JP2543733Y2 - Acアダプター - Google Patents

Acアダプター

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JP2543733Y2
JP2543733Y2 JP1990401978U JP40197890U JP2543733Y2 JP 2543733 Y2 JP2543733 Y2 JP 2543733Y2 JP 1990401978 U JP1990401978 U JP 1990401978U JP 40197890 U JP40197890 U JP 40197890U JP 2543733 Y2 JP2543733 Y2 JP 2543733Y2
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JP
Japan
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winding
antenna return
adapter
return resistor
flange
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繁信 児玉
克昇 中井
重雄 山岸
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、アンテナリターン抵
抗器の取り付け作業を簡素化したACアダプターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ACアダプターを別紙図4に
従って説明する。図において、1はTVやチュウナー等
に使用されるACアダプターであり、ボビン2の上部鍔
部3と中間鍔部4との間に第1の巻線5が巻回されてい
る。又、中間鍔部4と下部鍔部6との間には第2の巻線
7が巻回されてあり、該下部鍔部6裏面の前部にブレー
ド8、8が装着されている。そして、第2の巻線7の両
端部に該ブレード8、8を接続すると共に、アース側の
ブレード8に突設した接続ピン9にアンテナリターン抵
抗器10の一方のリード端子11を接続している。更
に、該アンテナリターン抵抗器10の他方のリード端子
12はリード線13を介して前記第1の巻線5の端部に
接続されている。又、図示はしないが、アンテナリター
ン抵抗器10の外周面に絶縁チューブを被覆する。而し
て、アンテナに落雷した際に、該アンテナリターン抵抗
器10にて電圧を下げて、前記TVやチューナー等の電
子機器を保護している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のACア
ダプターにおけるアンテナリターン抵抗器の取り付け装
置は、リード線を用いてアンテナリターン抵抗器を第1
の巻線とアース側のブレードとの間に接続しているの
で、リード線と巻線との接続、アンテナリターン抵抗器
のリード端子と巻線との接続、そして、該アンテナリタ
ーン抵抗器のリード端子とリード線との接続を要してい
る。従って、該アンテナリターン抵抗器の取り付け作業
が煩雑になり、生産性を悪化させている。
【0004】そこで、ACアダプターのアンテナリター
ン抵抗器を容易に取り付けられるようにして作業性及び
生産性を向上するために解決されるべき技術的課題が生
じてくるのであり、本考案は、該課題を解決することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、ボビンの一側
部の鍔部と中間鍔部との間に第1の巻線を巻回し、該中
間鍔部と他側部の鍔部との間に第2の巻線を巻回すると
共に、該他側部の鍔部側にブレードを装着し、該ボビン
の一側部の鍔部に接続部を設け、該接続部にて第1の巻
線とアンテナリターン抵抗器の一方のリード端子とを接
続し、他方のリード端子をアース側のブレードに接続し
て成るACアダプターに於て、前記中間鍔部のアース側
のブレード直上に凹欠部を設け、前記アンテナリターン
抵抗器の略中間部を該凹欠部に嵌合して該アンテナリタ
ーン抵抗器を中間鍔部に固定したACアダプターを提供
するものである。
【0006】
【作用】アンテナリターン抵抗器の一方のリード端子は
第1の巻線と接続され、他方のリード端子をアース側の
ブレードに接続しているので、従来のものと同様に例え
ばアンテナに落雷があっても、該アンテナリターン抵抗
器によってACアダプターは安全に保護せられることは
当然であるが、この考案に於てはアース側のブレード直
上部分の中間鍔部に凹欠部を設けているので、該アンテ
ナリターン抵抗器の略中間部を該凹欠部に嵌合して固定
することができる。従って、該アンテナリターン抵抗器
は安定的に該中間鍔部に固定されることになり、第1及
び第2の夫々の巻線及びコアから確実に隔離され、且
つ、接近又は接触するようなことはない
【0007】
【実施例】以下この考案の一実施例を別紙図1乃至図3
に従って詳述する。図において、20はACアダプター
であり、図1及び図2に示すように、該ACアダプター
20はコア21の中央にボビン22を嵌着している。該
ボビン22には上部鍔部23と中間鍔部24との間に第
1の巻線(2次巻線)25が巻回されてあり、該中間鍔
