JP2544233Y2 - キャビネットのドアロック装置 - Google Patents
キャビネットのドアロック装置Info
- Publication number
- JP2544233Y2 JP2544233Y2 JP13003089U JP13003089U JP2544233Y2 JP 2544233 Y2 JP2544233 Y2 JP 2544233Y2 JP 13003089 U JP13003089 U JP 13003089U JP 13003089 U JP13003089 U JP 13003089U JP 2544233 Y2 JP2544233 Y2 JP 2544233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- door
- lock device
- claw
- door lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は、オフィス用の情報機器としてのオフィスコ
ンピュータ等に用いられるキャビネットに係わり、特に
前方ドアの開閉可能なドアロック装置に関する。
ンピュータ等に用いられるキャビネットに係わり、特に
前方ドアの開閉可能なドアロック装置に関する。
（ロ）従来の技術 一般に合成樹脂製のキャビネットは、２部品を互に係
合させる場合に、その弾性を利用して爪片と切欠との組
合せにより極めて容易に構成できる。
合させる場合に、その弾性を利用して爪片と切欠との組
合せにより極めて容易に構成できる。
ところがオフィス用の種々の情報機器は、中型以上に
おいてはその重量の量と種々の安全性から鉄板製のキャ
ビネットが多用され、これには開閉必要なときに、ネジ
等の固定具を用いてキャビネット本体とドア部を結合固
定している。
おいてはその重量の量と種々の安全性から鉄板製のキャ
ビネットが多用され、これには開閉必要なときに、ネジ
等の固定具を用いてキャビネット本体とドア部を結合固
定している。
（ハ）考案が解決しようとする課題 前記従来例では、前述のようにネジ等の固定具を用い
る方法であり、どうしてもキャビネット外部にその固定
具自身が露出して目立ちやすかったり、又広い取付スペ
ースが必要となり、組立時の作業行程、修理点検時の作
業性を考えると、極めて不便であった。
る方法であり、どうしてもキャビネット外部にその固定
具自身が露出して目立ちやすかったり、又広い取付スペ
ースが必要となり、組立時の作業行程、修理点検時の作
業性を考えると、極めて不便であった。
そこで本考案は上記欠点を除去した新規なキャビネッ
トのドアロック装置を提案するものである。
トのドアロック装置を提案するものである。
（ニ）課題を解決するための手段 本考案は電子機器本体のキャビネット側に弾性部材で
付勢された係止具を設け、ドア側に前記係止具の爪片に
係合する係合部を設けて、両者一体化する場合には前記
爪片と係合片の係合により、又ドア開放時には前記爪片
と係合片の係合を解くために、前記係止具の開放用突起
を押圧する構成である。
付勢された係止具を設け、ドア側に前記係止具の爪片に
係合する係合部を設けて、両者一体化する場合には前記
爪片と係合片の係合により、又ドア開放時には前記爪片
と係合片の係合を解くために、前記係止具の開放用突起
を押圧する構成である。
（ホ）作用 本考案では、前記爪片と開放用突起をキャビネット外
方からドライバの先端又は治具によって押圧することに
より、簡単にドアをキャビネットから開放できると共
に、前記開放用突起の配置個所をキャビネットとドアの
側面の対向縁に突出させてあるので、キャビネット外方
正面からは極めて見えないことから、外観における美観
を害することはない。
方からドライバの先端又は治具によって押圧することに
より、簡単にドアをキャビネットから開放できると共
に、前記開放用突起の配置個所をキャビネットとドアの
側面の対向縁に突出させてあるので、キャビネット外方
正面からは極めて見えないことから、外観における美観
を害することはない。
（ヘ）実施例 図面に従って本考案を説明すると、第１図は本考案の
キャビネットのドアロック装置の要部断面図、第２図は
電子機器の斜視図、第３図及び第４図は同装置に用いる
係止具部分の要部平面図、及び要部斜視図を示す。図面
において、（１）はキャビネット、（２）は前面ドア、
（３）は取外し用の治具、（４）はキャビネット側に取
付けた係止具で、爪片（５）、開放用突起（６）、スプ
リング（７）、支軸用のシャフト（８）、平ワッシャ
（９）、Ｅ形止め輪（10）、支持枠（11）より成ってい
る。
キャビネットのドアロック装置の要部断面図、第２図は
電子機器の斜視図、第３図及び第４図は同装置に用いる
係止具部分の要部平面図、及び要部斜視図を示す。図面
において、（１）はキャビネット、（２）は前面ドア、
（３）は取外し用の治具、（４）はキャビネット側に取
付けた係止具で、爪片（５）、開放用突起（６）、スプ
リング（７）、支軸用のシャフト（８）、平ワッシャ
（９）、Ｅ形止め輪（10）、支持枠（11）より成ってい
る。
前記キャビネットには内部片（12）、係合部（13）を
有し、吸着用に導電ゴム（14）を用いてある。
有し、吸着用に導電ゴム（14）を用いてある。
次に図面に従ってドアの開閉について説明すると、先
ずドア（２）を正面Ａ方向に対して押圧して第１図
（イ）に示すように係止具（４）の爪片（５）がキャビ
ネット（１）の係合部（13）に向って挿入されて前記爪
片（５）の先端が前記係合部（13）に係合される。この
とき前記爪片（５）は傾斜部（15）から奥方（矢印Ａ方
