JPH04261307A - 接地装置 - Google Patents
接地装置Info
- Publication number
- JPH04261307A JPH04261307A JP151191A JP151191A JPH04261307A JP H04261307 A JPH04261307 A JP H04261307A JP 151191 A JP151191 A JP 151191A JP 151191 A JP151191 A JP 151191A JP H04261307 A JPH04261307 A JP H04261307A
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- JP
- Japan
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- grounding
- building structure
- conductive structure
- electrical equipment
- electric equipment
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 6
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は建屋構造物内に配設さ
れたコンピュータ設備や計装制御設備等の電気設備を接
地する接地装置の改良に関するものである。
れたコンピュータ設備や計装制御設備等の電気設備を接
地する接地装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば文献〔実践ノイズ逓減技法
(P82〜85)発行所:日本技術経済センター〕に示
された従来の接地装置を示す構成図であり、図において
、1は導体を網目状に形成し地中に埋設してなる接地導
体、2は上記構造物を構成する鉄筋や鉄骨等の導電性構
造物、3は上記建屋構造物内に配設されたコンピュータ
設備や計装制御設備等の電気設備であり、3aおよび3
bはその電気回路およびケース、4は電気回路3aを接
地導体1に直接接地する第1の接地線で、導電性構造物
2とは絶縁されている。5はケース3bを導電性構造物
2に接続する第2の接地線、6は導電性構造物2を接地
導体1に接続する導体、7は導電性構造物2にボルトや
溶接等により取付けられた避雷針である。
(P82〜85)発行所:日本技術経済センター〕に示
された従来の接地装置を示す構成図であり、図において
、1は導体を網目状に形成し地中に埋設してなる接地導
体、2は上記構造物を構成する鉄筋や鉄骨等の導電性構
造物、3は上記建屋構造物内に配設されたコンピュータ
設備や計装制御設備等の電気設備であり、3aおよび3
bはその電気回路およびケース、4は電気回路3aを接
地導体1に直接接地する第1の接地線で、導電性構造物
2とは絶縁されている。5はケース3bを導電性構造物
2に接続する第2の接地線、6は導電性構造物2を接地
導体1に接続する導体、7は導電性構造物2にボルトや
溶接等により取付けられた避雷針である。
【0003】次に動作について説明する。電気設備3と
は別に建物構造物内に配設されたモータや電源回路等の
大電力回路からなる他の電気設備(図示せず)の地絡等
により導電性構造物2に商用周波電流からなる低周波の
事故電流が流れると、導電性構造物2自体の持つインピ
ーダンスにより導電性構造物2に局所的な電位変動が生
じ、第2の接地線5により導電性構造物2に接続されて
いるケース3bには上記電位変動が加わる。一方第1の
接地線4は導電性構造物2とは絶縁されているので、第
1の接地線4には上記事故電流が流れず電気回路3aに
は接地導体1の電位が得られる。また電気回路3aとケ
ース3b間の上記事故電流によって生じる電位差は小さ
いので絶縁破壊等による電気回路3aの接地への影響は
なく、さらに第1の接地線4により接地導体1へ他の複
数の電気設備と一点接地が行なえ、接地導体1に上記地
絡等によって流れる商用周波電流により接地への影響も
ない。
は別に建物構造物内に配設されたモータや電源回路等の
大電力回路からなる他の電気設備(図示せず)の地絡等
により導電性構造物2に商用周波電流からなる低周波の
事故電流が流れると、導電性構造物2自体の持つインピ
ーダンスにより導電性構造物2に局所的な電位変動が生
じ、第2の接地線5により導電性構造物2に接続されて
いるケース3bには上記電位変動が加わる。一方第1の
接地線4は導電性構造物2とは絶縁されているので、第
1の接地線4には上記事故電流が流れず電気回路3aに
は接地導体1の電位が得られる。また電気回路3aとケ
ース3b間の上記事故電流によって生じる電位差は小さ
いので絶縁破壊等による電気回路3aの接地への影響は
なく、さらに第1の接地線4により接地導体1へ他の複
数の電気設備と一点接地が行なえ、接地導体1に上記地
絡等によって流れる商用周波電流により接地への影響も
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の接地装置は以上
のように構成されているので、商用周波による事故電流
等においては、電気設備3の接地への影響はないが、導
電性構造物2に取付けられた避雷針に直雷があった場合
、雷サージにより導電性構造物2全体に発生する高周波
