JPH0755033Y2 - 電子機器の取付構造 - Google Patents

電子機器の取付構造

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JPH0755033Y2
JPH0755033Y2 JP2052090U JP2052090U JPH0755033Y2 JP H0755033 Y2 JPH0755033 Y2 JP H0755033Y2 JP 2052090 U JP2052090 U JP 2052090U JP 2052090 U JP2052090 U JP 2052090U JP H0755033 Y2 JPH0755033 Y2 JP H0755033Y2
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JP
Japan
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electronic device
locking
adapter
panel
main body
Prior art date
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JP2052090U
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JPH03112986U (ja
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勝一 藤岡
等 上田
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カウンタや制御機器などの電子機器をパネル
に装着固定するための電子機器の取付構造に関するもの
である。
[従来の技術] カウンタや制御機器などの電子機器を、パネルに設けた
穴に埋込んで固定する電子機器の取付構造は従来から数
多く提案されており、その一例として実開昭64-57679号
公報に開示された考案を挙げることができる。この考案
は、制御機器の前面つば部とでパネルを挾着する弾性押
圧片とそのコーナ部に螺入され先端部がパネルの内面に
当接するねじ体とを有し、一対の対向壁部の少なくとも
一方に後方へ向って延びる係合突片が形成され、他方の
対向壁部に装着された制御機器の側壁との間に空隙を形
成する突部が設けられた合成樹脂製のロ字形アダプタ
と、制御機器の同部に形成され、アダプタの係合突片が
係脱可能に係合する係合溝部とからなり、制御機器をパ
ネルに取付けけるときは、制御機器にアダプタを嵌入し
て弾性押圧片をパネルに当接させてねじ体を締付け、係
合溝部に係合突片を係止させて電子機器をパネルに固定
する。また、アダプタを制御機器の胴部から外すとき
は、ねじ体を緩めたのち突部が設けられた対向壁部を両
側から押圧して弾性変形させ、係合突片を浮き上がらせ
て係合溝部との係合を解除するようにしたものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記の考案は制御機器の変換作業を迅速化できるとして
いるが、取付け及び取外しの際、いずれも弾性押圧片の
コーナ部に設けたねじ体を締付け又は緩めなくてはなら
ないので、きわめて面倒であり、交換作業を迅速に行な
うことは困難である。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、ね
じ類を使用せず、パネルへの着脱を容易にかつ迅速に行
なうことのできる電子機器の取付構造を得ることを目的
としたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る電子機器の取付構造は、つば部と胴部とか
らなり該胴部の対向する外壁にそれぞれ複数の係止溝が
形成され前記胴部がパネルの開口部に嵌入される電子機
器と、対向する内壁に前記係止溝に係合する係止部を有
し前記電子機器の胴部に嵌入する本体部と、該本体部の
前記係止部が形成された対向する2辺から後方に延出さ
れ前記本体部の内壁とほぼ同じ平面で後方に延出された
平坦部及び該平坦部から段部を介してその外側から後方
に延出されたつまみ部からなる操作片と、基部が前記本
体部の対向する2辺の外壁と一体に形成され前記操作片
と反対側に自由端を有するほぼ八字状の弾性押圧片とか
らなるアダプタとを備えたものである。
[作用] パネルの開口部に嵌入された電子機器を固定するには、
電子機器の胴部にアダプタの本体部を嵌入し、前進させ
る。これにより弾性押圧片の先端部がパネルに当接しさ
らにアダプタを前進させると弾性押圧片の自由端は上下
に広がってパネルを押圧する。このときアダプタの係止
部は電子機器の係止溝内に位置しているが、アダプタは
弾性押圧片のばね作用により押戻され、係止部は係止溝
に確実に係止されて電子機器をパネルに固定する。
電子機器をパネルから取外すときは、アダプタの両操作
片を電子機器の胴部側に押圧する。これにより胴部は内
側にたわんで変形して係止部と係止溝との係止が解除さ
れるので、この状態でアダプタを後方移動すれば、アダ
プタを電子機器の胴部から引き抜くことができる。
[実施例] 第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図は本考案の
要部をなすアダプタの平面図、正面図及び側面図であ
る。両図において、(1)は合成樹脂からなり剛性の高
いアダプタで、ロ字状の本体部(2)の内形は後述の電
子機器(10)の胴部(12)の外形に整合する形状に形成
されている。(3),(3a)は本体部(2)の対向壁か
ら後方に延設された操作片で、本体部(2)の端部から
その内壁と同一平面上に薄肉で延出された平坦部
(4),(4a)と、この平坦部(4),(4a)から段部
(5),(5a)を介して外側に形成された厚肉のつまみ
部(6),(6a)とからなっている。(7),(7a)は
本体部(2)内壁のつまみ部(6),(6a)の延長線上
において、つまみ部(6),(6a)の平坦部(4),
(4a)に近接して突設された係止部である。(8),
(8a)及び(8b),(8c)は基部が本体部(2)の側壁
と一体に形成され、操作片(3),(3a)の反対側に自
由端を有するほぼ八字状の弾性押圧片である。