向）に向ってスムーズに押しつけられ、前述の作業が行
える。
ずドア（２）を正面Ａ方向に対して押圧して第１図
（イ）に示すように係止具（４）の爪片（５）がキャビ
ネット（１）の係合部（13）に向って挿入されて前記爪
片（５）の先端が前記係合部（13）に係合される。この
とき前記爪片（５）は傾斜部（15）から奥方（矢印Ａ方
向）に向ってスムーズに押しつけられ、前述の作業が行
える。
前記第１図（イ）の状態（ドアロック状態）から前記
キャビネット（１）とドア（２）の各端縁（16）（17）
の間隙（18）に向って、マイナスドライバ又は図のよう
にドア開放用の治具（３）をＡ方向に挿入して開放用突
起（６）をスプリング（７）の弾性に抗して第１図
（ロ）において爪片（５）を反時計方向に回転させて、
矢印Ｂ方向にドア（２）を引くと、キャビネット（１）
からドア（２）は取外すことができる。
キャビネット（１）とドア（２）の各端縁（16）（17）
の間隙（18）に向って、マイナスドライバ又は図のよう
にドア開放用の治具（３）をＡ方向に挿入して開放用突
起（６）をスプリング（７）の弾性に抗して第１図
（ロ）において爪片（５）を反時計方向に回転させて、
矢印Ｂ方向にドア（２）を引くと、キャビネット（１）
からドア（２）は取外すことができる。
前記係止具は第２図に示すように正面の上下に一対ず
つ、左右両側に設けておけば、かなり大型サイズの電子
機器にも確実にロックすることができる。
つ、左右両側に設けておけば、かなり大型サイズの電子
機器にも確実にロックすることができる。
（ト）考案の効果 本考案によれば、図示のように正面からのドア開放
（取外し）作業も極めて簡単に行うことができると共に
外観上も前述の間隙がマイナスドライバ又は開放用の治
具等の板状のものが挿入できるスペースで事足り、何ら
美観を害することもない。
（取外し）作業も極めて簡単に行うことができると共に
外観上も前述の間隙がマイナスドライバ又は開放用の治
具等の板状のものが挿入できるスペースで事足り、何ら
美観を害することもない。
第１図は本考案のキャビネットのドアロック装置の要部
断面図、第２図は同装置に用いるキャビネットの斜視
図、第３図及び第４図は同装置に用いる係止具の平面図
及び要部斜視図を示す。 （１）…キャビネット、（２）……ドア、（３）……ド
ア開放用の治具、（４）……係止具、（５）……爪片、
（６）……突起、（７）……スプリング、（13）……係
合部。
断面図、第２図は同装置に用いるキャビネットの斜視
図、第３図及び第４図は同装置に用いる係止具の平面図
及び要部斜視図を示す。 （１）…キャビネット、（２）……ドア、（３）……ド
ア開放用の治具、（４）……係止具、（５）……爪片、
（６）……突起、（７）……スプリング、（13）……係
合部。
Claims (1)
- 【請求項１】電子機器本体としてのキャビネット及び少
くとも一面を開閉可能となしたドアを有するキャビネッ
トのドアロック装置において、ドア側に弾性部材で付勢
され、その一端に爪片を有しかつその他端に開放用突部
を有する係止具と、該係止具の爪片に係合する係合部を
有するキャビネットとより成り、前記キャビネットとド
アの相対向する端縁に前記開放用突起を突出させ、該開
放用突起を押圧することにより、前記爪片と係合部の係
合を解くことを特徴とするキャビネットのドアロック装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13003089U JP2544233Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | キャビネットのドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13003089U JP2544233Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | キャビネットのドアロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369276U JPH0369276U (ja) | 1991-07-09 |
| JP2544233Y2 true JP2544233Y2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=31677626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13003089U Expired - Lifetime JP2544233Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | キャビネットのドアロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544233Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103140093B (zh) * | 2011-11-29 | 2016-08-17 | 富泰华工业（深圳）有限公司 | 电子装置 |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP13003089U patent/JP2544233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369276U (ja) | 1991-07-09 |
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