JPH11185575A - 高圧気中開閉器 - Google Patents
高圧気中開閉器Info
- Publication number
- JPH11185575A JPH11185575A JP9355985A JP35598597A JPH11185575A JP H11185575 A JPH11185575 A JP H11185575A JP 9355985 A JP9355985 A JP 9355985A JP 35598597 A JP35598597 A JP 35598597A JP H11185575 A JPH11185575 A JP H11185575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relay
- arrester
- box body
- grounded
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 気中開閉器の箱体内に避雷器及びリレー回路
を内蔵し、避雷器の接地回路を箱体と一体にし、リレー
接点を外部回路に引き出す構造では、避雷器の避雷電流
が箱体を介して外部回路に誘導されてその破損を招く恐
れがある。 【解決手段】 避雷器３の接地回路は箱体１とは絶縁端
子３Ａで絶縁して接地し、箱体は別途の接地装置６で接
地する。
を内蔵し、避雷器の接地回路を箱体と一体にし、リレー
接点を外部回路に引き出す構造では、避雷器の避雷電流
が箱体を介して外部回路に誘導されてその破損を招く恐
れがある。 【解決手段】 避雷器３の接地回路は箱体１とは絶縁端
子３Ａで絶縁して接地し、箱体は別途の接地装置６で接
地する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、避雷器及びリレー
回路を内蔵する高圧気中開閉器に係り、特に地絡リレー
などの内蔵回路と外部回路を接続するための高圧気中開
閉器構造に関する。
回路を内蔵する高圧気中開閉器に係り、特に地絡リレー
などの内蔵回路と外部回路を接続するための高圧気中開
閉器構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】避雷器内蔵形高圧気中開閉器は、図２に
示すように、箱体１内には開閉器本体２と、この本体２
の接地側とアース間に避雷器３を設ける。避雷器３の接
地線は箱体１と一体となって接地される。
示すように、箱体１内には開閉器本体２と、この本体２
の接地側とアース間に避雷器３を設ける。避雷器３の接
地線は箱体１と一体となって接地される。
【０００３】また、開閉器本体２及びそれに接続される
線路の地絡を検出する地絡リレー４は、開閉器本体２の
電流や電圧から地絡や方向も検出し、その接点４Ａの開
閉状態信号を外部回路５に出力し、外部回路５から表示
出力や中央の監視制御装置等に伝送する。
線路の地絡を検出する地絡リレー４は、開閉器本体２の
電流や電圧から地絡や方向も検出し、その接点４Ａの開
閉状態信号を外部回路５に出力し、外部回路５から表示
出力や中央の監視制御装置等に伝送する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成において、
避雷器３に避雷電流が流れたとき、その接地線が箱体１
と一体となっているため、箱体１の対地電位が上昇す
る。この対地電位の上昇は、インパルス状に電位が変化
し、この電位変化がリレー４の接点４Ａに誘導され、外
部回路５のインパルス耐量を越えるとその破損を招く恐
れがある。
避雷器３に避雷電流が流れたとき、その接地線が箱体１
と一体となっているため、箱体１の対地電位が上昇す
る。この対地電位の上昇は、インパルス状に電位が変化
し、この電位変化がリレー４の接点４Ａに誘導され、外
部回路５のインパルス耐量を越えるとその破損を招く恐
れがある。
【０００５】この課題を解決するには、避雷器３を開閉
器から切り離した別の場所に設置することで済むが、装
置全体の大型化を招く。逆に、リレー４を開閉器の箱体
１の外部に設けることが考えられるが、開閉器の接続導
体と変流器等との結合設備が大型になる。また、リレー
４の接点４Ａと外部回路５の接続に光ファイバーなど電
気的に絶縁できる信号伝達手段とすることも考えられる
が、光と電気の変換手段と光ファイバー伝送路を必要と
するなど、リレー回路が複雑になる。
器から切り離した別の場所に設置することで済むが、装
置全体の大型化を招く。逆に、リレー４を開閉器の箱体
１の外部に設けることが考えられるが、開閉器の接続導
体と変流器等との結合設備が大型になる。また、リレー
４の接点４Ａと外部回路５の接続に光ファイバーなど電
気的に絶縁できる信号伝達手段とすることも考えられる
が、光と電気の変換手段と光ファイバー伝送路を必要と
するなど、リレー回路が複雑になる。
【０００６】本発明の目的は、避雷器及びリレーを内蔵
しながらリレーの外部回路へのインパルス電流の誘導を
確実に抑制できる高圧気中開閉器を提供することにあ
る。
しながらリレーの外部回路へのインパルス電流の誘導を
確実に抑制できる高圧気中開閉器を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、避雷器の接地回路を開閉器の箱体とは絶縁
して接地する構造とするもので、以下の構成を特徴とす
る。
決するため、避雷器の接地回路を開閉器の箱体とは絶縁
して接地する構造とするもので、以下の構成を特徴とす
る。
【０００８】箱体内に開閉器本体と共に避雷器及びリレ
ー回路を内蔵し、リレー回路の接点出力を外部回路に引
き出す構造の高圧気中開閉器において、前記避雷器の接
地回路は前記箱体とは絶縁して接地し、前記箱体は別途
の接地装置で接地した構造を特徴とする。
ー回路を内蔵し、リレー回路の接点出力を外部回路に引
き出す構造の高圧気中開閉器において、前記避雷器の接
地回路は前記箱体とは絶縁して接地し、前記箱体は別途
の接地装置で接地した構造を特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態を示す
高圧気中開閉器の構成である。同図が図２と異なる部分
は、避雷器３の接地線は箱体１とは絶縁端子３Ａで絶縁
して外部に引き出され、接地される点にある。箱体１は
別途の接地装置６により接地される。
高圧気中開閉器の構成である。同図が図２と異なる部分
は、避雷器３の接地線は箱体１とは絶縁端子３Ａで絶縁
して外部に引き出され、接地される点にある。箱体１は
別途の接地装置６により接地される。
