JP2543616B2 - 過電圧保護装置 - Google Patents

過電圧保護装置

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JP2543616B2
JP2543616B2 JP2166726A JP16672690A JP2543616B2 JP 2543616 B2 JP2543616 B2 JP 2543616B2 JP 2166726 A JP2166726 A JP 2166726A JP 16672690 A JP16672690 A JP 16672690A JP 2543616 B2 JP2543616 B2 JP 2543616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【概要】 過電圧保護装置、特に複数の電源により外部負荷を駆
動する高信頼性電源システムに使用される過電圧保護装
置に関し、 過電圧発生時において外部負荷の正常動作を保証し、
かつ電圧マージン試験も行うことのできる過電圧保護装
置を提供することを目的とし、 複数組で外部負荷に電力供給する電源に設けられる過
電圧保護装置において、 出力安定部からの出力電圧をモニタし、外部負荷の動
作保証電圧上限以下の過電圧検出点において前記出力安
定部に出力停止信号を出力して前記出力安定部からの出
力を停止する過電圧検出部と、 外部負荷のマージン試験時に前記出力安定部に対して
動作保証電圧上限での出力を指令すると共に、前記過電
圧検出部の検出動作を停止する電圧マージン制御部とを
有して構成する。
【産業上の利用分野】
本発明は、過電圧保護装置に関し、特に複数の電源に
より外部負荷を駆動する高信頼性電源システムに使用さ
れる過電圧保護装置に関するものである。 近年、システムの信頼性を向上させる目的で、外部負
荷に対して複数の電源を出力突き合わせにて運転する高
信頼性電源システムが注目されている。
【従来の技術】
一般に情報処理機器に搭載される電源には、電源故障
時の出力の異常な上昇から外部負荷を守るために、設定
電圧値より出力電圧が上昇した場合に電力の出力を停止
する過電圧保護装置が設けられている。かかる過電圧保
護装置における出力停止電圧値は、外部負荷の動作保証
電圧上限値から外部負荷に使用している部品の最大定格
値までの間に設定されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の過電圧保護装置を有する電源を使用し
て高信頼性電源システムを構成すると、第3図に示すよ
うに、一方の電源2に過電圧が発生した場合(第3図に
おいて鎖線で示す)、外部負荷1には該電源2が断する
までの間、動作保証電圧VSを越えた電圧が供給され、そ
の後、他の電源2により電力が供給されて(第3図にお
いて実線で示す)通常運転が行われる。このため、信頼
性の低い動作保証電圧VSを越えた状態における外部負荷
1の応答結果、例えば演算結果等がその後の演算に引き
継がれ、全体として誤動作を引き起こしてしまうという
欠点を有するものであった。 かかる欠点を解消するために、過電圧保護装置の動作
点を動作保証電圧VS以下に設定することも考えられる
が、システム全体の動作信頼性を確認するために電源出
力を外部負荷1の動作保証電圧VS一杯に振って行われる
電圧マージン試験の際に過電圧保護装置が動作してしま
い、該試験が行えなくなるという問題を有するものであ
った。 本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであ
って、過電圧発生時において外部負荷の正常動作を保証
し、かつ電圧マージン試験も行うことのできる過電圧保
護装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、実施例に対応する第1図
に示すように、 複数組で外部負荷1に電力供給する電源2に設けられ
る過電圧保護装置において、 出力安定部3からの出力電圧をモニタし、外部負荷1
の動作保証電圧VS上限以下の過電圧検出点において前記
出力安定部3に出力停止信号SOを出力して前記出力安定
部3からの出力を停止する過電圧検出部4と、 外部負荷1のマージン試験時に前記出力安定部3に対
して動作保証電圧VS上限での出力を指令すると共に、前
記過電圧検出部4の検出動作を停止する電圧マージン制
御部5とを有してなる過電圧保護装置を提供することに
より達成される。
【作用】
上記構成に基づき、本発明が適用された電源2におい
て過電圧が発生した場合には、動作保証電圧VS上限以下
の電圧で出力が停止される。この結果、外部負荷1に
は、動作保証電圧VS以上の電圧が印加されることがな
く、過電圧状態での外部負荷1の応答結果に対する信頼
性が保証され、その後の他の電源2からの出力による運
転時に誤った結果が引き継がれることがなく、御動作が
防止される。 また、電圧マージン試験においては、過電圧検出部4
はモニタ動作を中止し、該試験の実施を可能にする。
【実施例】
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 第1図は本発明が適用された電源2を示すもので、3
は電源制御装置6の指示により起動される出力安定部、
