JP2020111882A - 電気錠コントローラ - Google Patents
電気錠コントローラ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020111882A JP2020111882A JP2019001176A JP2019001176A JP2020111882A JP 2020111882 A JP2020111882 A JP 2020111882A JP 2019001176 A JP2019001176 A JP 2019001176A JP 2019001176 A JP2019001176 A JP 2019001176A JP 2020111882 A JP2020111882 A JP 2020111882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- electric lock
- relay
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Relay Circuits (AREA)
Abstract
Description
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示す電気錠コントローラ1は、端子P1、P2を介して接続される電気錠2を制御する。電気錠2は、図示しない扉の施錠および解錠を電気的に行うものである。電気錠2は、セキュリティ用のものであり、例えば店舗や住宅などの防犯対策に用いられるセキュリティシステムに適用される。電気錠コントローラ1は、電源回路3、リレー4、制御部5、スイッチング素子6およびラッチ回路7を備えている。
電源回路3の具体的な構成としては、例えば図2に示すような構成を採用することができる。図2に示すように、電源回路3は、外部から入力ノードNiを介して与えられる入力電圧Vinを降圧するとともに安定化し、出力ノードNoを介して出力する降圧型のスイッチングレギュレータとして構成されている。出力ノードNoから出力される出力電圧Voの定常値は、例えば+24Vとなっている。
上記構成では、スイッチング素子6がオンされてコイル11に対する通電が行われることによりリレー4の接点10がオンされ、これにより、電気錠コントローラ1から電気錠2に対して動作用電源が供給される。このように電気錠2に対して動作用電源が供給されている状態において、電気錠コントローラ1と電気錠2とを接続するための配線など、動作用電源の給電経路に短絡故障(例えば配線ショートなど)が生じた際、上記構成では、次のようにして過電流保護が実現される。
本実施形態の電気錠コントローラ1によれば、従来技術のようにヒューズを用いることなく、給電経路に直列に介在する接点10を有するリレー4を利用して過電流保護を実現することができる。そのため、上記構成では、ヒューズを用いる構成に特有の課題(装置の小型化が困難、安全性の低下など)は存在せず、装置の小型化を図ることができるとともに安全性を向上することができる。
以下、第1実施形態に対し電源回路の具体的な構成などが変更された第2実施形態について図4を参照して説明する。
図4に示すように、本実施形態の電源回路31は、図2に示した第1実施形態の電源回路3に対し、抵抗26に代えて可変抵抗32を備えている点などが異なっている。可変抵抗32は、抵抗26と同様、センス抵抗である。この場合、可変抵抗32および電源制御部29により電圧低下部9が構成されている。
一般に、電気錠2には、様々な仕様のものが存在し、その仕様に応じて動作電流も異なっている。電気錠コントローラ1としては、このような様々な仕様の電気錠2のうち、どの仕様の電気錠2が接続される場合でも、正常に制御することができるようにしておく必要がある。このようなことから、電圧低下部9における閾値電流が固定値である場合、その値を、様々な仕様の電気錠2のうち最も動作電流の多い電気錠2に対応した比較的大きい電流値に設定しておく必要がある。しかし、このようにした場合、動作電流が比較的少ない電気錠2が接続されると、過電流保護の開始が適切なタイミングよりも遅れる可能性があり、安全性の向上という点において、改善の余地がある。
以下、第3実施形態について図5を参照して説明する。
図5に示す本実施形態の電気錠コントローラ41は、図1に示した第1実施形態の電気錠コントローラ1に対し、サーミスタ42が追加されている点が異なっている。サーミスタ42は、PTCサーミスタであり、その周囲温度が所定の閾値温度を超えると急激に抵抗値が上昇するものである。サーミスタ42は、スイッチング素子6によるコイル11への通電の経路に直列に挿入されている。具体的には、サーミスタ42は、スイッチング素子6のソースと電源線L1との間に接続されている。
本実施形態の電気錠コントローラ41では、短絡故障が生じて電源回路3(電源部8)の出力電流が上昇すると、電源回路3が備えるスイッチング素子23の温度が上昇する。そして、スイッチング素子23の温度が上昇して閾値温度以上になると、サーミスタ42の抵抗値が急激に上昇してコイル11への通電の経路が遮断される。
以下、第4実施形態について図6を参照して説明する。
図6に示す本実施形態の電気錠コントローラ51は、図5に示した第3実施形態の電気錠コントローラ41に対し、サーミスタ42の接続位置が変更されている点が異なっている。この場合も、サーミスタ42は、スイッチング素子6によるコイル11への通電の経路に直列に挿入されている。ただし、この場合、サーミスタ42は、スイッチング素子6のドレインとリレー4のコイル11との間に接続されている。
以下、第5実施形態について図7を参照して説明する。
図7に示す本実施形態の電気錠コントローラ61は、有電圧接点出力により制御する機器である電気錠2および図示しない例えば自動ドアなどの無電圧接点出力により制御する機器(以下、自動ドア等と称する)のうちいずれかを選択的に制御可能な構成となっている。この場合、自動ドア等は、電気錠2とは別の被制御機器に相当する。