(10)はパネル(20)の開口部(21)に挿入固定される
電子機器で、前部に設けたつば部(11)と、これより外
形が小さい四角形で比較的薄肉の胴部(12)とからなっ
ており、胴部(12)の側壁には、アダプタ(1)に設け
た係止部(7),(7a)が前進時には通過を妨げず、後
退は阻止する鋸歯状の複数の係止溝(13)が設けられて
いる。(14)は胴部(12)の後面に設けられ、電源や外
部機器と接続される端子盤である。
次に、上記のように構成した本考案の作用を第3図を参
照して説明する。先ず、電子機器(10)をパネルの前面
から開口部に挿入し、つば部(11)をパネル(20)に当
接して位置決めする。次に、パネル(20)の後面から電
子機器(10)の胴部(11)にアダプタ(1)を嵌入す
る。アダプタ(1)が前進すると、内壁に設けた係止部
(7),(7a)が電子機器(10)の胴部(11)に設けた
係止溝(13)上に達するが、この係止溝(13)は係止部
(7),(7a)の前進は妨げないので、アダプタ(1)
はそのまま前進する。
アダプタ(1)がパネル(20)に近づくと、弾性押圧片
(8)〜(8c)の先端部がパネル(2)に当接する。さ
らにアダプタ(1)を前進させると、弾性押圧片(8)
〜(8c)の自由端は上下に広がって弾性変形し、パネル
(10)に強く当接すると共に、その弾性による反力がア
ダプタ(1)を押戻す方向に作用する。これにより、ア
ダプタ(1)の係止部(7),(7a)は電子機器(10)
の係止溝(13)に係止し、電子機器(10)をパネル(2
0)に固定する。このときの係止部(7)と係止溝(1
3)との係止状態を第4図(a)に示す。
次に、電子機器(10)をパネル(20)から取外す場合
は、第3図の状態で操作片(3),(3a)を親指と人差
指で挾んで電子機器(10)の胴部(12)側へ押圧する。
これにより、第4図(b)に示すように、操作片
(3),(3a)の段部(5)が電子機器(10)の胴部
(12)に当接する。このとき、本体部(2)は剛性が大
きいため変形せず、その反作用として比較的肉厚の薄い
電気機器(10)の胴部(12)が内側にたわみ、係止部
(7)が係止溝(13)から外れて係止が解除される。こ
の状態でアダプタ(1)を後退させれば胴部(12)から
引抜くことができる。
また、第4図(c)に示すように、電気機器(10)の胴
部(10)の剛性を大きく構成すると共に、つまみ部
(6),(6a)の平坦部(4),(4a)を薄肉状に形成
し、操作片(3),(3a)を親指と人差指で挾んで胴部
側に押圧すれば、操作片(3),(3a)及び平坦部
(5)を支点として外側にたわみ、係止部(7)が係止
溝(13)から外れるので、この状態でアダプタ(1)を
後退させれば胴部(12)から引き抜くことができる。
上記の説明では、操作片(3),(3a)、係止部
(7),(7a)及び弾性押圧片(8)〜(8a)をアダプ
タ(1)の対向する側壁に設け、また係止溝(13)を電
子機器(10)の胴部(12)の両側壁に設けた場合を示し
たが、これらをアダプタ(1)及び電子機器(10)の胴
部(12)の上下壁にそれぞれ設けてもよい。
また、操作片(3),(3a)と係止部(7),(7a)及
び弾性押圧片(8)〜(8c)をアダプタ(1)の本体部
(2)の同じ辺に設けた場合を示したが、操作片
(3),(3a)と係止部(7),(7a)を一方の対向す
る2辺に、弾性押圧片(8)〜(8a)を他方の対向する
2辺に設けてもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案は、操作片、係
止部及び弾性押圧片を備えたアダプタと、胴部の外壁に
アダプタの係止部が係止する係止溝を有する電子機器と
からなり、アダプタを電子機器の胴部に嵌入してパネル
に当接する弾性押圧片の弾性を利用して係止部を電子機
器の係止溝に係止させてパネルに固定し、また電子機器
をパネルから取外すときは、アダプタの操作片を電子機
器の胴部側に押圧し、胴部を変形させて係止部と係止溝
との係止を解除するようにしたので、ねじ等を使用せず
に着脱をワンタッチで行なうことができる。このためパ
ネルへの着脱がきわめて簡単で、作業を迅速に行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解斜視図、第2図(a)は本
考案の要部をなすアダプタの実施例の平面図、(b)は
正面図、(c)は側面図、第3図は本考案による電子機
器のパネルへの取付状態を示す斜視図、第4図(a),
(b)(c)は本考案の作用説明図である。 (1):アダプタ、(2):本体部、(3),(3a):
操作片、(4),(4a):平坦部、(5),(5a):段
部、(6),(6a):つまみ部、(7),(7a):係止
部、(8)〜(8c):弾性押圧片、(10):電子機器、
(11):つば部、(12):胴部、(13):係止溝、(2
0):パネル、(21):開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】つば部と胴部とからなり、該胴部の対向す
    る外壁にそれぞれ複数の係止溝が形成され、前記胴部が
    パネルの開口部に嵌入される電子機器と、 対向する内壁に前記電子機器の係止溝に係合する係止部
    を有し前記電子機器の胴部に嵌入する本体部と、該本体
    部の前記係止部が形成された対向する2辺から後方に延
    出され前記本体部の内壁とほぼ同じ平面で後方に延出さ
    れた平坦部及び該平坦部から段部を介してその外側から
    後方に延出されたつまみ部からなる操作片と、基部が前
    記本体部の対向する2辺の外壁と一体に形成され前記操
    作片と反対側に自由端を有するほぼ八字状の弾性押圧片
    とからなるアダプタとを備えたことを特徴とする電子機
    器の取付構造。
JP2052090U 1990-03-02 1990-03-02 電子機器の取付構造 Expired - Lifetime JPH0755033Y2 (ja)

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JPH03112986U JPH03112986U (ja) 1991-11-19
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