電位変動に対しては、導電性構造物2での電位変動と、
接地導体1での電位変動と同じ変化をする電気設備3の
電気回路3aの電位変動に時間的な位相差を生じ、電気
回路3aとケース3b間に相対的に電位変動を生じ大き
な電位差を生じ絶縁破壊による電気回路3aの接地への
影響を生じる等問題点があった。
のように構成されているので、商用周波による事故電流
等においては、電気設備3の接地への影響はないが、導
電性構造物2に取付けられた避雷針に直雷があった場合
、雷サージにより導電性構造物2全体に発生する高周波
電位変動に対しては、導電性構造物2での電位変動と、
接地導体1での電位変動と同じ変化をする電気設備3の
電気回路3aの電位変動に時間的な位相差を生じ、電気
回路3aとケース3b間に相対的に電位変動を生じ大き
な電位差を生じ絶縁破壊による電気回路3aの接地への
影響を生じる等問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、建物構造物を構成する導電性構
造物に直雷等により高周波電位変動が発生しても、上記
建物構造物内に配設された電気設備をその影響を受ける
ことなく接地し得る接地装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、建物構造物を構成する導電性構
造物に直雷等により高周波電位変動が発生しても、上記
建物構造物内に配設された電気設備をその影響を受ける
ことなく接地し得る接地装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る接地装置
は建物構造物に配設された電気設備の電気回路を大地に
配設された接地導体に第1の接地線で接続すると共に、
上記電気設備のケースを上記建物構造物を構成する導電
性構造物に第2の接地線で接続し、上記第1の接地線を
絶縁部材を介し金属被覆部材で被覆し、上記金属被覆部
材を上記導電性構造物に接続するようにしたものである
。
は建物構造物に配設された電気設備の電気回路を大地に
配設された接地導体に第1の接地線で接続すると共に、
上記電気設備のケースを上記建物構造物を構成する導電
性構造物に第2の接地線で接続し、上記第1の接地線を
絶縁部材を介し金属被覆部材で被覆し、上記金属被覆部
材を上記導電性構造物に接続するようにしたものである
。
【0007】
【作用】この発明における接地装置は電気設備の電気回
路を大地に配設された接地導体に接続する第1の接地線
と、この第1の接地線を絶縁部材を介し被覆する金属被
覆部材間のキャパシタンスにより、高周波に対しては上
記第1の接地線と上記金属被覆部材間のインピーダンス
が小さく、上記建物構造物への直雷により上記建物構造
物を構成する導電性構造物に高周波電位変動が生じても
、上記電気設備のケースと電気回路間に電位差が発生せ
ず絶縁破壊等による上記電気回路の接地への影響が防止
される。
路を大地に配設された接地導体に接続する第1の接地線
と、この第1の接地線を絶縁部材を介し被覆する金属被
覆部材間のキャパシタンスにより、高周波に対しては上
記第1の接地線と上記金属被覆部材間のインピーダンス
が小さく、上記建物構造物への直雷により上記建物構造
物を構成する導電性構造物に高周波電位変動が生じても
、上記電気設備のケースと電気回路間に電位差が発生せ
ず絶縁破壊等による上記電気回路の接地への影響が防止
される。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
り、図2と異なるところは、第1の接地線4を絶縁部材
8を介し金属被覆部材9で被覆し、金属被覆部材9の複
数箇所を導電性構成物2に導体10で接続すると共に接
地導体1に接続した点である。
り、図2と異なるところは、第1の接地線4を絶縁部材
8を介し金属被覆部材9で被覆し、金属被覆部材9の複
数箇所を導電性構成物2に導体10で接続すると共に接
地導体1に接続した点である。
【0009】次に動作について説明する。モータ等の大
電力回路からなる他の電気設備(図示せず)の地絡等の
商用周波の事故電流等の動作については前述の従来のも
のと同様故、その説明を省略し、以下高周波サージにつ
いて説明する。避雷針7を介し建物構造物への直雷によ
り導電性構造物2に高周波サージ電流が流れると導電性
構造物2自体の持つインピーダンスにより導電性構造物
2に高周波電位変動が生じるが、このような高周波に対
しては第1の接地線4と金属被覆部材9間のキャパシタ
ンスにより、第1の接地線4と金属被覆部材9間のイン
ピーダンスが小さくなり、電気回路3aおよびケース3
bの電位は導電性構造物2の高周波電位変動に追随して
略同電位で変動し、電気回路3aとケース3b間には電
位差が発生せず絶縁破壊等による電気回路3aの接地へ
の影響が防止される。
電力回路からなる他の電気設備(図示せず)の地絡等の
商用周波の事故電流等の動作については前述の従来のも
のと同様故、その説明を省略し、以下高周波サージにつ
いて説明する。避雷針7を介し建物構造物への直雷によ
り導電性構造物2に高周波サージ電流が流れると導電性
構造物2自体の持つインピーダンスにより導電性構造物
2に高周波電位変動が生じるが、このような高周波に対
しては第1の接地線4と金属被覆部材9間のキャパシタ
ンスにより、第1の接地線4と金属被覆部材9間のイン
ピーダンスが小さくなり、電気回路3aおよびケース3
bの電位は導電性構造物2の高周波電位変動に追随して