1はCPU、外部記憶装置等の外部負荷、4は過電圧検出
部である。 過電圧検出部4は、出力安定部3からの出力電圧VOを
モニタし、設定値より出力電圧VOが高い場合には、出力
安定部3に対して出力停止信号SOを送出して外部負荷1
に対する電力供給を停止するように構成されている。複
数の電源2を出力突き合わせで並列運転する高信頼性電
源システムにおいて、いずれかの電源2から過電圧が外
部負荷1に供給された場合にも該外部負荷1が正常に応
答し、出力異常電源2からの電力供給が停止されて、正
常電源2のみによる運転による応答結果が誤動作となら
ないように、上記過電圧検出部4における過電圧検出点
は、動作保証電圧VS上限以下の電圧に設定されている。 第2図(a)は過電圧発生時の各電源2からの供給電
圧の変化を示すタイムチャートを示すもので、実線は正
常電源からの出力電圧、鎖線は異常電源からの出力電圧
を示しており、異常電源からの出力が過電圧検出点に達
すると、過電圧検出部4から出力安定部3に対して出力
停止信号が送出され、Δt時間後に出力が停止され、そ
の後、正常電源2のみにより外部負荷1の駆動がなされ
る。このとき、過電圧検出点は、外部負荷1の動作保証
電圧VS上限以下に設定されているために、外部負荷1
は、常に動作保証電圧VS範囲内で運転されることとな
り、運転中における外部負荷1の誤動作が防止されるこ
ととなる。 上記過電圧検出部4の動作を停止させて動作保証電圧
VS上限値における動作試験、すなわち電圧マージン試験
を可能とするために、電圧マージン制御部5が設けられ
ている。この電圧マージン制御部5は、電源制御装置6
からの電圧マージン制御信号SMに基づいて過電圧検出部
4に検出停止信号SSを送出するように構成されるととも
に、過電圧検出部4は、この検出停止信号SSにより出力
安定部3からの出力電圧VOのモニタ動作を停止するよう
に構成されている。 したがってこの実施例によれば、電圧マージン試験に
際して先ず、電源制御装置6からマージン試験信号が電
圧マージン制御部5に送出されると、電圧マージン制御
部5は、出力安定部3に対し出力電圧VOを動作保証電圧
VSの上限に設定するための制御信号を送出するととも
に、過電圧検出部4に対し、出力電圧VOのモニタ動作を
中止させる検出停止信号SSが出力される。この結果、第
2図(b)に示すように、出力安定部3からの出力電圧
VOは、通常状態における過電圧検出点を越えて動作保証
電圧VSの上限まで上昇し、この状態における外部負荷1
の運転がなされ、電圧マージン試験が行われる。この
後、電圧マージン試験が終了すると、電源制御装置6か
らのマージン試験信号の送出が停止され、出力安定部3
からの出力電圧VOは徐々に下降して通常の運転電圧に戻
る。 なお、上述した実施例においては、各部の制御は、連
続的に送出される制御信号の有無によりなされる場合を
示したが、この他に、マージン試験信号の開始時と終了
時においてパルス状の信号を送出し、該パルス信号によ
り例えばゲートを開閉させて制御する等、種々の制御信
号系を使用することができる。また、電圧マージン試験
終了時に電圧安定部からの出力電圧VOが正常電圧への移
行途中において過電圧検出点を通過するために、電源2
が断状態に移行してしまうのを防止する目的で、電圧マ
ージン制御部5が電圧マージン試験終了を認識した後、
過電圧検出部4に対して検出停止信号SSの解除指令を送
出するまでの間に所要の遅延動作をさせるように構成す
ることも可能である。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明による過電圧
保護装置によれば、過電圧発生後における外部負荷の御
動作を確実に防止することができる上に、電圧マージン
試験も通常通り実行することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、 第2図は本発明の動作を示す図、 第3図は従来例の動作を示す図である。 図において、 1は外部負荷、 2は電源、 3は出力安定部、 4は過電圧検出部、 5は電圧マージン制御部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数組で外部負荷(1)に電力供給する電
    源(2)に設けられる過電圧保護装置において、出力安
    定部(3)からの出力電圧をモニタし、外部負荷(1)
    の動作保証電圧(VS)上限以下の過電圧検出点において
    前記出力安定部(3)に出力停止信号(SO)を出力して
    前記出力安定部(3)からの出力を停止する過電圧検出
    部(4)と、 外部負荷(1)のマージン試験時に前記出力安定部
    (3)に対して動作保証電圧(VS)上限での出力を指令
    すると共に、前記過電圧検出部(4)の検出動作を停止
    する電圧マージン制御部(5)とを有してなる過電圧保
    護装置。
JP2166726A 1990-06-27 1990-06-27 過電圧保護装置 Expired - Lifetime JP2543616B2 (ja)

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