JP2543658Y2 - 画像形成装置の像担持回転体 - Google Patents

画像形成装置の像担持回転体

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JP2543658Y2
JP2543658Y2 JP9824190U JP9824190U JP2543658Y2 JP 2543658 Y2 JP2543658 Y2 JP 2543658Y2 JP 9824190 U JP9824190 U JP 9824190U JP 9824190 U JP9824190 U JP 9824190U JP 2543658 Y2 JP2543658 Y2 JP 2543658Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、画像形成装置の像担持回転体に関し、詳
しくは感光体ドラムの改良に関するものである。
[従来の技術] 従来より、電子写真方式の画像形成装置においては、
半径方向に弾性限度内で変形可能な感光体(像担持体本
体)と、該感光体の半径方向内側への変形を拘束しない
ように感光体の両端外周部を包囲して支持する支持部材
とからなる感光体ドラム(像担持体)が用いられてい
る。
この弾性変形可能な感光体ドラムは、現像ローラ(現
像剤担持体)の材質が限定されることなく、広範囲から
選択することができ、比較的弱い当接圧力で広く均一な
現像接触幅を得ることが可能であり、また、前記支持部
材から感光体への駆動力の伝達手段としては、支持部材
と感光体との間にゴム層を設けて摩擦力で駆動させるこ
とが有効であることは公知である。
更に、感光体ドラムには現像ローラの芯金の対向電極
が必要で、一般には感光体の表面の感光体層の下の素管
にはアルミニウムなどの金属を使用し、その素管の電位
を一定に維持しつつ、現像ローラの芯金の電位を制御し
て現像ポテンシャルを制御し、画像の濃度調節を行って
いる。
この場合、前記支持部材と感光体との間に設けたゴム
層を、該感光体の素管の電位を制御するための、支持部
材と素管との電荷の伝達手段として使用すると、ゴムは
誘電性の材料であるため、その回路構成は第9図(b)
に示すように、素管とアースとの間にコンデンサが入る
ことになる(5はゴム層、2は感光体、4は現像ロー
ラ、第9図(a)はゴム層を用いない場合)。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の感光体ドラムユニットにお
いては、素管とアースとの間にコンデンサが入っている
ため、感光体ドラムの周りの帯電、露光、現像、転写、
クリーニング、除電という種々のプロセスから電気的な
影響を受けやすく、素管の電位が不安定となって現像ポ
テンシャルの制御が非常に困難となり、画像に濃度ムラ
が発生してしまうという問題点があった。
この考案はこの問題点を解決して、例えば感光体ドラ
ムの感光体と支持部材との間に設けた層の材料に誘電性
材料を使用しても、容易に感光体の素管の電位を一定に
維持することができる画像形成装置の像担持回転体を提
供することを課題としている。
[課題を解決するための手段] この考案の要旨とするところは、請求項1記載の考案
では半径方向に弾性限度内で変形可能な中空円筒形の像
担持体本体と、該像担持体本体の半径方向内側への変形
を妨げないように像担持体本体の両端外周部を所定の摩
擦力をもって包囲して支持する誘電性材料層を、その内
周部に有する支持部材とから成る画像形成装置の像担持
回転体であって、誘電性の材料からなる接地されたブラ
シを、前記像担持体本体の外周面に接するように前記支
持部材の内周部に設け、または同ブラシを前記像担持体
本体の内周面に接触させたことにある。
[作用] したがって、像担持体本体の両端外周部を所定の摩擦
力をもって包囲して支持する誘電性材料層とは別に導電
性の接地されたブラシを設けているので、電荷がスムー
ズに中空円筒に伝わり、外部からの影響を受けることな
く、電位は一定に維持される。
[実施例] 第1図(a)において、像担持回転体としての感光体
ドラム1は中空円筒形の感光体2及び感光体2を支持す
る支持部材3からなっている。この感光体2には現像ロ
ーラ4が所定の圧力で当接しており、感光体2の回転に
伴って回転する。ところで、感光体2は第2図に示すよ
うに、例えば外径60mm、肉厚0.15mm、長さ250mmのアル
ミニウムの素管2aに感光体層2bを塗布したものであっ
て、素管2aの弾性限度内で、半径方向に変形自在とされ
ている。また、支持部材3は第3図に示すように、例え
ば内径67mmのステンレスで形成され、素管2aと接触する
部分は厚さ約1mmのゴム層5と、第4図及び第5図に示
すように、長さ約1mmの導電性材料からなる支持部材3
を通じて接地されたブラシ6とが接触面積を略2等分す
る形で介在している。このブラシ6は、支持部材3の内
周部に設けられており、また、素管2aの外周面に接触し
やすいように1mmよりやや長めに形成されている。
上記構成において、支持部材3と現像ローラ4を連れ
回り方向に回転させても、感光体2と支持部材3の内周