本実施形態の電気錠コントローラ61の電気錠出力は、制御対象に応じて有電圧(電気錠2を制御対象とする場合)および無電圧(例えば自動ドアなどの電気錠2とは別の被制御機器を制御対象とする場合)のうちいずれかに切り替え可能な構成であり、制御用リレーに相当するリレー4に加え、制御対象とする機器を切り替えるための設定用リレーに相当するリレー62を備えている。上記構成では、電源部8から電気錠2へと至る給電経路に直列に介在する接点としては、リレー4の接点10だけでなく、リレー62の接点67、68も存在する。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で任意に変形、組み合わせ、あるいは拡張することができる。
上記実施形態で示した数値などは例示であり、それに限定されるものではない。
本発明は、セキュリティ用の電気錠2を制御する電気錠コントローラに限らず、電気錠を制御する電気錠コントローラ全般に適用することができる。
Claims (7)
- 扉の施解錠を電気的に行う電気錠を制御する電気錠コントローラであって、
前記電気錠の動作用電源を生成する電源部と、
前記電源部から前記電気錠へと至る給電経路に直列に介在する常開型の制御用接点および通電されることにより前記制御用接点を閉じる制御用コイルを有する制御用リレーと、
前記電源部の出力電圧または前記出力電圧と同様に変化する電圧を用いて前記制御用コイルに通電するリレー駆動部と、
前記リレー駆動部の動作を制御する駆動制御部と、
前記電源部の出力電流が定常電流よりも高い所定の閾値電流に達すると前記電源部の出力電圧を前記制御用リレーの接点保持電圧より低い電圧に向けて低下させる電圧低下部と、
前記制御用コイルに通電される電圧を検出し、その検出電圧が前記制御用リレーの接点保持電圧より低い所定の下限電圧未満になると、前記駆動制御部による制御に関係なく、前記リレー駆動部による通電を強制的に停止する強制停止部と、
を備える電気錠コントローラ。 - 制御対象に応じて出力を有電圧および無電圧のうちいずれかに切り替え可能な構成であり、
さらに、前記電源部から前記電気錠へと至る給電経路に直列に介在するとともに前記出力を切り替えるための常開型の設定用接点および通電されることにより前記設定用接点を閉じる設定用コイルを有する設定用リレーを備え、
前記リレー駆動部は、前記電源部の出力電圧または前記出力電圧と同様に変化する電圧を用いて前記設定用コイルに通電し、
前記強制停止部は、前記設定用コイルに通電される電圧を検出し、その検出電圧が前記設定用リレーの接点保持電圧より低い所定の下限電圧未満になると、前記駆動制御部による制御に関係なく、前記リレー駆動部による通電を強制的に停止する請求項1に記載の電気錠コントローラ。 - さらに、前記制御用コイルに通電される電圧に対して前記設定用コイルに通電される電圧が低くなるように調整する電圧調整部を備える請求項2に記載の電気錠コントローラ。
- 前記制御用リレーの接点保持電圧に対して前記設定用リレーの接点保持電圧が高く設定されている請求項2または3に記載の電気錠コントローラ。
- さらに、前記強制停止部により前記通電が強制的に停止されると前記電源部の出力電流が過大となる過電流異常が生じたことを外部に報知する報知部を備える請求項1から4のいずれか一項に記載の電気錠コントローラ。
- 前記電圧低下部は、前記閾値電流を任意の値に調整することが可能な構成となっている請求項1から5のいずれか一項に記載の電気錠コントローラ。
- 前記電源部は、前記動作用電源を生成するためにスイッチング動作を行うスイッチング素子を備え、
さらに、前記スイッチング素子の温度が所定の閾値温度以上になると、前記リレー駆動部による通電の経路を遮断する通電遮断部を備える請求項1から6のいずれか一項に記載の電気錠コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001176A JP7124717B2 (ja) | 2019-01-08 | 2019-01-08 | 電気錠コントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019001176A JP7124717B2 (ja) | 2019-01-08 | 2019-01-08 | 電気錠コントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020111882A true JP2020111882A (ja) | 2020-07-27 |
JP7124717B2 JP7124717B2 (ja) | 2022-08-24 |
Family
ID=71665862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019001176A Active JP7124717B2 (ja) | 2019-01-08 | 2019-01-08 | 電気錠コントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7124717B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022131005A1 (ja) * | 2020-12-17 | 2022-06-23 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リレー装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4997736U (ja) * | 1972-12-16 | 1974-08-22 | ||
JPS5146249U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-05 | ||
JPH0670463A (ja) * | 1992-08-17 | 1994-03-11 | Fujitsu Ltd | 電源装置 |
JPH06225438A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-12 | Hitachi Ltd | 負荷短絡保護回路 |