略同電位で変動し、電気回路3aとケース3b間には電
位差が発生せず絶縁破壊等による電気回路3aの接地へ
の影響が防止される。
【0010】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば建物構
造物に配設された電気設備の電気回路を、絶縁部材を介
し金属被覆部材で被覆された第1の接地線により大地に
配設された接地導体に接続し、上記電気設備のケースを
上記建物構造物を構成する導電性構造物に第2の接地線
により接続しているので、低周波に対しては上記接地導
体に一点接地とすることができ、他の電気設備の事故電
流等による接地への影響が防止されると共に、高周波に
対しては上記第1の接地線と上記金属被覆部材間のキャ
パシタにより、上記第1の接地線と上記金属被覆部材間
のインピーダンスが小さくなり、上記ケースおよび上記
電気回路の電位は上記建物構造物への直雷等による上記
導電性構造物の高周波電位変動に追随し略同電位となり
、上記ケースと上記電気回路間に電位差が発生せず絶縁
破壊等による接地への影響がなく、高周波サージに対し
ても有効な接地が行なえる。
造物に配設された電気設備の電気回路を、絶縁部材を介
し金属被覆部材で被覆された第1の接地線により大地に
配設された接地導体に接続し、上記電気設備のケースを
上記建物構造物を構成する導電性構造物に第2の接地線
により接続しているので、低周波に対しては上記接地導
体に一点接地とすることができ、他の電気設備の事故電
流等による接地への影響が防止されると共に、高周波に
対しては上記第1の接地線と上記金属被覆部材間のキャ
パシタにより、上記第1の接地線と上記金属被覆部材間
のインピーダンスが小さくなり、上記ケースおよび上記
電気回路の電位は上記建物構造物への直雷等による上記
導電性構造物の高周波電位変動に追随し略同電位となり
、上記ケースと上記電気回路間に電位差が発生せず絶縁
破壊等による接地への影響がなく、高周波サージに対し
ても有効な接地が行なえる。
【図1】この発明の一実施例による接地装置の構成図で
ある。
ある。
【図2】従来の接地装置を示す構成図である。
1 接地導体
2 導電性構造物
3 電気設備
3a 電気回路
3b ケース
4 第1の接地線
5 第2の接地線
8 絶縁部材
9 金属被覆部材
10 導体
Claims (1)
- 【請求項1】 建屋構造物内に配設された電気設備の
電気回路を大地に配設された接地導体に接続する第1の
接地線と、上記建屋構造物を構成する導電性構造物に上
記電気設備のケースを接続する第2の接地線とを備えた
ものにおいて、上記第1の接地線を絶縁部材を介し金属
被覆部材で被覆すると共に、上記金属被覆部材を上記導
電性構造物に接続するようにしたことを特徴とする接地
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP151191A JPH04261307A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 接地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP151191A JPH04261307A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 接地装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261307A true JPH04261307A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=11503511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP151191A Pending JPH04261307A (ja) | 1991-01-10 | 1991-01-10 | 接地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04261307A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11185575A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Meidensha Corp | 高圧気中開閉器 |
JP2017099086A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 富士電機株式会社 | 電力変換システム |
-
1991
- 1991-01-10 JP JP151191A patent/JPH04261307A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11185575A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Meidensha Corp | 高圧気中開閉器 |
JP2017099086A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 富士電機株式会社 | 電力変換システム |
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