【００１０】この構成により、避雷器３に避雷電流が流
れたときにも、箱体１の対地電位の上昇を抑制すること
ができる。
れたときにも、箱体１の対地電位の上昇を抑制すること
ができる。
【００１１】これにより、避雷器及びリレーを内蔵する
気中開閉器構成にしながら、避雷器３の避雷電流でリレ
ー４の接点４Ａ等にインパルス電流が誘導されるのを抑
制し、これに接続される外部回路５の破損を抑制でき
る。
気中開閉器構成にしながら、避雷器３の避雷電流でリレ
ー４の接点４Ａ等にインパルス電流が誘導されるのを抑
制し、これに接続される外部回路５の破損を抑制でき
る。
【００１２】また、構造的には、避雷器３及びリレー４
を内蔵したものにでき、装置の大型化を招くことない。
また、避雷器内部リレー４と外部回路５の接続も通常の
信号ケーブルによる接続で済み、リレー回路が複雑にな
ることはない。
を内蔵したものにでき、装置の大型化を招くことない。
また、避雷器内部リレー４と外部回路５の接続も通常の
信号ケーブルによる接続で済み、リレー回路が複雑にな
ることはない。
【００１３】なお、開閉器内に設けるリレーは、地絡リ
レーに限らず、電圧リレーなど他のリレーも設ける構造
にも適用できる。
レーに限らず、電圧リレーなど他のリレーも設ける構造
にも適用できる。
【００１４】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、避雷器
の接地回路を開閉器の箱体とは絶縁して接地する構造と
するため、避雷器及びリレーを内蔵しながらリレーの外
部回路へのインパルス電流の誘導を確実に抑制し、外部
回路の破損を防止できる。また、装置の大型化や複雑化
を招くこともない。
の接地回路を開閉器の箱体とは絶縁して接地する構造と
するため、避雷器及びリレーを内蔵しながらリレーの外
部回路へのインパルス電流の誘導を確実に抑制し、外部
回路の破損を防止できる。また、装置の大型化や複雑化
を招くこともない。
【図１】本発明の実施形態を示す高圧気中開閉器の構
成。
成。
【図２】従来の開閉器構成。
１…箱体 ２…開閉器本体 ３…避雷器 ３Ａ…絶縁端子 ４…地絡リレー ５…外部回路 ６…接地装置
Claims (1)
- 【請求項１】 箱体内に開閉器本体と共に避雷器及びリ
レー回路を内蔵し、リレー回路の接点出力を外部回路に
引き出す構造の高圧気中開閉器において、 前記避雷器の接地回路は前記箱体とは絶縁して接地し、
前記箱体は別途の接地装置で接地した構造を特徴とする
高圧気中開閉器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9355985A JPH11185575A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 高圧気中開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9355985A JPH11185575A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 高圧気中開閉器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11185575A true JPH11185575A (ja) | 1999-07-09 |
Family
ID=18446743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9355985A Pending JPH11185575A (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 高圧気中開閉器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11185575A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002238110A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-23 | Kawamura Electric Inc | 盤用避雷器 |
| CN108597967A (zh) * | 2018-01-17 | 2018-09-28 | 安徽中骄智能科技有限公司 | 一种基于金属片推离式的热脱扣断路保护装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02123687A (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-11 | Toshiba Corp | 避雷器の異常検出装置 |
| JPH04261307A (ja) * | 1991-01-10 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 接地装置 |
-
1997
- 1997-12-25 JP JP9355985A patent/JPH11185575A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02123687A (ja) * | 1988-11-01 | 1990-05-11 | Toshiba Corp | 避雷器の異常検出装置 |
| JPH04261307A (ja) * | 1991-01-10 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 接地装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002238110A (ja) * | 2001-02-13 | 2002-08-23 | Kawamura Electric Inc | 盤用避雷器 |
| CN108597967A (zh) * | 2018-01-17 | 2018-09-28 | 安徽中骄智能科技有限公司 | 一种基于金属片推离式的热脱扣断路保护装置 |
| CN108597967B (zh) * | 2018-01-17 | 2019-09-13 | 安徽中骄智能科技有限公司 | 一种基于金属片推离式的热脱扣断路保护装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070109 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070508 |