROMの出力信号を
Dタイプフリツプフロツプ51でラツチして、第25図に示
すような、メモリ群を動作させるための信号を発生す
る。
バイナリーカウンタ53を第25図に示すようなCK1のク
ロツクで動作させ、4SC8クロツク周期にメモリ部か
らの読み出し動作用のRDアドレスを発生させる。一方、
3クロツク遅延回路58でRDアドレスをCK1の3クロツク
分遅延させて書き込み動作用のWTアドレスをつくる。
メモリ部では280n sec周期(4SC4クロツク分相
当)で書き込み動作、読み出し動作を交互に行なうた
め、マルチプレクサ55により、第25図に示すようなアド
レス信号を発生する。
一方、メモリ部の制御信号▲▼,▲▼
は、位相回路5でメモリ部が正常動作するように遅延調
整を行なう。
なお、RDアドレスに対して、WTアドレスを3クロツク
遅延させるのは、先に示した第23図のメモリ出力部の遅
延回路44の遅延量を少なくするためである。
さらに、262Hカウンタを構成するバイナリーカウンタ
のロード値を変更するだけで、261H,263H遅延回路に対
するメモリ部の動作制御信号発生の回路としてそのまま
使用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、両立性ある高精細テレビジヨン方
式、現行テレビジヨン方式のいずれの形態の信号も高画
質な画像として受信可能になり、得られる効果は大であ
る。
なお、本発明の実施例においては、YL,C,YH′分離、
および走査線の補間処理において、それぞれ異なる動き
情報を用いた適応処理を行なつているが、これを例えば
YL,C,YH′分離で用いた動き検出情報だけで適応処理を
行なうことも可能である。
また、本実施例においては、輝度信号Y、色差信号I,
Qに復調した後で走査線の補間処理などを行なつている
が、コンポジツト形態の映像信号の状態で補間処理を行
なうことにより、遅延回路素子(例えば262H遅延回路な
ど)数の軽減を図ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、両立性ある高精細テレビジヨン方式の信号形
態図、第2図は本発明によるテレビジヨン受像機のブロ
ツク構成図、第3図はA/D変換回路部の構成図、第4図
はデイジタルクランプ回路の構成図、第5図は時間,垂
直領域におけるC信号、YH′信号の位相関係図、第6図
はYL,C,YH′信号分離部の構成図、第7図は動き検出回
路の構成図、第8図はYH′信号の復調回路の構成図、第
9図はYH′再生搬送波の説明図、第10図はYH′信号復調
に使用するROMのテーブル、第11図は色信号復調回路の
構成図、第12図はデイジタルHPF,LPFの構成図、第13図
は走査線補間回路のブロツク構成図、第14図は補間の説
明図、第15図は輝度信号補間回路の構成図、第16図は色
差信号補間回路の構成図、第17図は補間モード判定回路
の構成図、第18図は高域強調回路の構成図、第19図はRG
B変換回路の構成図、第20図は時間軸変換回路の動作説
明図、第21図は時間軸変換回路の構成図、第22図は同メ
モリ部の制御信号発生回路の構成図、第23図は262H遅延
回路の構成図、第24図は同遅延回路の制御信号発生回路
図、第25図は同回路のタイムチヤート図である。 1…アンプ回路、2…アナログクランプ回路、3…LP
F、4…基準パルス発生回路、5…位相回路、6…A/Dコ
ンバータ、7…デイジタルクランプ回路、8…Dフリツ
プフロツプ、9…4ビツトアダー、10…ROM、11…262H
遅延回路、12…1H遅延回路、13…261H遅延回路、14…加
算器、15…−1/4係数乗算器、16…1/2係数乗算器、17…
選択回路、18…減算器、19…レベル判定回路、20…積分
回路、21…デイジタルHPF、22…デイジタルLPF、23…識
別回路、24…判別回路、25…EXOR回路、26…インバータ
回路、27…ライン番号識別回路、28…搬送波再生回路、
29…シフトレジスタ、30…ストレージ付マルチプレクス
回路、31…NAND回路、32…ラツチ回路、33…アダー回
路、34…輝度信号補間回路、35…色差信号補間回路、36
…補間モード判定回路、37…高域強調回路、38…263H遅
延回路、39…3/2乗算器、40…−1/8乗算器、41…1/4乗
算器、42…3/4乗算器、43…マルチプレクス回路、44…
遅延回路、45…デマルチプレクス回路、46…補間モード
判定回路、47…−k1乗算器、48…2k1乗算器、49…−2
k2乗算器、50…2k2乗算器、51…Dタイムフリツプフロ
ツプ回路、52…バツフア回路、53…バイナリーカウンタ
回路、54…1ラインメモリ、55…マルチプレクサ、56…
シフト/ストレージレジスタ、57…メモリ部、58…3ク
ロツク遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−170394(JP,A) 特開 昭59−117883(JP,A) 特開 昭60−170386(JP,A) 特開 昭60−62284(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現行テレビジョン方式、および、輝度信号
    高域成分を現行テレビジョン信号帯域内に周波数シフト
    して多重した高精細テレビジョン方式のいずれのテレビ
    ジョン方式も受信するテレビジョン受信機であって、 受信信号より動きを検出し、動き情報を出力する動き検
    出手段と、 上記動き情報に対応して、受信信号から輝度信号低域成
    分、色差信号、上記輝度信号高域成分の分離を行なう分
    離手段と、 上記輝度信号低域成分に上記輝度信号高域成分を加算
    し、輝度信号を得る加算手段と、 受信信号中の位相情報の有無によって、受信信号が上記
    高精細テレビジョン方式であるか否かを判別するテレビ
    ジョン方式判別手段と、 受信信号が上記高精細テレビジョン方式でないと判別さ
    れた場合に、上記分離手段における上記輝度信号高域成
    分の再生を停止する手段とを有することを特徴とするテ
    レビジョン受像機。
  2. 【請求項2】前記動き情報が準静止画像或いは動画像で
    あることを示している場合に、前記分離手段における前
    記輝度信号高域成分の再生を停止する手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のテレビジョ
    ン受像機。
  3. 【請求項3】前記輝度信号及び前記色差信号を3原色信
    号に変換し、前記動き情報に基づいて動き適応の順次走
    査化変換により飛び越し走査から順次走査に変換し、60
    フレーム,順次走査の形態で表示する手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    テレビジョン受像機。
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