部に配設されたゴム層5との間の静止摩擦力は十分に大
きく、感光体2とゴム層5との間には滑りは生じない。
また、素管2aは他のプロセスからの影響を受けることな
く、電位は一定に維持される。
次に他の実施例を説明する。第6図(a),(b)に
おいて、この実施例の構成は、第1図(a),(b)と
略同様であり、感光体ドラム7は半径方向に弾性限度内
で変形自在であって、アルミニウムの素管2aとその表面
の感光体層2bとで形成される感光体2(第7図参照)
と、その両端部を支持する支持部材8とから構成されて
いる。感光体2には現像ローラ4が所定の圧力で当接し
ている。支持部材8は円筒形に形成されていて、図示し
ないコロ軸受により支持されまた、第6図(a)に示す
ように、その外周面にはギヤ歯受け帯8aが形成されてい
て、第6図(b)に示すように駆動ギヤ9により駆動さ
れる。さらに、この支持部材8は第8図に示すように、
素管2aと接する部分には厚さ約1mmのゴム層5が介在し
ている。そして、支持部材8は円筒形であるから、感光
体2の内部の素管2aの半径方向内側への変形を妨げない
位置に、接地された電極である誘電性ブラシ10が外側か
ら挿入して取り付けられ、支持部材8の回転に関係なく
常に素管2aの内周面に接触している。
上記の構成において、支持部材8と現像ローラ4を連
れ回り方向に回転させても、感光体2と支持部材8との
間の静止摩擦力は充分大きく、該感光体2と支持部材8
との間には滑りは生じない。また、素管2aは、他のプロ
セスからの影響を受けることなく、電位を一定に維持す
ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、像担持体の
両端外周部を所定の摩擦力をもって包囲して支持する誘
電性材料とは別に導電性の接地されたブラシを設けたの
で、中空円筒本体は外部から影響を受けることなく、容
易に、その電位を一定に維持することができる。特に、
中空円筒が感光体である場合は、現像ローラの対向電極
としての感光体の素管の電位を、外部の種々の現像プロ
セスからの影響を受けることなく一定に維持することが
できるため、現像ポテンシャルが不安定になることがな
く、画像の濃度ムラの発生を防止でき、良好な画像を安
定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)はこの考案の実施例を示す感光
体ドラムの正面図及び側面図、第2図は第1図(a)の
A−A′断面図、第3図は第1図(a)のB−B′断面
図、第4図は第1図(a)のC−C′断面図、第5図は
第1図(b)のD−D′断面図、第6図(a)及び
(b)はこの考案の他の実施例を示す感光体ドラムの正
面図及び側面図、第7図は第6図(a)のA−A′断面
図、第8図は第6図(a)のB−B′断面図、第9図
(a)及び(b)は感光体に印加された電圧に関する回
路構成図である。 1,6……像担持体(感光体ドラム)、2……像担持体本
体(感光体)、3,8……支持部材、6,10……ブラシ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−26882(JP,A) 特開 昭61−162063(JP,A) 特開 昭62−177881(JP,A) 特開 昭63−249158(JP,A) 特開 昭64−88485(JP,A) 特開 平3−263078(JP,A) 実開 昭63−58242(JP,U) 実開 昭61−94865(JP,U) 実開 昭63−160558(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半径方向に弾性限度内で変形可能な中空円
    筒形の像担持体本体と、 該像担持体本体の半径方向内側への変形を妨げないよう
    に像担持体本体の両端外周部を所定の摩擦力をもって包
    囲して支持する誘電性材料層を、その内周部に有する支
    持部材とから成る画像形成装置の像担持回転体であっ
    て、 導電性の材料からなる接地されたブラシを、前記像担持
    体本体の外周面に接するように前記支持部材の内周部に
    設け、または同ブラシを前記像担持体本体の内周面に接
    触させたことを特徴とする画像形成装置の像担持回転
    体。
JP9824190U 1990-09-19 1990-09-19 画像形成装置の像担持回転体 Expired - Lifetime JP2543658Y2 (ja)

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JPH0455044U JPH0455044U (ja) 1992-05-12
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JP2007292989A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Susumu Shoji 電子写真装置の画像形成用のローラを有する処理装置

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