部24と下部鍔部26との間に第2の巻線(1次巻線)
27が巻回されている。又、ボビン22の下部鍔部26
の下面前部にはブレード28、28aが装着されてい
る。そして、第1の巻線25の両端部は電子機器等のケ
ーブル29に接続され、第2の巻線27の両端部は該ブ
レード28、28aに接続されている。
【0008】又、上部鍔部23のアース側のブレード2
8aの直上には接続ピン30を上方に突設して装着して
あり、該接続ピン30に第1の巻線25の一端部近傍を
接続している。因みに、該第1の巻線25の一端部は該
接続ピン30に接続して後方(図2中右方)へ反転し、
ACアダプター20の後方にて上部鍔部23の切欠部へ
からげて前記ケーブル29へ接続してある。この接続ピ
ン30にはアンテナリターン抵抗器31の一方のリード
端子32をからげて接続してあり、該アンテナリターン
抵抗器31と第1の巻線25との接続部33を形成して
いる。
【0009】更に、該アンテナリターン抵抗器31の他
方のリード端子34はアース側のブレード28aに突設
した接続ピン35に接続され、該アース側のブレード2
8aと前記第1の巻線25との間にアンテナリターン抵
抗器31を設けている。一方、前記中間鍔部24のアー
ス側のブレード28a直上に凹部36が設けられてお
り、そして、図3に示すように、該アンテナリターン抵
抗器31の略中間部が該凹欠部36内に押し込まれて嵌
合されている。斯くして、該アンテナリターン抵抗器3
1は中間鍔部24に安定的に固定されて揺動することが
なくなり、第1の巻線25或いは第2の巻線27から隔
離されて相互に接触するようなことはない。
【0010】斯くして、アンテナ(図示せず)に落雷し
ても当該アンテナリターン抵抗器31にて電圧を低下さ
せ、このACアダプター20を装着した電子機器を保護
する。尚、この考案は上記一実施例に限定されるべきで
はなく、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を
なすことができ、そして、この考案が該改変されたもの
に及ぶことは当然である。
【0011】本考案は、上記一実施例にて詳述したよう
に、アンテナリターン抵抗器の一方のリード端子を第1
の巻線と接続し、他方のリード端子をアース側のブレー
ドに接続したACアダプターに於て、アース側のブレー
ド直上に位置する中間鍔部の部位に凹欠部を設け、この
凹欠部にアンテナリターン抵抗器の中間部を押し込んで
嵌着させることにより、該アンテナリターン抵抗器の中
間部位が該凹欠部に嵌着されて該アンテナリターン抵抗
器が該中間鍔部に固定される。而も、該固定の方法も前
記凹欠部に押し込むだけの操作で足りるので、該アンテ
ナリターン抵抗器の固定操作も極めて容易且つ適切に行
われる。 斯くの如く、略中間部を中間鍔部に固定せられ
たアンテナリターン抵抗器は不慮揺動することがなくな
るので、第1及び第2の夫々の巻線及びコアから確実に
隔離され、且つ、接近又は接触するようなことがなくな
り、譬え、アンテナに落雷があってもACアダプターは
該落雷から防護せられるのである
【0012】従って、部品点数を削減することができる
ので、コストを低減すると共に、アンテナリターン抵抗
器の取り付け作業を簡素化して生産性を向上することが
できる等実用的価値のある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ACアダプターの正面図である。
【図2】ACアダプターの側面図である。
【図3】要部の一部切欠拡大側面図である。
【図4】従来例を示すACアダプターの側面図である。
【符号の説明】
20 ACアダプター 22 ボビン 23 上部鍔部 24 中間鍔部 25 第1の巻線 26 下部鍔部 27 第2の巻線 28、28a ブレード 31 アンテナリターン抵抗器 32、34 リード端子 33 接続部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビンの一側部の鍔部と中間鍔部との間
    に第1の巻線を巻回し、該中間鍔部と他側部の鍔部との
    間に第2の巻線を巻回すると共に、該他側部の鍔部側に
    ブレードを装着し、該ボビンの一側部の鍔部に接続部を
    設け、該接続部にて第1の巻線とアンテナリターン抵抗
    器の一方のリード端子とを接続し、他方のリード端子を
    アース側のブレードに接続して成るACアダプターに於
    て、前記中間鍔部のアース側のブレード直上に凹欠部を
    設け、前記アンテナリターン抵抗器の略中間部を該凹欠
    部に嵌合して該アンテナリターン抵抗器を中間鍔部に固
    したことを特徴とするACアダプター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5962415A (ja) * 1982-10-01 1984-04-09 東洋製罐株式会社 自立性パウチの拡開方法
JPS5991755A (ja) * 1982-11-18 1984-05-26 Japanese National Railways<Jnr> 通信路切替方式およびその装置

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