JP2010110063A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電圧制御回路および電気錠装置 |
JP2016000910A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気錠の制御装置及び電気錠システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SG103353A1 (en) | 2001-08-08 | 2004-04-29 | Oji Paper Co | Base board for electronic chip-container board and container board using same |
JP4997736B2 (ja) | 2005-10-11 | 2012-08-08 | 日本精工株式会社 | 磁気エンコーダ付軸受装置 |
JP6225438B2 (ja) | 2013-03-14 | 2017-11-08 | Dic株式会社 | 重合体の製造方法 |
-
2019
- 2019-01-08 JP JP2019001176A patent/JP7124717B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4997736U (ja) * | 1972-12-16 | 1974-08-22 | ||
JPS5146249U (ja) * | 1974-10-03 | 1976-04-05 | ||
JPH0670463A (ja) * | 1992-08-17 | 1994-03-11 | Fujitsu Ltd | 電源装置 |
JPH06225438A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-12 | Hitachi Ltd | 負荷短絡保護回路 |
JP2010110063A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電圧制御回路および電気錠装置 |
JP2016000910A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電気錠の制御装置及び電気錠システム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022131005A1 (ja) * | 2020-12-17 | 2022-06-23 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リレー装置 |
JP2022096390A (ja) * | 2020-12-17 | 2022-06-29 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リレー装置 |
JP7230900B2 (ja) | 2020-12-17 | 2023-03-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リレー装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7124717B2 (ja) | 2022-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101773314B1 (ko) | 전원 전압 감시 기능을 갖는 전자 제어 장치 및 그것을 구비한 차량 스티어링 제어 장치 | |
JP2005160169A (ja) | バッテリ保護回路 | |
JP6748935B2 (ja) | 電流センス付き半導体スイッチの保護回路 | |
JP6254029B2 (ja) | 駆動制御装置及び故障検知方法 | |
JP2020111882A (ja) | 電気錠コントローラ | |
JP6201410B2 (ja) | 電源回路 | |
JP2008228415A (ja) | モータ駆動装置 | |
KR102376575B1 (ko) | 브레이크 구동 제어 회로와 그 고장 검출 방법 | |
US10978987B2 (en) | Motor drive device | |
JP6712899B2 (ja) | 電源制御装置 | |
JP2006211854A (ja) | 直流電源装置 | |
JP2010220415A (ja) | 直流電源装置 | |
JP2014060581A (ja) | 負荷駆動回路 | |
JP6955951B2 (ja) | 放電装置 | |
JP5568046B2 (ja) | 空気調和機 | |
EP3503394B1 (en) | Discharge circuit for capacitor | |
JP2007006663A (ja) | 電源保護回路 | |
JP3833747B2 (ja) | 節電装置 | |
JP6759441B2 (ja) | 物理的な開路接点構造を有する電子サーキットブレーカならびに禁止機能によるフェイルセーフ保護 | |
CN109088543B (zh) | 具有电源电路及负载的保护电路的单元 | |
JP5157091B2 (ja) | 半導体保護回路装置 | |
JP3855894B2 (ja) | 電源保護回路 | |
JP2008148104A (ja) | パワー半導体装置 | |
WO2020194623A1 (ja) | モータ駆動制御装置 | |
EP1596266A1 (en) | Voltage regulator circuit with a safety detector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7124717 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |